JPH0671265A - 連続式電解水生成装置 - Google Patents
連続式電解水生成装置Info
- Publication number
- JPH0671265A JPH0671265A JP4248798A JP24879892A JPH0671265A JP H0671265 A JPH0671265 A JP H0671265A JP 4248798 A JP4248798 A JP 4248798A JP 24879892 A JP24879892 A JP 24879892A JP H0671265 A JPH0671265 A JP H0671265A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- voltage
- cathode plate
- plate
- anode plate
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電解水生成装置において、洗浄操作を必要と
することなく連続的に電解水を得る構成を提案すること
である。 【構成】 制御回路１３によりスイッチ１１を切換えて
電解槽１２内の陰極板３、陽極板４に印加される電圧を
Ｔ1，Ｔ2の期間毎に交互に極性を正転、逆転させる。Ｔ
2≪Ｔ1で、これにより使用中に短時間の洗浄が繰り返さ
れるので、特別の洗浄操作は不要である。
することなく連続的に電解水を得る構成を提案すること
である。 【構成】 制御回路１３によりスイッチ１１を切換えて
電解槽１２内の陰極板３、陽極板４に印加される電圧を
Ｔ1，Ｔ2の期間毎に交互に極性を正転、逆転させる。Ｔ
2≪Ｔ1で、これにより使用中に短時間の洗浄が繰り返さ
れるので、特別の洗浄操作は不要である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電解水生成装置に係り、
特に洗浄操作を必要としない連続的にアルカリイオン水
及び酸性水を得ることができる連続式電解水生成装置に
関する。
特に洗浄操作を必要としない連続的にアルカリイオン水
及び酸性水を得ることができる連続式電解水生成装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の電解水生成装置の基本的構
成を示す。同図において、１は電解槽、２は隔膜、３は
陰極板、４は陽極板で、通常、陰極板３には負極性電
圧、陽極板４には正極性電圧を夫々印加して水５を電気
分解し、陰極板側の電解槽からはアルカリイオン水を、
陽極板側の電解槽からは酸性水を、夫々得ている。
成を示す。同図において、１は電解槽、２は隔膜、３は
陰極板、４は陽極板で、通常、陰極板３には負極性電
圧、陽極板４には正極性電圧を夫々印加して水５を電気
分解し、陰極板側の電解槽からはアルカリイオン水を、
陽極板側の電解槽からは酸性水を、夫々得ている。
【０００３】而してかかる電解水生成装置を長時間使用
していると、水中のカルシウム等が陰極板３に付着して
くるので、放置しておくと使用不能となってしまう。そ
のためこれらを除去するべく従来の装置では、使用前、
あるいは一定時間使用後に、通水あるいは排水しながら
電極板に印加される電解電圧の極性を逆転させる洗浄操
作をしなければならなかった。
していると、水中のカルシウム等が陰極板３に付着して
くるので、放置しておくと使用不能となってしまう。そ
のためこれらを除去するべく従来の装置では、使用前、
あるいは一定時間使用後に、通水あるいは排水しながら
電極板に印加される電解電圧の極性を逆転させる洗浄操
作をしなければならなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような従来
の方法では洗浄している間の水は無駄に捨てられてお
り、水の使用効率が良くなかった。特に排水を行なうの
が難しい用途においては問題であった。また、特に陰極
板をステンレスで構成してる場合には、洗浄のための正
極性電圧の印加時間が長すぎると、その極板が腐食して
しまう恐れがあった。
の方法では洗浄している間の水は無駄に捨てられてお
り、水の使用効率が良くなかった。特に排水を行なうの
が難しい用途においては問題であった。また、特に陰極
板をステンレスで構成してる場合には、洗浄のための正
極性電圧の印加時間が長すぎると、その極板が腐食して
しまう恐れがあった。
【０００５】本発明の目的はかかる従来装置の問題点を
解決するため、洗浄操作を必要としない連続式電解水生
成装置を提供することにある。
解決するため、洗浄操作を必要としない連続式電解水生
成装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の連続式電解水生成装置は、陰極板及び陽極
板に夫々負極性電圧及び正極性電圧が第１規定時間だけ
印加される第１電圧印加期間と、前記陰極板及び陽極板
に夫々正極性電圧及び負極性電圧が第１規定時間より短
い第２規定時間だけ印加される第２電圧印加期間と、が
交互に繰り返されて、連続して前記アルカリイオン水及
び酸性水とが夫々前記陰極板側及び陽極板側の電解槽か
ら得られるように構成したことを要旨とする。
め、本発明の連続式電解水生成装置は、陰極板及び陽極
板に夫々負極性電圧及び正極性電圧が第１規定時間だけ
印加される第１電圧印加期間と、前記陰極板及び陽極板
に夫々正極性電圧及び負極性電圧が第１規定時間より短
い第２規定時間だけ印加される第２電圧印加期間と、が
交互に繰り返されて、連続して前記アルカリイオン水及
び酸性水とが夫々前記陰極板側及び陽極板側の電解槽か
ら得られるように構成したことを要旨とする。
【０００７】
【作用】本発明は、電解水生成装置の使用中に電極板の
印加電圧の極性を切換えても直ちに電解水のｐＨが変わ
らないこと及びｐＨ値は水素イオン濃度を対数で表わし
ているため、アルカリイオン水に多少ｐＨ値の低い水が
混入してもｐＨ値が少ししか下がらず、実用上問題ない
ことに着目してなされたものである。即ち、使用中交互
に繰り返される第１及び第２電圧印加期間において電極
板の印加電圧は極性が反転され、第１電圧印加期間より
も短い第２電圧印加期間では逆極性の電圧が電極板に印
加されて、洗浄操作なしでも、連続的に電解水を得るこ
とができる。
印加電圧の極性を切換えても直ちに電解水のｐＨが変わ
らないこと及びｐＨ値は水素イオン濃度を対数で表わし
ているため、アルカリイオン水に多少ｐＨ値の低い水が
混入してもｐＨ値が少ししか下がらず、実用上問題ない
ことに着目してなされたものである。即ち、使用中交互
に繰り返される第１及び第２電圧印加期間において電極
板の印加電圧は極性が反転され、第１電圧印加期間より
も短い第２電圧印加期間では逆極性の電圧が電極板に印
加されて、洗浄操作なしでも、連続的に電解水を得るこ
とができる。
【０００８】
【実施例】以下図面に示す本発明の実施例を説明する。
図１は本発明の一実施例を示し、同図において、１０は
直流電源装置、１１は極性切換スイッチ、１２は電解
槽、１３は制御回路である。
図１は本発明の一実施例を示し、同図において、１０は
直流電源装置、１１は極性切換スイッチ、１２は電解
槽、１３は制御回路である。
【０００９】制御回路１３は、図２に示す如く第１電圧
印加期間Ｔ1、第２電圧印加期間Ｔ2が使用中交互に繰り
返されるように極性切換えスイッチ１１を作動させる。
なお、第１電圧印加期間Ｔ1では、陰極板３には負極性
電圧が、陽極板４には正極性電圧が夫々印加され、第２
電圧印加期間Ｔ2では夫々の電圧の極性が反転される。
従って図２（ａ）は陰極板３の電圧変化を示している。
印加期間Ｔ1、第２電圧印加期間Ｔ2が使用中交互に繰り
返されるように極性切換えスイッチ１１を作動させる。
なお、第１電圧印加期間Ｔ1では、陰極板３には負極性
電圧が、陽極板４には正極性電圧が夫々印加され、第２
電圧印加期間Ｔ2では夫々の電圧の極性が反転される。
従って図２（ａ）は陰極板３の電圧変化を示している。
【００１０】使用を開始して第１電圧印加期間Ｔ1経過
後、制御回路１３によりスイッチ１１を切換えて第２電
圧印加期間Ｔ2において電解電圧の極性を反転させる
と、図２（ｂ）に示すように陰極側の生成水のｐＨは徐
々にアルカリ性から酸性に変わっていくが、Ｔ2をＴ1に
比して充分に短く設定すればＴ2経過後制御回路１３に
よりスイッチ１１を切換えて電解電圧の極性を正転させ
ると、ｐＨ値が中性に達しない内にｐＨ値はアルカリ性
に復帰する。この動作を繰り返すことにより、使用中に
短時間の洗浄が繰り返されることになるので、従来のよ
うに電解を中断して洗浄操作を行なう必要がなくなる。
後、制御回路１３によりスイッチ１１を切換えて第２電
圧印加期間Ｔ2において電解電圧の極性を反転させる
と、図２（ｂ）に示すように陰極側の生成水のｐＨは徐
々にアルカリ性から酸性に変わっていくが、Ｔ2をＴ1に
比して充分に短く設定すればＴ2経過後制御回路１３に
よりスイッチ１１を切換えて電解電圧の極性を正転させ
ると、ｐＨ値が中性に達しない内にｐＨ値はアルカリ性
に復帰する。この動作を繰り返すことにより、使用中に
短時間の洗浄が繰り返されることになるので、従来のよ
うに電解を中断して洗浄操作を行なう必要がなくなる。
【００１１】なお、Ｔ1，Ｔ2は、例えば、Ｔ1＝１０秒
〜１分、Ｔ2＝１０〜５秒とする。また、陰極板３の材
料としてはチタン−白金系金属が好適である。
〜１分、Ｔ2＝１０〜５秒とする。また、陰極板３の材
料としてはチタン−白金系金属が好適である。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明の電解水生成
装置によれば、従来のように特別の洗浄操作を必要とす
ることなく、連続的に所望の電解水を得ることができ
る。
装置によれば、従来のように特別の洗浄操作を必要とす
ることなく、連続的に所望の電解水を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】上記実施例の動作説明図である。
【図３】従来の電解水生成装置の基本構成を示す概略図
である。
である。
１，１２ 電解槽 ２ 隔膜 ３ 陰極板 ４ 陽極板 １０ 直流電源装置 １１ スイッチ １３ 制御回路
Claims (2)
- 【請求項１】 電解槽内に隔膜を介して陰極板と陽極板
とが配設され、上記電解槽に供給された水を電気分解し
てアルカリイオン水と酸性水とを得る連続式電解水生成
装置において、前記陰極板及び陽極板に夫々負極性電圧
及び正極性電圧が第１規定時間だけ印加される第１電圧
印加期間と、前記陰極板及び陽極板に夫々正極性電圧及
び負極性電圧が第１規定時間より短い第２規定時間だけ
印加される第２電圧印加期間と、が交互に繰り返され
て、連続して前記アルカリイオン水及び酸性水とが夫々
前記陰極板側及び陽極板側の電解槽より得られるように
構成したことを特徴とする連続式電解水生成装置。 - 【請求項２】 前記陰極板及び陽極板とが、チタン−白
金系金属から成ることを特徴とする請求項１に記載の連
続式電解水生成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248798A JPH0671265A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 連続式電解水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4248798A JPH0671265A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 連続式電解水生成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671265A true JPH0671265A (ja) | 1994-03-15 |
Family
ID=17183560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4248798A Pending JPH0671265A (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 連続式電解水生成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0671265A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6007686A (en) * | 1994-08-26 | 1999-12-28 | Medical Discoveries, Inc. | System for elctrolyzing fluids for use as antimicrobial agents |
| US6117285A (en) * | 1994-08-26 | 2000-09-12 | Medical Discoveries, Inc. | System for carrying out sterilization of equipment |
| JP2006263663A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | イオン水生成装置 |
| US10569775B2 (en) | 2014-06-27 | 2020-02-25 | Volvo Truck Corporation | Arrangement and method for a cruise control brake in a vehicle |
| CN115849513A (zh) * | 2022-11-30 | 2023-03-28 | 山东大学 | 一种电化学高级氧化法产生羟基自由基的方法和应用 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP4248798A patent/JPH0671265A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6007686A (en) * | 1994-08-26 | 1999-12-28 | Medical Discoveries, Inc. | System for elctrolyzing fluids for use as antimicrobial agents |
| US6117285A (en) * | 1994-08-26 | 2000-09-12 | Medical Discoveries, Inc. | System for carrying out sterilization of equipment |
| JP2006263663A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-10-05 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | イオン水生成装置 |
| US10569775B2 (en) | 2014-06-27 | 2020-02-25 | Volvo Truck Corporation | Arrangement and method for a cruise control brake in a vehicle |
| CN115849513A (zh) * | 2022-11-30 | 2023-03-28 | 山东大学 | 一种电化学高级氧化法产生羟基自由基的方法和应用 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040427 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |