JPH05329284A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JPH05329284A
JPH05329284A JP4142593A JP14259392A JPH05329284A JP H05329284 A JPH05329284 A JP H05329284A JP 4142593 A JP4142593 A JP 4142593A JP 14259392 A JP14259392 A JP 14259392A JP H05329284 A JPH05329284 A JP H05329284A
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JP4142593A
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English (en)
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Masayuki Hori
正幸 堀
Yoshiyuki Uyama
義幸 宇山
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Priority to DE4317889A priority patent/DE4317889A1/de
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/10Arrangements for selecting combinations of stitch or pattern data from memory ; Handling data in order to control stitch format, e.g. size, direction, mirror image
    • D05B19/105Physical layout of switches or displays; Switches co-operating with the display

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 項目指定ダイヤル8の操作によって、多数の
模様の中から所望の模様を素早く確実に選択できる。 【構成】 液晶ディスプレイ7に6個の模様を表示し、
項目指定ダイヤル8の操作によって、カーソルを移動さ
せて、模様を選択し、選択確定キー9によって、その模
様を確定させる。また、カーソルが最右端または最左端
にいる状態で項目指定ダイヤル8が操作されると、次の
6個の模様が表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の模様縫いを実行
できる縫製機能を備えたミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のミシンにおいて、複数の模様縫
いの中から所望の模様縫いを選択する選択装置として、
従来より、ダイレクト選択装置と10キー入力選択装置
とがある。ダイレクト選択装置では、ミシン本体の前面
部に、各模様縫い毎にその模様縫いを表示する模様選択
キーを設け、これら複数の模様選択キーの中から所望の
模様縫いを表示する模様選択キーを選択して操作するこ
とにより、模様縫いを選択設定するようにしている。
【0003】また、10キー入力選択装置では、ミシン
本体の前面部に10キーを設けると共に、各模様縫い毎
に番号を付し、各模様縫い及び付した各番号をミシン本
体の前面部に表示するようにしている。この構成では、
所望の模様縫いの番号を10キーを操作して入力するこ
とにより、模様縫いを選択設定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のダイレクト選択装置では、ミシン本体の前面部
の限られたスペースに多数の模様選択キーを配設しなけ
ればならないので、選択可能な模様縫いの数が制限され
たり、各模様選択キーの大きさが小さくなり且つ模様選
択キーが密集するために各模様選択キーに表示された模
様縫いを視認し難くなったりするという問題点があっ
た。
【0005】また、10キー入力選択装置では、選択し
たい模様縫いに付された番号を捜すことが面倒であると
共に、番号を10キーを操作して入力するときに誤操作
し易く、模様縫いの選択を誤り易いという問題点があっ
た。
【0006】そこで、本発明の目的は、選択可能な模様
縫いの数を多くすることができると共に、選択作業を簡
単に行うことができ、しかも、選択の誤りを確実に防止
できるミシンを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のミシンは、種々
の模様縫いを実行できる縫製機能を備えて成るミシンに
おいて、模様縫いの種類等の複数の選択項目を表示する
表示装置を備え、そして、回動操作可能に設けられ回動
操作に応じて前記表示装置に表示された複数の選択項目
の中の所望の選択項目を指定すると共に、前記表示装置
に前記複数の選択項目が部分的に表示されているときに
は前記表示装置の表示内容をスクロールさせる項目指定
ダイヤルを備え、更に、前記指定された選択項目を選択
する選択確定キーを備えたところに特徴を有する。
【0008】この場合、前記項目設定ダイヤルは、前記
表示装置に表示された複数の選択項目中の最後に表示さ
れた選択項目が指定されている状態でその次の選択項目
が指定されると、その次の選択項目を先頭とする複数の
選択項目を表示するように表示内容をスクロールさせる
構成としても良い。
【0009】また、前記項目設定ダイヤルは、前記表示
装置に表示された複数の選択項目中の最後に表示された
選択項目が指定されている状態でその次の選択項目が指
定されると、その次の選択項目の前後の選択項目を含む
複数の選択項目を表示するように表示内容をスクロール
させることが考えられる。
【0010】
【作用】上記手段によれば、項目指定ダイヤルを回動操
作して、表示装置に表示された複数の選択項目の中の所
望の選択項目を指定すると共に、表示装置に複数の選択
項目が部分的に表示されているときには表示装置の表示
内容をスクロールさせる構成であるので、表示内容をス
クロールさせることにより、選択可能な模様縫いの数を
多くすることができる。そして、項目指定ダイヤルの回
動操作により選択項目を指定すると共に、選択確定キー
の操作により指定した選択項目を選択する構成であるか
ら、選択したい模様縫いに付された番号を捜す等の面倒
な作業が不要になり、選択作業が簡単になる。しかも、
表示装置に指定した選択項目が表示されている状態で該
選択項目を選択するのであるから、誤操作の可能性がほ
とんどなくなる。
【0011】この場合、表示装置に表示された複数の選
択項目中の最後に表示された選択項目が指定されている
状態で、項目設定ダイヤルを回動操作して、その次の選
択項目が指定されると、その次の選択項目を先頭とする
複数の選択項目が表示されるように表示内容をスクロー
ルさせる構成とすれば、表示画面に表示されていない選
択項目を速やかにまとめて表示させることができる。
【0012】また、表示装置に表示された複数の選択項
目中の最後に表示された選択項目が指定されている状態
で、項目設定ダイヤルを回動操作して、その次の選択項
目が指定されると、その次の選択項目の前後の選択項目
を含む複数の選択項目を表示するように表示内容をスク
ロールさせる構成としても良く、この場合には、スクロ
ールする前に表示されていた選択項目のうちの一部が引
き続き表示されるようになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について図1な
いし図25を参照しながら説明する。まず、ミシンの全
体構成を示す図1において、ミシン本体1は、ミシンベ
ッド部2と、このミシンベッド部2の右方部から立ち上
がって左方へ延びるように設けられたミシンアーム部3
とから構成されている。ミシンアーム部3の左端部に
は、針棒4が上下動可能に設けられており、この針棒4
の下端に縫針5が取付けられている。
【0014】上記ミシンベッド部2内には、糸輪捕捉器
である例えば水平かま(図示しない)が針棒4の上下動
に同期して回転するように設けられていると共に、送り
歯(図示しない)が針棒4の上下動に同期して送り運動
するように設けられている。上記針棒4の後方には、布
押え棒(図示しない)が上下動可能に配設されており、
この布押え棒の下端に布押え(図示しない)が装着され
ている。
【0015】また、ミシンアーム部3の左端部分の前面
部には、スタートストップスイッチ6が押圧操作可能に
設けられている。このスタートストップスイッチ6をオ
ンオフ操作することにより、縫製運転の開始及び停止が
行われるように構成されている。
【0016】さて、ミシンアーム部3の立ち上がり部分
の前面部には、その上部に表示装置である例えば液晶デ
ィスプレイ7が設けられている。この液晶ディスプレイ
7には、模様縫いの種類等からなる複数の選択項目が表
示可能に構成されている。そして、ミシンアーム部3の
立ち上がり部分の前面部における液晶ディスプレイ7の
下方には、項目指定ダイヤル8が回動可能に設けられて
いる。
【0017】この項目指定ダイヤル8の中心部には、選
択確定キー9が押圧操作可能に設けられている。また、
液晶ディスプレイ7の下側の右端部位には、クリアキー
10が押圧操作可能に設けられている。ここで、上記項
目指定ダイヤル8及び選択確定キー9について、図2及
び図3を参照して詳述する。
【0018】図2に示すように、項目指定ダイヤル8
は、ほぼ二重筒状をなしており、ミシンアーム部3のフ
ロントカバー11に形成された円形の取付孔11a内に
回動可能に嵌合されている。そして、項目指定ダイヤル
8の図2中右端外周部に突設された鍔部12が取付孔1
1aの開口縁部に当接していると共に、ダイヤル基板1
3が項目指定ダイヤル8の図2中右端を覆うようにフロ
ントカバー11の裏面にねじ14により締め付け固定さ
れている。これにより、項目指定ダイヤル8は、その軸
方向に移動しないように保持されている。
【0019】上記項目指定ダイヤル8の鍔部12の外周
面には、図3に示すように、位置決め用の多数の凹部1
2aが形成されている。一方、フロントカバー11の裏
面における鍔部12の上方には、板ばね15が固定され
ており、この板ばね15の先端部に形成された半円状の
凸部15aが上記鍔部12の凹部12aに嵌合するよう
になっている。この嵌合により、項目指定ダイヤル8が
その回動停止位置に保持されるようになっている。尚、
板ばね15のばね力はそれほど強くなく、項目指定ダイ
ヤル8を板ばね15のばね力に抗して容易に回動操作可
能に構成されている。
【0020】ここで、図2に示すように、項目指定ダイ
ヤル8の外筒部16と内筒部17との間の前端部を閉塞
する閉塞壁部18の裏面には、支持部18aが後方に向
けて突設されており、この支持部18aの後端部に可動
接点板ばね19が取付けられている。上記ダイヤル基板
13の前面には、可動接点板ばね19の接点部19aが
接触する導体パターン(図示しない)が設けられてい
る。
【0021】この場合、項目指定ダイヤル8を右回り方
向へ回動操作すると、その回動に応じて上記ダイヤル基
板13の導体パターンの第1及び第2の出力端子から、
図4(a)及び(b)に示すようなパルス信号P1及び
P2がそれぞれ出力されるように構成されている。ま
た、項目指定ダイヤル8を左回り方向へ回動操作する
と、その回動に応じて上記ダイヤル基板13の導体パタ
ーンの第1及び第2の出力端子から、図5(a)及び
(b)に示すようなパルス信号P3及びP4がそれぞれ
出力されるようになっている。
【0022】一方、選択確定キー9は、項目指定ダイヤ
ル8の内筒部17内に挿入されており、前後方向へ移動
可能に構成されている。選択確定キー9の後端部は、ダ
イヤル基板13の前面中央部に配設されたラバースイッ
チ20の押圧操作部に当接されている。ラバースイッチ
20は、導電ゴム接点を有しており、そのゴムの弾性力
により、選択確定キー9を図2に示す位置まで前方へ向
けて付勢している。選択確定キー9は、その後端部に設
けられた鍔部9aを項目指定ダイヤル8の内筒部17の
後端部に当接させることにより、図2に示す位置に保持
されるように構成されている。
【0023】この場合、選択確定キー9を押圧操作する
と、押圧操作している間だけラバースイッチ20がオン
され、選択確定キー9の押圧操作をやめると、ラバース
イッチ20がオフされるようになっている。
【0024】また、図23に示すように、ミシン本体1
内には、マイクロコンピュータを含んで構成された制御
回路30が設けられており、この制御回路30はミシン
の縫製運転全般を制御するための制御プログラムを有し
ている。上記制御回路30は、スタートストップスイッ
チ6からのスイッチ信号、ダイヤル基板13の導体パタ
ーンの第1及び第2の出力端子から出力されるパルス信
号、ラバースイッチ20からのスイッチ信号、クリアキ
ー10からのクリア信号を受けるようになっている。ま
た、ROM32等には、縫製データや模様縫いの選択設
定を行うためのデータ等が記憶されており、これらデー
タを制御回路30が読出し可能になっている。そして、
制御回路30は、ミシンモータを含む縫目形成機構34
及び液晶ディスプレイ7を駆動制御するように構成され
ている。
【0025】次に、上記構成の作用を図6ないし図25
も参照して説明する。電源を投入すると、液晶ディスプ
レイ7の表示画面に、図6に示すような初期画面が表示
される(図24のフローチャートに示すST1)。この
初期画面には、模様縫いの分類を示す複数の選択項目、
具体的には、「実用模様」、「ひらがな」、「カタカ
ナ」、「英数字」、「飾り模様」、「キャラクタ」等が
表示される。
【0026】図6の画面において、複数の選択項目のう
ちの白黒反転表示(図6中斜線領域で示す領域であり、
以下、この白黒反転表示された領域をカーソルと呼ぶ)
された選択項目、今の場合、「実用模様」が、項目指定
ダイヤル8により指定された選択項目である。ここで、
項目指定ダイヤル8を右回り方向へ回転させると、カー
ソルが右へ移動し、項目指定ダイヤル8を左回り方向へ
移動させると、カーソルが左へ移動する。カーソルの移
動量は、項目指定ダイヤル8の回転量に対応するように
なっている(ST2,ST3)。
【0027】尚、項目指定ダイヤル8の回転方向及び回
転量は、ダイヤル基板13の導体パターンの第1及び第
2の出力端子から出力されるパルス信号に基づいて検出
されるように構成されている。具体的には、上記第1及
び第2出力端子から図4(a)及び(b)に示すパルス
信号P1及びP2が出力された場合には、パルス信号P
1の立下り時点におけるパルス信号P2の出力レベルが
ハイレベルであることから、項目指定ダイヤル8が右回
り方向へ回転されたことが分かる。そして、各パルス信
号P1,P2のパルス数によって、項目指定ダイヤル8
の右回り方向への回転量が分かる。
【0028】また、上記第1及び第2の出力端子から図
5(a)及び(b)に示すパルス信号P3及びP4が出
力された場合には、パルス信号P3の立下り時点におけ
るパルス信号P4の出力レベルがロウレベルであること
から、項目指定ダイヤル8が左回り方向へ回転されたこ
とが分かる。そして、各パルス信号P3,P4のパルス
数によって項目指定ダイヤル8の左回り方向への回転量
が分かる。
【0029】さて、図6に示す画面状態で、指定されて
いる「実用模様」を選択する場合には、選択確定キー9
を押圧操作する(ST4)。これにより、「実用模様」
の具体的な模様縫いを示す複数の選択項目が、図7に示
すように、液晶ディスプレイ7の表示画面に表示される
(ST5)。尚、液晶ディスプレイ7の表示画面には、
「実用模様」の複数の模様縫いのうちの一部分即ち6種
類の模様縫いが表示されているだけである。「実用模
様」の他の模様縫いを表示させるには、項目指定ダイヤ
ル8を回動させて液晶ディスプレイ7の表示画面の表示
内容をスクロールさせれば良い。このスクロールの具体
的操作については後述する。
【0030】図7に示す画面状態で、左から3番目の模
様縫いを選択するには、項目指定ダイヤル8を右回り方
向へ回動させてカーソルを左から3番目の模様縫いまで
移動させて、図8に示すように、該3番目の模様縫いを
指定する。この画面状態で、選択確定キー9を押圧操作
して、3番目の模様縫いを選択する。この選択により、
図9に示すような表示内容が液晶ディスプレイ7に表示
される。
【0031】ここで、他の模様縫いに変更したい場合に
は、クリアキー10を押圧操作すると(ST6)、図1
0に示すように、前の画面へ戻る(ST7)(図10に
示す画面は図8に示す画面と同じである)。そして、左
から5番目の模様縫いを選択したい場合には、項目指定
ダイヤル8を右回り方向へ回動させてカーソルを左から
5番目の模様縫いまで移動させて、図11に示すよう
に、該5番目の模様縫いを指定する。この画面状態で、
選択確定キー9を押圧操作して、5番目の模様縫いを選
択する。この選択により、図12に示すような表示内容
が液晶ディスプレイ7に表示される。
【0032】この画面状態では、「振り幅」及び「縦長
さ」をそれぞれマニュアルキーにより調整することがで
きる。この場合、「縦長さ」を「1.4」から「4.
0」へ変更すると、図13に示すような表示内容が液晶
ディスプレイ7に表示される。この画面状態で、スター
トストップスイッチ6を押圧操作してオンすると、縫製
運転が開始される。尚、縫製運転を停止する場合には、
スタートストップスイッチ6を押圧操作してオフする。
また、縫製運転中は、液晶ディスプレイ7の表示画面
は、図13に示す画面のままである。
【0033】この後、縫製が終了し、他の模様縫いを選
択したい場合には、クリアキー10を押圧操作して前の
画面へ戻す。具体的には、図13に示す画面状態で、ク
リアキー10を押圧操作すると、図11に示す前の画面
へ戻り、更に、この図11に示す画面状態で、クリアキ
ー10を押圧操作すると、図6に示す前の画面即ち初期
画面へ戻る。この初期画面に戻った後は、上述した操作
と同様にして、他の模様縫いを選択して縫製運転を実行
すれば良い。
【0034】次に、模様縫いとして、アルファベットの
文字「C」と「K」を選択して縫製する場合について説
明する。この場合、図6に示す初期画面にて、項目指定
ダイヤル8を右回り方向へ回動させてカーソルを左から
4番目の「英数字」まで移動させて、図14に示すよう
に、該「英数字」を指定する。この画面状態で、選択確
定キー9を押圧操作して、「英数字」を選択する。この
選択により、図15に示すような表示内容が液晶ディス
プレイ7に表示される。この場合、アルファベットの文
字列、具体的には6個の文字「A」〜「F」が表示画面
の下段行に表示される。
【0035】この画面状態で、文字「C」を選択するに
は、項目指定ダイヤル8を右回り方向へ回動させてカー
ソルを左から3番目の「C」まで移動させて、図16に
示すように、文字「C」を指定する。この画面状態で、
選択確定キー9を押圧操作して、文字「C」を選択す
る。この選択により、図17に示すような表示内容が液
晶ディスプレイ7に表示される。この場合、選択した文
字「C」が表示画面の上段行の左端に表示される。
【0036】次に、文字「K」を選択するには、図17
に示す画面には「K」が表示されていないので、表示画
面の表示内容をスクロールさせる必要がある。具体的に
は、図17に示す画面で、項目指定ダイヤル8を右回り
方向へ回動させてカーソルを右端の文字「F」まで移動
させた後(図25のフローチャートに示すST31,S
T32)、更に、項目指定ダイヤル8を右回り方向へ回
動させると、図18に示すように、表示内容がスクロー
ルして、6個の文字「G」〜「L」が表示されるように
なる(ST31,ST33)。この場合、スクロールし
た直後は、カーソルは左端の文字「G」を指定してい
る。
【0037】尚、図18に示す画面の表示内容を逆方向
(左方向)へスクロールする場合は、項目指定ダイヤル
8を左回り方向へ回動させるだけで、ほぼ同様にして実
行される。このようなスクロール動作は、他の表示画面
においても表示画面に選択項目が部分的に表示されてい
る場合には、ほぼ同様にして行われるように構成されて
いる。
【0038】上記図18に示す画面状態で、項目指定ダ
イヤル8を右回り方向へ回動させて、図19に示すよう
に、カーソルを文字「K」まで移動させて「K」を指定
する。そして、選択確定キー9を押圧操作して、文字
「K」を選択する。この選択により、図20に示すよう
な表示内容が液晶ディスプレイ7に表示される。この場
合、選択した文字「K」が表示画面の上段行における文
字「C」の右隣に表示される。これにより、文字「C」
と「K」が選択設定される。
【0039】上記画面状態で、スタートストップスイッ
チ6を押圧操作してオンすると、縫製運転が開始され
る。縫製運転が開始されると、液晶ディスプレイ7の表
示画面は、図21に示すような画面になる。即ち、表示
画面の下段行が消去されると共に、上段行の文字「C」
が反転表示される。これにより、文字「C」の縫製運転
中であることがわかるようになっている。
【0040】この後、文字「C」の縫製運転が終了し
て、文字「K」の縫製運転が開始すると、液晶ディスプ
レイ7の表示画面は、図22に示すような画面になる。
即ち、文字「C」が消去されると共に、文字「K」が左
端へ移動され且つ反転表示される。これにより、文字
「K」の縫製運転中であることがわかる。
【0041】そして、文字「K」の縫製運転が終了する
と、縫製運転開始前の画面である図20に示す画面へ戻
る。この後、他の模様縫いを選択したい場合には、クリ
アキー10の押圧操作を繰り返して順次前の画面へ戻
し、図6に示す初期画面へ戻せば良い。
【0042】このような構成の本実施例によれば、項目
指定ダイヤル8を回動操作して、液晶ディスプレイ7に
表示された複数の選択項目の中の所望の選択項目を指定
すると共に、液晶ディスプレイ7に複数の選択項目が部
分的に表示されているときには液晶ディスプレイ7の表
示内容をスクロールさせる構成であるので、表示内容を
スクロールさせることにより、選択可能な模様縫いの数
を多くすることができる。
【0043】そして、項目指定ダイヤル8の回動操作に
より選択項目を指定すると共に、選択確定キー9の操作
により指定した選択項目を選択する構成であるから、従
来構成とは異なり、選択したい模様縫いに付された番号
を捜す等の面倒な作業が不要となり、選択作業が簡単に
なる。しかも、指定した選択項目が液晶ディスプレイ7
に表示されている状態で、該選択項目を選択するのであ
るから、誤操作の可能性がほとんどなくなる。
【0044】また、上記実施例では、液晶ディスプレイ
7に表示された表示内容をスクロールさせる場合、複数
の選択項目中の最後に表示された選択項目が(例えば図
17の表示画面で文字「F」が)指定されている状態
で、項目設定ダイヤル8を回動操作して、その次の選択
項目(文字「G」)が指定されると、その次の選択項目
(文字「G」)を先頭とする複数の選択項目が表示され
るように表示内容をスクロールさせた(図18参照)。
これにより、液晶ディスプレイ7の表示画面に表示され
ていない選択項目を速やかにまとめて表示させることが
可能になる。
【0045】次に、表示内容のスクロールのさせ方につ
いて、他の実施例を説明する。まず、図26及び図27
に従って、本発明の第2の実施例について述べる。この
場合、図26(a)に示すように、液晶ディスプレイ2
1に表示された5個の選択項目「A」〜「E」中の最後
に表示された選択項目「E」が指定されている状態で、
項目設定ダイヤル8を回動操作して、その次の選択項目
が指定されると(図27のフローチャートに示すST4
1,ST43)、図26(b)に示すように、その次の
選択項目の前の選択項目「D」を含む5個の選択項目
「D」〜「H」を表示するように表示内容がスクロール
される。
【0046】この第2の実施例においても、第1の実施
例とほぼ同様な作用効果を得ることができるが、特に、
図26(a)に示す画面から図26(b)に示す画面へ
スクロールさせる構成としたので、スクロールする前に
表示されていた選択項目のうちの一部が引き続き表示さ
れるようになる。このため、選択項目の連続したつなが
り具合を明確に認識することができる。
【0047】図28及び図29は、本発明の第3の実施
例を示すもので、第2の実施例と異なるところを説明す
る。図28(a)に示すように、液晶ディスプレイ21
に表示された5個の選択項目「A」〜「E」中の最後に
表示された選択項目「E」が指定されている状態で、項
目設定ダイヤル8を回動操作して、その次の選択項目が
指定されると(図29のフローチャートに示すST5
1,ST53)、図28(b)に示すように、その次の
選択項目の後の選択項目「E」を含む5個の選択項目
「E」〜「I」を表示するように表示内容がスクロール
される。従って、この第3の実施例においても、第2の
実施例とほぼ同様な作用効果を得ることができる。
【0048】図30及び図31は、本発明の第4の実施
例を示すもので、第2の実施例と異なるところを説明す
る。図30(a)に示すように、液晶ディスプレイ21
に表示された5個の選択項目「A」〜「E」中の最後に
表示された選択項目「E」が指定されている状態で、項
目設定ダイヤル8を回動操作して、その次の選択項目が
指定されると(図31のフローチャートに示すST6
1,ST63)、図30(b)に示すように、選択項目
が左方向へ1個分だけシフトするように移動されて、5
個の選択項目「B」〜「F」を表示するように表示内容
がスクロールされる。従って、この第4の実施例におい
ても、第2の実施例とほぼ同様な作用効果を得ることが
できる。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上説明した通りであるの
で、次の効果を得ることができる。
【0050】請求項1のミシンにおいては、回動操作可
能に設けられ回動操作に応じて表示装置に表示された複
数の選択項目の中の所望の選択項目を指定すると共に、
表示装置に複数の選択項目が部分的に表示されていると
きには表示装置の表示内容をスクロールさせる項目指定
ダイヤルを備え、そして、指定された選択項目を選択す
る選択確定キーを備える構成としたので、選択可能な模
様縫いの数を多くすることができると共に、選択作業を
簡単に行うことができ、しかも、選択の誤りを確実に防
止できる。
【0051】請求項2のミシンにおいては、表示装置に
表示された複数の選択項目中の最後に表示された選択項
目が指定されている状態で、項目設定ダイヤルを回動操
作して、その次の選択項目が指定されると、その次の選
択項目を先頭とする複数の選択項目が表示されるように
表示内容をスクロールさせる構成としたので、表示画面
に表示されていない選択項目を速やかにまとめて表示さ
せることができる。
【0052】請求項3のミシンにおいては、表示装置に
表示された複数の選択項目中の最後に表示された選択項
目が指定されている状態で、項目設定ダイヤルを回動操
作して、その次の選択項目が指定されると、その次の選
択項目の前後の選択項目を含む複数の選択項目を表示す
るように表示内容をスクロールさせる構成としたので、
スクロールする前に表示されていた選択項目のうちの一
部が引き続き表示され、選択項目の連続したつながり具
合を明確に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すミシン全体の斜視図
【図2】項目指定ダイヤル周辺の縦断側面図
【図3】項目指定ダイヤル周辺の縦断正面図
【図4】項目指定ダイヤルを右回り方向へ回動させたと
きに出力されるパルス信号を示すタイムチャート
【図5】項目指定ダイヤルを左回り方向へ回動させたと
きに出力されるパルス信号を示すタイムチャート
【図6】液晶ディスプレイの表示画面を示す正面図
【図7】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面図
【図8】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面図
【図9】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面図
【図10】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図11】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図12】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図13】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図14】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図15】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図16】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図17】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図18】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図19】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図20】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図21】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図22】液晶ディスプレイの他の表示画面を示す正面
【図23】ブロック図
【図24】模様縫いを選択する制御を示すフローチャー
【図25】表示画面をスクロールする制御を示すフロー
チャート
【図26】本発明の第2の実施例を示すもので、液晶デ
ィスプレイの表示内容をスクロールさせるときの前後の
画面状態を示す表示画面の正面図
【図27】図25相当図
【図28】本発明の第3の実施例を示す図26相当図
【図29】図25相当図
【図30】本発明の第4の実施例を示す図26相当図
【図31】図25相当図
【符号の説明】
1はミシン本体、3はミシンアーム部、5は縫針、7は
液晶ディスプレイ(表示装置)、8は項目指定ダイヤ
ル、9は選択確定キー、10はクリアキー、20はラバ
ースイッチ、21は液晶ディスプレイ(表示装置)を示
す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 種々の模様縫いを実行できる縫製機能を
    備えて成るミシンにおいて、 模様縫いの種類等の複数の選択項目を表示する表示装置
    と、 回動操作可能に設けられ、回動操作に応じて前記表示装
    置に表示された複数の選択項目の中の所望の選択項目を
    指定すると共に、前記表示装置に前記複数の選択項目が
    部分的に表示されているときには前記表示装置の表示内
    容をスクロールさせる項目指定ダイヤルと、 前記指定された選択項目を選択する選択確定キーとを備
    えたことを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】 前記項目設定ダイヤルは、前記表示装置
    に表示された複数の選択項目中の最後に表示された選択
    項目が指定されている状態でその次の選択項目が指定さ
    れると、その次の選択項目を先頭とする複数の選択項目
    を表示するように表示内容をスクロールさせることを特
    徴とする請求項1記載のミシン。
  3. 【請求項3】 前記項目設定ダイヤルは、前記表示装置
    に表示された複数の選択項目中の最後に表示された選択
    項目が指定されている状態でその次の選択項目が指定さ
    れると、その次の選択項目の前後の選択項目を含む複数
    の選択項目を表示するように表示内容をスクロールさせ
    ることを特徴とする請求項1記載のミシン。
JP4142593A 1992-06-03 1992-06-03 ミシン Pending JPH05329284A (ja)

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JP4142593A JPH05329284A (ja) 1992-06-03 1992-06-03 ミシン
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US08/061,564 US5363783A (en) 1992-06-03 1993-05-17 Sewing machine having a dial for scrolling display screen image to select desired pattern of stitches
DE4317889A DE4317889A1 (de) 1992-06-03 1993-05-28 Nähmaschine

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DE4317889A1 (de) 1993-12-09
US5363783A (en) 1994-11-15

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