JPH0674133U - 機器の懸垂装置 - Google Patents

機器の懸垂装置

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JPH0674133U
JPH0674133U JP1481893U JP1481893U JPH0674133U JP H0674133 U JPH0674133 U JP H0674133U JP 1481893 U JP1481893 U JP 1481893U JP 1481893 U JP1481893 U JP 1481893U JP H0674133 U JPH0674133 U JP H0674133U
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pipe
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rubber ring
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 病院のパイプ等にインターホン子機等の機器
を引掛けるための懸垂装置であって、広い範囲のパイプ
径に対応して取り付けられる懸垂装置を提供すること。 【構成】 可撓性樹脂製の本体1と、本体1に係脱可能
なゴム製リング2とから成り、本体1はパイプ3に嵌合
される嵌合部11と機器が懸垂されるフック部12が形
成された脚部13、13’から成る。一方の脚部13の
フック部12の下方にはゴム製リング2を引掛けるため
の係止部14が形成され、他方の脚部13’の外側には
複数の係止部14が形成されている。パイプの径に対応
して所定の係止部14、14間にリング2を取り付ける
ことにより、本体の可撓性とゴム製リングの締め付け力
により確実且つ強固にパイプに懸垂装置を固定すること
ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、インターホン子機等の機器をベッド等のパイプに引掛けるための 懸垂装置に係り、特に種々のパイプ径に対応可能な機器の懸垂装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に病院等で用いる呼出または通話連絡用インターホン子機は、寝台等のパ イプに取り付けられた懸垂装置に引掛けられる。このような懸垂装置としては、 図3に示すようなベッドハンガーがある(実開昭61−39533号)。この装 置はパイプ30に嵌合される樹脂成型等で作られた本体10と、金属製リング2 0とから成り、本体10にはインターホン機器等を引掛けるための一対のフック 部10a、10aが形成されるとともに、フック部10a、10aの内側に金属 製リング20を係止するための引掛け部10b、10bが形成されている。
【0003】 一方、金属製リング20は長円形をしており、嵌合するパイプ30の径に応じ てリング20の長径部或いは短径部が引掛け部10b、10bに係止されるよう にして本体10をパイプ30に固定する。即ち、比較的小さい径のパイプ30に 取り付ける場合には、リング20の短径部が引掛け部10b、10bに係止され るようにし、比較的径の大きなパイプ30に取り付ける場合には、リング20の 長径部が引掛け部10b、10bに係止されるようにて、異なる径にパイプに対 応している。
【0004】
【考案が解決すべき課題】
しかしながら、このような従来の懸垂装置は、リングの径の異なる2つの部分 (短径部、長径部)のいずれかを用いること及び本体樹脂の可撓性に依存してリ ングの径の大きさの変化に対応しているため、安定的に取り付けることができる パイプ径には自ずと限界があった。従って、パイプによっては懸垂装置が確実な 保持力で固定されることができないために、フック部10aに比較的重い機器が 引掛けられると、懸垂装置が回転してしまうなどの問題があった。
【0005】 また、リングを取り付ける引掛け部10b、10bがフック部10a、10a の内側にあるため取り付け時の操作性が悪いという難点があった。 この考案は、このような従来の難点に鑑みなされたもので、広い範囲のパイプ 径の変化に対応することのできる懸垂装置を提供することを目的とする。また、 本考案は操作性がよく、比較的安価な懸垂装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する本考案の機器の懸垂装置は、パイプに嵌合する嵌合 部と、少なくとも一方に機器を懸垂させるフック部が形成された一対の脚部とを 有する可撓性樹脂製の本体及び本体に係脱可能なゴム製リング部材から成り、本 体は各脚部の外面にリング部材を係止する係止部を備えたものである。好適には 少なくとも一方の脚部の係止部は複数設けられているものである。
【0007】
【作用】
本体の係止部に係止されるリング部材は、ゴム製であるので本体の係止部に係 止されたとき、本体樹脂の可撓性と協働して広い範囲のパイプ径に対応し、安定 した保持力を保つことができる。更に、複数の係止部を設けた場合にはゴム製リ ングに過度な力を加えることなく、大きな径のパイプに対応することができる。 またリング部材を係止する係止部は、本体の外面に設けられているのでリング部 材の取り付け操作が容易にできる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の機器の懸垂装置を図面に示す実施例に基き説明する。 図1(a)及び(b)に示す懸垂装置は、寝台等のパイプにインターホン子機 等の機器を引掛けるための装置で、ポチエチレン、ポリ塩化ビニル等の可撓性の 樹脂から成る本体1と、本体1に係止されることにより本体1をパイプ3に締め 付け固定するためのゴム製リング2とから成る。ゴム製リング2は、円形の形状 でその直径は、予測される範囲の最小径のパイプ径に合せて作成される。
【0009】 本体1はパイプ3に嵌合される略円形の嵌合部11と、インターホン子機等の 機器を引掛けるためのフック部12が形成された脚部13、13’と、リング2 が係止される係止部14とを備えている。嵌合部11は、パイプ3が嵌合される 内面側に複数の突起部15が形成されており、パイプ3の径の変化に追従してパ イプ3に当接する部分の実質的な曲率を変化させることができる。
【0010】 一方の脚部13に設けられる係止部14は、ゴム製リング2が容易に引掛けら れるようにフック部12の下方、脚部13下端に形成されている。又、他方の脚 部13’に外側の係止部14は、フック部12の上方に複数(図では2段)設け られている。この懸垂装置が取り付けられるパイプ3の径に応じて、上段又は下 段の係止部14のいずれかにゴム製リング2を引掛ける。これにより、ゴム製リ ング2の取り付け時にリング2に過剰な引張り力が加えられるのを防止するとと もに、本体1に加えられる締付け力を調整することできる。
【0011】 このように構成される懸垂装置は、本体1の嵌合部11をパイプ3の所定の位 置に嵌合させた後、一方の脚部13’の複数の係止部14のいずれかにゴム製リ ング2の一端を引掛け、次いでゴム製リング2の他端を、その伸張性を利用して 他方の脚部13の係止部14に係止させる。この際、各係止部14はそれぞれ本 体1の外側に形成されおり、しかもリング2が伸縮するので、取り付けの作業性 がよい。
【0012】 ゴム性リング2が一旦係止されると、本体1を形成する樹脂の可撓性とゴムの 伸縮力により懸垂装置はパイプ3に確実に固定される。しかも樹脂自体がその可 撓性によりパイプ3の径に対応して変形するのと同時に嵌合部11に形成された 複数の突起部15がパイプ3の曲率に追従した曲率をなしてパイプ13表面に当 接されるので、パイプ3と嵌合部11との間ですべり、本体1が回転してしまう ことが防止される。尚、パイプ3と本体樹脂との間のすべりを確実に防止するた めにパイプ3と本体1との間に軟質のゴムから成るシート材を挿入してもよい。 これにより懸垂装置をパイプ3に更に強固に固定することができる。
【0013】 従って、図2にしめすようにフック部12にインターホン子機等の機器4を引 掛けた場合に、懸垂装置が回転したりパイプ3の軸方向にずれたりすることがな い。 なお、図面では本体の両方の脚部にフック部を設けた例を示したが、フック部 は一方の脚部だけに設けられていてもよいことは言うまでもない。また、フック 部や係止部の形状もその機能を害しない範囲で任意に変更することができる。
【0014】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本考案の機器の懸垂装置は、パイプに取 り付けられる可撓性樹脂から成る本体と締付けのためのゴム製リングとで構成す ることにより、広い範囲の径の異なるパイプに対し適用でき、懸垂装置をパイプ に対し強固に固定することができる。また、本考案の機器の懸垂装置によれば、 ゴム製リングの係止部を本体の外側に設けたので、ゴム製リングの取り付け時の 作業性が極めてよい。更にゴム製リングは、従来の金属製リングに比較して安価 に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の機器の懸垂装置の一実施例を示す図。
【図2】図1の懸垂装置をパイプに取り付けた状態を示
す斜視図
【図3】従来の懸垂装置を示す図。
【符号の説明】
1・・・・・・本体 11・・・・嵌合部 12・・・・フック部 13、13’・・・・脚部 14・・・・係止部 2・・・・・・ゴム製リング 3・・・・・・パイプ 4・・・・・・機器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイプに機器を取り付けるための懸垂装置
    であって、前記パイプに嵌合する嵌合部と、少なくとも
    一方に前記機器を懸垂させるためのフック部が形成され
    た一対の脚部とを有する可撓性樹脂製の本体及び前記本
    体に係脱可能なゴム製リング部材から成り、前記本体は
    各脚部の外側に前記リング部材を係止する係止部を備え
    たことを特徴とする機器の懸垂装置。
  2. 【請求項2】少なくとも一方の脚部の係止部は、複数設
    けられていることを特徴とする請求項1記載の機器の懸
    垂装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007014560A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Aiphone Co Ltd 呼出子機アタッチメント及び呼出システム
JP2015073558A (ja) * 2013-10-04 2015-04-20 アイホン株式会社 ナースコール子機ハンガー
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