JPH02104742A - 三次元多軸織物を基材とする複合材料の製造方法及びその装置 - Google Patents

三次元多軸織物を基材とする複合材料の製造方法及びその装置

Info

Publication number
JPH02104742A
JPH02104742A JP63258549A JP25854988A JPH02104742A JP H02104742 A JPH02104742 A JP H02104742A JP 63258549 A JP63258549 A JP 63258549A JP 25854988 A JP25854988 A JP 25854988A JP H02104742 A JPH02104742 A JP H02104742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rods
rod
matrix
composite material
weaving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63258549A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0341585B2 (ja
Inventor
Masahiko Kanehara
雅彦 金原
Kenji Fukuda
健二 福多
Hironobu Takahama
裕宣 高濱
Ietsugu Santou
家嗣 山藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THREE D KONPO RES KK
Three D Composites Research Corp
Original Assignee
THREE D KONPO RES KK
Three D Composites Research Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THREE D KONPO RES KK, Three D Composites Research Corp filed Critical THREE D KONPO RES KK
Priority to JP63258549A priority Critical patent/JPH02104742A/ja
Priority to US07/331,285 priority patent/US5076330A/en
Publication of JPH02104742A publication Critical patent/JPH02104742A/ja
Publication of JPH0341585B2 publication Critical patent/JPH0341585B2/ja
Priority to US07/770,475 priority patent/US5178705A/en
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)
  • Looms (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] ニーズに沿った複合構造の設計と、設計された通りの複
合構造を実現するための形成技術は、設計主導型の材料
としての複合材料の中心的課題である。特に、繊維の複
合化に際して、繊維や織物などの強化材の配向や積暦状
憇を最適化し、製品に要求される性能に応じた特性の等
方性や異方性を発現させるための基材構成技術が重視さ
れてきている。
本発明は、上述したm維の配向の最適化を実現できるよ
うにした三次元多軸織物を基材とする複合材料を製造す
る方法及びその装置に関するものである。
[従来の技術] 従来から、三次元3軸織物を自動的に製織する種々の自
動織機が開発、提案され、例えば米国特許第3,955
,4102号明細書にもその一例が示されている。しか
しながら、これらの織機においては、通常、それによっ
て製織される三次元織物の#&雄や織物等の配向が特定
され、形成される基材構造を種々変更することは不能ま
たは容易ではなく、通常はそれぞれの織機に特有の基材
構造しか得ることができない、そのため、繊維配向の最
適化を実現できるようにした三次元多軸織物を製造する
技術の開発が望まれている。
また、従来、三次元織物をマトリックスで結合すること
により複合材料を成形する場合には、予め三次元織物の
製織を行った後に、そのm雌や繊維束間にマトリックス
を充填し、このマトリックスの硬化によって上記繊維や
繊維束を結合しているのが通例である。しかしながら、
このような方法によって複合材1を形成すると、マトリ
ックス全体を均一に硬化させることが困難である。即ち
1例えば、マトリックスを加熱または冷却する場合に複
合材料の周辺部と中心部の温度を均等化することは非常
に困難であり、またマトリックスの硬化に際して複合材
料内部で熱が発生するような場合には、複合材料の中心
部分の熱が散逸し難く、全体的に温度が不均一になり、
それに伴う硬化収縮や熱歪により硬化したマトリックス
中に多数のクラックが発生するという閏題があった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の技術的課題は、三次元多軸織物複合材料におけ
るm維や糸の配向を自由に設定できて、3軸以上の各種
構造を有する三次元多軸織物複合材料を容易に得ること
ができ、しかもその複合材料の製造に際して、上記クラ
ックが発生するのを防止し、それによって強度の低下の
ない三次元多軸織物を基材とする複合材料を製造するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段] 上記課題を解決するための本発明の複合材料の製造方法
は、同一方向に向けたm離京をマトリックスにより結合
してロフト化し、それらのロッドを用いて三次元多軸織
物を製織するに際し、上記ロッドの織り込みを行いなが
ら逐次そのロッドのマトリックスを成形することを特徴
とするものである。この場合に、マトリックスの成形を
筬によって製織と同時に行うことができる。
また1本発明の複合材料の製造装置は、同一方向に向け
たm離京をマトリックスにより結合したロッドの多数を
経方向ロッド群として平行状態に保持するための保持手
段、上記経方向ロッド群におけるロッド間に、その経方
向ロッ:゛群に対して直交する少なくとも複数軸方向か
ら多数のロッドを平行状態に保持して押圧挿入するロッ
ド押圧機構が設けられたロッド挿入手段、及び上記ロッ
ド挿入手段により経方向ロッド群に対して挿入されたロ
ッドを逐次硬化成形する手段を備えたことを特徴として
いる。この場合に、ロッドを逐次硬化成形する手段とし
て、製織のための筬にロッドを加熱する手段を付設する
ことができる。
[作 用] 三次元多軸織物を基材とする複合材料の製造に際し、上
述の繊維束をマトリックスにより結合したロッドを用い
ると、その多数を平行状態に配置したロッド群における
各ロッドを、他の複数軸方向のロッド間に押圧挿通する
ことによって繊維や繊維束を三次元配列させることがで
き、通常の三次元織物のように、m維や糸の端部に耳を
作る必要がない、また、その複合材料を得るための装置
は、平行状態に配置した多数のロッドを他の複数軸方向
のロッド間に押圧挿入する機構を設ければよく、その機
構によるロッドの挿入方向を適宜変更することにより、
3軸以上のロッド配向が自由に設定された各種組織の三
次元織物複合材料を得ることが可能になり、ニーズに応
じた繊維配向の最適化を実現することが可能になる。
また、上記ロッドを用いて三次元多軸織物を製織するに
際し、ロッドの織り込みを行いながら逐次そのロッドの
マトリックスを筬等によって加熱成形するようにしてい
るので、予め三次元織物の製織を行った後にマトリック
スを充填、硬化させる場合のように、熱歪によりマトリ
ックス中に多数のクラックが発生するのを防止し、均質
で強度のある複合材料が得られる。
[実施例〕 本発明において三次元多軸織物の製造に用いる繊維束は
、予め多数の繊維を同一方向に向けた状態でマトリック
スにより結合してロー2ド化し、それによって形成され
たロッドの状態で以下に説明する製織が行われる。
上記ロッドを形成するHh維としては1例えば。
炭素繊維、アラミド繊維、ガラスm維等の高強度繊維を
用いることができ、また上記マトリックスとしては、エ
ポキシ樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂、ポリイ
ミド樹脂、アクリル樹脂、ナイロン、PEEK等の熱可
塑性樹脂、あるいは金属材料、セラミックス、ガラス等
の無機質材料を用いることができる。これらの樹脂等か
らなるマトリックスは、三次元多軸織物の製織に際し、
加熱その他の処理によって予め硬化させておくこともで
きるが、製織に耐える程度の剛性を有していれば、半硬
化または未硬化の状態で製織を行うことができ、さらに
その状態で剛性が不十分であれば、冷却その他の手段に
より製織を行う間−時的に剛性を保持させることもでき
る。また、三次元多軸織物複合材料をCTCコンポジッ
トによって形成する場合には、マトリックスにより硬化
させたロッドを製織後に焼成すればよい。
第1図ないし第3図は、上記ロッドを用いて三次元多軸
織物複合材料を製造する装置の一例を示している。この
装置においては、41枠!上に、上述したロッド10の
多数を経方向ロッド群11として所要間隔で平行状態に
保持するための保持手段2、多数のロッドを平行状態に
保持して、それらをカッター装置4により所要長に切断
しながら、ロッド押圧機構5により上記経方向ロッド群
1■におけるロッド10間に押圧挿入するようにしたロ
ッド挿入手段3.及び筬打ち機構6を備えている。
上記経方向ロッド群11の保持手段2としては、機枠1
に上下摺動自在の支持台15を設けて、この支持台15
上に回転可能に支持されたロッド保持盤1Bに経方向ロ
ッド群11を固定的に保持させる機構を用いている。ロ
ッド保持盤16への経方向ロッド群11の装着には、例
えばロッド保持盤18上に各ロッド10の先端を圧入す
る小穴を所要間隔で列設するとか、多数のロッド10を
配列状態で保持する適宜チャックなどを用い、経方向ロ
ッド群11の上端は、機枠1の上方に設けた案内穴1B
から適宜突出させる。
この支持台15は、製織の進行に伴って下降させるもの
で、その上下摺動は、第2図に模式的に示すように、機
枠1内に配設したモータ20で゛、ベルト21を介して
、支持台15の一部に螺挿した送りねじ22を回転させ
ることにより行われる。なお、機枠1にはこの支持台1
5の上下を案内する適宜のガイド24が設けられる。
また、支持台15上のロッド保持51t6を回転させる
ため、機枠1には、モータ30でベルト31を介して回
転せしめられるスプラインi&32を支持台J5の移動
方向に向けて配設し、支持台15上に、このスプライン
軸32との間で回転は伝達されるが軸方向には自由に摺
動するプーリー34を回転自在に支持させ、このプーリ
ー34からロッド保持盤18の周囲に設けたプーリー3
8にベルト35を介して回転を伝達するように構成され
る。
一方、機枠lに設けた緯方向ロッドの挿入手段3は、平
行状態に保持した多数の長尺のロッド素材12を所要の
長さに切断するカッター装置4、上記ロッド保持盤1B
に装着した経方向ロッド群11の間に切断した緯方向ロ
ッド群13を順次押圧挿入するロッド押圧機構5等を備
えている。
その構成を具体的に説明すると、機枠lに取付けられて
このロッド挿入手段3を支持するテーブル40には、長
尺のロッド素材12の多数を並列状態で送給する機構を
備えると共に、それらのロッド素材12を切断するカッ
ター装置4を備えたロフト案内台43が設けられ、この
ロフト案内台43は、第1図及び第3図かられかるよう
に、テーブル40上にモータ45,4Bで緯方向ロッド
群13の挿入方向及びそれと直交する方向に移動可能に
設置した駆動台48に取付けられている。上記モータ4
5,4Bは、ロッド保持盤1Gに装着した経方向ロッド
群11とロッド案内台43との位置的関係を設定するた
めのものである。
上記ロッド案内台43上に設けられた一対の供給ローラ
50,50は、モータ51による回転駆動により長尺の
ロッド素材12の多数を並列状態で送給するものであり
、それによって所要位置まで供“給されたロッド素材1
2は、カッター装置4により所要長に切断される。この
カッター装W4は、モータ55により回転駆動されるカ
ンタ−5Bを送り用モータ57によってごラド素材12
の送給方向と直交する方向に移動させ、それによって平
行状態に配列されたロッド素材12を一挙に切断するも
のである。
カッター装置4により切断された緯方向ロッド群工3は
、モータ5Iによる一対の供給ローラ5(1、5(1の
回転により後続のロッド素材12が送給されるとキ、後
続のロッド素材12に押し出されて経方向ロッド群11
間に押圧挿入され、従って上記モータ51により駆動さ
れる一対の供給ローラ50 、 ffoが、前述したロ
ッド押圧機構5を構成することになる。
また、第2図かられかるように、機枠lには前記筬打ち
機構8を設けている。この筬打ち機構8は、筬打ちのた
めに昇降させる筬取付台60を備え、その昇降は、機枠
1内に配設したモータ61で、ベルト62を介して、W
c取付台60の一部に螺挿した送りねじ63を回転させ
ることにより行われる。なお、機枠1にはこの筬取付台
6oの上下を案内する適宜のガイド65が設けられる。
また、筬取付台60上に設けた筬66を、前記支持台1
5上に設けたロッド保持盤16と同期回転させるため、
筬取付台60上に回転自在に支持させたプーリー88を
、機枠]に回転自在に支持させてモータ30によりベル
ト31を介して回転するようにした前記スプライン軸3
2上に配設して、また、支持台15上に、このスプライ
ン軸32との間で回転は伝達されるが軸方向には自由に
摺動するプーリー34を回転自在に支持させ、このプー
リー34からロッド保持盤16の周囲に設けたプーリー
38にベルト35を介して回転を伝達するように構成さ
れる。
上記筬66は、それ自体を通電により発熱するセラミッ
クス等により構成し、あるいは通常の筬に適宜発熱体を
取付けることにより構成したもので、製織のための筬打
ちを行う際に、織り込んだロッドをこの筬により逐次加
熱し、そのロッド自体のマトリックス、または別途追加
したマトリックス材料やその他の接着剤等の加熱により
、ロッド10を相互を結合させ、それによって三次元多
軸織物複合材料が成形される。
なお、ロッドを逐次硬化成形する手段として。
上記筬にロッドを加熱する手段を付設する代りに、経方
向ロッド群11の間に逐次織り込んだロッドを加熱する
ための適宜手段1例えば赤外線加熱装置等を機枠1に付
設することもできる。上述した発熱体を付設した筬68
を用いる場合には、筬打ちを行う関係で緯方向ロッド群
13を経方向ロッド群11に対して垂直な多軸方向から
挿入する必要があるが、上記赤外線加熱装置等を用いた
場合には、筬打ちを行わないため、ロッド挿入手段3や
カッター装W14を設けたロッド案内台43をテーブル
40に対し傾斜可能とし、緯方向ロッド群13を経方向
ロッド群11に対して適宜傾斜させて挿入することが可
能になり、ニーズに応じた繊維配向の最適化を実現する
ことができる。
上記構成を有する複合材料の製造装置においては、繊維
束をマトリックスにより結合してロッド化し、それらの
ロッドの多数を平行状態に立設した経方向ロッド群11
に対し、モータ51による一対の供給ローラ50,50
の回転駆動により、カッター装置4で所要長に切断され
た緯方向ロッド群13を並列状態で押圧挿入し、さらに
、モータ30から、ベル) 31.  スプライン軸3
2.プーリー34及びプーリー36等を介してロッド保
持盤16を必要角度だけ回転させて、上記緯方向ロッド
群13の押圧挿入を繰返すと、少なくとも3軸方向にロ
ッド群を配向させた三次元多軸織物が形成される。この
場合に、モータ30の回転にともなって筬66もロッド
保持盤16と同期回転せしめられる。
なお、この製織に際しては、支持台15を′製織の進行
に伴って下降させ、経方向ロッド群11における緯方向
ロッド群13の挿入位置をテーブル40で支持された緯
方向ロッド群13を押圧挿入するためのロッド押圧機構
5に対応させる。
上記筬打ち機構8は、各緯方向ロッド群13の押圧挿入
時に逐次動作させ、筬打ちを行うもので。
この筬打ちは、モータ81で送りねじ63を回転させる
ことにより筬取付台60を降下させ、織り込んだ緯方向
ロッド群13を筬取付台80上の筬6Bで押圧すること
により行われる。この筬66は、筬打ちに際してその発
熱体に通電することにより、織り込んだロッドを逐次加
熱し、それによってマトリックス等の成形が行われる。
なお、前述した各モータは1図示しない制御装置による
必要な制御のもとに、所要のタイミングで所要量だけ回
転せしめられることは勿論である。
上記実施例においては、ロッド挿入手段3として、単一
のロッド押圧機構5を設けた場合を示しているが、この
ロッド押圧機構5は、上記経方向ロッド群11に対して
文型する複数軸方向にそれぞれ設置することもでき、そ
れらによって同時に、あるいは順次に、経方向ロッド群
に対して緯方向ロッド群13を押圧挿入することができ
る。
また、上記実施例においては、ロッド保持盤16の回転
により経方向ロッド群!1を逐次回転させながら、その
経方向ロッド群11に所定の方向から緯方向ロッド群1
3を挿入するようにしているが、逆に、固定的に配置し
た経方向ロッド群11の周囲において緯方向ロッド群1
3を押圧挿入するロッド押圧機構5を回転させ1両者の
相対的位置関係を適切に保持して複数軸方向から緯方向
ロッド群を挿入することもできる。
さらに、上記支持台15を製織の進行に伴って下降させ
ることなく、それを機枠1に固定的に設け、これに対し
てロッド挿入手段3を支持するテーブル40を、製織の
進行に伴って上昇させるようにしてもよい、緯方向ロッ
ド群13のロッド1(は、カッター装置4で切断しなが
ら他のロッド群の間に挿入することもできるが、それら
を予め所要長に切断しておき、それを適宜のロッド押圧
機構で他のロッド群の間に挿入することもできる。
このような三次元多軸織物複合材料の製造に際し、上述
の繊維束をマトリックスにより結合したロッドを用いる
と、その多数を平行状態に配置したロッド群における各
ロッドを、他の複数軸方向のロッド間に容易に挿通する
ことが可能になり、そのためロッドの押圧挿入によって
三次元織物を容易に形成することができる。また、その
三次元織物を得るための装置は、平行状態に配置した多
数のロッドを他の複数軸方向のロッド間に押圧挿入する
機構を設ければよく、その機構によるロッドの挿入方向
を変え、あるいはその機構の複数を設置することにより
、織機を3軸以上のロッド配向が自由に設定された各種
組織の三次元織物に対1  応させることが可能になる
。さらに、am束をマトリックスにより結合したロッド
を用いて製織を行うので、織物の端部に耳を作る必要が
なく、耳を作るための機構も設置の必要がないので、装
置が単純化される。
また、上記ロッドを用いて三次元多軸織物を製織するに
際し、ロッドの織り込みを行いながら逐次そのロッドの
マトリックスを筬等によって加熱成形するようにしてい
るので、予め三次元織物の製織を行った後にマトリック
スを充填、硬化させる場合のように、熱歪によりマトリ
ックス中に多数のクラックが発生するのを防止し、均質
で強度のある複合材料が得られる。
[発明の効果] このような本発明の複合材料製造方法及びその装置によ
れば、三次元多軸織物複合材料におけるramや糸の配
向を自由に設定できて、3軸・以上の各種構造を有する
三次元多軸織物複合材料を容易に得ることができ、しか
もその複合材料の成形に際して前記クラックが発生する
のを防止し、それによって強度の低下のない三次元多軸
織物複合材料を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る三次元多軸織物複合材料製造装置
の実施例を示す外観斜視図、第2図は上記装置の主要部
を展開状態で示す構成図、第3図は緯方向ロッド挿入手
段の構成例を示す分解斜視図である。 2φ・保持手段、 3−・ロッド挿入手段、 5・・ロッド押圧機構。 6 ・・波打ち機構、    l(+−Φロッド、11
番−経方向ロッド群、 1a・・緯方向ロッド群、8B・・筬。 第2図 第3図 々

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、同一方向に向けた繊維束をマトリックスにより結合
    してロッド化し、それらのロッドを用いて三次元多軸織
    物を製織するに際し、上記ロッドの織り込みを行いなが
    ら逐次そのロッドのマトリックスを成形することを特徴
    とする三次元多軸織物を基材とする複合材料の製造方法
    。 2、同一方向に向けた繊維束をマトリックスにより結合
    してロッド化し、それらのロッドを用いで三次元多軸織
    物を製織するに際し、筬によって製織と同時にマトリッ
    クスの加熱成形を行うことを特徴とする三次元多軸織物
    を基材とする複合材料の製造方法。 3、同一方向に向けた繊維束をマトリックスにより結合
    したロッドの多数を経方向ロッド群として平行状態に保
    持するための保持手段、 上記経方向ロッド群におけるロッド間に、その経方向ロ
    ッド群に対して直交する少なくとも複数軸方向から多数
    のロッドを平行状態に保持して押圧挿入するロッド押圧
    機構が設けられたロッド挿入手段、及び 上記ロッド挿入手段により経方向ロッド群に対して挿入
    されたロッドを逐次硬化成形する手段、を備えたことを
    特徴とする三次元多軸織物を基材とする複合材料の製造
    装置。 4、特許請求の範囲第3項記載の装置において、製織の
    ための筬を備え、ロッドを逐次硬化成形する手段として
    、上記筬にロッドを加熱する手段を付設したことを特徴
    とする三次元多軸織物を基材とする複合材料の製造装置
JP63258549A 1988-09-29 1988-10-14 三次元多軸織物を基材とする複合材料の製造方法及びその装置 Granted JPH02104742A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63258549A JPH02104742A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 三次元多軸織物を基材とする複合材料の製造方法及びその装置
US07/331,285 US5076330A (en) 1988-09-29 1989-03-31 Three-dimensional multi-axis fabric composite materials and methods and apparatuses for making the same
US07/770,475 US5178705A (en) 1988-09-29 1991-10-03 Methods of making three dimensional composite fabric where bonding takes place while inserting of the weft is in progress

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63258549A JPH02104742A (ja) 1988-10-14 1988-10-14 三次元多軸織物を基材とする複合材料の製造方法及びその装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02104742A true JPH02104742A (ja) 1990-04-17
JPH0341585B2 JPH0341585B2 (ja) 1991-06-24

Family

ID=17321776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63258549A Granted JPH02104742A (ja) 1988-09-29 1988-10-14 三次元多軸織物を基材とする複合材料の製造方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02104742A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991017293A1 (en) * 1990-05-09 1991-11-14 Three-D Composites Research Corporation Method and device for weaving three-dimensional multi-axial fabric depending on rods

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1991017293A1 (en) * 1990-05-09 1991-11-14 Three-D Composites Research Corporation Method and device for weaving three-dimensional multi-axial fabric depending on rods
US5228481A (en) * 1990-05-09 1993-07-20 Three-D Composites Research Corporation Method and apparatus for weaving rod piercing type three-dimensional multiple-axis fabric

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0341585B2 (ja) 1991-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5429853A (en) Method for producing a fiber reinforcement for a component of composite material, and composite component comprising such a reinforcement
US5076330A (en) Three-dimensional multi-axis fabric composite materials and methods and apparatuses for making the same
CN101304859B (zh) 根据tfp工艺生产单层或多层纤维预制体的方法
JPH0244945B2 (ja)
JP3267724B2 (ja) 複合構成材のための繊維補強材の製造方法およびその方法により得られる繊維補強材、並びに、この繊維補強材を含む複合構成材の製造方法
GB2250519A (en) Needling apparatus for fibrous preform
US20060169396A1 (en) Method for producing a three-dimensional preform
US4467838A (en) Apparatus and process for producing woven, non-linear shapes from graphite fabric, and the like, and products produced therefrom
US5178705A (en) Methods of making three dimensional composite fabric where bonding takes place while inserting of the weft is in progress
JP2022165968A (ja) 織布複合材料の連続的な製造のためのシステムおよび方法
US4816327A (en) Fabric made from flat thermoplastic melt impregnated tow
JPH01148840A (ja) 立体賦形用織物及びその製造方法
JPS6214667B2 (ja)
JPH0672340B2 (ja) ロッド方式三次元多軸織機の織物ガイド方法及び装置
JPH02104742A (ja) 三次元多軸織物を基材とする複合材料の製造方法及びその装置
CA1159808A (en) Process and machine for manufacturing pieces of revolution made of three-dimensional material of which the generatrix has at least one concave part
CN108097985A (zh) 一种法线纹加工机
JPH036270B2 (ja)
US4947897A (en) Method for producing a fabric made from thermoplastic melt impregnated tow
US6843280B2 (en) Weaving device for the production of thick textile armatures and armatures thus obtained
JPH0670295B2 (ja) ロッド方式三次元織物織機における筬打ち方法及び装置
US20030121590A1 (en) Process for producing a multi-directional textile preform, device for practicing it and preform thus obtained
JPH03281233A (ja) 三次元織物複合材料のマトリックス硬化方法及びその装置
JPH0347342B2 (ja)
JPH01246439A (ja) 立体賦形用織物およびその製造方法