JPH0674882A - 地盤貫入試験装置 - Google Patents

地盤貫入試験装置

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JPH0674882A
JPH0674882A JP5548592A JP5548592A JPH0674882A JP H0674882 A JPH0674882 A JP H0674882A JP 5548592 A JP5548592 A JP 5548592A JP 5548592 A JP5548592 A JP 5548592A JP H0674882 A JPH0674882 A JP H0674882A
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JP
Japan
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weight
rod
catcher
boring
boring rod
Prior art date
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Pending
Application number
JP5548592A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Ichihara
健一 市原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tone KK
Original Assignee
Tone KK
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Publication date
Application filed by Tone KK filed Critical Tone KK
Priority to JP5548592A priority Critical patent/JPH0674882A/ja
Publication of JPH0674882A publication Critical patent/JPH0674882A/ja
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウエイトの落下高さを高精度で確保でき、完
全に自由落下の状態で個人差の影響を受けるなく、連続
して自動的に正確な貫入試験を行なえるようにする。 【構成】 ボーリングロッド3にウエイト9を昇降自在
に装着し、ウエイト9をキャッチャ10で着脱可能に係
止し、油圧シリンダ4でキャッチャ10を所定の高さま
で引き上げたときキャッチャ10によるウエイト9の係
止を解除して自然落下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地盤調査に用いられる
地盤貫入試験装置に係り、特に所定の重量のウエイトを
所定の高さから自然落下させて、地盤の貫入量を測定す
る地盤貫入試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、標準的な地盤貫入試験では63.
5Kgのウエイトを75cmの高さから繰り返し自然落
下させ、それぞれの貫入量を測定して地盤調査を行なっ
ている。この標準貫入試験法としては、爪にウエイトの
吊具を掛けて75cmの高さまで吊り上げて一度静止さ
せて、爪を綱で引いてウエイトを外して自由落下させる
トンビ法や、コーンプーリにウエイトの吊り揚げロープ
を巻きつけ、75cmの高さまで吊り上げて静止させ、
一気にコーンプーリに巻いたロープを解きほごして自由
落下させるコーンプーリ法などがある。また別にウエイ
トを高さ75cmまで吊り上げるとピンが外れてウエイ
トが落下する自動落下装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
トンビ法やコーンプーリ法によると、ウエイトの落下高
さを正確に設定することが困難であり、自由落下条件が
一定とならないという問題があった。またウエイト昇降
時のロープの摩擦や作業者の個人差などが影響し、試験
結果の信頼性に問題があった。また従来の自動落下装置
によっても十分に正確な測定を行なうことは困難であっ
た。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
ので、ウエイトの落下高さを高精度で確保でき、完全に
自由落下の状態で個人差の影響を受けることなく、連続
して自動的に正確な貫入試験を行なうことができる地盤
貫入試験装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ボーリング装置に設けられ、所定重量の
ウエイトを所定の高さから自然落下させ、貫入量を測定
する地盤貫入試験装置において、前記ボーリング装置に
昇降可能に装着され前記ウエイトを昇降自在に支持する
ボーリングロッドと、前記ボーリングロッドに固定され
前記ウエイトの下降端を規制する被衝撃体と、前記ボー
リングロッドに昇降可能に装着され前記ウエイトを着脱
可能に係止する係止部材と、前記係止部材を倍速機構を
介して引き上げる流体シリンダと、前記係止部材の前記
ボーリングロッドに対する位置を検出する検出部材と、
前記ボーリングロッドの貫入量及び打撃回数を記録する
記録部材とを有することを特徴としている。
【0006】
【作用】上記のように構成された地盤貫入試験装置にお
いて、流体シリンダを所定のストローク作動させると、
係止部材は倍速機構を介して前記ストロークの倍の長さ
だけ引き上げられる。この結果係止部材に係止されたウ
エイトは被衝撃体から離れて上昇し、所定の高さに保持
される。この高さを検出部材が検出すると係止部材によ
る係止が解除されて、ウエイトは所定高さだけ自然落下
して被衝撃体を打撃し、ボーリングロッドを地盤内に貫
入する。この貫入量と打撃回数は記録部材に自動的に記
録される。
【0007】1回の打撃が終了すると再びシリンダが作
動して係止部材を下降させ、検出部材が所定の位置を検
出すると係止部材がウエイトを係止する。そしてシリン
ダが作動してウエイトを所定の高さに引き上げ、最初の
状態に戻る。すなわち、ボーリングロッドが貫入された
位置からウエイトを所定の高さまで引き上げることがで
き、次の打撃を行なうことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の地盤貫入試験装置の一実施例
を図面を参照して説明する。
【0009】図1及び図2に本発明の一実施例の構成を
示す。図1において、地盤1上に設置されたボーリング
装置2にはボーリングロッド3が昇降可能に設けられて
おり、やぐら31に支持されている。ボーリング装置2
上にはボーリングロッド3に平行に油圧シリンダ4が取
り付けられており、油圧シリンダ4のロッド5の上端に
は第1のプーリ6aが回転自在に設けられている。やぐ
ら4の高さ方向の中間部には第2のプーリ6bが、上部
には第3のプーリ6cがそれぞれ回転自在に設けられて
いる。
【0010】ボーリングロッド3がボーリング装置2上
に突出する部分には、被衝撃体としてのアンビル8が固
定されており、アンビル8の上部のボーリングロッド3
にはウエイト9が昇降自在に装着されている。そしてウ
エイト9の下降端はアンビル8により係止されている。
さらにウエイト9の上部には、ボーリングロッド3に案
内されて、円筒状の係止部材としてのキャッチャ10が
昇降自在に装着されている。
【0011】ウエイト9の上端には図2に示すように縮
経された係止部11が同心上に設けられており、係止部
11の外周には段差部12が形成されている。またキャ
ッチャ10の下端は二又状となっており、二又部13の
両側にはそれぞれ油圧シリンダ14が対向して取り付け
られている。そして油圧シリンダ14のロッド15が突
出してウエイト9の段差部12に係合可能となってい
る。またウエイト9がアンビル8に当接し、キャッチャ
10の油圧シリンダ14のロッド15がウエイト9の段
差部12に係合している状態において、ボーリングロッ
ド3内に埋め込まれた磁石16をキャッチャ10に設け
られた検出部材としてのセンサ17が検知できるように
なっている。またボーリングロッド3の上端近傍には別
の磁石18が設けられており、センサ17によりキャッ
チャ10の上昇端が検知される。
【0012】一方、キャッチャ10の上端には図1に示
すようにワイヤ19の一端が連結されており、ワイヤ1
9は第3のプーリ6c、第1のプーリ6a、第2のプー
リ6bを経て、他端がボーリング装置2に連結されてい
る。またウエイト9の昇降部分はカバー20で被覆され
ており、カバー20内には貫入量とウエイト9による打
撃回数とを自動的に記録する記録部材としての自動記録
計21が設けられている。
【0013】次に本実施例の動作を図1乃至図4を参照
して説明する。ボーリングロッド3が地盤1内のある位
置まで貫入され、ウエイト9がボーリングロッド3のア
ンビル8に当接し、キャッチャ10の油圧シリンダ14
のロッド15によりウエイト9が係止された図1に示す
状態から貫入試験を開始する。この状態では油圧シリン
ダ4のロッド5は上昇している。油圧シリンダ4を作動
させて、図3に示すロッド5をAの位置から下降させる
と、キャッチャ10はワイヤ19を介して倍速で上昇す
る。そしてキャッチャ10に設けられたセンサ17がボ
ーリングロッド3内に設けられた上部磁石18を検知す
ると、その信号により油圧シリンダ14の作動が停止
し、図4(a)に示すようにキャッチャ10はその位置
に停止する。同時にその信号によりキャッチャ10に設
けられた油圧シリンダ14が作動し、ロッド15が引込
まれてウエイト9の係止が解除されてアンビル8上に自
然落下する。従って上部磁石18の位置をアンビル8よ
り750mm高く設定しておけば、ウエイト9の落下高
さは750mmとなり、図3に示すようにシリンダロッ
ド5のピストンの位置はaの位置となり、ウエイト9は
Aの位置からaの位置まで落下する。
【0014】ウエイト9はアンビル8を打撃することに
より図3にbで示す位置まで貫入する。次にシリンダ4
を作動させてロッド5を上昇させ、図4(b)に示すよ
うにキャッチャ10を下降させる。キャッチャ10のセ
ンサ17がボーリングロッド3内の下部磁石16を検知
すると、その信号によりシリンダ4のロッド5の上昇が
停止し、キャッチャ10の下降が停止して図2に示す状
態となる。同時にキャッチャ10のシリンダ14が作動
してロッド15が突出し、ウエイト9の段差部12に係
合する。
【0015】以下、図4(c)、(d)に示すようにキ
ャッチャ10の上昇及びウエイト9の落下をくりかえ
し、図3に示すようにシリンダロッド5のピストンの位
置がb−B−c−C−d−Dと移動し、ウエイト9がB
−b−C−c−D−dと移動する。そして各打撃ごとに
貫入量と打撃回数を自動記録計21に記録する。
【0016】本実施例によれば、ウエイト9の落下高さ
はアンビル8と上部磁石18との高さの差によって決ま
る一定値となり、自然自由落下の状態で貫入試験を行な
うことができる。従って作業者の個人差の影響を受ける
ことなく連続して自動的に打撃を行なうことができ、正
確な試験を行なうことができる。またウエイト9の引上
げ高さの1/2のストロークの油圧シリンダ4を用いる
ことができ、小型のシリンダで迅速の打撃をくりかえす
ことができる。しかもキャッチャ10によるウエイト9
の着脱は水平駆動のシリンダで行なわれるため、試験に
有害となる外力が作用しない。
【0017】なお本実施例による地盤貫入試験装置は従
来のボーリング装置についてしようすることができ、専
用やぐら31に設置することにより作業の安全性を確保
することもできる。また本実施例に示した各部の構造は
本発明の主旨を逸脱しない範囲で変更してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の地盤貫入
試験装置によれば、ウエイトの落下高さを一定として自
然自由落下の状態で自動的に地盤貫入試験を行なうこと
ができるので、作業者の個人差の影響を受けることなく
連続して自動的に打撃を行なうことができ、正確な試験
を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地盤貫入試験装置の一実施例が設けら
れたボーリング装置の構成を示す正面図である。
【図2】図1の地盤貫入試験装置の要部の構成を示す縦
断面図である。
【図3】図1の油圧シリンダ及びウエイトの動作を示す
説明図である。
【図4】図1のキャッチャの動作を示す説明図である。
【符号の説明】
1 地盤 2 ボーリング装置 3 ボーリングロッド 4 油圧シリンダ(流体シリンダ) 8 アンビル(被衝撃体) 9 ウエイト 10 キャッチャ(係止部材) 17 センサ(検出部材) 21 自動記録計(記録部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボーリング装置に設けられ、所定重量の
    ウエイトを所定の高さから自然落下させ、地盤の貫入量
    を測定する地盤貫入試験装置において、前記ボーリング
    装置に昇降可能に装着され前記ウエイトを昇降自在に支
    持するボーリングロッドと、前記ボーリングロッドに固
    定され前記ウエイトの下降端を規制する被衝撃体と、前
    記ボーリングロッドに昇降可能に装着され、前記ウエイ
    トを着脱可能に係止する係止部材と、前記係止部材を倍
    速機構を介して引き上げる流体シリンダと、前記係止部
    材の前記ボーリングロッドに対する位置を検出する検出
    部材と、前記ボーリングロッドの貫入量及び打撃回数を
    記録する記録部材とを有することを特徴とする地盤貫入
    試験装置。
JP5548592A 1992-03-13 1992-03-13 地盤貫入試験装置 Pending JPH0674882A (ja)

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JP5548592A JPH0674882A (ja) 1992-03-13 1992-03-13 地盤貫入試験装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100755351B1 (ko) * 2006-07-18 2007-09-04 이한용 구동모터의 전류 측정값을 이용한 표준관입시험 타격수n값 도출방법 및 n값 산출장치
KR100842186B1 (ko) * 2007-04-24 2008-07-01 주식회사 델타이엔씨 표준 관입 시험용 자동 측정장치
JP2008292329A (ja) * 2007-05-25 2008-12-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ラッチ装置及びこれを備えた落錘衝撃試験機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6070512A (ja) * 1983-09-28 1985-04-22 Canon Inc トラツキング装置

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