JPH06748Y2 - 空気圧力信号発生器 - Google Patents

空気圧力信号発生器

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JPH06748Y2
JPH06748Y2 JP4750387U JP4750387U JPH06748Y2 JP H06748 Y2 JPH06748 Y2 JP H06748Y2 JP 4750387 U JP4750387 U JP 4750387U JP 4750387 U JP4750387 U JP 4750387U JP H06748 Y2 JPH06748 Y2 JP H06748Y2
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隆 吉岡
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、空気圧力を入力する圧力伝送器、圧力スイ
ッチ、差圧伝送器等の工業計器を校正するのに用いる空
気圧力信号発生器に関する。
(ロ)従来の技術 所定の校正用の空気圧を被試験器に入力するのに、従
来、第3図に示す空気圧力信号発生器が使用されてい
る。この空気圧力信号発生器は、設定器31で出力すべ
き空気圧を設定し、その設定値に応じた電圧を比較増幅
器32に入力し、比較増幅器32の出力電圧を圧電素子
フラッパ33の圧電素子33aに印加している。一方圧
電素子フラッパ33ののフラッパ部33bにノズル34
が対設され、このノズル34からは、パイロットリレー
35を経て、供給空気圧を噴出する。そして、フラッパ
部33bとノズル34の空隙に応じた背圧がパイロット
リレー35で増幅され、出力空気圧として導出されてい
る。また、この出力空気圧は圧力センサ36で電圧信号
に変換され、比較増幅器32の他方の入力端にフィール
ドバックされている。したがって、比較増幅器32は設
定電圧と出力空気圧に応じた電圧の差電圧を導出し、こ
の差電圧に応じて圧電子フラッパ33を変位させ、例え
ば設定値に対し出力空気圧が小さい場合は、フラッパ部
33bとノズル34の空隙が小さくなるようにする。こ
れにより出力空気圧が大きくなり、最終的には設定電圧
と出力空気圧に応じた電圧が等しくなる状態でバランス
し、目標とする出力空気圧が得られる。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 上記、従来の電・空変換器を用いた圧力信号発生器は、
比較的に簡易な構成で校正用の空気圧信号が得られる
が、パイロットリレーは内部のバネヤ空気流路の変化等
が発生しやすく、その特性変化により、所要の設定値に
対する再現性に難があり、精密な圧力発生に限界がある
という問題があった。
この考案は、上記に鑑み、より精密な空気圧を発生し得
る空気圧力信号発生器を提供することを目的としてい
る。
(ニ)問題点を解決するための手段 この考案の空気圧力信号発生器は、目標とする設定値に
相当する第1の信号と、現在値から見て設定値を若干越
える第2の信号とを出力する設定器と、前記第2の信号
を受けこの信号値に相当する空気圧を出力する電・空変
換器と、この電・空変換器の出力と出力口間に設けられ
る出力空気圧路と、この出力空気圧路に設けられる電磁
弁と、前記出力空気圧路の空気圧を検出する圧力センサ
と、前記第1の信号と圧力センサ出力を受け、前記電磁
弁を制御して出力空気圧を設定値とする制御回路とから
構成されている。
(ホ)作用 この空気圧力信号発生器では、例えば空気圧力を高めて
いって目標値を得ようとする場合、設定器から設定値よ
り若干高目の第2の信号が電・空変換器に入力される。
したがって、電・空変換器からは、設定値より若干高い
空気圧が出力される。この空気圧を電磁弁を開いて出力
口に導びくとともに、その出力圧を圧力センサで検出
し、今度は、この検出出力と設定器から出力される第1
の信号とにより、電磁弁を開閉制御し、出力圧が設定値
となるように微調整する。
(ヘ)実施例 以下、実施例により、この考案をさらに詳細に説明す
る。
<実施例1> 第1図は、この考案の一実施例を示す空気圧力信号発生
器のブロック図である。
設定器1は、目標とする空気圧を設定するものであり、
設定値(真の)に相当する電圧EAと、設定値と若干越
える圧力に相当する電圧EBを出力する。圧力を増加し
て行き、設定空気圧を得る場合EBはEAより高目、逆
に圧力を下げて行き、設定空気圧を得る場合電圧EBは
電圧EAより低目である。電圧EAは、制御回路2に与
えられ、電圧EBは電・空変換器3に与えられている。
電・空変換器3は、空気入力口4に入力される供給空気
圧を受け、電圧EBに相当する空気圧を出力する。この
電・空変換器3は高精度である必要はなく、例えば第3
図に示す程度のもので十分である。
電・空変換器3の出力は、空気圧路5により、出力口6
に接続されており、空気圧路5には、電磁弁7が設けら
れている。また、電磁弁7の出力側の空気圧路5に、圧
力センサ8が設けられ、出力空気圧を検出し、出力空気
圧に応じた信号電圧を制御回路2に与えている。制御回
路2は電圧EAと圧力センサ8の出力圧力が等しくなる
ように、電磁弁7をオン/オフする。出力口6には、校
正用空気圧力信号が入力される被試験器9が接続され
る。
この空気圧力信号発生器において、被試験器9は、校正
用の空気圧力信号を入力する場合には、目標とする空気
圧を設定器1で設定する。今、空気圧を増加させて、目
標空気圧を得ようとする場合は、上昇モードも併せて設
定しておく。設定器1からは設定値に相当する電圧EA
と、この電圧EAよりも若干高目の電圧EBが出力され
る。電圧EBが電・空変換器3に入力されることによ
り、電・空変換器3から、設定値より若干高目の空気圧
が出力される。制御回路2は、真の設定電圧EAと圧力
センサ8の出力電圧EPを比較し、EA>EPの間は、
電磁弁7を開き、電・空変換器3の出力空気圧を、空気
圧路6を経て出力口6側に導出する。そして、EA=E
Pとなると電磁弁7を閉じる。これにより、出力口6よ
り被試験器9に与えられる空気圧力は、目標設定値とな
る。被試験器9への圧力がリーク等で下がると、EA>
EPとなるので制御回路2は、電磁弁7を開き出力圧は
設定値に追従する。
次に、現在圧よりも空気を減少させて目標空気圧を得よ
うとする場合には、目標設定値とともに下降モードを併
せて設定しておく。この場合は、設定器1から設定値に
相当する電圧EAと、この電圧EAより若干低目の電圧
EBが出力される。電圧EBが電・空変換器3に入力さ
れることにより、電・空変換器3から、設定値より若干
低目の空気圧が出力される。制御回路2は、真の設定電
圧EAと圧力センサ8の出力電圧EPを比較し、EA<
EPの間は、電磁弁7を開く。これにより、電磁弁7の
出力側の空気圧路5の空気圧は、電磁弁7を介し、電・
空変換器3側に逃がされる。やがて、EA=EPとなる
と、電磁弁7を閉じる。これより出力口6より、被試験
器9に与えられる空気圧力は、目標設定値となる。
<実施例2> 第2図は、この考案の他の実施例を示す空気圧力信号発
生器のブロック図である。
この実施例空気圧力信号発生器は、第1図に示す電・空
変換器3及び電磁弁7の他に、これらに並列に、電・空
変換器3a及び電磁弁7aからなる系を設けている。そ
して設定器1からは、制御回路2に、真の設定値に相当
する電圧EAを入力する他、電・空変換器3に設定値よ
り若干高目の空気圧に相当する電圧EBを、また電・空
変換器3aに、設定値より若干低目の空気圧に相当する
電圧EBを入力している。
この空気圧力信号発生器では、現在圧よりも、設定値の
方が大きい場合には、電・空変換器3により、電磁弁7
の入力側の空気圧を設定圧より若干高目とし、その後制
御回路2より、EA=EPとなるように、電磁弁7を開
閉する。逆に現在圧よりも、設定値の方が小さい場合に
は、電・空変換器3aより若干低目とし、その後制御回
路2により、EA=EPとなる電磁弁7aを開閉する。
この実施例によれば、空気圧力の上げ下げにかかわらず
所定の空気圧力に調整し、出力することができる。
(ト)考案の効果 この考案によれば、比較的ラフな特性の電・空変換器
で、設定値を越える空気圧力を得ておき、さらに細い微
調整を電磁弁と制御回路で行うものであるから高精度の
空気圧力信号を得ることができる。
その上、電・空変換器のみでは、ゲージ圧力OmmH2
付近での圧力をコントロールすることは難しいが、電磁
弁、制御回路を付加することにより、レンジ幅の広い精
密圧力発生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す空気圧力信号発生
器のブロック図、第2図はこの考案の他の実施例を示す
空気圧力信号発生器のブロック図、第3図は従来の空気
圧力信号発生器のブロック図である。 1:設定器, 2:制御回路 3.3a:電・空変換器 5:空気圧力 7.7a:電磁弁 8:圧力センサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】目標とする設定値に相当する第1の信号
    と、設定値を若干越える第2の信号とを出力する設定器
    と、前記第2の信号を受けこの信号値に相当する空気圧
    を出力する電・空変換器と、この電・空変換器の出力と
    出力口間に設けられる出力空気圧路と、この出力空気圧
    路に設けられる電磁弁と、前記出力空気圧路の空気圧を
    検出する圧力センサと、前記第1の信号と圧力センサ出
    力を受け、前記電磁弁を制御して出力空気圧を設定値と
    する制御回路とからなる空気圧力信号発生器。
JP4750387U 1987-03-30 1987-03-30 空気圧力信号発生器 Expired - Lifetime JPH06748Y2 (ja)

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JP4750387U JPH06748Y2 (ja) 1987-03-30 1987-03-30 空気圧力信号発生器

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Publication Number Publication Date
JPS63155040U JPS63155040U (ja) 1988-10-12
JPH06748Y2 true JPH06748Y2 (ja) 1994-01-05

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