JPH06716Y2 - 排気管接続構造 - Google Patents

排気管接続構造

Info

Publication number
JPH06716Y2
JPH06716Y2 JP14222988U JP14222988U JPH06716Y2 JP H06716 Y2 JPH06716 Y2 JP H06716Y2 JP 14222988 U JP14222988 U JP 14222988U JP 14222988 U JP14222988 U JP 14222988U JP H06716 Y2 JPH06716 Y2 JP H06716Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
pipe
exhaust
bellows
connection structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14222988U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0262194U (ja
Inventor
光之 中島
哲夫 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP14222988U priority Critical patent/JPH06716Y2/ja
Publication of JPH0262194U publication Critical patent/JPH0262194U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH06716Y2 publication Critical patent/JPH06716Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Joints Allowing Movement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の排気系において、その熱膨張を吸収
すべく排気管を伸縮自在に接続する排気管接続構造に関
する。
〔従来の技術〕 このような排気管接続構造に関しては、従来、実開昭5
9−39723号公報に記載のものが知られている。こ
れは、排気の上流側排気管と下流側排気管の接続端部相
互をベローズ管を介して接続することで伸縮自在に構成
したものであり、上記ベローズ管内には遮熱パイプが挿
入され、その一端部は、例えば上流側排気管内に嵌合し
て支持されている。
また、第5図に示すように前記実施例と同様の遮熱パイ
プ1が挿入されたベローズ管2を介して上流側排気管3
と下流側排気管4とを接続し、この接続箇所を覆うよう
に上記排気管3,4に跨がってワイヤブレード5を架設
したものも知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで前述の従来例では、遮熱パイプ1が単にベロー
ズ管2内に挿入されているだけであって、ベローズ管2
に対する排気ガスの遮断効果は充分でない。そのためベ
ローズ管2は排気ガスに晒されて高温酸化し易く、耐久
性が低下する問題があった。
また、前記ワイヤブレード5が可撓性を有することか
ら、ベローズ管2には曲げ荷重が作用して耐久性を低下
する虞れがあり、これに備えてベローズ管2は無理なく
曲がるように全長に余裕を持たせる必要がある。
そこで本考案は、ベローズ管の耐久性を向上し、かつ全
長の短縮化を可能とすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的のため本考案は、上流側排気管と下流側排気管
の接続端部をこれらに跨がって外装したベローズ管を介
して伸縮自在に接続する排気管接続構造において、上記
接続端部はサポートメッシュを介して相対移動可能に嵌
合すると共に、上記上流側排気管と下流側排気管とに跨
がってこれらを覆い、かつこれらを軸方向移動自在に支
持して曲がりを規制する遮熱カバーを設けてなる。
〔作用〕
このような手段では、排気管の接続端部がサポートメッ
シュを介して嵌合し、ベローズ管を高温の排気ガスから
遮断する。また遮熱カバーが排気管接続部の曲がりを規
制してベローズ管に曲げ荷重が作用するのを防止する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
第4図において符号6を水平対向型エンジン、7,8は
対向するシリンダに対応した各排気マニホールドであ
り、これらの排気マニホールド7,8の間が後述する接
続構造を有する排気管により接続され、かつ遮熱カバー
9で覆われている。
前記排気管は、第1図に示すように一方の排気マニホー
ルド7にフランジ10aを介して接続する上流側排気管10
と他方の排気マニホールド8にフランジ11aを介して接
続する下流側排気管11とがベローズ管12を介して伸縮自
在に接続されたものである。また遮熱カバー9は、フラ
ンジ合せにより筒状をなす上部カバー9aと下部カバー9b
とからなり、第3図に示すように排気管10,11を摺動自
在に包持する上下のクランプ半体13a,13bと共にフラン
ジ部9cがボルト・ナット14により締結されている。この
クランプ半体13a,13bは、上流側排気管10のフランジ10
a近傍とベローズ管12近傍,および下流側排気管11のフ
ランジ11a近傍とベローズ管12近傍の合計4箇所に配置
されており、遮熱カバー9の剛性により上記排気管10,
11が接続部であるベローズ管12部分から曲がるのを規制
している。
ここで第1図に示すように前記ベローズ管12は、上流側
排気管10と下流側排気管11とに跨がって外装し、その一
端部を上流側排気管10の外周に固定した支持リング15に
溶接固定し、他端部を下流側排気管11の接続端部11b外
周に溶接固定している。また上流側排気管10の接続端部
10bは縮径加工され、一方、下流側排気管11の接続端部1
1bは拡径加工され、両者はリング状のサポートメッシュ
16を介して相対移動可能に嵌合している。
以上の構成では、エンジン6の運転時、一方の排気マニ
ホールド7側の排気ガスは、上流側排気管10から下流側
排気管11内に流入して他方の排気マニホールド8側の排
気ガスに合流する。そして上流側および下流側の排気管
10,11が高温の排気ガスで熱膨張すると、両者はサポー
トメッシュ16を介して長手方向に相対移動し、ベローズ
管12を圧縮して熱膨張を吸収する。
ここで上流側排気管10と下流側排気管11との間にはサポ
ートメッシュ16が介設してあり、これがベローズ管12を
高温の排気ガスから遮断している。そのためベローズ管
2は高温酸化が防止されて耐久性が向上する。従って、
材質の多少のグレードダウンも可能となる。また、ベロ
ーズ管12は排気ガスに晒される場合に比べて低温化する
ので、この点からも耐久性が向上する。
また、遮熱カバー9の剛性により排気管10,11の曲がり
が規制されているので、ベローズ管12は曲がりに備えた
長手方向の余裕が不要となり、その全長を短縮して高価
なベローズ管12のコストを低減することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したとおり本考案によれば、排気管の接続端部
がサポートメッシュを介して嵌合し、ベローズ管を高温
の排気ガスから遮断するから、ベローズ管は高温酸化が
防止されて耐久性が向上する。また遮熱カバーが排気管
接続部の曲がりを規制するから、ベローズ管は曲がりに
対応する余裕が不要となり、その分全長を短縮すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図は一実
施例の要部断面図、第3図は第1図のIII−III線断面
図、第4図は排気マニホールド付近の排気系平面図、第
5図は従来例の要部半断面図である。 1…遮熱パイプ、2…ベローズ管、3…上流側排気管、
4…下流側排気管、5…ワイヤブレード、6…エンジ
ン、7,8…排気マニホールド、9…遮熱カバー、9a
…上部カバー、9b…下部カバー、9c…フランジ部、
10…上流側排気管、10a…フランジ、10b…接続端部、11
…下流側排気管、11a…フランジ、11b…接続端部、12…
ベローズ管、13a,13b…クランプ半体、14…ボルト・ナ
ット、5…支持リング、16…サポートメッシュ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上流側排気管と下流側排気管の接続端部を
    これらに跨がって外装したベローズ管を介して伸縮自在
    に接続する排気管接続構造において、 上記接続端部はサポートメッシュを介して相対移動可能
    に嵌合すると共に、上記上流側排気管と下流側排気管と
    に跨がってこれらを覆い、かつこれらを軸方向移動自在
    に支持して曲がりを規制する遮熱カバーを設けてなる排
    気管接続構造。
JP14222988U 1988-10-31 1988-10-31 排気管接続構造 Expired - Lifetime JPH06716Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14222988U JPH06716Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 排気管接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14222988U JPH06716Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 排気管接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0262194U JPH0262194U (ja) 1990-05-09
JPH06716Y2 true JPH06716Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31408001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14222988U Expired - Lifetime JPH06716Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 排気管接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06716Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6664964B2 (ja) * 2016-01-05 2020-03-13 住友建機株式会社 ショベル

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0262194U (ja) 1990-05-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7198459B2 (en) Casing arrangement for a turbocharger of an internal combustion engine
US4004887A (en) Catalytic converter having a resilient thermal-variation compensating monolith-mounting arrangement
US5331810A (en) Low thermal capacitance exhaust system for an internal combustion engine
EP1091101B1 (en) Exhaust pipe assembly of two-passage construction
US5579639A (en) Double walled exhaust pipe for an engine
JP2003531994A (ja) 排ガス設備の排ガス装置、特にモジュール構成形式の自動車触媒装置
JPH06716Y2 (ja) 排気管接続構造
JP4262381B2 (ja) エンジン用二重排気管及びエンジン用排気マニホールド
JP3738675B2 (ja) インシュレータ付き排気系構造体
JPS63502684A (ja) 排ガス管路の保持のための装置
JP4709682B2 (ja) エンジンの排気装置
JPS5821092B2 (ja) 内燃機関の排気ポ−トライナ装置
EP1169555B1 (en) Vehicle exhaust system
JP2562754B2 (ja) 自動車排気管用耐熱ガスケットおよびそれを用いた継手構造
JPS593136Y2 (ja) 保温型排気導管
JP3433096B2 (ja) エンジンの保温型排気マニホールド
JP3964321B2 (ja) 車両用排気装置
JP2005307988A (ja) インシュレータ付き排気系構造体
JP2959323B2 (ja) 内燃機関の排気管構造
JP2962438B2 (ja) 排気マニホールド
JP3971523B2 (ja) エンジンの保温型排気マニホールド
JPH04119324U (ja) 内燃機関の排気管部材
US20090139219A1 (en) Exhaust conduit
JPH0523777Y2 (ja)
JPH0536981Y2 (ja)