JPH067410U - 長ねぎ移植機 - Google Patents

長ねぎ移植機

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Publication number
JPH067410U
JPH067410U JP5576892U JP5576892U JPH067410U JP H067410 U JPH067410 U JP H067410U JP 5576892 U JP5576892 U JP 5576892U JP 5576892 U JP5576892 U JP 5576892U JP H067410 U JPH067410 U JP H067410U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
long onion
portions
protrusions
belt
feed portions
Prior art date
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Pending
Application number
JP5576892U
Other languages
English (en)
Inventor
武男 玉木
久志 照井
Original Assignee
富士ロビン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士ロビン株式会社 filed Critical 富士ロビン株式会社
Priority to JP5576892U priority Critical patent/JPH067410U/ja
Publication of JPH067410U publication Critical patent/JPH067410U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 長ねぎ移植機におけるL字形折曲搬送ベル
トの縦送り部上に、長ねぎ苗が所定の姿勢に植付けられ
るよう有効に供給可能とする。 【構 成】 外周面には多数の突起9c、10cを有し
て横送り部9a、10aと縦送り部9b、10bとから
なるL字形折曲搬送ベルト9、10と、外周面には多数
の突起11a、12aを有して前記縦送り部9b、10
bに対面する上下方向の挾扼搬送ベルト11、12とを
装備し、前記横送り部9a、10a上に長ねぎ苗13を
供給して植付けることができるように構成した長ねぎ移
植機において、前記L字形折曲搬送ベルト9、10の突
起9c、10cは少なくともベルト搬送方向に直交する
略水平方向に一列となるように形成するとともに、前記
横送り部9a、10aの途中部位にはベルトが上方向に
折り曲げられるようにローラ14を下面側に装備し、折
り曲げによってその間が拡開した2列の突起9c、9
c、10c、10cの間に長ねぎ苗13を一定姿勢にし
て押し込んで供給できるように構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、長ねぎ苗を搬送ベルト上に手作業で供給して自動的に植付けること ができる長ねぎ移植機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、特公平3−62367号公報に見られるように外周面には多数の突起 を有して横送り部と縦送り部とからなるL字形折曲搬送ベルトと、外周面には多 数の突起を有して前記縦送り部に対面する上下方向の挾扼搬送ベルトとを装備し 、前記横送り部上に長ねぎ苗を供給して植付けることができるように構成した長 ねぎ移植機において、前記L字形折曲搬送ベルトの横送り部上に長ねぎ苗を手作 業で供給するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、L字形折曲搬送ベルトの突起は千鳥状にランダムに形成されて いて、長ねぎ苗を単に係送するだけであり、しかも、横送り部は水平面になって いるので、長ねぎ苗の姿勢を整えて横送り部上に供給しても、搬送途中で姿勢が 変ってしまい、そのまま植付けられると、図9に示すように、成長する葉先の方 向がまちまちとなるように植付けられてしまって、隣りの苗と葉先どおしが干渉 するような移植が行なわれることになり、そのまま成長すると、隣りの苗との葉 先の干渉により長ねぎの茎身部が曲がってしまって、商品価値が悪くなる、とい った不具合を呈していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、そのような不具合を解決し、長ねぎ苗を所定の姿勢にして有効に植 付けることができるように工夫したものであり、そのため、L字形折曲搬送ベル トの突起は少なくともベルト搬送方向に直交する略水平方向に一列となるように 形成するとともに、横送り部の途中部位にはベルトが上方向に折り曲げられるよ うにローラを下面側に装備し、折り曲げによってその間が拡開した2列の突起の 間に長ねぎ苗を一定姿勢にして押し込んで供給できるように構成したものである 。
【0005】
【作用】
したがって、L字形折曲搬送ベルトの横送り部がローラ上で上方に折り曲げら れると、横方向2列の突起間が拡開されることになり、その拡開された2列の突 起間に、葉先側の向きを整えて所定の姿勢にした長ねぎ苗を押し込んで供給する と、その後に復元する2列の突起の間に挾んだまま搬送するとともに、挾扼搬送 ベルトにより挾扼して姿勢が変らないように続けて植付側に搬送することができ ることになり、隣り合う長ねぎ苗の葉先が干渉しないような同じ植付姿勢となる ように整然と移植することができる。
【0006】
【実施例】
図2は長ねぎ移植機を概略示した側面図であり、エンジン23、ゲージホイル 25、ハンドル19、車輪6付きのクローラ7などを装備した管理機Aの後方に 移植機Bを連結するが、該移植機Bは、支持輪20に支持されるシート21、横 送り部9a、10aと縦送り部9b、10bとからなるL字形折曲搬送ベルト9 、10、外周面に多数の突起11a、12aを有して前記縦送り部9b、10b に対面する上下方向の挾扼搬送ベルト11、12、植付円板24、土寄せ輪15 、走行安定板18、予備苗載台17などを装備し、前記シート21に座る作業者 が前記横送り部9a、10a上に長ねぎ苗13を供給すると、L字形折曲搬送ベ ルト9、10と挾扼搬送ベルト11、12により長ねぎ苗13を下方に搬送し、 図2に示すように植付円板24により長ねぎ苗13を垂立させながら溝N内で上 寄せ輪15により培土して移植できるよう従来形構造同様に構成するが、それぞ れ2本にした前記L字形折曲搬送ベルトと挾扼搬送ベルトはそれぞれ1本あるい は3本以上の複数本にして構成することもできる。
【0007】 前記L字形折曲搬送ベルト9、10の外周面には、図4ないし図5に示すよう に、ベルトの搬送方向とその直交する略水平方向にそれぞれ一列となるよう碁盤 目状に多数の突起9c、10cを形成し、L字形折曲搬送ベルト9、10の横送 り部9a、10aの途中部位にはベルトが上方向に折り曲げられるようにローラ 14を下面側に装備し、また、前記L字形折曲搬送ベルト9、10の折曲部位の 上方から前記挾扼搬送ベルト11、12の上部にかけては押えガイド22を架設 して構成する。
【0008】 したがって、L字形折曲搬送ベルト9、10の横送り部9a、10aがローラ 14上で図4に示すように上方に折り曲げられると、横方向2列の突起9c、1 0c間が拡開されることになり、その拡開された2列の突起9c、10c間に、 葉先側の向きを整えて所定の姿勢にした長ねぎ苗13を図5に示すように押し込 んで供給すると、その後に復元する2列の突起9c、10c間に挾持力が働くこ とになって挾んだまま搬送するとともに、挾扼搬送ベルト11、12により挾扼 して姿勢が変らないように続けて植付側に搬送することができることになり、そ のまま植付けられると、長ねぎ苗13は図8に示すように畝方向に対し葉先方向 がα度、好ましくは45度に整然と植付けられることになり、従来のように葉先 側が干渉することなく、商品価値の高い長ねぎを育成できることになる。
【0009】
【考案の効果】
このように本考案は、L字形折曲搬送ベルト9、10の横送り部9a、10a がローラ14により上方に折り曲げられることになって、横方向2列の突起9c 、10cが拡開されることになり、その拡開された2列突起9c、10c間に、 葉先側の向きを整えて所定の姿勢にした長ねぎ苗13を手作業で押し込んで供給 すると、その後に復元して狭くなる2列の突起9c、9c、10c、10cの間 に挾んだまま搬送するとともに、挾扼搬送ベルト11、12により挾扼して姿勢 が変らないように続けて植付側に搬送することができることになり、隣り合う長 ねぎ苗13の葉先が干渉しないような同じ植付姿勢となるように整然と移植する ことができることになり、供給作業も適確に容易に行なうことができることにな って簡単な構造にして好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の要部を概略示した正面図であ
る。
【図2】長ねぎ移植機を概略示した側面図である。
【図3】図2の一部を示した平面図である。
【図4】図1の一部を拡大して示した断面図である。
【図5】長ねぎ苗の供給状態を示した平面図である。
【図6】両ベルトの一部を示した正面図である。
【図7】挾扼搬送ベルトの一部を示した側面図である。
【図8】良い植付状態を示した説明図である。
【図9】悪い植付状態を示した説明図である。
【符号の説明】
9、10 L字形折曲搬送ベルト 9a、10a 横送り部 9b、10b 縦送り部 9c、10c 突起 11、12 挾扼搬送ベルト 11a、12a 突起 14 ローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面には多数の突起9c、10cを有
    して横送り部9a、10aと縦送り部9b、10bとか
    らなるL字形折曲搬送ベルト9、10と、外周面には多
    数の突起11a、12aを有して前記縦送り部9b、1
    0bに対面する上下方向の挾扼搬送ベルト11、12と
    を装備し、前記横送り部9a、10a上に長ねぎ苗13
    を供給して植付けることができるように構成した長ねぎ
    移植機において、前記L字形折曲搬送ベルト9、10の
    突起9c、10cは少なくともベルト搬送方向に直交す
    る略水平方向に一列となるように形成するとともに、前
    記横送り部9a、10aの途中部位にはベルトが上方向
    に折り曲げられるようにローラ14を下面側に装備し、
    折り曲げによってその間が拡開した2列の突起9c、9
    c、10c、10cの間に長ねぎ苗13を一定姿勢にし
    て押し込んで供給できるように構成したことを特徴とす
    る長ねぎ移植機。
JP5576892U 1992-07-01 1992-07-01 長ねぎ移植機 Pending JPH067410U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5576892U JPH067410U (ja) 1992-07-01 1992-07-01 長ねぎ移植機

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JP5576892U JPH067410U (ja) 1992-07-01 1992-07-01 長ねぎ移植機

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Publication Number Publication Date
JPH067410U true JPH067410U (ja) 1994-02-01

Family

ID=13008050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5576892U Pending JPH067410U (ja) 1992-07-01 1992-07-01 長ねぎ移植機

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JP (1) JPH067410U (ja)

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