JPH0671122U - 自動車用マーク - Google Patents

自動車用マーク

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Publication number
JPH0671122U
JPH0671122U JP1345193U JP1345193U JPH0671122U JP H0671122 U JPH0671122 U JP H0671122U JP 1345193 U JP1345193 U JP 1345193U JP 1345193 U JP1345193 U JP 1345193U JP H0671122 U JPH0671122 U JP H0671122U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating film
mark
feeling
molding member
automobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1345193U
Other languages
English (en)
Inventor
智彦 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Auto Works Ltd
Priority to JP1345193U priority Critical patent/JPH0671122U/ja
Publication of JPH0671122U publication Critical patent/JPH0671122U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所謂光輝感やキラキラ感を備えることによ
り、高品質感または高級感が得られるようにした自動車
用マークを提供する。 【構成】 車体に取り付けるマーク本体2と、マーク本
体の表面に設けた凹陥部2a内に収容される透明材料か
ら成る成形部材11とを含み、成形部材の裏面に塗膜1
2を備えた自動車用マーク10において、塗膜12を、
パールマイカに極上粗目のアルミニウム顔料を混入した
塗料を塗布した半透明の第一の塗膜12aと、第一の塗
膜の半硬化時に、その上から塗布されたバックコートを
形成する第二の塗膜12bとから構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば自動車の車種,グレード等やメーカーに関する表示を行な うための自動車用マークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような自動車用マークは例えば図3に示すように構成されている。 即ち、自動車用マーク1は、例えばABS樹脂の材料から成るマーク本体2と、 このマーク本体2の表面側に設けられた凹陥部2a内に収容され、固定されるア クリル樹脂等から成る透明な成形部材3とから構成されている。
【0003】 上記マーク本体2は、自動車のボンネット部やピラー部、あるいはリア部に取 り付けられることにより、自動車の車種,グレードやメーカー名を表示するよう になっている。
【0004】 また、上記成形部材3は、図4に示すようにその裏面に、例えば塗色に細目, 粗目のアルミニウム顔料を混入した塗料を塗装することにより、塗膜4を備えて いる。
【0005】 このように構成された自動車用マーク1によれば、図5に矢印で示すように、 外部から入射した光が成形部材3を通って、この成形部材3の裏面の塗膜4によ って反射された後、再び成形部材3内を通って外部へ出射する。これによって、 塗膜4で反射される際に、塗膜4内に含まれる例えば7乃至30μm程度のアル ミニウム片により外光が乱反射されることになり、マークの光沢感が得られるよ うになっている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように構成された自動車用マーク1においては、外光の塗 膜4による乱反射は比較的均一であり、所謂光輝感やキラキラ感は出せず、従っ て、外光の反射による高品質感または高級感を得ることが難しかった。
【0007】 この考案は、以上の点に鑑み、所謂光輝感やキラキラ感を備えることにより、 高品質感または高級感が得られるようにした、自動車用マークを提供することを 目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案では、自動車の車体に取り付けられるべき マーク本体と、このマーク本体の表面に設けられた凹陥部内に収容される透明材 料から成る成形部材とを含んでおり、この成形部材の裏面に塗膜を備えた自動車 用マークにおいて、上記塗膜が、パールマイカに極上粗目のアルミニウム顔料を 混入した塗料を塗布した半透明の第一の塗膜と、この第一の塗膜の半硬化時に、 その上から塗布されたバックコートを形成する第二の塗膜とから構成されている ことを特徴としている。
【0009】
【作用】
上記構成によれば、外部から入射した光は成形部材を通って、この成形部材の 裏面に備えられた第一の塗膜を通過した後、第二の塗膜によって反射され、再び 第一の塗膜を通過する。また一部の光は、第一の塗膜にてアルミニウム片により 反射されて、成形部材内を通って外部へ出射するので、成形部材及び該第一の塗 膜を通過する際に、この成形部材によって透明感及び深み感が得られると共に、 半透明の第一の塗膜により拡散されて、背景色が引き立てられることになる。 さらに、第一の塗膜に混入されたアルミニウム片によって、光輝感及びキラキ ラ感も得られる。こうして、第一の塗膜による光輝感及びキラキラ感によって、 高品質感及び高級感が得られ、本自動車用マークを自動車の車体に装着すること によって、車種,グレード等のレベルアップが図られると共に、差別化が明瞭に される。
【0010】
【実施例】
以下、図面に示した実施例に基づいて、本考案を詳細に説明する。 図1はこの考案による自動車用マークの一実施例を示しており、自動車用マー ク10は、図3の場合と同様に、ABS樹脂の材料から成るマーク本体2と、こ のマーク本体2の表面側に設けられた凹陥部2a内に収容され、固定されるアク リル樹脂等から成る透明な成形部材11とから構成されている。成形部材11は 図1に示すように、その裏面に塗膜12を備えている。
【0011】 以上の構成は、図3に示した従来の自動車用マーク1と同様の構成であるが、 本考案による自動車用マーク10においては、上記塗膜12がこの成形部材11 の裏面に直接に塗布される第一の塗膜12aと、この第一の塗膜12aの上から 重ねて塗布される第二の塗膜12bとから構成されている。
【0012】 ここで、第一の塗膜12aは、例えばパールマイカに極上粗目のアルミニウム 顔料を混入した半透明の塗料を塗布することにより形成されている。また、第二 の塗膜12bは、第一の塗膜12aが半硬化のときに、不透明の塗料を塗布する ことにより形成されている。
【0013】 この考案による自動車用マーク10は、以上のように構成されており、図2に 示すように、外部から入射した光は成形部材11を通って、この成形部材11の 裏面に備えられた第一の塗膜12aを通過した後、第二の塗膜12bによって反 射され、再び該第一の塗膜12aを通過する。
【0014】 また、一部の光は、第一の塗膜12aにてアルミニウム片により反射されて、 成形部材11内を通って外部へ出射する。これにより、光が成形部材11及び第 一の塗膜12aを通過する際に、この成形部材11によって透明感及び深み感が 得られると共に、半透明の第一の塗膜12aにより拡散されて、背景色が引き立 てられることになる。さらに、一部の光が第一の塗膜12aに混入されたアルミ ニウム片によって反射されることにより、光輝感及びキラキラ感が得られること になる。
【0015】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、外部から入射した光は、成形部材を通 ってこの成形部材の裏面に備えられた第一の塗膜を通過した後、第二の塗膜によ って反射され、再び該第一の塗膜を通過し、また一部の光は第一の塗膜にてアル ミニウム片により反射されて、成形部材内を通って外部へ出射するので、成形部 材及び第一の塗膜を通過する際に、この成形部材によって透明感及び深み感が得 られると共に、半透明の第一の塗膜により拡散されて、背景色が引き立てられ得 ることになる。さらに、第一の塗膜に混入されたアルミニウム片によって、光輝 感及びキラキラ感も得られる。 従って、第一の塗膜による光輝感及びキラキラ感によって、高品質感及び高級 感が得られることになり、本自動車用マークを自動車の車体に装着することによ って、車種,グレード等のレベルアップが図られ得ると共に、差別化が明瞭にさ れることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自動車用マークの一実施例の要部
を示す概略断面図である。
【図2】図1の自動車用マークの部分拡大断面図であ
る。
【図3】従来の自動車用マークの一例の全体を示す概略
断面図である。
【図4】図3の自動車用マークの要部を示す概略断面図
である。
【図5】図4の自動車用マークの部分拡大断面図であ
る。 2a 凹陥部 10 自動車用マーク 11 成形部材 12 塗膜 12a 第一の塗膜 12b 第二の塗膜

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体に取り付けられるべきマー
    ク本体と、該マーク本体の表面に設けた凹陥部内に収容
    される透明材料から成る成形部材とを含んでおり、該成
    形部材の裏面に塗膜が備えられている自動車用マークに
    おいて、 上記塗膜が、パールマイカに極上粗目のアルミニウム顔
    料を混入した塗料を塗布した半透明の第一の塗膜と、該
    第一の塗膜の半硬化時に、その上から塗布されたバック
    コートを形成する第二の塗膜とから構成されていること
    を特徴とする、自動車用マーク。
JP1345193U 1993-03-23 1993-03-23 自動車用マーク Pending JPH0671122U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1345193U JPH0671122U (ja) 1993-03-23 1993-03-23 自動車用マーク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1345193U JPH0671122U (ja) 1993-03-23 1993-03-23 自動車用マーク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0671122U true JPH0671122U (ja) 1994-10-04

Family

ID=11833512

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1345193U Pending JPH0671122U (ja) 1993-03-23 1993-03-23 自動車用マーク

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JP (1) JPH0671122U (ja)

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