JPH0674238U - ボルトとナットの組み付け装置 - Google Patents

ボルトとナットの組み付け装置

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JPH0674238U
JPH0674238U JP2052993U JP2052993U JPH0674238U JP H0674238 U JPH0674238 U JP H0674238U JP 2052993 U JP2052993 U JP 2052993U JP 2052993 U JP2052993 U JP 2052993U JP H0674238 U JPH0674238 U JP H0674238U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人手作業を要することなく、均一な出代をも
ってボルトをナットに螺合させることができるボルトと
ナットの組み付け装置を提供する。 【構成】 ボルト移送経路1に設けられたホッパー部2
の直下には、螺合装置6のソケットボックス7が配置さ
れている。螺合装置6は、このソケットボックス7とサ
ブアッシー回転モータ8、及びベルト10とから構成さ
れている。ベース15は、縦フレーム11,12より一
方向側の上段部16と、縦フレーム11,12間を通過
して他方向に延びる下段部17とから構成され、上段部
16には、ナット移送経路18が設けられている。下段
部17には、上段部16との接合基部に、落とし穴22
が設けられている。下段部上17には、その長手方向に
移動自在な位置決め部材23が配置されており、位置決
め部材23は、完成品落とし用シリンダ30により駆動
される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、出代が一定の状態でボルトをナットに螺合させるボルトとナットの 螺合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ボルトとナットの組み付け装置としては、図9に示したものが実用され ている。すなわち、エアツール81は、適宜の箇所に固定されているとともに足 踏み式スイッチ82を介して電源に接続され、先端部にはソケット83が設けら れている。そして、ナットNとボルトVとを螺合させるに際しては、予めナット NをボルトVに仮組み付け(2〜3山程度の螺合)した後、ナットNをソケット 83に嵌合させる。
【0003】 しかる後に、足踏み式スイッチ82をオン操作して、エアツール81を作動さ せ、ソケット83を回転させることにより、ナットNを螺進させる。そして、適 宜螺進させた時点で、足踏み式スイッチ82をオフ操作して、エアツール81を 停止させ、ボルトVとナットNとが螺合した部材をソケット83から引き抜いて 、次の螺合作業を開始する。
【0004】 なお、このようなボルトVとナットNと予め螺合させた部材は、図10に示し たように、車体に設けられたブラケット84に螺着されて、クラッチペダル85 のストッパボルトとして使用され、あるいは図11に示したように、ステアリン グ部材86の螺着されて、ステアリング切れ角のストッパボルトとして使用され る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように従来においては、エアツール81のソケット83に ナットNをセットするに先行して、予めナットNをボルトVに仮組み付けしなけ ればならない。よって、人手作業を必要とすることにより、コスト的に不利なば かりでなく、作業速度にも自ずと限界がある。また、足踏み式スイッチ82のオ ン時間に応じて、ナットNのねじ込み代が異なることから、製品ごとにナットN に対するボルトVの出代にバラツキが生ずる。よって、図10,11に例示した ように、ストッパボルト等として用いる際しては、ボルトVの出代を再度調整し なければならず、用いるに際して出代調整作業が必要となってしまうものであっ た。
【0006】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、人手作業を要 することなく、均一な出代をもってボルトをナットに螺合させることができるボ ルトとナットの組み付け装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案にあっては、ボルトを移送して、経路端から 順次落下させるボルト移送経路と、該ボルト移送経路より下方に設けられ、ナッ トを順次移送するナット移送経路と、該ナット供給経路の経路端に設けられ、供 給されたナットを位置決めするセット位置、及びナットを残して退避する退避位 置とに摺動自在な位置決め部材と、該位置決め部材と前記ボルト供給経路の経路 端間に位置し、該経路端から落下したボルトを通過可能な状態で受容し、前記ナ ット位置決め部材に位置決めされているナットに螺合させる螺合装置と、該螺合 装置により前記ナットに螺合されたボルトが所定の出代となったことを検知する 出代検知手段と、該出代検知手段の検知作動に応答して、前記螺合装置を停止さ せるリレー手段と、前記出代検知手段の検知作動に応答して、前記位置決め部材 を退避位置に駆動した後、前記セット位置に駆動する駆動手段とを備えている。
【0008】
【作用】
前記構成において、ナット移送経路にて移送されたナットは、経路端において セット位置にある位置決め部材により位置決めされる。一方、ボルトはボルト移 送経路にて移送され、経路端から落下する。この経路端から落下したボルトは、 螺合装置により受容されて、前記位置決め部材に位置決めされているナットに螺 合される。これにより、ボルトがナットから突出して、所定の出代になると、所 定の出代となったことが出代検知手段により検知される。
【0009】 すると、これ応答してリレー手段と駆動手段とが作動し、リレー手段にあって は、前記螺合装置を停止させる。したがって、ボルトはその出代が所定となった 状態にナットに螺合される。また、前記駆動手段は、位置決め部材を退避位置に 駆動することから、それまで位置決め部材により位置決めされていたナットは、 位置決めから解放されて落下可能な状態となる。
【0010】 このとき、前記螺合装置は、ボルトを通過可能な状態で受容していることから 、ナットが位置決めから解放されて、落下可能な状態となると、ボルトはナット とともに落下する。そして、このようにして螺合されたボルトとナットとが落下 すると、駆動手段は再度位置決め部材をセット位置に駆動する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図にしたがって説明する。すなわち、図1に 示したボルト移送経路1は、図外の端部においてパーツフィーダに接続されてい る。該パーツフィーダは公知のドラム式であって、ドラムを回転させるとともに 、ボルト移送経路1を加振して、ボルト頭部を上端した垂直状態でボルトVを整 列させてボルト移送経路1に移動させる。
【0012】 このボルト移送経路1は傾斜状であって、経路端にはホッパー部2が設けられ ている。該ホッパー部2は、図2に明示したように、テーパー状に成形され下端 部に開口2aを有している。また、ボルト移送経路1のホッパー部2より手前側 には、1個落とし機構3が設けられている。該1個落とし機構3には、ボルト移 送経路1に直交する上部垂直板4と下部垂直板5とを有し、図3に示したように 、この両垂直板4,5の異なる部位には前記ボルトVが通過可能な切欠部P,B が設けられている。この両垂直板4,5は、前記ボルト移送経路1の相対向する 側壁1a,1bに摺動可能な状態で挿通されており、端部には後述するボルト1 個落とし用シリンダ39のピストンロッドが結合されている。
【0013】 そして、前記ピストンロッドの伸長させて、切欠部Pをボルト移送経路1の側 壁1a,1b間に合致させると、この切欠部Pを通過してボルトVが1個のみ下 部まで側壁1a,1b間を摺動する。この状態から、前記ピストンロッドを収縮 させて切欠部bをボルト移送経路1に合致させると、下部垂直板5の摺動に伴っ て該下部垂直板5に当接しているボルトVが相対移動する。そして、下部垂直板 5の切欠部Qがボルト移送経路1に合致すると、切欠部Qを介してボルトVがホ ッパー部2を介して落下する。このとき、切欠部Qの上方は上部垂直板4により 閉鎖されていることから、単一のボルトVのみがホッパー部2から落下する。し たがって、前記ピストンロッドを伸縮作動させて、交互に切欠部Pと切欠部Qと をボルト移送経路1に合致させることにより、順次1個ずつホッパー部2からボ ルトVが落下する。
【0014】 前記ホッパー部2の開口部2aの直下には、螺合装置6に設けられたソケット ボックス7が配置されている。螺合装置6は、前記ソケットボックス7とサブア ッシー回転モータ8、及び該サブアッシー回転モータ8の駆動プーリ9とソケッ トボックス7間に架装されたベルト10とから構成され、前記ソケットボックス 7は貫通状に形成されている。
【0015】 該ソケットボックス7は、図5に示したように、一対の縦フレーム11,12 の上端部間に架橋された横フレーム13に、垂直状に嵌挿されており、周部には ベアリング14が配設されている。これにより、ソケットボックス7は回転自在 な状態で、前記横フレーム13に抱持されている。
【0016】 また、横フレーム13の下方には、図1に示したように、前記縦フレーム11 ,12間を通過して両側に伸びる長尺状のベース15が設けられている。該ベー ス15は、前記縦フレーム11,12より一方向側の上段部16と、縦フレーム 11,12間を通過して他方向に延びる下段部とから構成されている。
【0017】 前記上段部16には、ナット移送経路18が設けられており、該ナット移送経 路18は、図外の端部においてパーツフィーダに接続されている。該パーツフィ ーダも公知のドラム式であって、ドラムを回転させるとともに、ナット移送経路 18を加振して溝19内にナットNを整列させて移送する。
【0018】 このナット移送経路18の経路端より手前側には、ナット1個送り機構20が 設けられている。該ナット1個送り機構20は前述したボルト1個落とし機構3 と同一の構成であって、後述するナット1個送り用シリンダ38のピストンロッ ドが伸縮するごとに1個ずつナットNを送ることができる状態を形成する。また 、1個送り機構20の近傍には、エアブロー吹出口21が設けられている。そし て、前記1個送り機構20により1個送り可能な状態になったナットNは、エア ブロー吹出口21からの圧搾空気により、ナット移送経路18の経路端に移送さ れる。
【0019】 前記下段部17には、上段部16との接合基部に、図4、5に示したように、 落とし穴22が設けられている。また、前記下段部上17には、置決め部材23 が配置されている。該位置ぎめ部材23は、下段部17の長手方向に移動自在で あって、前記落とし穴22上にて前記ナット移送経路18の端部に連設するセッ ト位置と、前記落とし穴22上から退避した退避位置とに摺動する。
【0020】 該位置決め部材23は、図6に示したように、三層構造であって、下部板24 、中間板25及び上部板26を積層して構成されている。各板24〜26の一端 部には、各々切欠部24a,25a,26aが設けられている。下部板24と上 部板26の切欠部24aと26aは、前記ボルトVが雄ねじ部が遊挿可能な径で あり、また、中間板25の切欠部25aはこれよりやや大径であって、ナットN を外周に沿った多面形状に成形されている。
【0021】 また、前記下部板24aの他端部には、前記下段部24の側面に摺接するフラ ンジ27,27が設けられているとともに、上面には固定穴29を有する取り付 け板28が設けれている。この取り付け板28の固定穴には、図1に示したよう に、前記下段部17に固定された完成品落とし用シリンダ30のピストンロッド 31の先端が結合されている。
【0022】 次に、この実施例において用いられているセンサ類について説明すると、図1 に示したたように、ボルト移送経路1に設けられているボルト1個落とし機構3 の近傍には、該1個落とし機構3内にボルトVが在席していることを検知するボ ルト在席センセAが配置されている。また、ナット送経路18に設けられている ナット1個送り機構20の近傍には、該ナット1個送り機構3内にナットNが在 席していることを検知するナット在席センセ(入口)センサCが配置されている 。前記位置決め部材23には、前記中間板25の切欠部25a内にナットNが在 席していることを検知するナット在席(中)センサDが配置されている。さらに 、図4に示したように、落とし穴22の近傍には、ナットNに螺合されたボルト Vの端部により遮光されたとき、これに感応して信号を出力する光電型のアッシ ー済み出代検知センサEが配置されている。
【0023】 図7は、本実施例の回路図を示すものであり、100VACを電源とするこの 回路には、電源スイッチ32、パイロットランプ33及びタイマーTRが配置さ れている。該タイマーTRの設定時間はT=10Minであって、10分間動作 しない場合、つまりパーフィーダ内のナットNやボルトVがなくなって10分以 上、サブアッシー回転モータ8が停止した場合には、接点TR001を解放する ことにより、回路を遮断して無用な電力消費を防止する。
【0024】 また、前記ナット在席センサA、ナット在席(入口)センサC、ナット在席( 中)センサD、及びアッシー済み出代検知センサEは、並列接続されており、ナ ット在席センサAの出力信号により、接点A001が駆動される。該接点A00 1は、ボルト用のパーツフィーダに設けられたドラムを回転させるモータ34と フィーダー35とをオン・オフする。
【0025】 前記ナット在席(入口)センサCの出力信号により、接点C001が駆動され る。該接点C001は、ナット用パーツフィーダに設けられたドラムを回転させ るモータ36とフィーダー37とをオン・オフするとともに、ナット1個送り用 シリンダ38をオン・オフする。
【0026】 また、ナット在席(中)センサDの出力信号により、接点D001が駆動され る。該接点D001は、ボルト1個落としシリンダ39をオン・オフするととも に、前記ナット1個送りシリンダ38ををオン・オフする。さらに、アッシー済 み出代検知センサEの出力信号により、接点E001が駆動される。該接点E0 01は、本実施例のリレー手段を構成するリレー40をオン・オフするする。
【0027】 このリレー40は、接点R1を有し、該接点R1は、出代検知に応答して閉じ 、前記完成品落とし用シリンダ30のピスンロッド31が収縮する方向に作動さ せる。さらに、接点R1は、前記アッシー済み出代検知センサEが、ボルトVの 出代を検知しない状態(出代検知ナシ)で、前記サブアッシー回転モータ8の回 路をオンにし、ボルトVの出代を検知したとき、前記サブアッシー回転モータ8 の回路をオフにする。
【0028】 このサブアッシー回転モータ8の回路には、タイマーTR2が設けられている 。該タイマーTR2は、タイマー回路TR002を有し、該タイマー回路TR0 02は、逆転回路45と正転回路46とから構成されている。そして、前記リレ ー40により接点R1がオンとなった際には、タイマーTRが設定時間T=2s ec、つまり2秒間逆転回路45を通電状態にして、該逆転回路45側からサブ アッシー回転モータ8に電流を流す。しかる後に、正転回路46側を通電状態に して、該正転回路46側からサブアッシー回転モータ8に電流を流す。
【0029】 したがって、サブアッシー回転モータ8は始動初期に2秒間だけ逆転した後、 正転を開始する。そして、サブアッシー回転モータ8が2秒間逆転すると、ボル トVは螺合しない状態でナットN上で回転する。これにより、ボルトVの雄ねじ 部の端部とナットNの螺孔との位置合わせを行って、所謂山噛みを防止し、しか る後に正転して螺合を開始する。
【0030】 また、前記エアブロー吹出口21に圧搾空気を供給するナットエアブロー用シ リンダ42には、2個のシリンダスイッチ43,44が直列接続されている。一 方のシリンダスイッチ43は、前記完成品落とし用シリンダ30のピストンロッ ド31が伸長した状態でオンとなる。また、他方のシリンダスイッチ44は、前 記ナット1個送り用シリンダ38のピスンロッドが戻り作動して、前記ナット1 個送り機構20が前述したように1個ずつナットNを送ることができる状態を形 成したとき、オンとなる。
【0031】 したがって、エアブロー用シリンダ42は、完成品落とし用シリンダ30のピ スンロッド31が伸長して、前記位置決め部材23がセット位置にあり、かつナ ット1個送り機構20がナットNを1個送りできる状態で作動して、エアブロー 吹出口21から圧搾空気を送出する。これにより、圧搾空気により駆動された単 一のナットNがセット位置にある位置決め部材23の中間板25に設けられてい る切欠部25a内に圧送される。
【0032】 次に、以上の構成にかかる本実施例の動作を、図8に示した動作フローチャー トに従って説明する。すなわち、ナット1個送り機構20内にナットNが1個送 りできる状態が形成され、これをナット在席(入口)センサCが検出すると、エ アブロー用シリンダ42が作動し、エアブロー吹出口21から圧搾空気を供給す る。これにより、前述したように単一のナットNが、セット位置にある位置決め 部材23に設けられている中間板25の切欠部25a内(ナット定位置)に送ら れる(ステップ)。
【0033】 次に、サブアッシー回転モータ8が回転して、ベルト10を介してソケットボ ックス7を駆動し、該ソケットボックス7が回転する(ステップ)。これに続 き、ボルト1個落とし機構3が作動して(ステップ)、単一のボルトVがホッ パー部2を介してソケットボックス7内に落下する。このとき、ソケットボック ス7は既に回転を開始しているこから、12角状のソケットボックス7内の6角 のボルトVが適正に嵌合して、ボルトVの下端部はナットNの螺孔上に到来する 。また、前述のようにサブアッシー回転モータ8は、2秒間逆転した後、正転を 開始することから、ソケットボックス7も同様に逆転し、これにより前記山噛み が防止される。
【0034】 そして、2秒が経過すると、サブアッシー回転モータ8は正転を開始し、これ によりソケットボックス7に嵌合しているボルトVが回転駆動されて、ナットN へのネジ込みを開始する(ステップ)。その結果、ボルトVの下端部がナット Nから突出して、アッシー済み出代検知センサEがこれを感知すると(ステップ )、前述のようにリレー40が接点R1をオフにし、これによりサブアッシー 回転モータ8が停止し、これと同時に、完成品落としシリンダ30が作動(開) する(ステップ)。
【0035】 したがって、セット位置にあった位置決め部材23は、完成品落としシリンダ 30のピストンロッド31が収縮することにより、退避位置に移動する。このた め、前記中間板25の切欠部25aに受容されて、下部板26の切欠部26aの 周部により支持されていたナットNは支持を失って、ボルトVと螺合した状態で 落とし穴22から下方に落下する(ステップ)。
【0036】 そして、以上のステップ〜の工程が終了すると、完成品落とし用シリンダ 30のピスンロッド31が伸長して、位置決め部材23を初期位置であるセット 位置に駆動し、この状態でステップから工程が開始される。よって、このステ ップ〜の工程が繰り返されることにより、ボルトVとナットNとが噛合され かつボルトVの出代が一定な完成品が、落とし穴22を介して順次落下すること となる。
【0037】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、ボルトを位置決め部材により位置決めされてい るナットに螺合させるととともに、ナットに螺合されたボルトが所定の出代とな った時点で螺合を停止させ、位置決め部材を退避させるようにした。よって、自 動的にボルトとナットとを螺合させて、人手作業を必要とすることなく低コスト かつ効率的に、両者の螺合を行い得るのみならず、ボルトの出代を一定するにす ることができる。よって、ストッパボルト等として用いる際しては、ボルトの出 代を再度調整する必要もなくなり、使用に際しての出代調整作業がを不要にする ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体構造を示す斜視図であ
る。
【図2】同実施例のボルト移送経路の経路端の構造を示
す斜視図である。
【図3】ボルト1個落とし機構の構成部材を示す側面図
である。
【図4】図1のa−a線に沿う断面図である。
【図5】図4のb−b線に沿う断面図である。
【図6】(a)は位置決め部材の平面図、(b)同左側
面部、(c)は正面図である
【図7】本実施例の回路図である
【図8】本実施例の動作フローチャートである。
【図9】従来装置を斜視図である。
【図10】ボルトとナットからなる部材を用いた一例を
示す側面図である。
【図11】ボルトとナットからなる部材を用いた他例を
示す側面図である。
【符号の説明】
1 ボルト移送経路 6 螺合装置 18 ナット移送経路 23 位置決め部材 30 完成品落とし用シリンダ(駆動手段) 40 リレー V ボルト N ナット E アッシー済み出代検知センサ(検出手段)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルトを移送して、経路端から順次落下
    させるボルト移送経路と、 該ボルト移送経路より下方に設けられ、ナットを順次移
    送するナット移送経路と、 該ナット供給経路の経路端に設けられ、供給されたナッ
    トを位置決めするセット位置、及びナットを残して退避
    する退避位置とに摺動自在な位置決め部材と、 該位置決め部材と前記ボルト供給経路の経路端間に位置
    し、該経路端から落下したボルトを通過可能な状態で受
    容し、前記ナット位置決め部材に位置決めされているナ
    ットに螺合させる螺合装置と、 該螺合装置により前記ナットに螺合されたボルトが所定
    の出代となったことを検知する出代検知手段と、 該出代検知手段の検知作動に応答して、前記螺合装置を
    停止させるリレー手段と、 前記出代検知手段の検知作動に応答して、前記位置決め
    部材を退避位置に駆動した後、前記セット位置に駆動す
    る駆動手段と、 を備えたことを特徴とするボルトとナットの組み付け装
    置。
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