JPH07280900A - 磁界センサ - Google Patents

磁界センサ

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JPH07280900A
JPH07280900A JP6594894A JP6594894A JPH07280900A JP H07280900 A JPH07280900 A JP H07280900A JP 6594894 A JP6594894 A JP 6594894A JP 6594894 A JP6594894 A JP 6594894A JP H07280900 A JPH07280900 A JP H07280900A
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JP
Japan
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magnetic field
light
polarization
optical fiber
field sensor
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Pending
Application number
JP6594894A
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English (en)
Inventor
Ryoji Muramatsu
良二 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁界検出部の構造を簡単にし、小型にした磁
界センサを提供する。 【構成】 第1および第2の偏波面保存光ファイバ18
−1、18−2の間に、ファラデー効果を呈する磁気光
学媒体からなるセンサヘッド部MDが挿入される。光源
21は第1の偏波面保存光ファイバ18−1の入射端に
直線偏光を供給する。検光子13は第2の偏波面保存光
ファイバ18−2の偏光軸方向の偏光成分を取り出す。
光検出器22は、検光子13で取り出した偏光成分を検
出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空間における磁界の強
度を検出しまたは測定するために使用される磁界センサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のファラデー回転子11を用
いた磁界センサの構成を示す。磁界センサは、直線偏光
を出射する光源21と、この光源21から出射された直
線偏光を伝送する第1の伝送用光ファイバ17−1と、
この第1の伝送用光ファイバ17−1から出射された光
を検査光として受け、検査光を磁界の強度に応じて変調
し、変調光を出射する磁界検出部MD´と、変調光を伝
送する第2の伝送用光ファイバ17−2と、第2の伝送
用光ファイバ17−2から出射された光を検出する光検
出部OD´とを有する。
【0003】図5において、第1のレンズ16−1は、
光源21から出射された直線偏光を第1の伝送用光ファ
イバ17−1の入射端へ光結合させる。第2のレンズ1
6−2は、第1の伝送用光ファイバ17−1の出射端か
ら出射された光を検査光として磁界検出部MD´の入力
端に光結合する。第3のレンズ16−3は磁界検出部M
D´の出力端から出射された変調光を第2の伝送用光フ
ァイバ17−2の入射端に光結合する。第4のレンズ1
6−4は第2の伝送用光ファイバ17−2の出射端から
出射された光を光検出部に光結合する。
【0004】従来の磁界センサでは、第1および第2の
伝送用光ファイバ17−1および17−2として、それ
ぞれ、第1および第2の単一モード光ファイバを使用し
ていた。また、これら第1および第2の単一モード光フ
ァイバ17−1および17−2からなる光伝送系の中に
挟まれた、いわゆるセンサヘッド部である磁界検出部M
D´は、第2のレンズ16−2と、偏光子12と、波長
板14と、検光子13と、波長板14と偏光子12との
間に挟まれたファラデー回転子11と、第3のレンズ1
6−3とから成る。偏光子12を通過した直線偏光がフ
ァラデー回転子11内を伝搬すると、直線偏光の偏波面
が外部磁界の強度に依存して回転する。ファラデー回転
子11を通過した光は、波長板14を透過した後、検光
子13によってその偏波面と一致した成分が変調光とし
て出射される。この変調光は第2の伝送用光ファイバ1
7−2を通って光検出部OD´に到達する。光検出部O
D´は光検出器22のみから成る。
【0005】磁界センサは、センサヘッド部MD´はも
とより第1の伝送用光ファイバ17−1および第2の伝
送用光ファイバ17−2には、磁界を乱すものを含ま
ず、光源21および光検出部OD´はそれぞれ光ファイ
バを経由して検出領域から隔離されるため、磁界分布等
の測定にあたってはありのままの状態を捉えることがで
きる点で優れている。
【0006】また、この測定系は全体として小さく軽量
なため、測定の機動性においても優れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】最近の磁界検出を要求
する対象空間は、ますます小さくなり、センサヘッド部
の小型化が緊急の課題となっている。しかしながら、従
来型の磁界センサは、そのセンサヘッド部MD´に多く
の構成部品を含み、このためその構造は複雑であり、そ
の小型化の障害となってきた。
【0008】したがって、本発明の課題は、磁界検出部
の構造を簡単にし、小型にした磁界センサを提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による磁界センサは、直線偏光を出射する光
源と、この光源から出射された直線偏光を伝送する第1
の伝送用光ファイバと、この第1の伝送用光ファイバか
ら出射された光を検査光として受け、この検査光を磁界
の強度に応じて変調し、変調光を出射する磁界検出部
と、変調光を伝送する第2の伝送用光ファイバと、この
第2の伝送用光ファイバから出射された光を検出する光
検出部とを有する磁界センサにおいて、第1および第2
の伝送用光ファイバがそれぞれ第1および第2の偏波面
保存光ファイバから成り、磁界検出部がファラデー効果
を呈する磁気光学媒体からなるセンサヘッドから成り、
光検出部が第2の偏波面保存光ファイバから出射された
光の偏光軸方向の偏光成分を取り出すための検光子と、
この検光子で取り出した偏光成分を検出する光検出器と
から成ることを特徴とする。
【0010】
【作用】従来の磁界検出部(センサヘッド部)は、ファ
ラデー回転子を包含し、偏光子および検光子の偏波軸は
互いに一定の角度を保持することによって構成されてい
る。
【0011】磁界強度に対する透過光強度は、図4に示
すように、周期関数として表される。磁界強度零付近に
おいて直線性を有するので、偏光子と検光子の偏波面を
45°に設定することが最も効果的であることが判る。
【0012】本発明が提供する磁界センサは、偏光子、
波長板、および検光子をセンサヘッド部から除き、ファ
ラデー回転子のみ、あるいはファラデー回転子とこれに
対する入射光および出射光を確保するためのレンズのみ
とし、光学的入力用および出力用光ファイバを偏波面保
存光ファイバに置き換え、検光子を光検出部に配置し
た。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0014】[実施例1]図1を参照して、本発明の第
1の実施例による磁界センサについて説明する。本実施
例の磁界センサは、第1および第2の伝送用光ファイバ
としてそれぞれ第1および第2の偏波面保存光ファイバ
18−1および18−2を使用し、磁界検出部MDがフ
ァラデー効果を呈する磁気光学媒体からなるファラデー
回転子11から成り、光検出部ODが第2の偏波面保存
光ファイバ18−2から出射された光の偏光軸方向の偏
光成分を取り出すための検光子13と、この検光子13
で取り出した偏光成分を検出する光検出器22とから成
る。
【0015】換言すると、センサヘッド部(磁界検出
部)MDを、ガーネット厚膜からなるファラデー回転子
11とレンズ16−2および16−3のみから構成し
た。光伝送系の入力用および出力用光ファイバを第1お
よび第2の偏波面保存光ファイバ18−1および18−
2で構成し、これらの偏波軸は互いに45°の角度とし
た。また、光検出部ODを検光子13と光検出器22と
から構成した。
【0016】図5に示す従来型の磁界センサと比較し
て、第1の実施例の磁界センサは検出機能の低下をする
ことなく、センサヘッド部から検光子13、偏光子12
および波長板14を取り除き、その小型化を実現した。
【0017】[実施例2]図2を参照して、本発明の第
2の実施例による磁界センサは、センサヘッド部の構成
が相違している点を除いて図1に示したものと同様の構
成を有する。すなわち、第2の実施例では、センサヘッ
ド部(磁界検出部)MDaをガーネット厚膜からなるフ
ァラデー回転子11のみで構成した。
【0018】図5に示す従来型の磁界センサと比較する
と、第2の実施例の磁界センサは検出機能の低下をする
ことなく、センサヘッド部はファラデー回転子11以外
のすべての構成品を取り去り、その小型化を実現した。
センサヘッド部での光の拡散を避けるために、第1およ
びい第2の偏波面保存光ファイバ18−1および18−
2とファラデー回転子11を密着固定した。したがっ
て、ファラデー回転子11の大きさは、厚さが50〜2
00μm、直径は偏波面保存光ファイバ18−1および
18−2と同程度でよい。
【0019】[実施例3]図3を参照して、本発明の第
3の実施例による磁界センサは、センサヘッド部の構成
が相違している点を除いて図1に示したものと同様の構
成を有する。すなわち、第3の実施例では、センサヘッ
ド部(磁界検出部)MDbはガーネット厚膜の基板に構
築した光導波路15を有するファラデー回転子11aの
みとした。光導波路15の両端面に入力光および出力光
用の偏波面保存光ファイバ18−1および18−2を、
偏波軸を互いに45°として接合した。
【0020】尚、本発明は上述した実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形・変
更が可能であるのは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、検出機能
を低下させることなく、センサヘッド部の構造を簡単に
し、小型にした磁界センサを実現した。これにより、よ
り狭い空間における磁界の強度を検出することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による磁界センサの構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例による磁界センサの構成
を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施例による磁界センサの構成
を示すブロック図である。
【図4】磁界センサの特性曲線を示す図である。
【図5】従来の磁界センサの構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
11,11a ファラデー回転子 12 偏光子 13 検光子 14 波長板 15 光導波路 16−1,16−2,16−3,16−4 レンズ 17−1,17−2 単一モード光ファイバ 18−1,18−2 偏波面保存光ファイバ 21 光源 22 光検出器 MD,MDa,MDb センサヘッド部(磁界検出
部) OD 光検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線偏光を出射する光源と、該光源から
    出射された直線偏光を伝送する第1の伝送用光ファイバ
    と、該第1の伝送用光ファイバから出射された光を検査
    光として受け、該検査光を磁界の強度に応じて変調し、
    変調光を出射する磁界検出部と、前記変調光を伝送する
    第2の伝送用光ファイバと、該第2の伝送用光ファイバ
    から出射された光を検出する光検出部とを有する磁界セ
    ンサにおいて、 前記第1および第2の伝送用光ファイバがそれぞれ第1
    および第2の偏波面保存光ファイバから成り、前記磁界
    検出部がファラデー効果を呈する磁気光学媒体からなる
    センサヘッドから成り、前記光検出部が前記第2の偏波
    面保存光ファイバから出射された光の偏光軸方向の偏光
    成分を取り出すための検光子と、該検光子で取り出した
    偏光成分を検出する光検出器とから成ることを特徴とす
    る磁界センサ。
  2. 【請求項2】 前記磁気光学媒体の入出力部において、
    前記第1および第2の偏波面保存光ファイバの偏光軸が
    互いに45°をなすことを特徴とする、請求項1記載の
    磁界センサ。
JP6594894A 1994-04-04 1994-04-04 磁界センサ Pending JPH07280900A (ja)

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JP6594894A JPH07280900A (ja) 1994-04-04 1994-04-04 磁界センサ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6333809B1 (en) 1996-02-21 2001-12-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magneto-optical element
US6370288B1 (en) 1996-02-21 2002-04-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical magnetic field sensor probe

Cited By (3)

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US6333809B1 (en) 1996-02-21 2001-12-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Magneto-optical element
US6370288B1 (en) 1996-02-21 2002-04-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical magnetic field sensor probe
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Effective date: 20021218