JPH0674979A - 光式電流センサ - Google Patents

光式電流センサ

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Publication number
JPH0674979A
JPH0674979A JP4225946A JP22594692A JPH0674979A JP H0674979 A JPH0674979 A JP H0674979A JP 4225946 A JP4225946 A JP 4225946A JP 22594692 A JP22594692 A JP 22594692A JP H0674979 A JPH0674979 A JP H0674979A
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JP
Japan
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optical fiber
optical
magneto
light
analyzer
Prior art date
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Pending
Application number
JP4225946A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kumegawa
宏 久米川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化を達成することができるとともに、取
り扱い,持ち運びを容易とすることができる光式電流セ
ンサを提供する。 【構成】 シングルモード光ファイバからなる光源側光
ファイバ1の一端面に偏光子2の一面を貼り合わせ、こ
の偏光子2の他面にRIG結晶等からなる磁気光学結晶
3の一面を貼り合わせ、この磁気光学結晶3の他面に検
光子4の一面を貼り合わせ、この検光子4の他面にシン
グルモード光ファイバからなる受光部側光ファイバ5の
一端面を貼り合わせている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、送電線等の電路に流
れる電流を磁気光学効果(ファラディ効果)を利用して
検出する光式電流センサに関するものである。この光式
電流センサは、無誘導性,絶縁性,広帯域性に優れてお
り、送電線の電流検出用に好ましいものである。
【0002】
【従来の技術】図16(a)に光式電流センサの従来例
の平面図を示し、同図(b)に光式電流センサの従来例
の側面図を示す。図16(a),(b)において、51
は空洞部51aを有するハウジング、52は光源側光フ
ァイバ、53はコリメータ、54は偏光子、55は全反
射プリズム、56はファラディ素子、57は偏光子54
に対して偏波面が45度回転した状態に配設された検光
子、58は全反射プリズム、59はコリメータ、60は
受光部側光ファイバ、61はハウジング51の開口を塞
ぐ蓋体、62は蓋体61をハウジング51に固定するね
じである。
【0003】この光式電流センサは、光源側光ファイバ
52を通して送られたレーザー光源(図示せず)等から
の光は、コリメータ53を通った後、偏光子54で直線
偏光され、全反射プリズム55で反射されてファラディ
素子56に入射する。ファラディ素子56に入射した光
は、ファラディ素子56を通過中にファラディ素子56
に加わる外部磁界強度に比例した角度だけ偏波面が回転
した状態で出射して検光子57を通り、全反射プリズム
58で反射された後、コリメータ53を通って受光部側
光ファイバ60に入射し、受光部側光ファイバ60を通
って受光素子(図示せず)へ達する。この際、ファラデ
ィ素子56を通過中の偏波面の回転角度の変化が検光子
57を出射して受光部側光ファイバ60の一端面に入射
する光の光量変化に変換されることになる。
【0004】したがって、光式電流センサを送電線等の
電路に近接した状態に配設するとともに、受光部側光フ
ァイバ60の他端面から出射した光を受光素子で受けて
電気信号に変換することにより、電路の電流の変化を電
気信号の変化として検出することができる。光式電流セ
ンサは、具体的には図17に示すような状態で使用され
る。図17において、71は送電線等の電路、72は送
電線等の電路を包囲するように装着されたギャップ付鉄
心、73はギャップ付鉄心72のギャップの部分に嵌め
込まれた光式電流センサである。光式電流センサ73
は、幅が略30mm程度あり、ギャップ付鉄心のギャップ
長も30mm程度となる。
【0005】ここで、光式電流センサが電流検出を行う
ことができる原理について、図18を参照しながら詳し
く説明する。図18において、入射光82は、最初はラ
ンダムな状態にあり、これが偏光子83を通過すること
によって、直線偏光84となる。この直線偏光84は、
外部磁界Hに置かれた厚さLの磁気光学結晶85を通過
するとき、磁界Hと厚さLに比例した角度θ1 だけ偏波
面が回転した直線偏光86となる。
【0006】上記の角度θ1 (°)は、ヴェルデ定数を
V(°/cm・Oe)、外部磁界強度をH(Oe)、磁気光学
結晶の厚さをL(cm)としたときに、 θ1 =V・H・L で表される。この磁気光学結晶85を通過した直線偏光
86は、偏光子83に対して偏波面の角度が45度傾い
た検光子87を通過して出射光88となる。この出射光
88の強度は、回転角θ1 に比例する。
【0007】上記の磁気光学結晶85としては、例えば
小型で高感度で、数十〜数百MHzまで応答可能なRIG
(希土類鉄ガーネット結晶)またはYIG(イットリウ
ム鉄ガーネット結晶)等が選定される。なお、矢符81
は光の入射を示し、矢符89は光の出射を示す。光式電
流センサの他の例として、ファイバセンサがある。この
ファイバセンサは、シングルモード型の光ファイバ中を
通る光の偏波面が磁界によって回転し、その回転角が磁
界強度に比例する現象を利用して、シングルモード型の
光ファイバ自体を光式電流センサとして使用するもので
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような図16の
光式電流センサは、ハウジング51の空洞51a内にコ
リメータ53,偏光子54,全反射プリズム55,ファ
ラディ素子56,検光子57,全反射プリズム58およ
びコリメータ59等を収容した構成であり、コリメータ
53,偏光子54,全反射プリズム55,ファラディ素
子56,検光子57,全反射プリズム58およびコリメ
ータ59等の外形寸法が大きく、光源側光ファイバ52
の出射面から受光部側光ファイバ60の入射面までの距
離が長いので、光源側光ファイバ52から出射して受光
部側光ファイバ60に入射するまでの光の拡がりを抑え
るためにコリメータ53,59が必要であり、また光源
側光ファイバ52から出射して受光部側光ファイバ60
に入射するまでの光路を折り返すために全反射プリズム
55,58が必要であり、全体として大型化し、取り扱
い,持ち運びが容易でないという問題があった。
【0009】また、ファイバセンサは、大型化,取り扱
い,持ち運びが困難等という問題はないが、磁界強度変
化に対する偏波面の回転角度変化が少なく、感度が低い
という問題があった。したがって、この発明の目的は、
高感度でかつ、小型化を達成することができるととも
に、取り扱い,持ち運びを容易とすることができる光式
電流センサを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の光式電流
センサは、光源側光ファイバの一端面に偏光子の一面を
貼り合わせ、この偏光子の他面に磁気光学結晶の一面を
貼り合わせ、この磁気光学結晶の他面に検光子の一面を
貼り合わせ、この検光子の他面に受光部側光ファイバの
一端面を貼り合わせている。
【0011】請求項2記載の光式電流センサは、一面を
光源側とする偏光子の他面にシングルモード型または偏
波面保存型の中間光ファイバの一端面を貼り合わせ、こ
の中間光ファイバの他端面に磁気光学結晶の一面を貼り
合わせ、この磁気光学結晶の他面に検光子の一面を貼り
合わせ、この検光子の他面に受光部側光ファイバの一端
面を貼り合わせている。
【0012】請求項3記載の光式電流センサは、光源側
光ファイバの一端面に偏光子の一面を貼り合わせ、この
偏光子の他面に磁気光学結晶の一面を貼り合わせ、この
磁気光学結晶の他面にシングルモード型または偏波面保
存型の中間光ファイバの一端面を貼り合わせ、この中間
光ファイバの他端面に検光子の一面を貼り合わせ、この
検光子の他面を受光部側としている。
【0013】請求項4記載の光式電流センサは、一面を
光源側とする偏光子の他面にシングルモード型または偏
波面保存型の第1の中間光ファイバの一端面を貼り合わ
せ、この第1の中間光ファイバの他端面に磁気光学結晶
の一面を貼り合わせ、この磁気光学結晶の他面にシング
ルモード型または偏波面保存型の第2の中間光ファイバ
の一端面を貼り合わせ、この第2の中間光ファイバの他
端面に検光子の一面を貼り合わせ、この検光子の他面を
受光部側としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の構成によれば、光源側光ファイ
バの他端面から入射した光は、光源側光ファイバの一端
面から出射して偏光子を通過することによって直線偏光
される。偏光子を出た直線偏光は磁気光学結晶に入射
し、磁気光学結晶を通過中に偏波面が磁気光学結晶に加
わる磁界強度に比例した角度だけ回転した後磁気光学結
晶から出射して検光子を通過する。検光子を出た光は受
光部側光ファイバの一端面から入射し、受光部側光ファ
イバの他端面から出射する。この際、磁気光学結晶を通
過中の偏波面の回転角度の変化が検光子を出射して受光
部側光ファイバの一端面に入射する光の光量変化に変換
されることになる。したがって、磁気光学結晶を送電線
等の電路に近接した状態に配設するとともに、受光部側
光ファイバの他端面から出射した光を受光素子で受けて
電気信号に変換することにより、電路の電流の変化を電
気信号の変化として検出することができる。
【0015】請求項2記載の構成によれば、光は偏光子
を通過することによって直線偏光される。偏光子を出た
直線偏光は、シングルモード型または偏波面保存型の中
間光ファイバを位相または偏波面が保存された状態で通
過した後、磁気光学結晶に入射し、磁気光学結晶を通過
中に偏波面が磁気光学結晶に加わる磁界強度に比例した
角度だけ回転した後磁気光学結晶から出射して検光子を
通過する。検光子を出た光は受光部側光ファイバの一端
面から入射し、受光部側光ファイバの他端面から出射す
る。この際、磁気光学結晶を通過中の偏波面の回転角度
の変化が検光子を出射して受光部側光ファイバの一端面
に入射する光の光量変化に変換されることになる。した
がって、磁気光学結晶を送電線等の電路に近接した状態
に配設するとともに、受光部側光ファイバの他端面から
出射した光を受光素子で受けて電気信号に変換すること
により、電路の電流の変化を電気信号の変化として検出
することができる。
【0016】請求項3記載の構成によれば、光源側光フ
ァイバの他端面から入射した光は、光源側光ファイバの
一端面から出射して偏光子を通過することによって直線
偏光される。偏光子を出た直線偏光は磁気光学結晶に入
射し、磁気光学結晶を通過中に偏波面が磁気光学結晶に
加わる磁界強度に比例した角度だけ回転した後磁気光学
結晶から出射してシングルモード型または偏波面保存型
の中間光ファイバを位相または偏波面が保存された状態
で通過した後、検光子を通過する。この際、磁気光学結
晶を通過中の偏波面の回転角度の変化が検光子を出射す
る光の光量変化に変換されることになる。したがって、
磁気光学結晶を送電線等の電路に近接した状態に配設す
るとともに、検光子から出射した光を受光素子で受けて
電気信号に変換することにより、電路の電流の変化を電
気信号の変化として検出することができる。
【0017】請求項4記載の構成によれば、光は偏光子
を通過することによって直線偏光される。偏光子を出た
直線偏光は、シングルモード型または偏波面保存型の第
1の中間光ファイバを位相または偏波面が保存された状
態で通過した後、磁気光学結晶に入射し、磁気光学結晶
を通過中に偏波面が磁気光学結晶に加わる磁界強度に比
例した角度だけ回転した後磁気光学結晶から出射してシ
ングルモード型または偏波面保存型の第2の中間光ファ
イバを位相または偏波面が保存された状態で通過した
後、検光子を通過する。この際、磁気光学結晶を通過中
の偏波面の回転角度の変化が検光子を出射する光の光量
変化に変換されることになる。したがって、磁気光学結
晶を送電線等の電路に近接した状態に配設するととも
に、検光子から出射した光を受光素子で受けて電気信号
に変換することにより、電路の電流の変化を電気信号の
変化として検出することができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら説明する。 〔第1の実施例〕図1にこの発明の第1の実施例の光式
電流センサの平面図を示す。この光式電流センサは、マ
ルチモード光ファイバからなる光源側光ファイバ1の一
端面に偏光子2の一面を貼り合わせ、この偏光子2の他
面にRIG結晶等からなる磁気光学結晶3の一面を貼り
合わせ、この磁気光学結晶3の他面に検光子4の一面を
貼り合わせ、この検光子4の他面にマルチモード光ファ
イバからなる受光部側光ファイバ5の一端面を貼り合わ
せている。上記のマルチモード光ファイバは、コアの直
径が50〜100μm程度である。
【0019】以上の構成によれば、光源側光ファイバ1
の他端面から入射した光は、光源側光ファイバ1の一端
面から出射して偏光子2を通過することによって直線偏
光される。偏光子2を出た直線偏光は磁気光学結晶3に
入射し、磁気光学結晶3を通過中に偏波面が磁気光学結
晶3に加わる磁界強度に比例した角度だけ回転した後磁
気光学結晶3から出射して検光子4を通過する。
【0020】検光子4を出た光は受光部側光ファイバ5
の一端面から入射し、受光部側光ファイバ5の他端面か
ら出射する。この際、磁気光学結晶3を通過中の偏波面
の回転角度の変化が検光子4を出射して受光部側光ファ
イバ4の一端面に入射する光の光量変化に変換されるこ
とになる。したがって、磁気光学結晶3を送電線等の電
路に近接した状態に配設するとともに、受光部側光ファ
イバ5の他端面から出射した光を受光素子で受けて電気
信号に変換することにより、電路の電流の変化を電気信
号の変化として検出することができる。
【0021】この実施例の光式電流センサは、具体的に
は例えば図2に示すような状態で使用される。図2にお
いて、11は送電線等の電路である。12は送電線等の
電路を包囲するように装着されるリング状鉄心で、中心
軸と直交する直線状の貫通孔12aを有している。13
は鉄心12の貫通孔12aに挿通された光式電流センサ
における偏光子,磁気光学結晶および検光子の一体化部
分を示し、14および15は光式電流センサにおいて偏
光子,磁気光学結晶および検光子の一体化部分13から
その両側に延びた光源側光ファイバおよび受光部側光フ
ァイバである。
【0022】この光式電流センサは、鉄心12の貫通孔
12aの入口付近に偏光子,磁気光学結晶および検光子
の一体化部分13を配置してあり、貫通孔12a中の磁
界強度に応じて偏波面を回転させる。図3は図2の要部
の拡大図であり、偏光子,磁気光学結晶および検光子の
一体化部分13を通る磁束φを示している。
【0023】また、この実施例の光式電流センサは、図
4に示すような状態で使用されることもある。つまり、
この光式電流センサは、鉄心12の貫通孔12aの真ん
中付近に偏光子,磁気光学結晶および検光子の一体化部
分13を配置してあり、貫通孔12a中の磁界強度に応
じて偏波面を回転させる。その他は図2と同様である。
【0024】図5は図4の要部の拡大図であり、偏光
子,磁気光学結晶および検光子の一体化部分13を通る
磁束φを示している。さらに、この実施例の光式電流セ
ンサは、図6に示すような状態で使用されることもあ
る。つまり、この光式電流センサは、ギャップ長が数百
μm程度のギャップ12bを設けるとともに、このギャ
ップ12bと交差するように貫通孔12aを設けた鉄心
12を用い、鉄心12の貫通孔12aの真ん中付近、す
なわち、ギャップ12bの部分に偏光子,磁気光学結晶
および検光子の一体化部分13を配置してあり、貫通孔
12a中の磁界強度に応じて偏波面を回転させる。その
他は図2と同様である。
【0025】図7は図6の要部の拡大図であり、偏光
子,磁気光学結晶および検光子の一体化部分13を通る
磁束φを示している。上記のように、鉄心12にキャッ
プ12bを設け、このギャップ12bの位置に偏光子,
磁気光学結晶および検光子の一体化部分13を配置する
と、この一体化部分13を通る磁束が多くなり、同じ電
流が電路11に流れた場合において、図4の場合に比べ
て磁束密度が高くなって、偏波面の回転角度が大きくな
る。言い換えれば、電流の検出感度が高くなり、コア1
2を小さくすることが可能となり、小型化を図ることが
できる。
【0026】また、この実施例の光式電流センサは、図
8に示すような状態で使用されることもある。つまり、
この光式電流センサは、鉄心を使用せず、送電線等の電
路11に1回直接巻き付けたものである。この場合、偏
光子,磁気光学結晶および検光子の一体化部分13を電
路11の中心軸に対して角度θ2 をなすように巻き付け
ると、電路11に電流Iが流れることによって磁束Φが
生じたときに、偏光子,磁気光学結晶および検光子の一
体化部分13と平行な磁束成分φは、 φ=Φsin θ2 で表され、例えばθ2 が45°の場合、 φ=Φsin 45° となる。なお、巻き付けの際、角度θ2 は90°に近い
方がよい。
【0027】この光式電流センサによれば、偏光子2,
磁気光学結晶3および検光子4を積層した状態に貼り合
わせ、偏光子2,磁気光学結晶3および検光子4を光源
側光ファイバ1および受光部側光ファイバ5で挟んだ状
態に貼り合わせて全体を一体化した構造であるので、光
源側光ファイバ1の出射面から受光部側光ファイバ5の
入射面までの間隔を短くすることができる。
【0028】したがって、光源側光ファイバ1の出射面
から受光部側光ファイバ5の入射面までにおける光の拡
がりはほとんど問題とならない程度に抑えることができ
るとともに、光源側光ファイバ1の出射面から受光部側
光ファイバ5の入射面までの光路を折り曲げて小型化す
ることも不要となる。この結果、光源側光ファイバ1を
出射した光の拡がりや受光部側光ファイバ5へ入射させ
る光の絞り込みや光路の変更のための構成であるコリメ
ータや全反射プリズムを不要にできるともに、偏光子
2,磁気光学結晶3および検光子4自体も光源側光ファ
イバ1および受光部側光ファイバ5の外形寸法と同程度
の大きさにすることができ、さらに偏光子2,磁気光学
結晶3および検光子4等を固定するハウジングも不要と
なり、小型化を達成することができるとともに、取り扱
い,持ち運びが容易でなる。
【0029】また、光ファイバ自体の偏波面の回転を利
用して磁界を検出するのではなく、磁気光学結晶3を別
に設け、この磁気光学結晶によって磁界を検出するの
で、検出感度を高くすることができる。なお、上記実施
例では、光源側光ファイバ1および受光部側光ファイバ
5として、マルチモード型光ファイバを使用したが、こ
れに代えて、シングルモード型光ファイバを用いてもよ
く、また偏波面保存型光ファイバを用いてもよい。シン
グルモード型光ファイバは、コアの直径が4〜5μm程
度であり、偏波面保存型光ファイバも、コアの直径が4
〜5μmである。
【0030】〔第2の実施例〕図9にこの発明の第2の
実施例の光式電流センサの平面図を示す。この光式電流
センサは、マルチモード光ファイバからなる光源側光フ
ァイバ1の一端面に偏光子2の一面を貼り合わせ、この
偏光子2の他面にシングルモード型光ファイバからなる
中間光ファイバ6の一端面を貼り合わせ、この中間光フ
ァイバ6の他端面にRIG結晶等の磁気光学結晶3の一
面を貼り合わせ、この磁気光学結晶3の他面に検光子4
の一面を貼り合わせ、この検光子4の他面にマルチモー
ド光ファイバからなる受光部側光ファイバ5の一端面を
貼り合わせている。
【0031】以上の構成によれば、光源側光ファイバ1
の他端面から入射した光は、光源側光ファイバ1の一端
面から出射して偏光子2を通過することによって直線偏
光される。偏光子2を出た直線偏光は、シングルモード
型光ファイバからなる中間光ファイバ6を位相が保存さ
れた状態で通過した後、磁気光学結晶3に入射し、磁気
光学結晶3を通過中に偏波面が磁気光学結晶3に加わる
磁界強度に比例した角度だけ回転した後磁気光学結晶3
から出射して検光子4を通過する。検光子4を出た光は
受光部側光ファイバ5の一端面から入射し、受光部側光
ファイバ5の他端面から出射する。
【0032】この際、磁気光学結晶3を通過中の偏波面
の回転角度の変化が検光子4を出射して受光部側光ファ
イバ5の一端面に入射する光の光量変化に変換されるこ
とになる。したがって、磁気光学結晶3を送電線等の電
路に近接した状態に配設するとともに、受光部側光ファ
イバ5の他端面から出射した光を受光素子で受けて電気
信号に変換することにより、電路の電流の変化を電気信
号の変化として検出することができる。
【0033】この光式電流センサは、磁気光学結晶3お
よび検光子4の一体化部分を前記実施例における偏光
子,磁気光学結晶および検光子の一体化部分13と同じ
ように配置して使用する。この実施例の光式電流センサ
によれば、偏光子2を光源側光ファイバ1および中間光
ファイバ6で挟んだ状態に貼り合わせ、磁気光学結晶3
および検光子4を積層した状態に貼り合わせ、磁気光学
結晶3および検光子4を中間光ファイバ6および受光部
側光ファイバ5で挟んだ状態に貼り合わせて全体を一体
化した構造であるので、第1の実施例の光式電流センサ
と同様の効果がある。
【0034】なお、上記実施例では、光源側に光源側光
ファイバ1を使用したが、これに代えて、直接発光素子
(LED等)に接続してもよい。また、中間光ファイバ
6として、シングルモード型光ファイバを使用したが、
これに代えて、偏波面保存型光ファイバを用いてもよ
い。 〔第3の実施例〕図10にこの発明の第3の実施例の光
式電流センサの平面図を示す。この光式電流センサは、
マルチモード光ファイバからなる光源側光ファイバ1の
一端面に偏光子2の一面を貼り合わせ、この偏光子2の
他面にRIG結晶等の磁気光学結晶3の一面を貼り合わ
せ、この磁気光学結晶3の他面にシングルモード型光フ
ァイバからなる中間光ファイバ7の一端面を貼り合わ
せ、この中間光ファイバ7の他端面に検光子4の一面を
貼り合わせ、この検光子4の他面にマルチモード光ファ
イバからなる受光部側光ファイバ5の一端面を貼り合わ
せている。
【0035】以上の構成によれば、光源側光ファイバ1
の他端面から入射した光は、光源側光ファイバ1の一端
面から出射して偏光子2を通過することによって直線偏
光される。偏光子2を出た直線偏光は、磁気光学結晶3
に入射し、磁気光学結晶3を通過中に偏波面が磁気光学
結晶3に加わる磁界強度に比例した角度だけ回転した後
磁気光学結晶3から出射して中間光ファイバ7を位相が
保存された状態で通過した後、検光子4を通過する。検
光子4を出た光は受光部側光ファイバ5の一端面から入
射し、受光部側光ファイバ5の他端面から出射する。
【0036】この際、磁気光学結晶3を通過中の偏波面
の回転角度の変化が検光子4を出射して受光部側光ファ
イバ5の一端面に入射する光の光量変化に変換されるこ
とになる。したがって、磁気光学結晶3を送電線等の電
路に近接した状態に配設するとともに、受光部側光ファ
イバ5の他端面から出射した光を受光素子で受けて電気
信号に変換することにより、電路の電流の変化を電気信
号の変化として検出することができる。
【0037】この光式電流センサは、偏光子2および磁
気光学結晶3の一体化部分を前記第1の実施例における
偏光子,磁気光学結晶および検光子の一体化部分13と
同じように配置して使用する。この実施例の光式電流セ
ンサによれば、偏光子2および磁気光学結晶3を積層し
た状態に貼り合わせ、偏光子2および磁気光学結晶3を
光源側光ファイバ1およびシングルモード型の中間光フ
ァイバ7で挟んだ状態に貼り合わせ、検光子4を中間光
ファイバ7および受光部側光ファイバ5で挟んだ状態に
貼り合わせて全体を一体化した構造であるので、第1の
実施例の光式電流センサと同様の効果がある。
【0038】なお、上記実施例では、受光部側に受光部
側光ファイバ5を使用したが、これに代えて、直接受光
素子(ホトダイオード等)に接続してもよい。また、中
間光ファイバ7として、シングルモード型光ファイバを
使用したが、これに代えて、偏波面保存型光ファイバを
用いてもよい。 〔第4の実施例〕図11にこの発明の第4の実施例の光
式電流センサの平面図を示す。この光式電流センサは、
マルチモード型光ファイバからなる光源側光ファイバ8
の一端面に偏光子2の一面を貼り合わせ、この偏光子2
の他面にシングルモード型光ファイバからなる第1の中
間光ファイバ6の一端面を貼り合わせ、この第1の中間
光ファイバ6の他端面にRIG結晶等からなる磁気光学
結晶3の一面を貼り合わせ、この磁気光学結晶3の他面
にシングルモード型光ファイバからなる第2の中間光フ
ァイバ7の一端面を貼り合わせ、この第2の中間光ファ
イバ7の他端面に検光子4の一面を貼り合わせ、この検
光子4の他面にマルチモード型光ファイバからなる受光
部側光ファイバ9の一端面を貼り合わせている。
【0039】以上の構成によれば、光源側光ファイバ8
の他端面から入射した光は、光源側光ファイバ8の一端
面から出射して偏光子2を通過することによって直線偏
光される。偏光子2を出た直線偏光は、シングルモード
型光ファイバからなる第1の中間光ファイバ6を位相が
保存された状態で通過した後、磁気光学結晶3に入射
し、磁気光学結晶3を通過中に偏波面が磁気光学結晶3
に加わる磁界強度に比例した角度だけ回転した後磁気光
学結晶3から出射してシングルモード型光ファイバから
なる第2の中間光ファイバ7を位相が保存された状態で
通過した後、検光子4を通過する。検光子4を出た光
は、受光部側光ファイバ9の一端面から入射し、受光部
側光ファイバ9の他端面から出射する。
【0040】この際、磁気光学結晶3を通過中の偏波面
の回転角度の変化が第2の中間光ファイバ7を通して検
光子4を出射し受光部側光ファイバ9の一端面に入射す
る光の光量変化に変換されることになる。したがって、
磁気光学結晶3を送電線等の電路に近接した状態に配設
するとともに、受光部側光ファイバ9の他端面から出射
した光を受光素子で受けて電気信号に変換することによ
り、電路の電流の変化を電気信号の変化として検出する
ことができる。
【0041】この光式電流センサは、磁気光学結晶3を
第1の実施例における偏光子,磁気光学結晶および検光
子の一体化部分13と同じように配置して使用する。こ
の実施例の光式電流センサによれば、偏光子2を光源側
光ファイバ8およびシングルモード型光ファイバからな
る第1の中間光ファイバ6で挟んだ状態に貼り合わせ、
磁気光学結晶3をシングルモード型光ファイバからなる
第1および第2の中間光ファイバ6,7で挟んだ状態に
貼り合わせ、検光子4を第2の中間光ファイバ7および
受光部側光ファイバ9で挟んだ状態に貼り合わせて全体
を一体化した構造であるので、第1の実施例の光式電流
センサと同様の効果がある。
【0042】なお、上記実施例では、光源側および受光
部側とも、光ファイバ8,9を使用したが、これに代え
て、光源側は発光素子(発光ダイオード等)に、受光部
側は受光素子(ホトダイオード等)に、それぞれ直接接
続してもよい。また、中間光ファイバ6,7として、シ
ングルモード型光ファイバを使用したが、これに代え
て、偏波面保存型光ファイバを用いてもよい。
【0043】なお、以上の各実施例においては、光源側
光ファイバと受光部側光ファイバとは同一のコア径のも
のを使用している。 〔第5の実施例〕図12にこの発明の第5の実施例の光
式電流センサの平面図を示す。この光式電流センサは、
マルチモード光ファイバからなる光源側光ファイバ21
の一端面に偏光子22の一面を貼り合わせ、この偏光子
22の他面にRIG結晶等からなる磁気光学結晶23の
一面を貼り合わせ、この磁気光学結晶23の他面に検光
子24の一面を貼り合わせ、この検光子24の他面にマ
ルチモード光ファイバからなる受光部側光ファイバ25
の一端面を貼り合わせている。
【0044】この実施例では、光源側光ファイバ21と
してコア径が例えば50μmのものを使用し、受光部側
光ファイバ25としてコア径が例えば100μmのもの
を使用している。このように、受光部側光ファイバ25
のコア径を光源側光ファイバ21のコア径より大きく設
定すると、光源側光ファイバ21から出た光が偏光子2
2,磁気光学結晶23および検光子24を通るときに、
多少の拡がりがあっても、その光をほとんど洩らさずに
受光部側光ファイバ25へ導くことができ、光の拡がり
によるロスを少なくすることができ、感度を良くするこ
とができる。
【0045】その他の構成、作用効果は図1の実施例と
同様である。 〔第6の実施例〕図13にこの発明の第6の実施例の光
式電流センサの平面図を示す。この光式電流センサは、
マルチモード光ファイバからなる光源側光ファイバ31
の一端面に偏光子32の一面を貼り合わせ、この偏光子
32の他面にシングルモード型光ファイバからなる中間
光ファイバ36の一端面を貼り合わせ、この中間光ファ
イバ36の他端面にRIG結晶等の磁気光学結晶33の
一面を貼り合わせ、この磁気光学結晶33の他面に検光
子34の一面を貼り合わせ、この検光子34の他面にマ
ルチモード光ファイバからなる受光部側光ファイバ35
の一端面を貼り合わせている。
【0046】この実施例では、光源側光ファイバ31と
してコア径が例えば50μmのものを使用し、受光部側
光ファイバ35としてコア径が例えば100μmのもの
を使用している。このように、受光部側光ファイバ35
のコア径を光源側光ファイバ31のコア径より大きく設
定すると、光源側光ファイバ31から出た光が偏光子3
2,磁気光学結晶33および検光子34を通るときに、
多少の拡がりがあっても、その光をほとんど洩らさずに
受光部側光ファイバ35へ導くことができ、光の拡がり
によるロスを少なくすることができ、感度を良くするこ
とができる。
【0047】その他の構成、作用効果は図9の実施例と
同様である。ここで、光源側光ファイバおよび受光部側
光ファイバにマルチモード型光ファイバを使用した場合
において、光源側光ファイバから出射して受光部側光フ
ァイバに入射するまでの光の拡散の程度について図14
および図15を参照しながら説明する。
【0048】図14は光ファイバの断面を示し、41は
コアで、42はクラッドである。このような光ファイバ
から出射する光の拡がり角度2δmax は、光ファイバの
開口数NAで表される。つまり、光の拡がり角度2δ
max は、 δmax = sin-1(NA) で表される。今、開口数NAを0.28とすると、 δmax = sin-1(0.28)≒0.28rad となる。光ファイバの端面から10mm離れた位置での光
の拡がりyは、 y=10×tan 16.26=2.92mm となり、受光部側光ファイバのコア径100μmを大き
く超えてしまう。
【0049】今、図15に示すように、光源側光ファイ
バ43および受光部側光ファイバ44のコア径を100
μmとし、光源側光ファイバ43の出射面から受光部側
光ファイバ44の入射面までの距離LLを100μmに
設定すると、受光部側光ファイバ44の入射面での光の
拡がりyは、 y=100μm×tan 16.26=29.16μm となって、十分に小さいものとすることができる。
【0050】上記した実施例(光源側光ファイバおよび
受光部側光ファイバとしてマルチモード型光ファイバを
使用した実施例)において、偏光子2,磁気光学結晶3
および検光子4を貼り合わせたものを光源側光ファイバ
および受光部側光ファイバ間に挿入する場合において、
偏光子2の厚さを30μm、磁気光学結晶3の厚さを2
5μm、検光子4の厚さを30μmとした場合、これら
の合計の厚さは85μmとなり、100μmより小さく
できるため、光源側光ファイバから出て受光部側光ファ
イバに入るまでに、光がほとんど拡がらないとみなして
よく、コリメータを要することなく、効率良く検出動作
を行うことが可能となる。
【0051】また、偏光子2,磁気光学結晶3および検
光子4を貼り合わせたものを光源側光ファイバおよび受
光部側光ファイバ間に挿入する構成の場合、光源側光フ
ァイバの出射面と受光部側光ファイバの入射面の間隔を
100μm以内に抑えることができると、光の拡がりが
少ないので、偏光子2,磁気光学結晶3および検光子4
の直径を光源側光ファイバおよび受光部側光ファイバの
直径と同程度に抑えることができる。このように構成し
た場合、光源側光ファイバおよび受光部側光ファイバ
と、これらの間の偏光子2,磁気光学結晶3および検光
子4とは、外見上ほとんど1本の連続したファイバと同
様に見えることになり、非常な小型化が図れ、取り扱
い,持ち運びがきわめて容易となり、コアを使用せずに
直接電路に巻き付けてファイバセンサとするということ
も可能となるのである。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の光式電流センサによれ
ば、偏光子,磁気光学結晶および検光子を積層した状態
に貼り合わせ、偏光子,磁気光学結晶および検光子を光
源側光ファイバおよび受光部側光ファイバで挟んだ状態
に貼り合わせて全体を一体化した構造であるので、光源
側光ファイバの出射面から受光部側光ファイバの入射面
までにおける光の拡がりはほとんど問題とならない程度
に抑えることができるとともに、光源側光ファイバの出
射面から受光部側光ファイバの入射面までの光路を折り
曲げて小型化することも不要となり、光源側光ファイバ
を出射した光の拡がりや受光部側光ファイバへ入射させ
る光の絞り込みや光路の変更のための構成であるコリメ
ータや全反射プリズムを不要にできるともに、偏光子,
磁気光学結晶および検光子自体も光源側光ファイバおよ
び受光部側光ファイバの外形寸法と同程度の大きさにす
ることができ、さらに偏光子,磁気光学結晶および検光
子等を固定するハウジングも不要となり、小型化を達成
することができるとともに、取り扱い,持ち運びが容易
となるという効果がある。また、磁気光学結晶を用いて
いるので、検出感度を高くすることができる。
【0053】請求項2記載の光式電流センサによれば、
偏光子の一面を光源側とし他面をシングルモード型また
は偏波面保存型の中間光ファイバに貼り合わせ、磁気光
学結晶および検光子を積層した状態に貼り合わせ、磁気
光学結晶および検光子を中間光ファイバおよび受光部側
光ファイバで挟んだ状態に貼り合わせて全体を一体化し
た構造であるので、請求項1記載の光式電流センサと同
様の効果があるほか、偏光子の分だけ厚さが薄くなるの
で、その分だけ光の拡がりを抑えることができる。
【0054】請求項3記載の光式電流センサによれば、
偏光子および磁気光学結晶を積層した状態に貼り合わ
せ、偏光子および磁気光学結晶を光源側光ファイバおよ
びシングルモード型または偏波面保存型の中間光ファイ
バで挟んだ状態に貼り合わせ、検光子の一面を中間光フ
ァイバに貼り合わせ、検光子の他面を受光部側として全
体を一体化した構造であるので、請求項2記載の光式電
流センサと同様の効果がある。
【0055】請求項4記載の光式電流センサによれば、
偏光子の一面を光源側とし、他面をシングルモード型ま
たは偏波面保存型の第1の中間光ファイバに貼り合わ
せ、磁気光学結晶をシングルモード型または偏波面保存
型の第1および第2の中間光ファイバで挟んだ状態に貼
り合わせ、検光子の一面を第2の中間光ファイバに貼り
合わせ、検光子の他面を受光部側として全体を一体化し
た構造であるので、請求項1記載の光式電流センサと同
様の効果があるほか、偏光子および検光子の厚さ分が薄
くなるので、請求項2および請求項3記載の光式電流セ
ンサよりさらに光の拡がりを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の光式電流センサの構
成を示す概略図である。
【図2】図1の光式電流センサの第1の使用状態を示す
平面図である。
【図3】図2の要部の拡大図である。
【図4】図1の光式電流センサの第2の使用状態を示す
平面図である。
【図5】図4の要部の拡大図である。
【図6】図1の光式電流センサの第3の使用状態を示す
平面図である。
【図7】図6の要部の拡大図である。
【図8】図1の光式電流センサの第4の使用状態を示す
平面図である。
【図9】この発明の第2の実施例の光式電流センサの構
成を示す概略図である。
【図10】この発明の第3の実施例の光式電流センサの
構成を示す概略図である。
【図11】この発明の第4の実施例の光式電流センサの
構成を示す概略図である。
【図12】この発明の第5の実施例の光式電流センサの
構成を示す概略図である。
【図13】この発明の第6の実施例の光式電流センサの
構成を示す概略図である。
【図14】光ファイバから出る光の拡がりを説明する概
略図である。
【図15】同じく光ファイバから出る光の拡がりを説明
する概略図である。
【図16】光式電流センサの従来例の構成を示す概略図
である。
【図17】図16の光式電流センサの使用状態を示す概
略図である。
【図18】光による電流検出の原理を説明するための説
明図である。
【符号の説明】
1 光源側光ファイバ 2 偏光子 3 磁気光学結晶 4 検光子 5 受光部側光ファイバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源側光ファイバと、この光源側光ファ
    イバの一端面に一面を貼り合わせた偏光子と、この偏光
    子の他面に一面を貼り合わせた磁気光学結晶と、この磁
    気光学結晶の他面に一面を貼り合わせた検光子と、この
    検光子の他面に一端面を貼り合わせた受光部側光ファイ
    バとを備えた光式電流センサ。
  2. 【請求項2】 一面を光源側とする偏光子と、この偏光
    子の他面に一端面を貼り合わせたシングルモード型また
    は偏波面保存型の中間光ファイバと、この中間光ファイ
    バの他端面に一面を貼り合わせた磁気光学結晶と、この
    磁気光学結晶の他面に一面を貼り合わせた検光子と、こ
    の検光子の他面に一端面を貼り合わせた受光部側光ファ
    イバとを備えた光式電流センサ。
  3. 【請求項3】 光源側光ファイバと、この光源側光ファ
    イバの一端面に一面を貼り合わせた偏光子と、この偏光
    子の他面に一面を貼り合わせた磁気光学結晶と、この磁
    気光学結晶の他面に一端面を貼り合わせたシングルモー
    ド型または偏波面保存型の中間光ファイバと、この中間
    光ファイバの他端面に一面を貼り合わせた検光子とを備
    え、この検光子の他面を受光部側とする光式電流セン
    サ。
  4. 【請求項4】 一面を光源側とする偏光子と、この偏光
    子の他面に一端面を貼り合わせたシングルモード型また
    は偏波面保存型の第1の中間光ファイバと、この第1の
    中間光ファイバの他端面に一面を貼り合わせた磁気光学
    結晶と、この磁気光学結晶の他面に一端面を貼り合わせ
    たシングルモード型または偏波面保存型の第2の中間光
    ファイバと、この第2の中間光ファイバの他端面に一面
    を貼り合わせた検光子とを備え、この検光子の他面を受
    光部側とする光式電流センサ。
JP4225946A 1992-08-25 1992-08-25 光式電流センサ Pending JPH0674979A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6008927A (en) * 1997-03-27 1999-12-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical fiber modulator having an optical fiber having a poled portion serving as an electrooptic element and method for making same
JP2005315697A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Nec Corp 磁界検出素子とそれを用いた磁界測定装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6008927A (en) * 1997-03-27 1999-12-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical fiber modulator having an optical fiber having a poled portion serving as an electrooptic element and method for making same
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