JPH0673855A - 天窓の水切り枠 - Google Patents
天窓の水切り枠Info
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- JPH0673855A JPH0673855A JP22860192A JP22860192A JPH0673855A JP H0673855 A JPH0673855 A JP H0673855A JP 22860192 A JP22860192 A JP 22860192A JP 22860192 A JP22860192 A JP 22860192A JP H0673855 A JPH0673855 A JP H0673855A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な設備でシール性を維持して製作組立で
きるようにする。 【構成】 アルミ押出型材より成り縦板10と横板11
を備えた上水切り板7、アルミ押出型材より成り縦板1
5と横板16を備えた下水切り板8と、アルミ押出型材
より成り縦板19と横板20を備え、かつ縦板19の外
側面にビスホール22を有する一対の側部水切り板9,
9を備え、前記側部水切り板9の縦板19長手方向両端
面を上下水切り板7,8の縦板10,15内側面にシー
ラー26,30を介して接し、ビス35,37をビスホ
ール22に螺合して方形枠状に連結する。
きるようにする。 【構成】 アルミ押出型材より成り縦板10と横板11
を備えた上水切り板7、アルミ押出型材より成り縦板1
5と横板16を備えた下水切り板8と、アルミ押出型材
より成り縦板19と横板20を備え、かつ縦板19の外
側面にビスホール22を有する一対の側部水切り板9,
9を備え、前記側部水切り板9の縦板19長手方向両端
面を上下水切り板7,8の縦板10,15内側面にシー
ラー26,30を介して接し、ビス35,37をビスホ
ール22に螺合して方形枠状に連結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天窓取付部より雨水が
室内側に流れこむことを防止する水切り枠に関する。
室内側に流れこむことを防止する水切り枠に関する。
【0002】
【従来の技術】天窓としては屋根下地材の開口部周縁に
方形状の木枠を取付け、この木枠に障子を取付けたもの
が知られている。このような天窓においては、木枠取付
部より雨水が侵入して屋根下地材の開口部より室内に流
れ落ちることがあるので、木枠の外側面と屋根下地材と
に亘って水切り枠を取付けている。
方形状の木枠を取付け、この木枠に障子を取付けたもの
が知られている。このような天窓においては、木枠取付
部より雨水が侵入して屋根下地材の開口部より室内に流
れ落ちることがあるので、木枠の外側面と屋根下地材と
に亘って水切り枠を取付けている。
【0003】例えば、実開昭64−29412号公報に
示すように、縦板と横板より略L字状となった上水切り
板と、縦板と横板より略L字状となった一対の側部水切
り板と、縦板と横板より略L字状となった下水切り板を
方形枠状に連結して水切り枠とし、その水切り枠におけ
る各縦板を木枠の外側面に取付けると共に、各横板を屋
根下地材に接して雨水が木枠取付部より屋根下地材の開
口部より室内に流れ落ちることを防止している。
示すように、縦板と横板より略L字状となった上水切り
板と、縦板と横板より略L字状となった一対の側部水切
り板と、縦板と横板より略L字状となった下水切り板を
方形枠状に連結して水切り枠とし、その水切り枠におけ
る各縦板を木枠の外側面に取付けると共に、各横板を屋
根下地材に接して雨水が木枠取付部より屋根下地材の開
口部より室内に流れ落ちることを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる水切り枠は各水
切り板を鋼板、ステンレス板、アルミ板等より板金加工
して制作し、その各水切り板を溶接又ははぜ折り接合し
て連結することで製作してあり、溶接設備や特殊な板金
設備と技術を必要とするので制作コストが高価となるば
かりか、通常一般の作業者では製作が大変困難となり、
しかも溶接部に欠陥が生じるとその溶接欠陥部分より雨
水が侵入することがあり、これを防止するには溶接欠陥
検査設備が必要となってしまう。
切り板を鋼板、ステンレス板、アルミ板等より板金加工
して制作し、その各水切り板を溶接又ははぜ折り接合し
て連結することで製作してあり、溶接設備や特殊な板金
設備と技術を必要とするので制作コストが高価となるば
かりか、通常一般の作業者では製作が大変困難となり、
しかも溶接部に欠陥が生じるとその溶接欠陥部分より雨
水が侵入することがあり、これを防止するには溶接欠陥
検査設備が必要となってしまう。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした天窓の水切り枠を提供することを目的とす
る。
ようにした天窓の水切り枠を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】縦板10と、この縦板1
0の長手方向両端部より側方に突出した横板11を備え
た押出材より成る上水水切り板7、縦板15と、この縦
板15の長手方向両端部より側方に突出し、かつその突
出部は縦板15より上流側に突出した横板16を備えた
押出材より成る下水切り板8、縦板19と、この縦板1
9の長手方向一端部より突出した横板20を備えた押出
材より成る一対の側部水切り板9,9、を備え、前記側
部水切り板9の縦板19又は上下水切り板7,8の縦板
10,15にビスホール22を長手方向に連続して一体
的に設け、このビスホール22を設けた縦板の長手方向
両端面を他の縦板の内側面にシーラー26,30を介し
て接し、前記ビスホール22にビスを螺合して連結し、
上水切り板7の横板11における突出部分を側部水切り
板9の横板20における突出部分に重ね合せ、側部水切
り板9の横板20を下水切り8の横板16における縦板
15より突出した部分に重ね合せた天窓の水切り枠。
0の長手方向両端部より側方に突出した横板11を備え
た押出材より成る上水水切り板7、縦板15と、この縦
板15の長手方向両端部より側方に突出し、かつその突
出部は縦板15より上流側に突出した横板16を備えた
押出材より成る下水切り板8、縦板19と、この縦板1
9の長手方向一端部より突出した横板20を備えた押出
材より成る一対の側部水切り板9,9、を備え、前記側
部水切り板9の縦板19又は上下水切り板7,8の縦板
10,15にビスホール22を長手方向に連続して一体
的に設け、このビスホール22を設けた縦板の長手方向
両端面を他の縦板の内側面にシーラー26,30を介し
て接し、前記ビスホール22にビスを螺合して連結し、
上水切り板7の横板11における突出部分を側部水切り
板9の横板20における突出部分に重ね合せ、側部水切
り板9の横板20を下水切り8の横板16における縦板
15より突出した部分に重ね合せた天窓の水切り枠。
【0007】
【作 用】上水切り板7、下水切り板8、側部水切り
板9は押出材より成ってカッタ等で切断して製作でき、
ビスホール22にビスを螺合して方形枠状に連結でき、
しかも連結部をシーラーによって長期間に亘って確実に
シールできる。
板9は押出材より成ってカッタ等で切断して製作でき、
ビスホール22にビスを螺合して方形枠状に連結でき、
しかも連結部をシーラーによって長期間に亘って確実に
シールできる。
【0008】
【実 施 例】図1と図2に示すように、屋根下地材1
の開口部2の周縁に方形枠状の木枠3が取付けられ、こ
の木枠3の上端面に取付枠体4が取付けられてあり、そ
の取付枠体4に障子5が開閉自在に装着されて天窓を構
成している。前記木枠3と屋根下地材1に亘って水切り
枠6が取付けられ、この水切り枠6は屋根勾配方向上流
側の上水切り板7と下流側の下水切り板8と屋根勾配方
向に沿う左右一対の側部水切り板9、9より方形枠状と
なっている。
の開口部2の周縁に方形枠状の木枠3が取付けられ、こ
の木枠3の上端面に取付枠体4が取付けられてあり、そ
の取付枠体4に障子5が開閉自在に装着されて天窓を構
成している。前記木枠3と屋根下地材1に亘って水切り
枠6が取付けられ、この水切り枠6は屋根勾配方向上流
側の上水切り板7と下流側の下水切り板8と屋根勾配方
向に沿う左右一対の側部水切り板9、9より方形枠状と
なっている。
【0009】前記上水切り板7は図1に示すように、縦
板10と横板11で断面L字状の長尺材となり、縦板1
0が固着具12で木枠3に固着され、横板11が屋根下
地材1に固着具13で固着され、かつその上に屋根材1
4が葺いてある。
板10と横板11で断面L字状の長尺材となり、縦板1
0が固着具12で木枠3に固着され、横板11が屋根下
地材1に固着具13で固着され、かつその上に屋根材1
4が葺いてある。
【0010】前記下水切り板8は図1に示すように縦板
15と横板16で断面L字状の長尺材となり、縦板15
が木枠3に固着具17で固着され、横板16が屋根下地
材1に固着され、その横板16と屋根下地材1との間に
鉛スカート18が設けられている。
15と横板16で断面L字状の長尺材となり、縦板15
が木枠3に固着具17で固着され、横板16が屋根下地
材1に固着され、その横板16と屋根下地材1との間に
鉛スカート18が設けられている。
【0011】前記側部水切り板9は図2に示すように縦
板19と横板20で断面L字状の長尺材となり、その縦
板19の下端部19aは鉤形に折曲し、かつ横板20の
内端面20aより離れた位置に一体的に連結されて縦板
19下端部19aと横板20との間に内方に開口した凹
部21を長手方向に連続して形成してあり、前記縦板1
9の外側面にはビスホール22が長手方向に亘って一体
的に設けられ、このビスホール22の上面22aは水平
に対して突出端が下向きとなるように斜めとなり、スリ
ット22bは下方に開口しており、前記横板20には立
上がり片23が長手方向に連続して一体的に設けてあ
る。前記縦板19が木枠3の外側面に固着具24で固着
され、横板20が固着具で屋根下地材1に固着してあ
り、その横板20における立上り片23より側方部分に
屋根材14が葺いてある。
板19と横板20で断面L字状の長尺材となり、その縦
板19の下端部19aは鉤形に折曲し、かつ横板20の
内端面20aより離れた位置に一体的に連結されて縦板
19下端部19aと横板20との間に内方に開口した凹
部21を長手方向に連続して形成してあり、前記縦板1
9の外側面にはビスホール22が長手方向に亘って一体
的に設けられ、このビスホール22の上面22aは水平
に対して突出端が下向きとなるように斜めとなり、スリ
ット22bは下方に開口しており、前記横板20には立
上がり片23が長手方向に連続して一体的に設けてあ
る。前記縦板19が木枠3の外側面に固着具24で固着
され、横板20が固着具で屋根下地材1に固着してあ
り、その横板20における立上り片23より側方部分に
屋根材14が葺いてある。
【0012】前記上水切り板7は図3に仮想線で示すよ
うに、縦板10と横板11で断面L字状のアルミ押出型
材7´における縦板10の長手方向両端部10aをカッ
タ等で切断して製作され、横板11の長手方向両端部1
1aは縦板10の長手方向両端面10bより側方に突出
し、その縦板10の長手方向両端面10bは前記側部水
切り板9のビスホール22と対向した切欠き25が形成
され、かつ縦板10の内側面における長手方向両端部に
シーラー26が設けられてあり、このシーラー26の下
端部は前記側部水切り板9の凹部21と対向して切欠き
27されていると共に、シーラー26と縦板10に亘っ
てビス挿通孔28が前記ビスホール22と対向して形成
してある。
うに、縦板10と横板11で断面L字状のアルミ押出型
材7´における縦板10の長手方向両端部10aをカッ
タ等で切断して製作され、横板11の長手方向両端部1
1aは縦板10の長手方向両端面10bより側方に突出
し、その縦板10の長手方向両端面10bは前記側部水
切り板9のビスホール22と対向した切欠き25が形成
され、かつ縦板10の内側面における長手方向両端部に
シーラー26が設けられてあり、このシーラー26の下
端部は前記側部水切り板9の凹部21と対向して切欠き
27されていると共に、シーラー26と縦板10に亘っ
てビス挿通孔28が前記ビスホール22と対向して形成
してある。
【0013】前記下水切り板8は図3に仮想線で示すよ
うに、縦板15と横板16で断面逆T字状のアルミ押出
型材8´における縦板15の長手方向両端部15aと横
板16の縦板15より上流側に突出した部分16aにお
ける長手方向中間部16bをそれぞれカッタ等で切断し
て製作され、横板16の長手方向両端部は縦板15の長
手方向両端面15bよりも側方に突出し、かつ縦板15
より上流側に突出した部分16aの内側面16cは縦板
15の長手方向両端面15bより若干内方に位置し、そ
の縦板15長手方向両端面15bは前記側部水切り板9
のビスホール22と対向した切欠き29が形成され、か
つ縦板15の内側面における長手方向両端部にシーラー
30が設けられてあり、このシーラー30の下端部は前
記側部水切り板9の凹部21と対向して切欠き31され
ていると共に、シーラー30と縦板15に亘ってビス挿
通孔32が前記ビスホール22と対向して形成してあ
り、前記横板16における縦板15より上流側に突出し
た部分16aは薄肉となって両面テープ33が貼着して
ある。
うに、縦板15と横板16で断面逆T字状のアルミ押出
型材8´における縦板15の長手方向両端部15aと横
板16の縦板15より上流側に突出した部分16aにお
ける長手方向中間部16bをそれぞれカッタ等で切断し
て製作され、横板16の長手方向両端部は縦板15の長
手方向両端面15bよりも側方に突出し、かつ縦板15
より上流側に突出した部分16aの内側面16cは縦板
15の長手方向両端面15bより若干内方に位置し、そ
の縦板15長手方向両端面15bは前記側部水切り板9
のビスホール22と対向した切欠き29が形成され、か
つ縦板15の内側面における長手方向両端部にシーラー
30が設けられてあり、このシーラー30の下端部は前
記側部水切り板9の凹部21と対向して切欠き31され
ていると共に、シーラー30と縦板15に亘ってビス挿
通孔32が前記ビスホール22と対向して形成してあ
り、前記横板16における縦板15より上流側に突出し
た部分16aは薄肉となって両面テープ33が貼着して
ある。
【0014】前記側部水切り板9は図3に仮想線で示す
ように、縦板19と横板20で断面L字状のアルミ押出
型材9´における縦板19と立上り片23の長手方向一
端部19b,23aをカッタ等で切断して製作され、横
板20の長手方向一端部(上流側)20bは縦板19の
長手方向一端面(上流側端面)19cよりも上流側に突
出し、その突出した部分20bの上面に両面テープ34
が貼着してある。
ように、縦板19と横板20で断面L字状のアルミ押出
型材9´における縦板19と立上り片23の長手方向一
端部19b,23aをカッタ等で切断して製作され、横
板20の長手方向一端部(上流側)20bは縦板19の
長手方向一端面(上流側端面)19cよりも上流側に突
出し、その突出した部分20bの上面に両面テープ34
が貼着してある。
【0015】前記上水切り板7と側部水切り板9は図4
に示すように、上水切り板7の縦板10のビス挿通孔2
8よりビス35を側部水切り板9の縦板19のビスホー
ル22に螺合して側部水切り板9の縦板19の長手方向
一端面19cをシーラー26を介して上水切り板7の縦
板10の内側面に圧接して連結し、その連結コーナー部
にバックシール材36を装着して連結コーナー部をシー
ルしていると共に上水切り板7の横板11の長手方向両
端部11aを側部水切り板9の横板20における長手方
向一端部20bに両面テープ34で接着する。このバッ
クシール材36は図5に示すように、側部水切り板9の
縦板19下端部の凹部21内に充填されてシール面積を
広くしてある。
に示すように、上水切り板7の縦板10のビス挿通孔2
8よりビス35を側部水切り板9の縦板19のビスホー
ル22に螺合して側部水切り板9の縦板19の長手方向
一端面19cをシーラー26を介して上水切り板7の縦
板10の内側面に圧接して連結し、その連結コーナー部
にバックシール材36を装着して連結コーナー部をシー
ルしていると共に上水切り板7の横板11の長手方向両
端部11aを側部水切り板9の横板20における長手方
向一端部20bに両面テープ34で接着する。このバッ
クシール材36は図5に示すように、側部水切り板9の
縦板19下端部の凹部21内に充填されてシール面積を
広くしてある。
【0016】前記下水切り板8と側部水切り板9は図4
に示すように、下水切り板8の縦板15のビス挿通孔3
2よりビス37を側部水切り板9の縦板19のビスホー
ル22に螺合して側部水切り板9の縦板19の長手方向
一端面19cをシーラ30を介して下水切り板8の縦板
15の内側面に圧接し、側部水切り板9の横板20を下
水切り板8の横板16における縦板15より上流側に突
出した部分16aに両面テープ33で接着して連結し、
その連結コーナー部にバックシール材38を装着して連
結コーナー部をシールしている。
に示すように、下水切り板8の縦板15のビス挿通孔3
2よりビス37を側部水切り板9の縦板19のビスホー
ル22に螺合して側部水切り板9の縦板19の長手方向
一端面19cをシーラ30を介して下水切り板8の縦板
15の内側面に圧接し、側部水切り板9の横板20を下
水切り板8の横板16における縦板15より上流側に突
出した部分16aに両面テープ33で接着して連結し、
その連結コーナー部にバックシール材38を装着して連
結コーナー部をシールしている。
【0017】このバックシール材38は図6に示すよう
に、側部水切り板9の下端部に形成した凹部21に充填
されているから、接触面積が広くなってシール性が向上
する。
に、側部水切り板9の下端部に形成した凹部21に充填
されているから、接触面積が広くなってシール性が向上
する。
【0018】前記側部水切り板9の縦板19の下端部1
9aは鉤形に折曲して横板20の内端面20aは縦板1
9より内方に突出しており、しかもその縦板19の端面
19cが上下水切り板7,8の縦板10,15の内側面
に接しているから、側部水切り板9の横板20の縦板1
9より内方に突出した部分が下水切り板8縦板15の内
側面に接して側部水切り板9の長手方向両端部と下水切
り板8の縦板15内側面との下端部接触面積が広くなっ
てシール性が向上するし、側部水切り板9の横板20に
おける縦板19より内方に突出した部分が下水切り板8
の横板16における縦板15より上流側に突出した部分
16aに接するから連結コーナー部の下部が面接触とな
ってシール性が向上するし、上水切り板7の縦板10下
面及び横板11が側部水切り板9の横板20における縦
板19より内方に突出した部分に接するから連結コーナ
ー部の下部が面接触となってシール性が向上する。
9aは鉤形に折曲して横板20の内端面20aは縦板1
9より内方に突出しており、しかもその縦板19の端面
19cが上下水切り板7,8の縦板10,15の内側面
に接しているから、側部水切り板9の横板20の縦板1
9より内方に突出した部分が下水切り板8縦板15の内
側面に接して側部水切り板9の長手方向両端部と下水切
り板8の縦板15内側面との下端部接触面積が広くなっ
てシール性が向上するし、側部水切り板9の横板20に
おける縦板19より内方に突出した部分が下水切り板8
の横板16における縦板15より上流側に突出した部分
16aに接するから連結コーナー部の下部が面接触とな
ってシール性が向上するし、上水切り板7の縦板10下
面及び横板11が側部水切り板9の横板20における縦
板19より内方に突出した部分に接するから連結コーナ
ー部の下部が面接触となってシール性が向上する。
【0019】側部水切り板9の縦板19外側面にビスホ
ール22を形成したので、そのビスホール22に流入し
た雨水はシーラー26,30によってシールされて水切
り枠内部に侵入しないし、連結コーナー部、つまり縦板
10,15,19の連結コーナー部内面が凹凸のない平
坦面となってバックシール材36,38を連続して装着
でき、さらにはビスホール22が水返しの役目を果たす
から雨水が縦板10,15,19の外側面に沿って上に
流れることを防止できる。また、ビスホール22の上面
22aが斜めとなっているから雨水が溜まることがない
し、スリット22bが下向きとなって側方から見た時に
目視されずに見栄えが良くなる。また、各横板を両面テ
ープ33,34で接着したから接触面積を小さくしても
シール性を向上できる。
ール22を形成したので、そのビスホール22に流入し
た雨水はシーラー26,30によってシールされて水切
り枠内部に侵入しないし、連結コーナー部、つまり縦板
10,15,19の連結コーナー部内面が凹凸のない平
坦面となってバックシール材36,38を連続して装着
でき、さらにはビスホール22が水返しの役目を果たす
から雨水が縦板10,15,19の外側面に沿って上に
流れることを防止できる。また、ビスホール22の上面
22aが斜めとなっているから雨水が溜まることがない
し、スリット22bが下向きとなって側方から見た時に
目視されずに見栄えが良くなる。また、各横板を両面テ
ープ33,34で接着したから接触面積を小さくしても
シール性を向上できる。
【0020】以上の実施例では側部水切り板9の縦板1
9外側面にビスホール22を一体的に設けたが、上下水
切り板7,8の縦板10,15の外側面にビスホール2
2を長手方向に連続して一体的に設けても良い。この場
合には側部水切り板9の縦板19の内側面を上下水切リ
板7,8の縦板10,15の長手方向両端面にシーラー
を介して接してビスをビスホール22に螺合して締付け
ることで連結すれば良い。また、ビスホール22は縦板
の内側面に一体的に形成しても良い。
9外側面にビスホール22を一体的に設けたが、上下水
切り板7,8の縦板10,15の外側面にビスホール2
2を長手方向に連続して一体的に設けても良い。この場
合には側部水切り板9の縦板19の内側面を上下水切リ
板7,8の縦板10,15の長手方向両端面にシーラー
を介して接してビスをビスホール22に螺合して締付け
ることで連結すれば良い。また、ビスホール22は縦板
の内側面に一体的に形成しても良い。
【0021】
【発明の効果】上水切り板7、下水切り8、側部水切り
板9は押出材より成ってカッタ等で切断して製作できる
し、ビスホール22にビスを螺合して方形枠状に連結で
きるから、溶接設備や特殊な板金設備、技術が不要とな
ってカッタとビス締め工具のみを用いて製作組立てでき
るから製作コストを安くできるし、連結部をシーラーに
よって長期間に亘って確実にシールできるて溶接欠陥検
査設備が不要となる。
板9は押出材より成ってカッタ等で切断して製作できる
し、ビスホール22にビスを螺合して方形枠状に連結で
きるから、溶接設備や特殊な板金設備、技術が不要とな
ってカッタとビス締め工具のみを用いて製作組立てでき
るから製作コストを安くできるし、連結部をシーラーに
よって長期間に亘って確実にシールできるて溶接欠陥検
査設備が不要となる。
【図1】天窓取付部の屋根勾配方向に沿った断面図であ
る。
る。
【図2】天窓取付部の屋根勾配方向と直角方向に沿った
断面図である。
断面図である。
【図3】水切り枠の分解斜視図である。
【図4】水切り枠の平面図である。
【図5】上水切り板と側部水切り板の連結コーナー部の
斜視図である。
斜視図である。
【図6】下水切り板と側部水切り板の連結コーナー部の
斜視図である。
斜視図である。
7…上水切り板、8…下水切り板、9…側部水切り板、
10…縦板、11…横板、15…縦板、16…横板、1
9…縦板、20…横板、22…ビスホール、26…シー
ラー、30…シーラー、35…ビス、37…ビス。
10…縦板、11…横板、15…縦板、16…横板、1
9…縦板、20…横板、22…ビスホール、26…シー
ラー、30…シーラー、35…ビス、37…ビス。
Claims (1)
- 【請求項1】 縦板10と、この縦板10の長手方向両
端部より側方に突出した横板11を備えた押出材より成
る上水切り板7、 縦板15と、この縦板15の長手方向両端部より側方に
突出し、かつその突出部は縦板15より上流側に突出し
た横板16を備えた押出材より成る下水切り板8、 縦板19と、この縦板19の長手方向一端部より突出し
た横板20を備えた押出材より成る一対の側部水切り板
9,9、 を備え、前記側部水切り板9の縦板19又は上下水切り
板7,8の縦板10,15にビスホール22を長手方向
に連続して一体的に設け、このビスホール22を設けた
縦板の長手方向両端面を他の縦板の内側面にシーラー2
6,30を介して接し、前記ビスホール22にビスを螺
合して連結し、上水切り板7の横板11における突出部
分を側部水切り板9の横板20における突出部分に重ね
合せ、側部水切り板9の横板20を下水切り8の横板1
6における縦板15より突出した部分に重ね合せたこと
を特徴とする天窓の水切り枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22860192A JP2666165B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 天窓の水切り枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22860192A JP2666165B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 天窓の水切り枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0673855A true JPH0673855A (ja) | 1994-03-15 |
JP2666165B2 JP2666165B2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=16878914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22860192A Expired - Fee Related JP2666165B2 (ja) | 1992-08-27 | 1992-08-27 | 天窓の水切り枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2666165B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-27 JP JP22860192A patent/JP2666165B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2666165B2 (ja) | 1997-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |