JPH0673266A - 熱可塑性成形組成物 - Google Patents

熱可塑性成形組成物

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JPH0673266A
JPH0673266A JP5182262A JP18226293A JPH0673266A JP H0673266 A JPH0673266 A JP H0673266A JP 5182262 A JP5182262 A JP 5182262A JP 18226293 A JP18226293 A JP 18226293A JP H0673266 A JPH0673266 A JP H0673266A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塩基性添加剤を含むABS樹脂と芳香族ポリ
カーボネート樹脂を主成分とする熱可塑性組成物。 【構成】 A)ABSタイプの樹脂、 B)芳香族ポリカーボネート樹脂、 C)複数のカルボキシル基を有する化合物またはそれら
の混合物、及び必要に応じて、 D)更なるポリマー樹脂を含む熱可塑性成形組成物であ
って、少なくとも一種の塩基的に作用する添加剤を有す
るABS樹脂を成分Aとして使用し、成分Cを分子中に
少なくとも二つのカルボキシル基(−COOH)を有す
る150〜260の分子量を有する化合物から選び、そ
してA中の塩基的に作用する添加剤:C中のカルボキシ
ル基の重量比が5:1〜1:1であることを特徴とする
熱可塑性成形組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ABSポリマー及び芳香族ポリ
カーボネートから製造される熱可塑性成形組成物、それ
らの製造のための方法、並びに成形品の製造のためのそ
れらの使用に関する。
【0002】ABS及びポリカーボネートの混合物、並
びに成形コンパウンドとしてのそれらの使用は知られて
いる。それらは、一般に、例えば、スチレン及びアクリ
ロニトリルのコポリマー、並びにジエンゴム例えばポリ
ブタジエンの上へのスチレン及びアクリロニトリルのグ
ラフトコポリマーから成るABS樹脂、並びに、例え
ば、ビスフェノールAを基にしてポリカーボネートを含
む。これらの成形コンパウンドは、室温と低温の両方で
の良好な強度、良好な加工性、及び高められた耐熱性に
よって特徴付けられる。
【0003】このような成形コンパウンドの欠点は、ポ
リカーボネートへの悪い影響そしてそれ故随伴する特性
の劣化を回避するために、塩基的に作用する成分を含ま
ないABSポリマーをそれらの製造において常に使用し
なければならないことである。
【0004】以前には、この要件のために、塩基性成分
を含まない特別に製造されたまたは後処理されたABS
ポリマーを、ABS/ポリカーボネート混合物における
使用のために常に製造しなければならなかった。最初か
らポリカーボネートとブレンドすることを意図されてい
ないABSポリマーは、しばしば組み入れられた塩基性
添加剤(例えば潤滑剤または離型剤として)を有する。
これはまた、ポリカーボネート以外のポリマーとブレン
ドされるABSポリマーにも当て嵌まる。このようなA
BSポリマーまたは塩基性添加剤を含むリサイクル成形
コンパウンドから得られるABSポリマーは、それ故A
BS/ポリカーボネート混合物の製造のために使用する
ことはできない。
【0005】ブレンド成分としてカルボキシル基を有す
る特別なポリマー樹脂を使用することによって、芳香族
ポリカーボネート樹脂と塩基的に作用する添加剤を含む
ABS樹脂との混合物を製造することができ、これらの
混合物は良好な特性を有する成形品を与え、また酸化合
物によってポリカーボネート成分に引き起こされる何ら
の損害も存在しないことがここに見い出された。
【0006】更にまた、比較的小量の添加される特別な
化合物でさえ効果的であり、その結果、負の影響例えば
揮発性の増加またはメルトフローレートの顕著な増加は
起きない。
【0007】本発明は、 A)ABSタイプの樹脂、 B)芳香族ポリカーボネート樹脂、 C)複数のカルボキシル基を有する化合物またはそれら
の混合物、及び必要に応じて、 D)更なるポリマー樹脂を含む熱可塑性成形組成物であ
って、少なくとも一種の塩基的に作用する添加剤を有す
るABS樹脂を成分Aとして使用し、成分Cを分子中の
少なくとも二つのカルボキシル基(−COOH)を表す
150〜260、好ましくは160〜230、そして特
に好ましくは180〜220の分子量を有する化合物の
中から選び、そしてA)中の塩基的に作用する添加剤:
C)中のカルボキシル基の重量比が5:1〜1:1、好
ましくは4:1〜1:1であることを特徴とする熱可塑
性成形コンパウンドを提供する。
【0008】本発明の熱可塑性成形コンパウンドは、好
ましくは50〜100重量部、特に好ましくは60〜9
0重量部、特に70〜80重量部の成分A、好ましくは
1〜50重量部、特に好ましくは5〜50重量部、特に
10〜45重量部の成分B、及び好ましくは0.2〜5
重量部、特に好ましくは0.25〜4重量部、特に0.
3〜3重量部の成分Cを含む。
【0009】ABSタイプの樹脂(成分A)は、本発明
に従って、5〜100重量%、好ましくは5〜80重量
%のグラフトポリマー、及び95〜0重量%、好ましく
は95〜20重量%の熱可塑性コポリマー樹脂を含む。
【0010】グラフトポリマーは、スチレンまたは、メ
チルメタクリレートまたは、95〜50重量%のスチレ
ン、α−メチルスチレン、環置換されたスチレン、メチ
ルメタクリレート若しくはそれらの混合物及び5〜50
重量%のアクリロニトリル、メタクリロニトリル、無水
マレイン酸、N−置換されたマレイミド若しくはそれら
の混合物が、ゴムの上にグラフト重合されているポリマ
ーである。適切なゴムは、≦10℃のガラス転移温度を
有する実質的にすべてのゴム、例えばポリブタジエン、
スチレン/ブタジエンコポリマー、アクリロニトリル/
ブタジエンコポリマー、ポリイソプレン、アルキルアク
リレートゴム好ましくはC1〜C8アルキルアクリレート
ゴム例えばポリ−n−ブチルアクリレートである。
【0011】これらのアルキルアクリレートゴムは、必
要に応じて、30重量%(ゴムの重量に対して)までの
共重合されたモノマー例えば酢酸ビニル、アクリロニト
リル、スチレン、メチルメタクリレート及び/またはビ
ニルエーテルを含んで良い。アルキルアクリレートゴム
はまた、より小量、好ましくは5重量%(ゴムの重量に
対して)までの橋かけ作用を有するエチレン性不飽和モ
ノマーを含んで良い。このような橋かけ剤は、例えば、
アルケンジオールジアクリレート及びジメタクリレー
ト、ポリエステルジアクリレート及びジメタクリレー
ト、ジビニルベンゼン、トリビニルベンゼン、トリアリ
ルシアヌレート、アリルアクリレート及びメタクリレー
ト、ブタジエンまたはイソプレンである。
【0012】グラフトベースはまた、1以上の共役ジエ
ンから製造された橋かけされたジエンゴム例えばポリブ
タジエン、または共役ジエンとエチレン性不飽和モノマ
ー例えばスチレン及び/若しくはアクリロニトリルとの
コポリマーのコアを有するコア/スキン構造を有するア
クリレートゴムでも良い。
【0013】更に、適切なゴムは、例えば、また必要に
応じてコア/シェル構造を有して良い、いわゆるEPD
Mゴム(エチレン、プロピレン及び非共役ジエン例えば
ジシクロペンタジエンのポリマー)、EPMゴム(エチ
レン/プロピレンゴム)並びにシリコーンゴムである。
ポリブタジエン及びアルキルアクリレートゴムが好まし
い。
【0014】前記グラフトポリマーは、10〜95重量
%、特に20〜70重量%のゴム、及び90〜5重量
%、特に80〜30重量%のグラフト共重合されたモノ
マーを含む。ゴムは、これらのグラフトコポリマー中
で、一般に0.05〜20.0μm、好ましくは0.1
〜2.0μmそして特に好ましくは0.1〜0.8μm
の平均粒径(d50)を有する少なくとも部分的に橋かけ
された粒子の形で存在する。
【0015】このようなグラフトコポリマーは、グラフ
トされるゴムの存在下でのスチレン、α−メチルスチレ
ン、環置換されたスチレン、(メタ)アクリロニトリ
ル、メチルメタクリレート、無水マレイン酸、N−置換
されたマレイミドの範囲からのモノマーのフリーラジカ
ルグラフト共重合によって製造することができる。この
ようなグラフトコポリマーのための好ましい製造方法
は、乳化、溶液、塊状または懸濁重合である。
【0016】前記熱可塑性コポリマーは、グラフトモノ
マーまたは類似のモノマーから、特にスチレン、α−メ
チルスチレン、ハロゲン化スチレン、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、メチルメタクリレート、無水
マレイン酸、酢酸ビニル及びN−置換されたマレイミド
の範囲からの少なくとも一種のモノマーから作り上げる
ことができる。これらの熱可塑性コポリマーは、好まし
くは、95〜50重量%のスチレン、α−メチルスチレ
ン、メチルメタクリレートまたはこれらの混合物と5〜
50重量%のアクリロニトリル、メタクリロニトリル、
メチルメタクリレート、無水マレイン酸またはこれらの
混合物とのコポリマーである。
【0017】このようなコポリマーはまた、グラフト共
重合の間に副生成物として生じる。グラフトポリマー中
に含まれるコポリマーと共に別に製造されたコポリマー
を組み入れることが普通である。これらの別に製造され
たコポリマーは、グラフトポリマー中に存在するグラフ
トされていない樹脂成分と必ずしも化学的に同一である
必要はない。
【0018】適切な別に製造されたコポリマーは、樹脂
状で熱可塑性でありそしてゴムを含まない。それらは、
特に、スチレン及び/またはα−メチルスチレンと、必
要に応じてメチルメタクリレートと混合されたアクリロ
ニトリルとのコポリマーである。
【0019】特に好ましいコポリマーは、20〜40重
量%のアクリロニトリル及び80〜60重量%のスチレ
ンまたはα−メチルスチレンから成る。このようなコポ
リマーは知られていてそして、特に、フリーラジカル重
合によって、特に乳化、懸濁、溶液または塊状重合によ
って製造することができる。これらのコポリマーは、一
般に15,000〜200,000、好ましくは50,
000〜150,000の平均分子量(Mw)を有す
る。
【0020】前記ABS樹脂は個別に使用するかまたは
ブレンドして良い。
【0021】本発明によれば、少なくとも一種の塩基的
に作用する添加剤を有する特に適切なABS樹脂(成分
A)は、純粋なABS樹脂として既に成形品に加工され
たそしてこのような成形品として少なくとも1サイクル
の使用を既に経過した製品であり、即ち、既に使用され
た成形品から回収(リサイクル)によって得られたAB
S樹脂をこのやり方で再使用することができる。
【0022】概して、含まれているABS樹脂成分中に
含まれる塩基的に作用する添加剤は、ABS樹脂にその
特性を改善するために(例えば、なかんずく、潤滑剤、
離型剤、静電防止剤、安定剤、光安定剤として)添加さ
れた化合物である。ABS樹脂に対する塩基的に作用す
る添加剤の割合は一般に約0.01〜5重量%であり、
そしてこの割合が上のまたは下の方向に変わることも可
能である。塩基的に作用する添加剤の割合はABSに対
して好ましくは約0.05〜3重量%である。このよう
な化合物の例は、カルボン酸(ジ)アミド例えばステア
リン酸アミドまたはエチレンジアミンビス−ステアリル
アミド、長鎖のカルボン酸の金属塩例えばステアリン酸
カルシウム、エトキシル化脂肪族アミン、脂肪酸エタノ
ールアミド、立体的に障害を受けたフェノール例えば
2,4−ビス(n−オクチルチオ)−6−(4−ヒドロ
キシ−3,5−tert.−ブチルアニリノ)−1,
3,5−トリアジン、立体的に障害を受けたアミン例え
ばセバシン酸ビス−2,2,4,4−テトラメチル−4
−ピペリジルエステル、ベンゾトリアゾール誘導体例え
ば2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−
ベンゾトリアゾールである。
【0023】本発明による芳香族ポリカーボネート樹脂
(成分B)は、式(I)及び(II)
【0024】
【化1】
【0025】[式中、Aは、単結合、C1〜C5アルケ
ン、C2〜C5アルキリデン、C5〜C6シクロアルキリデ
ン、−O−、−S−または−SO2であり、R5及びR6
は、お互いに独立に、水素、メチルまたはハロゲン、特
に水素、メチル、塩素または臭素を表し、R1及びR
2は、お互いに独立に、水素、ハロゲン好ましくは塩素
若しくは臭素、C1〜C8アルキル好ましくはメチル、エ
チル、C5〜C6シクロアルキル好ましくはシクロヘキシ
ル、C6〜C10アリール好ましくはフェニル、またはC7
〜C12アラルキル好ましくはフェニル−C1〜C4−アル
キル特にベンジルを意味し、mは、4〜7好ましくは4
または5の整数であり、R3及びR4は、各々のXに関し
て独立に選択可能でありそして、お互いに独立に、水素
またはC1〜C6アルキル好ましくはメチル若しくはエチ
ルを意味し、そしてXは、炭素を意味する]のジフェノ
ールから製造されるホモポリカーボネート及びコポリカ
ーボネートのどちらでも良い。
【0026】成分Bによるポリカーボネートは直鎖及び
分岐したのどちらでも良く、それらは芳香族に結合され
たハロゲン好ましくは臭素及び/または塩素を含んでも
良いが、しかしながら、それらはまた芳香族に結合され
たハロゲンを含まず、かくしてハロゲンを含まなくても
良い。
【0027】ポリカーボネートBは個別に使用されても
良くそしてブレンドされても良い。式(I)及び(I
I)のジフェノールは、文献中で知られているかまたは
文献(例えばEP−A−0 359 953参照)中で
知られている方法に従って製造することができるかのど
ちらかである。
【0028】成分Bによる本発明による適切なポリカー
ボネートの製造は、文献中で知られていて、そして、例
えば、相界面法に従ってホスゲンによってまたは均一相
法(いわゆるピリジン法)に従ってホスゲンによって進
行することができ、ここで、達成されるべき特別な分子
量は適切な量の既知の連鎖停止剤によって既知の方法で
調節される。
【0029】適切な連鎖停止剤は、例えば、フェノール
またはp−tert.−ブチルフェノール、しかしまた
長鎖のアルキルフェノール例えばDE−OS 2 84
2005による4−(1,3−テトラメチル−ブチル)
フェノールまたはDE−OS 3 506 472によ
るアルキル置換基中に全部で8〜20のC原子を有する
モノアルキルフェノール若しくはジアルキルフェノール
例えばp−ノニルフェノール、2,5−ジ−tert.
−ブチルフェノール、p−tert.−オクチルフェノ
ール、p−ドデシルフェノール、2−(3,5−ジメチ
ルヘプチル)フェノール及び4−(3,5−ジメチルヘ
プチル)フェノールである。使用されるべき連鎖停止剤
の量は、一般に、使用される特定のジフェノール(I)
及び(II)の全部に対して0.5〜10モル%であ
る。
【0030】成分Bによる本発明による適切なポリカー
ボネートは、既知のやり方で、即ち、例として、3官能
または3官能より多い化合物、例えば3以上のフェノー
ル性OH基を有するような化合物の、使用されるジフェ
ノールの全部に対して0.05〜2.0モル%の組み入
れによって分岐させても良い。
【0031】これらの化合物は、10,000〜20
0,000好ましくは20,000〜80,000の平
均の重量平均分子量(Mw、例えば超遠心分離または光
散乱測定によって測定された)を有する。
【0032】式(I)及び(II)の適切なジフェノー
ルは、例えば、ヒドロキノン、レソルシノール、4,
4’−ジヒドロキシジフェニル、2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン、2,4−ビス(4−ヒド
ロキシフェニル)−2−メチルブタン、2,2−ビス
(4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−
3,5−ジブロモフェニル)プロパン、1,1−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、1,1−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−トリメ
チルシクロヘキサン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)−3,3−ジメチルシクロヘキサン、1,1−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5,5−テ
トラメチルシクロヘキサンまたは1,1−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)−2,4,4−トリメチルシクロペ
ンタンである。
【0033】式(I)の好ましいジフェノールは、2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン及び1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサンで
ある。
【0034】式(II)の好ましいフェノールは、1,
1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサンである。ジフェノールの混合物
もまた使用して良い。
【0035】本発明によれば、特に適切なポリカーボネ
ート樹脂(成分B)は、(必要に応じて塩基的に作用す
る添加剤を含まないABS樹脂と混合された)既に成形
品に加工されたそしてこのような成形品として1サイク
ルの使用を既に経過した製品であり、即ち、既に使用さ
れた成形品から回収(リサイクル)によって得られたポ
リカーボネート樹脂をこのやり方で新しい成形品の製造
のために再使用することができる。
【0036】複数のカルボキシル基を有する適切な化合
物(成分C)は、好ましくは、式(I)、(II)及び
(III)
【0037】
【化2】
【0038】[式中、nは5〜12であり、mは2〜4
であり、そしてk及びlはお互いに独立に1、2または
3である]の化合物並びにヒドロキシポリカルボン酸並
びにアルキル置換されたポリカルボン酸である。
【0039】式(I)の化合物の例は、ピメリン酸、ス
ベリン酸、アゼライン酸、1,10−デカンジカルボン
酸、1,12−ドデカンジカルボン酸である。
【0040】式(II)の化合物の例は、フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸(1,2,
4−ベンゼントリカルボン酸)、トリメシン酸(1,
3,5−ベンゼントリカルボン酸)及びピロメリト酸
(1,2,4,5−ベンゼンテトラカルボン酸)であ
る。
【0041】式(III)の化合物の例は、2,2’−
チオ二酢酸及び3,3’−チオ二プロピオン酸である。
【0042】ヒドロキシポリカルボン酸の例は、粘液
酸、クエン酸であり、そしてアルキル置換されたポリカ
ルボン酸の例は、ジエチルマロン酸、3,3−ジメチル
グルタル酸である。
【0043】成分Cによる好ましい化合物は、アゼライ
ン酸、スベリン酸、フタル酸、テレフタル酸、2,2’
−チオ二酢酸、粘液酸、クエン酸及びジエチルマロン酸
である。
【0044】必要に応じて、本発明による熱可塑性成形
コンパウンドは、小さな割合、好ましくは20重量%未
満、特に好ましくは10重量%未満の更なるポリマー樹
脂を含んで良い。更なるポリマー樹脂の例は、芳香族ポ
リエステル例えばポリエチレンテレフタレートまたはポ
リブチレンテレフタレート、熱可塑性ポリウレタン、ポ
リアクリレート例えば(メタ)アクリレートモノマーと
アクリロニトリルとのコポリマー、またはポリアミド例
えばポリアミド−6若しくはポリアミド−66と一緒の
ポリアセタール例えばポリオキシメチレンである。
【0045】更にまた、ABS樹脂及びポリカーボネー
ト樹脂のために知られているその他の好ましくは塩基的
に作用しない添加剤、例えば安定剤、顔料、離型剤、防
炎剤、潤滑剤及び静電防止剤を、本発明による成形コン
パウンド中に通常の量で組み入れても良い。
【0046】本発明による熱可塑性成形コンパウンドを
製造するためのポリマー成分の混合は、好ましくは20
0℃より上で、通常の混合装置中で、かくして、例え
ば、ニーダー、内部ミキサー中で、ロールミル、スクリ
ュー配合機または押出機中で進行する。これらの成分は
次々とまたは同時にブレンドして良いが、好ましくは、
成分(A)及び(C)を最初に混合し、そして次に生成
するブレンドを成分(B)及び必要に応じて成分(D)
と混合する。
【0047】それ故、本発明はまた、高められた温度で
成分をブレンドすることによる本発明による成形コンパ
ウンドの製造のための方法を提供する。
【0048】本発明による成形コンパウンドは、任意の
種類の成形品、例えば射出成形または押出成形によって
製造される成形品の製造のために使用することができ
る。このような成形品の例は、ケーシング部品、カバー
プレートまたは自動車部品である。成形品はまた、前に
製造されたシートまたはフィルムを熱成形することによ
って製造しても良い。それ故、本発明はまた、成形品の
製造のための述べられた成形コンパウンドの使用を提供
する。
【0049】
【実施例】使用されたポリマー: A.1 )36重量%のスチレン及び14重量%のアクリ
ロニトリルがその上にグラフトされた50重量%の0.
1μmの平均粒径(d50)を有するポリブタジエンベー
スから製造されたグラフトゴムの15重量部 36重量%のスチレン及び14重量%のアクリロニトリ
ルがその上にグラフトされた50重量%の0.4μmの
平均粒径(d50)を有するポリブタジエンベースから製
造されたグラフトゴムの15重量部 −1≦2のMw/Mn及び約80,000のMwを有する
スチレン/アクリロニトリル72:28のコポリマーの
70重量部、並びにエチレンジアミンビス−ステアリル
アミドの2重量部を含み、内部ニーダー中で成分を混合
することによって製造されたABS樹脂A.2 )36重量%のスチレン及び14重量%のアクリ
ロニトリルがその上にグラフトされた50重量%の0.
4μmの平均粒径(d50)を有するポリブタジエンベー
スから製造されたグラフトゴムの60重量部 −1≦2のMw/Mn及び約80,000のMwを有する
スチレン/アクリロニトリル72:28のコポリマーの
40重量部、並びにエトキシル化された脂肪族アミンの
1重量部を含み、内部ニーダー中で成分を混合すること
によって製造されたABS樹脂A.3 )36重量%のスチレン及び14重量%のアクリ
ロニトリルがその上にグラフトされた50重量%の0.
1μmの平均粒径(d50)を有するポリブタジエンベー
スから製造されたグラフトゴムの15重量部 36重量%のスチレン及び14重量%のアクリロニトリ
ルがその上にグラフトされた50重量%の0.4μmの
平均粒径(d50)を有するポリブタジエンベースから製
造されたグラフトゴムの15重量部 −1≦2のMw/Mn及び約65,000のMwを有する
α−メチルスチレン/アクリロニトリル72:28のコ
ポリマーの40重量部 −1≦2のMw/Mn及び約80,000のMwを有する
α−メチルスチレン/アクリロニトリル72:28のコ
ポリマーの30重量部、並びにステアリン酸マグネシウ
ムの1重量部を含み、内部ニーダー中で成分を混合する
ことによって製造されたABS樹脂B.1 )約25,000のMwに対応する1.26の相
対粘度(0.5重量%溶液として25℃でCH2Cl2
で測定された)を有する2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)プロパン(ビスフェノールA)から製造され
た芳香族ポリカーボネートC.1 )アゼライン酸(MW:188)C.2 )フタル酸(MW:166)C.3 )ピロメリト酸(MW:254)C.4 )2,2’−チオ二酢酸(MW:150)C.5 )クエン酸(MW:192)C.6 )粘液酸(MW:210)成形コンパウンドの製造及びテスト 成形コンパウンドを表1中で述べる重量部の上で述べた
成分を約200℃で内部ニーダー中で混合することによ
って製造し、次にこれらのコンパウンドを250℃でテ
ストピースに射出成形した。以下のパラメーターを測定
した:ISO180 Aによる室温での(ak RT)及び
−40℃での(ak -40℃)ノッチ付き衝撃強さ(単位
kJ/m2)、ISO 180 Cによる−40℃での
(ak -40℃)衝撃強さ(単位 kJ/m2)、DIN
53 456による鋼球押込硬度(Hc)(単位 N/
mm2)、DIN 53 460による軟化温度(ビカ
ットB)(単位 ℃)。
【0050】表面光沢を、Byk−Mallinckr
odt社からの“Multi−Gloss”多角度反射
計の助けによって60°(反射計の値)の反射角度でD
IN67 530に従って平たいシートで測定した(表
参照)。
【0051】実施例から見ることができるように、成分
Cを含まない成形コンパウンドと比較して、本発明によ
る成形コンパウンドは、等しく良好な耐熱性(ビカット
B)及び鋼球押込硬度(Hc)において、明確により良
い特性、特に高い強度(低温においてさえ)及び良好な
表面仕上げの組み合わせを示す。
【0052】
【表1】
【0053】
【表2】
【0054】本発明の主なる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0055】1)A)ABSタイプの樹脂、 B)芳香族ポリカーボネート樹脂、 C)複数のカルボキシル基を有する化合物またはそれら
の混合物、及び必要に応じて、 D)更なるポリマー樹脂を含む熱可塑性成形組成物であ
って、少なくとも一種の塩基的に作用する添加剤を有す
るABS樹脂を成分Aとして使用し、成分Cを分子中の
少なくとも二つのカルボキシル基(−COOH)を表す
150〜260の分子量を有する化合物の中から選び、
そしてA中の塩基的に作用する添加剤:C中のカルボキ
シル基の重量比が5:1〜1:1であることを特徴とす
る熱可塑性成形組成物。
【0056】2)A)50〜100重量部のABSタイ
プの樹脂、 B)1〜50重量部の芳香族ポリカーボネート樹脂、及
び C)0.2〜5重量部のカルボキシル基を有する化合物
を含む、上記1に記載の熱可塑性成形組成物。
【0057】3)成分Aとして少なくとも一種の塩基的
に作用する添加剤を有するABS樹脂を使用し、成分C
を分子中の少なくとも二つのカルボキシル基(−COO
H)を表す160〜230の分子量を有する化合物の中
から選び、そして(A中の塩基的に作用する添加剤):
(C中のカルボキシル基)の重量比が4:1〜1:1で
あることを特徴とする、上記1または2に記載の熱可塑
性成形組成物。
【0058】4)芳香族ポリカーボネート樹脂としてビ
スフェノールA−ポリカーボネートを含む、上記1に記
載の熱可塑性成形組成物。
【0059】5)成分A、B及び必要に応じたDとし
て、既に成形品に加工されたそしてこのような成形品と
して少なくとも1サイクルの使用を既に経過したポリマ
ーを含む、上記1に記載の熱可塑性成形組成物。
【0060】6)成分Dとして、芳香族ポリエステル、
熱可塑性ポリウレタン、ポリアクリレート、ポリアセタ
ール及び/またはポリアミドを含む、上記1に記載の熱
可塑性成形組成物。
【0061】7)付加的に安定剤、顔料、離型剤、防炎
剤、潤滑剤及び/または静電防止剤を含む、上記1に記
載の熱可塑性成形組成物。
【0062】8)ABSタイプの樹脂、芳香族ポリカー
ボネート樹脂及び必要に応じて更なるポリマー樹脂を含
む熱可塑性組成物を安定化する方法であって、少なくと
も一種の塩基的に作用する添加剤を有するABS樹脂
を、分子中の少なくとも二つのカルボキシル基を表す上
記1に記載の150〜260の分子量を有する化合物を
添加することによって使用し、そしてABS樹脂中の塩
基的に作用する添加剤対カルボキシル基の重量比が5:
1〜1:1である方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 101/00 LSY 7242−4J (72)発明者 カール−ハインツ・オツト ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン1・パウル−クレー−シユトラーセ54 (72)発明者 アルフレート・ピシユチヤン ドイツ連邦共和国デー5067キユルテン−ア イヒホフ・ツルアイヘ33 (72)発明者 エドガー・ライツ ドイツ連邦共和国デー4047ドルマーゲン 5・ヘレンベーク25 (72)発明者 カール−エルビン・ピージコ ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユ− グラートバツハ2・ウンテルシヤイダーベ ーク7アー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A)ABSタイプの樹脂、 B)芳香族ポリカーボネート樹脂、 C)複数のカルボキシル基を有する化合物またはそれら
    の混合物、及び必要に応じて、 D)更なるポリマー樹脂を含む熱可塑性成形組成物であ
    って、少なくとも一種の塩基的に作用する添加剤を有す
    るABS樹脂を成分Aとして使用し、成分Cを分子中の
    少なくとも二つのカルボキシル基(−COOH)を表す
    150〜260の分子量を有する化合物の中から選び、
    そしてA中の塩基的に作用する添加剤:C中のカルボキ
    シル基の重量比が5:1〜1:1であることを特徴とす
    る熱可塑性成形組成物。
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