JP2020085330A - 熱交換形換気装置 - Google Patents

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正太郎 山口
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Abstract

【課題】熱交換素子内部における結露に起因した視認性の低下を抑制可能な熱交換形換気装置を提供する。【解決手段】熱交換形換気装置1は、窓枠3と、室内側採光部14と室外側採光部15を有する採光部4と、室内側採光部14と室外側採光部15との間において重畳して配置される熱交換素子5を備える。窓枠3は、室内空気を取り込む排気流入口8と、室内空気を吹き出す排気流出口9と、室外空気を取り込む給気流入口10と、室外空気を吹き出す給気流出口11を有する。熱交換素子5は、伝熱板16と、室内側採光部14と伝熱板16との間に設けられた排気風路17と、伝熱板16と室外側採光部15との間に設けられた給気風路18を有する。伝熱板16は、排気風路17を流通する室内空気6と、給気風路18を流通する室外空気7との間で熱交換を行う。伝熱板16には、通電することで発熱する透光性導電層22が形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、熱交換形換気装置に関し、特に窓に設置されて室内を換気する窓用の熱交換形換気装置に関するものである。
近年、地球温暖化にともなって住宅の空調負荷を削減する要求が高まっており、優れた省エネ性と施工性を併せ持つ熱交換形換気装置が求められている。こうした熱交換形換気装置として、例えば、窓に設置して室内の換気を行う窓用の熱交換形換気装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
以下、従来の熱交換形換気装置101について、図7、図8を参照しながら説明する。図7は、従来の熱交換形換気装置101の設置例を示す概略斜視図である。図8は、従来の熱交換形換気装置101の構成を示す概略斜視図である。
図7に示すように、熱交換形換気装置101は窓枠102に埋設されている。また、図8に示すように、熱交換形換気装置101は、室内空気を取り込む排気流入口103と室内空気を吹き出す排気流出口104とを連通する排気風路内に熱交換素子105と排気送風機106とを備えている。また、熱交換形換気装置101は、室外空気を取り込む給気流入口107と室外空気を吹き出す給気流出口108とを連通する給気風路内に熱交換素子105と給気送風機109とを備えている。排気送風機106と給気送風機109とを運転することにより、熱交換素子105の内部で、排気流(室内空気)と給気流(室外空気)とが熱交換されるようになっている。
特表2013−525733号公報
しかしながら、従来の熱交換形換気装置101は、窓枠102の内部に、排気流と給気流と熱交換する熱交換素子105が存在するため、熱交換に必要な面積が窓枠部分に制限される。このため、特に冬季の場合、従来の熱交換形換気装置101では、十分な熱交換ができずに、室内への吹き出し温度が低下し、快適性が損なうという課題があった。そこで、こうした課題に対応するため、我々は、窓枠の内側に配置される採光部に光透過性のある熱交換素子を重畳させて配置する熱交換形換気装置の検討を行っている。
一般的に、従来の熱交換形換気装置101を含む熱交換形換気装置では、冬季など外気の温度が低い場合に、熱交換素子の内部の排気風路のうち、給気流入口に近い部分で温度が低下し、熱交換素子の排気風路内に結露が生じることがある。このため、採光部に熱交換素子を重畳させて配置する熱交換形換気装置では、熱交換素子の排気風路内に結露が生じることによって、窓としての視認性が低下するという新たな課題が生じることが懸念される。
そこで本発明は、上記課題を解決するものであり、熱交換素子内部における結露に起因した視認性の低下を抑制することが可能な熱交換形換気装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る熱交換形換気装置は、窓枠と、窓枠の内側に設けられ、室内側に位置する室内側採光部と室外側に位置する室外側採光部とを有する採光部と、室内側採光部と室外側採光部との間において、採光部と重畳して配置される熱交換素子と、を備える。窓枠は、室内側に設けられ、室内空気を取り込む排気流入口と、室外側に設けられ、室内空気を吹き出す排気流出口と、室外側に設けられ、室外空気を取り込む給気流入口と、室内側に設けられ、室外空気を吹き出す給気流出口と、排気流入口から排気流出口へと室内空気を送風する排気送風機と、給気流入口から給気流出口へと室外空気を送風する給気送風機と、を有する。熱交換素子は、光透過性のある伝熱板と、室内側採光部と伝熱板との間に設けられ、排気流入口と排気流出口とを連通する排気風路と、伝熱板と室外側採光部との間に設けられ、給気流入口と給気流出口とを連通する給気風路と、を有する。伝熱板は、排気風路を流通する室内空気と、給気風路を流通する室外空気との間で熱交換を行う。伝熱板には、通電することで発熱する透光性導電層が形成されている。
本発明に係る熱交換形換気装置によれば、熱交換素子内部における結露に起因した視認性の低下を抑制することが可能な熱交換形換気装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る熱交換形換気装置の設置例を示す概略正面図である。 図2は、同熱交換形換気装置の室内側から見た概略斜視図である。 図3は、同熱交換形換気装置の室外側から見た概略斜視図である。 図4は、同熱交換形換気装置の概略断面図である。 図5は、同熱交換形換気装置における透光性導電層への通電を制御する制御部の構成を示すブロック図である。 図6は、本発明の実施の形態2に係る熱交換形換気装置に用いる伝熱板の構成を示す拡大断面図である。 図7は、従来の熱交換形換気装置の設置例を示す概略斜視図である。 図8は、従来の熱交換形換気装置の構成を示す概略斜視図である。
本発明に係る熱交換形換気装置は、窓枠と、窓枠の内側に設けられ、室内側に位置する室内側採光部と室外側に位置する室外側採光部とを有する採光部と、室内側採光部と室外側採光部との間において、採光部と重畳して配置される熱交換素子と、を備える。窓枠は、室内側に設けられ、室内空気を取り込む排気流入口と、室外側に設けられ、室内空気を吹き出す排気流出口と、室外側に設けられ、室外空気を取り込む給気流入口と、室内側に設けられ、室外空気を吹き出す給気流出口と、排気流入口から排気流出口へと室内空気を送風する排気送風機と、給気流入口から給気流出口へと室外空気を送風する給気送風機と、を有する。熱交換素子は、光透過性のある伝熱板と、室内側採光部と伝熱板との間に設けられ、排気流入口と排気流出口とを連通する排気風路と、伝熱板と室外側採光部との間に設けられ、給気流入口と給気流出口とを連通する給気風路と、を有する。伝熱板は、排気風路を流通する室内空気と、給気風路を流通する室外空気との間で熱交換を行う。伝熱板には、通電することで発熱する透光性導電層が形成されている。
こうした構成によれば、伝熱板に形成された透光性導電層が発熱することによって、伝熱板表面が加熱され、排気風路内での結露の発生を抑制することができる。また、排気風路内の伝熱板表面に結露が発生した場合であっても、伝熱板表面から結露水を除去することができる。これにより、熱交換素子を透過する光の乱反射を抑制することができる。この結果、冬季など室外空気の温度が低い場合に、熱交換素子の内部(排気風路内の伝熱板表面)での結露に起因した視認性の低下を抑制することが可能な熱交換形換気装置とすることができる。
また、透光性導電層は、排気風路側の伝熱板の表面側に形成されていることが好ましい。このようにすることで、結露が発生しやすい排気風路内で透光性導電層が発熱するので、排気風路内の伝熱板表面での結露に起因した視認性の低下を効果的に抑制することができる。
また、排気風路内での結露の発生を判定する判定部と、透光性導電層への通電を制御する制御部と、をさらに備え、制御部は、判定部において結露が発生する判定した場合に、透光性導電層への通電を行うように制御することが好ましい。
このようにすることで、排気風路内の伝熱板表面での結露の発生に起因した視認性の低下を抑制する際、制御部によって透光性導電層への通電を効率よく行うことができ、結露の発生に関係なく透光性導電層への通電を行う場合に比べて省エネルギーで実現することができる。
また、排気風路側の伝熱板の最表面には、親水性を有し、光透過性のある保護層が形成され、保護層は、光によって親水基を生成する光触媒を含んで形成されていることが好ましい。このようにすることで、排気風路側の伝熱板の表面に形成する親水性の保護層によって、排気風路内の伝熱板表面では、伝熱板表面に発生する結露水が水玉(水滴)にはならずに、伝熱板表面に薄く拡がった状態となる。これにより、透光性導電層からの熱が結露水に伝わりやすくなり、伝熱板表面から結露水をさらに効果的に除去することができる。
また、室外側採光部は、中空層を介して対向する一対の採光板で構成してもよい。こうした構成によれば、中空層を介して対向する一対の採光板で構成された室外側採光部によって、室外から熱交換素子(給気風路を流通する室外空気)への熱伝達を抑制することができる。すなわち、給気風路を流通する室外空気(室内空気と熱交換して温度が上昇した室外空気)の温度低下が抑えられ、排気風路を流通する室内空気の温度を上昇させることができる。この結果、伝熱板表面での結露の発生が抑制され、視認性の低下をさらに抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず、図1〜図4を参照して、本発明の実施の形態1に係る熱交換形換気装置1について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る熱交換形換気装置1の設置例を示す概略正面図である。図2は、熱交換形換気装置1の室内側から見た概略斜視図である。図3は、熱交換形換気装置1の室外側から見た概略斜視図である。図4は、熱交換形換気装置1の概略断面図である。なお、図1は、家の室内側からみた状態である。以下の説明では、室内側からみた状態において、左右(左側、右側)を規定して説明する。
熱交換形換気装置1は、図1に示すように、家の壁面2に窓として設置されている。熱交換形換気装置1は、外径が矩形状である窓枠3と、窓枠3の内側に設けられた採光部4と、採光部4と重畳して設けられた光透過性のある熱交換素子5と、を有している。熱交換形換気装置1は、動作することによって、家の室内の空気(以下、室内空気6)と室外の空気(以下、室外空気7)との間で熱交換しつつ換気を行う。
窓枠3は、図1に示すように、外径が矩形状であり、上側にある上辺部3aと、上辺部3aと対となる下側にある下辺部3bと、左側にある左辺部3cと、左辺部3cと対となる右側にある右辺部3dとで構成されている。窓枠3は、上辺部3aの左右両端で左辺部3cの上端および右辺部3dの上端と連結し、下辺部3bの左右両端で左辺部3cの下端および右辺部3dの下端とを連結している。ここで、窓枠3の内側には、外の光を室内に取り入れるための採光部4および熱交換素子5が設けられている。
窓枠3の材質は、一般的に金属または樹脂が用いられる。金属としては、軽量なアルミなどを用いることがよく、樹脂としては、剛性の高い塩化ビニルやポリカーボネートなどが用いられる。室外からの熱の侵入を防ぐためには、金属と比較して熱伝導性の低い樹脂を用いることが好ましい。
窓枠3は、中空部材で構成されている。窓枠3の室内側の上辺部3aには、図2に示すように、室内空気6を取り込むための排気流入口8と、室外空気7を吹き出すための給気流出口11とが形成されている。一方、窓枠3の室外側の下辺部3bには、図3に示すように、室内空気6を吹き出すための排気流出口9と、室外空気7を取り込むための給気流入口10とが形成されている。なお、図示していないが、排気流入口8(あるいは排気流入口8の近傍の排気風路17)には排気フィルタが取り付けられ、給気流入口10(あるいは給気流入口10の近傍の給気風路18)には給気フィルタが取り付けられている。
また、窓枠3の室内側の上辺部3aに設けた給気流出口11は、給気流出口11から吹き出される室外空気7が採光部4(後述する室内側採光部14)の室内側表面に沿って窓枠3の下辺部3b側に流れるように、その吹き出し方向が調整されている。
また、窓枠3の上辺部3aの内部には、図4に示すように、排気流入口8から排気流出口9へと室内空気6を送風するための排気送風機12が設置されている。一方、窓枠3の下辺部3bの内部には、給気流入口10から給気流出口11へと室外空気7を送風するための給気送風機13が設置されている。ここで、排気送風機12および給気送風機13に用いる送風機としては、例えば、クロスフローファンあるいは小型のブロアファンが挙げられる。
また、窓枠3の上辺部3aの内部には、図4に示すように、排気流入口8から取り込まれた直後の室内空気6の温度と湿度を感知する温湿度センサ23が設置されている。一方、窓枠3の下辺部3bの内部には、給気流入口10から取り込まれた直後の室外空気7の温度を感知する温度センサ24が取り付けられている。なお、温湿度センサ23および温度センサ24は、後述する制御部25に対して取得したそれぞれの情報を出力する。
採光部4(および熱交換素子5)は、図1〜図3に示すように、上辺部3a、下辺部3b、左辺部3c、右辺部3dの窓枠3に固定されて、配置されている。採光部4は、光を透過する材質で構成されており、一般的に硝子材料、強化プラスチック等の材料で構成されている。詳細は後述するが、熱交換素子5もまた光透過性のある材料で構成されている。
採光部4は、図4に示すように、熱交換素子5と重畳して構成されている。具体的には、採光部4は、熱交換素子5よりも室内側に位置する室内側採光部14と、熱交換素子5よりも室外側に位置する室外側採光部15とを有している。そして、採光部4は、室内側採光部14と室外側採光部15との間において熱交換素子5を重畳するように構成されている。つまり、採光部4が熱交換素子5と重畳する構成とは、室内側から室外側に向かって、室内側採光部14、熱交換素子5、室外側採光部15の順に各部材が積み重なって配置された状態を示す。
室内側採光部14は、第1中空層14aを介して対向する一対の第1採光板14bで構成されている。ここで、第1中空層14aは、一対の第1採光板14bの間に第1スペーサ部材14cを挟み込むことで形成されている。また、第1中空層14aには乾燥した空気あるいはアルゴン等の低熱伝導性ガスが封入され、第1中空層14aは断熱層として機能する。
一方、室外側採光部15は、第2中空層15aを介して対向する一対の第2採光板15bで構成されている。ここで、第2中空層15aは、一対の第2採光板15bの間に第2スペーサ部材15cを挟み込むことで形成されている。また、第2中空層15aには乾燥した空気あるいはアルゴン等の低熱伝導性ガスが封入され、第2中空層15aは断熱層として機能する。なお、本実施の形態では、室内側採光部14と室外側採光部15とは同一材料、同一構造としている。
熱交換素子5は、図4に示すように、室内側採光部14と室外側採光部15との間において採光部4と重畳するように配置されている。具体的には、熱交換素子5は、光透過性のある伝熱板16と、排気風路17と、給気風路18とを有して構成されている。なお、熱交換素子5の熱交面積(熱交換可能な面積)は、図1〜図4に示すように、採光部4の採光面積と同程度またはそれ以上としている。
伝熱板16は、室内側採光部14と室外側採光部15との間に設けられ、排気風路17を流通する室内空気6と、給気風路18を流通する室外空気7との間で熱交換を行う。伝熱板16の材質は、光透過性を有し、且つ、熱交換するために熱のみを伝える素材、例えばポリプロピレン、ポリカーボネートといった樹脂あるいは従来の窓に設置されるガラス材などが用いられる。あるいは、伝熱板16の材質として、光透過性を有し、且つ、熱と湿度とをともに伝える素材、例えばポリウレタンといった樹脂を用いてもよい。
本実施の形態では、伝熱板16の排気風路17側の表面の全面には、通電することで発熱する透光性導電層22が形成されている。透光性導電層22は、例えば、酸化スズ、酸化インジウム等の透明導電性酸化物からなる薄膜の他、可視光吸収が少ない銀等を使用したLow−E(Low Emissive)コーティングを用いることができる。
透光性導電層22は、電源(例えば、排気送風機12および給気送風機13を駆動するための外部電源)から電力を印加するための一対の給電端子(図示せず)が形成されている。透光性導電層22は、一対の給電端子に通電することで発熱する。なお、透光性導電層22への通電の制御方法については、後述する。
排気風路17は、室内側採光部14と伝熱板16との間に設けられ、排気流入口8と排気流出口9とを連通している風路である。排気風路17は、排気風路17を流通する室内空気6が窓枠3の上辺部3aから窓枠3の下辺部3bに向かって流れるように構成されている。一方、給気風路18は、伝熱板16と室外側採光部15との間に設けられ、給気流入口10と給気流出口11とを連通している風路である。給気風路18は、給気風路18を流通する室外空気7が窓枠3の下辺部3bから窓枠3の上辺部3aに向かって流れるように構成されている。つまり、排気風路17を流通する室内空気6の空気流れ方向と給気風路18を流通する室外空気7の空気流れ方向とは互いに対向している。
次に、熱交換形換気装置1における熱交換換気について、図4を参照して説明する。
熱交換形換気装置1は、熱交換換気を行う場合には、熱交換素子5の排気送風機12および給気送風機13を動作させる。
熱交換素子5は、図4に示すように、窓枠3の上辺部3a内に設けた排気送風機12を駆動することで、室内側の上辺部3aに設けた排気流入口8から室内空気6を吸い込み、排気送風機12を経由して、熱交換素子5の排気風路17を流通し、窓枠3の室外側の下辺部3bに設けた排気流出口9から室内空気6を室外へと排出する。
一方、熱交換素子5は、窓枠3の下辺部3b内に設けた給気送風機13を駆動することで、室外側の下辺部3bに設けた給気流入口10から室外空気7を吸い込み、給気送風機13を経由して、熱交換素子5の給気風路18を流通し、室内側の上辺部3aに設けた給気流出口11から室外空気7を室内へと取り入れる。
熱交換素子5は、排気風路17を流通する室内空気6(排気流)と、給気風路18を流通する室外空気7(給気流)との間で伝熱板16を介して熱交換を行う。これにより、熱交換素子5は、換気を行う際に、室外に放出する室内空気6の熱を室内に取り入れる室外空気7へと伝達し、不要な熱の放出を抑制し、室内に熱を回収している。
次に、排気風路17側の伝熱板16の表面側に形成した透光性導電層22への通電の制御方法について、図5を参照して説明する。図5は、熱交換形換気装置1における透光性導電層22への通電を制御する制御部25の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、透光性導電層22への通電を制御する制御部25は、入力部25aと、記憶部25bと、判定部25cと、出力部25dと、を備える。なお、図4では図示はしていないが、制御部25は、窓枠3の内部(例えば、上辺部3aの内部)に設置されている。
入力部25aは、温湿度センサ23からの室内空気6の温度と湿度に関する第1情報を受け付ける。入力部25aは、受け付けた第1情報を判定部25cに出力する。また、入力部25aは、温度センサ24からの室外空気7の温度に関する第2情報を受け付ける。入力部25aは、受け付けた第2情報を判定部25cに出力する。
記憶部25bは、熱交換素子5に関する第3情報を記憶する。第3情報は、排気風路17の長さ、給気風路18の長さ、排気流と給気流との間での熱交換効率、ユーザによって設定された風量、等に関する情報である。記憶部25bは、記憶した第3情報を判定部25cに出力する。
判定部25cは、入力部25aからの第1情報と第2情報とを受け付けるとともに、記憶部25bからの第3情報を受け付ける。判定部25cは、受け付けた第1〜第3情報を用いて、室内空気6の露点を算出するとともに、排気風路17内での室内空気6の温度分布(熱交換によって低下していく温度)を推定する。そして、判定部25cは、排気風路17内での結露の発生の有無を判定する。判定部25cは、結露の発生に関する判定情報を出力部25dに出力する。
出力部25dは、判定部25cからの判定情報を受け付ける。出力部25dは、受け付けた判定情報に基づいて、透光性導電層22に対して電力を印加するように制御する。
以上のようにして、制御部25は、透光性導電層22への通電の制御を行っている。これにより、透光性導電層22への通電は、排気風路17内に結露の発生がする場合(あるいは結露の発生が見込まれる場合)に限定して実行されることになる。
以上、本実施の形態1に係る熱交換形換気装置1によれば、以下の効果を享受することができる。
(1)熱交換形換気装置1は、伝熱板16に通電することで発熱する透光性導電層22が設けられている。このため、伝熱板16に形成された透光性導電層22が発熱することによって、伝熱板16の表面が加熱され、排気風路17内での結露の発生を抑制することができる。また、排気風路17内の伝熱板16の表面に結露が発生した場合であっても、伝熱板16の表面から結露水を除去することができる。これにより、熱交換形換気装置1では、熱交換素子5を透過する光の乱反射(結露水に起因した光の乱反射)を抑制することができる。この結果、冬季など室外空気7の温度が低い場合に、熱交換素子5の内部(排気風路17内の伝熱板16表面)での結露に起因した視認性の低下を抑制することが可能な熱交換形換気装置1とすることができる。
(2)透光性導電層22は、排気風路17側の伝熱板16の表面側に形成されている。このため、結露が発生しやすい排気風路17内で透光性導電層22が発熱するので、排気風路17内の伝熱板16の表面での結露に起因した視認性の低下を効果的に抑制することができる。
(3)熱交換形換気装置1は、制御部25によって透光性導電層22への通電を制御するように構成されている。このため、排気風路17内の伝熱板16の表面での結露の発生に起因した視認性の低下を抑制する際、制御部25によって透光性導電層22への通電を効率よく行うことができ、結露の発生に関係なく透光性導電層22への通電を行う場合に比べて省エネルギーで実現することができる。
(4)室外側採光部15は、第2中空層15aを介して対向する一対の第2採光板15bで構成されている。このため、室外側採光部15によって、室外から熱交換素子5(給気風路18を流通する室外空気7)への熱伝達を抑制することができる。すなわち、冬季の場合には、給気風路18を流通する室外空気7(室内空気6と熱交換して温度が上昇した室外空気7)の温度が、室外側採光部15の室外側の室外空気7によって低下することが抑えられるので、結果として排気風路17を流通する室内空気6の温度を上昇させることができる。この結果、排気風路17内の伝熱板16の表面での結露の発生が抑制され、視認性の低下がさらに抑制された熱交換形換気装置1とすることができる。
一方、夏季の場合には、給気風路18を流通する室外空気7(室内空気6と熱交換して温度が上昇した室外空気7)の温度が、室外側採光部15の室外側の室外空気7によってさらに上昇することが抑えられる。このため、室外空気7を室内に導入した際に生じる室内温度の上昇を抑制することができる。この結果、熱交換形換気装置1は、室外空気7の導入に伴う室内温度の上昇を補うための室内冷房の負荷を軽減することができる。
(5)熱交換形換気装置1は、採光部4に重畳した熱交換素子5を備える。このため、太陽光(日光)の輻射熱によって熱交換素子5の伝熱板16の表面温度が上昇し、給気風路18を流通する室外空気7の温度を上昇させることができる。この結果、上記(4)と同様、排気風路17内の伝熱板16の表面での結露の発生が抑制され、視認性の低下がさらに抑制された熱交換形換気装置1とすることができる。
(6)熱交換形換気装置1は、採光部4に重畳した熱交換素子5を備える。このため、冬季など室外空気7の温度が低い場合、室外空気7が給気風路18を流通する際に太陽光(日光)の輻射熱によって加熱されるので、室外空気7を室内に導入した際に生じる室内温度の低下を抑制することができる。この結果、熱交換形換気装置1は、室外空気7の導入に伴う室内温度の低下を補うための室内暖房の負荷を軽減することができる。
(7)熱交換形換気装置1は、排気流入口8に排気フィルタが設置されるとともに、給気流入口10に給気フィルタが設置されている。このため、室内空間および室外空間の埃などの固形物が熱交換素子5へ流入するのを防止することができる。この結果、熱交換素子5の内部に固形物が詰まり、固形物が通風抵抗となることで排気風量および給気風量が減少するのを防止するとともに、伝熱板16の表面に付着する汚れを防止することができ、窓としての採光機能(または視認性)の低下を抑制することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る熱交換形換気装置1は、排気風路17内の伝熱板16の最表面(透光性導電層22の表面)に親水性を有する保護層21を設けている点で実施の形態1と異なる。これ以外の熱交換形換気装置1の構成は、実施の形態1と同様である。以下、実施の形態1で説明済みの内容は再度の説明を適宜省略し、実施の形態1と異なる点を主に説明する。
本発明の実施の形態2に係る熱交換形換気装置1について、図6を参照して説明する。図6は、本発明の実施の形態2に係る熱交換形換気装置1に用いた伝熱板16の構成を示す拡大断面図である。
図6に示すように、本実施の形態2に係る熱交換形換気装置1に用いた伝熱板16は、排気風路17側の伝熱板16の表面に設けられた透光性導電層22と、排気風路17側の透光性導電層22の表面に設けられた親水性を有する保護層21とを積層して構成される。つまり、保護層21は、排気風路17側の伝熱板16の最表面に形成されている。
保護層21は、親水性を有し、光透過性のある薄膜で構成されている。保護層21は、例えば、光触媒活性を有する粒子が分散されたシリコン酸化物層である。ここで、光触媒活性を有する粒子とは、光(例えば、紫外線)の照射によって親水基(水酸基)を生成する光触媒の粒子である。光触媒としては、例えば、酸化チタン、酸化タングステン等が用いられる。なお、「親水性を有する」とは、少なくとも水との接触角が10°程度以下となっている状態を示す。
本実施の形態2に係る熱交換素子5は、このように積層された伝熱板16を介して、排気風路17を流通する室内空気6(排気流)と、給気風路18を流通する室外空気7(給気流)との間で熱交換を行う。
以上、本実施の形態2に係る熱交換形換気装置1によれば、以下の効果を享受することができる。
(8)熱交換形換気装置1は、排気風路17側の伝熱板16の最表面に、親水性を有し、光透過性のある保護層21が設けられている。このため、親水性の保護層21によって、排気風路17内の伝熱板16の表面では、伝熱板16の表面に発生する結露水が水玉(水滴)にはならずに、伝熱板16の表面に薄く拡がった状態となる。これにより、透光性導電層22からの熱が結露水に伝わりやすくなり、伝熱板16の表面から結露水をさらに効果的に除去することができる。
(9)保護層21は、光によって親水基(水酸基)を生成する光触媒を含んで形成されている。このため、熱交換素子5に入射する光および空気中の水分によって光触媒表面に親水基(水酸基)が新たに生成するので、保護層21の親水性効果の持続性を高めることができる。
以上、本発明に関して実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施の形態では、排気風路17側の伝熱板16の表面側に透光性導電層22を設ける構成としたが、これに限られない。例えば、給気風路18側の伝熱板16の表面に透光性導電層22を設ける構成としてもよい。こうした構成によっても、伝熱板16が加熱されるので、排気風路17内の伝熱板16の表面での結露の発生を抑制することができる。また、透光性導電層22の発熱によって給気風路18を流通する室外空気7の温度を上昇させることができるので、排気風路17内の伝熱板16の表面での結露の発生をさらに抑制することができる。
本実施の形態では、採光部4として、第1中空層14aを有する室内側採光部14と第2中空層15aを有する室外側採光部15とからなる構成としたが、これに限られない。例えば、採光部4として、中空層を有さない室内側採光部14(例えば、単体の第1採光板14bのみ)と第2中空層15aを有する室外側採光部15とからなる構成にしてもよい。
本実施の形態では、排気風路17側の伝熱板16の表面に親水性の保護層21を設けた構成としたが、これに限られない。例えば、伝熱板16の表面とともに、排気風路17側の室内側採光部14の表面にも親水性の保護層21を設ける構成としてもよい。これにより、熱交換形換気装置1では、排気風路17内の室内側採光部14の表面での結露に起因した視認性の低下を抑制することができる。
本実施の形態では、排気流入口8(あるいは排気流入口8の近傍の排気風路17)に排気フィルタを取り付けるとともに、給気流入口10(あるいは給気流入口10の近傍の給気風路18)に給気フィルタを取り付ける構成としたが、これに限られない。例えば、室外空間には室内空間よりも花粉あるいは埃などの固形物が多く存在しているため、給気流入口10側のみに給気フィルタを取り付ける構成としてもよい。これにより、少なくとも排気風路17よりも固形物が詰まりやすい給気風路18への固形物の流入(給気風路18の給気風量の減少)を防止することができる。
本発明に係る熱交換形換気装置は、室内空気と室外空気との間での熱交換を可能とする熱交換形換気装置として有用である。主に建物の窓に用いられることで効果を奏する。
1 熱交換形換気装置
2 家の壁面
3 窓枠
3a 上辺部
3b 下辺部
3c 左辺部
3d 右辺部
4 採光部
5 熱交換素子
6 室内空気
7 室外空気
8 排気流入口
9 排気流出口
10 給気流入口
11 給気流出口
12 排気送風機
13 給気送風機
14 室内側採光部
14a 第1中空層
14b 第1採光板
14c 第1スペーサ部材
15 室外側採光部
15a 第2中空層
15b 第2採光板
15c 第2スペーサ部材
16 伝熱板
17 排気風路
18 給気風路
22 透光性導電層
23 温湿度センサ
24 温度センサ
25 制御部
25a 入力部
25b 記憶部
25c 判定部
25d 出力部
101 熱交換形換気装置
102 窓枠
103 排気流入口
104 排気流出口
105 熱交換素子
106 排気送風機
107 給気流入口
108 給気流出口
109 給気送風機

Claims (5)

  1. 窓枠と、
    前記窓枠の内側に設けられ、室内側に位置する室内側採光部と室外側に位置する室外側採光部とを有する採光部と、
    前記室内側採光部と前記室外側採光部との間において、前記採光部と重畳して配置される熱交換素子と、を備え、
    前記窓枠は、前記室内側に設けられ、室内空気を取り込む排気流入口と、前記室外側に設けられ、前記室内空気を吹き出す排気流出口と、前記室外側に設けられ、室外空気を取り込む給気流入口と、前記室内側に設けられ、前記室外空気を吹き出す給気流出口と、前記排気流入口から前記排気流出口へと前記室内空気を送風する排気送風機と、前記給気流入口から前記給気流出口へと前記室外空気を送風する給気送風機と、を有し、
    前記熱交換素子は、光透過性のある伝熱板と、前記室内側採光部と前記伝熱板との間に設けられ、前記排気流入口と前記排気流出口とを連通する排気風路と、前記伝熱板と前記室外側採光部との間に設けられ、前記給気流入口と前記給気流出口とを連通する給気風路と、を有し、
    前記伝熱板は、前記排気風路を流通する前記室内空気と、前記給気風路を流通する前記室外空気との間で熱交換を行い、
    前記伝熱板には、通電することで発熱する透光性導電層が形成されていることを特徴とする熱交換形換気装置。
  2. 前記透光性導電層は、前記排気風路側の前記伝熱板の表面側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の熱交換形換気装置。
  3. 前記排気風路内での結露の発生を判定する判定部と、
    前記透光性導電層への通電を制御する制御部と、をさらに備え、
    前記制御部は、前記判定部において結露が発生する判定した場合に、前記透光性導電層への通電を行うように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の熱交換形換気装置。
  4. 前記排気風路側の前記伝熱板の最表面には、親水性を有し、光透過性のある保護層が形成され、
    前記保護層は、光によって親水基を生成する光触媒を含んで形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の熱交換形換気装置。
  5. 前記室外側採光部は、中空層を介して対向する一対の採光板で構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の熱交換形換気装置。
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