JPH0674012A - 内燃機関の始動補助装置 - Google Patents

内燃機関の始動補助装置

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JPH0674012A
JPH0674012A JP25220092A JP25220092A JPH0674012A JP H0674012 A JPH0674012 A JP H0674012A JP 25220092 A JP25220092 A JP 25220092A JP 25220092 A JP25220092 A JP 25220092A JP H0674012 A JPH0674012 A JP H0674012A
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JP
Japan
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centrifugal
internal combustion
combustion engine
operation lever
operating lever
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Withdrawn
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JP25220092A
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English (en)
Inventor
Mitsumasa Nagata
光正 永田
Tsuneo Nakatsugawa
恒生 中津川
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関の始動時燃焼室内の圧力を減圧する
ための操作レバーの損傷防止を図ること。 【構成】 内燃機関の始動に伴って回転するカムシャフ
トギヤ1に遠心重り3が揺動自在に支持されている。こ
の遠心重り3には第1および第2の突起12、15が設
けられており、これら突起間に操作レバー10が延出し
ている。この操作レバー10の揺動範囲は、前記カムシ
ャフトギヤ1に固定されたブラケット5に設けられた遠
心方向側ストッパ16と反遠心方向側ストッパ17とに
よって規制される。前記第1の突起12と操作レバー1
0との係合面は、当該操作レバー10が遠心方向に移動
する位置で面接触可能とされるとともに、操作レバー1
0と遠心方向側ストッパ16との係合面も面接触可能と
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の始動時にお
ける燃焼室内の圧力上昇を抑制する内燃機関の始動補助
装置に係り、とくに、遠心力によって揺動可能に設けら
れた遠心重りと共に揺動する操作レバーの耐久性の向上
を図るに好適な内燃機関の始動補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関においては、圧縮工程時に吸気
弁および排気弁が閉じたままピストンが上昇して燃焼室
内の吸気を圧縮するため、当該燃焼室内が高圧となる。
この一方、機関始動時のモータ回転では、回転速度が遅
いので、燃焼室内の高圧力によってピストンの作動が不
調となり、始動性が低下するという不都合がある。
【0003】かかる不都合を改善するため、内燃機関に
は、始動時の燃焼室内の圧力上昇を抑制するためのデコ
ンプ装置、すなわち減圧装置を設けるという構造が知ら
れている。この減圧装置によれば、内燃機関を始動させ
る際の低速回転時に、排気弁あるいは吸気弁を強制的に
開放させて圧縮工程における燃焼室内の圧力上昇を抑制
することができる。
【0004】図9ないし図11には、実開昭60−11
2612号公報に示された従来における内燃機関の始動
補助装置の一例が示されている。ここで、図9は内燃機
関の始動補助装置の正面図であって、遠心力が発生して
いる回転時の状態を示し、図10は図9におけるA矢視
概略図を示している。また、図11は以下に説明する操
作レバーとストッパとの当接状態の説明図である。
【0005】図9において、カムシャフトギヤ1には、
その中心部にカムシャフト2が紙面直交方向に沿って設
けられているとともに、このカムシャフト2の近傍に
は、当該カムシャフト2の外周側を部分的に包囲する略
円弧形状に設けられた遠心重り3が配置されている。こ
の遠心重り3は、全体形状が板状に設けられているとと
もに、その一端側、すなわち図1中下端側でピン4を介
して揺動可能に支持されている。また、前記カムシャフ
ト2の図1中上方には、アーム部5Aを備えたブラケッ
ト5が一対のピン6、6を介してカムシャフトギヤ1の
面に固定されている。なお、これら遠心重り3とブラケ
ット5とは、図10に示されるように一定の隙間を隔て
て配置されている。
【0006】前記ブラケット5のアーム部5Aには孔5
Bが形成されている。この孔5Bには、コイルバネ7の
一端が係止されているとともに、コイルバネ7の他端
は、前記遠心重り3に形成された孔3Aに係止され、こ
れによって、遠心重り3は、遠心力が加えられない状態
で、ピン4を支点として揺動側端部が図1中矢印F方向
に移動できるようになっている。
【0007】前記カムシャフト2に形成された平面部2
A上には、保持部材8に保持されたデコンプカム9が配
置されており、このデコンプカム9には前記遠心重り3
の揺動に追従して揺動する操作レバー10が固定されて
いる。従って、操作レバー10の揺動により、デコンプ
カム9も揺動することとなり、このデコンプカム9の周
面に接する図示しないタペットを軸方向に適宜移動さ
せ、このタペットの軸方向移動により吸気弁または排気
弁を強制的に開放させ得るようになっている。
【0008】前記遠心重り3の揺動側端部はカムシャフ
ト2に向くように曲折されており、その先端部には、図
10に示されるように、遠心重り3の板厚方向に突出す
る第1の突起12が形成され、この第1の突起12に操
作レバー10が係合するようになっている。また、第1
の突起12と所定間隔を隔てた遠心重り3の部分には第
2の突起15が設けられており、前記操作レバー10
は、これら第1および第2の突起12、15間に挟まれ
るようなっている。従って、遠心力のない状態では、前
記コイルバネ7の引っ張り力で遠心重り3の第2の突起
15が操作レバー10に係合して、当該操作レバー10
をF方向における初期位置に復帰させるようになってい
る。
【0009】また、前記ブラケット5には、図10に示
されるように、その上端部において所定間隔を隔てた位
置に遠心方向側および反遠心方向側のストッパ16、1
7が設けられている。これらストッパ16、17は遠心
重り3に向けられた突起により形成されているととも
に、両ストッパ16、17に操作レバー10が係合する
ことによって、操作レバー10の揺動範囲が規制される
ようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造にあっては、遠心重り3により得られる荷
重を、前記第1の突起12の角部にて操作レバー10が
受け、また、その荷重をブラケット5の遠心方向側スト
ッパ16の角部で受けるという構造であるため、内燃機
関が高速回転した状態、すなわちカムシャフト2が高速
回転して遠心重り3によって発生する荷重が大きくなっ
た状態では、前記2箇所における角部への面圧が高くな
り、これに起因して操作レバー10の摩耗が激しくな
り、ひいては、操作レバー10が破断して減圧装置の破
壊を惹起せしめるという不都合があった。しかも、減圧
装置の破壊が生じた場合には、破壊した部品によって内
燃機関自体を損傷させ得るという不都合もあった。
【0011】
【発明の目的】本発明は、このような従来の不都合に鑑
みてなされたもので、その第1の目的は、遠心力発生時
における遠心重りと操作レバーとの間に加えられる圧
力、ならびに、操作レバーとストッパとの間に加えられ
る圧力を比較的広い面で受けることができ、操作レバー
等の構成部材の損傷を有効に回避することが期待できる
内燃機関の始動補助装置を提供することにある。
【0012】また、本発明の第2の目的は、遠心方向に
おける荷重伝達を遠心重りとストッパとの係合によって
制限し、操作レバーに対して前記荷重伝達を直接付与す
ることなく当該操作レバーの損傷原因をより確実に回避
することができる内燃機関の始動補助装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明は、内燃機関の始動に伴って回転駆動す
るカムシャフトギヤに固定されたカムシャフトと、この
カムシャフトと平行に配置されたデコンプカムと、この
デコンプカムに連結されると共に、当該デコンプカムを
支点として揺動可能に設けられた操作レバーと、前記カ
ムシャフトギヤに揺動可能に支持されると共に、前記操
作レバーに係合して遠心力を伝達する第1の突起と、操
作レバーを初期位置に戻す第2の突起とを備えた遠心重
りと、この遠心重りと所定間隔を隔てた位置で前記カム
シャフトギヤに固定されたブラケットと、このブラケッ
トに設けられると共に、前記操作レバーの揺動を規制す
る遠心方向側ストッパおよび反遠心方向側ストッパとを
備え、前記操作レバーの揺動に伴うデコンプカムの回転
によって内燃機関の始動時燃焼室内の圧力上昇を抑制す
る内燃機関の始動補助装置において、前記遠心重りは、
少なくとも第1の突起と操作レバーとが面接触して遠心
力に伴う荷重伝達が可能に設けられていると共に、前記
ストッパは、少なくとも遠心方向側ストッパと操作レバ
ーとが面接触可能に設けられる、という手法を採ってい
る。また、前記第2の目的を達成するため、本発明は、
内燃機関の始動に伴って回転駆動するカムシャフトギヤ
に固定されたカムシャフトと、このカムシャフトと平行
に配置されたデコンプカムと、このデコンプカムに連結
されると共に、当該デコンプカムを支点として揺動可能
に設けられた操作レバーと、前記カムシャフトギヤに揺
動可能に支持されると共に、前記操作レバーに係合して
遠心力を伝達する第1の突起と、操作レバーを初期位置
に戻す第2の突起とを備えた遠心重りと、この遠心重り
と所定間隔を隔てた位置で前記カムシャフトギヤに固定
されたブラケットと、このブラケットに設けられると共
に、前記操作レバーの揺動を規制する遠心方向側ストッ
パおよび反遠心方向側ストッパとを備え、前記操作レバ
ーの揺動に伴うデコンプカムの回転によって内燃機関の
始動時燃焼室内の圧力上昇を抑制する内燃機関の始動補
助装置において、前記遠心重りは、少なくとも第1の突
起と操作レバーとが面接触して遠心力に伴う荷重伝達が
可能に設けられると共にさらに第3の突起が設けられる
一方、前記ブラケットには前記第3の突起に係合して、
遠心重りの遠心方向における揺動を規制する第3のスト
ッパが形成され、かつ、これら第3の突起とストッパと
の係合位置は、前記操作レバーと遠心方向側ストッパと
の係合位置より直前に設定される、という手法を採って
いる。
【0014】
【作用】請求項1に係る発明においては、高速回転がな
された場合、遠心重りは、遠心力によって揺動し、この
揺動によって当該遠心重りの第1の突起と係合する操作
レバーが揺動する。そして、操作レバーの揺動範囲は前
記遠心方向側ストッパと操作レバーとの係合によってな
される。この時、遠心重りの第1の突起と操作レバーと
の係合、および操作レバーと遠心方向側ストッパとの係
合は、それぞれ面接触によってなされているので、荷重
受け面積の拡散が図れ、操作レバー等の摩耗が抑制され
ることとなる。
【0015】また、請求項2に係る発明においては、操
作レバーの遠心方向側における揺動範囲は、遠心重りに
形成された第3の突起と前記ブラケットに形成された第
3の突起とが相互に係合して規制される。これら第3の
突起とストッパとの係合位置は、前記操作レバーと遠心
方向側ストッパとの係合位置より直前に設定され、従っ
て、高速回転に伴う高荷重は操作レバーに伝達されない
ようになっている。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下の説明において、前記従来構造と同一
もしくは同等の構成部分については、同一符号を用いる
ものとし、説明を省略もしくは簡略にする。
【0017】図1ないし図3には、本発明に係る第1の
実施例が示されている。これらの図において、遠心重り
3の揺動側端部は、U字状に大きく曲折されており、図
1に示すように、遠心力が加えられて操作レバー10が
最も遠心方向側に位置する状態で、当該操作レバー10
に係合する第1の突起12が面接触するように設けられ
ている。すなわち、図3に示されるように、第1の突起
12の端面は紙面直交方向に沿って操作レバー10の軸
方向と平行に延びる平面12Aに形成されている。
【0018】一方、遠心方向側ストッパ16は、図1に
示されるように、所定角度傾斜して設けられ、操作レバ
ー10が係合する状態で当該操作レバー10に対して面
接触可能に設けられている。すなわち、図2に示される
ように、遠心方向側ストッパ16の端面は、操作レバー
10の軸方向と平行に延びる平面16Aに形成されてい
る。従って、この遠心方向側ストッパ16と操作レバー
10とが係合することによって、当該操作レバー10の
遠心方向側における移動位置が規制されるようになって
いる。
【0019】このような構成によれば、前記操作レバー
10が遠心方向側に移動した状態では、第1の突起12
は操作レバー10に対して面接触して荷重を付与するこ
ととなるため、従来のように、角部にて荷重を付与する
ものでないから、圧力分散が可能となり、面圧を相対的
に低下させることとなり、第1の突起12と操作レバー
10との係合部位における摩耗を有効に抑制できるとい
う効果を得ることが可能となる。これによれば、操作レ
バー10等の硬度を高めるための表面処理を行う必要も
なくなり、構成部材の製造コストを低下させることが期
待できる。
【0020】また、操作レバー10と遠心方向側ストッ
パ16との係合も面接触によって行われる構成であるか
ら、当該係合部位においても同様に摩耗を抑制できると
いう効果がある。
【0021】次に、本発明の第2の実施例について、図
4および図5に基づいて説明する。ここで、図4は、遠
心力が発生して操作レバー10が遠心重り3と共に移動
した状態を示す正面図であり、図5は、カムシャフトギ
ヤ1が非回転時で、遠心重り3および操作レバー10が
初期位置にある状態を示す正面図である。
【0022】この第2の実施例は、遠心重り3における
第2の突起15と操作レバー10とが初期位置にある状
態では両者の係合も面接触とされる一方、操作レバー1
0と反遠心方向側ストッパ17との係合も面接触とした
点に特徴を有するものである。すなわち、図5に示され
るように、カムシャフトギヤ1が非回転時では、コイル
バネ7の引っ張り力で遠心重り3は操作レバー10が反
遠心方向側ストッパ17に係合する初期位置に保持され
る状態となるが、この状態で、遠心重り3の第2の突起
15と操作レバー10とが面接触する一方、操作レバー
10と反遠心方向側ストッパ17との係合も面接触する
ように形成されている。
【0023】このような第2の実施例によれば、操作レ
バー10が初期位置に復帰する際の係合部位における面
圧も低下させることができ、当該部位の摩耗を抑制でき
るという効果を更に付加することが可能となる。
【0024】次に、本発明の第3の実施例について、図
6ないし図8に基づいて説明する。ここで、図6は、遠
心重り3および操作レバー10が初期位置に復帰した状
態である正面図を示し、図7は、遠心重り3および操作
レバー10が遠心方向側に移動した状態である正面図を
示している。また、図8は、図7のB矢視概略図を示し
ている。これらの図において、この第3の実施例は、前
記第1実施例を基本構造とし、さらに、遠心重り3は、
その第1の突起12と相対的に位置する第3の突起20
を備え、この第3の突起20と対応して、前記ブラケッ
ト5は、その図中上方に第3のストッパ21を備えた点
を特徴として構成されている。
【0025】前記第3の突起20とストッパ21との係
合位置は、操作レバー10が遠心方向側ストッパ16に
係合する位置の直前に設けられている。従って、カムシ
ャフトギヤ1が高速回転して大きな遠心力が発生して
も、前記第3の突起20とストッパ21とが係合して、
それ以上に遠心重り3は遠心方向に移動できず、これに
より遠心重り3によって操作レバー10に与えられる荷
重が必要以上に付与されないようになっている。この場
合、遠心方向側ストッパ16は、操作レバー10の最大
移動範囲を単に規制する作用を奏するだけとなる。
【0026】従って、このような第3の実施例によれ
ば、高速回転時に生ずる操作レバー10への荷重を有効
に抑制できるため、当該操作レバー10を破損する等の
虞を極力回避できるという効果を更に付加することが可
能となる。
【0027】さらに、従来では、摩耗抑制という観点か
ら遠心重り3の重量に一定の制限を受けていたが、本実
施例の構成によれば、遠心重り3の揺動側端部の重量を
増加させても操作レバー10に対して高荷重を付与する
ことにはならないので、遠心重り3の重量増加によっ
て、大きな遠心力を発生させることが可能となり、ひい
ては、限られたスペース内に収容されるコイルバネ7の
設計自由度をも広く与えることが可能となる。このよう
に遠心力荷重を大としてコイルバネ7が設計できること
は、構成部材各部のフリクション荷重の影響を無視でき
ることとなり、遠心力荷重とコイルバネ7のバランス調
整を高精度に行うことが可能となるため、より信頼性の
あるデコンプ作動回転数を得ることができるという効果
がある。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成され、か
つ、作用するので、これによると、遠心力発生時におけ
る遠心重りと操作レバーとの間に加えられる圧力、なら
びに、操作レバーとストッパとの間に加えられる圧力を
比較的広い面で受けることができ、操作レバー等の構成
部材の損傷を有効に回避することが期待でき、さらに、
高速回転時に、遠心方向における荷重伝達を遠心重りと
ストッパとの係合によって制限し、操作レバーの損傷原
因をより確実に回避することができるという、従来にな
い優れた内燃機関の始動補助装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施例を示す正面図であ
る。
【図2】前記実施例における操作レバーと遠心方向側ス
トッパとの係合状態を示す説明図である。
【図3】前記実施例における操作レバーと第1の突起と
の係合状態を示す説明図である。
【図4】本発明における第2の実施例を示す図で、遠心
重りと操作レバーとが遠心方向に移動した状態を示す正
面図である。
【図5】前記第2の実施例を示す図で、遠心重りと操作
レバーとが初期位置にある状態を示す正面図である。
【図6】本発明における第3の実施例を示す図で、図5
と同様の状態を示す正面図である。
【図7】前記第3の実施例を示す図で、図4と同様の状
態を示す正面図である。
【図8】図7のB矢視概略図である。
【図9】従来の構造を示す図で、図1と同一の状態にお
ける正面図である。
【図10】図9のA矢視概略図である。
【図11】操作レバーと第1の突起との係合状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 カムシャフトギヤ 2 カムシャフト 3 遠心重り 5 ブラケット 9 デコンプカム 10 操作レバー 12 第1の突起 15 第2の突起 16 遠心方向側ストッパ 17 反遠心方向側ストッパ 20 第3の突起 21 第3のストッパ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の始動に伴って回転駆動するカ
    ムシャフトギヤに固定されたカムシャフトと、このカム
    シャフトと平行に配置されたデコンプカムと、このデコ
    ンプカムに連結されると共に、当該デコンプカムを支点
    として揺動可能に設けられた操作レバーと、前記カムシ
    ャフトギヤに揺動可能に支持されると共に、前記操作レ
    バーに係合して遠心力を伝達する第1の突起と、操作レ
    バーを初期位置に戻す第2の突起とを備えた遠心重り
    と、この遠心重りと所定間隔を隔てた位置で前記カムシ
    ャフトギヤに固定されたブラケットと、このブラケット
    に設けられると共に、前記操作レバーの揺動を規制する
    遠心方向側ストッパおよび反遠心方向側ストッパとを備
    え、前記操作レバーの揺動に伴うデコンプカムの回転に
    よって内燃機関の始動時燃焼室内の圧力上昇を抑制する
    内燃機関の始動補助装置において、前記遠心重りは、少
    なくとも第1の突起と操作レバーとが面接触して遠心力
    に伴う荷重伝達が可能に設けられていると共に、前記ス
    トッパは、少なくとも遠心方向側ストッパと操作レバー
    とが面接触可能に設けられていることを特徴とする内燃
    機関の始動補助装置。
  2. 【請求項2】 内燃機関の始動に伴って回転駆動するカ
    ムシャフトギヤに固定されたカムシャフトと、このカム
    シャフトと平行に配置されたデコンプカムと、このデコ
    ンプカムに連結されると共に、当該デコンプカムを支点
    として揺動可能に設けられた操作レバーと、前記カムシ
    ャフトギヤに揺動可能に支持されると共に、前記操作レ
    バーに係合して遠心力を伝達する第1の突起と、操作レ
    バーを初期位置に戻す第2の突起とを備えた遠心重り
    と、この遠心重りと所定間隔を隔てた位置で前記カムシ
    ャフトギヤに固定されたブラケットと、このブラケット
    に設けられると共に、前記操作レバーの揺動を規制する
    遠心方向側ストッパおよび反遠心方向側ストッパとを備
    え、前記操作レバーの揺動に伴いデコンプカムの回転に
    よって内燃機関の始動時燃焼室内の圧力上昇を抑制する
    内燃機関の始動補助装置において、前記遠心重りは、少
    なくとも第1の突起と操作レバーとが面接触して遠心力
    に伴う荷重伝達が可能に設けられると共にさらに第3の
    突起が設けられる一方、前記ブラケットには前記第3の
    突起に係合し、遠心重りの遠心方向における揺動を規制
    する第3のストッパが形成され、かつ、これら第3の突
    起とストッパとの係合位置は、前記操作レバーと前記遠
    心方向側ストッパとの係合位置より直前に設定されてい
    ることを特徴とする内燃機関の始動補助装置。
JP25220092A 1992-08-27 1992-08-27 内燃機関の始動補助装置 Withdrawn JPH0674012A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5711264A (en) * 1996-04-09 1998-01-27 Motor Jikov A.S. Combustion engine compression release mechanism
US7130172B2 (en) 2001-12-12 2006-10-31 Hitachi, Ltd. Switchgear and receiving transformation apparatus using the same
CN113914967A (zh) * 2021-11-03 2022-01-11 江门市大长江集团有限公司 用于减压机构的限位件、减压机构及发动机

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