JPH0672455B2 - 組立家屋 - Google Patents

組立家屋

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JPH0672455B2
JPH0672455B2 JP22752484A JP22752484A JPH0672455B2 JP H0672455 B2 JPH0672455 B2 JP H0672455B2 JP 22752484 A JP22752484 A JP 22752484A JP 22752484 A JP22752484 A JP 22752484A JP H0672455 B2 JPH0672455 B2 JP H0672455B2
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JP
Japan
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kitchen
washroom
panel
bathroom
construction method
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JP22752484A
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崇 七海
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ユニット工法及びパネル工法を併用して組立
形成した組立家屋に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、組立家屋は、その構築工法別に分類すると、
柱、梁等のいわば一次元の部材を用いる軸組工法による
もの、パネル等のいわば二次元の部材を用いるパネル工
法によるもの、及び単位ユニット等のいわば三次元の部
材を用いるユニット工法によるものに大別され、後二者
が工場生産率が高くプレハブに適していることは周知の
通りである。而して、上記パネル工法は、建物の設計の
自由度が高く、パネルが平面的であるためその在庫、移
送等に無駄がない等の長所がある。また、上記ユニット
工法は、内外装、各種設備及び内外造作の大半を工場形
成可能であるため工場生産化率が最も高く、建築現場で
は主としてユニットの接合部のみを処理すれば家屋を構
築できる等の長所がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記パネル工法は、上記ユニット工法に
比べて工場での完成度が低く、特に内外装、各種設備の
施工にあたっては前記軸組工法と略同程度の手間を要す
る等の短所がある。また、上記ユニット工法は、建物の
設計の自由度が低く、嵩張るため在庫、移送の効率が悪
く、特に居室ユニットに至ってはいわば大きな空箱を在
庫、移送することになるから斯る効率の悪さが一層顕著
である等の短所がある。
従って、本発明の目的は、生産性、コスト性、輸送性、
施工性等のあらゆる面を考慮しつつ、上記パネル工法及
び上記ユニット工法の長所を保持し且つ該両工法の短所
を排除した形態の組立家屋を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を、浴室、洗面所、トイレ、台所等
の水廻り設備を要する各室を、該浴室、該洗面所、該台
所の順序で直列に配置し且つ該台所に要する流し台を該
台所内の洗面所側の端部で該洗面所に隣接させて配置し
て組込んだ1個のカプセルを、予め所定位置に形成した
基礎上に上記浴室を該基礎の一コーナー部に配して設置
固定した後、その他の家屋の構成部をパネル工法により
順次組立形成してなることを特徴とする組立家屋を提供
することによって達成したものである。
〔実施例〕
以下、本発明の組立家屋を図面に示す一実施例について
説明する。
第1図は本発明の組立家屋の分解斜視図を示すもので、
同図において、1は予め所定位置に形成した基礎、2は
予め工場生産したカプセルである。
カプセル2について詳述すると、その内部には、第2図
に示す如く、浴室21及びこれに隣接するトレイ兼用の洗
面所22を、これらの室に要する全ての水廻り設備、例え
ば、浴室蛇口(図示せず)、蛇口付洗面台23、大型化粧
鏡24、水洗便器(図示せず)とともにFRP製の所謂ユニ
ット形式で設けてある。そして、これらの室の外側部側
に亘っては、浴室換気扇付の窓(図示せず)を形成し且
つ外装仕上げした外壁パネル25を固定してあり、浴室21
の別の外側部側には斯る外壁パネル25に直交する外装仕
上げした別の外壁パネル26を固定してある。又、浴室21
における上記外壁パネル25の反対側には内装仕上げした
間仕切パネル27を設けてあり、該間仕切パネル27の第1
図上手前にはフローリングを施し且つ化粧階段28を固定
した階段収容部29を形成してある。そして又、該階段収
容部29の第1図上右方且つ洗面所22の第1図上手前には
フローリングを施した洗面所出入部30を形成してあり、
該洗面所出入部30と洗面所22との間には洗面所出入口扉
31を付設し且つ内装仕上げした間仕切パネル32を設けて
ある。又、洗面所22及び上記洗面所出入部30の一側部に
亘っては台所との境界壁となる間仕切パネル33を固定し
てあり、該間仕切パネル33の外側面(台所側面)下部に
は、台所に要する流し台34(水廻り設備)やガス台35等
を備えた厨房セット36を固定してある一方、該間仕切パ
ネル33の外側面上部には、棚37及びレンジフード38を固
定してある。そして、該レンジフード38の換気扇(図示
せず)も台所側への前記外壁パネル25の延設部分に付設
してある。尚、第2図において39はカプセル2に固定し
た二階部の床パネルであり、又、カプセル2には、配水
管、ガス管、電気配線等(図示せず)を予め工場で配し
てあり、更に又、必要に応じボイラー(図示せず)を例
えば外壁パネル25の一部を切欠して形成した凹部に工場
で取付収納することもできる。
而して、本発明の組立家屋は、上記カプセル2を上記基
礎1に設置固定した後、パネル工法により組立形成され
る。これを施工順序の一例に従って詳述すると、本発明
の組立家屋の組立形成に際しては、先ず、第1図に示す
如く、カプセル2をその浴室21を一階部のコーナー部に
位置させて設置固定した後、常法により床パネル4,4・
・・を基礎1上の残部に敷設する。
次いで、常法により一階部の外壁パネル5,5,・・・及び
間仕切パネル6,6を固定し、居間7、台所8等を一階部
に形成する。この場合、外壁パネル5,5・・・等の固定
に際しては、カプセル2側から位置決めして行くのが好
ましい。又、外壁パネル5,5,・・・等には内外装材を予
め工場において施しておくことができる。第3図は、特
に内装材を予め施した場合に美麗な仕上げがこれ迄困難
とされていた外壁パネル同志の突き合わせ接合部の横断
面図を示すもので、予め工場において外壁パネル5,5の
接合部側端部内側にそれぞれ切欠部51を設け、且つ内装
材51をその端部を該切欠部51に貼着せずに外壁パネル5,
5にそれぞれ貼着しておけば、現場において、両切欠部5
1,51に亘って嵌合材52を嵌合し、且つ嵌合材52の嵌入溝
53に内装材54,54それぞれの最端部を嵌入させて内装材5
4,54それぞれの端部を貼着することにより、斯る接合部
を美麗に仕上げ得ることを示している。尚、第3図にお
いて、55,55は外装材で、外壁パネル5,5の接合後、それ
らの間には必要に応じ目地材が充填される。
しかる後、一階部の天井パネル兼二階部の床パネル9,9,
・・・を常法により敷設し、更に、二階部の外壁パネル
(外壁屋切パネル)10,10及び二階部の間仕切パネル
(間仕切屋切パネル)11を常法により固定して寝室等を
二階部に形成し、最後に屋根パネル12,12,・・・を常法
により固定すれば、本発明の組立家屋が組立形成され
る。尚、第1図において、13は吹き抜け部である。
尚、以上、本発明の組立家具の一実施例について説明し
たが、本発明の組立家屋は斯る実施例に制限されるもの
ではない。例えば、カプセルは、工場にあっては機械設
備、生産性等を、又輸送時にあっては輸送制限、輸送距
離等を、更に建築現場にあっては施工性、安全性等をそ
れぞれ考慮しながら、その大きさ、構造等が最も効率的
に決定されれば良く、浴室、洗面所、トイレ、台所等の
水廻り設備を要する各室を、該浴室、該洗面所、該台所
の順序で直列に配置し且つ該台所に要する流し台を該台
所内の洗面所側の端部で該洗面所に隣接させて配置して
組込んであれば良い。又、組立家屋は必ずしも二階建で
なくても良く、又カプセルは一階部だけでなく二階部に
も設けることができる。
〔発明の効果〕
叙上の如く、本発明の組立家屋は、現場施工では手間の
かかる浴室、洗面所、トイレ、台所等の水廻り設備を要
する各室を、該浴室、該洗面所、該台所の順序で直列に
配置し且つ該台所に要する流し台を該台所内の洗面所側
の端部で該洗面所に隣接させて配置して組込んだ1個の
カプセルによって形成してあり、且つ周側部が主として
壁部のみによって形成される食事室、居間、寝室等の居
室部や床部及び屋根部等のその他の家屋の構成部が上記
カプセルの設置固定後パネル工法により順次組立形成し
てあるため、現場施工が極めて容易であり、又品質の向
上及び安定が図れ、更に水廻り設備の集中化により配
管、配線径路を短くしてコスト減が図れ、更に又施主の
注文に応じて例えば居間を大きくできる等、居室部の設
計(変更)の自由度が高く、更には、カプセルとしては
現場施工では手間のかかる水廻り設備等を組込んだもの
のみを用いているから従来のユニット工法の短所がない
等の種々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の分解斜視図、第2図はカプセルの切
断斜視図、第3図は壁パネル同志の接合部の横断面図で
ある。 1……基礎 2……カプセル 7……台所 21……浴室 22……トイレ兼用の洗面所 28……階段 23,24,34……水廻り設備

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室、洗面所、トイレ、台所等の水廻り設
    備を要する各室を、該浴室、該洗面所、該台所の順序で
    直列に配置し且つ該台所に要する流し台を該台所内の洗
    面所側の端部で該洗面所に隣接させて配置して組込んだ
    1個のカプセルを、予め所定位置に形成した基礎上に上
    記浴室を該基礎の一コーナー部に配して設置固定した
    後、その他の家屋の構成部をパネル工法により順次組立
    形成してなることを特徴とする組立家屋。
JP22752484A 1984-10-29 1984-10-29 組立家屋 Expired - Lifetime JPH0672455B2 (ja)

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JP22752484A JPH0672455B2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29 組立家屋

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JPS61106841A JPS61106841A (ja) 1986-05-24
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JP2850990B2 (ja) * 1992-10-30 1999-01-27 ミサワホーム株式会社 壁パネルの接合構造
JPH11264192A (ja) * 1998-03-18 1999-09-28 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物の内装施工方法

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