JPH0671989U - コード束ね具 - Google Patents

コード束ね具

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JPH0671989U
JPH0671989U JP1413893U JP1413893U JPH0671989U JP H0671989 U JPH0671989 U JP H0671989U JP 1413893 U JP1413893 U JP 1413893U JP 1413893 U JP1413893 U JP 1413893U JP H0671989 U JPH0671989 U JP H0671989U
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plate
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bent
pressing plate
leaf spring
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庸介 石井
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コード締め付け力の均等化を図ると共に、コ
ード締め付け力の調整が容易なコード束ね具を得る。 【構成】 押え板32には、押え板32の長手方向に沿
って複数設けられた折曲げ板ばね48の一端が固定され
ている。また、折曲げ板ばね48の他端は、クランプ板
50で一体に連結されている。さらに、折曲げ板ばね4
8の折曲部が押え板32の板幅方向へ交互に張出すよう
に折曲げ板ばね48が配置されている。このため、受け
板12の板幅方向へコードを配置し、受け板12と押え
板32とを対面させてロックすると、コードは、折曲げ
板ばね48の付勢力を受けるクランプ板50と受け板1
2とに均等に締め付けられ束ねられる。また、折曲げ板
ばね48の数を増減するだけで、コード締め付け力の調
整が容易にできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばAV機器本体へ接続された複数のコード等を束ねて本体パネ ルに固定するコード束ね具に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に示すように、テレビジョン18の端子90に接続されるコード74は、 コード束ね具10で束ねられテレビジョン18の本体パネル20に固定されるよ うになっている。
【0003】 図9に示すように、従来のコード束ね具60は、本体パネル20に固定される 基板62と、この基板62の一端から立設した支持壁64の上端に薄肉ヒンジ6 6で回動自在に取付けられた弾性帯68とを備えている(実開昭61−8297 号公報参照)。
【0004】 この弾性帯68には、基板62と対面する側に弾性腕70が設けられている。 この弾性腕70は、中間部がく字状に折曲げられた一対の折曲げ板ばねで構成さ れており、一端が弾性帯68へ固定されている。また、その折曲部70Aは弾性 帯68の長手方向側へ張出すように配設され、弾性腕70の他端部は、クランプ 板72で一体に連結されている。
【0005】 これによって、基板62と弾性帯68が対面した状態で、ロック爪76を係止 片78に係止させ、弾性腕70の付勢力で基板62とクランプ板72との間に複 数のコード74を締め付けて束ねるようになっている。
【0006】 しかしながら、上記のような弾性腕70では、クランプ板72の長手方向の両 端部Sと中央部Cに作用する付勢力が異なり、コード締め付け力の均等化が図れ ない。従って、締め付け力の均等化を図るには、コード74の押え面積、すなわ ち、クランプ板72の板幅を部分的に増減し、押え面当たりの締め付け力を調整 するしか方法がなかった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記事実を考慮して、コード締め付け力の均等化を図ると共に、コー ド締め付け力の調整が容易なコード束ね具を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のコード束ね具では、パネルに固定される受け板と、前記受け 板の一端に回動可能に取付けられ受け板に対して対面可能な押え板と、対面した 状態で前記受け板と前記押え板とをロックするロック手段と、前記押え板の長手 方向に複数設けられ一端が押え板に固定された折曲げ板ばねと、前記折曲げ板ば ねの他端を一体に連結し、前記受け板と前記押え板とが対面したときに前記折曲 げ板ばねの付勢力で前記受け板との間にコードを締め付けるクランプ板と、を有 することを特徴としている。
【0009】 請求項2に記載のコード束ね具では、前記折曲げ板ばねの折曲部が前記押え板 の板幅方向へ張出すように折曲げ板ばねを配設したことを特徴としている。
【0010】 請求項3に記載のコード束ね具では、前記折曲げ板ばねの折曲部が前記押え板 の板幅方向へ交互に張出すように折曲げ板ばねを配設したことを特徴としている 。
【0011】
【作用】
請求項1に記載のコード束ね具では、受け板の一端に回動可能に取付けられた 押え板が、受け板と対面した状態でロック手段によってロックされる。この押え 板には、押え板の長手方向に沿って複数設けられた折曲げ板ばねの一端が固定さ れている。この折曲げ板ばねの他端は、クランプ板で一体に連結されている。こ のため、受け板の板幅方向へコードを配置し、受け板と押え板とを対面させてロ ックすると、コードは、折曲げ板ばねの付勢力を受けるクランプ板と受け板とに 締め付けられ束ねられる。
【0012】 ここで、クランプ板には、押え板の長手方向に複数設けられた折曲げ板ばねに よって、均等な締め付け力が作用する。
【0013】 また、請求項2に記載のコード束ね具では、折曲げ板ばねが、その折曲部が押 え板の板幅方向へ張出すように配設されているので、その折曲部同士の干渉を考 慮する必要がない。このため、折曲げ板ばねの配置及び付勢力の増減が容易に行 なえる さらに、請求項3に記載のコード束ね具では、折曲げ板ばねの折曲部が押え板 の板幅方向へ交互に張出し、折曲げ板ばねに中空部を生じないので、成形する際 に金型の2面割りが可能となる。
【0014】
【実施例】
図1〜図4に示すように、本実施例に係るコード束ね具10は、板状で長さ方 向に湾曲可能な受け板12を備えている。この受け板12の裏面には、クリップ 14、16が設けられている。このクリップ14、16は、図4に示すように、 テレビジョン18(図8参照)の本体パネル20に穿設された取付孔22、24 に嵌合され、受け板12を本体パネル20に固定するようになっている。
【0015】 受け板12の一端には、リブ26で補強された支持板28が立設されている。 この支持板28の先端には、薄肉ヒンジ30を介して、受け板12と略同一板幅 の押え板32が回動可能に取付けられている。この押え板32の自由端部には、 受け板12に向かってロック片34が突設している。このロック片34の先端部 には、爪部36が形成されている。この爪部36は、ロック片34の外側から直 立し段差が形成された首部36Aと、この首部36Aからロック片34の先端に 向かって先細りとされた傾斜面36Bを有している。一方、受け板12には、押 え板32と受け板12とが対面した状態で、ロック片34と対応する位置へ、係 止片38が設けられている。この係止片38の先端部は拡幅されており、ロック 片34に設けられた爪部36の傾斜面36Bと同一方向へ傾斜する案内面38A が形成されている。また、案内面38Aの後端は切り下げられ、段差を有する係 止面38Bを構成している。さらに、係止片38の先端には、受け板12の外側 へ屈曲し、係止片38と並行に延出する解除つまみ40が設けられている。解除 つまみ40へ矢印A方向の力を加えることによって(図4参照)、受け板12が 湾曲し、係止片38がロック片34から離れるようになっている。
【0016】 上記構成によって、薄肉ヒンジ38を中心として矢印B方向に押え板32を回 動すると、傾斜面36Bが案内面38Aに当接して、案内面38Aを押圧する。 これによって、湾曲可能な受け板12が湾曲して係止片38が押し拡げられる。 ここで、さらに押え板32を押し込むと、傾斜面36Bが案内面38Aを通過し 、受け板12が弾性復帰して、爪部36の首部36Aが係止面38Bに係止され 、受け板12と押え板32はロック状態となる(図2及び図4参照)。また、首 部36Aの段差部と係止面38Bの段差部とが嵌まり合い、押え板32の板幅方 向へのずれを規制する。
【0017】 また、受け板12には、係止片38と所定の隙間をおいて、立壁42が対面配 置されている。この立壁42の中央部には、立壁42の延設方向に沿って、スト ッパー片44が突設されている。ストッパー片44の先端部には傾斜部44Aが 形成され、ロック片34の内側と摺動してロック片34を案内するようになって いる。また、ストッパー片44は、ロック状態において、ロック片34の内側を 押さえると共に、ロック片34の内側に突設された突起片46を係止し、押え板 32の板幅方向へのずれを規制する。
【0018】 一方、図1及び図2に示すように、押え板32の対面側には、複数の折曲げ板 ばね48が設けられている。この折曲げ板ばね48は、弾性に富む合成樹脂材で 、上述した受け板12及び押え板32等と一体成形されており、中間部がく字状 に折曲げられ、一端が押え板32の幅方向の端部に取り付いている。また、図1 及び図5に示すように、折曲げ板ばね48の一端は、押え板32の長さ方向に沿 って、その板幅方向の両端へ交互に取付いており、折曲部は押え板32の板幅方 向へ張出すように配設されている。
【0019】 さらに、折曲げ板ばね48の他端は、クランプ板50で押え板32の長さ方向 に沿って一体に連結されており、クランプ板50に作用する付勢力が均等に作用 するように考慮されている。
【0020】 次に、本実施例に係るコード束ね具10の使用方法を説明する。 先ず、クリップ14、16をテレビジョン18(図8参照)の本体パネル20 に穿設された取付孔22、24に嵌合し、受け板12を本体パネル20に固定す る。ここで、受け板12の幅方向へコード74を束ね、押え板32で押えた状態 で、ロック片34を係止片38に係止させ、ロック状態とする。
【0021】 このとき、コード74はクランプ板50と受け板12とに挟まれるが、クラン プ板50には、折曲げ板ばね48から均等な付勢力が付与されるので、コード7 4は均等に締め付けられる。また、クランプ板50は、弾性変形可能とされてい るので、コード74の外径に応じて湾曲して、コード74を挟む。このため、コ ード74の線径が多少異なっても確実に締め付けることができる。
【0022】 さらに、締め付け力の調整は、折曲げ板ばね48の数を増減させることで、容 易に対応できる。また、折曲げ板ばね48の折曲部が押え板32の板幅方向へ張 出すように配設されているので、伸縮されたとき、その折曲部同士の干渉を考慮 する必要がない。さらに、折曲げ板ばね48の折曲部は押え板32の板幅方向へ 交互に張出し、中空部を生じないようになっているので、成形する際に金型の2 面割りが可能となる。
【0023】 また、折曲げ板ばね48の形状及び取付位置は、本実施例に限定されず、押え 板32の長手方向に沿って複数配置され、クランプ板50に均等な付勢力を付与 するものであれば、図7に示すように、折曲げ板ばねの折曲部が押え板32の長 手方向へ張出すように配設したものであっても、また、図6に示すように、折曲 げ板ばねの一端を押え板32の幅方向の同一位置に取付け菱形状としてもよい。 しかし、成形時の金型の面割りのことを考慮すると、上述した実施例の方が好ま しい
【0024】
【考案の効果】
本考案は上記構成としたので、コード締め付け力の均等化が図れ、コード締め 付け力の調整も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るコード束ね具のロック解除状態
を示す斜視図である。
【図2】本実施例に係るコード束ね具のロック状態を示
す斜視図である。
【図3】本実施例に係るコード束ね具のロック解除状態
を示す側面図である。
【図4】本実施例に係るコード束ね具がコードを束ねた
状態を示す側面図である。
【図5】本実施例に係るコード束ね具を幅方向に切断し
て見た断面図である。
【図6】コード束ね具の変形例を幅方向に切断して見た
断面図である。
【図7】コード束ね具の他の変形例を示した側面図であ
る。
【図8】コード束ね具がテレビジョンに取付けられた状
態を示した斜視図である。
【図9】従来のコード束ね具がコードを束ねた状態を示
す側面図である。
【符号の説明】
12 受け板 32 押え板 34 ロック片(ロック手段) 38 係止片(ロック手段) 48 折曲げ板ばね 50 クランプ板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 7/00 F 9266−4E

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルに固定される受け板と、前記受け
    板の一端に回動可能に取付けられ受け板に対して対面可
    能な押え板と、対面した状態で前記受け板と前記押え板
    とをロックするロック手段と、前記押え板の長手方向に
    複数設けられ一端が押え板に固定された折曲げ板ばね
    と、前記折曲げ板ばねの他端を一体に連結し、前記受け
    板と前記押え板とが対面したときに前記折曲げ板ばねの
    付勢力で前記受け板との間にコードを締め付けるクラン
    プ板と、を有することを特徴とするコード束ね具。
  2. 【請求項2】 前記折曲げ板ばねの折曲部が前記押え板
    の板幅方向へ張出すように折曲げ板ばねを配設したこと
    を特徴とする請求項1に記載のコード束ね具。
  3. 【請求項3】 前記折曲げ板ばねの折曲部が前記押え板
    の板幅方向へ交互に張出すように折曲げ板ばねを配設し
    たことを特徴とする請求項1に記載のコード束ね具。
JP1993014138U 1993-03-25 1993-03-25 コード束ね具 Expired - Lifetime JP2592019Y2 (ja)

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