JPH0673850A - 採光窓装置 - Google Patents

採光窓装置

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Publication number
JPH0673850A
JPH0673850A JP22404392A JP22404392A JPH0673850A JP H0673850 A JPH0673850 A JP H0673850A JP 22404392 A JP22404392 A JP 22404392A JP 22404392 A JP22404392 A JP 22404392A JP H0673850 A JPH0673850 A JP H0673850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
window device
dew condensation
daylighting
temperature sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP22404392A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Adachi
真治 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH0673850A publication Critical patent/JPH0673850A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結露の有無を的確に判断し、窓ガラスのヒー
タ加熱を確実に自動制御する。 【構成】 窓ガラス1に結露防止ヒータ2を組み込むと
ともに、室外側窓枠部3に温度センサ4を配設し、かつ
室内側窓枠部5に別の温度センサ6および湿度センサ7
を設ける。また、これらの温度センサ4,6および湿度
センサ7からの温度および湿度データに基づいて結露条
件に該当するか否かを判断する制御部9を本体8に内蔵
し、この制御部9の命令によりヒータ加熱のON/OF
Fを行うヒータ駆動部11を配備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、採光窓装置に関する
ものである。さらに詳しくは、この発明は、結露の有無
を的確に判断し、窓ガラスのヒータ加熱を確実に自動制
御することのできる採光窓装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等の屋根部には、採光や
換気などのために、たとえば図6に示したような採光窓
装置(ア)が設けられてきている。この採光窓装置
(ア)については、電動駆動式や、さらに操作スイッチ
あるいはワイヤレスリモコンにより自動開閉を可能とし
たものなどの様々な構成と構造を有するものが提供され
ている。また、図7に例示したように、窓ガラス(イ)
にヒータ線(ウ)を組み込み、結露防止機能を付加した
採光窓装置がこれまでに知られてもいる。
【0003】この採光窓装置(ア)においては、ヒータ
線(ウ)に通電し、窓ガラス(イ)を加熱することによ
り、窓ガラス(イ)への結露を防止または除去すること
ができる。ヒータ線(ウ)の加熱操作は、使用者が操作
スイッチ等を介して直接操作したり、あるいはたとえば
この図7に示したように、室内側窓枠部(エ)に湿度セ
ンサ(オ)を配設し、この湿度センサ(オ)の湿度検知
により自動的にヒータ線(ウ)に通電するものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、たとえ
ばこの図7に示したような従来の採光窓装置について
は、結露防止機能は有しているものの、使用者が直接操
作する方式の場合には、主に使用者の主観に基づいて操
作されるために、確実な結露防止は実現されにくいとい
う欠点がある。一方、湿度センサ(オ)によりヒータ加
熱を自動制御する方式については、結露を的確に検知す
るまでには至っていないのが現状である。
【0005】このように、従来の結露防止機能を有する
採光窓装置に関しては、その機能が充分に活用されてい
ないという問題があった。この発明は、以上の通りの事
情に鑑みてなされたものであり、従来の採光窓装置の欠
点を解消し、結露の有無を的確に判断し、窓ガラスのヒ
ータ加熱を確実に自動制御することのできる、改善され
た採光窓装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、窓ガラスに結露防止ヒータを組
み込んだ採光窓装置において、室外側の温度センサとと
もに、室内側に別の温度センサおよび湿度センサを設
け、かつこれらのセンサからの温度および湿度データに
基づいて結露条件に該当するか否かを判断する制御部と
制御部の命令によりヒータ加熱のON/OFFを行うヒ
ータ駆動部を配備してなることを特徴とする採光窓装置
を提供する。
【0007】
【作 用】この発明の採光窓装置においては、室外側の
温度センサとともに、室内側に別の温度センサおよび湿
度センサを設け、かつこれらのセンサからの温度および
湿度データに基づいて結露条件に該当するか否かを判断
する制御部と制御部の命令によりヒータ加熱のON/O
FFを行うヒータ駆動部を配備するため、室内外の温度
および室内湿度の3つの入力データから結露の有無を判
断することができ、この判断に応じてヒータ加熱のON
/OFFを自動的に操作することができる。結露の有無
の判断が的確となり、結露を確実に防止することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、図面に沿って実施例を示し、この発明
の採光窓装置についてさらに詳しく説明する。図1は、
この発明の採光窓装置の一実施例を示した斜視図であ
る。たとえばこの図1に例示したように、この発明の採
光窓装置においては、窓ガラス(1)にヒータ線(2)
を組み込んでおり、このヒータ線(2)への通電により
窓ガラス(1)を加熱し、結露を防止するようにしてい
る。ヒータ線(2)の種類については特に制限はなく、
ニクロム線、面ヒータ等の適宜なものを用いることがで
きる。
【0009】この例においては、採光窓装置の室外側窓
枠部(3)に温度センサ(4)を設けるとともに、室内
側の窓枠部(5)に別の温度センサ(6)と湿度センサ
(7)を配設している。これらのセンサ手段(4)
(6)(7)の種類についても格別の限定はなく、従来
公知のものを適宜に採用することができる。また、採光
窓装置本体(8)には、温度センサ(4)(6)および
湿度センサ(7)からの検知データに基づいて結露の有
無を判断し、ヒータ加熱のON/OFFを指示する制御
部(9)を内蔵してもいる。制御部(9)は、家庭用電
源に接続することができ、温度センサ(4)(6)およ
び湿度センサ(7)はこの制御部(9)に接続してい
る。
【0010】図2は、図1の採光窓装置の回路構成を例
示したブロック図である。たとえばこの図2に示したよ
うに、制御部(9)に設けたCPU(10)には、室外
側温度センサ(4)より室外温度(t1 )、および室内
側温度センサ(6)から室内温度(t2 )が入力され
る。また、湿度センサ(7)からは室内湿度(RH)が
入力される。そして、CPU(10)において、室内温
度(t2 )と室外温度(t1 )の差△t=t2 −t1
計算する。次いで、この△tと室内湿度(RH)との相
関関係に基づいて結露条件に該当するか否かを判断す
る。そして、採光窓装置の室内側が結露条件に達したと
判断した場合には、ヒータ線(2)を加熱するように、
ヒータ駆動回路(11)に命令する。ヒータ駆動回路
(11)は、この指示にしたがってヒータ線(2)に通
電し、図1に例示した採光窓装置の窓ガラス(1)を加
熱する。また、ヒータ加熱後もCPU(10)は△tお
よびRHを監視続け、結露条件より逸脱した場合には、
ヒータ加熱を停止するようヒータ駆動回路(11)に命
令し、ヒータ線(2)をOFFにする。
【0011】このように、この発明の採光窓装置におい
ては、室内外の温度および室内湿度の3つのデータに基
づいて結露の有無を判断するため、その判断は的確とな
り、ヒータ加熱制御の精度が向上する。採光窓装置の窓
ガラスへの結露が確実にかつ自動的に防止される。な
お、図2に例示したように、制御部(9)によるヒータ
加熱のON/OFFは、採光窓装置の窓部が閉まってい
る場合のみに行うように、採光窓位置検出回路(12)
を配備することができる。CPU(10)は、この採光
窓位置検出回路(12)からの開閉状態のデータに基づ
いて結露条件の判断を行う。これによって、結露有無を
より確実に判断することができる。
【0012】また図2の例においては、採光窓装置の窓
部を自動開閉することができるように、駆動モータ(1
3)とモータ駆動回路(14)を設け、その制御もCP
U(10)で行えるようにしてもいる。たとえば図3に
例示したように、この発明の採光窓装置においては、エ
アコン(15)の運転に連動して窓部(16)を閉鎖さ
せることが可能である。この場合、装置本体(8)の室
内側に、エアコン(15)を操作する赤外リモコン(1
8)の信号受光部(17)を設けることができる。図4
および図5にその回路構成とフローチャートを例示した
ように、エアコン(15)の運転信号を赤外リモコン
(18)から発すると、その信号を受光部(17)で受
信し、CPU(10)に入力される。CPU(10)は
その受信信号の内容を確認するとともに、採光窓位置検
知回路(12)からの窓部(16)の開閉状態と対照
し、窓部(16)が開いている場合には、これを閉める
ようにモータ駆動回路(14)に命令する。この命令に
したがって、モータ駆動回路(14)は、モータ(1
3)を駆動させ、窓部(16)を閉鎖する。
【0013】CPU(10)には、あらかじめ数種のエ
アコンの運転信号を登録しておくことができ、機種、メ
ーカ等に対応可能なように設定用のキーを設けることが
できる。このようにして、採光窓装置の操作性がより一
層向上する。もちろんこの発明は、以上の例によって限
定されるものではない。採光窓装置の構造および回路構
成等の細部については様々な態様が可能であることはい
うまでもない。
【0014】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、結露の有無を的確に判断し、窓ガラスのヒータ加
熱を確実に自動制御することのできる採光窓装置が提供
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の採光窓装置の一実施例を示した斜視
図である。
【図2】図1の採光窓装置の回路構成を例示したブロッ
ク図である。
【図3】エアコンと連動可能としたこの発明の採光窓装
置を例示した構成図である。
【図4】図3の装置の回路構成を示したブロック図であ
る。
【図5】図3の装置の動作制御のフローチャート図であ
る。
【図6】従来の採光窓装置を示した斜視図である。
【図7】従来の結露防止ヒータ内蔵の採光窓装置を示し
た斜視図である。
【符号の説明】
1 窓ガラス 2 ヒータ線 3,5 窓枠部 4 室外側温度センサ 6 室内側温度センサ 7 湿度センサ 8 採光窓装置本体 9 制御部 10 CPU 11 ヒータ駆動回路 12 採光窓位置検出回路 13 モータ 14 モータ駆動回路 15 エアコン 16 窓部 17 赤外リモコン受光部 18 赤外リモコン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓ガラスに結露防止ヒータを組み込んだ
    採光窓装置において、室外側の温度センサとともに、室
    内側に別の温度センサおよび湿度センサを設け、かつこ
    れらのセンサからの温度および湿度データに基づいて結
    露条件に該当するか否かを判断する制御部と制御部の命
    令によりヒータ加熱のON/OFFを行うヒータ駆動部
    を配備してなることを特徴とする採光窓装置。
JP22404392A 1992-08-24 1992-08-24 採光窓装置 Pending JPH0673850A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22404392A JPH0673850A (ja) 1992-08-24 1992-08-24 採光窓装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP22404392A JPH0673850A (ja) 1992-08-24 1992-08-24 採光窓装置

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Publication Number Publication Date
JPH0673850A true JPH0673850A (ja) 1994-03-15

Family

ID=16807705

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22404392A Pending JPH0673850A (ja) 1992-08-24 1992-08-24 採光窓装置

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JP (1) JPH0673850A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3539586A1 (de) * 1985-11-08 1987-05-14 Roland Man Druckmasch Verfahren zum aufbringen eines schutzbelages auf einen druckwerkzylinder mit vorrichtungen zur durchfuehrung des verfahrens
DE3940449A1 (de) * 1989-12-07 1991-06-13 Roland Man Druckmasch Handhabungsvorrichtung
KR20020028738A (ko) * 2000-10-11 2002-04-17 이상인 단열, 방음 효과가 뛰어난 진공 유리
JP2020085330A (ja) * 2018-11-26 2020-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 熱交換形換気装置

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