JPH0672332A - 踏切無線遠隔制御装置 - Google Patents

踏切無線遠隔制御装置

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JPH0672332A
JPH0672332A JP22863792A JP22863792A JPH0672332A JP H0672332 A JPH0672332 A JP H0672332A JP 22863792 A JP22863792 A JP 22863792A JP 22863792 A JP22863792 A JP 22863792A JP H0672332 A JPH0672332 A JP H0672332A
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JP
Japan
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railroad crossing
station
maintenance vehicle
slave
slave station
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Application number
JP22863792A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yonetani
弘 米谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOSHIN SANGYO KK
TOSHIN SANGYO Ltd
Original Assignee
TOSHIN SANGYO KK
TOSHIN SANGYO Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 踏切を保守用車両から遠隔制御できるように
し、これによって保守用車両の速やかなる走行を可能に
し、かつ作業員の労力を低減する。 【構成】 保守用車両1は、レール2上を走行してい
る。このレール2に沿って、複数の踏切3−1,3−
2,3−3が配置されている。保守用車両1には、親局
4が搭載されており、また各踏切3−1,3−2,3−
3には、各子局5−1,5−2,5−3がそれぞれ付設
されている。親局4は、保守用車両1の走行に伴い、各
子局5−1,5−2,5−3を順次呼出して、こらの子
局に対して制御指令を逐次与え、各子局5−1,5−
2,5−3は、親局4からの制御指令に応答して、各踏
切3−1,3−2,3−3をそれぞれ制御する。この制
御の内容としては、踏切からの警報の発生、踏切の遮断
等がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、工事用の材料等を運
搬する保守用車両と踏切間で無線通信を行い、踏切を保
守用車両から遠隔制御する踏切無線遠隔制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、列車は、昼間に運行し、深夜に
走行しないので、レール並びに付帯設備の工事等を深夜
に行っている。これに伴い、工事現場で使用される材料
等も深夜に運搬され、この運搬には、レール上を走行す
る保守用車両が利用される。
【0003】しかしながら、深夜においては、レールに
沿って配置されている踏切の警報動作を休止している状
態であるため、保守用車両を踏切の度に停止させ、保守
用車両から作業員が降りて、踏切を横断しようとしてい
る通行車両が無いことを確認したり、通行車両の横断を
抑止していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように保守用車両
を深夜に走行させる場合、保守用車両を踏切の度に停止
させ、保守用車両から作業員が降りて、踏切の監視を行
っていたので、保守用車両を速やかに走行させることが
できず、また作業員の労力も並大抵で無かった。
【0005】実際に、保守用車両を一晩に走行させる距
離は、平均25キロメートルに及び、その間において平
均27箇所に踏切が介在する。このため、作業員は、精
神的かつ肉体的に大変に疲労し、これを解決することが
望まれていた。
【0006】そこで、この発明の課題は、踏切を保守用
車両から遠隔制御できるようにし、これによって保守用
車両を速やかに走行させることを可能にし、かつ作業員
の労力を低減することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明においては、レール上を走行する車両に搭
載された親局と、前記レールに沿って配置された複数の
踏切毎に配備され、これらの踏切をそれぞれ制御する複
数の子局とを備え、前記親局は、前記車両の走行に伴
い、前記各子局を順次呼出して、これらの子局に対して
前記各踏切の制御指令を逐次与え、前記各子局は、前記
親局からの制御指令に応答して、前記各踏切をそれぞれ
制御している。
【0008】
【作用】この発明によれば、親局は、車両の走行に伴
い、各子局を順次呼出して、これらの子局に対して各踏
切の制御指令を逐次与え、各子局は、親局からの制御指
令に応答して、各踏切をそれぞれ制御する。このため、
車両の走行に伴い、各踏切が順次制御されていく。この
制御の内容としては、踏切からの警報の発生、踏切の遮
断等がある。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面を参照し
て説明する。
【0010】図1は、この発明に係わる踏切無線遠隔制
御装置の一実施例を概略的に示している。同図におい
て、保守用車両1は、例えば材料を作業現場に運搬する
ためのものであり、レール2上を走行している。このレ
ール2に沿って、複数の踏切3−1,3−2,3−3が
配置されている。保守用車両1には、親局4が搭載され
ており、また各踏切3−1,3−2,3−3には、各子
局5−1,5−2,5−3がそれぞれ付設されている。
【0011】親局4と、各子局5−1,5−2,5−3
との間では、マルチプルチャネルアクセス方式(MCA
方式)による通信が行われている。周知のように、この
MCA方式は、制御チャネルを通じて親局と子局間で呼
出しを行い、この後に複数のチャネルのうちから空きの
チャネルを検出し、この空きのチャネルを通じて親局と
子局間の通信を行うもので、他の通信機器との混信を避
けることができる。
【0012】また、親局4と、各子局5−1,5−2,
5−3との間で通信可能な距離は、周囲の状況にもよる
が、送信出力に依存し、ここでは例えば通信可能な距離
が最大で100(m)程度となるように送信出力を設定
している。したがって、子局5−1が他の子局から20
0(m)以上離れていると、親局4は、子局5−1と通
信するときに、他の子局と同時に通信することがない。
また、2つの子局5−2,5−3との離間距離が100
(m)未満で十分に近接していると、保守用車両1が該
各子局5−2,5−3に接近したときに、親局4は、こ
れらの子局5−2,5−3のいずれとも通信できること
となる。このため、この実施例では、他の子局から20
0(m)以上離れている各子局に対しては、同一のID
番号を予め割当て、また相互に近接している各子局に対
しては、先のID番号および該ID番号に引き続く一連
のID番号を予め割り当てている。例えば、子局5−1
には、ID番号「001」が割当てられ、子局5−2、
および子局5−3には、ID番号「001」、およびI
D番号「002」がそれぞれ割当てられる。これによ
り、保守用車両1の進行に伴い、親局4は、後述するよ
うに各子局5−1,5−2,5−3との間で順次通信す
ることができる。
【0013】図2には、親局4の構成が示されており、
この親局4は、通信装置11、操作部12、および表示
部13を備えている。
【0014】通信装置11において、送受信部14は、
MCA方式による通信を行っており、中央処理装置(C
PU)15からモデム16を介して信号を入力し、変調
出力をアンテナ17から送信する。また、送受信部14
は、アンテナ17によって受信された受信入力を復調
し、この復調出力をモデム16を介してCPU15に出
力する。
【0015】読出専用メモリ(ROM)18には、予め
定められたプログラム、および制御用データ等が記憶さ
れている。読出書き込み可能メモリ(RAM)19は、
プログラム、および種々のデータ等を一時的に記憶す
る。
【0016】CPU15は、ROM18内のプログラム
および制御用データに基づいて、この親局4を統括的に
制御する。また、CPU15は、制御に際し、RAM1
9内の記憶領域を利用したり、操作部12から入力部2
0を介して制御信号を入力したり、出力部21を介して
表示部13に制御信号を出力する。
【0017】操作部12は、複数のボタン、あるいはキ
ーボード等からなり、ボタンあるいはキーの押下に応じ
て、種々の制御信号を通信装置11に送出する。
【0018】表示部13は、通信装置11からの制御信
号を入力し、この制御信号に応じた表示を行う。
【0019】図3には、各子局5−1,5−2,5−3
の構成が示されており、これらの子局5−2,5−3
は、通信装置31、踏切センサ32、および踏切駆動部
33を備えている。
【0020】通信装置31は、親局4の通信装置11と
同一構成であり、送受信部34、CPU35、モデム3
6、アンテナ37、ROM38、RAM39、入力部4
0、および出力部41を備えている。
【0021】踏切センサ32は、踏切の開閉を検出する
ものであり、この検出出力が制御信号として通信装置3
1に入力される。
【0022】踏切駆動部33は、通信装置31からの制
御信号を入力し、この制御信号に応答して、踏切を開閉
したり、警報音を発音したり、警報用のランプを点滅さ
せる。
【0023】このような構成において、親局4を搭載し
た保守用車両1がレール2に沿って走行するに際し、親
局4は、各子局5−1,5−2,5−3を順次呼出し、
これらの子局を通じての遠隔制御により各踏切3−1,
3−2,3−3を順次開閉する。このための親局4によ
る処理が図4のフローチャートに示され、各子局5−
1,5−2,5−3による処理が図5のフローチャート
に示されている。
【0024】ここで、保守用車両1が踏切3−1に徐々
に近づいている状態を想定し、このときの親局4による
処理、および子局5−1による処理を図4および図5に
従って述べる。なお、他の各子局5−2,5−3は、子
局5−1から200(m)以上離れているので、親局4
との間で通信することがない。
【0025】まず、親局4における通信装置11のCP
U15は、ポーリングを定期的に行い、子局を呼出すた
めの呼出し信号を送受信部14から送信している(ステ
ップ101)。
【0026】子局5−1では、呼出し信号を送受信部3
4で受信してCPU35に入力すると(ステップ20
1,Yes)、CPU35は、この子局に与えられてい
るID番号および呼出し応答を示す呼出し応答信号を送
受信部34から送信する(ステップ202)。
【0027】親局4では、呼出し応答信号を送受信部1
4で受信してCPU15に入力すると(ステップ10
2,Yes)、CPU15は、この呼出し応答信号によ
って示される子局5−1のID番号を得る。そして、C
PU15は、このID番号を示す信号を出力部21を介
して表示部13に出力する。これに応答して、表示部1
3は、子局5−1のID番号に応じた表示をなす(ステ
ップ103)。ここでの表示は、ID番号をそのまま表
示する必要がなく、例えば該ID番号に対応する1つの
表示ランプを点灯するだけで良い。ここで、子局5−1
からのみ呼出し応答があり、1つのID番号だけを受信
したので、次のステップ104で踏切を選択する必要が
なく、このステップ104をジャンプしてステップ10
5に移る。このステップ105において、CPU15
は、このID番号および閉成指令を示す閉成指令信号を
送受信部14から送信する。この後、CPU15は、子
局5−1からの閉成応答信号を受信するまで待機する
(ステップ106)。
【0028】子局5−1では、閉成指令信号を送受信部
34で受信してCPU35に入力し(ステップ20
3)、CPU35は、この閉成指令信号によって示され
るID番号が該子局のものであることを確認すると、閉
成指令信号を出力部41を介して踏切駆動部33に出力
する。これに応答して、踏切駆動部33は、踏切を閉成
し、警報音を発音し、警報用のランプを点滅させる(ス
テップ204)。
【0029】このとき、踏切センサ32は、踏切の開閉
を検出しており、踏切が閉成されたことを検出すると
(ステップ205,Yes)、この旨を示す検出出力を
入力部40を介してCPU35に送出する。これに応答
して、CPU35は、この子局のID番号および踏切の
閉成を示す閉成応答信号を送受信部34から送信する
(ステップ206)。
【0030】親局4では、この閉成応答信号を受信する
のを待機しており、この閉成応答信号を送受信部14で
受信してCPU15に入力すると(ステップ106,Y
es)、CPU15は、この閉成応答信号によって示さ
れる子局5−1のID番号を確認した後、この閉成応答
信号を出力部21を介して表示部13に出力する。これ
に応答して、表示部13は、踏切3−1が閉成された旨
を表示する。
【0031】こうして踏切3−1の閉成の旨が表示部1
3に表示されたときには、保守用車両1を更に進行さ
せ、踏切3−1を通過すれば良い(ステップ107)。
この踏切3−1を通過した後には、操作部12を操作す
ることにより、踏切の開成を指示する。これに応答し
て、操作部12は、開成指令信号を入力部20を介して
CPU15に送出する。CPU15は、この子局5−1
のID番号を開成指令信号に含ませ、この開成指令信号
を送受信部14から送信する(ステップ108)。この
後、CPU15は、子局5−1からの開成応答信号を受
信するまで待機する(ステップ109)。
【0032】子局5−1では、開成指令信号を送受信部
34で受信してCPU35に入力し(ステップ20
7)、CPU35は、この開成指令信号によって示され
るID番号が該子局のものであることを確認してから、
開成指令信号を出力部41を介して踏切駆動部33に出
力する。踏切駆動部33は、開成指令信号を入力する
と、一旦閉成した踏切を開成し、踏切を開成してから、
警報音を停止し、警報用のランプを消灯する(ステップ
208)。このとき、踏切センサ32は、踏切が開成さ
れたことを検出し(ステップ209,Yes)、この旨
を示す検出出力を入力部40を介してCPU35に送出
する。これに応答して、CPU35は、この子局のID
番号および踏切の開成を示す開成応答信号を送受信部3
4から送信する(ステップ210)。
【0033】親局4では、この開成応答信号を送受信部
14で受信してCPU15に入力すると(ステップ10
8,Yes)、CPU15は、この開成応答信号によっ
て示される子局5−1のID番号を確認し、この開成応
答信号を出力部21を介して表示部13に出力する。こ
れに応答して、表示部13は、踏切3−1が開成された
旨を表示する。したがって、この表示部13の表示内容
から、踏切3−1が開成されたことを確認できる。さら
に、CPU15は、他の子局からのID番号を受信して
いないことから、全ての踏切についての処理を終了した
と判定して(ステップ110,Yes)、ステップ10
1からの処理に戻る。
【0034】このように子局5−1が他の子局から20
0(m)以上離れているので、親局4から1つの子局5
−1のみが呼出されて、自動的に踏切3−1が閉成さ
れ、保守用車両1が踏切3−1を通過した後には、親局
4の操作部12を操作することにより、踏切3−1を再
び開成することができる。
【0035】次に、保守用車両1が各踏切3−2,3−
3に徐々に近づいている状態を想定し、このときの親局
4による処理、および各子局5−2,5−3による処理
を述べる。なお、ここでは、他の子局5−1は、各子局
5−2,5−3から200(m)以上離れているので、
親局4と通信することがない。
【0036】まず、親局4は、ポーリングを定期的に行
っているので、呼出し信号を定期的に送信している(ス
テップ101)。
【0037】子局5−2は、呼出し信号を受信すると
(ステップ201,Yes)、この呼出し信号に応答し
て、この子局のID番号および呼出し応答を示す呼出し
応答信号を送信する(ステップ202)。これと同様
に、子局5−3も、呼出し信号を受信すると(ステップ
201,Yes)、この子局のID番号および呼出し応
答を示す呼出し応答信号を送信する(ステップ20
2)。
【0038】親局4では、各子局5−2,5−3からそ
れぞれの呼出し応答信号を受信してCPU15に入力し
(ステップ102,Yes)、CPU15は、各呼出し
応答信号によって示される各子局5−2,5−3のID
番号を得る。そして、CPU15は、これらのID番号
を示す信号を出力部21を介して表示部13に出力す
る。これに応答して、表示部13は、各子局5−2,5
−3のID番号に対応する2つの表示ランプを点灯する
(ステップ103)。
【0039】この後、親局4では、操作部12を操作す
ることにより、1つの踏切の選択を指示すると、各ID
番号のうちの子局5−2のID番号が選択される(ステ
ップ104)。この選択は、CPU15によって行わ
れ、例えば先に述べたように各子局5−2,5−3に対
して各ID番号「001」,「002」が割当てられて
いるならば、小さい方のID番号「001」を選択する
という方法が採られる。なお、列車が逆の方向から走行
してくるならば、各ID番号のうちの大きい方のID番
号を選択すれば良い。
【0040】引き続き、親局4は、子局5−2のID番
号および閉成指令を示す閉成指令信号を送信し(ステッ
プ105)、子局5−2からの閉成応答信号を受信する
まで待機する(ステップ106)。
【0041】子局5−2は、閉成指令信号を受信して
(ステップ203)、この閉成指令信号によって示され
るID番号が該子局のものであることを確認すると、踏
切駆動部33を起動して、踏切を閉成し、警報音を発音
し、警報用のランプを点滅させる(ステップ204)。
そして、踏切センサ32によって踏切の閉成が検出され
ると(ステップ205,Yes)、子局5−2からは、
この子局のID番号および踏切の閉成を示す閉成応答信
号が送信される(ステップ206)。
【0042】親局4は、この閉成応答信号を受信すると
(ステップ106,Yes)、この閉成応答信号によっ
て示される子局5−2のID番号を確認した後、踏切が
閉成された旨を表示部13に表示する。この後、踏切を
通過し(ステップ107)、操作部12を操作すること
により、踏切の開成を指示すると、親局4は、子局5−
2のID番号を示す開成指令信号を送信し(ステップ1
08)、子局5−2からの開成応答信号を受信するまで
待機する(ステップ109)。
【0043】子局5−2は、開成指令信号を受信すると
(ステップ207)、この開成指令信号によって示され
るID番号が該子局のものであることを確認し、踏切駆
動部33によって踏切を開成してから、警報音を停止
し、警報用のランプを消灯する(ステップ208)。そ
して、踏切センサ32によって踏切の開成が検出される
と(ステップ209,Yes)、子局5−2からは、こ
の子局のID番号および踏切の開成を示す開成応答信号
が送信される(ステップ210)。
【0044】親局4は、この開成応答信号を受信すると
(ステップ109,Yes)、この開成応答信号によっ
て示される子局5−2のID番号を確認し、踏切3−2
が開成された旨を表示部13に表示する。
【0045】さらに、親局4は、もう1つの子局5−3
のID番号についての処理を終了していないことから
(ステップ110,No)、ステップ104に戻り、こ
のID番号についての処理を開始する。これにより、踏
切3−3が一旦閉成され、保守用車両1が踏切3−3を
通過した後に、この踏切3−3が開成されて、ステップ
101からの処理に戻る。
【0046】したがって、親局4から各子局5−2,5
−3が呼出された場合は、踏切3−2の閉成および開
成、踏切3−3の閉成および開成が順次行われ、その度
に保守用車両1が各踏切を通過することとなる。
【0047】このように上記実施例では、保守用車両1
に搭載されている親局4から各子局5−1,5−2,5
−3を呼出し、これらの子局を通じて各踏切3−1,3
−2,3−3を遠隔制御しているので、踏切の度に、作
業員が保守用車両から降りて、踏切の監視を行う必要が
なく、このために保守用車両を速やかに走行させること
ができ、かつ作業員の労力が低減される。
【0048】
【効果】以上説明したように、この発明によれば、親局
は、車両の走行に伴い、各子局を順次呼出して、これら
の子局に対して各踏切の制御指令を逐次与え、各子局
は、親局からの制御指令に応答して、各踏切をそれぞれ
制御する。すなわち、親局は、各子局を通じて各踏切を
遠隔制御することができる。このため、保守用車両を速
やかに走行させることができ、かつ作業員の労力が低減
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる踏切無線遠隔制御装置の一実
施例を概略的に示す図
【図2】この実施例における親局の構成を示すブロック
【図3】この実施例における子局の構成を示すブロック
【図4】この実施例における親局の処理を示すフローチ
ャート
【図5】この実施例における子局の処理を示すフローチ
ャート
【符号の説明】
1 保守用車両 2 レール 3−1,3−2,3−3 踏切 4 親局 5−1,5−2,5−3 子局 11,31 通信装置 12 操作部 13 表示部 14,34 送受信部 15,35 中央処理装置 16,36 モデム 17,37 アンテナ 18,38 読出専用メモリ 19,39 読出書き込み可能メモリ 20,40 入力部 21,41 出力部 32 踏切センサ 33 踏切駆動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レール上を走行する車両に搭載された親
    局と、 前記レールに沿って配置された複数の踏切毎に配備さ
    れ、これらの踏切をそれぞれ制御する複数の子局とを備
    え、 前記親局は、前記車両の走行に伴い、前記各子局を順次
    呼出して、これらの子局に対して前記各踏切の制御指令
    を逐次与え、 前記各子局は、前記親局からの制御指令に応答して、前
    記各踏切をそれぞれ制御する踏切無線遠隔制御装置。
JP22863792A 1992-08-27 1992-08-27 踏切無線遠隔制御装置 Pending JPH0672332A (ja)

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