JPH0674431U - 自動車用アウトドアハンドル装置 - Google Patents

自動車用アウトドアハンドル装置

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JPH0674431U
JPH0674431U JP1587093U JP1587093U JPH0674431U JP H0674431 U JPH0674431 U JP H0674431U JP 1587093 U JP1587093 U JP 1587093U JP 1587093 U JP1587093 U JP 1587093U JP H0674431 U JPH0674431 U JP H0674431U
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escutcheon
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automobile
tongue
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賢治 水島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車用アウトドアハンドル装置のエンドカバ
ーの形状を簡素化する。 【構成】 この考案による自動車用アウトドアハンドル
装置では、エスカッション１のボルト３に挿通される貫
通孔が設けられた舌片５がエンドカバー２と一体に形成
され、舌片５が折曲げられるときにヒンジ部となる凹部
７が舌片５に形成される。実施例では舌片５には複数の
凹部７が形成される。エスカッション１の舌片５に凹部
７を形成して舌片５を所定の形状に変形して、エスカッ
ション１に装着できるので、エンドカバー２を形成する
成形型の形状が簡素化されかつ安価に製造することがで
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
この考案はハンドル、特にエンドカバーの成形の容易な自動車用アウトドアハ ンドル装置に関連する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば実開平１−７０９５７号公報に示されるように、自動車用アウトドアハ ンドル装置のエスカッションはエンドカバーを介してドアパネルに固定される。 その際に、エンドカバーに形成された舌片に貫通孔が形成され、エスカッション にインサート成形されたボルトが舌片の貫通孔に挿通され、エンドカバーがエス カッションと共にドアパネルに固定される。エンドカバーはポリプロピレン、ブ タジェンスチレンゴム等の合成樹脂により形成され、エスカッションはポリアセ タール、ポリカーボネート等の合成樹脂又は亜鉛ダイキャスト等の金属により形 成される。エンドカバーは自動車用アウトドアハンドル装置の操作時に発生する 衝撃を吸収すると共に、ドアパネル内への水又は風の侵入を阻止する作用がある 。このような自動車用ドアハンドルは、例えば実開平１−１６２５６５号公報に 示されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来のエンドカバーの舌片はエンドカバーの本体からＬ字状に屈曲 して突出するため、構造的に奥行きが深くなる。このため、エンドカバーを形成 する金型の形状が複雑かつ高価になる欠点がある。
【０００４】 そこで、この考案は簡素な形状を有するエンドカバーを装着できる自動車用ア ウトドアハンドル装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
この考案による自動車用アウトドアハンドル装置は、自動車のドアパネルに固 定されるエスカッションと、エスカッションに回転可能に支持されかつドアロッ ク装置に作動連結されるハンドル本体と、エスカッションとドアパネルとの間に 配置されるエンドカバーとを備えている。エスカッションのボルトに挿通される 貫通孔が設けられた舌片がエンドカバーと一体に形成され、舌片が折曲げられる ときにヒンジ部となる凹部が舌片に形成される。実施例では舌片には複数の凹部 が形成される。
【０００６】
【作用】
エスカッションの舌片に凹部を形成して舌片を所定の形状に変形して、エスカ ッションに装着できるので、エンドカバーを形成する成形型の形状が簡素化され かつ安価に製造することができる。また、ある程度自由度をもって凹部で舌片の 折曲げ形状を変更できるので、エンドカバーの汎用性を確保することができる。
【０００７】
【実施例】
以下、この考案による自動車用アウトドアハンドル装置の実施例を図１〜図４ について説明する。
【０００８】 この考案による自動車用アウトドアハンドル装置は、図１に示すハンドルエス カッション１を備えている。ハンドルエスカッション１は自動車の図示しないド アパネルに固定され、ドアロック装置に作動連結されるハンドル本体を回転可能 に支持する。エスカッション１とドアパネルとの間にはエンドカバー２が配置さ れる。エスカッション１の支持孔８にはインサート成形又は圧入によりボルト３ が固定される。エンドカバー２には環状のカバー本体４と、カバー本体４から突 出する舌片５とが一体に形成される。舌片５にはボルト３が挿通される貫通孔６ が設けられる。図１に示す舌片５のエスカッション１への取り付け状態は従来と 同じである。しかし、この考案では、舌片５は図３に示すように成形型によりカ バー本体４と同一の単一平面状に形成される。即ち、舌片５には折曲げ部に沿っ て複数の凹部７が形成され、凹部７は舌片５が折曲げられるときにヒンジ部とな る。
【０００９】 エンドカバー２は成形時には図２及び図３に示すように平面状に形成され、舌 片５を凹部７で折曲げると図４に示す立体的な形状に変形できる。従って、エス カッション１の舌片５に凹部７を形成して舌片５を所定の形状に変形して、エス カッション１に装着できるので、エンドカバー２を形成する成形型の形状が簡素 化されかつ安価に製造することができる。また、ある程度自由度をもって凹部７ で舌片５の折曲げ形状を変更できるので、エンドカバー２の汎用性を確保するこ とができる。
【００１０】
【考案の効果】
前述のように、この考案の自動車用アウトドアハンドル装置では、エンドカバ ーを平坦な形状で形成できるので、成形型の形状が簡素化され、成形型の製造が 容易かつ安価となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】 この考案による自動車用アウトドアハンドル
装置の実施例を示す図２のＡ−Ａ線に沿う断面図
【図２】 エンドカバーの部分平面図
【図３】 エンドカバーの舌片の断面図
【図４】 エンドカバーの舌片を折曲げた状態の断面図
【符号の説明】
１・・エスカッション、２・・エンドカバー、３・・ボ
ルト、５・・舌片、７・・凹部、

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 自動車のドアパネルに固定されるエスカ
    ッションと、エスカッションに回転可能に支持されかつ
    ドアロック装置に作動連結されるハンドル本体と、エス
    カッションとドアパネルとの間に配置されるエンドカバ
    ーとを備えた自動車用アウトドアハンドル装置におい
    て、 エスカッションのボルトに挿通される貫通孔が設けられ
    た舌片をエンドカバーと一体に形成し、舌片が折曲げら
    れるときにヒンジ部となる凹部を舌片に形成したことを
    特徴とする自動車用アウトドアハンドル装置。
  2. 【請求項２】 舌片には複数の凹部が形成される「請求
    項１」に記載の自動車用アウトドアハンドル装置。
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