JPH0671066A - 模様選択装置 - Google Patents

模様選択装置

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JPH0671066A
JPH0671066A JP4229929A JP22992992A JPH0671066A JP H0671066 A JPH0671066 A JP H0671066A JP 4229929 A JP4229929 A JP 4229929A JP 22992992 A JP22992992 A JP 22992992A JP H0671066 A JPH0671066 A JP H0671066A
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JP4229929A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hori
正幸 堀
Yoshiyuki Uyama
義幸 宇山
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/10Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image
    • D05B19/105Physical layout of switches or displays; Switches co-operating with the display

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 画面装置に表示された模様を迅速に選択可能
とする。 【構成】 制御回路は表示装置7に、カーソルKで指定
されている模様の「英字」においての位置を、「英字」
で文字「A」を先頭とする(アルファベッド)の順番
と、「英字」の模様の総数とを用いた分数で最も左の縦
長な領域W1部分に表示する。今、カーソルKが文字
「A」を指定しているので、位置は「01/26」と表
示される。カーソルKが項目指定ダイヤルの回動に伴っ
て移動すると、位置の表示もそれに応じて変更され、カ
ーソルKによって指定された模様は、選択確定キーが押
されると縫製する模様として決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置に模様を選択
可能に表示する模様選択装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、模様選択装置においては、模様を
表す複数の模様データがROM等の記憶媒体に予め記憶
されており、その模様データが表す模様がタッチパネル
の配置された表示装置上に表示されている。よって、模
様の形状が表示された表示装置の画面上を指等で圧接す
ることによりその模様が選択可能になっている。ROM
には、多数の模様の模様データが記憶されており、表示
装置の画面に全ての模様を一度に表示できないので、模
様はある程度分割されて表示される。よって、作業者
は、画面をスクロールし(切り替え)ながら画面上の模
様の形状を見て、縫製したい模様を探して選択してい
る。また、別の方法では、個々の模様に予め付された番
号をテンキーなどを用いて模様選択装置に入力して模様
を選択している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、形状を
見て模様を選択する場合、画面に表示されている模様が
記憶されている模様の一群の中で、どこに位置する模様
なのかわからず、このため画面をどのようにスクロール
して良いのかわからないので、次に選択すべき模様を捜
し出すのに時間がかかってしまっていた。また、模様に
付された番号をテンキーで入力する場合、直接模様を選
択して入力していないので、間違った模様を縫製する模
様として入力してしまうという問題点があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、迅速に模様選択が行える模様選
択装置を提供することを目的とする。また、請求項3に
記載の発明では、より正確に模様選択が行える模様選択
装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に係る模様選択装置は、表示装置の
画面に表示されている模様が記憶手段に記憶された一群
の模様中のどの位置に位置するかを表示する位置表示手
段を備える。
【0006】また、この目的を達成するために本発明の
請求項2に係る模様選択装置は、一群の模様の総数と模
様の頭部からの順番とを表示する位置表示手段を備え
る。
【0007】更に、この目的を達成するために本発明の
請求項3に係る模様選択装置は、表示装置に表示されて
いる模様中で任意の1つを選択する選択手段と、選択手
段により選択された模様を縫製する模様に決定する決定
手段とを更に備え、選択手段により選択された模様の位
置を表示する位置表示手段を備えている。
【0008】
【作用】上記の構成を有する請求項1に係る模様選択装
置においては、表示装置が順次画面をスクロールさせな
がら模様の一群の一部を表示すると、位置表示手段は、
表示装置の画面に表示されている模様が記憶手段に記憶
された一群の模様中のどの位置に位置するかを表示す
る。
【0009】また、請求項2に係る模様選択装置におい
ては、位置表示手段は、一群の模様の総数と模様の頭部
からの順番とで模様の位置を表示する。
【0010】更に、請求項3に係る模様選択装置におい
ては、選択手段は、表示装置に表示されている模様中で
任意の1つを選択可能として、位置表示手段は、選択手
段により選択された模様の位置を表示する。決定手段
は、選択手段により選択された模様を縫製する模様に決
定可能とする。
【0011】
【実施例】以下、本発明をミシンにおいて実施した実施
例について図面を参照しながら説明する。
【0012】まず、ミシンの全体構成を示す図1におい
て、ミシン本体1は、ミシンベッド部2と、このミシン
ベッド部2の右方部から立ち上がって左方へ延びるよう
に設けられたミシンアーム部3とから構成されている。
ミシンアーム部3の左端部には、針棒4が上下動可能に
設けられており、この針棒4の下端に縫針5が取付けら
れている。
【0013】上記ミシンベッド部2内には、糸輪捕捉器
である例えば水平かま(図示しない)が針棒4の上下動
に同期して回転するように設けられていると共に、送り
歯(図示しない)が針棒4の上下動に同期して送り運動
するように設けられている。上記針棒4の後方には、布
押え棒(図示しない)が上下動可能に配設されており、
この布押え棒の下端に布押え(図示しない)が装着され
ている。
【0014】また、ミシンアーム部3の左端部分の前面
部には、スタートストップスイッチ6が押圧操作可能に
設けられている。このスタートストップスイッチ6をオ
ンオフ操作することにより、縫製運転の開始及び停止が
行われるように構成されている。
【0015】さて、ミシンアーム部3の立ち上がり部分
の前面部には、その上部に表示装置である例えば液晶デ
ィスプレイ7が設けられている。この液晶ディスプレイ
7には、模様縫いの種類等からなる複数の選択項目が表
示可能に構成されている。そして、ミシンアーム部3の
立ち上がり部分の前面部における液晶ディスプレイ7の
下方には、項目指定ダイヤル8が回動可能に設けられて
いる。
【0016】この液晶ディスプレイ7は、項目を選択す
るモードの場合には、図7に示すように、6つの項目を
縦書きで分割表示可能となっている。また、模様を選択
するモードの場合には、図8に示すように、液晶ディス
プレイ7の最も左に縦長な領域W1が形成されており、
その縦長な領域W1の右側の画面は、上段の5個の領域
U1〜U5と下段の5個の領域D1〜D5とに区画され
ている。つまり、液晶ディスプレイ7は11の領域に分
割されるようになっている。図7の中、斜線領域で示す
ような白黒反転表示された領域をカーソルKと呼ぶ。こ
の液晶ディスプレイ7上には、項目指定ダイヤル8の回
動に応じてカーソルKが移動可能となっており、また、
領域W1には、カーソルKが示している模様の位置が表
示されるようになっている。また、上段の5個の領域U
1〜U5には、縫製される模様として確定された模様が
表示されるようになっている。更に、下段の5個のD1
〜D5には、カーソルKで指定可能な模様が表示される
ようになっている。
【0017】前記項目指定ダイヤル8の中心部には、選
択確定キー9が押圧操作可能に設けられている。また、
液晶ディスプレイ7の下側の右端部位には、クリアキー
10が押圧操作可能に設けられている。ここで、上記項
目指定ダイヤル8及び選択確定キー9について、図2及
び図3を参照して詳述する。
【0018】図2に示すように、項目指定ダイヤル8
は、ほぼ二重筒状をなしており、ミシンアーム部3のフ
ロントカバー11に形成された円形の取付孔11a内に
回動可能に嵌合されている。そして、項目指定ダイヤル
8の図2中右端外周部に突設された鍔部12が取付孔1
1aの開口縁部に当接していると共に、ダイヤル基板1
3が項目指定ダイヤル8の図2中右端を覆うようにフロ
ントカバー11の裏面にねじ14により締め付け固定さ
れている。これにより、項目指定ダイヤル8は、その軸
方向に移動しないように保持されている。
【0019】上記項目指定ダイヤル8の鍔部12の外周
面には、図3に示すように、位置決め用の多数の凹部1
2aが形成されている。一方、フロントカバー11の裏
面における鍔部12の上方には、板ばね15が固定され
ており、この板ばね15の先端部に形成された半円状の
凸部15aが上記鍔部12の凹部12aに嵌合するよう
になっている。この嵌合により、項目指定ダイヤル8が
その回動停止位置に保持されるようになっている。尚、
板ばね15のばね力はそれほど強くなく、項目指定ダイ
ヤル8を板ばね15のばね力に抗して容易に回動操作可
能に構成されている。
【0020】ここで、図2に示すように、項目指定ダイ
ヤル8の外筒部16と内筒部17との間の前端部を閉塞
する閉塞壁部18の裏面には、支持部18aが後方に向
けて突設されており、この支持部18aの後端部に可動
接点板ばね19が取付けられている。上記ダイヤル基板
13の前面には、可動接点板ばね19の接点部19aが
接触する導体パターン(図示しない)が設けられてい
る。
【0021】この場合、項目指定ダイヤル8を右回り方
向へ回動操作すると、その回動に応じて上記ダイヤル基
板13の導体パターンの第1及び第2の出力端子から、
図4(a)及び(b)に示すようなパルス信号P1及び
P2がそれぞれ出力されるように構成されている。ま
た、項目指定ダイヤル8を左回り方向へ回動操作する
と、その回動に応じて上記ダイヤル基板13の導体パタ
ーンの第1及び第2の出力端子から、図5(a)及び
(b)に示すようなパルス信号P3及びP4がそれぞれ
出力されるようになっている。
【0022】一方、選択確定キー9は、項目指定ダイヤ
ル8の内筒部17内に挿入されており、前後方向へ移動
可能に構成されている。選択確定キー9の後端部は、ダ
イヤル基板13の前面中央部に配設されたラバースイッ
チ20の押圧操作部に当接されている。ラバースイッチ
20は、導電ゴム接点を有しており、そのゴムの弾性力
により、選択確定キー9を図2に示す位置まで前方へ向
けて付勢している。選択確定キー9は、その後端部に設
けられた鍔部9aを項目指定ダイヤル8の内筒部17の
後端部に当接させることにより、図2に示す位置に保持
されるように構成されている。
【0023】この場合、選択確定キー9を押圧操作する
と、押圧操作している間だけラバースイッチ20がオン
され、選択確定キー9の押圧操作をやめると、ラバース
イッチ20がオフされるようになっている。
【0024】また、図6に示すように、ミシン本体1内
には、マイクロコンピュータを含んで構成された制御回
路30が設けられており、この制御回路30はミシンの
縫製運転全般を制御するための制御プログラムを記憶し
た周知の図示しないROMを有している。上記制御回路
30は、スタートストップスイッチ6からのスイッチ信
号、ダイヤル基板13の導体パターンの第1及び第2の
出力端子から出力されるパルス信号、ラバースイッチ2
0からのスイッチ信号、クリアキー10からのクリア信
号を入力されるようになっている。
【0025】また、ROM32等には、縫製データ、模
様縫いの選択設定を行うためのデータ及び、模様を表示
するためデータ等が記憶されており、これらデータを制
御回路30が読出し可能になっている。ROM32に
は、各種データが図12に示すように、各作業の項目毎
(「実用模様」、「ひらがな」、「カタカナ」、「英
字」、「飾り模様」、「キャラクタ」など)に、項目の
種類を表すデータ,項目内の模様の総数データ,模様番
号データ,模様データ(以後、模様番号データと模様デ
ータとが一対になって各項目の数だけ記憶されてい
る),・・・がこの順で記憶されている。そして、制御
回路30は、ミシンモータを含む縫目形成機構34及び
液晶ディスプレイ7を駆動制御するように構成されてい
る。尚、制御回路30と液晶ディスプレイ7等とが請求
項2及び請求項3の位置表示手段に相当する。
【0026】次に、上記構成の有する模様選択装置を内
蔵するミシン1で、模様縫いとして、アルファベットの
文字「J」,「A」,「P」,「A」,「N」(=「J
APAN」)を選択して縫製する場合について説明す
る。
【0027】電源を投入すると、液晶ディスプレイ7の
表示画面に、図7に示すような初期画面が表示される
(図10の示すフローチャートに示すST1)。この初
期画面には、模様縫いの分類を示す複数の選択項目、具
体的には、「実用模様」、「ひらがな」、「カタカ
ナ」、「英字」、「飾り模様」、「キャラクタ」等が表
示される。
【0028】図7の画面において、複数の選択項目のう
ちの「実用模様」が、項目指定ダイヤル8により指定さ
れた選択項目である。ここで、項目指定ダイヤル8が右
回り方向へ回動されると、カーソルKが右へ移動し、項
目指定ダイヤル8が左回り方向へ回動されると、カーソ
ルKが左へ移動する。カーソルKの移動量は、項目指定
ダイヤル8の回動量に対応するようになっている(ST
2,ST3)。
【0029】尚、項目指定ダイヤル8の回動方向及び回
動量は、ダイヤル基板13の導体パターンの第1及び第
2の出力端子から出力されるパルス信号に基づいて検出
されるように構成されている。具体的には、上記第1及
び第2出力端子から図4(a)及び図4(b)に示すパ
ルス信号P1及びP2が出力された場合には、パルス信
号P1の立下り時点におけるパルス信号P2の出力レベ
ルがハイレベルであることから、項目指定ダイヤル8が
右回り方向へ回動されたことが分かる。そして、各パル
ス信号P1,P2のパルス数によって、項目指定ダイヤ
ル8の右回り方向への回動量が分かる。
【0030】また、上記第1及び第2の出力端子から図
5(a)及び図5(b)に示すパルス信号P3及びP4
が出力された場合には、パルス信号P3の立下り時点に
おけるパルス信号P4の出力レベルがロウレベルである
ことから、項目指定ダイヤル8が左回り方向へ回動され
たことが分かる。そして、各パルス信号P3,P4のパ
ルス数によって項目指定ダイヤル8の左回り方向への回
動量が分かる。
【0031】図7に示す初期画面にて、項目指定ダイヤ
ル8を右回り方向へ回動させてカーソルKを左から4番
目の「英字」まで移動させて、図8(1)に示すよう
に、該「英字」を指定する。この画面状態で、選択確定
キー9が押圧操作されて(ST4)、「英字」が選択さ
れる。この選択により、図8(2)に示すような表示内
容が液晶ディスプレイ7の下段行に表示される(ST
5)。この場合、アルファベットの文字列、具体的には
5個の文字「A」〜「E」が表示画面の下段行の5個の
領域D1〜D5にそれぞれ表示される。ここで、他の模
様縫いに変更したい場合には、クリアキー10を押圧操
作すると(ST6)、図8(1)に示すような前の画面
へ戻る(ST7)。
【0032】尚、この液晶ディスプレイ7の表示画面に
は、「英字」の複数の模様のうちの一部分即ち5種類の
模様が表示されているだけである。「英字」では、アル
ファベットの26個の模様がその順で選択可能となって
いる。表示されていない「英字」の他の模様を表示させ
るには、項目指定ダイヤル8を回動させて液晶ディスプ
レイ7の表示画面の表示内容を順次スクロールさせれば
良い(図11のフローチャートに示すST31,ST3
2)。
【0033】また、画面の表示内容が逆方向(左方向)
へスクロールされる場合は、項目指定ダイヤル8が左回
り方向へ回動されるだけで、画面の表示内容はほぼ同様
にしてスクロールされる。このようなスクロール動作
は、他の項目(「実用模様」や「ひらがな」等)におい
ても選択模様が部分的に表示されている場合には、画面
の表示内容がほぼ同様にしてスクロールされるように構
成されている。更に、カーソルKは、左向きに移動しス
クロールを伴って文字「A」の次に文字「Z」に移動す
ることが可能であり、逆に、右方向に移動して行き文字
「Z」の次に文字「A」に移動することも可能である。
【0034】「英字」が選択されて立ち上がったが画面
では、図8(2)に示すように、カーソルKは「英字」
の模様のうちで先頭である文字「A」が指定されてお
り、カーソルKが指定している模様(以下、指定模様と
略す。)の「英字」において位置が、「英字」で文字
「A」を先頭とする(アルファベッド)の順番(分子)
と、「英字」の模様の総数(分母)とを用いた分数で最
も左の縦長な領域W1部分に表示される(ST34)。
今、カーソルKが文字「A」を指定しているので、指定
模様の位置は「01/26」と領域W1に表示される。
【0035】まず、文字「J」が選択されるには、図8
(2)に示す画面には文字「J」が表示されていないの
で、表示画面の表示内容がスクロールされる必要があ
る。カーソルKは左右方向に移動可能であり、それぞれ
の移動量を比較すると、例えば、文字「A」は周知の通
りアルファベットの1番目の文字であり、文字「J」は
周知の通り10番目の文字であるので、右方向の移動量
は文字「A」を先頭とする順番の文字「A」と文字
「J」との差を取って「9」である。一方、左の移動量
は、アルファベッド全体の数「26」から右の移動量を
引いて「16」と求められる。よって、カーソルKを移
動量が少ない右方向に移動させるべきだということが判
断される。また、移動の方向の判断は、右方向の移動量
がアルファベッド全体の数「26」の2分の1(=1
3)よりも下回っているということから判断しても良
い。尚、各表示(「実用模様」、「ひらがな」等)での
模様の総数及び、それぞれの模様に予め付けられて番号
はROM32に記憶されている。
【0036】したがって、図8(3)及び図8(4)に
示すように、カーソルKが右方向に移動して、図9
(1)に示す画面状態で、選択確定キー9が押圧操作さ
れて、文字「J」が選択されると、選択された文字
「J」が表示画面の上段行の最も左に領域U1に表示さ
れる。尚、カーソルKが移動して指定模様が変更してい
くと、それに伴って指定模様の位置の表示も随時変更す
る(図11のフローチャートに示すST34)。例え
ば、文字「E」が指定模様のときには位置「05/2
6」が領域W1に表示され、文字「F」が指定模様のと
きには位置「06/26」が領域W1に表示される。
【0037】次に、文字「A」が選択されるには、図9
(1)に示す画面には「A」が表示されていないので、
画面の内容がスクロールされる必要がある。カーソルK
の移動量が同様に計算されて、右方向の移動量は「1
6」、左向きの移動量は「9」であるので、移動量が少
ない左方向にカーソルKを移動させるべきだということ
が判断される。したがって、カーソルKが左方向に移動
されて、図9(2)に示す画面状態で、選択確定キー9
が押圧操作されて、文字「A」が選択されると、選択さ
れた文字「A」が表示画面の上段行の左から2番目の領
域U2に表示される。このとき、位置「01/26」が
領域W1に表示される。
【0038】文字「P」(文字「A」を先頭とする順番
で16番目の文字)が選択されるには、図9(2)に示
す画面には文字「P」が表示されていないので、画面の
内容がスクロールされる必要がある。移動量が同様に計
算されると、右方向の移動量は「15」、左向きの移動
量は「10」であるので、移動量が少ない左方向にカー
ソルKを移動させるべきだということが判断される。し
たがって、カーソルKが左方向に移動されて、図9
(3)に示す画面状態で、選択確定キー9が押圧操作さ
れて、文字「P」が選択されると、選択された文字
「P」が表示画面の上段行の左から3番目の領域U3に
表示される。
【0039】以下同様に、左右方向の移動量を比較し
て、図9(4)に示すように、カーソルKが右方向に移
動して文字「A」が選択される。次に、図9(5)に示
すように、カーソルKが左方向に移動して文字「N」
(文字「N」が14番目の文字なので文字「A」からの
移動量は、左右どちら向きであっても等しい)が選択さ
れる。こうして、縫製を行いたい模様「JAPAN」の
選択が完成して、この画面状態で、スタートストップス
イッチ6が押圧操作されると、縫製運転が開始される。
【0040】模様が項目指定ダイヤル8の回動操作によ
り指定される際に、現在、カーソルKが指定している模
様の位置が表示されているので、項目指定ダイヤル8の
最短の回動の方向がすばやく判断される。また、移動量
も的確に分かるので、カーソルKが移動しすぎることが
防止され模様選択が迅速に行われる。更に、模様の順番
の書かれた表などを用いれば、より多くの模様があった
場合や模様の番号順がわかわない場合でも方向の判断が
容易に可能である。模様を選択する際に、液晶ディスプ
レイ7に表示されている模様をカーソルKにより指定し
て、テンキーで番号を指定して入力することがないの
で、模様の入力ミスが防止できる。
【0041】尚、指定模様の位置の表示の仕方は、分数
を用いた表示に限らず数直線やアナログメータの様な表
示を用いても良い。また、本実施例においてはカーソル
Kで指定された模様の位置のみを表示したが、それに限
らず画面表示されている模様に付いてそれぞれの位置を
複数個表示しても良い。更に、本実施例では、一度のス
クロールで文字が1つ分ずれて画面の内容がスクロール
されたが、もっと数多く、例えば5つ毎、画面の内容が
スクロールさせても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の模様選択装置は、画面に表示されている模様の、
その模様の一群での位置が表示されているので、次に選
択される模様の選択が迅速に行なわれる。また、表示装
置に表示されている模様を選択手段で直接選択し、選択
手段により選択された模様を縫製する模様に決定手段に
より決定して、テンキーなどで番号を入力してことがな
いので、模様選択が正確に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の模様選択装置を備えるミシン全体の斜
視図である。
【図2】項目指定ダイヤル周辺の縦断側面図である。
【図3】項目指定ダイヤル周辺の縦断正面図である。
【図4】項目指定ダイヤルを右回り方向へ回動させたと
きに出力されるパルス信号を示すタイムチャートであ
る。
【図5】項目指定ダイヤルを左回り方向へ回動させたと
きに出力されるパルス信号を示すタイムチャートであ
る。
【図6】ミシンの電気的構成を示すブロック図である。
【図7】液晶ディスプレイの表示画面を示す正面図であ
る。
【図8】液晶ディスプレイの表示画面を示す正面図であ
る。
【図9】液晶ディスプレイの表示画面を示す正面図であ
る。
【図10】模様縫いを選択する制御を示すフローチャー
トである。
【図11】表示画面をスクロールする制御を示すフロー
チャートである。
【図12】ROMに記憶されるデータ構成の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ミシン本体、 7 液晶ディスプレイ(表示装置) 8 項目指定ダイヤル 9 選択確定キー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段に所定の順序で記憶された一群
    の模様を、表示装置の画面上で、順次、前記画面をスク
    ロールさせて選択する模様選択装置において、 前記表示装置の画面に表示されている模様が前記記憶装
    置に記憶された一群の模様中のどの位置に位置するかを
    表示する位置表示手段を備えることを特徴とする模様選
    択装置。
  2. 【請求項2】 前記位置表示手段は、前記一群の模様の
    総数と一群の模様の先頭からの順番とを表示することを
    特徴とする請求項1の記載の模様選択装置。
  3. 【請求項3】 前記表示装置に表示されている模様中で
    任意の1つを選択する選択手段と、前記選択手段により
    選択された模様を縫製する模様に決定する決定手段とを
    更に備え、前記位置表示手段により位置を示される模様
    が前記選択手段により選択された模様であることを特徴
    とする請求項1の記載の模様選択装置。
JP4229929A 1992-08-28 1992-08-28 模様選択装置 Pending JPH0671066A (ja)

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JP4229929A JPH0671066A (ja) 1992-08-28 1992-08-28 模様選択装置

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