JPH0589382U - 吊具用絡み防止装置 - Google Patents

吊具用絡み防止装置

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Publication number
JPH0589382U
JPH0589382U JP3773592U JP3773592U JPH0589382U JP H0589382 U JPH0589382 U JP H0589382U JP 3773592 U JP3773592 U JP 3773592U JP 3773592 U JP3773592 U JP 3773592U JP H0589382 U JPH0589382 U JP H0589382U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire ropes
hanging
prevention device
coil springs
entanglement prevention
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3773592U
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English (en)
Inventor
信夫 根塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Misawa Homes Co Ltd filed Critical Misawa Homes Co Ltd
Priority to JP3773592U priority Critical patent/JPH0589382U/ja
Publication of JPH0589382U publication Critical patent/JPH0589382U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吊具を構成するワイヤロープの絡みを防止
し、吊具の作業性を確保する。 【構成】 ワイヤロープ12a〜12dの間は、コイル
ばね20a〜20dによって連結されており、ワイヤロ
ープ12a〜12d同士は、少なくともコイルばね20
a〜20dが最も縮んだ長さに隔てられ、ワイヤロープ
12a〜12dが絡むおそれがなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、吊具用絡み防止装置に関し、特に複数のワイヤロープを用いてなる 吊具のワイヤロープ同士の絡みを防止する吊具用絡み防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、比較的重量のある大きなものを吊り上げる際には、いわゆるワイヤロー プを用いてなる吊具が用いられている。図5には、このような吊具の一例が示さ れており、以下、同図を参照しつつこの吊具について説明する。
【0003】 この吊具10は、4本のワイヤロープ12a〜12dの各々の一端が互いに止 着される一方、他方を自由端とし、その自由端側に吊りフック13a〜13dを 取付け、この吊りフック13a〜13dを被吊り上げ物(例えばルームユニット )14の四隅より突出させた吊金具11a〜11dに引掛けるように構成されて なるものである。そして、互いに止着された一方の端をクレーン16のフック1 8に係止して被吊り上げ物14を吊り上げるようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の吊具10は、ワイヤロープ12a〜12dを用いて構成 されているので、被吊り上げ物14の四隅からワイヤロープ12a〜12dの自 由端側が取り外された状態においては、各ワイヤロープ12a〜12dが絡み合 ってしまうことが多く、これをほどくには手間がかかり、即座に吊り上げ作業が 行えず、作業性が低いという問題があった。
【0005】 本考案は、上記問題に鑑みなされたもので、その目的は、吊具を構成するワイ ヤロープの絡みをなくし、吊具の作業性を向上させる吊具用絡み防止装置を提供 することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る吊具用絡み防止装置は、荷物吊り下げ用の複数のワイヤロープを 有する吊具に取付ける吊具用絡み防止装置であって、 前記吊具のワイヤロープ間に配設され、ワイヤロープ間を所定間隔で離間して 維持する伸縮自在な複数の連結部材からなることを特徴とする。
【0007】
【作用】
吊具を構成する複数のワイヤロープ間は連結部材によって、吊具を使用してい ない場合にも所定の間隔に保たれ、しかも、吊具の使用時にワイヤロープの間隔 が拡がっても、連結部材は伸縮自在のものであるためにワイヤロープの動きを阻 害することなく吊具の機能を損なうことがない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について、図1乃至図3を参照しつつ説明する。ここ で、図1は吊具用絡み防止装置を使用前の吊具に取付けた状態における斜視図、 図2は吊具用絡み防止装置を構成するコイルばねの端部を示す部分斜視図、図3 は吊具を使用した状態における吊具用絡み防止装置及び吊具の全体斜視図である 。なお、吊具については先に従来の技術で説明したものと基本的に同一構成のも のであるので、同一の符号を付するものとする。
【0009】 本実施例における吊具用絡み防止装置Sは、吊具10を構成するワイヤロープ 12a〜12dの間に取付けられた4つの連結部材としてのコイルばね20a〜 20dと、この各コイルばね20a〜20dの止着部分の滑り止め22a〜22 dとからなるものである。
【0010】 本実施例における吊具10は、図5で示したと同様に4本のワイヤロープ12 a〜12dを有し、コイルばね20a〜20dは、各ワイヤロープ12a〜12 dの間に一つずつ取付けられている。このコイルばね20a〜20dの端部は、 図2に示されるように、円弧状に形成されており、その円弧の大きさは滑り止め 22a〜22dが施された部位よりやや小さめに設定されている。そして、滑り 止め22a〜22dを施した部部に、各コイルばね20a〜20dの円弧状の端 部(図2参照)を嵌め込むようにして各コイルばね20a〜22dがワイヤロー プ12a〜12dに止着されるようになっている(図1参照)。
【0011】 そして、吊具10を使用していない状態、すなわち、物を吊り上げていない状 態において、各ワイヤロープ12a〜12dは、図1に示されるようにコイルば ね20a〜20dによって定間隔に隔てられ、しかも、このコイルばね20a〜 20dが止着された部位から下側(図1において紙面下方向)は、略直線状に垂 下した状態となる。ここで、本実施例におけるコイルばね20a〜20dの長さ としては、通常の状態、すなわち最も縮んだ状態において、例えば約30cm程 度である。
【0012】 また、吊具10の使用状態においては、ワイヤロープ12a〜12dの間隔が 拡がるに伴い、コイルばね20a〜20dも拡がり、吊具10の機能を損うよう なことがないようになっている。なお、図3において13a〜13dは吊りフッ ク,11a〜11dは吊金具である。
【0013】 上述の実施例においては、コイルばね20a〜20dの端部を滑り止め22a 〜22dを介してワイヤロープ12a〜12dに嵌合させるようにすることによ って止着するようにしたが、これに限らず、例えば、かしめ等の他の止着手段を 用いてもよいことはもちろんである。
【0014】 図4には、他の実施例が示されており、以下、同図を参照しつつ他の実施例に ついて説明する。なお、図1乃至図3で示した実施例と同一の構成要素について は、同一の符号を付してその説明を省略し、以下、異なる点を中心に説明する。
【0015】 この実施例は、吊具24が2本のワイヤロープ26a,26bを有し、この2 本のワイヤロープ26a,26bの間に、コイルばね20eが先に説明した実施 例(図1乃至図3参照)と同様にして止着されているものである。そして、図4 においては、吊具24を使用した状態において、コイルばね20eが伸びた状態 となったところが示されている。
【0016】 なお、上述したいずれの実施例においても、ワイヤロープ12a〜12d又は ワイヤロープ26a,26bの間を隔てるためにコイルばね20a〜20eを用 いたが、コイルばねである必要はなく、伸縮自在の部材からなりワイヤロープ同 士を隔てることができるものであればよい。
【0017】 本考案は、上述した実施例に限定されるものではなく、本考案の趣旨の範囲に おいて、種々の変形が可能である。例えば、ワイヤロープは2本あるいは4本に 限らず3本あるいは5本以上でも同様に適用できるものである。
【0018】
【考案の効果】
以上、説明したように、本考案は、吊具を構成する複数のワイヤロープ間隔が 伸縮自在になるような構成とすることにより、吊具を使用していない状態におい て、ワイヤロープ同士が連結部材によって隔てられるので、ワイヤロープ同士が 絡まるおそれがほとんどなくなり、吊具の作業性を向上させることができるとい う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る吊具用絡み防止装置の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】図1に示された吊具用絡み防止装置を構成する
コイルばねの端部の斜視図である。
【図3】図1に示された吊具用防止装置が取付けられた
吊具の使用状態を示す全体斜視図である。
【図4】他の実施例を示す全体斜視図である。
【図5】従来の吊具の使用状態を示す全体斜視図であ
る。
【符号の説明】
10,24 吊具 12a〜12d,26a,26b ワイヤロープ 20a〜20e コイルばね 22a〜22d 滑り止め

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物吊り下げ用の複数のワイヤロープを
    有する吊具に取付ける吊具用絡み防止装置であって、 前記吊具のワイヤロープ間に配設され、ワイヤロープ間
    を所定間隔で離間して維持する伸縮自在な連結部材から
    なることを特徴とする吊具用絡み防止装置。
JP3773592U 1992-05-08 1992-05-08 吊具用絡み防止装置 Withdrawn JPH0589382U (ja)

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JP3773592U JPH0589382U (ja) 1992-05-08 1992-05-08 吊具用絡み防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3773592U JPH0589382U (ja) 1992-05-08 1992-05-08 吊具用絡み防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0589382U true JPH0589382U (ja) 1993-12-07

Family

ID=12505748

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3773592U Withdrawn JPH0589382U (ja) 1992-05-08 1992-05-08 吊具用絡み防止装置

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JP (1) JPH0589382U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020026279A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 東亜建設工業株式会社 梱包吊用具およびこれを用いた荷役方法

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JP2020026279A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 東亜建設工業株式会社 梱包吊用具およびこれを用いた荷役方法

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960801