JPH0671488U - 切削工具の収納容器 - Google Patents

切削工具の収納容器

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JPH0671488U
JPH0671488U JP1653593U JP1653593U JPH0671488U JP H0671488 U JPH0671488 U JP H0671488U JP 1653593 U JP1653593 U JP 1653593U JP 1653593 U JP1653593 U JP 1653593U JP H0671488 U JPH0671488 U JP H0671488U
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JP
Japan
Prior art keywords
cutting
box member
cutting tool
lid member
box
Prior art date
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Pending
Application number
JP1653593U
Other languages
English (en)
Inventor
末廣 後藤
Original Assignee
株式会社ケイ・アイ・ドリル
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ケイ・アイ・ドリル filed Critical 株式会社ケイ・アイ・ドリル
Priority to JP1653593U priority Critical patent/JPH0671488U/ja
Publication of JPH0671488U publication Critical patent/JPH0671488U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 拡径する切削部を有する切削工具を単品で収
納可能な安定性のよいケースを提供する。 【構成】 内部空間を有して上面が開放する方形の箱部
材4に、連結部13を延設すると共に雄ネジ部8を設
け、上記連結部13には円形の挿通口17を開設すると
共に遊嵌支持部16を設け、内部空間を有して下面が開
放する方形の蓋部材5に接合部20を設けると共に雌ネ
ジ部9を設け、切削工具2の基軸部25を箱部材4の挿
通口17に挿通し、該箱部材4に蓋部材5を被着して切
削工具2の切削部27を当該蓋部材5の内部に位置させ
ると共に、箱部材4と蓋部材5の外側面を揃えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、切削工具の容器に関し、詳しくは、皿ぐりドリルやホールソー、 或はディスクカッター等、基軸部より拡径した切削部を有する切削工具を収納す るための切削工具の容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
皿ぐりドリルやホールソー等の切削工具は、種々のサイズを揃えておかないと 不便であるので、複数のサイズを1セットとして収納箱に収納している。また、 これらの切削工具を単品で収納するときには、一般に、円筒形の収納ケースに収 納するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従って、切削工具を1セットとして収納する収納箱には、各サイズに適合する 仕切を設けなければならないし、セット内の1本のみが必要な場合であっても、 1セットを携帯したり、販売・購入しているのが現状である。一方、円筒形の収 納ケースの場合には、必要なもののみを携帯できるが、ケース内で切削工具が転 がるし、ケース自体が円筒形であるために安定性が悪い。また、円筒形のケース の周囲に無駄な空間ができてしまいスペースの有効活用ができない。 そこで、本考案は、拡径する切削部を有する切削工具を単品で収納可能な安定 性のよいケースを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、基軸部と該基軸部よりも拡径する切削部を 有する切削工具の収納容器であって、内部空間を有して上面が開放する箱体の上 面側に、連結部を延設すると共に嵌合位置決め手段を設け、上記連結部には円形 の挿通口を開設すると共に遊嵌支持部を設けた方形の箱部材と、内部空間を有し て下面が開放する蓋体の下面側に、上記箱部材の連結部に対応する接合部を設け ると共に、上記箱部材の嵌合位置決め手段に対応する嵌着位置決め手段を設けた 方形の蓋部材とからなり、切削工具の基軸部を箱部材の挿通口に挿通し、該箱部 材に蓋部材を被着して切削工具の切削部を当該蓋部材の内部に位置させると共に 、箱部材と蓋部材の外側面を揃えたものである。
【0005】
【作用】
方形の箱部材に設けた挿通口で切削工具の基軸部を支えると共に、方形の蓋部 材によって切削工具の切削部を保護し、箱部材と蓋部材の各外側面を嵌合位置決 め手段及び嵌着位置決め手段によって所定の位置に揃える。
【0006】
【実施例】
以下本考案を図面の実施例について説明すると、図1は本考案に係る切削工具 の収納容器1の分解斜視図であって、切削工具2としてディスクグラインダーに 取り付けて使用する小型の所謂ディスクカッター3を収納する場合を示している 。
【0007】 本考案に係る切削工具2の収納容器1は、一対の箱部材4と蓋部材5とからな り、何れの部材4、5も内部に空洞を有する方形の部材である。また、両部材4 、5は、内部を透視可能なように、透明な合成樹脂を成型してなる。
【0008】 上記箱部材4と蓋部材5とには、互いに嵌合して各外側面を揃えて停止する嵌 合位置決め手段6及び嵌着位置決め手段7を設ける。図示の実施例によれば、嵌 合位置決め手段6は箱部材4に設けた雄ネジ部8であり、蓋部材5に設けた雌ネ ジ部9が嵌着位置決め手段7となる。
【0009】 箱部材4は、内部空間を構成するように、ほゞ正方形の底板部10と、外側面 を構成するように上記底板部10の四方から立ち上がる側面部11と、各側面部 11の上縁から中央部分に向けて延出する上面部12と、該上面部12にほゞ内 接円の大きさで上方へ延出する連結部13と、該連結部13の上縁から中央部分 に向って延出する円環部14と、該円環部14の内縁から立ち上がる円形起立部 15と、該円形起立部15の上端に形成した遊嵌支持部16とを有している。そ して、この遊嵌支持部16には円形の挿通口17が設けてある。また、上記した 嵌合位置決め手段6である雄ネジ部8が連結部13の外周面に形成してある。
【0010】 一方、蓋部材5は、内部空間を構成するように、上記底板部10と同型のほゞ 正方形の天板部18の四辺から外側面として側壁部19を下方に延設し、該側壁 部19の下縁から上記連結部13に対応する大きさの接合部20を下向きに延設 し、該接合部20に嵌着位置決め手段7として雌ネジ部9を形成してなる。
【0011】 尚、図示の蓋部材5では、天板部18に上部延出片21を延出させ、該上部延 出片21に通孔22を開設してある。従って、この通孔22に販売店におけるデ ィスプレイ装置の係止ピンを挿通して販売店のディスプレイに利用することがで きる。また、上記上部延出片21を摘みとして、蓋部材5を回動させることも可 能である。
【0012】 次に、上記のような構成の収納容器1の使用法を、所謂ディスクカッター3を 収納する場合について説明する。尚、このディスクカッター3は、ディスクグラ インダーの回転軸に取り付けて、パイプ等を内面側から切断する工具である。
【0013】 ディスクカッター3は、ダイヤモンドパウダーや砥石粉を円盤状の切削板23 の周縁部に固着したもので、切削板23は止着部材24によって交換可能である 。即ち、ディスクカッター3は、円柱状の基軸部25の一端に、当該基軸部25 よりも大径なガイド部26を設け、このガイド部26の端面に上記切削板23を 載置すると共に止着部材24で固定して切削部27を構成してなる。
【0014】 一方、上記のようなディスクカッター3を、ディスクグラインダーに取り付け るには、基軸部25の他端に設けた取付ネジ部28を、ディスクグラインダーの 駆動軸に螺着すればよい。
【0015】 そして、上記のようなディスクカッター3を本考案に係る収納容器1に収納す るには、ディスクカッター3の基軸部25を取付ネジ部28側から箱部材4の挿 通口17に挿通し、底板部10の上面にディスクカッター3を起立させる。この とき、図示の実施例のように、基軸部25の長さが底板部10から遊嵌支持部1 6までの長さよりも長い場合には、底板部10に起立させたディスクカッター3 の基軸部25を、挿通口17の内面、即ち円形起立部15が周囲から支持する。
【0016】 そして、ディスクカッター3の上方部分、即ち切削板23を取り付けた切削部 27を、蓋部材5によって被い、当該蓋部材5の雌ネジ部9を箱部材4の雄ネジ 部8に嵌合させる。
【0017】 上記のようにしてディスクカッター3等の切削工具2を収納すれば、角形の容 器内に収納することができ、容器を立てても寝かせても収納可能である。しかも 、容器が角形であるので、安定性がよいばかりではなく、並べて収納しても無駄 なスペースが発生しない。また、上部延出片21の通孔22を利用して吊り下げ ることもできる。
【0018】 一方、図示していないが、電動ドリルのチャックに止着して使用するホールソ ーのように、基軸部が比較的小径で短尺な切削工具の場合には、基軸部を挿通口 に挿通すれば、切削工具の拡径する切削部を遊嵌支持部で支承することができる 。そして、この状態で蓋部材を被着すれば、切削部に設けた切削刃を保護するこ とができる。
【0019】 上記のようにして、基軸部25と該基軸部25よりも拡径する切削部27を有 する切削工具2を収納すれば、基軸部25を挿通口17の内面により周囲から支 持し、或は拡径する切削部27を遊嵌支持部16によって下方から支持すること ができるので、種々の切削工具2を収納容器1内に安定して収納することができ る。
【0020】 以上本考案を図示の実施例について説明したが、本考案は上記した実施例に限 定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した構成を変更しない限 り適宜に実施できる。例えば、嵌合位置決め手段及び嵌着位置決め手段は、嵌合 溝と突起の組合せ等でもよい。
【0021】
【考案の効果】
以上要するに本考案は、基軸部と該基軸部よりも拡径する切削部を有する切削 工具の収納容器であって、内部空間を有して上面が開放する箱体の上面側に、連 結部を延設すると共に嵌合位置決め手段を設け、上記連結部には円形の挿通口を 開設すると共に遊嵌支持部を設けた方形の箱部材と、内部空間を有して下面が開 放する蓋体の下面側に、上記箱部材の連結部に対応する接合部を設けると共に、 上記箱部材の嵌合位置決め手段に対応する嵌着位置決め手段を設けた方形の蓋部 材とからなり、切削工具の基軸部を箱部材の挿通口に挿通し、該箱部材に蓋部材 を被着して切削工具の切削部を当該蓋部材の内部に位置させると共に、箱部材と 蓋部材の外側面を揃えたので、円形の切削部を有する切削工具を角形の容器によ って保護することができ、収納時の安定性がよいばかりではなく、種々の切削工 具に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る切削工具の収納容器の分解斜視図
である。
【図2】本考案に係る切削工具の収納容器の分解正面図
である。
【図3】本考案に係る切削工具の収納容器の一部欠截正
面図である。
【符号の説明】
1 収納容器 2 切削工具 4 箱部材 5 蓋部材 6 嵌合位置決め手段 7 嵌着位置決め手段 13 連結部 16 遊嵌支持部 17 挿通口 20 接合部 25 基軸部 27 切削部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基軸部と該基軸部よりも拡径する切削部
    を有する切削工具の収納容器であって、 内部空間を有して上面が開放する箱体の上面側に、連結
    部を延設すると共に嵌合位置決め手段を設け、上記連結
    部には円形の挿通口を開設すると共に遊嵌支持部を設け
    た方形の箱部材と、 内部空間を有して下面が開放する蓋体の下面側に、上記
    箱部材の連結部に対応する接合部を設けると共に、上記
    箱部材の嵌合位置決め手段に対応する嵌着位置決め手段
    を設けた方形の蓋部材とからなり、 切削工具の基軸部を箱部材の挿通口に挿通し、該箱部材
    に蓋部材を被着して切削工具の切削部を当該蓋部材の内
    部に位置させると共に、箱部材と蓋部材の外側面を揃え
    ることを特徴とする切削工具の収納容器。
JP1653593U 1993-03-12 1993-03-12 切削工具の収納容器 Pending JPH0671488U (ja)

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JP1653593U JPH0671488U (ja) 1993-03-12 1993-03-12 切削工具の収納容器

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JPH0671488U true JPH0671488U (ja) 1994-10-07

Family

ID=11918967

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JP1653593U Pending JPH0671488U (ja) 1993-03-12 1993-03-12 切削工具の収納容器

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JP (1) JPH0671488U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015511200A (ja) * 2011-12-23 2015-04-16 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh 穴鋸のための吊り下げタグアセンブリ
JP2018161697A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 株式会社ディスコ ブレードケース

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