JPH0673032A - チアゾール誘導体及びその製法 - Google Patents

チアゾール誘導体及びその製法

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JPH0673032A
JPH0673032A JP5191584A JP19158493A JPH0673032A JP H0673032 A JPH0673032 A JP H0673032A JP 5191584 A JP5191584 A JP 5191584A JP 19158493 A JP19158493 A JP 19158493A JP H0673032 A JPH0673032 A JP H0673032A
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JP5191584A
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Inventor
Izumi Kumita
泉 汲田
Kaoru Noda
薫 野田
Akira Hashimoto
章 橋本
Michihiko Matsuda
逵彦 松田
Takao Iwasa
孝男 岩佐
Takashi Nukui
孝士 貫井
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Nippon Soda Co Ltd
Original Assignee
Nippon Soda Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 一般式〔I〕 【化1】 〔式中、R1 、R2 及びXは同一又は相異なって、ハロ
ゲン原子、アルキル基、アルコキシ基又はアルキルチオ
基を表し、nは0、1、2又は3を表し、R3 は水素原
子又はアミノ基の保護基を表し、R4 は置換されていて
もよいフェニル基、置換されていてもよいピリジル基又
は置換されていてもよいシクロアルキル基を表す〕で表
されるチアゾール誘導体、その製法。 【効果】 優れた抗菌活性、殺虫活性を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規なチアゾール誘導
体、その製法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ペニシリンおよびセファロスポリ
ン誘導体等の抗生物質が目覚しい勢いで研究開発され、
グラム陽性またはグラム陰性の病原細菌による感染症に
対して著効を示す薬剤が次々と発売されている。一方、
それに伴い難治性深存性皮膚真菌症や内臓真菌症は増加
の一途を辿っているが、現在市販の抗真菌剤は副作用の
故に適応が制限されている。したがって、人畜に無害で
副作用が少ない抗真菌性薬物の開発が待たれている。
【0003】また多年にわたる殺虫剤の研究開発によっ
て多くの薬剤、例えばパラチオン、マラチオン等の有機
リン系殺虫剤、カルバリル、メソミル等のカーバメイト
系殺虫剤などが開発され実用化されて来た。これら殺虫
剤が農業の生産向上に果した役割は極めて大きいが近
年、これらの殺虫剤の中には残留、蓄積環境汚染等の問
題から使用が規制されたり、長期使用の結果として抵抗
性害虫を発生せしめたものが出て来ている。従って、こ
れら抵抗性害虫をはじめ各種害虫に卓越した殺虫特性を
有し、安全に使用できる新規薬剤の開発が要望されてい
る。
【0004】尚、本発明化合物に類似の化合物として次
の化合物があり、抗菌活性を示すことが記載されている
〔(Biochemical Pharmacolog
y.,11,271−297(1962)〕。
【化8】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は工業的
に有利に合成でき、効果が確実で安全に使用できる抗菌
活性、殺虫活性を有する新規化合物を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は一般式〔I〕
【化9】 〔式中、R1 、R2 及びXは同一又は相異なって、ハロ
ゲン原子、C1 −C6 アルキル基、C1 −C6 アルコキ
シ基又はC1 −C6 アルキルチオ基を表し、nは0、
1、2又は3を表し、R3 は水素原子又はアミノ基の保
護基を表し、R4 は{C1 −C6 アルキル基、C1 −C
6 ハロアルキル基、C1 −C6 アルコキシ基、C1 −C
6 ハロアルコキシ基、C1 −C6 アルケニルオキシ基、
1 −C6 アルキニルオキシ基、C1 −C6 アルキルチ
オ基、C1 −C6 アルキルスルフィニル基、C1 −C6
アルキルスルフォニル基、C1 −C6 アルキルでモノも
しくはジ置換されていてもよいアミノ基、C1 −C6
ロアルキル基で置換されていてもよいフェノキシ基、C
1 −C6 ハロアルキル基若しくはハロゲン原子で置換さ
れていてもよいピリジルオキシ基、ハロゲン原子又はニ
トロ基}で置換されていてもよいフェニル基、{C1
6 アルキル基、C1 −C6 ハロアルキル基、C1 −C
6 アルコキシ基、C1 −C6 ハロアルコキシ基、C1
6 アルケニルオキシ基、C1 −C6 アルキニルオキシ
基、C1 −C6 アルキルチオ基、C1 −C6 アルキルス
ルフィニル基、C1 −C6 アルキルスルフォニル基、C
1 −C6 アルキルでモノもしくはジ置換されていてもよ
いアミノ基、C1 −C6 ハロアルキル基で置換されてい
てもよいフェノキシ基、C1 −C6 ハロアルキル基若し
くはハロゲン原子で置換されていてもよいピリジルオキ
シ基、ハロゲン原子又はニトロ基}で置換されていても
よいピリジル基又は{C1 −C6 アルキル基、ハロゲン
原子}で置換されていてもよいC3 −C7 シクロアルキ
ル基を表す〕で表されるチアゾール誘導体及びその製法
である。
【0007】R3 のアミノ基の保護基としては例えば、
1 −C6 アルキル基、C2 −C6アルケニル基、
【化10】 (式中、r1 はC1 −C6 アルキル基を表す。)、Cr
2 3 Or4 (式中、r2 及びr3 は同一又は相異なっ
て水素原子またはC1 −C6 アルキル基を表し、r4
1 −C6 アルキル基、C1 −C6 アルキルカルボニル
基、C1 −C6 アルコキシカルボニル基、C1 −C6
ルキルでモノもしくはジ置換されていてもよいアミノ−
1 −C6 アルキルカルボニル基を表す。)、COr5
(式中、r5 はC1 −C6 アルキル基、C1 −C6 アル
コキシ基、C1 −C6 アルキルでモノもしくはジ置換さ
れていてもよいアミノ基を表す。)、C1 −C6 アルキ
ルでモノもしくはジ置換されていてもよいスルファモイ
ル基などが挙げられる。
【0008】本発明化合物の製法は次の通りである。
【化11】 式中、R1 、R2 、R3 、R4 、X及びnは前記と同じ
意味を表し、Halはハロゲン原子を表す。この反応は
対応するアセトフェノン誘導体をハロゲン化した、α−
ハロアセトフェノン誘導体〔II〕と対応するチオウレア
〔III 〕を反応させる。反応はアルコール、DMF、ア
セトニトリル、DMSOあるいはクロロホルム、塩化メ
チレン等のハロゲン化炭化水素、ジエチルエーテル、ジ
オキサン等のエーテル類等の溶媒中で、場合によっては
トリエチルアミン、ピリジン、N,N−ジメチルアニリ
ン、DBUなどの有機塩基または炭酸カリ、炭酸ソー
ダ、水酸化ナトリウム等の無機塩基存在下、室温〜15
0℃、好ましくは60〜100℃で行われる。
【0009】
【化12】 式中、R1 、R2 、R4 、X及びnは前記と同じ意味を
表し、R3 ’はアミノ基の保護基を示し、halはハロ
ゲン原子を示す。この反応は、炭酸カリ、炭酸ソーダ、
水酸化ナトリウムなどの無機塩基あるいはトリエチルア
ミン、DBUなどの有機3級アミン類の存在下、アセト
ニトリル、クロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン化
炭化水素、DMF等の溶媒中、−20℃〜室温、好まし
くは−5℃〜5℃で反応させて行われる。
【0010】いずれの場合も反応終了後は通常の後処理
を行うことにより目的物を得ることができる。本発明化
合物の構造は、IR、NMR、MASS等から決定し
た。
【0011】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明化合物を更に説明
する。 実施例1 4−(2,6−ジクロロフェニル)−2−(4−クロロ
フェニルアミノ)チアゾール(化合物番号24)
【化13】 2,6−ジクロロフェナシルブロマイド8.6gと1−
(4−クロロフェニル)チオウレア6.0gをエタノー
ル30mlに溶解し、90℃で2時間反応させた。反応
後、濃縮し析出した結晶をろ過した。水洗後、エーテル
で洗浄し4−(2,6−ジクロロフェニル)−2−(4
−クロロフェニルアミノ)チアゾールの結晶2.3gを
得た。(mp. 211−213℃)
【0012】実施例2 4−(2,6−ジクロロフェニル)−2−{N−メチル
−(4−クロロフェニルアミノ)}チアゾール(化合物
番号63)
【化14】 4−(2,6−ジクロロフェニル)−2−(4−クロロ
フェニルアミノ)−1,3−チアゾール1gをDMF2
0mlに溶解し、ヨウ化メチル0.4gを加え0℃に冷
却しながら水素化ナトリウムを加え1時間反応させ、さ
らに室温で1時間反応させた。反応物を水中に注ぎ、酢
酸エチルで抽出し、硫酸マグネシウムで乾燥後濃縮し
た。シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、4
−(2,6−ジクロロフェニル)−2−{N−メチル−
(4−クロロフェニルアミノ)}チアゾールの結晶0.
8gを得た。(mp.113−115℃)
【0013】実施例3 4−(2,6−ジクロロフェニル)−2−(4−クロロ
フェニルアミノ)チアゾール(化合物番号99)
【化15】 2,6−ジクロロフェナシルブロマイド14.1gと1
−(4−クロロフェニル)チオウレア9.8gをエタノ
ール80mlに溶解し、90℃で2時間反応させた。反
応後、濃縮し析出した結晶をろ過した。水洗後、エーテ
ルで洗浄し4−(2,6−ジクロロフェニル)−2−
(4−クロロフェニルアミノ)チアゾールの結晶14.
3gを得た。結晶を酢酸エチル150mlに溶解し炭酸
水素ナトリウム飽和水溶液で十分洗浄した。有機層を濃
縮し、エタノールから再結して4−(2,6−ジクロロ
フェニル)−2−(4−クロロフェニルアミノ)チアゾ
ールの結晶12.5gを得た。(mp.181−183
℃) 上記実施例を含めて、本発明化合物の代表例を第1表に
示す。
【0014】
【表101】
【0015】
【表102】
【0016】
【表103】
【0017】
【表104】
【0018】
【表105】
【0019】
【表106】
【0020】
【表107】
【0021】
【表108】
【0022】
【表109】
【0023】
【表110】
【0024】本発明化合物は、優れた抗菌活性を示す。
また本発明化合物には、殺虫活性、水棲生物に対する防
汚効果または抗高脂血症作用を示すものもある。
【0025】本発明化合物を含有する抗真菌剤はヒトに
包含されるカビ、酵母等の真菌の関与する真菌症、哺乳
動物を治療する真菌症治療薬として有用である。抗真菌
剤として使用する目的で軟膏剤、乳剤、懸濁液剤、粉
剤、液剤、チンキ剤、エアゾル剤、錠剤、カプセル剤、
エリキシル剤等であって、公知の抗真菌剤と同様の各種
剤形で使用することができる。用量は病気の重さ、患者
の体重および当業者が認める他の因子によって変化させ
ればよい。本発明化合物は生理学的に認められるベヒク
ル、担体、賦形剤、結合剤、防腐剤、安定剤、香味剤等
と共に通常の単位用量形態で混和される。これらの組成
物または製剤における活性物質の量は指示された範囲の
適当な用量が得られるようにするものである。
【0026】錠剤、カプセル剤等の混和する事のできる
具体的な薬剤は例えばアラビアゴム等の結合剤、微晶性
セルロース等の賦形剤、アルギン酸等の膨化剤、ステア
リン酸マグネシウム等の潤滑剤、ナトリウムデソキシコ
レート等の溶解補助剤、ショ糖等の甘味剤、ペパーミン
ト等の香味剤などが挙げられ、調剤単位形態がカプセル
である場合には上記タイプの材料に更に油脂等の液状単
体を含有することができる。種々の他の材料は被覆剤と
して、または調剤単位の物理的形態を別な方法で変化さ
せるために存在させることができる。例えば、錠剤はシ
ェラック、ショ糖またはその両方で被覆することができ
る。シロップまたはエリキシルは活性化合物、甘味剤と
してショ糖、防腐剤としてメチルおよびプロピルパラペ
ン、色素およびチェリー香味のような香味剤を含有する
ことができる。
【0027】注射のための無菌組成物は注射用水のよう
なベヒクル中の活性物質、ゴマ油等の天然産出植物油ま
たはエチルオレート等の合成脂肪ベヒクルを溶解または
懸濁させる通常の製薬実施にしたがって処方することが
できる。緩衝剤、防腐剤、酸化防止剤等が必要に応じて
結合することができる。
【0028】本発明化合物を農薬として実際に施用する
際には他成分を加えず純粋な形で使用できるし、また農
薬として使用する目的で一般の農薬のとり得る形態、即
ち、水和剤、粒剤、粉剤、乳剤、水溶剤、懸濁剤等の形
態で使用することもできる。添加剤および担体としては
固型剤を目的とする場合は、大豆粉、小麦粉等の植物性
粉末、珪藻土、燃灰石、石こう、タルク、パイロフィラ
イト、クレイ、鉱物油、植物油等の鉱物性微粉末が使用
される。液体の剤型を目的とする場合は、ケロシン、鉱
油、石油、ソルベントナフサ、キシレン、シクロヘキサ
ン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド、アルコール、アセトン、鉱物油、植物
油、水等を溶剤として使用する。これらの製剤において
均一かつ安定な形態をとるために、必要ならば界面活性
剤を添加することもできる。このようにして得られた水
和剤、乳剤は水で所定の濃度に希釈して懸濁液あるいは
乳濁液として、粉剤・粒剤はそのまま植物に散布する方
法で使用される。
【0029】次に、本発明の農薬組成物の実施例を若干
示すが、添加物及び添加割合は、これら実施例に限定さ
れるべきものではなく、広い範囲に変化させることが可
能である。製剤実施例中の部は重量部を示す。
【0030】実施例4 水和剤 本発明化合物 40部 珪藻土 53部 高級アルコール硫酸エステル 4部 アルキルナフタレンスルホン酸塩 3部 以上を均一に混合して微細に粉砕すれば、有効成分40
%の水和剤を得る。
【0031】実施例5 乳剤 本発明化合物 30部 キシレン 33部 ジメチルホルムアミド 30部 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 7部 以上を混合溶解すれば、有効成分30%の乳剤を得る。
【0032】実施例6 粉剤 本発明化合物 10部 タルク 89部 ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテル 1部 以上を均一に混合して微細に粉砕すれば、有効成分10
%の粉剤を得る。
【0033】実施例7 粒剤 本発明化合物 5部 クレー 73部 ベントナイト 20部 ジオクチルスルホサクシネートナトリウム塩 1部 リン酸ナトリウム 1部 以上をよく粉砕混合し、水を加えてよく練り合わせた
後、造粒乾燥して有効成分5%の粒剤を得る。
【0034】実施例8 懸濁剤 本発明化合物 10部 リグニンスルホン酸ナトリウム 4部 ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム 1部 キサンタンガム 0.2部 水 84.8部 以上を混合し、粒度が1ミクロン以下になるまで湿式粉
砕すれば、有効成分10%の懸濁剤を得る。
【0035】なお、本発明化合物は単独でも十分有効で
あることは言うまでもないが、効力が不十分もしくは弱
い病害又は有害昆虫、ダニに対しては各種の殺菌剤や殺
虫・殺ダニ剤の1種又は2種以上と混合して使用するこ
とも出来る。本発明化合物と混合して使用出来る殺菌
剤、殺虫剤、殺ダニ剤、植物生長調節剤の代表例を以下
に示す。
【0036】〔殺菌剤〕キャプタン、フォルペット、チ
ウラム、ジネブ、マンネブ、マンゴゼブ、プロピネブ、
ポリカーバメート、クロロタロニル、キントーゼン、キ
ャプタホル、イプロジオン、プロサイミドン、ビンクロ
ゾリン、フルオロイミド、サイモキサニル、メプロニ
ル、フルトラニル、ペンシクロン、オキシカルボキシ
ン、ホセチルアルミニウム、プロパモカーブ、トリアジ
メホン、トリアジメノール、プロピコナゾール、ジクロ
ブトラゾール、ビテルタノール、ヘキサコナゾール、マ
イクロブタニル、フルシラゾール、エタコナゾール、フ
ルオトリマゾール、フルトリアフェン、ペンコナゾー
ル、ジニコナゾール、サイプロコナゾール、フェナリモ
ール、トリフルミゾール、プロクロラズ、イマザリル、
ペフラゾエート、トリデモルフ、フェンプロピモルフ、
トリホリン、ブチオベート、ピリフェノックス、アニラ
ジン、ポリオキシン、メタラキシル、オキサジキシル、
フララキシル、イソプロチオラン、プロベナゾール、ピ
ロールニトリン、ブラストサイジンS、カスガマイシ
ン、バリダマイシン、硫酸ジヒドロストレプトマイシ
ン、ベノミル、カルベンダジム、チオファネートメチ
ル、ヒメキサゾール、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅、フ
ェンチンアセテート、水酸化トリフェニル錫、ジエトフ
ェンカルブ、メタスルホカルブ、キノメチオナート、ビ
ナパクリル、レシチン、重曹、ジチアノン、ジノカッ
プ、フェナミノスルフ、ジクロメジン、グアザチン、ド
ジン、IBP、エディフェンホス、メパニピリム、フェ
リムゾン、トリクラミド、メタスルホカルブ、フルアジ
ナム、エトキノラック、ジメトモルフ、ピロキロン、テ
クロフタラム、フサライド。
【0037】〔殺虫・殺ダニ剤〕クロルベンジレート、
フェニソブロモレート、ジコホル、クロルジメホルム、
アミトラズ、BPPS、PPPS、ベンゾメート、ヘキ
シチアゾクス、酸化フェンブタスズ、ポリナクチン、C
PCBS、テトラジホン、イソキサチオン、アベルメク
チン、多硫化石灰、クロフェンテジン、フルベンズミ
ン、フルフェノクスロン、シヘキサチン、ピリダベン、
フェンピロキシメート、フェンチオン、フェニトロチオ
ン、ダイアジノン、クロルピリホス、ESP、バミドチ
オン、フェントエート、ジメトエート、ホルモチオン、
マラチオン、トリクロルホン、チオメトン、ホスメッ
ト、ジクロルボス、アセフェート、EPBP、メチルパ
ラチオンオキシジメトンメチル、エチオン、ピラクロホ
ス、モノクロトホス、メソミル、モノクロトホス、アル
ディカーブ、プロポキスル、BPMC、MTMC、カル
バリル、カルタップ、カルボスルファン、ベンフラカル
ブ、ピリミカーブ、エトフェンカルブ、フェノキシカル
ブ、ペルメトリン、シペルメトリン、デカメスリン、フ
ェンバレート、フェンプロパトリン、ピレトリン、アレ
スリン、テトラメスリン、レスメスリン、ジメスリン、
プロパスリン、ビフェンスリン、プロスリン、フルバリ
ネート、シフルスリン、シハロトリン、フルシトリネー
ト、エトフェンプロックス、シクロプロトリン、トラロ
メトリン、シラネオファン、ジフルベンズロン、クロル
フルアズロン、トリフルムロン、テフルベンズロン、ブ
プロフェジン、機械油。
【0038】〔植物生長調節剤〕ジベレリン類(例えば
ジベレリンA3 、ジベレリンA4 、ジベレリンA7 )I
AA、NAA。
【0039】
【発明の効果】
試験例1 抗菌試験1 96穴マイクロプレートを使用して、液体培地法により
MIC(最少生育阻止濃度μg/ml)をもとめた。D
MSOに溶解した化合物をサブローグルコース培地で、
DMSOの濃度が1%をこえないように希釈した。Tr
ychophyton mentagrophytes
(白癬菌)の胞子懸濁液(20〜50万胞子/ml)を
接種し、3〜7日後にマイクロプレート用光度計で45
0nmにおける吸光度を測定し、0.02以下になった
時の濃度をMICとした。その結果を第2表に示す。
【0040】
【表2】
【0041】試験例2 抗菌試験2 96穴マイクロプレートを使用して、液体培地法により
MIC(最少生育阻止濃度μg/ml)をもとめた。D
MSOに溶解した化合物をポテトデキストロース培地
で、DMSOの濃度が1%をこえないように希釈した。
Botrytiscinerea(インゲン灰色かび病
菌)胞子懸濁液(20〜50万胞子/ml)を接種し、
3〜7日後にマイクロプレート用光度計で450nmに
おける吸光度を測定し、0.02以下になった時の濃度
をMICとした。その結果を第3表に示す。
【0042】
【表3】
【0043】試験例3 ワタアブラムシに対する効力 3寸鉢に播種した発芽後10日を経過したキュウリにワ
タアブラムシ成虫を小筆を用いて接種した。1日後に成
虫および傷害虫を取り除いて、産下された若虫に前記薬
剤の実施例5に示された乳剤の処方に従い化合物濃度が
125ppmになるように水で希釈した薬液を散布し
た。温度25℃、湿度65%の恒温室内に置き、6日後
に生虫数を数え、殺虫率を求めた。結果を第4表に示し
た。
【0044】
【表4】
【0045】試験例4 アワヨトウに対する効力 前記薬剤の実施例4に示された水和剤の処方に従い、化
合物濃度が125ppmになるように水で希釈した。そ
の薬液中にトウモロコシ葉を30秒間浸し、風乾後、ア
ワヨトウ3令幼虫5頭入っているシャーレにその葉を入
れた。ガラス蓋をして温度25℃、湿度65%の恒温室
内に置き、5日後に殺虫率を調べた。2反復である。結
果を第5表に示した。
【0046】
【表5】
【0047】 試験例5 モルモットの実験的白癬に対する治療効果 13週令のモルモットの背部の左右に一ケ所ずつ2cm
角の菌接種部位を設け、ガムテープを用い、抜毛と皮膚
角質層の剥離を行った。ついで、Trichophty
on mentagrophytesの胞子懸濁液(2
×107 分生子/ml)0.05mlを塗布接種した。
接種後4日目から治療を開始し、液剤0.1ml/an
imal/day の塗布と皮膚病変の観察を16日目
まで続けた。18日目に解剖を行い、菌接種部位の皮膚
につき菌培養を実施した。その結果を第6表に示す。
【0048】
【表6】
【0049】試験例6 マウスの実験的急性カンジダ症
に対する治療効果 6週令のddY系マウスの尾静脈内にCandida
albicansの懸濁液(2.4×107 /ml)
0.1ml/animalを接種した。接種後2時間目
と4時間目に化合物を1%ポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油生理食塩水に懸濁し、尾静脈内に投与(0.05m
l/10g体重)した。延命効果を指標に一日一回、死
亡状況を観察し、対照群の生存日数中央値に対する治療
群の生存日数中央値の比(T/C)を求めた。その結果
を第7表に示す。
【0050】
【表7】
【0051】試験例7 急性毒性値の検討 6−7週令のddY系マウスに対する経口及び静脈内投
与法による急性毒性を検討した。化合物は、DMFを2
0%含む5%アラビアゴム水溶液、又は1%ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油生理食塩水に懸濁して投与し、2
週間目の生存率からLD50値を求めた。その結果を第8
表に示す。
【0052】
【表8】
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 417/12 317 9051−4C (72)発明者 松田 逵彦 神奈川県小田原市高田字柳町345 日本曹 達株式会社小田原研究所内 (72)発明者 岩佐 孝男 神奈川県小田原市高田字柳町345 日本曹 達株式会社小田原研究所内 (72)発明者 貫井 孝士 神奈川県小田原市高田字柳町345 日本曹 達株式会社小田原研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式〔I〕 【化1】 〔式中、R1 、R2 及びXは同一又は相異なって、ハロ
    ゲン原子、C1 −C6 アルキル基、C1 −C6 アルコキ
    シ基又はC1 −C6 アルキルチオ基を表し、nは0、
    1、2又は3を表し、R3 は水素原子又はアミノ基の保
    護基を表し、R4 は{C1 −C6 アルキル基、C1 −C
    6 ハロアルキル基、C1 −C6 アルコキシ基、C1 −C
    6 ハロアルコキシ基、C1 −C6 アルケニルオキシ基、
    1 −C6 アルキニルオキシ基、C1 −C6 アルキルチ
    オ基、C1 −C6 アルキルスルフィニル基、C1 −C6
    アルキルスルフォニル基、C1 −C6 アルキルでモノも
    しくはジ置換されていてもよいアミノ基、C1 −C6
    ロアルキル基で置換されていてもよいフェノキシ基、C
    1 −C6 ハロアルキル基若しくはハロゲン原子で置換さ
    れていてもよいピリジルオキシ基、ハロゲン原子又はニ
    トロ基}で置換されていてもよいフェニル基、{C1
    6 アルキル基、C1 −C6 ハロアルキル基、C1 −C
    6 アルコキシ基、C1 −C6 ハロアルコキシ基、C1
    6 アルケニルオキシ基、C1 −C6 アルキニルオキシ
    基、C1 −C6 アルキルチオ基、C1 −C6 アルキルス
    ルフィニル基、C1 −C6 アルキルスルフォニル基、C
    1 −C6 アルキルでモノもしくはジ置換されていてもよ
    いアミノ基、C1 −C6 ハロアルキル基で置換されてい
    てもよいフェノキシ基、C1 −C6 ハロアルキル基若し
    くはハロゲン原子で置換されていてもよいピリジルオキ
    シ基、ハロゲン原子又はニトロ基}で置換されていても
    よいピリジル基又は{C1 −C6 アルキル基、ハロゲン
    原子}で置換されていてもよいC3 −C7 シクロアルキ
    ル基を表す〕で表されるチアゾール誘導体。
  2. 【請求項2】 R3 が水素原子、C1 −C6 アルキル
    基、C2 −C6 アルケニル基、 【化2】 (式中、r1 はC1 −C6 アルキル基を表す。)、Cr
    2 3 Or4 (式中、r2 及びr3 は同一又は相異なっ
    て水素原子またはC1 −C6 アルキル基を表し、r4
    1 −C6 アルキル基、C1 −C6 アルキルカルボニル
    基、C1 −C6 アルコキシカルボニル基、C1 −C6
    ルキルでモノもしくはジ置換されていてもよいアミノ−
    1 −C6 アルキルカルボニル基を表す。)、COr5
    (式中、r5 はC1 −C6 アルキル基、C1 −C6 アル
    コキシ基、C1 −C6 アルキルでモノもしくはジ置換さ
    れていてもよいアミノ基を表す。)、C1 −C6 アルキ
    ルでモノもしくはジ置換されていてもよいスルファモイ
    ル基である請求項1記載のチアゾール誘導体。
  3. 【請求項3】 一般式〔II〕 【化3】 〔式中、R1 、R2 、X及びnは前記と同じ意味を表
    し、Halはハロゲン原子を表す〕で表される化合物と
    一般式〔III 〕 【化4】 〔式中、R3 、R4 は前記と同じ意味を表す〕で表され
    る化合物を反応させることを特徴とする一般式〔I〕 【化5】 〔式中、R1 、R2 、R3 、R4 、X及びnは前記と同
    じ意味を表す〕で表されるチアゾール誘導体の製法。
  4. 【請求項4】 一般式〔I’〕 【化6】 〔式中、R1 、R2 、R4 、X及びnは前記と同じ意味
    を表す〕で表される化合物と一般式〔IV〕 R3 ’−hal 〔IV〕 〔式中、R3 ’はアミノ基の保護基を表し、halはハ
    ロゲン原子を表す〕で表される化合物を反応させること
    を特徴とする一般式〔I''〕 【化7】 〔式中、R1 、R2 、R3 ’、R4 、X及びnは前記と
    同じ意味を表す〕で表されるチアゾール誘導体の製法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996016650A1 (fr) * 1994-11-29 1996-06-06 Hisamitsu Pharmaceutical Co., Inc. Antibacterien et bactericide comprenant un derive de 2-aminothiazole et sels de ce derive
WO2014050932A1 (ja) * 2012-09-27 2014-04-03 日本農薬株式会社 ネダニ類の防除剤

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JPWO2014050932A1 (ja) * 2012-09-27 2016-08-22 日本農薬株式会社 ネダニ類の防除剤

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