JPH0674674B2 - 制振装置 - Google Patents
制振装置Info
- Publication number
- JPH0674674B2 JPH0674674B2 JP21819986A JP21819986A JPH0674674B2 JP H0674674 B2 JPH0674674 B2 JP H0674674B2 JP 21819986 A JP21819986 A JP 21819986A JP 21819986 A JP21819986 A JP 21819986A JP H0674674 B2 JPH0674674 B2 JP H0674674B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- damping device
- vibration damping
- control device
- vibration control
- Prior art date
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- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は塔状構造物全般における制振装置に関する。
第2図において構造物01に矢示方向の風02が作用した時
構造物01の後流には周期的な渦04が発生し、この渦04に
より構造物01は風02に直角方向03に振動する。
構造物01の後流には周期的な渦04が発生し、この渦04に
より構造物01は風02に直角方向03に振動する。
従来上記振動を抑制するには第3図及び第4図に示すよ
うな油の粘性を利用した制振装置〔オイルダンパー06〕
または傾斜台の摩擦を利用した制振装置〔スライデング
ブロック07〕等を構造物01に取りつけ機械的に制振する
か、第5,6図又は第7,8図に示すように構造物01のまわり
の流れを整流する部材〔カウリング08〕または流れを乱
す部材〔ヘリカルワイヤー09〕を構造物01に取りつけ後
流に渦04が発生しないようにして空力的に制振する方法
が用いられている。
うな油の粘性を利用した制振装置〔オイルダンパー06〕
または傾斜台の摩擦を利用した制振装置〔スライデング
ブロック07〕等を構造物01に取りつけ機械的に制振する
か、第5,6図又は第7,8図に示すように構造物01のまわり
の流れを整流する部材〔カウリング08〕または流れを乱
す部材〔ヘリカルワイヤー09〕を構造物01に取りつけ後
流に渦04が発生しないようにして空力的に制振する方法
が用いられている。
第3図、第4図に示すような機械的な制振対策は、大型
の海洋橋梁のようにまわりに岸が無い場合、又まわりの
海が船舶の航行上使用できない場合等、設置場所取りつ
け場所の無い場合には使用できない。また第5,6図及び
第7,8図に示すような空力的な制振対策は取り付け取り
はずしのための施行が大がかりとなるので恒久的な対策
としては良いが吊橋の主塔のように架設時のある時期の
み必要となる一時的対策としては不向きである。
の海洋橋梁のようにまわりに岸が無い場合、又まわりの
海が船舶の航行上使用できない場合等、設置場所取りつ
け場所の無い場合には使用できない。また第5,6図及び
第7,8図に示すような空力的な制振対策は取り付け取り
はずしのための施行が大がかりとなるので恒久的な対策
としては良いが吊橋の主塔のように架設時のある時期の
み必要となる一時的対策としては不向きである。
従つて、周囲の地形的な制的を受けずにかつ取付け、取
外しの容易は制振装置を開発する必要がある。
外しの容易は制振装置を開発する必要がある。
第3図、第4図に示すように、空気力を構造的な力で打
ち消しあわせる制振対策、また第5,6図及び第7,8図のよ
うに振動を生ぜしめる空気力を働かないようにする制振
対策に対し、本発明においては空気力を空気力で打ち消
しあわせる。
ち消しあわせる制振対策、また第5,6図及び第7,8図のよ
うに振動を生ぜしめる空気力を働かないようにする制振
対策に対し、本発明においては空気力を空気力で打ち消
しあわせる。
具体的には第1図において、構造物1の動きを時々刻々
検知する装置10より送られる信号に従い駆動装置11を用
いて翼形状を有する制振装置12を回動させ構造物01に働
く空気力と翼形状を有する制振装置12に働く空気力を常
に反対方向に作用させ打ち消しあわせる。
検知する装置10より送られる信号に従い駆動装置11を用
いて翼形状を有する制振装置12を回動させ構造物01に働
く空気力と翼形状を有する制振装置12に働く空気力を常
に反対方向に作用させ打ち消しあわせる。
翌断面形状を有する部材は風向に対して傾きを与えると
風向に直角方向の揚力を発生する。前記の渦によつて発
生する交番力と逆方向に揚力を発生させると構造物の振
動振幅は小さくなる。
風向に直角方向の揚力を発生する。前記の渦によつて発
生する交番力と逆方向に揚力を発生させると構造物の振
動振幅は小さくなる。
第1図に本発明の1実施例としての制振装置の概略斜視
図を示す。
図を示す。
構造物1の頂上付近に取付けられ該構造物1の動きを検
知する装置10と、該検知装置10より送られる指令により
回転駆動する装置11と駆動軸13で連結された翼断面形状
を有する制振部材2よりなる。
知する装置10と、該検知装置10より送られる指令により
回転駆動する装置11と駆動軸13で連結された翼断面形状
を有する制振部材2よりなる。
第1図では構造物の動きを検出する装置10は1個だけ取
付けた実施例を示したが、構造物の形状によつてその取
付数は決まり、複数個取付けるのが通常である。
付けた実施例を示したが、構造物の形状によつてその取
付数は決まり、複数個取付けるのが通常である。
交番渦列によつて発生する構造物の振動を、交番渦列と
同一周期で逆方向の力(翼形状体に働く揚力)を与える
ことにより構造物の振動を抑制することができる。
同一周期で逆方向の力(翼形状体に働く揚力)を与える
ことにより構造物の振動を抑制することができる。
また周囲の地形による影響を受けることがなく、装置の
取付け、取外しが容易である。
取付け、取外しが容易である。
第1図は本発明制振装置の実施例の斜視図、 第2図は風による振動のメカニズム説明図である。 第3図は従来の制振装置の1例を示す概略図、 第4図は従来の制振装置の他の例を示す概略図である。 第5図は従来の制振装置の他の例を示す平面図、 第6図は第5図の側面図である。 第7図は従来の制振装置の他の例を示す平面図、 第8図は第7図の側面図である。 1……構造物 2……風 10……構造物の動きを検知する装置 11……駆動装置 12……翼断面形状を有する制振部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−106961(JP,U) 実開 昭62−94258(JP,U) 特公 昭42−1274(JP,B1)
Claims (1)
- 【請求項1】塔状構造物の風に起因する振動を抑制する
制振装置において、 前記構造物の動きを検知する装置から送られる指令によ
つて翼断面形状の制振部材を回動させ、前記翼断面形状
の制振部材に作用する揚力の方向を交番的に変えること
によつて構造物に作用する交番力を弱めるようにしたこ
とを特徴とする制振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21819986A JPH0674674B2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21819986A JPH0674674B2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 制振装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6375263A JPS6375263A (ja) | 1988-04-05 |
JPH0674674B2 true JPH0674674B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=16716169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21819986A Expired - Fee Related JPH0674674B2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 | 制振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0674674B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019190196A1 (ko) * | 2018-03-28 | 2019-10-03 | 정시은 | 고고도 구조물의 균형유지시스템 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4599350B2 (ja) | 2004-02-27 | 2010-12-15 | 三菱重工業株式会社 | 風力発電装置およびそのアクティブ制振方法並びに風車タワー |
CN114233783A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-03-25 | 天津大学 | 一种用于塔器减振的d形翅片 |
-
1986
- 1986-09-18 JP JP21819986A patent/JPH0674674B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019190196A1 (ko) * | 2018-03-28 | 2019-10-03 | 정시은 | 고고도 구조물의 균형유지시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6375263A (ja) | 1988-04-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |