JPH0671217U - 鋳造製アッパーアーム - Google Patents
鋳造製アッパーアームInfo
- Publication number
- JPH0671217U JPH0671217U JP1239893U JP1239893U JPH0671217U JP H0671217 U JPH0671217 U JP H0671217U JP 1239893 U JP1239893 U JP 1239893U JP 1239893 U JP1239893 U JP 1239893U JP H0671217 U JPH0671217 U JP H0671217U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper arm
- hole
- shaped
- cast
- ball joint
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- Pending
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
［目的］ 最適設計によって重量を軽減し、製造原価を
低減し、しかも安全製を大幅に向上し得る鋳造製アッパ
ーアームを提供する。 ［構成］ ほぼ水平に取り付けられるＵ型開脚状の前後
端開脚部にフレームに連結するための貫通孔（Ａ）を備
え、中央部付近にはナックルステアリングにボールジョ
イントを介して連結するための貫通孔（Ｂ）を有するア
ッパーアームにおいて、その断面形状をＨ型となし、こ
の水平なウェブの位置を貫通孔（Ｂ）の入力点（Ｃ）側
に移動せしめることを特徴とする。
低減し、しかも安全製を大幅に向上し得る鋳造製アッパ
ーアームを提供する。 ［構成］ ほぼ水平に取り付けられるＵ型開脚状の前後
端開脚部にフレームに連結するための貫通孔（Ａ）を備
え、中央部付近にはナックルステアリングにボールジョ
イントを介して連結するための貫通孔（Ｂ）を有するア
ッパーアームにおいて、その断面形状をＨ型となし、こ
の水平なウェブの位置を貫通孔（Ｂ）の入力点（Ｃ）側
に移動せしめることを特徴とする。
Description
【０００１】
本考案は、乗用車や商用車の懸架装置部品として用いられる鋳造製アッパーア ームに関するものである。
【０００２】
ウイッシュボーンタイプの懸架装置は、接地性が良く、しかも頑丈な構造であ るため古くから使用されているタイプである。この懸架装置を構成する部品の一 つであるアッパーアームは、ボールジョイントを介してナックルステアリングに 連結され、このナックルステアリングには前輪が取り付けてあり重要保安部品と して強度と安全性が要求されるものである。そのうえ、軽量化のため重量的な制 約やコスト面での制約を受けるなど、きわめて厳しい条件を要求される部品であ る。従来は、板金をプレスで成形しボールジョイントを締結するための貫通孔を 有するブラケットを溶接した構造のアッパーアームが用いられていた。
【０００３】
このアッパーアームには、前輪よりナックルステアリングからボールジョイン トを通じて、前後と左右の入力を受ける。この入力点が図２の（Ｃ）のようにオ フセットしている場合にアッパーアームに捻じりなど通常の入力ではあまり発生 することのない力が作用するものである。
【０００４】 本考案は前述せる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は、最適設計によって重量を軽減したにもかかわらず疲労強度を増大し、製造原 価を低減し、しかも安全製を大幅に向上し得る鋳造製アッパーアームを提供する ものである。
【０００５】
本考案の鋳造製アッパーアームは、ほぼ水平に取り付けられるＵ型開脚状の前 後端開脚部にフレームに連結するための貫通孔（Ａ）を備え、中央部付近にはナ ックルステアリングにボールジョイントを介して連結するための貫通孔（Ｂ）を 有するアッパーアームであって、その断面形状をＨ型となし、この水平なウェブ の位置を貫通孔（Ｂ）の入力点（Ｃ）側に移動せしめることを特徴とするもので ある。
【０００６】
本考案を以下の実施例により、さらに詳細に説明するが本考案はそれらに限定 するものではない。図１は鋳造製アッパーアームの平面図、図２は同じく正面図 、図３、図４、図５は図１のそれぞれＤ〜Ｄ、Ｅ〜Ｅ、Ｆ〜Ｆの断面図である。
【０００７】 本考案の鋳造製アッパーアームは、ほぼ水平に取り付けられるＵ型開脚状の前 後端開脚部にフレームに連結するための貫通孔（Ａ）を備え、中央部付近にはナ ックルステアリングにボールジョイントを介して連結するための貫通孔（Ｂ）を 有するアッパーアームであって、その断面形状をＨ型となし、この水平なウェブ １の位置を貫通孔（Ｂ）の入力点（Ｃ）側に移動せしめる構成としたものである 。
【０００８】 以上の構成により次ぎに作用を説明する。本考案による鋳造製アッパーアーム の貫通孔（Ａ）を支承して入力点（Ｃ）に繰返し片振り前後荷重、繰返し両振り 前後荷重、および繰返し両振り左右荷重を負荷して疲労試験を行った結果、いず れもきわめて良好な結果を得ることができた。また前向き荷重を負荷した場合の 変位も十分な値を示すことも確認された。
【０００９】
以上の説明で明らかなように、本考案の鋳造製アッパーアームはフレームに連 結するための貫通孔（Ａ）を備え、中央部付近にはナックルステアリングにボー ルジョイントを介して連結するための貫通孔（Ｂ）を有し、貫通孔（Ａ）と（Ｂ ）とを接続する部材の断面形状をＨ型となしこの水平なウェブの位置を貫通孔（ Ｂ）の入力点（Ｃ）側に移動せしめたので、最適設計によって重量を軽減したに もかかわらず疲労強度を増大し、製造原価を低減し、しかも安全性を大幅に向上 し得るなど工業的に優れた多くの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】 鋳造製アッパーアームの平面図、
【図２】 鋳造製アッパーアームの正面図、
【図３】 図１のＤ〜Ｄ断面図、
【図４】 図１のＥ〜Ｅ断面図、
【図５】 図１のＦ〜Ｆ断面図である。
（Ａ） 貫通孔 （Ｂ） 貫通孔 （Ｃ） 入力点 １ ウェブ
Claims (1)
- 【請求項１】 ほぼ水平に取り付けられるＵ型開脚状の
前後端開脚部にフレームに連結するための貫通孔（Ａ）
を備え、中央部付近にはナックルステアリングにボール
ジョイントを介して連結するための貫通孔（Ｂ）を有す
るアッパーアームにおいて、その断面形状をＨ型とな
し、この水平なウェブの位置を貫通孔（Ｂ）の入力点
（Ｃ）側に移動せしめることを特徴とする鋳造製アッパ
ーアーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1239893U JPH0671217U (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 鋳造製アッパーアーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1239893U JPH0671217U (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 鋳造製アッパーアーム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0671217U true JPH0671217U (ja) | 1994-10-04 |
Family
ID=11804162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1239893U Pending JPH0671217U (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | 鋳造製アッパーアーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0671217U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11321259A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-24 | Toyota Motor Corp | サスペンションアーム |
| CN106183676A (zh) * | 2015-05-27 | 2016-12-07 | 丰田自动车株式会社 | 悬架臂 |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP1239893U patent/JPH0671217U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11321259A (ja) * | 1998-05-14 | 1999-11-24 | Toyota Motor Corp | サスペンションアーム |
| CN106183676A (zh) * | 2015-05-27 | 2016-12-07 | 丰田自动车株式会社 | 悬架臂 |
| US9731573B2 (en) | 2015-05-27 | 2017-08-15 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Suspension arm |
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