JPH0672678B2 - 管継手シ−ル工法及びシ−ル材 - Google Patents
管継手シ−ル工法及びシ−ル材Info
- Publication number
- JPH0672678B2 JPH0672678B2 JP16956385A JP16956385A JPH0672678B2 JP H0672678 B2 JPH0672678 B2 JP H0672678B2 JP 16956385 A JP16956385 A JP 16956385A JP 16956385 A JP16956385 A JP 16956385A JP H0672678 B2 JPH0672678 B2 JP H0672678B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe joint
- sealing material
- seal
- construction method
- tightening ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Joints With Pressure Members (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は樹脂ライニングされたパッキン型継手、殊に
メカニカル管継手と、これに接続する管体とのシール工
法及びこれに使用されるシール材に関するものである。
メカニカル管継手と、これに接続する管体とのシール工
法及びこれに使用されるシール材に関するものである。
〈従来の技術〉 ガス、液体等の流体を輸送する管体と、該管体相互を接
続する継手管との接続部の防水或いは防蝕は、この部分
の外側をテープでスパイラル状に巻き付けたり、熱収縮
性チューブで被覆して加熱収縮させる方法や、接続部に
螺合したナットによりゴムパッキング又はOリングを締
め付ける等の方法が採用されている。
続する継手管との接続部の防水或いは防蝕は、この部分
の外側をテープでスパイラル状に巻き付けたり、熱収縮
性チューブで被覆して加熱収縮させる方法や、接続部に
螺合したナットによりゴムパッキング又はOリングを締
め付ける等の方法が採用されている。
〈従来の技術の問題点及びその解決手段〉 最近の管体は、防蝕の目的のために鋼管表面に合成樹脂
等でライニング層を形成したものが多く、継手もメカニ
カル継手が多く使用されているが、その防蝕方法として
の従来のテープ巻き付けや熱収縮チューブの被覆では施
行性が悪く、満足な結果が得られていないのが現状であ
る。一方樹脂ライニングされたパッキン型管継手し管体
との水密方法として、管継手内のパッキンでシールする
工法があるが、曲げ、引っ張り時の水密性は不充分なも
のであった。
等でライニング層を形成したものが多く、継手もメカニ
カル継手が多く使用されているが、その防蝕方法として
の従来のテープ巻き付けや熱収縮チューブの被覆では施
行性が悪く、満足な結果が得られていないのが現状であ
る。一方樹脂ライニングされたパッキン型管継手し管体
との水密方法として、管継手内のパッキンでシールする
工法があるが、曲げ、引っ張り時の水密性は不充分なも
のであった。
この発明は、加圧により変形する中空の環状成形体の中
空部に、加圧により流出する半流動性のシール材料を充
填し、管継手に螺合する締め付け環により、前記成形体
を加圧変形させて、シール材料を押し出し、締め付け環
と管体との間隙を閉塞密閉する管継手シール工法及びこ
れに使用するシール材を提供することを目的とするもの
である。
空部に、加圧により流出する半流動性のシール材料を充
填し、管継手に螺合する締め付け環により、前記成形体
を加圧変形させて、シール材料を押し出し、締め付け環
と管体との間隙を閉塞密閉する管継手シール工法及びこ
れに使用するシール材を提供することを目的とするもの
である。
〈実施例〉 先端内周を傾斜面1とした拡径部2の内周に内ねじ3を
刻設し、外周全体に合成樹脂ライニング層4を形成した
締め付け環Dを管体Cに外挿する。次に加圧により変形
する可撓性ゴム又はプラスチック材料からなる断面略々
コ字状の成形体5の中空部に半流動性シール材料6を充
填してなる変形性環状成形シール材Bを開口部7が環D
の側となるように外挿し、続いて、略々馬蹄形を有し内
周面に複数個の係合突起を有する留め金具10、硬質ゴム
又はプラスチックからなる押えリング11及びゴムなどか
らなる断面略々台形状の環状パッキン12を夫々管体Cに
外挿する。
刻設し、外周全体に合成樹脂ライニング層4を形成した
締め付け環Dを管体Cに外挿する。次に加圧により変形
する可撓性ゴム又はプラスチック材料からなる断面略々
コ字状の成形体5の中空部に半流動性シール材料6を充
填してなる変形性環状成形シール材Bを開口部7が環D
の側となるように外挿し、続いて、略々馬蹄形を有し内
周面に複数個の係合突起を有する留め金具10、硬質ゴム
又はプラスチックからなる押えリング11及びゴムなどか
らなる断面略々台形状の環状パッキン12を夫々管体Cに
外挿する。
一方管継手Aは環状パッキン12を抱持する拡径部13を具
えると共に外周部分には、締め付け環Dの内ねじ3に螺
合する外ねじ14が刻設されている。
えると共に外周部分には、締め付け環Dの内ねじ3に螺
合する外ねじ14が刻設されている。
このように構成されてなる管継手Aには、前記の如く締
め付け環D、変型性環状成形シール材B、留め金具10、
押えリング11及び環状パッキング12がこの順序で外挿さ
れた管体Cの端部が挿入されるものである。
め付け環D、変型性環状成形シール材B、留め金具10、
押えリング11及び環状パッキング12がこの順序で外挿さ
れた管体Cの端部が挿入されるものである。
この状態で締め付け環Dと管継手Aとをねじ結合させる
ことにより、環状パッキン12は管継手Aの拡径部13内に
圧入密嵌されて管体Cを流れる流体へのシール効果が得
られると共に、留め金具10は略円形に変形して係合突起
が管体Cのライニング層に食い込んで管体Cを確実に固
定するものである。さらにシール材Bは締め付け環Dの
拡径部2内の傾斜面1で押圧されて変形し、第2図に示
すように充填したシール材料6を開口部7から所要量押
し出し、環Dと管体Cとの間隙内を充填して上記間隙を
閉鎖密閉し、留め金具10の腐蝕等を防止するものであ
る。
ことにより、環状パッキン12は管継手Aの拡径部13内に
圧入密嵌されて管体Cを流れる流体へのシール効果が得
られると共に、留め金具10は略円形に変形して係合突起
が管体Cのライニング層に食い込んで管体Cを確実に固
定するものである。さらにシール材Bは締め付け環Dの
拡径部2内の傾斜面1で押圧されて変形し、第2図に示
すように充填したシール材料6を開口部7から所要量押
し出し、環Dと管体Cとの間隙内を充填して上記間隙を
閉鎖密閉し、留め金具10の腐蝕等を防止するものであ
る。
なお、上記において、成形体5は加圧により変形する可
撓性ゴム又はプラスチック材料にて構成されるが、その
一例を示すとブチルゴム、エチレンプロピレンゴムなど
のゴム類又はポリ塩化ビニル樹脂(可塑剤含量5〜50重
量部)、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ
エステル樹脂などが挙げられる。該成形体5の形状とし
ては、断面が略コ字状であれば特に制限されないが、例
えば第3図Aに示すように開口部7にシール8を施して
おいて、使用時これを剥がすか或いはこのまま外挿して
締め付け環Dの加圧により破断させるようにしてもよい
ものである。第3図Bは成形体5の外周壁面に切れ目又
は切れ溝9を設け、環Dにより加圧したとき成形体5の
外周壁面にシワが入らないようにしたものである。
撓性ゴム又はプラスチック材料にて構成されるが、その
一例を示すとブチルゴム、エチレンプロピレンゴムなど
のゴム類又はポリ塩化ビニル樹脂(可塑剤含量5〜50重
量部)、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ
エステル樹脂などが挙げられる。該成形体5の形状とし
ては、断面が略コ字状であれば特に制限されないが、例
えば第3図Aに示すように開口部7にシール8を施して
おいて、使用時これを剥がすか或いはこのまま外挿して
締め付け環Dの加圧により破断させるようにしてもよい
ものである。第3図Bは成形体5の外周壁面に切れ目又
は切れ溝9を設け、環Dにより加圧したとき成形体5の
外周壁面にシワが入らないようにしたものである。
また前記シール材料6としては、ブチルゴム系、シリコ
ンゴム系、ポリウレンタン系、ポリサルフィイト系など
のシーリング剤組成物が用いられるが、好ましくは、1
×102〜1×105(at20℃)ポイズの粘度を有するものが
好ましいものである。
ンゴム系、ポリウレンタン系、ポリサルフィイト系など
のシーリング剤組成物が用いられるが、好ましくは、1
×102〜1×105(at20℃)ポイズの粘度を有するものが
好ましいものである。
〈効果〉 この発明によれば、締め付け環と管体との間に生ずる間
隙は、締め付けにより押し出されるシール材料で環口の
金属部が閉鎖密閉されるので、留め金具等が腐蝕するこ
とがなく、しかもシール作業も簡単且つ迅速に行うこと
ができるという特徴を有する。
隙は、締め付けにより押し出されるシール材料で環口の
金属部が閉鎖密閉されるので、留め金具等が腐蝕するこ
とがなく、しかもシール作業も簡単且つ迅速に行うこと
ができるという特徴を有する。
第1図はこの発明を実施する状態を示す縦断面図、第2
図は実施後の状態を示す縦断面図、第3図A及びBは変
形性環状成形シール材の他の実施例を示す縦断面図であ
る。 A……管継手、B……変形性環状成形シール材 C……管体、D……締め付け環 5……成形体、6……シール材料、7……開口部
図は実施後の状態を示す縦断面図、第3図A及びBは変
形性環状成形シール材の他の実施例を示す縦断面図であ
る。 A……管継手、B……変形性環状成形シール材 C……管体、D……締め付け環 5……成形体、6……シール材料、7……開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−194680(JP,U) 実開 昭59−139685(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】樹脂ライニングされたパッキン型管継手シ
ール工法であって、管体に、締め付け環、断面略々コ字
状で中空部に半流動性シール材料を充填してなる変形性
環状成形シール材、留め金具、押さえリング及び環状パ
ッキンを外挿すると共に前記管体端部を前記管継手に挿
入し、前記締め付け環と管継手とをねじ結合して、前記
環状成形シール材を締め付けて加圧変形させ、成形体中
の半流動性シール材を締め付け環と管体との間隙に押し
出して同間隙を閉塞密閉することを特徴とする管継手シ
ール工法。 - 【請求項2】加圧により変形する可撓性ゴム又はプラス
チック材料からなる断面略々コ字状で中空部に半流動性
シール材料を充填してなる環状成形シール材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16956385A JPH0672678B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 管継手シ−ル工法及びシ−ル材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16956385A JPH0672678B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 管継手シ−ル工法及びシ−ル材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228592A JPS6228592A (ja) | 1987-02-06 |
JPH0672678B2 true JPH0672678B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=15888783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16956385A Expired - Lifetime JPH0672678B2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 | 管継手シ−ル工法及びシ−ル材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0672678B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2682043B2 (ja) * | 1988-08-26 | 1997-11-26 | 富士通株式会社 | 化合物半導体装置の製造方法 |
JP3395628B2 (ja) | 1998-01-27 | 2003-04-14 | 株式会社村田製作所 | チップ部品の分離供給装置 |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP16956385A patent/JPH0672678B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6228592A (ja) | 1987-02-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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