JPH0673955U - ファクシミリ装置 - Google Patents
ファクシミリ装置Info
- Publication number
- JPH0673955U JPH0673955U JP1788193U JP1788193U JPH0673955U JP H0673955 U JPH0673955 U JP H0673955U JP 1788193 U JP1788193 U JP 1788193U JP 1788193 U JP1788193 U JP 1788193U JP H0673955 U JPH0673955 U JP H0673955U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- document
- guide
- paper
- recording paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案はファクシミリに関し、原稿ガイドを
開放することによって原稿ローラをコンタクトガラスか
ら離隔するようにすることにより、原稿紙の引き抜きを
可能とし、かつガラス面及び原稿ローラの清掃を簡単に
なし得るようにすることを目的とする。 【構成】 原稿紙を読取面24aとローラ30とで挾持
し搬走するファクシミリ装置において、該ローラの両端
を軸支しシャーシに移動自在に支持されるローラホルダ
36と、キャビネットの一側壁に開閉可能に設けられ上
記ローラを覆う原稿ガイド35と、該原稿ガイドの両端
に延設されたカム部44とを備えるように構成する。
開放することによって原稿ローラをコンタクトガラスか
ら離隔するようにすることにより、原稿紙の引き抜きを
可能とし、かつガラス面及び原稿ローラの清掃を簡単に
なし得るようにすることを目的とする。 【構成】 原稿紙を読取面24aとローラ30とで挾持
し搬走するファクシミリ装置において、該ローラの両端
を軸支しシャーシに移動自在に支持されるローラホルダ
36と、キャビネットの一側壁に開閉可能に設けられ上
記ローラを覆う原稿ガイド35と、該原稿ガイドの両端
に延設されたカム部44とを備えるように構成する。
Description
【0001】
本考案は、ファクシミリ装置に関し、例えば、電話回線等を用いて文字、写真 、図表等の原画の送信、受信を行うファクシミリ装置に関する。
【0002】
従来、この種のファクシミリは、例えば図8に示すように構成されている。 図中51は本体ケースで、その上側には、送信部ケース52と開閉可能な受信 部ケース53とが配設されており、本体ケース51の一側には、ホルダーを介し てハンドセット(共に図示せず)が装架されている。 受信部ケース53の下方には、感熱式のロール状の記録紙54を収容する記録 紙ケース55が配設されており、この記録紙ケース55の前方(図においては左 方)には、受信部ケース53の前端部の送出口56から記録紙54を送出するプ ラテンローラ57が配設されている。そして、記録紙54には、プラテンローラ 57と相俟って記録紙54を挟持するように受信部ケース53の下面にシャーシ 58を介して取り付けられた感熱記録ヘッド59により受信情報が印刷されるも のである。
【0003】 一方、送信部ケース52の下方には、原稿ガイド板60が設けられると共に、 この原稿ガイド板60の前側に取込ローラ61が介在され、かつ取込ローラ61 の上方にペーパーガイド62が配設されている。又、原稿ガイド板60の中央に は、コンタクトガラス63を嵌め込んだ記録窓64が設けられており、このコン タクトガラス63の上面には、原稿ローラ65が回転可能に当接されている。更 に、原稿ガイド板60の後側には、送信部ケース52の前側の差込口66から差 し込まれ、取込ローラ61及び原稿ローラ65によって取り込まれた原稿紙67 を、送信部ケース52の後側の取出口68から送出する一対の送出ローラ69、 70が設けられている。
【0004】 他方、本体ケース51には、コンタクトガラス63を透過して原稿紙67に投 光する冷陰極放電管等の光源71が読取窓64の近傍に配設されていると共に、 原稿紙67からの反射光を前側に反射させるミラー72が後側下方に配設されて おり、かつミラー72からの反射光を受光して原稿紙67の情報を読み取るべく 凸レンズ73及びCCD(固体撮像素子)74を内蔵した読取ヘッド75が前方 に配設されている。
【0005】
しかしながら、従来のファクシミリでは、送信部ケース52が本体ケース51 に分解可能に取付けられているため、原稿紙35が取込ローラ61及びペーパー ガイド62とコンタクトガラス63及び原稿ローラ65との間等でジャミング等 を生じた場合に、その取り出しが困難であると共に、コンタクトガラス及び原稿 ローラが汚れた場合に、それらの清掃が困難となっていた。 そこで、本考案は、原稿ガイドを開放することによって原稿ローラをコンタク トガラスから離隔するようにすることにより、原稿紙の引き抜きが可能となり、 かつガラス面及び原稿ローラの清掃を簡単になし得るファクシミリ装置を提供す ることを目的とする。
【0006】
本考案のファクシミリ装置は、原稿紙を読取面とローラとで挾持し搬走するフ ァクシミリ装置において、該ローラの両端を軸支しシャーシに移動自在に支持さ れるローラホルダと、キャビネットの一側壁に開閉可能に設けられ上記ローラを 覆う原稿ガイドと、該原稿ガイドの両端に延設されたカム部とを備え、前記原稿 ガイドの開放により上記カム部が前記ローラホルダを移動させ、読取面とローラ とを離反させることを特徴とするものである。
【0007】
本考案のファクシミリ装置においては、原稿ガイドを開放すると、原稿ガイド に設けたカム部がローラホルダを移動させ、ローラが読取面から離反する。 一方、原稿ガイドを閉鎖するとカム部はローラホルダから離れ、ローラホルダ が移動し、ローラが読取面に押圧される。
【0008】
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明する。 図1〜7は本考案にかかるファクシミリ装置を示す図である。 まず、構成について説明する。 図中1はボトムキャビネットで、その上側には、ハンドセット(送受話器)2 が収容されるハンドセット収容凹部3、感熱式のロール状の記録紙4が収容され る記録紙ケース部5、このケース部5から繰り出される記録紙4を案内する凹曲 面状の記録紙ガイド部6を備えたトップキャビネット9が取り付けられている。 トップキャビネット9は、ボトムキャビネット1と相伴ってファクシミリ装置の キャビネットを構成するもので、このトップキャビネット9には、ヘッドスプリ ング10によって下方へ付勢されたサーマルヘッド11を下方に取り付けたコン トロールパネル12が、記録紙ケース部5及び記録紙ガイド部6を覆うようにし 、かつ記録紙ガイド部6の上部との間に記録紙4の送出口を形成するようにし、 サーマルヘッド11の一端(図1においては下端)側を枢支されて開閉可能に取 り付けられている。コントロールパネル12が閉鎖時、位置決め穴13は位置決 めピン14に係合し、位置決めされるようになされている。
【0009】 トップキャビネット9のハンドセット収容凹部3の下方には、2枚のプリント 基板15が上下2段に配設されており、上段のプリント基板15には、電話回線 との接続をオン、オフ操作するフックスイッチ16が取り付けられている。 又、トップキャビネット9における記録紙ケース部5と記録紙ガイド部6との 間には、サーマルヘッド11と協働して記録紙4を送出するプラテンローラ17 が配設されており、このプラテンローラ17は、図示しない減速機構を介して正 逆回転可能なモータ18と連動連結されている。
【0010】 更に、トップキャビネット9の記録紙ガイド部6の下方には、LEDアレイか らなる光源19、複数枚(実施例においては3枚)のミラー20、凸レンズ21 及びCCD(固体撮像素子)22を適宜に内装した読取ユニットケース23が、 記録紙ケース部5及びキャビネットの一側壁(図4においては右側壁)に接近さ せて配設されている。読取ユニットケース23における一側壁と対向する位置に は、ローラである後述する原稿ローラ30が当接される読取面24Aを有するコ ンタクトガラス24を嵌め込んだ読取窓25が形成されており、このコンタクト ガラス24の上下両側に連なる読取ユニットケース23の外側には、凹曲面状の 原稿走行面26が形成されている。
【0011】 一方、ボトムキャビネット1とトップキャビネット9からなるキャビネット内 の一側部(図4においては右側部)には、図5に示すように、モータ31を支持 するブラケットであるモータブラケット38に設けた斜めの切欠き39に摺動自 在に係合されているローラホルダ36によって両端を回転自在に支持された白色 の原稿ローラ30が、ばね部材であるトーションばね40によって前記コンタク トガラス24に押圧付勢されると共に、前記モータ31と図示しない減速機構を 介して連動連結させる。
【0012】 他方、キャビネットの一側壁は、原稿ローラ30を覆う原稿ガイド35とされ 、モータブラケット38に設けられた孔と原稿ガイド35両端下部のピン41を 支点として開閉可能に設けられると共に、その両端上部に設けた半球状凹部42 とこれに対応させてトップキャビネット9の両端壁の上部にばね付勢されて半球 状に突出したボール43とからなるボールロック機構を介し両端上部をトップキ ャビネット9とロック可能に設けられている。原稿ガイド35の上端部には、前 記原稿トレイ7がピン37を介して枢支され、原稿紙27を所要傾斜角度で支持 すべく起立可能に設けられている。
【0013】 そして、原稿ガイド35は、トップキャビネット9との間に上記ロック状態に おいて原稿紙27の紙差込口28を形成し、かつボトムキャビネット1との間に 取出口29を形成するように設けられている。又、原稿ガイド35は、その開放 時に前記各ローラホルダ36と係合してこれらをトーションばね40の付勢力に 抗して回動させるカム部44が両端下部に延設されている。 図4において32は記録紙4の巻きぐせを取るためにコントロールパネル12 の下面に取り付けたペーパーガイド、33はコントロールパネル12の開閉を検 出するためにトップキャビネット9に取り付けたカバ−センサ、34は原稿紙2 7の有無を検出するために読取ユニットケース23に取り付けた原稿センサであ る。
【0014】 次に、作用について説明する。 上記構成のファクシミリ装置においては、図1に示すように、コントロールパ ネル12を開いてロール状の記録紙4を記録紙ケース部5に収容してコントロー ルパネル12を閉じることにより、受信可能な状態となり、受信の開始と同時に プラテンローラ17によって記録紙4が送出される一方、サーマルヘッド11に よって印刷され、記録紙ガイド部6を経て図示矢印のように印刷された記録紙4 が取り出される。
【0015】 また、図2、図5に示すように、原稿トレイ7を起立させ、原稿紙27を差込 口28から挿入し、コントロールパネル12を操作して送信を開始すると、図4 で矢印に示すように、原稿ローラ30により原稿紙27が送出される一方、読取 ユニットにより画像情報が読み取られて送信され、かつ原稿走行面26に案内さ れて原稿紙27が取出口29から取り出される。
【0016】 一方、原稿紙27が詰まった場合、あるいはコンタクトガラス24及び原稿ロ ーラ30の清掃を行う場合には、図3、図6及び図7に示すように、ロックを解 除して原稿ガイド35を開放することによって、ローラホルダ36がカム部44 によりトーションばね40の付勢力に抗して回動され、原稿ローラ30がコンタ クトガラス24から離隔され、モーターと連動連結している減速機構とはなれ原 稿ローラが回転自在となり、原稿ガイド35がその状態にロックされるので、ワ ンタッチで原稿を引き抜くことができると共に、コンタクトガラス及び原稿ロー ラの清掃を簡単に行うことができる。
【0017】
以上説明したように、本考案によれば、ロックを解除して原稿ガイドを開放す ることにより、ローラホルダがカム部により回動され、原稿ローラがコンタクト ガラスから離隔されるので、ジャミングした原稿紙を容易に引き抜くことができ 、また、原稿ローラの表面およびコンタクトガラスの表面の清掃が極めて容易に できる。
【図1】本考案の一実施例のファクシミリ装置のコント
ロールパネルを開いた状態の斜視図である。
ロールパネルを開いた状態の斜視図である。
【図2】図1に示すファクシミリ装置の原稿トレイを起
立させた状態の斜視図である。
立させた状態の斜視図である。
【図3】図1に示すファクシミリ装置の原稿ガイドを開
放した状態の斜視図である。
放した状態の斜視図である。
【図4】図1に示すファクシミリ装置の断面図である。
【図5】図1に示すファクシミリ装置の原稿ガイドをロ
ック状態とした要部断面図である。
ック状態とした要部断面図である。
【図6】図1に示すファクシミリ装置の原稿ガイドを開
放する途中状態の要部断面図である。
放する途中状態の要部断面図である。
【図7】図1に示すファクシミリ装置の原稿ガイドを開
放した要部断面図である。
放した要部断面図である。
【図8】従来のファクシミリ装置の断面図である。
1 ボトムキャビネット(キャビネット) 9 トップキャビネット(キャビネット) 24a 読取面 38 モータブラケット 36 ローラホルダ 30 原稿ローラ(ローラ) 35 原稿ガイド 27 原稿紙 44 カム部
Claims (1)
- 【請求項1】 原稿紙を読取面とローラとで挾持し搬走
するファクシミリ装置において、該ローラの両端を軸支
しシャーシに移動自在に支持されるローラホルダと、キ
ャビネットの一側壁に開閉可能に設けられ上記ローラを
覆う原稿ガイドと、該原稿ガイドの両端に延設されたカ
ム部とを備え、前記原稿ガイドの開放により上記カム部
が前記ローラホルダを移動させ、読取面とローラとを離
反させることを特徴とするファクシミリ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993017881U JP2598114Y2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | ファクシミリ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993017881U JP2598114Y2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | ファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0673955U true JPH0673955U (ja) | 1994-10-18 |
JP2598114Y2 JP2598114Y2 (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11956047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993017881U Expired - Lifetime JP2598114Y2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-03-17 | ファクシミリ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2598114Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-17 JP JP1993017881U patent/JP2598114Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2598114Y2 (ja) | 1999-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7426113B2 (en) | Electronic device | |
JPH10126570A (ja) | 共通架台フィーダ/出力経路機構を含む多機能プリンタと動作方法 | |
EP0297566B1 (en) | Original reading apparatus | |
US8233161B2 (en) | Image reading and recording apparatus | |
JP4581711B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JP4687353B2 (ja) | 落下物捕捉装置 | |
JPH0673955U (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2606133Y2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH0691594B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2598115Y2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2606282Y2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2021054018A (ja) | 記録装置 | |
JP4453563B2 (ja) | 画像記録装置 | |
JPH0673954U (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH089085Y2 (ja) | ファクシミリ | |
JPH0684638U (ja) | スイッチ取付構造 | |
JP2555587B2 (ja) | 原稿読取り装置 | |
JP2006205377A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JPH0614550Y2 (ja) | ファクシミリ | |
JPH0670363U (ja) | ファクシミリ装置のペーパーガイド構造 | |
JPH11100141A (ja) | シート搬送装置及び画像読取装置 | |
JP2000247458A (ja) | 画像記録装置 | |
JPH0633459Y2 (ja) | 画像処理装置 | |
JPH0614545Y2 (ja) | ファクシミリ | |
JPH11289411A (ja) | 画像処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |