JPH0673210B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0673210B2 JPH0673210B2 JP62064913A JP6491387A JPH0673210B2 JP H0673210 B2 JPH0673210 B2 JP H0673210B2 JP 62064913 A JP62064913 A JP 62064913A JP 6491387 A JP6491387 A JP 6491387A JP H0673210 B2 JPH0673210 B2 JP H0673210B2
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- JP
- Japan
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- output
- circuit
- tracking
- envelope
- microcomputer
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は再生時にトラツキング制御などの種々の制御
をおこなうように構成された回転ヘツド型ヘリカルスキ
ヤン式の磁気記録再生装置に関するものである。
をおこなうように構成された回転ヘツド型ヘリカルスキ
ヤン式の磁気記録再生装置に関するものである。
[従来の技術] 磁気記録再生装置においては、未記録部分の存在などに
よつて磁気テープ再生中に再生画面が消滅してしまう場
合がある。
よつて磁気テープ再生中に再生画面が消滅してしまう場
合がある。
従来の磁気記録再生装置において、このような再生画面
の消滅に対する的確な判断、その判断にもとづいて適切
な制御をおこなえるようになしたものは存在せず、手動
のトラツキング調整つまみを操作するとか、画面を飛ば
し操作するとかの手段が採られていた。
の消滅に対する的確な判断、その判断にもとづいて適切
な制御をおこなえるようになしたものは存在せず、手動
のトラツキング調整つまみを操作するとか、画面を飛ば
し操作するとかの手段が採られていた。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の磁気記録再生装置は、以上のように磁気テープの
再生中の画面消滅に対するトラッキング調整を手動でお
こなっていたが、このような調整操作は複雑で熟練を要
し、操作に不慣れな使用者にとってはやりづらく、ま
た、誤操作によって却って悪い結果を生じたり、故障を
ひき起こしやすい等の問題があった。
再生中の画面消滅に対するトラッキング調整を手動でお
こなっていたが、このような調整操作は複雑で熟練を要
し、操作に不慣れな使用者にとってはやりづらく、ま
た、誤操作によって却って悪い結果を生じたり、故障を
ひき起こしやすい等の問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、再生時におけるトラッキング調整を非常に容
易かつ高精度に行なうことができるだけでなく、画面の
消滅に対して的確かつ迅速に対処させることができる磁
気記録再生装置を提供することを目的とする。
たもので、再生時におけるトラッキング調整を非常に容
易かつ高精度に行なうことができるだけでなく、画面の
消滅に対して的確かつ迅速に対処させることができる磁
気記録再生装置を提供することを目的とする。
この発明に係る磁気記録再生装置は、回転ヘッドが装着
された回転ドラムを駆動するドラムモータおよび磁気テ
ープ走行用のキャプスタンモータそれぞれの速度および
位相を制御し、かつ、コントロールヘッドで検出したコ
ントロールパルスに対して上記回転ヘッドのテープ長手
方向のトラッキング位置を相対的に自動調整するトラッ
キング制御用サーボ系回路と、再生時に上記回転ヘッド
から再生される再生映像信号に比例したFMエンベロープ
を検出するエンベロープ検波回路と、このエンベロープ
検波回路からのFMエンベロープ検波出力A−D変換して
上記回転ヘッドのトラッキング値に対して定量的にラン
ク分けして出力するA−D変換回路と、トラッキング値
の変化に対する上記A−D変換回路の出力の変化のパタ
ーンを記憶し、かつ、再生時に上記記憶したパターンに
より、上記A−D変換回路の出力の最大ランク値を判別
するとともに、その最大ランク値に対応するトラッキン
グ値が得られるように上記トラッキング制御用サーボ系
回路を制御するマイクロコンピュータとを備えた磁気記
録再生装置において、再生時に上記A−D変換回路の出
力が所定ランク以下になったことを上記マイクロコンピ
ュータが検出すると、上記マイクロコンピュータは、上
記A−D変換回路の出力が上記所定ランク以下の期間
中、上記磁気テープを所定の速度で高速走行させるよう
上記トラッキング制御用サーボ系回路を制御するととも
に、再生用の映像信号処理回路および音声信号処理回路
からの各出力に代えて、テレビチューナからの映像信号
出力および音声信号出力に切り換えることを特徴とす
る。
された回転ドラムを駆動するドラムモータおよび磁気テ
ープ走行用のキャプスタンモータそれぞれの速度および
位相を制御し、かつ、コントロールヘッドで検出したコ
ントロールパルスに対して上記回転ヘッドのテープ長手
方向のトラッキング位置を相対的に自動調整するトラッ
キング制御用サーボ系回路と、再生時に上記回転ヘッド
から再生される再生映像信号に比例したFMエンベロープ
を検出するエンベロープ検波回路と、このエンベロープ
検波回路からのFMエンベロープ検波出力A−D変換して
上記回転ヘッドのトラッキング値に対して定量的にラン
ク分けして出力するA−D変換回路と、トラッキング値
の変化に対する上記A−D変換回路の出力の変化のパタ
ーンを記憶し、かつ、再生時に上記記憶したパターンに
より、上記A−D変換回路の出力の最大ランク値を判別
するとともに、その最大ランク値に対応するトラッキン
グ値が得られるように上記トラッキング制御用サーボ系
回路を制御するマイクロコンピュータとを備えた磁気記
録再生装置において、再生時に上記A−D変換回路の出
力が所定ランク以下になったことを上記マイクロコンピ
ュータが検出すると、上記マイクロコンピュータは、上
記A−D変換回路の出力が上記所定ランク以下の期間
中、上記磁気テープを所定の速度で高速走行させるよう
上記トラッキング制御用サーボ系回路を制御するととも
に、再生用の映像信号処理回路および音声信号処理回路
からの各出力に代えて、テレビチューナからの映像信号
出力および音声信号出力に切り換えることを特徴とす
る。
この発明によれば、回転ヘッドから再生される再生映像
信号に比例したFMエンベロープが検出され、そのFMエン
ベロープ検波出力がA−D変換回路で回転ヘッドのトラ
ッキング値に対して定量的にランク分けされて、トラッ
キング値の変化に対する上記A−D変換回路の出力の変
化のパターンが記憶されることになる。そして、再生時
に、その記憶したパターンにより、上記A−D変換回路
の出力の最大ランク値が判別されるとともに、その最大
ランク値に対応するトラッキング値が得られるようにト
ラッキング制御用サーボ系回路が制御される。すなわ
ち、変動しやすい再生FMエンベロープであっても、その
変動がある幅をもったランクで分けられるので、再生FM
エンベロープの最大値が正確に捕らえて、再生得のトラ
ッキング自動制御を容易かつ的確に行なえる。また、再
生中の画面の消滅などのようにA−D変換回路の出力が
所定ランク以下の期間においては、マイクロコンピュー
タからの指令によって磁気テープが高速走行されるとと
もに、再生用の映像信号処理回路および音声信号処理回
路からの各出力に代えて、テレビチューナからの映像信
号出力および音声信号出力に切り換えてテレビジョン放
送に切り換えるといった的確かつ迅速な対応が行なえ
る。
信号に比例したFMエンベロープが検出され、そのFMエン
ベロープ検波出力がA−D変換回路で回転ヘッドのトラ
ッキング値に対して定量的にランク分けされて、トラッ
キング値の変化に対する上記A−D変換回路の出力の変
化のパターンが記憶されることになる。そして、再生時
に、その記憶したパターンにより、上記A−D変換回路
の出力の最大ランク値が判別されるとともに、その最大
ランク値に対応するトラッキング値が得られるようにト
ラッキング制御用サーボ系回路が制御される。すなわ
ち、変動しやすい再生FMエンベロープであっても、その
変動がある幅をもったランクで分けられるので、再生FM
エンベロープの最大値が正確に捕らえて、再生得のトラ
ッキング自動制御を容易かつ的確に行なえる。また、再
生中の画面の消滅などのようにA−D変換回路の出力が
所定ランク以下の期間においては、マイクロコンピュー
タからの指令によって磁気テープが高速走行されるとと
もに、再生用の映像信号処理回路および音声信号処理回
路からの各出力に代えて、テレビチューナからの映像信
号出力および音声信号出力に切り換えてテレビジョン放
送に切り換えるといった的確かつ迅速な対応が行なえ
る。
以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
る。
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置に
おけるサーボ系および信号処理系のコントロール回路図
であり、同図において、(1)は回転ドラム、(2),
(3)は上記回転ドラム(1)にとりつけられた回転ヘ
ツドであり、これらヘツド(2),(3)により磁気テ
ープ(7)上に記録された録画ヘツド軌跡をトレースし
ながら再生FMエンベロープをピツクアツプする。(13)
はヘツドアンプ回路で、上記再生FMエンベロープを一定
ゲインにて増幅する。(14)はエンベロープ検波回路
で、上記再生FMエンベロープを検波し、これを直流電圧
に変換する。(15)はA−D変換回路で、上記直流電圧
をデイジタル信号に変換してマイクロコンピユータ(1
6)に入力する。
おけるサーボ系および信号処理系のコントロール回路図
であり、同図において、(1)は回転ドラム、(2),
(3)は上記回転ドラム(1)にとりつけられた回転ヘ
ツドであり、これらヘツド(2),(3)により磁気テ
ープ(7)上に記録された録画ヘツド軌跡をトレースし
ながら再生FMエンベロープをピツクアツプする。(13)
はヘツドアンプ回路で、上記再生FMエンベロープを一定
ゲインにて増幅する。(14)はエンベロープ検波回路
で、上記再生FMエンベロープを検波し、これを直流電圧
に変換する。(15)はA−D変換回路で、上記直流電圧
をデイジタル信号に変換してマイクロコンピユータ(1
6)に入力する。
(12)はサーボメインIC回路で、このサーボメインIC回
路(12)はキヤプスタンモータ駆動回路(10)、ドラム
モータ駆動回路(11)を介して、キヤプスタンモータ
(9)、ドラムモータ(4)それぞれの速度および位相
を制御するとともに、上記マイクロコンピユータ(16)
からの指令をうけて、コントロールヘツド(6)からピ
ツクアツプされるコントロールパルスに対して上記回転
ヘツド(2),(3)のテープ長手方向の位置を相対的
に調整するいわゆるトラツキングの自動調整をおこな
う。
路(12)はキヤプスタンモータ駆動回路(10)、ドラム
モータ駆動回路(11)を介して、キヤプスタンモータ
(9)、ドラムモータ(4)それぞれの速度および位相
を制御するとともに、上記マイクロコンピユータ(16)
からの指令をうけて、コントロールヘツド(6)からピ
ツクアツプされるコントロールパルスに対して上記回転
ヘツド(2),(3)のテープ長手方向の位置を相対的
に調整するいわゆるトラツキングの自動調整をおこな
う。
(17)は映像信号処理回路、(18)はテレビチユーナ
で、それらの出力は上記マイクロコンピユータ(16)か
らの指令にもとづいて切換えられるビデオスイツチ(1
9)を介してRFコンバータ(20)に択一的に転送され
る。(23)は音声信号処理回路で、オーデイオヘツド
(22)により磁気テープ(7)からピツクアツプされる
音声信号を入力し、この音声信号処理回路(23)および
上記テレビチユーナ(18)の出力は、上記マイクロコン
ピユータ(16)からの指令にもとづいて切換えられるオ
ーディオスイツチ(24)を介して上記RFコンバータ(2
0)に択一的に転送される。ここで、上記ビデオスイッ
チ(19)およびオーディオスイッチ(24)がテレビチュ
ーナ(18)からの映像信号出力および音声信号出力をRF
コンバータ(20)に入力させる切り換え手段を構成して
いる。(21)は上記RFコンバータ(20)からの再生信号
またはテレビジヨン放送信号のRF出力端子である。
で、それらの出力は上記マイクロコンピユータ(16)か
らの指令にもとづいて切換えられるビデオスイツチ(1
9)を介してRFコンバータ(20)に択一的に転送され
る。(23)は音声信号処理回路で、オーデイオヘツド
(22)により磁気テープ(7)からピツクアツプされる
音声信号を入力し、この音声信号処理回路(23)および
上記テレビチユーナ(18)の出力は、上記マイクロコン
ピユータ(16)からの指令にもとづいて切換えられるオ
ーディオスイツチ(24)を介して上記RFコンバータ(2
0)に択一的に転送される。ここで、上記ビデオスイッ
チ(19)およびオーディオスイッチ(24)がテレビチュ
ーナ(18)からの映像信号出力および音声信号出力をRF
コンバータ(20)に入力させる切り換え手段を構成して
いる。(21)は上記RFコンバータ(20)からの再生信号
またはテレビジヨン放送信号のRF出力端子である。
なお、第1図中、(5)はドラムPGヘツド、(8)はキ
ヤツプスタン軸である。
ヤツプスタン軸である。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
再生を始めると、マイクロコンピユータ(16)からサー
ボメインIC回路(12)に対して、初期のトラツキング値
を指定する。その時の再生FMエンベロープの値を回転ヘ
ツド(2),(3)、ヘツドアンプ回路(13)、エンベ
ロープ検波回路(14)、A−D変換回路(15)を通じて
上記マイクロコンピユータ(16)に入力しこれを記憶す
る。
ボメインIC回路(12)に対して、初期のトラツキング値
を指定する。その時の再生FMエンベロープの値を回転ヘ
ツド(2),(3)、ヘツドアンプ回路(13)、エンベ
ロープ検波回路(14)、A−D変換回路(15)を通じて
上記マイクロコンピユータ(16)に入力しこれを記憶す
る。
この記憶に際して、再生FMエンベロープをA−D変換回
路(15)によりA−D変換し量子化して、トラッキング
値に対して定量的にランク分けするとともに、トラッキ
ング値の変化に対するA−D変換回路(15)の出力の変
化パターンを記憶する。
路(15)によりA−D変換し量子化して、トラッキング
値に対して定量的にランク分けするとともに、トラッキ
ング値の変化に対するA−D変換回路(15)の出力の変
化パターンを記憶する。
次に、上記マイクロコンピユータ(16)は、サーボメイ
ンIC回路(12)に対して、初期のトラツキング値よりΔ
t[ms]だけ増加したトラツキング値を指定し、サーボ
系が安定したのち、上述と同様に、この時の再生FMエン
ベロープをマイクロコンピユータ(16)に入力し、量子
化してこれを記憶する。
ンIC回路(12)に対して、初期のトラツキング値よりΔ
t[ms]だけ増加したトラツキング値を指定し、サーボ
系が安定したのち、上述と同様に、この時の再生FMエン
ベロープをマイクロコンピユータ(16)に入力し、量子
化してこれを記憶する。
以上の作用を第2図のフローチヤートにしたがつて繰返
し、あるトラツキング範囲内での再生FMエンベロープの
変化パターンをマイクロコンピユータ(16)内のメモリ
に記憶させる。
し、あるトラツキング範囲内での再生FMエンベロープの
変化パターンをマイクロコンピユータ(16)内のメモリ
に記憶させる。
つまり、トラツキング値の変化に対するエンペロープの
大きさの変化が第3図のような場合、マイクロコンピユ
ータ(16)内のメモリには、第4図のようなパターンで
記憶される。これにより、再生FMエンベロープの最大値
におけるトラツキング値は、第4図において、エンベロ
ープ最大ランク14より2ランク下がつた点AとBの平均
値、(A+B)/2によつて算出できる。最終的に、マイ
クロコンピユータ(16)は(A+B)/2のトラツキング
値をサーボメインIC回路(12)に対して指定することに
より、再生FMエンベロープが最大となる第4図における
C点の最適トラツキング点へ自動的に収束させる。
大きさの変化が第3図のような場合、マイクロコンピユ
ータ(16)内のメモリには、第4図のようなパターンで
記憶される。これにより、再生FMエンベロープの最大値
におけるトラツキング値は、第4図において、エンベロ
ープ最大ランク14より2ランク下がつた点AとBの平均
値、(A+B)/2によつて算出できる。最終的に、マイ
クロコンピユータ(16)は(A+B)/2のトラツキング
値をサーボメインIC回路(12)に対して指定することに
より、再生FMエンベロープが最大となる第4図における
C点の最適トラツキング点へ自動的に収束させる。
上記の再生中において、再生画面が消滅すると、上記C
点での再生FMエンベロープのランクが下がる。つまり、
A−D変換回路(15)の出力が所定ランク以下になり、
マイクロコンピュータ(16)はエンベロープの最大点が
移動したとして、第2図のフローにしたがつて、再度最
適トラツキング点を検知するように動作する。このと
き、3ランク以上の山が1つでもあればそこで収束され
るが、D点からE点までトラツキング値を動かしても全
て3ランク未満である場合、マイクロコンピユータ(1
6)は、未記録部分であると判断し、サーボメインIC回
路(12)に対してキヤプスタンモータ(9)が通常再生
時の5倍あるいは長時間再生モードにおいて9倍で走行
するような指令をだす。それと同時にマイクロコンピユ
ータ(16)は、倍速中のノイズ画面のかわりに、テレビ
ジヨン放送をモニタ画面に転送するために、ビデオスイ
ツチ(19)を接点Bから接点A側に切換えて、RFコンバ
ータ(20)へ送られていた上記映像信号処理回路(17)
の出力をテレビチユーナ(18)の出力に切換える。これ
と同様に、オーデイオスイツチ(24)も接点Bから接点
A側に切換えて、オーデイオヘツド(22)出力から音声
処理回路(23)を経由してRFコンバータ(20)に送られ
ていた音声信号に代えて、テレビチユーナ(18)出力の
音声をRFコンバータ(20)に転送するような指令をだ
す。
点での再生FMエンベロープのランクが下がる。つまり、
A−D変換回路(15)の出力が所定ランク以下になり、
マイクロコンピュータ(16)はエンベロープの最大点が
移動したとして、第2図のフローにしたがつて、再度最
適トラツキング点を検知するように動作する。このと
き、3ランク以上の山が1つでもあればそこで収束され
るが、D点からE点までトラツキング値を動かしても全
て3ランク未満である場合、マイクロコンピユータ(1
6)は、未記録部分であると判断し、サーボメインIC回
路(12)に対してキヤプスタンモータ(9)が通常再生
時の5倍あるいは長時間再生モードにおいて9倍で走行
するような指令をだす。それと同時にマイクロコンピユ
ータ(16)は、倍速中のノイズ画面のかわりに、テレビ
ジヨン放送をモニタ画面に転送するために、ビデオスイ
ツチ(19)を接点Bから接点A側に切換えて、RFコンバ
ータ(20)へ送られていた上記映像信号処理回路(17)
の出力をテレビチユーナ(18)の出力に切換える。これ
と同様に、オーデイオスイツチ(24)も接点Bから接点
A側に切換えて、オーデイオヘツド(22)出力から音声
処理回路(23)を経由してRFコンバータ(20)に送られ
ていた音声信号に代えて、テレビチユーナ(18)出力の
音声をRFコンバータ(20)に転送するような指令をだ
す。
このような倍速中、マイクロコンピユータ(16)は、再
生FMエンベロープを常に監視しつづけて、次の再生画面
が現われるまで倍速状態を続ける。そして、再生FMエン
ベロープの3ランク以上のものが現われた時点でマイク
ロコンピユータ(16)は、倍速状態から通常再生にもど
るようにサーボメインIC回路(12)に指令をだし、テレ
ビジヨン放送から所定の再生画面に切換わるようにビデ
オスイツチ(19)およびオーデイオスイツチ(24)を接
点B側に切換える。
生FMエンベロープを常に監視しつづけて、次の再生画面
が現われるまで倍速状態を続ける。そして、再生FMエン
ベロープの3ランク以上のものが現われた時点でマイク
ロコンピユータ(16)は、倍速状態から通常再生にもど
るようにサーボメインIC回路(12)に指令をだし、テレ
ビジヨン放送から所定の再生画面に切換わるようにビデ
オスイツチ(19)およびオーデイオスイツチ(24)を接
点B側に切換える。
なお、上記実施例においては、第4図のようにランクが
2から15までの15段階となつているが、ランク数はいく
らであつてもよく、またランクは等間隔でなくてもよ
い。標準モードと長時間モードとでランク数やランクの
間隔が異なつていてもよい。
2から15までの15段階となつているが、ランク数はいく
らであつてもよく、またランクは等間隔でなくてもよ
い。標準モードと長時間モードとでランク数やランクの
間隔が異なつていてもよい。
また、上記実施例では、未記録部分と判断するランクを
2以下としていたが、これもいくつであつてもよい。
2以下としていたが、これもいくつであつてもよい。
さらに、未記録部分と判断した場合、上記実施例では5
倍速(長時間モードでは9倍速)としたが、これも何倍
速であつてもよいし、5倍速再生でなくて、早送りでも
よい。このとき、再生FMエンベロープはないので、デツ
キをハーフローデイングとして、コントロールパルスの
有無で再生に復帰させるシステムとしてもよい。
倍速(長時間モードでは9倍速)としたが、これも何倍
速であつてもよいし、5倍速再生でなくて、早送りでも
よい。このとき、再生FMエンベロープはないので、デツ
キをハーフローデイングとして、コントロールパルスの
有無で再生に復帰させるシステムとしてもよい。
さらにまた、次の再生画面を検知しなくても、未記録部
分が1分以上続いたら、停止モードとなつてもよいし、
停止モード経由で巻きもどしモードにして、テープ頭に
もどすといつうシステムでもよい。
分が1分以上続いたら、停止モードとなつてもよいし、
停止モード経由で巻きもどしモードにして、テープ頭に
もどすといつうシステムでもよい。
第4図において、トラツキング値をDからEまで動かし
ているが、このような広い範囲でエンベロープを記憶す
る必要なく、トラツキング初期値をF点としてトラツキ
ング値を増やし、B点をみつけたところでトラツキング
値を減らし、A点をみつけたところでC点に落ちつくと
いう記憶システムでもよい。
ているが、このような広い範囲でエンベロープを記憶す
る必要なく、トラツキング初期値をF点としてトラツキ
ング値を増やし、B点をみつけたところでトラツキング
値を減らし、A点をみつけたところでC点に落ちつくと
いう記憶システムでもよい。
さらにまた、このパターンの記憶動作は、再生の始めに
1回のみおこなつても再生中常時おこなつてもよい。
1回のみおこなつても再生中常時おこなつてもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、再生信号出力がトラ
ツキング値の変化に対してどのように変化するかを定量
的にランク分けし、再生時にそのランクを判別すること
により再生時におけるトラツキングの自動制御を非常に
高精度におこなうことができるとともに、再生画面の消
滅に対しては、倍速などによる飛び越し、さらにはテレ
ビジヨン放送への切換といつた的確かつ迅速な対応処理
をとることができる。
ツキング値の変化に対してどのように変化するかを定量
的にランク分けし、再生時にそのランクを判別すること
により再生時におけるトラツキングの自動制御を非常に
高精度におこなうことができるとともに、再生画面の消
滅に対しては、倍速などによる飛び越し、さらにはテレ
ビジヨン放送への切換といつた的確かつ迅速な対応処理
をとることができる。
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置の
サーボ系および信号処理系のコントロール回路図、第2
図はプログラムのフローチヤート、第3図はトラツキン
グ値の変化と再生FMエンベロープの変化とを示すグラ
フ、第4図はランク分けされた状態のグラフである。 (1)……回転ドラム、(2),(3)……回転ヘッ
ド、(4)……ドラムモータ、(6)……コントロール
ヘッド、(7)……磁気テープ、(9)……キャプスタ
ンモータ、(12)……トラッキング制御用サーボ系回
路、(14)……エンベロープ検波回路、(15)……A−
D変換回路、(16)……マイクロコンピユータ、(17)
……映像信号処理回路、(18)……テレビチユーナ、
(19)……ビデオスイツチ、(20)……RFコンバータ、
(23)………音声信号処理回路、(24)……オーデイオ
スイツチ。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
サーボ系および信号処理系のコントロール回路図、第2
図はプログラムのフローチヤート、第3図はトラツキン
グ値の変化と再生FMエンベロープの変化とを示すグラ
フ、第4図はランク分けされた状態のグラフである。 (1)……回転ドラム、(2),(3)……回転ヘッ
ド、(4)……ドラムモータ、(6)……コントロール
ヘッド、(7)……磁気テープ、(9)……キャプスタ
ンモータ、(12)……トラッキング制御用サーボ系回
路、(14)……エンベロープ検波回路、(15)……A−
D変換回路、(16)……マイクロコンピユータ、(17)
……映像信号処理回路、(18)……テレビチユーナ、
(19)……ビデオスイツチ、(20)……RFコンバータ、
(23)………音声信号処理回路、(24)……オーデイオ
スイツチ。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】回転ヘッドが装着された回転ドラムを駆動
するドラムモータおよび磁気テープ走行用のキャプスタ
ンモータそれぞれの速度および位相を制御し、かつ、コ
ントロールヘッドで検出したコントロールパルスに対し
て上記回転ヘッドのテープ長手方向のトラッキング位置
を相対的に自動調整するトラッキング制御用サーボ系回
路と、 再生時に上記回転ヘッドから再生される再生映像信号に
比例したFMエンベロープを検出するエンベロープ検波回
路と、 このエンベロープ検波回路からのFMエンベロープ検波出
力をA−D変換して上記回転ヘッドのトラッキング値に
対して定量的にランク分けして出力するA−D変換回路
と、 トラッキング値の変化に対する上記A−D変換回路の出
力の変化のパターンを記憶し、かつ、再生時に上記記憶
したパターンにより、上記A−D変換回路の出力の最大
ランク値を判別するとともに、その最大ランク値に対応
するトラッキング値が得られるように上記トラッキング
制御用サーボ系回路を制御するマイクロコンピュータと
を備えた磁気記録再生装置において、 再生時に上記A−D変換回路の出力が所定ランク以下に
なったことを上記マイクロコンピュータが検出すると、
上記マイクロコンピュータは、上記A−D変換回路の出
力が上記所定ランク以下の期間中、上記磁気テープを所
定の速度で高速走行させるよう上記トラッキング制御用
サーボ系回路を制御するとともに、再生用の映像信号処
理回路および音声信号処理回路からの各出力に代えて、
テレビチューナからの映像信号出力および音声信号出力
に切り換えることを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62064913A JPH0673210B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62064913A JPH0673210B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63229654A JPS63229654A (ja) | 1988-09-26 |
JPH0673210B2 true JPH0673210B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=13271761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62064913A Expired - Lifetime JPH0673210B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0673210B2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-19 JP JP62064913A patent/JPH0673210B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63229654A (ja) | 1988-09-26 |
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