JPH0672340B2 - ロッド方式三次元多軸織機の織物ガイド方法及び装置 - Google Patents
ロッド方式三次元多軸織機の織物ガイド方法及び装置Info
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- JPH0672340B2 JPH0672340B2 JP2119240A JP11924090A JPH0672340B2 JP H0672340 B2 JPH0672340 B2 JP H0672340B2 JP 2119240 A JP2119240 A JP 2119240A JP 11924090 A JP11924090 A JP 11924090A JP H0672340 B2 JPH0672340 B2 JP H0672340B2
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- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ロッド方式の三次元多軸織機における織物ガ
イド方法及びその装置に関するものである。
イド方法及びその装置に関するものである。
[従来の技術] 本発明者らが先に特開平2−91263号によって提案して
いるロッド方式の三次元多軸織物の織機では、平行に立
設配置した多数の経方向ロッドに対し、複数方向から緯
方向ロッド群を挿入することによって製織を行うように
している。この既提案の三次元織物の織機では、挿入し
た緯方向ロッドの先端を脱落防止壁によって保持させ、
この脱落防止壁を、既に製織した織物や経方向ロッド群
を立設保持するロッド支持盤と共に、製織の進行に応じ
て逐次製織方向に送ることにより、所望の長さに三次元
織物の製織が行われる。
いるロッド方式の三次元多軸織物の織機では、平行に立
設配置した多数の経方向ロッドに対し、複数方向から緯
方向ロッド群を挿入することによって製織を行うように
している。この既提案の三次元織物の織機では、挿入し
た緯方向ロッドの先端を脱落防止壁によって保持させ、
この脱落防止壁を、既に製織した織物や経方向ロッド群
を立設保持するロッド支持盤と共に、製織の進行に応じ
て逐次製織方向に送ることにより、所望の長さに三次元
織物の製織が行われる。
しかしながら、このような脱落防止壁を製織した織物や
ロッド支持盤と共に製織方向に送る構造の織機では、第
6図によって以下に説明するように、挿入する緯方向ロ
ッド群の長さを織物において必要とする長さよりも相当
に長くしておく必要がある。
ロッド支持盤と共に製織方向に送る構造の織機では、第
6図によって以下に説明するように、挿入する緯方向ロ
ッド群の長さを織物において必要とする長さよりも相当
に長くしておく必要がある。
即ち、第6図に示すように、水平断面が六角形状をなす
三次元多軸織物を製織するために、紙面に垂直に立設し
た経方向ロッド群1に対し、矢印で示す3方向から緯方
向ロッド群2を挿入するには、ロッド挿入手段15による
それらの緯方向ロッド群の挿入スペース4を確保したう
えで、各緯方向ロッド群に対する脱落防止壁5を設ける
必要がある。そのためには、上記挿入スペース4と脱落
防止壁5に同程度の巾が必要になることから、該脱落防
止壁5を経方向ロッド群1から大きく離れた位置に設け
なければならず、その脱落防止壁5に緯方向ロッド群の
先端を突き当てるには、それらの緯方向ロッドを、図中
にLとして示すように、三次元織物の製織に必要な長さ
よりも非常に長いものにしておく必要がある。
三次元多軸織物を製織するために、紙面に垂直に立設し
た経方向ロッド群1に対し、矢印で示す3方向から緯方
向ロッド群2を挿入するには、ロッド挿入手段15による
それらの緯方向ロッド群の挿入スペース4を確保したう
えで、各緯方向ロッド群に対する脱落防止壁5を設ける
必要がある。そのためには、上記挿入スペース4と脱落
防止壁5に同程度の巾が必要になることから、該脱落防
止壁5を経方向ロッド群1から大きく離れた位置に設け
なければならず、その脱落防止壁5に緯方向ロッド群の
先端を突き当てるには、それらの緯方向ロッドを、図中
にLとして示すように、三次元織物の製織に必要な長さ
よりも非常に長いものにしておく必要がある。
このように、ロッド方式の三次元多軸織機において、製
織した織物組織の安定的な保持のために、挿入ロッド脱
落防止壁を織物等と共に上下させる方式を採用すると、
その脱落防止壁を避けてロッド挿入手段を配置する必要
上、緯方向ロッドの長さに無駄が多くなり、これに対す
る対策を考慮する必要が生じてくる。
織した織物組織の安定的な保持のために、挿入ロッド脱
落防止壁を織物等と共に上下させる方式を採用すると、
その脱落防止壁を避けてロッド挿入手段を配置する必要
上、緯方向ロッドの長さに無駄が多くなり、これに対す
る対策を考慮する必要が生じてくる。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の技術的課題は、ロッド方式の三次元織物を製織
するための織機において、挿入した緯方向ロッドの脱落
を脱落防止壁によって防止するが、緯方向ロッドの長さ
に無駄が生じないようにした織物ガイド手段を得ること
にある。
するための織機において、挿入した緯方向ロッドの脱落
を脱落防止壁によって防止するが、緯方向ロッドの長さ
に無駄が生じないようにした織物ガイド手段を得ること
にある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための本発明の織物ガイド方法は、
上述したロッド方式の三次元多軸織物の製織において、
上記ロッド挿入手段による挿入により経方向ロッド群を
貫通して突出する緯方向ロッドを、その先端側に配設さ
れた脱落防止壁を構成する織物ガイドによって受け、こ
の織物ガイドを、製織される織物を経方向ロッドの軸線
方向から見て隙間をもって包絡する形状をもった筒状と
して、製織した織物をガイドさせ、上記製織は、この織
物ガイドをロッド挿入手段と共に経方向ロッド群の軸線
方向に相対移動させながら行い、ロッド挿入手段による
緯方向ロッドの挿入を、織物ガイドの端部外またはその
一部を切り欠いた穴から行うことを特徴とするものであ
る。
上述したロッド方式の三次元多軸織物の製織において、
上記ロッド挿入手段による挿入により経方向ロッド群を
貫通して突出する緯方向ロッドを、その先端側に配設さ
れた脱落防止壁を構成する織物ガイドによって受け、こ
の織物ガイドを、製織される織物を経方向ロッドの軸線
方向から見て隙間をもって包絡する形状をもった筒状と
して、製織した織物をガイドさせ、上記製織は、この織
物ガイドをロッド挿入手段と共に経方向ロッド群の軸線
方向に相対移動させながら行い、ロッド挿入手段による
緯方向ロッドの挿入を、織物ガイドの端部外またはその
一部を切り欠いた穴から行うことを特徴とするものであ
る。
上記方法においては、織物ガイドを、製織された織物に
マトリックス樹脂を含浸させるための受け容器とし、織
物と同時に、織物ガイド内にマトリックス樹脂を供給し
て、製織した織物にマトリックス樹脂を含浸、硬化させ
ることができ、さらに、筒状をなす織物ガイドの内面
に、マトリックス樹脂の硬化に伴う収縮に対応して断面
が製織位置から次第に細くなるテーパを付し、樹脂の収
縮を吸収させることができる。
マトリックス樹脂を含浸させるための受け容器とし、織
物と同時に、織物ガイド内にマトリックス樹脂を供給し
て、製織した織物にマトリックス樹脂を含浸、硬化させ
ることができ、さらに、筒状をなす織物ガイドの内面
に、マトリックス樹脂の硬化に伴う収縮に対応して断面
が製織位置から次第に細くなるテーパを付し、樹脂の収
縮を吸収させることができる。
また、本発明の織物ガイド装置は、上述したロッド方式
の三次元織機において、上記ロッド挿入手段により経方
向ロッド群を貫通して挿入される緯方向ロッドの挿入方
向に配置され、挿入した緯方向ロッドの脱落を防止する
脱落防止壁を、製織される織物を経方向ロッドの軸線方
向から見て隙間をもって包絡する形状をもった筒状の織
物ガイドによって形成し、この織物ガイドを、上記ロッ
ド挿入手段と共に上記経方向ロッド群の軸線方向に相対
移動可能とし、上記ロッド挿入手段による緯方向ロッド
の挿入を、織物ガイドの端部外またはその一部を切り欠
いた穴から行うように、該ロッド挿入手段を設置したこ
とを特徴とするものである。
の三次元織機において、上記ロッド挿入手段により経方
向ロッド群を貫通して挿入される緯方向ロッドの挿入方
向に配置され、挿入した緯方向ロッドの脱落を防止する
脱落防止壁を、製織される織物を経方向ロッドの軸線方
向から見て隙間をもって包絡する形状をもった筒状の織
物ガイドによって形成し、この織物ガイドを、上記ロッ
ド挿入手段と共に上記経方向ロッド群の軸線方向に相対
移動可能とし、上記ロッド挿入手段による緯方向ロッド
の挿入を、織物ガイドの端部外またはその一部を切り欠
いた穴から行うように、該ロッド挿入手段を設置したこ
とを特徴とするものである。
上記装置においては、織物ガイドを、製織された織物に
マトリックス樹脂を含浸させるための受け容器とし、織
物ガイドの上方にマトリックス樹脂を供給するための供
給口を開口させ、また織物ガイドにマトリックス樹脂を
硬化させるためのエネルギ供給手段を付設し、さらに、
筒状をなす織物ガイドの内面に、マトリックス樹脂の硬
化に伴う収縮に対応して断面が製織位置から次第に細く
なるテーパを付することができる。
マトリックス樹脂を含浸させるための受け容器とし、織
物ガイドの上方にマトリックス樹脂を供給するための供
給口を開口させ、また織物ガイドにマトリックス樹脂を
硬化させるためのエネルギ供給手段を付設し、さらに、
筒状をなす織物ガイドの内面に、マトリックス樹脂の硬
化に伴う収縮に対応して断面が製織位置から次第に細く
なるテーパを付することができる。
[作用] 経方向ロッド群に対して複数の方向からロッド挿入手段
によって緯方向ロッドを挿入するに際し、挿入した緯方
向ロッドの脱落を筒状の織物ガイドによって防止し、こ
の織物ガイドをロッド挿入手段と共に上記経方向ロッド
群の軸線方向に相対移動可能にし、しかもロッド挿入手
段による緯方向ロッドの挿入を、織物ガイドの端部外ま
たはその一部を切り欠いた穴から行うようにすると、第
6図によって説明したように、脱落防止壁を避けてロッ
ド挿入手段を配置する必要がなく、ロッド挿入手段とは
無関係に織物ガイドにより脱落防止壁を形成することが
でき、そのため緯方向ロッドの長さはほぼ製織に必要な
長さに設定することができて、無駄が生じるようなこと
はない。
によって緯方向ロッドを挿入するに際し、挿入した緯方
向ロッドの脱落を筒状の織物ガイドによって防止し、こ
の織物ガイドをロッド挿入手段と共に上記経方向ロッド
群の軸線方向に相対移動可能にし、しかもロッド挿入手
段による緯方向ロッドの挿入を、織物ガイドの端部外ま
たはその一部を切り欠いた穴から行うようにすると、第
6図によって説明したように、脱落防止壁を避けてロッ
ド挿入手段を配置する必要がなく、ロッド挿入手段とは
無関係に織物ガイドにより脱落防止壁を形成することが
でき、そのため緯方向ロッドの長さはほぼ製織に必要な
長さに設定することができて、無駄が生じるようなこと
はない。
[実施例] 第1図ないし第3図は、本発明に係る織物ガイド装置を
備えた三次元織機の構成を示している。
備えた三次元織機の構成を示している。
本発明において三次元多軸織物の製造に用いる繊維束
は、予めマトリックスにより結合してロッド化し、それ
によって形成されたロッドの状態で以下に説明する製織
が行われる。
は、予めマトリックスにより結合してロッド化し、それ
によって形成されたロッドの状態で以下に説明する製織
が行われる。
第1図ないし第3図に示す三次元多軸織物製織装置にお
いては、機枠10上に、上記ロッドの多数を経方向ロッド
群1として所要間隔で平行状態に保持するための保持手
段11が、送りねじ12によって昇降可能に支持され、また
経方向ロッド群1の上部を保持するために機枠10には多
孔板13を取付けている。
いては、機枠10上に、上記ロッドの多数を経方向ロッド
群1として所要間隔で平行状態に保持するための保持手
段11が、送りねじ12によって昇降可能に支持され、また
経方向ロッド群1の上部を保持するために機枠10には多
孔板13を取付けている。
上記経方向ロッド群1の間に緯方向ロッド群2を挿入す
るロッド挿入手段15は、一方向から挿入する緯方向ロッ
ド群2の織物組織1サイクル分を配列させるロッド支持
面16を有している。このロッド支持面16は、製織する多
軸織物の組織に応じて傾斜させている。
るロッド挿入手段15は、一方向から挿入する緯方向ロッ
ド群2の織物組織1サイクル分を配列させるロッド支持
面16を有している。このロッド支持面16は、製織する多
軸織物の組織に応じて傾斜させている。
ロッド支持面16に支持させる緯方向ロッドは、経方向ロ
ッド群1の間に挿入するために、製織の進行に伴って、
逐次、経方向ロッド群1における製織方向に相対移動さ
せ、適切な製織位置に保持する必要がある。この移動
は、前述したように経方向ロッド群1の保持手段を送り
ねじ12によって昇降させてもよいが、ロッド挿入手段15
を昇降させることもでき、いずれにしても両者を経方向
ロッド群1の軸線方向に相対移動可能にすればよい。
ッド群1の間に挿入するために、製織の進行に伴って、
逐次、経方向ロッド群1における製織方向に相対移動さ
せ、適切な製織位置に保持する必要がある。この移動
は、前述したように経方向ロッド群1の保持手段を送り
ねじ12によって昇降させてもよいが、ロッド挿入手段15
を昇降させることもでき、いずれにしても両者を経方向
ロッド群1の軸線方向に相対移動可能にすればよい。
上記支持面16上に配列した緯方向ロッドの1サイクル分
を押圧して経方向ロッド群1間に挿入する挿入手段15に
は、織物組織の1サイクル分の緯方向ロッド群2を順次
支持面16上に供給するロッド・マガジン17を付設してい
る。このロッド・マガジン17は、緯方向ロッド群2を所
要の配列状態で供給するために、対向壁18,18に設けた
対応溝19,19間にそれぞれ緯方向ロッド2aを嵌入保持さ
せるようにしたもので、これらの対応溝19,19内に保持
させた緯方向ロッド2aが製織の進行と共に自然落下によ
り順次ロッド支持面16上に供給される。なお、各対応溝
19,19内に保持させる緯方向ロッド2aは、製織すべき三
次元織物の形状に応じてその長さを調整している。
を押圧して経方向ロッド群1間に挿入する挿入手段15に
は、織物組織の1サイクル分の緯方向ロッド群2を順次
支持面16上に供給するロッド・マガジン17を付設してい
る。このロッド・マガジン17は、緯方向ロッド群2を所
要の配列状態で供給するために、対向壁18,18に設けた
対応溝19,19間にそれぞれ緯方向ロッド2aを嵌入保持さ
せるようにしたもので、これらの対応溝19,19内に保持
させた緯方向ロッド2aが製織の進行と共に自然落下によ
り順次ロッド支持面16上に供給される。なお、各対応溝
19,19内に保持させる緯方向ロッド2aは、製織すべき三
次元織物の形状に応じてその長さを調整している。
この三次元多軸織物織機においては、第4図及び第5図
に示すような多軸織物3が製織されるが、このような三
次元多軸織物3では、1方向から挿入する緯方向ロッド
群における織物組織1サイクル分のロッドを、全て上記
支持面16上の一平面内に配列させておいて一挙に経方向
ロッド間に挿入することはできない。
に示すような多軸織物3が製織されるが、このような三
次元多軸織物3では、1方向から挿入する緯方向ロッド
群における織物組織1サイクル分のロッドを、全て上記
支持面16上の一平面内に配列させておいて一挙に経方向
ロッド間に挿入することはできない。
即ち、図示のような三次元4軸織物3においては、一つ
の緯方向ロッド群2の挿入方向から見た場合(第5図参
照)に、経方向ロッド群1に対して挿入する緯方向ロッ
ド群2の織物組織1サイクル分のロッドが、経方向ロッ
ド群1における製織方向に若干ずれた複数の平行平面
P1,P2内、あるいは経方向ロッド群1に対して複雑な傾
斜状態にある平面内にある。従って、経方向ロッド群1
に対して1方向から挿入する緯方向ロッド群2の織物組
織1サイクル分のロッドは、経方向ロッド群1に対して
一挙に挿入しようとする、挿入する緯方向ロッド群の支
持面にロッドごとの高低差を付するなど、織機における
緯方向ロッド挿入手段の構成、製作が非常に複雑にな
る。
の緯方向ロッド群2の挿入方向から見た場合(第5図参
照)に、経方向ロッド群1に対して挿入する緯方向ロッ
ド群2の織物組織1サイクル分のロッドが、経方向ロッ
ド群1における製織方向に若干ずれた複数の平行平面
P1,P2内、あるいは経方向ロッド群1に対して複雑な傾
斜状態にある平面内にある。従って、経方向ロッド群1
に対して1方向から挿入する緯方向ロッド群2の織物組
織1サイクル分のロッドは、経方向ロッド群1に対して
一挙に挿入しようとする、挿入する緯方向ロッド群の支
持面にロッドごとの高低差を付するなど、織機における
緯方向ロッド挿入手段の構成、製作が非常に複雑にな
る。
そのため、緯方向ロッド群2の挿入手段15においては、
第3図において明確にしているように、第5図の複数の
平面P1,P2内に位置する緯方向ロッド2aに対応させて、
緯方向ロッドを押圧挿入するプッシュ・ロッドを分割
し、これらの分割したプッシュ・ロッド20a,20bを個別
的に駆動部材21a,21bに取付けている。これらの駆動部
材21a,21bは、機枠10上に設けた摺動台22上に摺動自在
に配設し、独立して流体圧シリンダ等の駆動装置(図示
せず)により緯方向ロッド2aの挿入方向に押圧駆動され
るものであり、経方向ロッド群1から遠い方に位置する
駆動部材21aのプッシュ・ロッド20aは、経方向ロッド群
1側の駆動部材21bを摺動自在に貫通させている。
第3図において明確にしているように、第5図の複数の
平面P1,P2内に位置する緯方向ロッド2aに対応させて、
緯方向ロッドを押圧挿入するプッシュ・ロッドを分割
し、これらの分割したプッシュ・ロッド20a,20bを個別
的に駆動部材21a,21bに取付けている。これらの駆動部
材21a,21bは、機枠10上に設けた摺動台22上に摺動自在
に配設し、独立して流体圧シリンダ等の駆動装置(図示
せず)により緯方向ロッド2aの挿入方向に押圧駆動され
るものであり、経方向ロッド群1から遠い方に位置する
駆動部材21aのプッシュ・ロッド20aは、経方向ロッド群
1側の駆動部材21bを摺動自在に貫通させている。
機枠10上に、製織された三次元織物3を囲繞するように
配設された筒状の織物ガイド24は、織物3をガイドする
機能を有すると同時に、上記ロッド挿入手段15により経
方向ロッド群1を貫通して挿入される緯方向ロッド2aの
挿入方向にその一部が存在して、挿入した緯方向ロッド
2aの脱落を防止する脱落防止壁として機能せしめられ、
且つ、その内面形状を、製織される織物3を経方向ロッ
ド群1の軸線方向から見て周囲に隙間をもって包絡する
筒状に形成している。
配設された筒状の織物ガイド24は、織物3をガイドする
機能を有すると同時に、上記ロッド挿入手段15により経
方向ロッド群1を貫通して挿入される緯方向ロッド2aの
挿入方向にその一部が存在して、挿入した緯方向ロッド
2aの脱落を防止する脱落防止壁として機能せしめられ、
且つ、その内面形状を、製織される織物3を経方向ロッ
ド群1の軸線方向から見て周囲に隙間をもって包絡する
筒状に形成している。
前記ロッド挿入手段15による緯方向ロッド2aの挿入は、
この織物ガイド24の上方端部外から行うようにしている
が、織物ガイド24の一部を切り欠いた穴から行うように
することもできる。
この織物ガイド24の上方端部外から行うようにしている
が、織物ガイド24の一部を切り欠いた穴から行うように
することもできる。
この織物ガイド24は、機枠10上に固定され、従って上記
ロッド挿入手段15と共に経方向ロッド群1の軸線方向に
相対移動可能に配設されるものである。
ロッド挿入手段15と共に経方向ロッド群1の軸線方向に
相対移動可能に配設されるものである。
また、上記織物ガイド24は、製織された織物3に含浸さ
せるマトリックス樹脂4の漏れ出しを防ぐようにした受
け容器として、マトリックス樹脂含浸部を形成し、その
上部にマトリックス樹脂を注入するための供給管27の供
給口27aを開口させている。さらに、織物ガイド24の内
面には、マトリックス樹脂の硬化に伴う収縮に対応して
断面が製織位置から次第に細くなるテーパを付してい
る。一般に、マトリックスとして使用される樹脂の硬化
収縮は、長さで2〜3%程度であり、従って上記テーパ
により面積で数%程度収縮させる必要がある。
せるマトリックス樹脂4の漏れ出しを防ぐようにした受
け容器として、マトリックス樹脂含浸部を形成し、その
上部にマトリックス樹脂を注入するための供給管27の供
給口27aを開口させている。さらに、織物ガイド24の内
面には、マトリックス樹脂の硬化に伴う収縮に対応して
断面が製織位置から次第に細くなるテーパを付してい
る。一般に、マトリックスとして使用される樹脂の硬化
収縮は、長さで2〜3%程度であり、従って上記テーパ
により面積で数%程度収縮させる必要がある。
この織物ガイド24には、内部に注入したマトリックス樹
脂を硬化させるために、硬化のためのエネルギ供給手段
が付設される。このエネルギ供給手段として、図示の実
施例では、マトリックス樹脂4を加熱硬化するためのヒ
ータ25を設けているが、その他の手段で硬化のための熱
を発生させることもでき、また織物ガイド24の外部から
紫外線や赤外線等の硬化エネルギを照射することもでき
る。
脂を硬化させるために、硬化のためのエネルギ供給手段
が付設される。このエネルギ供給手段として、図示の実
施例では、マトリックス樹脂4を加熱硬化するためのヒ
ータ25を設けているが、その他の手段で硬化のための熱
を発生させることもでき、また織物ガイド24の外部から
紫外線や赤外線等の硬化エネルギを照射することもでき
る。
なお、第4図及び第5図に示すような三次元4軸織物を
製織するには、第2図及び第3図から分かるように、上
述した緯方向ロッドの挿入手段15を経方向ロッド群1の
周囲の3方向に設置することになる。
製織するには、第2図及び第3図から分かるように、上
述した緯方向ロッドの挿入手段15を経方向ロッド群1の
周囲の3方向に設置することになる。
製織中の三次元多軸織物に対して逐次筬打ちを行うた
め、上記機枠10上には製織位置の上方に筬打ち部材31を
取付けている。この筬打ち部材31は、経方向ロッド群1
を取り囲んで緯方向ロッド2aの経方向ロッド群1から外
側へ突出した部分に対向する概略リング形状に形成した
ものであり、この筬打ち部材31上に前記多孔板13を取付
けている。
め、上記機枠10上には製織位置の上方に筬打ち部材31を
取付けている。この筬打ち部材31は、経方向ロッド群1
を取り囲んで緯方向ロッド2aの経方向ロッド群1から外
側へ突出した部分に対向する概略リング形状に形成した
ものであり、この筬打ち部材31上に前記多孔板13を取付
けている。
この筬打ち部材31によって、製織した三次元織物3の筬
打ちを行うに際しては、保持手段11により配列状態にセ
ットした多数本の経方向ロッド群1に対して1サイクル
の緯方向ロッド2aの挿入が終了した状態で、保持手段11
を上記送りねじ12により経方向ロッド群1の軸方向に移
動させ、挿入した緯方向ロッド2aの経方向ロッド群1か
ら外側へ突出した部分を筬打ち部材31に対して押付け
る。
打ちを行うに際しては、保持手段11により配列状態にセ
ットした多数本の経方向ロッド群1に対して1サイクル
の緯方向ロッド2aの挿入が終了した状態で、保持手段11
を上記送りねじ12により経方向ロッド群1の軸方向に移
動させ、挿入した緯方向ロッド2aの経方向ロッド群1か
ら外側へ突出した部分を筬打ち部材31に対して押付け
る。
上述したロッド方式の三次元多軸織物3では、経方向ロ
ッド群1の間に複数方向から挿入した緯方向ロッド2aが
相互に組み合わされた状態になっているため、緯方向ロ
ッド2aの一部を押圧してもその製織状態が簡単に崩れる
ことがなく、従って上記のように緯方向ロッド2aを全体
的に押し固めなくても、十分に筬打ちを行うことができ
る。
ッド群1の間に複数方向から挿入した緯方向ロッド2aが
相互に組み合わされた状態になっているため、緯方向ロ
ッド2aの一部を押圧してもその製織状態が簡単に崩れる
ことがなく、従って上記のように緯方向ロッド2aを全体
的に押し固めなくても、十分に筬打ちを行うことができ
る。
上記構成を有するロッド方式の三次元多軸織物の織機に
よって製織を行うに際しては、経方向ロッド群1の保持
手段11により予め平行配列の状態でセットした多数本の
経方向ロッドに対し、ロッド挿入手段15により複数の方
向から緯方向ロッド2aを挿入するが、そのロッド挿入手
段15による緯方向ロッド2aの挿入は、経方向ロッド群1
を製織の進行に応じて下降させながら、経方向ロッド群
1の間の緯方向ロッド2aの挿入部に対応する複数位置に
おいて、駆動部材21a,21bの選択的駆動により所要のプ
ッシュ・ロッド20a,20bを突出させ、その先端でマガジ
ン17からロッド支持面16上に供給された緯方向ロッドを
押圧することにより、逐次経方向ロッド群1の間に分割
挿入が行われる。
よって製織を行うに際しては、経方向ロッド群1の保持
手段11により予め平行配列の状態でセットした多数本の
経方向ロッドに対し、ロッド挿入手段15により複数の方
向から緯方向ロッド2aを挿入するが、そのロッド挿入手
段15による緯方向ロッド2aの挿入は、経方向ロッド群1
を製織の進行に応じて下降させながら、経方向ロッド群
1の間の緯方向ロッド2aの挿入部に対応する複数位置に
おいて、駆動部材21a,21bの選択的駆動により所要のプ
ッシュ・ロッド20a,20bを突出させ、その先端でマガジ
ン17からロッド支持面16上に供給された緯方向ロッドを
押圧することにより、逐次経方向ロッド群1の間に分割
挿入が行われる。
上記ロッド挿入手段15による挿入により経方向ロッド群
1を貫通して突出する緯方向ロッド2aは、その先端側に
配設された脱落防止壁を構成する織物ガイド24によって
受け止められるため、所要の製織状態に保持され、製織
された織物は織物ガイド24によってガイドされる。
1を貫通して突出する緯方向ロッド2aは、その先端側に
配設された脱落防止壁を構成する織物ガイド24によって
受け止められるため、所要の製織状態に保持され、製織
された織物は織物ガイド24によってガイドされる。
而して、挿入した緯方向ロッド2aの脱落を筒状の織物ガ
イド24によって防止し、この織物ガイド24をロッド挿入
手段15と共に上記経方向ロッド群1の軸線方向に相対移
動可能にし、しかもロッド挿入手段15による緯方向ロッ
ド2aの挿入を、織物ガイド24の端部外またはその一部を
切り欠いた穴から行うようにしているので、第6図によ
って説明したように、脱落防止壁を避けてロッド挿入手
段を配置する必要がなく、ロッド挿入手段15とは無関係
に織物ガイド24により脱落防止壁を形成することがで
き、そのため緯方向ロッド2aの長さはほぼ製織に必要な
長さに設定することができて、無駄が生じるようなこと
はない。
イド24によって防止し、この織物ガイド24をロッド挿入
手段15と共に上記経方向ロッド群1の軸線方向に相対移
動可能にし、しかもロッド挿入手段15による緯方向ロッ
ド2aの挿入を、織物ガイド24の端部外またはその一部を
切り欠いた穴から行うようにしているので、第6図によ
って説明したように、脱落防止壁を避けてロッド挿入手
段を配置する必要がなく、ロッド挿入手段15とは無関係
に織物ガイド24により脱落防止壁を形成することがで
き、そのため緯方向ロッド2aの長さはほぼ製織に必要な
長さに設定することができて、無駄が生じるようなこと
はない。
上記織物ガイド24は、経方向ロッドの軸線方向から見て
隙間をもって包絡する形状をもった筒状をなしているの
で、供給管27の供給口27aを通じて注入されるマトリッ
クス樹脂の受け容器として機能させることができ、製織
の後に織物ガイド24内にマトリックス樹脂を供給して、
製織した織物にマトリックス樹脂を含浸、硬化させるこ
とができる。また、織物ガイド24の内面に付したテーパ
は、マトリックス樹脂の硬化に伴う収縮を吸収し、その
ため製織された三次元織物のガイド及びマトリックス樹
脂の受け容器としての機能を安定的に発揮させることが
できる。
隙間をもって包絡する形状をもった筒状をなしているの
で、供給管27の供給口27aを通じて注入されるマトリッ
クス樹脂の受け容器として機能させることができ、製織
の後に織物ガイド24内にマトリックス樹脂を供給して、
製織した織物にマトリックス樹脂を含浸、硬化させるこ
とができる。また、織物ガイド24の内面に付したテーパ
は、マトリックス樹脂の硬化に伴う収縮を吸収し、その
ため製織された三次元織物のガイド及びマトリックス樹
脂の受け容器としての機能を安定的に発揮させることが
できる。
[発明の効果] 以上に詳述した本発明によれば、ロッド方式の三次元織
物を製織するための織機において、挿入した緯方向ロッ
ドの脱落を脱落防止壁によって防止しながら、緯方向ロ
ッドの長さに無駄が生じないようにした織物ガイド手段
を得ることができる。
物を製織するための織機において、挿入した緯方向ロッ
ドの脱落を脱落防止壁によって防止しながら、緯方向ロ
ッドの長さに無駄が生じないようにした織物ガイド手段
を得ることができる。
第1図は本発明に係る織物ガイド装置を備えた三次元多
軸織物織機の要部側断面図、第2図は上記織機の要部平
面図、第3図は上記織機における緯方向ロッドの挿入状
態を示す説明図、第4図及び第5図は上記織機により製
織される三次元4軸織物の組織を示す平面図及び緯方向
ロッド群の挿入方向からみた斜視図、第6図は従来技術
の問題点を説明するための説明図である。 1……経方向ロッド群、 2……緯方向ロッド群、 2a……緯方向ロッド、 3……三次元多軸織物、11……保持手段、 15……ロッド挿入手段、24……織物ガイド、 25……ヒータ、27a……供給口。
軸織物織機の要部側断面図、第2図は上記織機の要部平
面図、第3図は上記織機における緯方向ロッドの挿入状
態を示す説明図、第4図及び第5図は上記織機により製
織される三次元4軸織物の組織を示す平面図及び緯方向
ロッド群の挿入方向からみた斜視図、第6図は従来技術
の問題点を説明するための説明図である。 1……経方向ロッド群、 2……緯方向ロッド群、 2a……緯方向ロッド、 3……三次元多軸織物、11……保持手段、 15……ロッド挿入手段、24……織物ガイド、 25……ヒータ、27a……供給口。
Claims (7)
- 【請求項1】予め平行配列の状態でセットした多数本の
経方向ロッド群に対して複数の方向から緯方向ロッドを
挿入するロッド挿入手段を、上記経方向ロッド群の軸線
方向に相対移動させながら、該ロッド挿入手段により緯
方向ロッド群を経方向ロッド間に逐次挿入して製織を行
うロッド方式の三次元多軸織物の製織において、 上記ロッド挿入手段による挿入により経方向ロッド群を
貫通して突出する緯方向ロッドを、その先端側に配設さ
れた脱落防止壁を構成する織物ガイドによって受け、 この織物ガイドを、製織される織物を経方向ロッドの軸
線方向から見て隙間をもって包絡する形状をもった筒状
として、製織した織物をガイドさせ、 上記製織は、この織物ガイドをロッド挿入手段と共に経
方向ロッド群の軸線方向に相対移動させながら行い、ロ
ッド挿入手段による緯方向ロッドの挿入を、織物ガイド
の端部外またはその一部を切り欠いた穴から行う、 ことを特徴とするロッド方式三次元多軸織機の織物ガイ
ド方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の方法において、織物ガイ
ドを、製織された織物にマトリックス樹脂を含浸させる
ための受け容器とし、製織と同時に、織物ガイド内にマ
トリックス樹脂を供給して、製織した織物にマトリック
ス樹脂を含浸、硬化させることを特徴とするロッド方式
三次元多軸織機の織物ガイド方法。 - 【請求項3】請求項2に記載の方法において、筒状をな
す織物ガイドの内面に、マトリックス樹脂の硬化に伴う
収縮に対応して断面が製織位置から次第に細くなるテー
パを付し、樹脂の収縮を吸収させることを特徴とするロ
ッド方式三次元多軸織機の織物ガイド方法。 - 【請求項4】経方向ロッド群を予め平行配列の状態でセ
ット可能にした経方向ロッド群の保持手段と、上記経方
向ロッド群の軸線方向に相対移動可能に設置され、経方
向ロッド群に対して複数の方向から緯方向ロッドを挿入
するロッド挿入手段と、を備えたロッド方式の三次元多
軸織機において、 上記ロッド挿入手段により経方向ロッド群を貫通して挿
入される緯方向ロッドの挿入方向に配置され、挿入した
緯方向ロッドの脱落を防止する脱落防止壁を、製織され
る織物を経方向ロッドの軸線方向から見て隙間をもって
包絡する形状をもった筒状の織物ガイドによって形成
し、 この織物ガイドを、上記ロッド挿入手段と共に上記経方
向ロッド群の軸線方向に相対移動可能とし、 上記ロッド挿入手段による緯方向ロッドの挿入を、織物
ガイドの端部外またはその一部を切り欠いた穴から行う
ように、該ロッド挿入手段を設置した、 ことを特徴とするロッド方式三次元多軸織機の織物ガイ
ド装置。 - 【請求項5】請求項4に記載の装置において、織物ガイ
ドを、製織された織物にマトリックス樹脂を含浸させる
ための受け容器とし、織物ガイドの上方にマトリックス
樹脂を供給するための供給口を開口させたことを特徴と
するロッド方式三次元多軸織機の織物ガイド装置。 - 【請求項6】請求項5に記載の装置において、織物ガイ
ドにマトリックス樹脂を硬化させるためのエネルギ供給
手段を付設したことを特徴とするロッド方式三次元多軸
織機の織物ガイド装置。 - 【請求項7】請求項5に記載の装置において、筒状をな
す織物ガイドの内面に、マトリックス樹脂の硬化に伴う
収縮に対応して断面が製織位置から次第に細くなるテー
パを付したことを特徴とするロッド方式三次元多軸織機
の織物ガイド装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2119240A JPH0672340B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | ロッド方式三次元多軸織機の織物ガイド方法及び装置 |
EP91908186A EP0484541B1 (en) | 1990-05-09 | 1991-04-26 | Method and device for weaving three-dimensional multi-axial fabric depending on rods |
US07/778,859 US5228481A (en) | 1990-05-09 | 1991-04-26 | Method and apparatus for weaving rod piercing type three-dimensional multiple-axis fabric |
DE69121668T DE69121668T2 (de) | 1990-05-09 | 1991-04-26 | Verfahren und Vorrichtung zum Weben eines mehrachsigen dreidimensionalen Gewebes mit hilfe von Stäben |
PCT/JP1991/000577 WO1991017293A1 (en) | 1990-05-09 | 1991-04-26 | Method and device for weaving three-dimensional multi-axial fabric depending on rods |
HK98106999A HK1007773A1 (en) | 1990-05-09 | 1998-06-26 | Method and device for weaving three-dimensional multi-axial fabric depending on rods |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2119240A JPH0672340B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | ロッド方式三次元多軸織機の織物ガイド方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0418147A JPH0418147A (ja) | 1992-01-22 |
JPH0672340B2 true JPH0672340B2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=14756437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2119240A Expired - Lifetime JPH0672340B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | ロッド方式三次元多軸織機の織物ガイド方法及び装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5228481A (ja) |
EP (1) | EP0484541B1 (ja) |
JP (1) | JPH0672340B2 (ja) |
DE (1) | DE69121668T2 (ja) |
HK (1) | HK1007773A1 (ja) |
WO (1) | WO1991017293A1 (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5273078A (en) * | 1991-06-28 | 1993-12-28 | Three-D Composites Research Corporation | Rod-type three-dimensional loom and continuous operating method |
JP2000355849A (ja) * | 1999-06-10 | 2000-12-26 | Murata Mach Ltd | 立体構造材の作製方法およびその基布 |
SE520492C2 (sv) | 2000-03-06 | 2003-07-15 | Biteam Ab | Förfarande och anordning för textiltillverkning |
WO2005044483A1 (en) | 2003-11-07 | 2005-05-19 | Ki Ju Kang | Three-dimensional cellular light structures directly woven by continuous wires and the manufacturing method of the same |
US7077167B2 (en) * | 2004-06-14 | 2006-07-18 | Massachusetts Institute Of Technology | Bias weaving machine |
KR101029183B1 (ko) * | 2006-11-29 | 2011-04-12 | 전남대학교산학협력단 | 나선형 와이어로 직조된 3차원의 다공질 경량 구조체 및 그제조 방법 |
KR100794358B1 (ko) | 2006-12-07 | 2008-01-15 | 전남대학교산학협력단 | 덩어리 고체로 구성된 카고메 트러스와 유사한 형상의 셀을갖는 다층 3차원 다공질 구조체 및 그 제조방법 |
KR101114153B1 (ko) | 2010-02-26 | 2012-02-22 | 전남대학교산학협력단 | 3차원 트러스 구조물 직조기와 이를 이용한 3차원 트러스 구조물 제조 방법 |
US8446077B2 (en) | 2010-12-16 | 2013-05-21 | Honda Motor Co., Ltd. | 3-D woven active fiber composite |
CN103789878B (zh) * | 2014-01-29 | 2015-12-09 | 天津工业大学 | 一种夹持式超长穿刺钢针装填装置及其装填定位方法 |
KR101495474B1 (ko) | 2014-03-07 | 2015-02-23 | 전남대학교산학협력단 | 유연성 선상체를 이용한 3차원 격자 트러스 구조체의 제조방법 |
CN104963102B (zh) * | 2015-06-26 | 2017-07-25 | 天津工业大学 | 一种碳纤维立体织物成型的穿刺与压实装置 |
US12049046B2 (en) | 2018-06-09 | 2024-07-30 | Ivan Aleksandrovich MAKAROV | Method of obtaining parallel-perpendicular spherical system of planes |
CN109023668A (zh) * | 2018-10-23 | 2018-12-18 | 天津工业大学 | 一种碳纤维三维织物自动编织机 |
DE102021101792B3 (de) * | 2021-01-27 | 2022-06-09 | Technische Universität Dresden, Körperschaft des öffentlichen Rechts | Prozessiervorrichtung zum Prozessieren eines textilen Werkstücks und Verfahren zum Steuern einer Prozessiervorrichtung |
JP2023135278A (ja) | 2022-03-15 | 2023-09-28 | 株式会社ダイセル | 撮像レンズおよびそれを備えた撮像装置 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3955602A (en) * | 1967-10-16 | 1976-05-11 | Avco Corporation | Apparatus for fabricating three-dimensional fabric material |
US4038440A (en) * | 1972-01-24 | 1977-07-26 | Avco Corporation | Three dimensional fabric material |
US4165355A (en) * | 1978-04-28 | 1979-08-21 | Avco Corporation | Method for manufacture of a substantially mechanically isotropic ceramic composite structure |
FR2564491B1 (fr) * | 1984-05-15 | 1986-09-19 | Aerospatiale | Machine pour la fabrication en continu par tricotage tridimensionnel de profiles en materiau composite |
US5076330A (en) * | 1988-09-29 | 1991-12-31 | Three-D Composites Research Corporation | Three-dimensional multi-axis fabric composite materials and methods and apparatuses for making the same |
US5178705A (en) * | 1988-09-29 | 1993-01-12 | Three-D Composites Research Corporation | Methods of making three dimensional composite fabric where bonding takes place while inserting of the weft is in progress |
JPH0291263A (ja) * | 1988-09-29 | 1990-03-30 | Suriid Konpo Res:Kk | 三次元多軸織物複合材料の製造方法及びその装置 |
JPH02104742A (ja) * | 1988-10-14 | 1990-04-17 | Three D Konpo Res:Kk | 三次元多軸織物を基材とする複合材料の製造方法及びその装置 |
JPH02112441A (ja) * | 1988-10-17 | 1990-04-25 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 三次元織機の緯入れ方法 |
JPH02169741A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-29 | Three D Konpo Res:Kk | 三次元織物の高密度化製織方法及び装置 |
-
1990
- 1990-05-09 JP JP2119240A patent/JPH0672340B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-04-26 DE DE69121668T patent/DE69121668T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-26 US US07/778,859 patent/US5228481A/en not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-26 EP EP91908186A patent/EP0484541B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-04-26 WO PCT/JP1991/000577 patent/WO1991017293A1/ja active IP Right Grant
-
1998
- 1998-06-26 HK HK98106999A patent/HK1007773A1/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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WO1991017293A1 (en) | 1991-11-14 |
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