JPH0674177B2 - ホウ化チタン/炭化ケイ素複合セラミックスの高強度化法 - Google Patents
ホウ化チタン/炭化ケイ素複合セラミックスの高強度化法Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F27D—DETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
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Description
【発明の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本発明は、耐薬品性耐ガス性バルブ、コック、容器、パ
イプ、切削工具や高温構造材料としてのバーナー、炉内
耐火物部品、炉芯管、線引ダイスなどへの利用が考えら
れるホウ化チタンに、炭化ケイ素ウイスカーまたは粉末
を分散強化相とした複合セラミックスに、さらに助剤と
してホウ化ケイ素(SiB6またはSiB4)を添加することに
よって、より一層の強度向上をもたらすホウ化チタン/
炭化ケイ素複合セラミックスの高強度化法に関する。
イプ、切削工具や高温構造材料としてのバーナー、炉内
耐火物部品、炉芯管、線引ダイスなどへの利用が考えら
れるホウ化チタンに、炭化ケイ素ウイスカーまたは粉末
を分散強化相とした複合セラミックスに、さらに助剤と
してホウ化ケイ素(SiB6またはSiB4)を添加することに
よって、より一層の強度向上をもたらすホウ化チタン/
炭化ケイ素複合セラミックスの高強度化法に関する。
(b) 従来の技術 ホウ化チタンを主成分とした材料がいまだ広く実用化さ
れていないおもな理由は、ホウ化チタンの難焼結性と靭
性の低さによる。この問題、特に靭性の低さを克服する
のに炭化ケイ素ウイスカーまたは炭化ケイ素粉末を複合
化することが有効であることが示された(特願63−1143
99)。
れていないおもな理由は、ホウ化チタンの難焼結性と靭
性の低さによる。この問題、特に靭性の低さを克服する
のに炭化ケイ素ウイスカーまたは炭化ケイ素粉末を複合
化することが有効であることが示された(特願63−1143
99)。
(c) 発明が解決しようとする問題点 特願63−114399によって示された炭化ケイ素ウイスカー
または炭化ケイ素粉末の複合化は、靭性の低さを克服す
るという点では一定の成果をおさめたが、依然として難
焼結性の問題は十分には解決されていない。
または炭化ケイ素粉末の複合化は、靭性の低さを克服す
るという点では一定の成果をおさめたが、依然として難
焼結性の問題は十分には解決されていない。
本発明の目的は、優れた強度靭性を有するホウ化チタン
/炭化ケイ素複合セラミックスの特性を損なうことな
く、その焼結性を改善し、さらに可能であるならば、よ
り一層の高強度化を達成しようとするものである。
/炭化ケイ素複合セラミックスの特性を損なうことな
く、その焼結性を改善し、さらに可能であるならば、よ
り一層の高強度化を達成しようとするものである。
(d) 問題を解決するための手段 本発明は、従来のホウ化チタン/炭化ケイ素複合セラミ
ックスに新たにホウ化ケイ素(SiB6またはSiB4)を1〜
10重量%、均一に分散することにより、易焼結性と高強
度化を達成するものである。これはホウ化ケイ素が炭化
ケイ素と焼結中に一部反応して炭化ホウ素とケイ素が生
成するために、より低温での焼結が可能になるととも
に、分散強化相である炭化ケイ素とマトリックスのホウ
化チタンの界面の性質が改善されて高強度化が達成され
るものと思われる。
ックスに新たにホウ化ケイ素(SiB6またはSiB4)を1〜
10重量%、均一に分散することにより、易焼結性と高強
度化を達成するものである。これはホウ化ケイ素が炭化
ケイ素と焼結中に一部反応して炭化ホウ素とケイ素が生
成するために、より低温での焼結が可能になるととも
に、分散強化相である炭化ケイ素とマトリックスのホウ
化チタンの界面の性質が改善されて高強度化が達成され
るものと思われる。
(e) 作 用 本発明は、ホウ化チタン粉末に5〜30容量%の炭化ケイ
素ウイスカーまたは炭化ケイ素粉末を加えたものに、ホ
ウ化ケイ素(SiB6またはSiB4)を1〜10重量%添加して
全体を均質に混合したのち、ホットプレス法によって焼
結体を得る。
素ウイスカーまたは炭化ケイ素粉末を加えたものに、ホ
ウ化ケイ素(SiB6またはSiB4)を1〜10重量%添加して
全体を均質に混合したのち、ホットプレス法によって焼
結体を得る。
分散強化相となる炭化ケイ素は、できるだけ不純物を含
まないものが望まれ、95%以上の純度を有することが望
ましい。そしてウイスカーの場合は直径0.1〜1μm、
長さは10〜100μm程度が使用できるが、分散性および
高強度化の観点からすれば、径はできるだけ太いものが
よく、長さも50〜100μmの範囲であることが望まし
い。粒子の場合はその粒径がマトリックスとなるホウ化
チタンの粒径よりも小さい必要があるが、特に1/10以下
であることが望ましい。また、ホウ化チタンの粒径はで
きるだけ小さい方が焼結性の点から好ましく、特に3μ
m以下の粒径であることが望ましい。そして、ホウ化ケ
イ素の粒径は、炭化ケイ素のそれよりも小さいことが望
ましい。
まないものが望まれ、95%以上の純度を有することが望
ましい。そしてウイスカーの場合は直径0.1〜1μm、
長さは10〜100μm程度が使用できるが、分散性および
高強度化の観点からすれば、径はできるだけ太いものが
よく、長さも50〜100μmの範囲であることが望まし
い。粒子の場合はその粒径がマトリックスとなるホウ化
チタンの粒径よりも小さい必要があるが、特に1/10以下
であることが望ましい。また、ホウ化チタンの粒径はで
きるだけ小さい方が焼結性の点から好ましく、特に3μ
m以下の粒径であることが望ましい。そして、ホウ化ケ
イ素の粒径は、炭化ケイ素のそれよりも小さいことが望
ましい。
原料を均質に混合するために、超音波分散法、ボールミ
ル法、震動ミル法などが利用できるが、ウイスカーなど
の分散を容易にするために脂肪酸類、高級アルコール
類、アルキルスルホン酸類などの界面活性剤を加えた
り、適当な電解質を加えてゼータ電位を調整することが
有効である。
ル法、震動ミル法などが利用できるが、ウイスカーなど
の分散を容易にするために脂肪酸類、高級アルコール
類、アルキルスルホン酸類などの界面活性剤を加えた
り、適当な電解質を加えてゼータ電位を調整することが
有効である。
ホットプレスは、アルゴン、窒素、真空中などの非酸化
性雰囲気で行わなければならず、プレス圧は300Kg/cm3
以上、温度は1300℃以上、保持時間は30分以上であるこ
とが必要であるが、あまり高温で長時間のホットプレス
を行うと、ウイスカー等の劣化やマトリックスの粒成長
がおこって望ましくない。できれば1800℃以下1時間以
下の条件が好ましい。
性雰囲気で行わなければならず、プレス圧は300Kg/cm3
以上、温度は1300℃以上、保持時間は30分以上であるこ
とが必要であるが、あまり高温で長時間のホットプレス
を行うと、ウイスカー等の劣化やマトリックスの粒成長
がおこって望ましくない。できれば1800℃以下1時間以
下の条件が好ましい。
(f) 実施例および比較例 (実施例1) 平均粒径1.3μmのホウ化チタンに平均直径0.5μm、平
均長さ30μmの炭化ケイ素ウイスカーを10%、平均粒径
18.5μmのSiB6を5wt%混ぜ、エタノール中で界面活性
剤を加えて24時間ボールミル混合したのち真空中200℃
で乾燥、60メッシュのふるい通しをして得た混合粉体を
アルゴン中1600℃1時間プレス圧360Kg/cm2でホットプ
レスした。
均長さ30μmの炭化ケイ素ウイスカーを10%、平均粒径
18.5μmのSiB6を5wt%混ぜ、エタノール中で界面活性
剤を加えて24時間ボールミル混合したのち真空中200℃
で乾燥、60メッシュのふるい通しをして得た混合粉体を
アルゴン中1600℃1時間プレス圧360Kg/cm2でホットプ
レスした。
(実施例2) 実施例1と同じ原料で、アルゴン中1700℃1時間プレス
圧360Kg/cm2でホットプレスした。
圧360Kg/cm2でホットプレスした。
(実施例3) 実施例1と同じ原料を使い、ウイスカーが20%になるよ
う調整して、アルゴン中1700℃1時間プレス圧360Kg/cm
2でホットプレスした。
う調整して、アルゴン中1700℃1時間プレス圧360Kg/cm
2でホットプレスした。
(実施例4) 実施例3と同じ原料で、アルゴン中1800℃1時間プレス
圧360Kg/cm2でホットプレスした。
圧360Kg/cm2でホットプレスした。
(実施例5) 実施例1と同じ原料を使い、ウイスカーが30%になるよ
う調整して、アルゴン中1800℃1時間プレス圧360Kg/cm
2でホットプレスした。
う調整して、アルゴン中1800℃1時間プレス圧360Kg/cm
2でホットプレスした。
(比較例1) 平均粒径1.3μmのホウ化チタン粉末を、アルゴン中190
0℃1時間プレス圧360Kg/cm2でホットプレスした。
0℃1時間プレス圧360Kg/cm2でホットプレスした。
(比較例2) 平均粒径1.3μmのホウ化チタンに、平均粒径18.5μm
のSiB6を5wt%、エタノール中でボールミル混合して、
アルゴン中1600℃1時間プレス圧360Kg/cm2でホットプ
レスした。
のSiB6を5wt%、エタノール中でボールミル混合して、
アルゴン中1600℃1時間プレス圧360Kg/cm2でホットプ
レスした。
(比較例3) 比較例2と同じ原料で、アルゴン中1700℃1時間プレス
圧360Kg/cm2でホットプレスした。
圧360Kg/cm2でホットプレスした。
以上の実施例および比較例で得た各焼結体について、ア
ルキメデス法によって嵩密度を測定し理論値と比較した
相対密度を求め、室温における曲げ強度と破壊靭性値
(KIC)を求めた。曲げ強度の測定は高さ4mm幅3mmの試
験片をスパン30mmの三点曲げ試験に供して行い、KICは
同じ寸法の試験片に深さ1mmのノッチを入れ、下部スパ
ン30mm上部スパン10mmの四点曲げ試験によって測定した
(SENB法)。それらの結果を表1と表2に示す。
ルキメデス法によって嵩密度を測定し理論値と比較した
相対密度を求め、室温における曲げ強度と破壊靭性値
(KIC)を求めた。曲げ強度の測定は高さ4mm幅3mmの試
験片をスパン30mmの三点曲げ試験に供して行い、KICは
同じ寸法の試験片に深さ1mmのノッチを入れ、下部スパ
ン30mm上部スパン10mmの四点曲げ試験によって測定した
(SENB法)。それらの結果を表1と表2に示す。
これらの表の値にみられるように、ホウ化チタン 炭化
ケイ素複合セラミックスにホウ化ケイ素を添加した場合
は、ホウ化チタン単味の場合や、ホウ化ケイ素のみを加
えた場合と比較して著しい強度の向上が認められた。ま
た、ホウ化ケイ素を添加しない場合のホウ化チタン 炭
化ケイ素複合セラミックスでは、炭化ケイ素ウイスカー
を10%添加してアルゴン中1900℃1.5時間プレス圧370Kg
/cm2でホットプレスしたもので、相対密度96.6%、曲げ
強度753±30MPa、 という値が報告されているが(特願63−114399)、この
ことからもホウ化ケイ素の添加が焼結性の改善と高強度
化に対して非常に有効であることがわかる。
ケイ素複合セラミックスにホウ化ケイ素を添加した場合
は、ホウ化チタン単味の場合や、ホウ化ケイ素のみを加
えた場合と比較して著しい強度の向上が認められた。ま
た、ホウ化ケイ素を添加しない場合のホウ化チタン 炭
化ケイ素複合セラミックスでは、炭化ケイ素ウイスカー
を10%添加してアルゴン中1900℃1.5時間プレス圧370Kg
/cm2でホットプレスしたもので、相対密度96.6%、曲げ
強度753±30MPa、 という値が報告されているが(特願63−114399)、この
ことからもホウ化ケイ素の添加が焼結性の改善と高強度
化に対して非常に有効であることがわかる。
焼結体の粉末X線回折から炭化ホウ素が生成しているこ
とがわかった。実施例5の場合を図1に示す。比較のた
めに、SiB6に炭化ケイ素を30%加えて実施例5と同じ条
件で焼結したものと、SiB6単味の粉末X線回折の結果を
図2に示す。図2では、炭化ホウ素のほかにケイ素のピ
ークが認められ、このことから、焼結時にホウ化ケイ素
(SiB6)と炭化ケイ素の間に次のような反応が起こって
いるものと考えられる。
とがわかった。実施例5の場合を図1に示す。比較のた
めに、SiB6に炭化ケイ素を30%加えて実施例5と同じ条
件で焼結したものと、SiB6単味の粉末X線回折の結果を
図2に示す。図2では、炭化ホウ素のほかにケイ素のピ
ークが認められ、このことから、焼結時にホウ化ケイ素
(SiB6)と炭化ケイ素の間に次のような反応が起こって
いるものと考えられる。
2SiB6+3SiC→3B4C+5Si このような反応が焼結時に起こることによって、より低
温での焼結が可能になるとともに、強度の改善も達成さ
れたものと思われる。
温での焼結が可能になるとともに、強度の改善も達成さ
れたものと思われる。
(g) 発明の効果 本発明によって、ホウ化チタン/炭化ケイ素複合セラミ
ックスの焼結性の改善と高強度化が達成された。このた
め、従来に比べて、耐薬品性、耐ガス性バルブ、コッ
ク、容器、パイプ、切削工具および高温構造材料とし
て、バーナー、炉内耐火物部品、炉芯管、線引ダイスな
どへのホウ化チタン/炭化ケイ素複合セラミックスの実
用化を容易ならしめるものである。
ックスの焼結性の改善と高強度化が達成された。このた
め、従来に比べて、耐薬品性、耐ガス性バルブ、コッ
ク、容器、パイプ、切削工具および高温構造材料とし
て、バーナー、炉内耐火物部品、炉芯管、線引ダイスな
どへのホウ化チタン/炭化ケイ素複合セラミックスの実
用化を容易ならしめるものである。
第1図は表1に於ける実施例5(ホウ化チタンにSiCウ
イスカー30%及びホウ化ケイ素5wt%を加え1800℃1hホ
ットプレス焼結)の場合の粉末X線回折図である。 第2図はSiB6(ホウ化ケイ素)にSiCを30%加えた場合
及びSiB6単味の粉末X線回折図である。
イスカー30%及びホウ化ケイ素5wt%を加え1800℃1hホ
ットプレス焼結)の場合の粉末X線回折図である。 第2図はSiB6(ホウ化ケイ素)にSiCを30%加えた場合
及びSiB6単味の粉末X線回折図である。
Claims (1)
- 【請求項1】ホウ化チタン粉末に5〜30容量%の炭化ケ
イ素ウイスカーまたは炭化ケイ素粉末を加えたものに、
ホウ化ケイ素(SiB6またはSiB4)を1〜10重量%添加し
て、全体を均質に混合したのち、非酸化性雰囲気中で13
00℃以上の温度で圧力300Kg/cm2以上のホットプレス法
によって焼結体を作製することを特徴としたホウ化チタ
ン/炭化ケイ素複合セラミックスの高強度化法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2253531A JPH0674177B2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | ホウ化チタン/炭化ケイ素複合セラミックスの高強度化法 |
US07/762,376 US5180533A (en) | 1990-09-21 | 1991-09-19 | Method for production of sintered ceramic article containing titanium diboride and silicon carbide |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2253531A JPH0674177B2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | ホウ化チタン/炭化ケイ素複合セラミックスの高強度化法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132667A JPH04132667A (ja) | 1992-05-06 |
JPH0674177B2 true JPH0674177B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=17252665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2253531A Expired - Lifetime JPH0674177B2 (ja) | 1990-09-21 | 1990-09-21 | ホウ化チタン/炭化ケイ素複合セラミックスの高強度化法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5180533A (ja) |
JP (1) | JPH0674177B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5427987A (en) * | 1993-05-10 | 1995-06-27 | Kennametal Inc. | Group IVB boride based cutting tools for machining group IVB based materials |
US5573985A (en) * | 1995-09-18 | 1996-11-12 | Millennium Materials, Inc. | Ceramic matrix composites using strengthening agents of silicon borides of the form Si-B-C |
US6417126B1 (en) * | 2000-02-24 | 2002-07-09 | C-Max Technology, Inc. | Ceramics and process for producing |
US20070105706A1 (en) * | 2005-06-06 | 2007-05-10 | General Atomics | Ceramic Armor |
CN100424039C (zh) * | 2006-03-10 | 2008-10-08 | 中国科学院金属研究所 | 一种原位反应热压合成TiB2-NbC-SiC高温陶瓷复合材料的制备方法 |
DE102006013746A1 (de) * | 2006-03-24 | 2007-09-27 | Esk Ceramics Gmbh & Co. Kg | Gesinterter verschleißbeständiger Werkstoff, sinterfähige Pulvermischung, Verfahren zur Herstellung des Werkstoffs und dessen Verwendung |
EP3057925B1 (en) | 2013-10-15 | 2019-11-27 | United Technologies Corporation | Manufacturing process of a preceramic polymer for ceramic including metal boride |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62230675A (ja) * | 1986-03-29 | 1987-10-09 | 黒崎窯業株式会社 | 高靭性ZrB2焼結体 |
US5102835A (en) * | 1987-02-20 | 1992-04-07 | Stk Ceramics Laboratory Corporation | Metal boride ceramic material |
US5032242A (en) * | 1987-04-27 | 1991-07-16 | The Dow Chemical Company | Titanium diboride/boron carbide composites with high hardness and toughness |
US5108962A (en) * | 1988-05-26 | 1992-04-28 | The Dow Chemical Company | Composition and method for producing boron carbide/titanium diboride composite ceramic powders using a boron carbide substrate |
US5032550A (en) * | 1989-10-13 | 1991-07-16 | Aluminum Company Of America | High impact resistant ceramic composite |
-
1990
- 1990-09-21 JP JP2253531A patent/JPH0674177B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-09-19 US US07/762,376 patent/US5180533A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04132667A (ja) | 1992-05-06 |
US5180533A (en) | 1993-01-19 |
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