JPH0673621B2 - パン型造粒機の自動制御方法 - Google Patents
パン型造粒機の自動制御方法Info
- Publication number
- JPH0673621B2 JPH0673621B2 JP2406575A JP40657590A JPH0673621B2 JP H0673621 B2 JPH0673621 B2 JP H0673621B2 JP 2406575 A JP2406575 A JP 2406575A JP 40657590 A JP40657590 A JP 40657590A JP H0673621 B2 JPH0673621 B2 JP H0673621B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- granulator
- pan
- amount
- raw material
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Glanulating (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
- Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
Description
及び水等の添加物を混合機等で混合した原料を、パン型
造粒機により粗粒原料を製造するパン型造粒機の自動制
御方法に関するものである。
造設備では、各種微粉原料槽1から所定の配合比率で微
粉原料を切出し、ベルトコンベア2で混合機3に送る、
一方で造粒されたペレットを振動篩16で規格外のペレ
ットと製品ペレットに分け、規格外ペレットはベルトコ
ンベア17で混合機3に送り混合機3で粉砕及び混合す
る。混合した原料は、ベルトコンベア4にて混合原料槽
5に送り、パン型造粒機9に供給する原料の量を原料供
給量検出器8で所定の量になる様に混合原料切出装置6
にて原料を切出しパン型造粒機9に供給する。パン型造
粒機9には、混合原料を供給するとともに添加水配管1
0で添加水を供給して造粒を行い、造粒したペレット
は、ベルトコンベア15にて払い出し振動篩16に送ら
れ、製品ペレットはベルトコンベア18にて払い出し製
品ペレットの量は製品ペレット量検出器19にて測定す
る。
ペレットを所定の粒径内に抑え規格外ペレットを最小に
しつつ、ペレットの強度を確保するためのパン型造粒機
9の運転方法には、 (1) 造粒機を稼動する作業員がパン型造粒機9の内部
での混合原料の流動状態を常時監視し、造粒状態、混合
原料の水分値、パン型造粒機の回転数検出器13、微粉
原料の配合比率等の情報を総合的に判断し、添加水の量
を流量検出器11で測定しながら流量調整電動弁12で
調整したり、混合原料の供給量を混合原料切出装置6で
調整して振動篩16からの規格外ペレットを最小になる
様かつペレットの品質(強度等)が最良になる様に手動
で運転していた。
しては、特開昭54−11076号公報に造粒機から排
出された造粒物の粒度分布を測定し、その測定された平
均粒度と基準粒径とを比較し添加水量又は添加位置のど
ちらかを制御する方法や、特開昭54−110180号
公報に造粒直後の造粒物の嵩密度を測定し、その測定結
果に基いて造粒条件(パンの角度及びパンの回転数)を
制御する方法や、特開昭和54−157775号公報に
造粒直後の造粒物の嵩密度を測定し、その測定結果に基
いて添加水量を制御する方法が開示されている。
は、例えば造粒直後の造粒物の嵩密度を基準値内におさ
める為にパン型造粒機の回転数を変化させると、造粒物
の粒径が変化してしまい粒径が基準値を外れることがあ
り、造粒機から排出された造粒物の粒径や嵩密度を測定
してから制御するため、造粒機へ供給する混合原料の配
合比率や水分や量の変化にたいしては、即座に制御する
ことが出来ず、制御した結果も遅れる等の問題があり、
良質なペレットを製造する為の条件管理が困難で各種の
要因が複雑に絡み合うことから、依然、作業者の経験や
勘に頼る部分が多く、又、高品質を維持して安定操業す
ることが困難であった。
頼って手動運転しているのを自動制御することで、省力
化と高品質維持及び歩留り向上を目的とする。
決したものであり、その要旨は各種微粉原料と刺激材、
水分等の添加物とを混合し、パン型造粒機により粗粒原
料を製造する設備に於いて、各種微粉原料と刺激材の配
合比率、造粒機の回転数、傾斜角度等の運転条件の設定
値と実績値、パン型造粒機内での造粒状態をITVカメ
ラでとらえ画像処理した結果でパン型造粒機の回転数、
傾斜角度及び添加水の水量を同時に制御することを特徴
とするパン型造粒機の自動制御方法である。
よって詳細に説明する。
器8で、添加水の量を検出器11で、造粒機のパン傾斜
角度、回転数をそれぞれ検出器14と13で、又、規格
内の製品ペレット量を検出器19でそれぞれ測定し、測
定結果をファジー制御装置21へ入力する。一方、造粒
機内部での造粒状態を図2のA部をITVカメラ23で
とらえ画像処理装置24で処理し、A部への粒度分布値
を検出し、B部及びC部での状態を造粒状態入力装置2
0で設定し、ファジー制御装置21へ入力する。
測定値と造粒状態入力装置20で入力した設定値で図3
の制御処理ルール群に従い、制御に適したメンバーシッ
プ関数を予め熟練運転者の経験に基づいて登録したメン
バーシップ関数群より押出し、制御ルールとメンバーシ
ップ関数によりファジー推論部で処理する。ファジー推
論部で処理した結果は、造粒制御装置22の制御アナロ
グ信号、添加水量の流量調整電動弁12の制御アナログ
信号、混合原料切出装置6の制御アナログ信号を出力す
る為に制御信号出力処理部で処理される。
(8mm〜16mm)に対して製品ペレット量が減少し、規
格外ペレット量(8mm以下及び16mm以上)が増加した
場合に、パン型造粒機への混合原料の供給量(検出器
8)と製品ぺレット量(検出器19)によって検出し、
その時の規格外ペレットの粒度分布が16mm以上のペレ
ットが増加傾向にある時に造粒状態入力装置20でペレ
ット粒径設定を「大」側へ任意の量を設定する。これに
より、ファジー制御装置21の制御ルール群でペレット
粒径メンバーシップ関数をメンバーシップ関数群より抽
出され、前記の造粒状態入力装置20でペレット粒径設
定度合いを「大」側へ+2(図4のD)で設定していれ
ば、ファジー推論部では、それに対応するメンバーシッ
プ関数PEで0.3の制御度合いを検出し、メンバーシ
ップ関数PLで0.7を検出する。制御処理ルール群は
予め熟練運転者の経験に基づいて、ペレット粒径メンバ
ーシップ関数がPEの時に原料供給量制御メンバーシッ
プ関数のWEを参照し添加水量制御メンバーシップ関数
のTEを参照する様に登録されており、ペレット粒径メ
ンバーシップ関数がPLの時に原料供給量制御メンバー
シップ関数のWLを参照し添加水量制御メンバーシップ
関数のTSを参照する様に登録されていることから、原
料供給量の制御は、WLの0.7だけを有効値(図4の
WLの斜線部分)とし、WEの0.3だけを有効値(図
4のWEの斜線部分)とし、WL及びWEの有効値を重
ね合わせ更にその重心(左右が同面積に)になる点が+
0.8T/H(図4のE)であるので、原料供給量を現
状に対し+0.8T/Hだけ増加する様に混合原料切出
装置6に対して制御を行う。
けを有効値(図4のTSの斜線部分)とし、TEの0.
3だけを有効値(図4のTEの斜線部分)とし、TS及
びTEの有効値を重ね合わせ更にその重心(左右が同面
積に)になる点が−0.05M3 /H(図4のF)であ
るので、添加水量を現状に対し−0.05M3 /Hだけ
減少する様に流量検出器16で測定しながら流量調整電
動弁12の制御を行う。これにより、混合原料の供給量
が増加し、添加水量が減少したことからパン型内での滞
留時間が増加することでペレットの粒径が小径方向に向
かうことになる。又、過度に制御が行われた場合は、こ
の制御に対する結果がパン型造粒機内の造粒状態に直ち
に反映されるため、ITVカメラ23で図2のA点の造
粒状態を検出するとともに造粒状態入力装置20で図2
のB点及びC点の状態を設定し、ファジー制御装置21
で造粒機制御装置22に対して造粒機の傾斜角度及び回
転数、更には混合原料の供給量及び添加水量を制御する
ことで、異常な制御を抑える事が出来る。
に測定した値のみではなく、造粒状態といった感覚の度
合いをそのまま制御の入力情報として採り入れ、更に熟
練運転者の経験や勘を制御ロジックとして採り入れて制
御を行うので運転者による製品のバラツキを最小に止め
安定した操業が可能であり歩留りを高めることができ、
製鉄業のペレット製造に限らず、化成肥料や農薬及び薬
品の粒状化等の工業分野に広く応用できる。
用した一例を示す説明図である。
例図である。
る。
水量を本発明による制御方法を示す一例図である。
器 16:振動篩 19:製品ペレット量検
出器 20:造粒状態入力装置 21:ファジー制御装置 22:造粒機制御装置 23:ITVカメラ 24:画像処理装置
Claims (1)
- 【請求項1】 各種微粉原料と刺激材、水分等の添加物
とを混合し、パン型造粒機により粗粒原料を製造する設
備に於いて、各種微粉原料と刺激材の配合比率、造粒機
の回転数、傾斜角度等の運転条件の設定値と実績値、パ
ン型造粒機内での造粒状態をITVカメラでとらえ画像
処理した結果でパン型造粒機の回転数、傾斜角度及び添
加水の水量を同時に制御することを特徴とするパン型造
粒機の自動制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2406575A JPH0673621B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | パン型造粒機の自動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2406575A JPH0673621B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | パン型造粒機の自動制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04222628A JPH04222628A (ja) | 1992-08-12 |
JPH0673621B2 true JPH0673621B2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=18516199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2406575A Expired - Lifetime JPH0673621B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | パン型造粒機の自動制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0673621B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2935171B2 (ja) * | 1995-10-18 | 1999-08-16 | 山口県 | 押し出し造粒方法およびその装置 |
JP5443727B2 (ja) * | 2008-10-22 | 2014-03-19 | 株式会社東芝 | 油分回収方法 |
JP5554101B2 (ja) * | 2010-03-19 | 2014-07-23 | 株式会社パウレック | コーティング装置及びコーティング方法 |
JP6033137B2 (ja) * | 2013-03-18 | 2016-11-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 造粒装置の操業支援システム |
JP2016537219A (ja) * | 2013-10-21 | 2016-12-01 | サウディ ベーシック インダストリーズ コーポレイション | ポリマー押出アセンブリおよびポリマー押出アセンブリ内のカッターブレードの破損検出方法 |
CN104932557A (zh) * | 2015-06-10 | 2015-09-23 | 安徽宝昱电子科技有限公司 | 造球机的角度调节组件 |
CN106732177B (zh) * | 2016-11-29 | 2019-06-28 | 辽宁科技大学 | 一种基于图像处理的圆盘造球机生球尺寸监控系统及方法 |
JP6988712B2 (ja) * | 2018-06-21 | 2022-01-05 | Jfeスチール株式会社 | 焼結鉱の製造方法 |
CN115055111A (zh) * | 2022-05-30 | 2022-09-16 | 福建南方路面机械股份有限公司 | 行星混炼造粒设备的监测及反馈装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0277529A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-16 | Nkk Corp | 燒結原料造粒装置 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP2406575A patent/JPH0673621B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0277529A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-16 | Nkk Corp | 燒結原料造粒装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04222628A (ja) | 1992-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5913602A (en) | On-the-go mixing system | |
US5186840A (en) | Process for treating sewage sludge | |
JPH0673621B2 (ja) | パン型造粒機の自動制御方法 | |
EP3939915A1 (de) | Schwingförder-vorrichtung und verfahren zur schwingförderung von schüttgut | |
CN105500663A (zh) | 一种用于塑料颗粒的双螺杆挤出机自动加料装置 | |
AU2005219521B2 (en) | Method for the production of a raw sintering mixture | |
DE4237780C2 (de) | Granulierwasser-Steuervorrichtung für eine Granuliermaschine, die in einem Düngergranulat-Herstellungsprozeß verwendet wird, und Granulierwasser-Steuerverfahren | |
US4860928A (en) | Powder constant-volume feeder | |
JPH11262650A (ja) | 粉体の自動造粒装置 | |
JPH11335746A (ja) | ペレット供給装置 | |
JP2912074B2 (ja) | 化成肥料の製造制御システム | |
CN110007696B (zh) | 一种自动倒仓控制系统和方法 | |
JPH0277529A (ja) | 燒結原料造粒装置 | |
CN115125338B (zh) | 一种烧结矿质量在线调节方法和系统 | |
US11110417B2 (en) | Device and method for granulating a powder or a powder mixture | |
JP2746030B2 (ja) | 焼結原料の事前処理方法 | |
JPS6314940Y2 (ja) | ||
DE4129281C2 (de) | Verfahren zur Tellergranulation | |
JP2925075B2 (ja) | 燃焼灰混練機の自動注水制御システム | |
JPH04210258A (ja) | 破砕プラントの原料供給量制御方法及びその装置 | |
JPH01275490A (ja) | 粒状肥料の製造法 | |
JPH02229540A (ja) | ディスクペレタイザー制御装置 | |
JPS6022051B2 (ja) | 焼結原料の水分制御方法 | |
JPH10174859A (ja) | 転動造粒機の添加液供給量制御方法及びその装置 | |
JPH1085578A (ja) | 転動造粒機の添加液供給制御方法及びその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961001 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070921 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080921 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090921 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921 Year of fee payment: 16 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100921 Year of fee payment: 16 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110921 Year of fee payment: 17 |