JPH067078A - スパイス及び葉状ハーブの連続式滅菌及び乾燥のための方法及び装置 - Google Patents

スパイス及び葉状ハーブの連続式滅菌及び乾燥のための方法及び装置

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JPH067078A
JPH067078A JP2024293A JP2024293A JPH067078A JP H067078 A JPH067078 A JP H067078A JP 2024293 A JP2024293 A JP 2024293A JP 2024293 A JP2024293 A JP 2024293A JP H067078 A JPH067078 A JP H067078A
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steam
plant product
product
sterilization
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JP2024293A
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Ron C Shieh
シー.シェー ロン
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McCormick and Co Inc
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    • A23BPRESERVING, e.g. BY CANNING, MEAT, FISH, EGGS, FRUIT, VEGETABLES, EDIBLE SEEDS; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES; THE PRESERVED, RIPENED, OR CANNED PRODUCTS
    • A23B9/00Preservation of edible seeds, e.g. cereals
    • A23B9/02Preserving by heating
    • A23B9/025Preserving by heating with use of gases
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23BPRESERVING, e.g. BY CANNING, MEAT, FISH, EGGS, FRUIT, VEGETABLES, EDIBLE SEEDS; CHEMICAL RIPENING OF FRUIT OR VEGETABLES; THE PRESERVED, RIPENED, OR CANNED PRODUCTS
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    • A23B7/0053Preserving by heating by direct or indirect contact with heating gases or liquids

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ハーブを滅菌するための連続式ス
チーム滅菌工程の提供を目的とする。 【構成】 バルクのスパイス及び葉状ハーブは、人間の
消費のために以下の通りに滅菌できる。この製品をスク
リュー供給ホッパーからエアーロックシステムを介して
スクリューコンベアーを有するジャケット付き容器に連
続的に供給し;この容器の内側の温度及び圧力は調理用
の飽和又は過熱スチームの導入によって予め決められた
値に高められ且つ維持されており;この容器にわたって
このデリケートな葉状型製品を迅速に搬送し、次いでジ
ャケット付き冷却容器の中へと第二エアーロックシステ
ムを介して排出せしめ、ここでこの製品を周囲温度とほ
ぼ同じ又はわずかに高い温度へと冷やし;この冷やされ
た製品を次にドライヤーへと搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は揮発性油を含むハーブ及
びスパイスの実質的に連続的な滅菌のための方法及び装
置に関連し、これにより、ハーブ及びスパイスに、人間
の消費に関する安全性、逐次の食品加工性及び長い貯蔵
寿命を有する貯蔵性を授けながら、これらの所望の官能
的性質は保持される。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】米国特
許第4,844,933号に詳細の通り、農業食製品が
有する細菌を殺すために照射又は化学品の使用を伴わな
い食製品の滅菌は、食品加工工業において時折り所望さ
れる。上記の特許に説明されている通り、種々の乾燥植
物製品、例えば葉状ハーブ及びスパイスの滅菌は、手頃
な値段で市場製品に到来するには複数の異なる且つしば
しば対立する規準を満足することを必要とする。葉状ハ
ーブの加工に関する第一の概念は、その製品に人間消費
にとっての安全性を授ける満足なレベルの滅菌を保証し
ながら、外見及びハーブの中の揮発性油により主として
もたらされる官能特性を保持せしめることにある。
【0003】従来技術の説明 米国特許第4,844,933号及び第4,967,6
51号においては、バッチシステムと呼ぶことのでき
る、植物製品の滅菌のための工程及び装置が詳細されて
おり、ここでは、一定量の生野菜製品を容器システムの
中に入れ、この製品を滅菌、且つその外見及び官能的性
質を保存するように選ばれた期間及び選ばれた圧力にて
滅菌調理用スチームにさらすことを行っている。上記の
特許の装置及び工程は有用性が実証されているが、製品
の有意なる利点を保存しながらこのバッチシステムの滅
菌工程に関する製品処理能、即ち、野菜製品の外見、風
味レベル、水分及び油分含有量、芳香及び口あたりを保
存しながらこの野菜製品を完全に滅菌する能力を向上せ
しめることが所望される。よく知られている通り、ほと
んど全ての葉状ハーブは、種々の滅菌処理、特に利用者
が保存を所望する性質に結果として有害な影響を及ぼす
ような植物製品の本質的な加熱処理をもたらす、長時間
にわたり高い温度にさらされるスチーム滅菌にかけられ
たとき、実質的な変質又は損傷を特に受け易い。更に、
ハーブを回収した後、且つこの製品を滅菌して包装せし
める加工プラントへとこの製品を運搬する前に、日光及
び外気又はドライヤーにさらしてハーブを乾燥すること
が慣習となっている。このことは、更なる加工箇所へと
製品をバルクで搬送せしめることを可能とはするが、し
かしながら軟質なハーブをもろくもし、従ってその後の
加工者がこのような材料を滅菌する際に比較的慎重な加
工技術の利用を必要とすることをもたらす。その他の従
来技術において、スパイスがより強健な性質を有する場
合、即ち硬質な外殻を有する種類、例えば種子、根又は
樹皮である場合、この製品を起源からそれに続く包装装
置へと連続的に輸送しながら、この製品を完全に滅菌す
るような十分なる時間にわたってこの構成成分を単に滅
菌スチームにさらすことが長い間の慣習となっている。
このような技術のうちの一つは1991年10月にフラ
ンス国,パリにおいて開かれたニュープロダクトセミナ
ーにてEuroma FoodIngredients
によって詳細された。この工程は、ハーブ又はスパイス
を短時間に過熱(superheat)したスチームに
さらし、次いで乾燥させることを包括して詳細されてい
る。この工程は種子製品、例えば胡椒、クミン及びナツ
メグ、並びにハーブ、更には粉末状スパイス、例えばパ
プリカ及びカレーにとって適切なものとして詳細されて
いるが、ハーブはこの技術によっては有効に処理できな
いことが一般に知られている。Euromaに詳細の通
りにハーブを処理すると、ほとんどの芳香及び風味価値
はこの滅菌手法の結果失われる。一方、硬質外殻スパイ
ス、例えば胡椒を詳細の技術によって処理すると、滅菌
製品が得られうる。従って、Euromaの連続処理
は、実質的な微生物削減を所望するハーブに利用するこ
とはできない。
【0004】風味及び官能的性質を失うことのないハー
ブのスチーム滅菌のための唯一の有効な手法は、米国特
許第4,844,933号及び第4,967,651号
に詳細されている手法である。従って、揮発性油にその
芳香及び風味が含まれており、且つスチーム滅菌条件の
もとでこの揮発性油が透過してしまうような軟質な外部
構造を有するハーブ及びその他の植物製品の、スチーム
滅菌のための連続式処理の要望が存在し続けている。
【0005】発明の概要 本発明の目的は、ハーブを滅菌するための連続式スチー
ム滅菌工程の提供にある。
【0006】本発明の更なる目的は、物質であって、そ
の風味及び芳香が、スチーム滅菌条件のもとでこの物質
から失われるような揮発性油に由来しているものを滅菌
するための連続式スチーム滅菌工程の提供にある。
【0007】本発明の他の目的は、スチーム滅菌の後に
植物製品の中に揮発性油成分を保持せしめる、ハーブ、
スパイス及びその他の植物製品のための連続式スチーム
滅菌方法の提供にある。
【0008】以降により自明となるであろう本発明のこ
れら及びその他の目的は、第一容器において植物製品を
スチームにさらし、次いで第二容器に搬送し、ここでこ
のスチームから揮発性油成分を回収するために、この植
物製品上に滅菌用スチーム及び蒸発した風味油が凝縮す
るような条件のもとでこの植物製品を冷却せしめること
を含んで成る処理によって達成される。
【0009】本発明により、入口及び出口にエアーロッ
ク手段を有する第一スチーム滅菌容器を利用する、より
デリケート(繊細)なスパイス及びハーブ、例えば葉状
ハーブ及び軟質なスパイスを迅速且つ完全に滅菌する装
置及び工程が提供される。この滅菌容器は、葉状ハーブ
又は軟質スパイスを入口から出口へと搬送する手段、及
び滅菌すべき製品の表層をスチームにさらすための手段
を含む。この装置は更に、滅菌された製品上に滅菌用ス
チームを凝縮させ、これによって滅菌工程中に蒸発した
揮発性油成分を回収する冷却容器を含んでいる。
【0010】以上、及びその他の利点は添付図面を参照
しながら以下の詳細な説明を熟慮することによってより
明らかとなるであろう。
【0011】
【課題を解決するための具体的手段】本発明において、
植物製品を滅菌するために調理用スチームを利用する。
本質的には全ての植物製品が本技術において滅菌されう
るが、植物製品であってこのような製品の中に含まれて
いる揮発性油の中に芳香及び風味価値が見い出されてい
るようなものにおいて最もその有用性が見い出せる。こ
のような製品の例には、ハーブ及びスパイス、特に葉状
ハーブ及びデリケートなスパイスが含まれる。デリケー
トなスパイスは、硬質外殻を有さないものである。硬質
外殻スパイス、例えば胡椒も本技術において滅菌されう
るが、しかしながら、その硬質外殻のため、それらは同
様に他のスチーム滅菌技術によっても有効に処理されう
る。従って、本技術における処理にとって好ましい植物
製品は葉状ハーブ及びデリケートなスパイス、特にハー
ブである。
【0012】滅菌は調理用スチームを利用して成し遂げ
られる。調理用スチームは飲料水から発生させるもので
あり、これは一般に軟性飲料水から、ステンレススチー
ル製ボイラーの中で発生させる。スチーム圧は特に限定
しなく、そしてこれはスチーム滅菌器の中で5〜50ps
igに範囲しうる。スチーム滅菌器の中の典型的なスチー
ム圧は5〜30psig、そしてより好ましくは8〜12ps
igに範囲しうる。利用するスチームは飽和であるか、又
は過熱化スチームのいづれかでありうる。30〜150
°Fで過熱した過熱スチームは、スチーム滅菌の効果を
下げることなく復水の量を減らすのに役立ちうる。飽和
スチームが好ましく、なぜならこれはより安価であり且
つ発生させるのに容易であるからである。飽和スチーム
を利用する場合、ドライヤーへの負荷を下げるよう滅菌
植物製品の水分含有量を下げるため、このスチームをド
ライにすることが好ましい。飽和スチームは、スチーム
から凝縮スチーム(水)を排除する凝縮トラップ又はそ
の他の手段の利用によって乾かす。
【0013】スチーム滅菌用容器はあらゆる適切なサイ
ズ又は形であってよい。この容器は入口から出口に植物
製品を搬送し、同時にこの植物製品の表層をスチームに
さらすような手段を有する。従って、この製品は入口か
ら出口へと搬送されるに従って撹拌するべきである。全
ての面のスチームへの暴露は、可能な限り短い時間の滅
菌を及ぼすのに必要である。全ての面をさらすようにこ
の製品を撹拌することを行わないと、滅菌を達成せしめ
るのにより長い時間を必要とするか、又は最終製品は所
望するよりも高い微生物負荷を含みうるであろう。滅菌
器における長い滞留時間は植物製品を加熱するため、避
けるべきである。エアーロックを除くスチーム滅菌器の
中での適切な滞留時間は一般に数分以下、好ましくは1
分以下、そしてより好ましくは2〜20秒である。実際
の滞留時間は、コンベアースピード、スクリューの回転
スピード、容器の容量、仕込んだ植物製品の容積及び最
終製品において所望されている所望の最終微生物含有量
に依存して変わるであろう。
【0014】植物製品を搬送且つ撹拌するための手段は
限定されず、そしてこれにはコンベアースクリュー、エ
ンドレスなコンベアーベルト(PCT WO 90/0
0865号に詳細)、パドル並びに滅菌容器自体の傾斜
及び回転の利用を含みうる。スクリュー又はパドルの利
用は、植物製品を同時に撹拌及び搬送せしめる。コンベ
アーを採用する場合、このベルトはメッシュ構造である
べきであり、そして撹拌を授けるようにインジェクショ
ンノズルを介してこのベルトの下方にスチームは導入さ
れうる。もし植物製品に薄い単層のみが存在し、従って
全ての面が暴露されるようなとき、撹拌はしなくてもよ
い。
【0015】植物製品はエアーロックの利用を介して滅
菌器に導入且つ排出され、従ってこの滅菌容器中の内部
スチーム圧は維持されている。あらゆる種類のエアーロ
ックが利用できる。好ましい種類のエアーロックは多重
羽式(マルチベイン)ロータリーバルブである。他方、
PCT WO 90/00865号に説明されているよ
うなエアーロックもスチームの漏出を伴わずに利用され
うる。製品がこのエアーロックの中で費やす時間は限定
されない。多重羽式ロータリーバルブをエアーロックと
して用いる場合、2〜10秒の滞留時間が典型的であ
る。
【0016】該滅菌器は半連続式処理の利用によって簡
素化されうる。この半連続式処理においては、滅菌すべ
き製品をバッチ式に密閉容器の中に導入し、この容器に
10水銀インチから完全真空(30水銀インチ)、好ま
しくは25〜30水銀インチの真空を施す。真空は、1
5〜40psig、好ましく20〜30psigの範囲における
圧力下のスチームの導入によって破る。次にこの内容物
を、以下に詳しく説明する冷却器の中に迅速に導入す
る。この好ましい態様において、その接触時間は非常に
短くてよく、それは供給スチーム圧によって容器圧を平
衡にするのに必要とされるような時間にすぎないもので
よい。4〜5秒程度の時間が満足なものであることが見
い出されている。任意の特定のバッチにおいて滅菌され
るハーブの容量は、スチームと製品とのよりよい接触を
促進するような小ささであることが好ましい。真空の利
用は本質的に、滅菌すべき製品の表層がスチームと接触
していることを保証するような程度である。もし単に大
気圧にてこの容器の中にスチームを導入したら、この容
器の中の空気は本技術の優れた滅菌を妨害する絶縁体と
して働く。この技術においては、撹拌は必要とされず、
従って内部スクリュー又は搬送装置が必要とされないた
めこの装置は比較的簡単なものである。実際は、小さな
チャンバーを二個の蝶型又はその他の形状のバルブの間
に形成せしめることができる。滅菌すべき製品をホッパ
ーを介してこのチャンバーの中に、完全に重力の流れの
もとで、又はホッパーの中の搬送スクリューの利用を介
して導入する。このチャンバーの中に製品を充満させる
ことを補助するため、特に葉状ハーブを処理するとき、
チャンバーの中への葉状ハーブの導入を補助するように
このチャンバーを真空にすることがしばしば所望され
る。通常葉状ハーブは軽く、且つふわふわしており、従
って均等な状態において、又は単なる重力の作用のもと
では搬入されないことがある。真空の利用はこのような
材料をチャンバーの中に導入するのに役立つ。製品がチ
ャンバーの中に導入されたら、このチャンバーをシール
し、真空を引き、次いでスチームを導入する。この特別
なる操作方法は従来詳細されているものに勝るいくつか
の潜在的な利点を授ける。第一に、これは滅菌容器の中
の内部搬送手段を削除せしめ、従って装置を簡素化にし
て信頼性を向上せしめる。第二に、より少ない機械的操
作に起因して、製品のサイズの崩壊を小さくする。第三
に、装置のサイズが比較的小さいことは滅菌容器の取付
けを簡単にする。
【0017】該滅菌容器の出口から、滅菌された製品は
エアーロックを介して冷却器の中へと導入される。この
冷却器の目的は第一に、この製品に由来する揮発性油の
一部を含む滅菌スチームを凝縮させることにある。この
スチームは植物製品上で凝縮することが好ましく、これ
によってスチームに由来する最大可能量の揮発性油が捕
捉されうる。これは、この冷却器を大気圧で、且つスチ
ームが冷却されて植物製品上に凝縮するようにこの植物
製品をこの冷却器の断面の実質的に全体にわたって並べ
たような条件のもとで操作することによって成し遂げら
れうる。この状況において、滅菌器中で蒸発した揮発性
油は再捕捉されうる。この冷却器は好ましくは植物製品
の流動ベッドを含んで成り、スチームはこの冷却器から
排出される前にこれを通過すべきである。好ましい態様
において、植物製品はこの冷却器の中で、その入口から
その出口に向って、中空ねじ式二軸スクリューコンベア
ー(hollow flight twin scre
w conveyor)、例えばカリフォルニア州フレ
モントのTHERM−A−COREより製造されたもの
を用いて搬送される。この装置は、冷却器の中でのスチ
ームと植物製品との最大の接触を可能とし、同時にこの
スクリューコンベアーによる熱交換を介してハーブの冷
却を可能とする。植物製品を冷却する他の手段が利用さ
れうる。例えば、スチームが植物製品上に凝縮するよう
にこれを冷却するため、流動式植物製品ベッドに冷却コ
イルを配置してよい。他方、この冷却器は、冷却壁を有
する傾斜回転式容器を含んで成りうる。この容器が回転
するに従って、植物製品はその温度を低下せしめる冷却
壁と接触し、従ってこの冷却器が回転し続けると、この
冷却された製品はスチームと接触してこの植物製品上で
それを凝縮せしめる。
【0018】冷却器の中での滞留時間は、大部分そして
好ましくはほぼすべてのスチームがこの植物製品上で凝
縮するのに十分に長いものである限り、限定はされな
い。従って、要望されるスチーム凝縮が提供されるよう
この冷却器の中には十分なる製品が保持されているべき
である。10分以下の滞留時間が適当であると実証され
ている。この冷却器に入る際の植物製品の温度は一般に
約150〜230°Fであり、そして冷却器を出る際は
約70〜120°Fであるが、しかしながら、この冷却
器の中で十分なるスチームがこの製品上で凝縮される限
り、より高い又はより低い侵入及び排出温度が可能であ
る。滅菌器を出るときの製品は約200〜250°Fの
温度を有している。ハーブは、冷却器に搬入されること
によって冷却を受け、そして凝縮は滅菌器の出口と冷却
器に入ったときとの間の製品の温度差に原因する。滅菌
器の中の製品の温度は、スチームの植物製品の全ての面
との接触を達しせしめるのに必要な滞留時間によって決
定されるであろう。滅菌器及び冷却器の両者における滞
留時間は、特定の植物製品、装置の種類及び処理すべき
製品の容量に依存して変わるであろう。典型的には、こ
の滞留時間はより強い撹拌によって短くなるであろう。
撹拌の程度は、植物製品に損傷を与えないように選択す
べきであり、そしてこれは撹拌に耐えうる製品の能力に
依存して製品間で変わるであろう。
【0019】製品が冷却され、そしてスチームが凝縮さ
れたら、製品を乾燥して本来の水分含有量に戻すべきで
ある。植物製品がハーブのとき、その本来の水分含有量
は約6〜12湿潤重量%である。この処理の間、植物製
品の水分含有量は一般に凝縮スチームの結果としてもと
の重量に基づいて約5〜20湿潤重量%増大するであろ
う。過熱スチームを用いると、水分量の増大は少なくな
りうるが、湿潤飽和スチームを用いると、冷却器を出る
ときの製品においてより高い水分含有量がもたらされう
る。ドライヤー及び乾燥条件は限定せず、そして米国特
許第4,844,933号又はPCT WO 90/0
0865号に教示されているものでありうる。その他の
乾燥条件及び装置もこの植物製品をほぼその本来の水分
含有量へと戻すのに用いられる。微生物汚染を回避する
ために好ましくは濾過空気が利用され、そして滅菌製品
の汚染を制限するため、又は回避するような条件のもと
で製品は搬送且つ包装される。滅菌の直後に製品を利用
する場合、この乾燥段階は省かれるか、又は乾燥の程度
を下げることができる。
【0020】数枚の図面にわたる、対応箇所に数字を示
している図面を参照することによる特定の好ましい態様
の詳細において、図1には本発明の工程を実施するのに
有用な装置の図面を示している。本工程に関して、特定
のタイプの表面を清浄にし且つ乾燥させた植物製品、例
えば葉状ハーブ又は数種の硬質外殻スパイスより選ばれ
たものを、常用のコンベアー11を伴う供給器からホッ
パー10に供給する。このホッパー10は、エアーロッ
クに到る出口フィードを有し、このエアーロックは第1
バルブ17、それに続く測量チャンバー17A及び第2
バルブ17Bを有し、これは常用の回転式多重羽バルブ
(図3Cを参照のこと)のようなエアーロックであって
よく、そして製品は滅菌容器12の入口21に直接投入
される。容器12は商業的な構造であってよく、そして
典型的にはシリンダー型のステンレススチールであり、
モーター駆動及びギアーボックス15をその入口の先端
に隣接して有し、そして排出口23に隣接するその反対
側の先端に支持マウント及びシール壁19を有している
ものである。容器12は、その内部の温度の厳密なコン
トロールを促進せしめるため、14で示すようにジャケ
ットが施されていることが好ましい。この容器の中に
は、図2の26で示すらせん状のスクリューが下記に詳
細の通りに回転するように取付けられている。エアーロ
ックシステム13に関して可変的スピードコントロール
を利用することは、容器12の内部に供給されるバッチ
の区分けをコントロールし、従ってスクリュー26への
過剰負荷を阻止する。エアーロックとスクリュー26の
作動の密接な関係は、製品の実質的な連続式処理をもた
らすであろう。
【0021】滅菌処理の実施において、スチーム、好ま
しくは清浄な飲料水を熱することによって得られるスチ
ームとして定義する調理用スチームをフィルターシステ
ムそして好ましくは軟水装置30を介して供給源28か
らスチーム発生器16へと供給する。このスチームは任
意の適当な手段、例えば第1ボイラー22から供給され
るスチームコイルによって熱せられる。容器16の内部
にあるのは熱交換導管32であり、スチームはこれを伝
って導管32と第1ボイラー22の内部の間を循環す
る。第1ボイラー22から導管24にわたり、スチーム
圧はスチーム制御器101によって所望のレベルに制御
され、そしてこのスチームはチャンバーの内部を特定の
温度に保つようジャケット14に供給される。ジャケッ
ト14を加熱する手段には電気コイル又は加熱テープも
しくはストリップが含まれうる。容器16から、調理用
スチームは常用の構造の適当なバルブを介して容器12
の内部に直接的に導入される。前記した官能的性質を保
存することにおいて市場が注目しているタイプのほとん
ど乾燥植物製品に関して、本発明の連続式滅菌処理の際
の容器12の内部において採用されるスチーム圧は、ス
チーム制御器102によりコントロールして5〜25ps
igの範囲とすべきであり、そしてバルブ17Bと排出バ
ルブシステム34の間の容器12における搬送処理時間
は好ましくは2〜20秒であり、そしてこれは排出バル
ブシステム34の中での更なる滞留時間を含まない。調
理用スチームは、調理用スチーム発生器16において発
生する飽和スチームを過熱器103に通して過熱スチー
ムを作ることによって過熱されうる。過熱器103にお
ける加熱手段は電気でよい。滅菌器12における製品処
理速度は、図2に示し且つ下記により詳しく説明する、
らせん状スクリューコンベアーの利用による輸送中での
適当な撹拌を伴って達成される。
【0022】エアーロックシステム34を介する自動排
出は、容器12の出口から実質的に連続式な、迅速性を
伴う排出を保証するため、且つ容器12の中の温度及び
圧力の特定の条件を保持するために採用される。このた
め、エアーロックバルブ34は図3a及び3bに示す通
り、二重バルブ配列を採用している。即ち、第1バルブ
36Aは測量チャンバー36Bが一杯となるように周期
的に開閉し、従ってバルブ36Aが閉じると排出バルブ
36Cが開いて冷却容器41へと排出が行われうる。こ
こでも、図3cの多重羽式バルブ又は図3dの無羽式回
転バルブがこの型の作動に適している。
【0023】当業者に既に明らかである通り、滅菌段階
及びエアーロックシステムにわたる植物製品の実質的に
連続的な流れを保持するよう、らせん状スクリュー26
並びに種々のバルブ、17,17B,36A及び36C
の処理速度の端末表示を含むコンピューターコントロー
ルが中心ワークステーションより容易になされ且つモニ
ターすることができる。
【0024】冷却容器41は滅菌容器12のものと同一
の設計であってよいが、しかしながら冷却工程の際によ
り多くの量の植物製品に適合するようにより大きな寸法
を有することが好ましい。冷却容器41は好ましくはジ
ャケット42を有し、これにわたって冷却流体、例えば
水がポンプ43から循環する。冷却容器41の内部温度
を慎重にコントロールするため、導管44及び冷却循環
タンク46を介してジャケット42から冷却流体の再循
環を行う。この冷却循環タンク46は、パイプ50を介
して直接的に接続している冷却タンク40へと冷却流体
を供給せしめるものである。冷却タンク40の温度は常
用の温度センサーによって制御されている。冷却容器4
1の内部の上には、本明細書に参考として組入れた米国
特許第4,844,933号に詳細されているような撹
拌手段が施されていてよい。冷却器の中の製品は排出さ
れる前に70〜120°Fの温度まで冷却される。容器
12に関して図2に開示したようなスクリューコンベア
ーが択一的に採用されうる。しかしながら、容器41に
わたる製品の処理速度は容器12の中のように限定され
ないため、らせん状スクリューコンベアーの出費をこう
むる必要はない。あらゆる場合において、容器41の入
口52から出口54にわたって植物製品を搬送するため
に任意の適当な種類の搬送手段が採用される。製品はバ
ルブ56を通って、搬送手段、例えば柔軟ベルト又はス
クリューコンベアーのいづれかを介してホッパー58へ
と排出され、これよりこの製品は乾燥容器60へと移さ
れる。用いる冷却容器41の種類及びその作動条件に依
存して、バルブ56は必要でないことがある。従って、
冷却器41の内部はほぼ大気圧に維持されている。図1
における乾燥容器60は容器41の出口54の下に直接
置かれていてもよく、従ってコンベアー及びホッパー5
8の必要性がなくなる。
【0025】以上のシステム及び工程はデリケートな葉
状及び類似の種類のハーブを緩かに、しかしながら迅速
に処理するように設計されているが、オールスパイス、
アニス、アナトー、カラウェー、カルダモン、セロリ種
子、コエンドロ、クミン、いのんど種子、ういきょう、
ころは、からし種子、ナツメグ、けし種子、シナモン、
しょうが、うこん及びとうがらしのような硬質外殻スパ
イスの処理においても利用されうる。このような種類の
スパイスに関しては、冷却容器41及び補助冷却循環シ
ステム46は必要でない。エアーロックバルブシステム
34から排出される製品をドライヤーシステム60に直
接導入させることができ、これはドライヤーの入口をエ
アーロック34の下に直接置くことにより行われる。
【0026】図1において容器60を図解しているが、
あらゆる種類の乾燥構造体が採用できることが理解され
るであろう。例えば、熱風が上方に向って通過して放出
される穴の開いたプレート上で植物製品を搬送するよう
な流動ベッド乾燥が採用されうる。更に、振動流動ベッ
ドドライヤー又は真空ドライヤーも採用でき、この場合
真空ポンプは製品からの水分の急速な蒸発に役立つよう
な適当な低圧で密閉乾燥容器の中の雰囲気を保つ。パド
ル又はらせん状スクリューによって製品を移動させる搬
送チャンバーを採用することができ、この場合、有効な
選択として熱風をこの容器にわたって常に流す。ベルト
上で搬送される間にこの植物製品にわたってその上方に
熱風が流れているようなベルトドライヤーは、満足なる
乾燥結果ももたらすことができる。好ましくは、各シス
テムにおいて、その乾燥空気温度は70°〜300°
F、そして更により好ましくは100°〜250°Fで
あり、温度が高いことは、乾燥システムにわたる迅速な
輸送時間を可能とする。連続式ドライヤーは複数の乾燥
ゾーンも有し、そして最後のゾーンは冷却ゾーンとして
利用される。
【0027】上記の装置における処理の成功にとって特
に重要なのは、供給ホッパー10から滅菌容器12に到
る乾燥植物製品の供給のコントロールにある。本発明の
処理に関して、エアーロックシステム13の作動のコン
トロールは、エアーロックへの植物製品の過剰供給が回
避されるために必要であることが明らかであろう。これ
は処理する特定の植物製品に大きく依存しうるものであ
り、そして本装置によって滅菌されうる植物製品の種々
の物理学的性質に起因して、最良の結果を得るための試
行錯誤が必要とされるであろう。
【0028】図2に関しては、シリンダー型容器12に
取付けられたらせん状スクリュー26のより詳細な図を
示しており、ここでは明瞭のために常用の電気動力モー
ター及びギヤーは省いてある。らせん状スクリュー26
は回転するように取付けられており、その先端は常用の
シールベアリング、例えば流体−冷却化両面機械的シー
ルに固定されており、そしてその軸はシリンダー型容器
12の軸に沿って平行且つ同軸に伸びている。本発明に
従い、入口21を介してスクリュー26のねじ山に向う
植物製品の処理速度のコントロールのため、図2に示す
通り排出口23に向って製品を移動させる右ねじが施さ
れており、ここでこのスクリューのねじ山は、図1に示
す出口23を通ってエアーロックシステム34の第1バ
ルブ36Aを通過する排出を促進するように位置66に
て逆向きになっている。このようなスクリュー配備は、
コントロールされた製品移動及び滅菌スチームへの植物
製品の暴露を大いに高めることを特徴とし(粉末及び微
細顆粒でさえも)、これは従来の処理において可能であ
ったものよりもより高められた速度で滅菌容器12から
出口23に到る輸送を可能とする。
【0029】本発明の利用において、エジプト産バジル
は滅菌容器12において約9psig、滞留時間10秒にて
有効に滅菌された。その他の種類の葉状ハーブ、並びに
共通点のあるスパイス、例えば月桂樹の葉、タイム、マ
ヨラナ、まんねんろう、セボリー、オレガノ、セージ、
ミント、パセリ、シラントロ(cilantro)、い
のんど及びカワラヨモギも本発明により効果的に滅菌且
つ処理されることができると考えられ、この場合滅菌容
器の中での滞留時間は30秒以下であり、そして好まし
くは2〜20秒の範囲において維持される。この処理の
短い滞留時間は前記に列挙した所望の性質の保持に大い
に役立ち、従って滅菌された製品はその外見並びに官能
的性質、例えば風味及び芳香性を実質的に保持している
であろう。
【0030】滅菌容器の中の圧力は5〜25psigにて保
たれ、葉状ハーブにとっては8〜12psigの範囲が好ま
しい。硬質外殻スパイスの処理においては、圧力及び滞
留時間は幾分高めでよい。
【0031】本発明の工程の実施において、乾燥植物製
品、更には滅菌化植物製品の連続撹拌は最良の結果を得
るために重要であることが明らかでありうる。
【0032】冷却容器41において、内部温度を35°
〜65°Fに保つことが好ましく、そしてこれは詳細し
た冷却水ジャケットシステムによって容易に成し遂げら
れうる。容器41において、入口52から排出口54に
わたって撹拌及び搬送を行うのに回転式パドル又は回転
式スクリューシステムを利用することが好ましい。
【0033】乾燥容器においては、前記した通り植物製
品がさらされる温度は70°〜300°Fの範囲、好ま
しくは100〜250°Fの範囲でよく、そしてこれは
前記した任意の装置によって成し遂げられうる。ドライ
ヤーは異なる温度の複数の乾燥ゾーンを有すことができ
る。乾燥容器における上記した温度範囲において、この
乾燥容器を通過する搬送時間は、広範囲の種類にわたる
葉状ハーブ及びスパイスに関して、高温で約1分から低
温で120分ぐらいに範囲しうる。
【0034】エアーロックシステムにおいて用いるバル
ブの種類は製品処理効率にとってむろん重要である。エ
アーロックシステム13及び34の各バルブに関して無
羽式バルブ84を利用することは、動作の簡素化の利点
をもたらす。二重蝶型バルブ86及び二重ゲート型バル
ブ88も、材料管理におけるフローコントロールに常用
されているスライド式バルブと同様に採用できることが
当業者には明らかであろう。特に重要なのは容器12に
おける温度と圧力の条件の維持であり、従って、この滅
菌容器12又は冷却容器41における温度と湿度の条件
のあらゆる妨害を小さくするために13及び34にて回
転式多重羽エアーロック型バルブを採用することができ
る。更に、ホッパー10からの仕込みにおいて、バルブ
17を介して測量チャンバー17Aの中に乾燥植物製品
を積極的に供給するために、このホッパー10の中にス
クリューコンベアーのような積極式供給器を採用するこ
とができる。他方、エアーロックシステム13によって
運ばれたスチームを出すためにホッパー10の中にスチ
ーム解放ダクトを装備することもできる。ここでも、ホ
ッパー供給スクリュー、滅菌容器の輸送スクリュー及び
エアーロックのバルブの可変的なスピードコントロール
は当業者によって容易に成し遂げられる。
【0035】ドライヤー60から、植物製品は出口72
を介して集収ホッパー74へと排出され、このホッパー
74には常用の秤量装置コントロール76が装備されて
おり、これは下に取付けられたホッパーが予め決められ
たレベル又は重量まで装填されると作業者がこのホッパ
ー74を交換するように信号を発するようになってい
る。
【0036】図4及び5は、滅菌工程の際に滅菌する製
品の撹拌の必要性を省いてある簡素化滅菌装置を示す。
この概念を図4及び5を参照しながら説明する。図4は
一般的な装置全体の流れ図を示す。符号41,60,7
2,74及び76は既に記載の通りである。この態様に
おいて、フィードビン100由来の製品はサージホッパ
ー121の中に導入され、ここでこれは回転式エアーロ
ック122を介して可変式スピードコンベアー123へ
と導入される。この回転式エアーロックの目的は、計量
(バッチング)チャンバー113及びコンベアー123
によって滅菌チャンバー114へと製品が導入される速
度を決定することにある。コンベアー123の利用は任
意的であり、そして所望するならば省いてもよい。製品
は可変式スピードコンベアーを出て計量チャンバー11
3へと導入される。計量チャンバー中の製品は装填バル
ブ104を介して滅菌チャンバー114へと導入され
る。典型的にはこの装填バルブは蝶型バルブであるが、
しかしながら計量チャンバーからこの滅菌チャンバーを
隔絶するのに利用されうるあらゆる種類のバルブが採用
されうる。シーケンスタイマー106はプログラムの順
序に従って装填バルブ104と排出バルブ105の開閉
をコントロールする。このプログラムはコンピュータ
ー、手動、又はその他のコントロールシーケンス設計に
よってコントロールされうる。滅菌チャンバーは真空源
107に接続されている。この真空源107は、真空ポ
ンプに到達する前に水蒸気及び製品の破片を排除する常
用のコンデンサー手段又はトラップを含みうる。この真
空手段に連結されている雑多な真空ゲージ及びバルブは
図示していない。真空を破ることが所望される場合のた
めにベント111が備っている。調理用スチーム発生器
108にもスチーム圧制御器112及びドレン手段10
9が備っている。図示していないが、調理用スチームは
前記した通りに過熱され、又はドレン109を介して凝
縮物を排除させるような手段が備っていてよい。セレノ
イド型バルブ110は滅菌チャンバーへのスチーム及び
真空ラインの導入をコントロールする。滅菌チャンバー
由来の製品は連続式冷却器41へと排出され、これは前
記したものと類似のものである。処理装置の残りの部分
は前記した通りである。
【0037】図5を参照しながら本工程を説明する。こ
の特定の例において、全周期時間は20秒であり、そし
てスチーム導入時間は5秒である。この例においては、
バルブ104をまず開き次いで閉じることによって製品
を滅菌チャンバーの中に導入している。バルブ104を
開けて製品を導入し、そしてバルブを閉める順序には全
部で約4秒かかる。この滅菌チャンバーの中に製品が導
入されたら、この滅菌チャンバーを所望の真空度にする
ためにバルブ110aを約5秒間開く。次にバルブ11
0aを閉じ、そしてバルブ110bを開いて所望の圧力
でスチームを導入する。この例においては、このバルブ
は5秒間開けておき、次いでバルブ110bを閉じ、そ
してバルブ105を約2秒間開いて製品を排出させる。
次にバルブ105を閉じ、そして真空バルブ110aを
約4秒間開いてこの滅菌チャンバーを真空にする。この
順序は、滅菌チャンバーが真空となったままバルブ10
4を開くことにより繰り返し、従ってこれは滅菌チャン
バーの中への製品の導入に役立つ。滅菌チャンバーの中
への製品の導入に役立つ真空の利用は所望するならば省
くことができる。例えば、スパイスの場合は滅菌チャン
バーの充填を補助する真空の利用は必要でない。他方、
葉状ハーブの場合は真空は有利である。
【0038】以上の説明からわかる通り、この例におい
ては処理全体に約20秒しかかからない。この例におい
て、滅菌チャンバーは長さ12インチ、直径6インチを
有している。より長い又はより短い周期時間を利用する
ことができ、そして特定の種類の製品それぞれに関して
その処理時間を最適化するために簡単な日常的な実験が
利用できる。更に、滅菌の程度は滅菌チャンバーの中で
の時間にも影響を及ぼす。即ち、製品を更なる処理工
程、例えば調理にかける場合、全ての微生物を殺すため
の完全な滅菌は必要ではない又は所望されないことがあ
る。他方、利用のために包装又は運送されるような製品
に関しては、所望の程度の滅菌を得るためにより長い時
間が必要とされうる。
【0039】米国特許第4,844,933号のバッチ
式工程と同様に、滅菌容器に導入するスチームの正確な
温度及び圧力は処理すべき植物製品の特性に依存するで
あろう。例えば、滅菌すべきハーブ又はスパイスを次に
その他の調理工程に用いるとき、滅菌植物製品が末端利
用者のために包装されることを意図する場合に反して、
幾分効果の低い滅菌、例えば殺菌作用が許容されうる。
更に、滅菌、揮発性油の保持、本質的な風味性及び外見
の観点における種々の植物製品の反応は植物種の間で変
わりうるものあり、従って滅菌すべき特定材料のサンプ
ルの試行錯誤試験が必要であろう。しかしながら本発明
の方法及び装置の利用は、既知起源に由来し、且つ既知
の条件のもとで処理された有機材料の大きなロット又は
バッチの標準化を可能とするであろう。
【0040】製品は密閉されたシステムにおける容器1
2の中で緩かな圧力及び滅菌温度に非常に短い時間にさ
らされるのみである事実に基づき、ハーブ及びスパイス
の高いパーセンテージの揮発性油が保持されるであろ
う。これは開放系処理又は植物製品を本質的に加熱せし
める処理では失われるものである。更に、滅菌、加熱及
び脱水パラメーターの正確なるコントロールは、製品に
おける適切な水分値のコントロールを保証し、これはこ
の周期の終了時での製品の全体的外観及び貯蔵寿命にと
って重要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するのに用いられる装置の
図解。
【図2】本発明の滅菌容器の詳細な横断面。
【図3】本発明に用いることのできるエアーロックシス
テムの構成要素の断面透視図。
【図4】製品を撹拌することなく滅菌チャンバーの中で
滅菌を行う本発明の他の実施態様。
【図5】製品を撹拌することなく滅菌チャンバーの中で
滅菌を行う本発明の他の実施態様。
【符号の説明】
10…ホッパー 11…コンベアー 12…滅菌容器 13…エアーロックシステム 14…ジャケット 15…モーター駆動及びギアーボックス 16…スチーム発生器 17…第1バルブ 17A…測量チャンバー 17B…第2バルブ 18…導管 19…支持マウント及びシール壁 20…ジャケット 21…滅菌容器の入口 22…第1ボイラー 23…排出口 24…導管 26…らせん状スクリュー 28…供給源 30…軟水装置 32…熱交換導管 34…排出バルブシステム 36A…バルブ 36C…排出バルブ 40…冷却タンク 41…冷却容器 42…ジャケット 43…ポンプ 44…導管 46…冷却循環タンク 50…パイプ 52…容器41の入口 54…容器41の出口 56…バルブ 58…ホッパー 60…乾燥容器 66…逆回転位置 72…乾燥容器の出口 74…集収ホッパー 76…秤量装置コントロール 84…無羽式バルブ 86…二重蝶型バルブ 88…二重ゲート型バルブ 100…フィードビン 101…スチーム圧制御器 102…スチーム制御器 103…過熱器 104…装填バルブ 105…排出バルブ 106…シーケンスタイマー 107…真空源 108…調理用スチーム発生器 109…ドレン手段 110…セレノイド型バルブ 111…ベント 112…スチーム圧制御器 113…計量チャンバー 114…滅菌チャンバー 121…サージホッパー 122…回転式エアーロック 123…可変式スピードコンベアー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A23B 9/08 A23L 1/221 C 8114−4B // C11B 9/02 2115−4H 9281−4B A23B 9/00

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性油を含む植物製品を連続的に滅菌
    する方法であって、 a)前記植物を滅菌するのに十分な時間及び温度にてス
    チームが導入されているような滅菌容器の中にこの植物
    製品を投入し、 b)滅菌されたこの植物製品を冷却ゾーンへと排出し、 c)この冷却ゾーンの中の植物製品を、この植物製品と
    一緒にこの滅菌容器を排出するスチームがこの植物製品
    上で凝縮するような状態へと暴露せしめ、これによって
    この滅菌工程の間に蒸発した揮発性油を回収し、そして d)この植物製品を回収すること、を含んで成る方法。
  2. 【請求項2】 滅菌容器の中のスチーム圧が大気圧より
    高い、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 選択した圧力が5〜30psigである、請
    求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 葉を有する植物製品を用いる段階を含む
    請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 葉を有する植物製品が、月桂樹の葉、タ
    イム、バシル、マヨラナ、まんねんろう、セボリー、オ
    レガノ、セージ、ミント、パセリ、シラントロ、いのん
    ど及びカクラヨモギを含む群から選択される、請求項4
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 硬質外殻スパイスを用いる段階を含む請
    求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 硬質外殻スパイスが、種子、根及び樹皮
    を含んで成る群から選択されるスパイスを含む、請求項
    1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 硬質外殻スパイスが、オールスパイス、
    アニス、アナトー、カラウェー、カルダモン、セロリ種
    子、コエンドロ、クミン、いのんど種子、ういきょう、
    ころは、からし種子、ナツメグ、けし種子、シナモン、
    しょうが、うこん及びとうがらしを含む群から選択され
    る、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記滅菌容器の中の植物製品の滞留時間
    が約30秒以内である、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記容器の中での滞留時間が2秒以上
    となるようなスピードで、植物を前記容器の一端から前
    記容器の他端へと搬送する段階を含む、請求項1に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 前記滅菌容器の中の植物製品の滞留時
    間が約2〜30秒である、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 植物製品を滅菌容器の入口に供給する
    ために排出口を有する供給ホッパーを利用する段階を含
    み、この供給ホッパーがその出口への製品の積極的供給
    のための供給スクリューを含んでいることを特徴とする
    方法。
  13. 【請求項13】 滅菌段階中に植物製品を連続的に撹拌
    する段階を含む、請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 冷却容器から排出される植物製品を乾
    燥する、請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 植物製品を、それがスチーム滅菌段階
    にかけられる前に有していた水分含有量とほぼ同じ程度
    に乾燥する、請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 植物製品を、約6〜12湿潤重量%の
    水分含有量となるまで乾燥する、請求項15に記載の方
    法。
  17. 【請求項17】 スチームが過熱スチームである請求項
    1に記載の方法。
  18. 【請求項18】 スチームが飽和スチームである請求項
    1に記載の方法。
  19. 【請求項19】 飽和スチームの中に含まれている全て
    の凝縮物を滅菌容器に導入する前に除去する、請求項1
    8に記載の方法。
  20. 【請求項20】 滅菌工程中にスチームがハーブを撹拌
    までするような状態においてスチームを導入する請求項
    1に記載の方法。
  21. 【請求項21】 冷却段階中に植物製品を撹拌しながら
    搬送する、請求項1に記載の方法。
  22. 【請求項22】 揮発性油を含む植物製品を滅菌するた
    めの装置であって、入口及び出口手段を有する滅菌容器
    (各該出口手段は、この容器に製品を加える又は取出す
    際に、この容器内を大気圧より高く維持する手段を有す
    る)、前記出口手段と流体連絡している冷却容器(該冷
    却容器は、植物製品と、この製品が滅菌容器から取出さ
    れるときにこれより排出するスチームとの均質な接触を
    提供するための手段を含んでおり、この手段は冷却中に
    前記植物製品上に前記スチームを凝縮させることができ
    る)を含んで成る装置。
  23. 【請求項23】 前記滅菌容器が植物製品を撹拌するた
    めの手段を有する、請求項22に記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記滅菌容器が、前記植物製品をその
    入口からその出口手段へと搬送するための手段を有す
    る、請求項22に記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記植物製品を乾燥するための手段
    が、前記冷却容器の排出端に備っている、請求項22に
    記載の装置。
  26. 【請求項26】 滅菌容器の壁に、この壁を熱するため
    の手段が施されている、請求項22に記載の装置。
  27. 【請求項27】 導管系に置かれている、間隔の置かれ
    た一対の二重蝶型バルブを利用して、供給器から植物製
    品を受け取り、且つ前記蝶型バルブの間にある内容物全
    てを前記滅菌容器へと排出せしめる工程を特徴とする、
    請求項24に記載の装置。
  28. 【請求項28】 前記乾燥容器がスクリューコンベアー
    を含み、そして利用方法が1分〜120分の時間間隔に
    て、この乾燥容器にわたって植物製品を搬送する段階を
    特徴としている、請求項25に記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記冷却容器にスクリューコンベアー
    が備っている、請求項22に記載の装置。
  30. 【請求項30】 植物製品をその排出端の前記エアーロ
    ック手段から、140°F以下の温度で維持されている
    内部を有する別の容器へと排出せしめる段階を含む、請
    求項1に記載の方法。
  31. 【請求項31】 前記の別の容器の内部を35〜65°
    Fに維持している段階を含む、請求項30に記載の方
    法。
  32. 【請求項32】 前記の別の容器の中で植物製品を連続
    的に撹拌せしめる段階を含む、請求項30に記載の方
    法。
  33. 【請求項33】 前記撹拌を行うために回転式パドル手
    段を利用することを含む、請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 前記冷却容器にスクリューコンベアー
    が備っていることを特徴とする、請求項32に記載の方
    法。
  35. 【請求項35】 植物製品を前記エアーロック手段を介
    して前記回転式スクリューへと独立バッチにおいて導入
    し、前記回転式スクリューの過剰負荷を防ぐ段階を含
    む、請求項1に記載の方法。
  36. 【請求項36】 揮発性油を有する種類の植物製品を滅
    菌するための装置であって、一般軸線、内部シリンダー
    状壁、特定の温度へと前記壁を熱するための手段を有す
    る滅菌容器を含んで成り、前記滅菌容器が、第一端とこ
    の第一端での入口、及びその反対側にある第二端とこの
    反対側にある第二端での出口、前記容器への仕込み及び
    それからの排出をそれぞれコントロールするための前記
    入口及び出口のそれぞれでのエアーロック手段、前記容
    器の内部に回転式に取付けられ且つ前記軸線に沿って伸
    びているスクリューコンベアー、前記容器の中に滅菌用
    スチームを導入するための手段、前記スクリューを回転
    させるための手段、並びにスクリューの回転速度をコン
    トロールするための手段を有していることを特徴とする
    装置。
  37. 【請求項37】 植物製品を滅菌容器の入口へと供給す
    るための排出口を有する供給ホッパーを含み、この供給
    ホッパーがその出口までこの製品を積極的に供給せしめ
    るための供給スクリューを含んでいることを特徴とす
    る、請求項36に記載の装置。
  38. 【請求項38】 前記エアーロック手段それぞれが、第
    1バルブ部材ペアー及び第2バルブ部材ペアーを含んで
    成り、この各バルブ部材ペアーは前記入口に接続されて
    いる供給導管手段と前記出口に接続されている排出導管
    手段に取付けられており、それぞれのペアーの前記バル
    ブ部材は前記導管それぞれの間の容量を選択されたサイ
    ズに規定するように間隔が置かれていることを特徴とす
    る、請求項36に記載の装置。
  39. 【請求項39】 各ペアーの前記バルブ部材のそれぞれ
    の開閉をコントロールするために前記各エアーロック手
    段にバルブコントロール手段が備っており、これによっ
    て各バルブ部材のペアーに関して、一方のバルブ部材が
    開放している間にそのペアーの他方のバルブ部材が閉じ
    ているようにしていることを特徴とする、請求項38に
    記載の装置。
  40. 【請求項40】 前記出口が導管手段を介して、冷却流
    体を受容するためのジャケット手段が施されている冷却
    容器の入口へと導かれている導管に接続されており、前
    記冷却容器がその内容物を撹拌するための手段を含んで
    いる、請求項36に記載の装置。
  41. 【請求項41】 前記冷却容器が出口、及びその内容物
    をこの出口へと撹拌しながら搬送するためのスクリュー
    手段を含む、請求項40に記載の装置。
  42. 【請求項42】 前記冷却容器が、乾燥容器の入口に接
    続された排出口を有している、請求項40に記載の装
    置。
  43. 【請求項43】 前記冷却容器の排出口にエアーロック
    手段が備っている、請求項42に記載の装置。
  44. 【請求項44】 前記乾燥容器の内容物をその入口から
    離れた排出口へと輸送せしめるために、この乾燥容器の
    内部の上にスクリューコンベアーが備っている、請求項
    42に記載の装置。
  45. 【請求項45】 前記乾燥容器にベルトコンベアーが備
    っている、請求項42に記載の装置。
  46. 【請求項46】 前記乾燥容器に流動ベッドドライヤー
    が備っている、請求項42に記載の装置。
  47. 【請求項47】 ベッドドライヤーを振動させる手段が
    備っている、請求項46に記載の装置。
  48. 【請求項48】 前記乾燥容器が真空ドライヤーであ
    る、請求項42に記載の装置。
  49. 【請求項49】 揮発性油を含む植物製品を滅菌するた
    めの装置であって、滅菌容器(これは大気圧より高い及
    び低い圧力の両者にてこの滅菌容器を維持せしめること
    のできる入口及び出口手段を有する)、前記滅菌容器の
    中に調理用スチームを導入するための手段、前記滅菌容
    器を真空にするための手段、前記滅菌容器の前記出口手
    段と流体連絡している冷却容器を含んで成り、ここで前
    記冷却容器は植物製品と、この製品がこの滅菌容器から
    取出されるときにそれから排出されたスチームとの均質
    な接触を提供するための手段を含み、この手段は冷却の
    際に前記植物製品上に前記スチームが凝縮すること生じ
    せしめることが可能であることを特徴とする装置。
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