JPH0347342B2 - - Google Patents
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- JPH0347342B2 JPH0347342B2 JP62143780A JP14378087A JPH0347342B2 JP H0347342 B2 JPH0347342 B2 JP H0347342B2 JP 62143780 A JP62143780 A JP 62143780A JP 14378087 A JP14378087 A JP 14378087A JP H0347342 B2 JPH0347342 B2 JP H0347342B2
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- JP
- Japan
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- spherical
- jig
- fabric
- woven
- threads
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q15/00—Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
- H01Q15/14—Reflecting surfaces; Equivalent structures
- H01Q15/16—Reflecting surfaces; Equivalent structures curved in two dimensions, e.g. paraboloidal
- H01Q15/161—Collapsible reflectors
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D3/00—Woven fabrics characterised by their shape
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D37/00—Circular looms
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/08—Mirrors
- G02B5/10—Mirrors with curved faces
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q15/00—Devices for reflection, refraction, diffraction or polarisation of waves radiated from an antenna, e.g. quasi-optical devices
- H01Q15/14—Reflecting surfaces; Equivalent structures
- H01Q15/141—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing reflecting surfaces
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Looms (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、宇宙通信用アンテナや、赤外線望
鏡、太陽光集光装置などに用いるパラボラ鏡製作
のための球面状賦形織物を織るために適した球面
織物に関するものである。
鏡、太陽光集光装置などに用いるパラボラ鏡製作
のための球面状賦形織物を織るために適した球面
織物に関するものである。
従来の球面織物は、平織布を円形に裁断、これ
を積層成形して、第４図に示す球面織物４０を製
作していたが、これは第５図に示すような平織布
４１の繊維状態にあり、球面に成形した場合、円
形中央部が引伸ばされるか、周辺にたるみができ
ると共に、円周方向の強度も繊維の方向以外は非
常に弱いものとなる。従ってこのような状態で製
作された球面又はパラボラ反射鏡は、使用に際し
て、時候、温度変化により変形を生じ易く、反射
鏡面の性能を悪化させる原因となっていた。
を積層成形して、第４図に示す球面織物４０を製
作していたが、これは第５図に示すような平織布
４１の繊維状態にあり、球面に成形した場合、円
形中央部が引伸ばされるか、周辺にたるみができ
ると共に、円周方向の強度も繊維の方向以外は非
常に弱いものとなる。従ってこのような状態で製
作された球面又はパラボラ反射鏡は、使用に際し
て、時候、温度変化により変形を生じ易く、反射
鏡面の性能を悪化させる原因となっていた。
この様な従来のパラボラアンテナ、又は反射鏡
等は、その製作に際し、円周方向の不均質性、球
面成形に伴う中央部の引張りと周辺部のたるみを
生じ、成形された球面体の強度や応力分布の不均
一を生じ、例えばパラボラ反射鏡として使用する
球面に、変形が生じ易く反射面としての性能が不
充分で、かつ信頼性に欠けるものであった。
等は、その製作に際し、円周方向の不均質性、球
面成形に伴う中央部の引張りと周辺部のたるみを
生じ、成形された球面体の強度や応力分布の不均
一を生じ、例えばパラボラ反射鏡として使用する
球面に、変形が生じ易く反射面としての性能が不
充分で、かつ信頼性に欠けるものであった。
この発明は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、織り方として、放射状のた
て糸に、該放射状糸の要を中心にして、周廻する
よこ糸を組織させることにより、円周方向及び放
射方向に糸が配列した均質の織物が得られると共
に、織り上げる過程で、例えば球面治具を用いる
ことにより直接立体形状に仕上げることができる
ため、例えばパラボラ反射鏡の鏡面としての加工
中及び使用中に変形等を生ずる心配がない。球面
を有する立体形状の織物を製作する球面布織機を
得ることを目的とする。
めになされたもので、織り方として、放射状のた
て糸に、該放射状糸の要を中心にして、周廻する
よこ糸を組織させることにより、円周方向及び放
射方向に糸が配列した均質の織物が得られると共
に、織り上げる過程で、例えば球面治具を用いる
ことにより直接立体形状に仕上げることができる
ため、例えばパラボラ反射鏡の鏡面としての加工
中及び使用中に変形等を生ずる心配がない。球面
を有する立体形状の織物を製作する球面布織機を
得ることを目的とする。
この発明の球面布織機は所要数のたて糸を外周
部で保持するとともに、円周側たて糸の端部で移
動する杼チヤツクによって交互にたて糸を移動さ
せる機構と、周面のよこ糸を引掛け中心方向へお
さ打ちする機構と、たて糸相互間によこ糸を通す
ためのよこ糸回動機構と、織り上つた布を球面状
に保つ手段とを備えたものである。
部で保持するとともに、円周側たて糸の端部で移
動する杼チヤツクによって交互にたて糸を移動さ
せる機構と、周面のよこ糸を引掛け中心方向へお
さ打ちする機構と、たて糸相互間によこ糸を通す
ためのよこ糸回動機構と、織り上つた布を球面状
に保つ手段とを備えたものである。
この発明に係る球面布織機は球面状の織物を得
るために、放射状に張ったたて糸を外周部で、所
要数のたて糸を交互に持ちかえ、この持ちかえに
より生ずるたて糸相互間に円周方向のよこ糸が回
動してよこ糸を通し、球面治具の治具面に沿って
球面織物を織り上げ、織り上げられた球面織物
を、球面治具に装着したまま装置本体から取り外
すものである。
るために、放射状に張ったたて糸を外周部で、所
要数のたて糸を交互に持ちかえ、この持ちかえに
より生ずるたて糸相互間に円周方向のよこ糸が回
動してよこ糸を通し、球面治具の治具面に沿って
球面織物を織り上げ、織り上げられた球面織物
を、球面治具に装着したまま装置本体から取り外
すものである。
以下この発明の一実施例を図に示し説明する。
第１図はこの発明の一実施例による球面布織機の
正面図である。図に於て、４は上チヤツクで、上
チヤツク取付板４５に所定円周を等分割する位置
に複数固定されたものであり、各チヤツクは択一
的にたて糸用杼２を保持する。５は下チヤツク
で、上チヤツク４と対応する位置に基台５０に固
定された下チヤツク取付板４６に複数固定され、
角チヤツクは上チヤツク４と同様に択一的にたて
糸用杼２を保持し、たて糸用杼２は布織時、交互
に上下チヤツク４，５に保持されることになる。
６は円周４で、糸巻枠に巻かれており、この糸巻
枠は回転自在にシヤフトに挿入され、このシヤフ
トはターンテーブル５１に固定されている。７は
円周よこ糸の引張機構で、ターンテーブル５１に
シヤフトを介して固定され、円周よこ糸６に所定
の張力を与えるものである。８はモータで、フレ
ーム５２に固定され基台５０にねじ固定されてい
る。このモータ８はその回転軸の一端にモータ側
歯車５３が取付けられており、その歯車５３は内
周面に歯を有するドーナツ状のターンテーブル側
歯車５４と連結されている。ターンテーブル側歯
車５４はターンテーブル５１に固定されており、
ターンテーブル５１は基台５０に対して回転でき
るようベアリング５５を介して取付けられてい
る。従って、モータ８が回転すると歯車５３，５
４にその回転が伝達され、ターンテーブル５１が
回転し、このターンテーブル５１に設けられた円
周用よこ糸６も回動することになる。９はフレー
ム５２に設けられたシリンダで、その移動軸の一
端は上チヤツク取付板４５に固定され、シリンダ
９の移動軸の上下移動に従ってガイド１０に案内
されて上チヤツク取付板４５が上下し、上チヤツ
ク４も上下することになる。１１は基台５０に脱
着自在に固定された球面治具であり、その表面は
目的とする立体球面布を得るために、完全な球面
やパラボラ曲面や非対称曲面の場合も有り、以上
これらの曲面を含め単に球面として説明する。
第１図はこの発明の一実施例による球面布織機の
正面図である。図に於て、４は上チヤツクで、上
チヤツク取付板４５に所定円周を等分割する位置
に複数固定されたものであり、各チヤツクは択一
的にたて糸用杼２を保持する。５は下チヤツク
で、上チヤツク４と対応する位置に基台５０に固
定された下チヤツク取付板４６に複数固定され、
角チヤツクは上チヤツク４と同様に択一的にたて
糸用杼２を保持し、たて糸用杼２は布織時、交互
に上下チヤツク４，５に保持されることになる。
６は円周４で、糸巻枠に巻かれており、この糸巻
枠は回転自在にシヤフトに挿入され、このシヤフ
トはターンテーブル５１に固定されている。７は
円周よこ糸の引張機構で、ターンテーブル５１に
シヤフトを介して固定され、円周よこ糸６に所定
の張力を与えるものである。８はモータで、フレ
ーム５２に固定され基台５０にねじ固定されてい
る。このモータ８はその回転軸の一端にモータ側
歯車５３が取付けられており、その歯車５３は内
周面に歯を有するドーナツ状のターンテーブル側
歯車５４と連結されている。ターンテーブル側歯
車５４はターンテーブル５１に固定されており、
ターンテーブル５１は基台５０に対して回転でき
るようベアリング５５を介して取付けられてい
る。従って、モータ８が回転すると歯車５３，５
４にその回転が伝達され、ターンテーブル５１が
回転し、このターンテーブル５１に設けられた円
周用よこ糸６も回動することになる。９はフレー
ム５２に設けられたシリンダで、その移動軸の一
端は上チヤツク取付板４５に固定され、シリンダ
９の移動軸の上下移動に従ってガイド１０に案内
されて上チヤツク取付板４５が上下し、上チヤツ
ク４も上下することになる。１１は基台５０に脱
着自在に固定された球面治具であり、その表面は
目的とする立体球面布を得るために、完全な球面
やパラボラ曲面や非対称曲面の場合も有り、以上
これらの曲面を含め単に球面として説明する。
次に、この出願の発明の一実施例を要部をなす
構成について説明する。第１図に於て、１は放射
状たて糸で、その一端は球面治具１１の第２図に
示された穴部１１ａを介して張力用錘３に固定さ
れ、他単は外周部に配置された複数の放射たて糸
用杼２につながっている。また、放射状たて糸１
は、円周に所要本数が配列され、組成に応じて上
下交互に按分され、上チヤツク４、下チヤツク５
に放射たて糸用杼２を介して保持される。この上
チヤツク４、下チヤツク５間の開口部を円周よこ
糸６が上チヤツク４、下チヤツク５の周囲をモー
タ８によって駆動され織りあげる。円周方向よこ
糸７の引張機構は、円周方向よこ糸６を放射たて
糸列間に挿入し、織りあげた時の布のしまり状態
を調整する。また、おさ打ち機構１４は円周よこ
糸６が１回転する毎に爪１５で円周よこ糸６を引
掛け、織物の中心方向におさ打ちを行う。
構成について説明する。第１図に於て、１は放射
状たて糸で、その一端は球面治具１１の第２図に
示された穴部１１ａを介して張力用錘３に固定さ
れ、他単は外周部に配置された複数の放射たて糸
用杼２につながっている。また、放射状たて糸１
は、円周に所要本数が配列され、組成に応じて上
下交互に按分され、上チヤツク４、下チヤツク５
に放射たて糸用杼２を介して保持される。この上
チヤツク４、下チヤツク５間の開口部を円周よこ
糸６が上チヤツク４、下チヤツク５の周囲をモー
タ８によって駆動され織りあげる。円周方向よこ
糸７の引張機構は、円周方向よこ糸６を放射たて
糸列間に挿入し、織りあげた時の布のしまり状態
を調整する。また、おさ打ち機構１４は円周よこ
糸６が１回転する毎に爪１５で円周よこ糸６を引
掛け、織物の中心方向におさ打ちを行う。
第３図はこの発明の実施例による織り方の概念
を示す図で、図に於て、円周方向よこ糸６は、モ
ータ８の回転中に移動する円周方向よこ糸６を示
し円周方向よこ糸６ａはおさ打ち機構１４により
爪１５でおさ打ちを行っている場合の状態を示
す。放射状たて糸１ａは中心部から配列されてい
るものを示し、放射状たて糸１ｂは途中追加のも
のを示す。また、第１図に示したシリンダ９は上
チヤツク４を上下させるもので、爪１５でおさ打
ちを行った状態のときに、下チヤツク５との間で
放射たて糸用杼２の上下交互のつかみかえを行う
ようになっている。球面治具１１は、中央部に穴
があり、この穴１１ａを貫通して放射状たて糸１
の一単が張力用錘３につながっている。織諸の織
り進みに応じて下チヤツク５および円周よこ糸の
張力構機構７の位置を織物の織り上り部分が球面
治具１１の曲面に押し付ける位置まで下方になる
ように、すなわち、球面治具１１を上の方向に
（第１図では中央位置に図示してある）移動させ
ると共に、おさ打ち機構１４の爪１５が球面治具
１１の面に沿って外周から中心に向い、一定強さ
で押しつけることにより、織物が球面治具１１の
曲面に沿った体に織りあがることができる。
を示す図で、図に於て、円周方向よこ糸６は、モ
ータ８の回転中に移動する円周方向よこ糸６を示
し円周方向よこ糸６ａはおさ打ち機構１４により
爪１５でおさ打ちを行っている場合の状態を示
す。放射状たて糸１ａは中心部から配列されてい
るものを示し、放射状たて糸１ｂは途中追加のも
のを示す。また、第１図に示したシリンダ９は上
チヤツク４を上下させるもので、爪１５でおさ打
ちを行った状態のときに、下チヤツク５との間で
放射たて糸用杼２の上下交互のつかみかえを行う
ようになっている。球面治具１１は、中央部に穴
があり、この穴１１ａを貫通して放射状たて糸１
の一単が張力用錘３につながっている。織諸の織
り進みに応じて下チヤツク５および円周よこ糸の
張力構機構７の位置を織物の織り上り部分が球面
治具１１の曲面に押し付ける位置まで下方になる
ように、すなわち、球面治具１１を上の方向に
（第１図では中央位置に図示してある）移動させ
ると共に、おさ打ち機構１４の爪１５が球面治具
１１の面に沿って外周から中心に向い、一定強さ
で押しつけることにより、織物が球面治具１１の
曲面に沿った体に織りあがることができる。
第２図は第１図に示した球面布織機により織り
あがった球面織物１２の保持を示す図で、放射た
て糸用杼２をはずし、押エリング１３で球面織物
１２の周辺を固定、張力用錘３をはずした状態で
球面治具１１と共に、運搬、保管、熱硬化性樹脂
等による成形処理を行う。このことにより、球面
形状の精度が確保される。
あがった球面織物１２の保持を示す図で、放射た
て糸用杼２をはずし、押エリング１３で球面織物
１２の周辺を固定、張力用錘３をはずした状態で
球面治具１１と共に、運搬、保管、熱硬化性樹脂
等による成形処理を行う。このことにより、球面
形状の精度が確保される。
この様にこの発明の一実施例においては、第３
図に示した如き織り方によって立体的に織り上
げ、第２図に示すように球面治具１１の表面での
形状に合せて形成され、その後熱硬化性樹脂等に
より成形処理されて第４図に示す完成品となるも
のである。
図に示した如き織り方によって立体的に織り上
げ、第２図に示すように球面治具１１の表面での
形状に合せて形成され、その後熱硬化性樹脂等に
より成形処理されて第４図に示す完成品となるも
のである。
上記実施例の説明中、上チヤツク４はシリンダ
９による上下機構を示したが、モータ８による駆
動機構からカムなどを用いて上チヤツク４を順次
降下上昇させても良く、また上チヤツク４の上下
交互の移動はこの実施例に限定されるものでなく
放射たて糸用杼を交互に相対移動させて円周よこ
糸が通り織り上げるものであれば良い。
９による上下機構を示したが、モータ８による駆
動機構からカムなどを用いて上チヤツク４を順次
降下上昇させても良く、また上チヤツク４の上下
交互の移動はこの実施例に限定されるものでなく
放射たて糸用杼を交互に相対移動させて円周よこ
糸が通り織り上げるものであれば良い。
さらに、球面治具１１は球面織物１１の織り上
げ工程と、織り開けた後の運搬、保管、熱硬化性
樹脂等による成形処理等の後工程とで全て同じも
のとして説明したが、使用する糸の材質又は織り
上げられた球面織物１１の形状等によっては次の
工程へ移る時点で治具をかえても球面状の精度が
ほぼ確保される場合もあり、この実施例のものに
限定されるものではない。また球面治具１１の形
状として中央に穴部１１ａがあるものとして説明
したが、この穴部は必ずしも必要とするものでな
く、例えば放射状のたて糸を円のほぼ中心を通る
ように直径にわたってさし渡し、中心部のたて糸
の重なりに留意しながら織り上げることも可能で
ある。
げ工程と、織り開けた後の運搬、保管、熱硬化性
樹脂等による成形処理等の後工程とで全て同じも
のとして説明したが、使用する糸の材質又は織り
上げられた球面織物１１の形状等によっては次の
工程へ移る時点で治具をかえても球面状の精度が
ほぼ確保される場合もあり、この実施例のものに
限定されるものではない。また球面治具１１の形
状として中央に穴部１１ａがあるものとして説明
したが、この穴部は必ずしも必要とするものでな
く、例えば放射状のたて糸を円のほぼ中心を通る
ように直径にわたってさし渡し、中心部のたて糸
の重なりに留意しながら織り上げることも可能で
ある。
以上のように、この発明によれば、直接球面状
に織物を織りあげ、硬化処理まで同一の球面治具
又はほぼ同一の球面形状を有する治具の球面に沿
わせるため、高精度かつ不自然な応力の加わらな
い均質はパラボラ鏡等の立体賦形織物を得ること
ができる。また、さお打ち機構により、球面織物
の織り目を整えることができ、品質を向上させる
ことができる。
に織物を織りあげ、硬化処理まで同一の球面治具
又はほぼ同一の球面形状を有する治具の球面に沿
わせるため、高精度かつ不自然な応力の加わらな
い均質はパラボラ鏡等の立体賦形織物を得ること
ができる。また、さお打ち機構により、球面織物
の織り目を整えることができ、品質を向上させる
ことができる。
第１図はこの発明の一実施例による球面布織機
の正面図、第２図は第１図で示したものにより織
り上った球面織物を保持している状態を説明する
ための断面図、第３図はこの発明の一実施例によ
る織り方を示す概略図、第４図は完成品として必
要な形状を示す立体図、第５図は従来の平織布の
繊維状況を示す説明図である。 図に於て、１は放射状たて糸、２は放射たて糸
用杼、４は上チヤツク、５は下チヤツク、６は円
周よこ糸、８はモータ、９はシリンダ、１１は球
面治具、１２は球面織物、１４はおさ打ち機構で
ある。なお、図中同一符号は同一又は相当部分を
示す。
の正面図、第２図は第１図で示したものにより織
り上った球面織物を保持している状態を説明する
ための断面図、第３図はこの発明の一実施例によ
る織り方を示す概略図、第４図は完成品として必
要な形状を示す立体図、第５図は従来の平織布の
繊維状況を示す説明図である。 図に於て、１は放射状たて糸、２は放射たて糸
用杼、４は上チヤツク、５は下チヤツク、６は円
周よこ糸、８はモータ、９はシリンダ、１１は球
面治具、１２は球面織物、１４はおさ打ち機構で
ある。なお、図中同一符号は同一又は相当部分を
示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 放射状に張った糸をたて糸とし、円周方向に
回転しながら織り上げていく糸をよこ糸とする球
面布織装置であって、 所要数のたて糸を外周部で保持するとともに、
円周側たて糸の端部で移動する杼チヤツクによっ
て交互にたて糸を移動する機構と、 円周のよこ糸を引掛け中心方向へおさ打ちを行
い織り締めする機構と、 上記移動機構によって生ずるたて糸相互間によ
こ糸を通すためのよこ糸回動機構と、 装置本体に着脱自在に設けられ、球面状の治具
面を有している球面治具とを備え、 上記治具面に沿って球面織物が織り上げられ、
かつ織り上げられた球面織物が上記球面治具とと
もに上記装置本体から取り外される球面布織装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62143780A JPS63309648A (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | 球面布織装置 |
| US07/196,429 US4938270A (en) | 1987-06-09 | 1988-05-20 | Spherical cloth weaving machine with shuttle chucks |
| DE3819708A DE3819708A1 (de) | 1987-06-09 | 1988-06-09 | Rundwebmaschine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62143780A JPS63309648A (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | 球面布織装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63309648A JPS63309648A (ja) | 1988-12-16 |
| JPH0347342B2 true JPH0347342B2 (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=15346836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62143780A Granted JPS63309648A (ja) | 1987-06-09 | 1987-06-09 | 球面布織装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4938270A (ja) |
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Patent Citations (1)
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Also Published As
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