JPH067255Y2 - 機器の支持装置 - Google Patents

機器の支持装置

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Publication number
JPH067255Y2
JPH067255Y2 JP1986033924U JP3392486U JPH067255Y2 JP H067255 Y2 JPH067255 Y2 JP H067255Y2 JP 1986033924 U JP1986033924 U JP 1986033924U JP 3392486 U JP3392486 U JP 3392486U JP H067255 Y2 JPH067255 Y2 JP H067255Y2
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JP
Japan
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supporting
bolt
equipment
sleeve
drum
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JP1986033924U
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JPS62147782U (ja
Inventor
健一 友松
喜夫 渡辺
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はウォータドラム等、横方向に延びた大型機器の
支持装置に係るものである。
(従来の技術) 第6図及び第7図は従来のこの種の大型機器の支持装置
を示し、第6図においては火力プラントの蒸気ドラム
(a)が上部支持部材(b)より2本のUボルト(c)を介して
懸吊されている。
なお図中点線部分は前記蒸気ドラム(a)の熱伸び時の状
態を示す。
第7図は従来の原子力プラント用蒸気ドラム(d)の支持
装置を示し、同蒸気ドラム(d)は上部支持部材(e)より2
本のUボルト(f)を介して懸吊されるとともに、上方支
持部材(e)と蒸気ドラム(d)の4隅との間にスナバー(g)
が介装されている。
図中(h)はスナバー取付けブラケットである。
(考案が解決しようとする問題点) 原子力プラントの場合、地震対策として大きな耐震性能
が要求されるため、地震による浮上り荷重に対しても対
処する必要がある。
しかしながら前記第6図に示す如き従来のUボルトによ
る機器の支持装置においては、単に下向き荷重を支持す
るだけで、上向き荷重、即ち地震による浮上り荷重を支
持する機能が全くない。
このため前記第7図に示す従来の装置においては、地震
による浮上り荷重に対してスナバーが附設されている
が、この場合、スナバーは高価であり、そのメンテナン
スを考えた場合、作業員の被曝が懸念される。
一方、プラントの配置計画の面からはスナバーの取付け
スペースを確保する必要があり、且つ構造面からはスナ
バー取付けブラケットにかかる局部荷重に対しても考慮
する必要がある。
このように単にスナバーを追加、付設してもプラントに
与えるインパクトは多きくなり、このためプラントの合
理化の面から支持装置の簡素化が要望されている。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決しようとするもので、
上部支持部材に装架されたUボルトを介して、横方向に
延びた大型機器を抱持、懸吊してなる機器の支持装置に
おいて、前記Uボルトの脚桿部に、前記上部支持部材
と、前記大型機器とに両端部を当接して、前記大型機器
の上向き荷重を支持するスリーブを嵌挿したことを特徴
とするもので、その目的とする処は、構造が簡単で地震
時等における浮上り荷重を支持しうる改良された機器の
支持装置を供する点にある。
(作用) 本考案に係る機器の支持装置は前記したように、上部支
持部材に装架され、機器を抱持、懸吊するUボルトの脚
桿部に、スリーブが嵌装されているので、下向き荷重は
前記Uボルトで支持されるとともに、地震時等にかかる
上向き荷重が前記スリーブによって支持される。
(考案の効果) このように本考案によるときは横方向に延びた大型機器
を包持懸吊すべく上部支持部材に装架されたUボルトに
は、その脚桿部に、前記上部支持部材と前記大型機器と
に両端部を当接して、前記大型機器の上向き荷重を支持
するスリーブを嵌挿したものであるからUボルトに包持
懸吊された大型機器はUボルトの脚桿部に嵌挿されるス
リーブによって浮上がり荷重を支持することができ、地
震時等における浮上がり荷重に対処するためにUボルト
による支持部以外の部分にスナバーの如き機器を別途追
加附設することなく構造を簡略化し、配置スペースに余
裕を生ぜしめることができる等の効果を有する。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
第1図乃至第3図は本考案をウォータドラムの支持装置
に適用した実施例を示し、ウォータドラム(1)の両端部
には第2図に示すように、フランジ(2a)付きUバンド
(2)を取付け、前記ウォータドラム(1)の下半部を抱着
し、且つ前記フランジ部(2a)を貫挿するUボルト(3)の
両側脚桿部(3a)を前記した上部支持部材を構成する支持
梁(4)に貫通し、ナット(5)を螺着緊締して前記ウォータ
ドラム(1)を支持梁(4)に懸吊支持するとともに、前記U
ボルト(3)の両側脚桿部(3a)に、前記支持梁(4)とフラン
ジ部(2a)との間に介在するようにスリーブ(6)を嵌装す
る。
同スリーブ(6)の上下両端部は、ドラム本体が軸方向に
延びた場合、Uボルト(3)がスライド可能なように曲面
に形成するとともに、据付時の調整が可能なように、対
向端部に互いに反対方向にねじが設けられた上下一双の
スリーブ部片(6a)(6a)がターンバックル状の接続螺筒(6
b)で継接されている。
なお前記スリーブ(6)はUボルト(3)と同一断面積を有す
るように構成されている。
第3図は装置全体の熱伸びの基点となるウォータドラム
(1)中央部の支持装置を示し、(7)は支持梁(4)下面に取
付けられ、Uボルト(3)とともにウォータドラム(1)を挾
着する固定用片である。
図示の実施例は前記したように構成されているので、前
記Uボルト(3)の引張抵抗によって下向き荷重が支持さ
れるとともに、地震時等において生じる上向き荷重を前
記スリーブ(6)の圧縮抵抗によって拘束するものであ
る。
このように図示の実施例によれば、支持梁(4)よりウォ
ータドラム(1)を抱着、懸吊するUボルト(3)の両側脚桿
部(3a)にスリーブ(6)を嵌装して、前記Uボルト(3)及び
スリーブ(6)によって、支持梁(4)とウォータドラム(1)
との間に下向き荷重の引張と共に上向き荷重の圧縮力を
拘束する支持機構を構成するものであり、前記実施例に
よれば従来のUボルト支持方式の欠点であった上方向へ
の浮上り荷重の支持構造として、Uボルト(3)による支
持部以外の部分にスナバーの如き機器を別途追加、附設
することなく、Uボルト(3)自体を利用してその両側脚
桿部(3a)にスリーブ(6)を嵌装し、同スリーブ(6)により
浮上り荷重を支持することによって支持構造を簡略化
し、配置スペースに余裕を生ぜしめるとともに、高価な
スナバー等の機器の使用を不要ならしめることによって
コストを低減しうるものである。
第4図及び第5図は本考案を蒸気ドラムの支持装置に適
用した実施例を示し、同ドラム(8)を抱着するUボルト
(3)の両側脚桿部(3a)が前記ドラム(8)の外周に設けたブ
ラケット(9)を貫挿し、上端部が上部支持部材を構成す
る床版(10)を貫通してナット(5)で螺着緊締され、前記
ドラム(8)を懸吊支持するとともに、前記両側脚桿部(3
a)にスリーブ(6)が床版(10)とブラケット(9)との間に介
在するように嵌装されている。
なお本実施例の作用、効果は前記実施例と実質的に同一
であるから説明を省略する。
図中前記実施例と均等部分には同一符号が附されてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案をウォータドラム支持装置に適用した実
施例を示す斜面図、第2図及び第3図は夫々ウォータド
ラムの端部支持部並に中央部支持部を示す縦断側面図、
第4図は本考案を蒸気ドラム支持装置に適用した実施例
を示す斜面図、第5図はそのスリーブ取付部を示す縦断
面図、第6図及び第7図は夫々従来の支持装置の各例を
示す正面図並に斜面図である。 (1)……ウォータドラム、(3)……Uボルト、(3a)……脚
桿部、(4)……支持梁、(6)……スリーブ、(8)……蒸気
ドラム、(10)……床版

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部支持部材に装架されたUボルトを介し
    て、横方向に延びた大型機器を抱持、懸吊してなる機器
    の支持装置において、前記Uボルトの脚桿部に、前記上
    部支持部材と前記大型機器とに両端部を当接して、前記
    大型機器の上向き荷重を支持するスリーブを嵌装したこ
    とを特徴とする機器の支持装置。
JP1986033924U 1986-03-11 1986-03-11 機器の支持装置 Expired - Lifetime JPH067255Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986033924U JPH067255Y2 (ja) 1986-03-11 1986-03-11 機器の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986033924U JPH067255Y2 (ja) 1986-03-11 1986-03-11 機器の支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62147782U JPS62147782U (ja) 1987-09-18
JPH067255Y2 true JPH067255Y2 (ja) 1994-02-23

Family

ID=30841985

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986033924U Expired - Lifetime JPH067255Y2 (ja) 1986-03-11 1986-03-11 機器の支持装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH067255Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS614085U (ja) * 1984-06-14 1986-01-11 ナショナル住宅産業株式会社 スピ−ドコントロ−ラの凍結防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62147782U (ja) 1987-09-18

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