JPH07133813A - ケーブルクランプ - Google Patents

ケーブルクランプ

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JPH07133813A
JPH07133813A JP5279166A JP27916693A JPH07133813A JP H07133813 A JPH07133813 A JP H07133813A JP 5279166 A JP5279166 A JP 5279166A JP 27916693 A JP27916693 A JP 27916693A JP H07133813 A JPH07133813 A JP H07133813A
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
clamp
housing
leg
clamp body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5279166A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Ogo
淳一 尾郷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はケーブルクランプに関し、ケーブルを
密に並べてクランプすることを目的とする。 【構成】筺体1の受け面上に載置されたケーブル2を筺
体1に押え付ける押え部3aと、筺体1に穿孔された挿
通孔1aに挿通する脚部3bとを備えたクランプ体3
と、両端に筺体1への固定片4aを備えてコ字状に形成
される固定部材4とを有し、筺体1に平行に並べられた
各ケーブル2、2・・を個別にクランプ体3、3・・に
より押え付けた後、複数のクランプ体3、3・・を一の
固定部材4により筺体1に固定して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルクランプに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電算機等の情報処理装置には多数
のケーブルが使用されており、これらケーブルに過度の
荷重が負荷されてケーブルの破断等を惹起することのな
いように、各ケーブルは、ケーブルクランプにより固定
される。
【0003】図に8従来のケーブルクランプを示す。図
8(a)に示すケーブルクランプは自由端部に筺体1へ
の固定片7を備えてU字状に形成されており、筺体1の
表面に載置されたケーブル2を屈曲部8内周壁で押え付
けるように構成される。
【0004】しかし、かかるケーブルクランプは、ケー
ブル2毎に取り付けられ、各ケーブルクランプの固定の
ためには、固定片7の設置スペースを要するので、複数
本のケーブル2、2・・を密に並べてクランプすること
ができないという欠点を有するものであった。
【0005】かかる欠点を解消するために、図8(b)
に示すように、2本のケーブル2、2を同時にクランプ
することのできるケーブルクランプも提案されている
が、この場合にも、固定片7の固定スペースを要する上
に、固定片7の面積を小さくすると、屈曲部8、8間の
間隙dが小さくなるために、作業性が悪くなるという欠
点を有するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の欠点
を解消すべくなされたものであって、ケーブルを密に並
べてクランプすることの可能なケーブルクランプを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記目的
は、実施例に対応する図1に示すように、筺体1の受け
面上に載置されたケーブル2を筺体1に押え付ける押え
部3aと、筺体1に穿孔された挿通孔1aに挿通する脚
部3bとを備えたクランプ体3と、両端に筺体1への固
定片4aを備えてコ字状に形成される固定部材4とを有
し、筺体1に平行に並べられた各ケーブル2、2・・を
個別にクランプ体3、3・・により押え付けた後、複数
のクランプ体3、3・・を一の固定部材4により筺体1
に固定するケーブルクランプを提供することにより達成
される。
【0008】
【作用】本発明において、ケーブル2は、筺体1側の挿
通孔1aに脚部3bを挿通させて装着されるクランプ体
3により押え付けられる。筺体1の受け面上に平行に配
置されるケーブル2毎に装着される複数のクランプ体
3、3・・は、さらに、一の固定部材4により筺体1に
強固に固定される。
【0009】以上の構成の下、クランプ体3、3・・毎
に筺体1に固定する場合に比して、固定部材4の固定ス
ペースのみを必要とするだけとなり、複数本のケーブル
2、2・・を密に並べたクランプが可能となる。
【0010】また、請求項2記載の発明において、脚部
3bは、筺体1側の挿通孔1aに係止可能とされてお
り、複数のケーブル2のクランプ体3による仮止めが可
能となる。
【0011】さらに、請求項3記載の発明において、図
3に示すように、挿通孔1aは、係止部5aから延設さ
れる脚離脱部5bを備えるので、クランプ体3は、脚離
脱部5bから挿入して係止部5a側にスライドさせるだ
けで容易に装着が可能となる。
【0012】また、請求項4記載の発明において、クラ
ンプ体3の押え部3aは、ケーブル2の外径と略同一の
曲率を有する円弧状に形成され、かつ、押え部3aの内
周壁または外周壁には弾性体6が取り付けられることを
特徴とする。
【0013】弾性体6は、固定部材4によるケーブル2
の押し付け力を緩和させ、ケーブル2への過大な応力の
発生を防止するとともに、ケーブル2の外径のバラ付き
を吸収する。
【0014】さらに、請求項5記載の発明において、固
定部材4の押え片4bの裏面には弾性体6が取り付けら
れており、同様に、ケーブル2の保護、および、ケーブ
ル2のバラ付きを吸収する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。本発明に係るケーブルクラン
プは、図1に示すように、クランプ体3と、固定部材4
により構成される。
【0016】クランプ体3は、合成樹脂材料による射出
成型品であり、図2に詳細を示すように、自由端部に脚
部3bを備えてU字状に形成される。このクランプ体3
の屈曲部(押え部3a)の内壁は、クランプされるべき
ケーブル2の外径に略等しい曲率に形成され、クランプ
体3の脚部3bの外壁面には、所定ピッチで横向きの係
止突条9、9・・が複数条形成される。
【0017】一方、筺体1側には、上記脚部3bが嵌合
可能な幅、長さ寸法を有する矩形の挿通孔1aが穿孔さ
れる。挿通孔1aは、クランプされるべきケーブル2の
径方向寸法と略等しくされており、クランプ体3は、屈
曲部3aを弾性的に撓ませた状態で脚部3bを挿通孔1
aに挿入させ、該脚部3bを挿通孔1aに弾発的に係止
させることにより筺体1に装着される。
【0018】一方、固定部材4は、板金材をコ字状に折
曲する等して形成されたもので、両端部には、筺体1へ
の固定片4aが折曲形成される。この固定部材4の高さ
寸法は、後述するように、ケーブル2をクランプした際
にケーブル2がわずかに撓んで筺体1側に押し付けられ
る程度の寸法とされている。
【0019】以上のように構成されるケーブルクランプ
を使用したケーブル2のクランプ方法を説明する。先
ず、ケーブル2は、筺体1の受け面上に平行に並べられ
て配置され、各ケーブル2に対応させてクランプ体3が
装着される。
【0020】この状態において、各ケーブル2は、筺体
1の受け面上に仮止めされた状態となり(図1(a)参
照)、さらに、各クランプ体3を固定部材4により固定
する。固定部材4の筺体1への固定により、クランプ体
3の上面は、下方に向けて押し付けられることとなり、
ケーブル2は、外皮部をやや撓ませた状態で筺体1の受
け面に押し付けられ、強固に固定される。
【0021】図3に挿通孔1aの変形例を示す。この変
形例において、挿通孔1aは、上述したクランプ体3の
脚部3bが係止する係止部5aと、係止部5aから延設
される脚離脱部5bとを有する。
【0022】脚離脱部5bは、クランプ体3の係止突条
9が設けられる側の壁面に対応する辺縁を後退させて幅
広とすることにより形成されるもので、クランプ体3の
脚部3bは、先ず、脚離脱部5bから挿入され、その
後、図3(b)において矢印で示すように、係止部5a
側にスライドさせることにより係止突条9が係止部5a
の辺縁に係止して装着状態となり、この状態から、逆方
向にスライドさせることにより容易に係止状態が解除さ
れる。
【0023】図4にクランプ体3の変形例を示す。この
変形例において、クランプ体3の屈曲部3aの内周壁に
は、軟質合成樹脂、あるいは合成ゴム等から構成される
弾性体6が固着される。弾性体6の固着は、接着剤を使
用したり、あるいは、クランプ体3の成型時に一体成型
することにより行われる。
【0024】したがって、この変形例では、弾性体6が
固定部材4の固定に伴ってわずかに弾性変形するため
に、ケーブル2への過度の荷重の負荷を防止することが
でき、ケーブル2を保護することができる上に、ケーブ
ル2間に外径のバラ付きがあった場合にも、弾性体6が
寸法のバラ付きを吸収するために、各ケーブル2を略均
等な力で固定することが可能となる。
【0025】なお、この場合、弾性体6は、図5に示す
ように、クランプ体3の屈曲部3aの外周部に設けた
り、あるいは、図6に示すように、固定部材4の押え片
4bの裏面に設けることが可能である。
【0026】図7に本発明の第2の実施例を示す。この
実施例は、外径の異なる複数のケーブル2、2・・をク
ランプする場合に有効な変形を示すもので、クランプ体
3は、外周形状が略同一で、かつ、屈曲部3aの内周壁
の曲率が、クランプすべきケーブル2の外径に略合致す
るように形成されている。
【0027】クランプ体3は、種々の外径のケーブル2
に合致するものが予め複数種類用意されていて、それら
の内から適宜選択使用され、完全に合致するものがない
場合には、上述した弾性体6を粘着テープ等を使用して
屈曲部3aの内周壁に貼着し、寸法調整を図ることこと
も可能である。
【0028】なお、以上図1ないし図7に示したクラン
プ体3は、2本の脚部3bを備えてU字状に形成される
ものを示したが、本発明は、これに限られるものではな
く、例えば、屈曲部3aの一端から1本の脚部3bを垂
下させて倒J字状に形成したものでもよく、さらに、押
え部3aも平板状であってもよい。
【0029】また、固定部材4の押え片4bは、図示の
平板状のものに限られず、クランプ体3の屈曲部3aの
外周壁と略同一の曲率を有するものであってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、複数本のケーブルを密に並べた状態でクラン
プすることができる。
【0031】また、ネジ止め作業が少なくてすむので、
作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図で、(a)はクランプ
体による仮止め状態を示す図、(b)は固定部材により
固定状態を示す図である。
【図2】クランプ体を示す斜視図である。
【図3】挿通孔の変形例を示す図で、(a)は斜視図、
(b)は脚部の装着状態を示す平面図である。
【図4】クランプ体の変形例を示す図で、(a)は単体
の正面図、(b)は使用状態を示す正面図である。
【図5】図4の変形例を示す図で、(a)は単体の正面
図、(b)は使用状態を示す正面図である。
【図6】固定部の変形例を示す図で、(a)は単体の斜
視図、(b)は使用状態を示す正面図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す図で、(a)はク
ランプ体を示す正面図、(b)は他のクランプ体を示す
正面図、(c)は使用状態を示す正面図である。
【図8】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 筺体 1a 挿通孔 2 ケーブル 3 クランプ体 3a 押え部 3b 脚部 4 固定部材 4a 固定片 4b 押え片 5a 係止部 5b 脚離脱部 6 弾性体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筺体(1)の受け面上に載置されたケーブ
    ル(2)を筺体(1)に押え付ける押え部(3a)と、
    筺体(1)に穿孔された挿通孔(1a)に挿通する脚部
    (3b)とを備えたクランプ体(3)と、 両端に筺体(1)への固定片(4a)を備えてコ字状に
    形成される固定部材(4)とを有し、 筺体(1)に平行に並べられた各ケーブル(2、2・
    ・)を個別にクランプ体(3、3・・)により押え付け
    た後、複数のクランプ体(3、3・・)を一の固定部材
    (4)により筺体(1)に固定するケーブルクランプ。
  2. 【請求項2】前記脚部(3b)は、筺体(1)側の挿通
    孔(1a)に係止可能とされる請求項1記載のケーブル
    クランプ。
  3. 【請求項3】前記挿通孔(1a)は、前記クランプ体
    (3)の脚部(3b)が係止する係止部(5a)と、該
    係止部(5a)から延設され、クランプ体(3)をスラ
    イドさせることにより脚部(3b)と係止部(5a)と
    の係止を解除可能な脚離脱部(5b)とを有する請求項
    2記載のケーブルクランプ。
  4. 【請求項4】前記クランプ体(3)の押え部(3a)
    は、ケーブル(2)の外径と略同一の曲率を有する円弧
    状に形成され、かつ、該押え部(3a)の内周壁または
    外周壁には弾性体(6)が取り付けられる請求項1、2
    または3記載のケーブルクランプ。
  5. 【請求項5】前記固定部材(4)の押え片(4b)の裏
    面には弾性体(6)が取り付けられる請求項1、2、3
    または4記載のケーブルクランプ。
JP5279166A 1993-11-09 1993-11-09 ケーブルクランプ Withdrawn JPH07133813A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10246209A (ja) * 1997-03-04 1998-09-14 Nifco Inc クランプ
FR2806035A1 (fr) * 2000-03-08 2001-09-14 Peugeot Citroen Automobiles Sa Dispositif de fixation d'une barre anti-devers d'un vehicule automobile a la caisse de celui-ci
JP2003016817A (ja) * 2001-06-27 2003-01-17 Art Panel Consultant:Kk 照明カバー
JP2003279025A (ja) * 2002-03-22 2003-10-02 Rinnai Corp ガス器具のガス管接続固定構造
CN102359663A (zh) * 2011-09-29 2012-02-22 王兴龙 管道安装支架
JP2018035926A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 株式会社ブリヂストン ヘッダー管固定具及びヘッダー管固定装置
CN108683139A (zh) * 2018-06-22 2018-10-19 中国五冶集团有限公司 一种线管固定夹

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010130