JPH0670725B2 - 色強調複写物を作成するための多色電子写真複写装置及び方法 - Google Patents

色強調複写物を作成するための多色電子写真複写装置及び方法

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JPH0670725B2
JPH0670725B2 JP62500088A JP50008886A JPH0670725B2 JP H0670725 B2 JPH0670725 B2 JP H0670725B2 JP 62500088 A JP62500088 A JP 62500088A JP 50008886 A JP50008886 A JP 50008886A JP H0670725 B2 JPH0670725 B2 JP H0670725B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 この発明は多色電子写真複写装置及び方法に、更に明確
には、選択された色での複写物作成の改善に関係してい
る。
従来技術の簡単な説明 米国特許第4045218号には単色の原物から色強調された
複写物を作成するための装置が記載されている。この方
法においては、書状のような原物が複写機の露光場所に
置かれ、そしてどの行がどの色で複写されるべきである
かを同定するために支持器部材が調整される。例えば、
原物の白地に黒書きの書状の最初の10行が例えば赤で複
写され且つ書状の残りの部分が原物の色の黒で複写され
るように望むことができる。この例ではこの特許は原物
全体を一次荷電の光導電体に露光させてそれの静電潜像
を作成し且つ黒で複写されるべき部分を電界発光(エレ
クトロミネセンス)パネルにより消去すればよいことを
開示している。次に残りの像が赤色トナーで現像され
る。原物は次に再び光導電体に露光させられるが、しか
し今回は赤で複写されるべき情報が消去されて静電潜像
は黒色トナーで現像される。二つのトナー画像は次に互
いに見当合せされて複写用紙に転写されれ多色複写を与
える。この特許は三つの現像剤場所を使用した場合には
複写物に三つの色を与えることができることを開示して
いる。
この特許に記載された装置についての、且つまた米国特
許第4204728号(ゴシマ(Goshima)外)に記載された装
置についての問題は複合情報を有する原物の複写の際に
生じる。例えば、多色刷り画報をその元の彩色で複写す
ると共に英数字及びシンボルマークなどのような線形式
の資料に多強調を施すことがしばしば望ましい。又、そ
れほど多くの色現像装置を準備することなく、例えば25
の、多くの色で色強調を施すことが望まれるであろう。
発明の要約 この発明は、色強調を伴って、すなわち原物の色とは異
なった色で、複写物を作成するための電子写真複写装置
及び方法に向けられている。
この発明の採択実施例においては色強調されるべき画像
区域の所望の色及び位置に関係した信号が準備される。
原物を複写するために複写の画像フレーム(こま)が使
用されて、これらの画像フレームは異なって着色された
トナーで現像され、これらのトナーは複写用紙への転写
時に重ね合わされて原物の色とは異なった色で、色強調
されるべき区域の複写が形成される。更にこの発明によ
れば、これらの画像フレームの一つにおける荷電レベル
はその本来の電圧から色強調のために必要とされる中間
レベルに低減される。色強調により複写れるべきでない
情報はこの画像フレームから選択的に完全に消去され
る。シアン、マゼンタ及び黄色の減法着色トナーを用い
た三色複写機においては、複写を作成するために三つを
越える画像フレームを使用することができる。色強調の
ために必要とされる中間荷電レベルを与えるために付加
的なフレームが使用される。例えば六つまでの画像フレ
ームを使用して複写を作成する場合には、それより下で
は現像が可能になるレベルまで消去可能な選択された区
域を伴った、V0の本来の荷電レベルの近くの情報を複写
するためにフレームの三つを向ければよい。三つの色を
持ったこれら三つのフレームだけを使用するように制約
されたシステムにおいては、23すなわち8の色組合せが
可能である。この発明の装置及び方法においては、例え
ばV0の半分の荷電レベルのために利用可能な余分の三つ
のフレームの使用により、33すなわち27の色、すなわち
25色プラス黒及び白、が可能になる。
採択実施例では、荷電レベルはハーフトーンスクリーン
を通しての非画像情報保持光源の露光によって選択され
た画像フレームにおいてV0の半分に低減される。
図面の簡単な説明 この発明の採択実施例についての次の説明は添付の諸図
面に関係しているが、この諸図面中、 第1図はこの発明の実施のための多色電子写真複写装置
の透視図である。
第2図はこの発明の実施のための多色電子写真複写装置
の動作素子の概略的側面図である。
第3図は第2図の装置に使用可能な多層式光導電性部材
を形成する諸素子の幾つかの概略的断面図である。
第4図は第1図及び2図に示された装置を制御するため
の制御器の構成図及びデータ入力場所を例示した概略図
である。
第5図は選択された色強調を伴って複写されるべき書類
の図である。
第6図は色強調された複写物を作成するために使用され
た光導電体上の種々の画像フレームの図である。
採択実施例の詳細な説明 電子写真複写装置は周知であるので、この説明は特に、
この発明と一層直接的に協働する素子またはこの発明の
一部分を形成する素子に向けられる。ここで明確に図示
され又は説明されていない装置は従来の技術において既
知のものから選択可能である。
さて、第1図及び第2図に言及すると、四色の多色電子
写真複写装置が示されている。
装置10には閉ループたわみ性画像転写部材、すなわち光
導電性ウェブがある。ウェブ12は、第3図に記載された
形式のものでよく、ローラ5〜8上に支持されている。
これらのローラは複写機フレーム(図示されていない)
上に取付けられていて、ローラの一つ、例えばローラ5
がモータ16によって回転駆動されてウェブ12のその閉ル
ープ経路の周りでの時計回りの連続移動を行っている。
ウェブ12は複数の順次配置された重なり合わない画像区
域があって、これらはウェブの経路の周りに配置された
電子写真処理場所(荷電、露光、現像、転写、清浄)を
次々と通過する。ウェブには又タイミングマーク(また
は規則的に隔置された穴)があって、これは適当な装
置、例えばタイミング信号発生器17によって検出されて
タイミング信号を発生する。この信号は計算機計制御式
理・制御装置(LCU)31に送られる。LCU31は進行経路に
おけるウェブの瞬時位置に基づいて電子写真工程全体を
制御する。ローラ駆動モータ16と関連した符号器18も又
LCUのためのタイミング信号を発生する。符号器からの
信号によりLCUは工程タイミングを微細調整する。LCU31
にはディジタル計算機、望ましくはマイクロプロセッサ
がある。このマイクロプロセッサは、入力信号に応答し
て作業場所を順次動作させて次の動作停止させることが
でき且つ又他の多くの機械機能の動作を制御することが
できる内蔵プログラムを備えている。
多数の市販品で入手可能なマイクロプロセッサ、例えば
一つ以上のインテル(INTEL)モデル8086マイクロプロ
セッサ(これは他のものと一緒にこの発明に従って使用
されることができる)のプログラミングは技術上よく理
解されている通常の技能であ。この開示は通常の技能を
有するプログラマがマイクロプロセッサのための適当な
制御プログラムを作成することができるように書かれて
いる。そのような任意のプログラムの特定の詳細事項は
無論指定されたマイクロプロセッサのアーキテクチャに
依存するであろう。
今度は第4図にも言及すると、装置10とインタフェース
となっている論理・制御装置(LCU)31の構成図が示さ
れている。LCU31は一時データ記憶装置42、中央処理装
置43、タイミング・サイクル制御装置44、プログラム記
憶式制御器46からなっている。データの入出力はプログ
ラム制御の下で順次行われる。入力データは入力信号バ
ッファ50を通して入力データ処理装置41に加えられるか
又は割込み信号処理装置45に加えられる。入力信号は種
々のスイッチ、センサ、及びアナログ−ディジタル変換
器から得られる。出力データ及び制御信号は、リードに
直接接続された適当な出力駆動器48に入力を与える記憶
ラッチ47に加えられる。これらのリードは装置と関連し
た種々の作業場所、機構及び制御された構成部分に接続
されている。
複写されるべき多色原物書類シートDは複写機フレーム
によって支持された透明ガラスプラテン20上に画像面を
下にして置かれる。フレーム内でプラテン20の下には露
光ランプ22、例えばキノセンせん光ランプが配置されて
いる。ランプは書類シートに光を浴びせ、そして書類シ
ートの反射画像は鏡24、レンズ26、及び鏡28を通してウ
ェブ12の平面内にある区域30に焦点が合って送られる。
原物書類は無論その裏面から照明された透明画像であっ
てもよいであろう。通常の多色書類をその元の色で複写
するために、書類シートDは、例えば4回連続して照明
されて書類の四つの別個の静電潜像フレームを形成す
る。連続照明時には赤フィルタ32R、緑フィルタ32G、又
は青フィルタ32Bが光路に挿入されて区域30において色
分解画像を形成する。骨格黒画像として知られているも
のを与えるためのニュートラルフィルタ32Nを構成する
第4のフィルタは原物の4番目の露光中に挿入されるか
又は黒で現像されるべき着色区域に対して使用され得
る。ランプ22のせん光のタイミング及び色フィルタの挿
入はLCUによって制御されており、 ウェブの隣り合った重なり合っていない区域を色分離画
像及び骨格黒画像に露光させるようにウェブ12の進行に
関係付けられている。コロナ荷電器34によって例示され
た一つ以上のコロナ荷電装置は、露光区域30の上流に配
置されていて、ウエブ12がこの荷電器を通過するとき
に、それが露光区域に入る前に、例えば負極性の概して
一様な一次静電荷をウエブ12に与える。プログラム可能
な電源装置を準備して、各画像フレームに、この画像フ
レームを現像するのに使用される特定の色トナーを現像
するのに適当な所定の概して一様な静電的一次荷電レベ
ルV0を選択的に加えるようにしてもよい。ウェブの光導
電特性のためにウェブの露光区域における一次電荷は露
光光に当てられた部分において放電させられる。これに
よりそれぞれの黒及び色分解画像に対応する露光区域に
おいてウェブ上に潜像様式の電荷パターンが形成され
る。ウェブの進行により潜像保持区域は次に現像区域36
に移行される。現像区域には形成された黒及び色分解画
像の数に対応して複数の磁気ブラシ現像場所がウェブの
進行経路に並置してこの経路から隔置されている。磁気
ブラシ現像場所は周知である。例えば、フリッツ(Frit
z)外への米国特第4473029号及びミスキニス(Miskini
s)外への米国特許第4546060号を参照せよ。色分解画像
が赤、緑、青であり且つ骨格黒画像も又準備されるべき
場合には、それぞれ補色のトナー粒子、すなわち場所36
Cにおけるシアン粒子、場所36Mにおけるマゼンタ粒子、
場所36Yにおける黄粒子、及び場所36Bにおける黒粒子を
収容した四つの現像場所がある。トナー粒子はそれぞれ
現像剤場所で撹拌されて、潜像様式の電荷パターンとは
反対極性の摩擦電荷を呈する。現像区域とは反対のウェ
ブ12の面に配置されたバックアップローラ38C,38M,38Y,
及び38Bはそれぞれの現像剤場所36C,36M,36Y及び36Bと
関連している。作動子40C,40M,40Y及び40Bはそれぞれの
バックアップローラで選択的に移動させてウェブ12と接
触させ、ウェブをその進行経路からそらせてそれぞれの
磁気ブラシと動作可能に接触させる。接触した磁気ブラ
シの荷電したトナー粒子は反対極性に荷電した潜像様式
パターンに吸引されてこのパターンを現像する。
論理・制御装置31は対応する色分解潜像を収容した画像
区域の現像区域36の通過に関係して各作動子を選択的に
動作させる。すなわち、赤の色分解潜像を収容した区域
が現像場所36Cに達すると、作動子40Cがバックアップロ
ーラ38Cを移動させてウェブをそらせるので、電荷潜像
は場所36Cからシアントナー粒子を吸引することによっ
て現像される。画像区域が場所36Cの有効現像区域を離
れるや否や、作動子40Cはバックアップローラ38Cをその
非偏向位置へ復帰させる。それ故、緑及び青の色分解画
像並びに中性濃度の潜像を収容した区域が現像剤場所36
Cを通過するときには現像は行われない。このようにし
て、赤の色分解潜像はシアンのトナー粒子だけで現像さ
れ、緑の色分解潜像はマゼンタのトナー粒子だけで現像
され、青の色分解潜像は黄のトナー粒子だけで現像さ
れ、且つ中性濃度の潜像は黒のトナーだけで現像され
る。
現像された黒及び色分解画像は、原物書類の完全な色再
現を形成するように正確に見当合せされた重合せ関係に
おいて受容体シートに転写させなければならない。この
ような見当合せ転写を与えるための装置は既知であっ
て、例えばその一つは、マシュー・ジェイ・ラッセル
(Matthew J.Russel)の名義において1984年10月16日に
発行された米国特許第4477176号に詳しく記載されてい
る。簡単に云えば、これは受容体シートSをホッパに蓄
積された供給スタックから最初の画像セクタの移動に同
期して供給して、複写シートがウェブと接触し且つ機構
80によって最初の画像フレームと見当合せされるように
することによって行われる。転写ローラ68は弾力性のあ
る絶縁面を備えており、最初の画像セクタ上の現像され
た画像の複写シートSへの転写に適した位置に且つ複写
シートSをローラ68に取付けるように片寄らされてい
る。ローラ68は、LCU31から動作信号を受けるステップ
モータ19によって駆動される。
ローラ68は又、変位式真空ローラであっても又はシート
を押し付けるシート押付け機構を備えたローラであって
もよい。
ウェブ12の継続した移動及びローラ68の同期した回転に
より複写シートの前縁部は次のトナー画像の前縁部がロ
ーラ68に到達したときにウェブとの転写可能な関係にお
かれる。この時点で、シートSはローラ68に取付けられ
たままであり、2番目のトナー画像は最初のトナー画像
と見当合せされた重合せ関係においてシートSに転写さ
れる。この工程が繰り返されて、最後には最初の三つの
画像セクタのそれぞれにおけるトナー画像がシートSの
同じ面に転写されそして複写シートの前縁部がまたウェ
ブ上の4番目のトナー画像との転写可能な関係におかれ
る。複写シートSの前縁部が最後にウェブ12との転写可
能な関係におかれると、ローラ68の偏位が反転させられ
てシートSをローラ68から離してウェブ12と接触させる
ようにはじく、複写シートSは4番目の画像セクタ上の
画像と見当合せされるようにウェブ12によって運ばれ
る。この画像は転写荷電器25によって複写シートに転写
される。複写シートはウェブから分離されて真空輸送機
構60又は空気輸送機構によってローラ融着器62に運搬さ
れ、ここで転写画像はシート上へ固定又は融着される。
シートは次に出口ホッパ64又は付属の仕上げ装置69に送
られる。画像が受容体シートに固定されている間、ウェ
ブ12はその経路の周りに進行し続けて清浄化区域66を通
って進行する。
ウェブからのトナーの除去を容易にするために、コロナ
荷電場所70及び後面消去ランプ71を清浄化装置66の上流
に配置して、ウェブに残っているすべての電荷を中和し
て、これによりウェブへのトナーの付着力を減少させる
ようにしてもよい。
区域A,B及びCにおける線形式情報及び区域E及びFに
おける多色連続色調情報からなる複合情報を有する書類
シートD(第5図参照)のような書類シートを複写する
ために、書類シートDは第1図、4及び5図に示された
ようにディジタル化タブレット52上に表面を上にして置
かれ且つ適当な隅に当てて見当合せされる(又は所定の
縁部に対しつ中心に配置される)。棒53はタブレットと
関連しており、原物の判型及び画像情報の種々の部分の
位置を決定するために操作員によって使用される。原物
における線形式情報が黒色であり且つ所望された複写が
それぞれ異なった色になっていることを要求すると仮定
すれば、操作員はこの仕事を制御盤の一部分であるキー
ボード(けん盤)51における符号の入力を通して行うた
めに特別のプログラムを呼び出す。次に、操作員は判型
入力ボタン57を押して次に棒をディジタル化タブレット
上で点e,f(又はe及びfの座標を含んでいる点g)に
移動させて書類Dの判型を規定する。変換器をシートの
下に配置して、シートの見当合せされた上隅に対する接
触点の位置に関係する信号を発生させるようにしてもよ
い。又は、タブレットを既知の音波形式のものにして、
棒によって形成された火花が空気中に音波を発生し、こ
れがタブレットの辺に沿って配置されたマイクロホンに
よって検出されるようにするか、又は棒にセンサが配置
され且つタブレットの辺上の既知の点における源が音波
信号を放出するようにしてもよい(例えば、ディビス
(Divis)外の名義の米国特許第412588号、及びキス(K
iss)の名義の米国特許第4124838号を参照せよ。)ディ
ジタイザ制御器54は信号の放出及びそれの受信の時点を
知って三角測量法の原理により図示の左上隅のような既
知の点に対するプラテン上の点の位置を計算することが
できる。
次に、操作員は、利用可能な色の装置のメニュにおける
25の色ボタン61の一つ及び強調入力ボタン58を押すこと
によって区域Aに現れる情報に対する所望の色を入力
し、そして棒を四つ以上の点に移動させて、区域Aにお
ける情報を包囲し且つその他の情報を包囲しない仮想長
方形又はその他の区域を規定する。例えば、この情報の
ための選択された色が赤で複写されるべきであると仮定
せよ。LCUは、隣り合った点を結ぶ直線によってその区
域が境界を定められ且つ選択的に着色されるべき長方形
区域に対する座標がそれ故一時記憶装置に記憶されるこ
と容認するようにプログラムされる。又は、LCUは、二
つの対角的な対向点を長方形を規定するものとして容認
するようにプログラムされてもよい。LCUは又他の幾何
学的形状に関する入力を受けるようにプログラムされる
こともできる。この情報は区域Aの相対的位置を示して
いる表示装置55に出力されて、区域Aに対する所望の色
強調を表示し、且つ又書類シートDの判型を図示する。
操作員は次に次の区画の線形式情報に対してこれが複写
されるべき色を指示することによってそれを繰返し始
る。この例では、区域Bは黒トナーだけを用いてそれの
元の黒色で複写されるべきであると仮定せよ。従って、
区域Aについて説明されたのと同様の方法で区域B及び
その色を規定するために入力を供給することが必要とさ
れ、ボタン59が押されてこの色を入力する。
他方、区域Cは色、例えばメニューに含まれている特定
の色合いのオレンジ、で複写されることが望まれてい
る。この色で区域Cを複写するために操作員はディジタ
イザを用いて長方形の区域Cを同定し、この色に対して
割り当てられたボタンを押す。
ディジタイザ及び色選択ボタンからの入力は割込み信号
処理装置45を通してLCUに入力され、そして一時記憶装
置42に記憶される。
操作員は次に書類シートDを取り、これを(例えば供給
装置15を用いて)複写されるべき面が露光ランプに面す
るように露光プラテン上に置き、そしてシートを適当な
隅と見当合せをする(又はシートを見当合せ縁部に当て
て中心に配置する)。LCUにおけるプログラム記憶式制
御器は、シートが表面を上にしているときの区域の位置
とシートが露光のために裏返しされたときのこれらの区
域の位置との関係に関してシーの反転を補償するための
プログラムを備えている。又は、シートが表面を上にし
たときと表面を下にしたときとにおいてシート上の同じ
点が合わされる場合には判型入力はなくてもよい。例え
ばシートがディジタル化のために上の左縁部の中心配置
により表面を上にして見当合せされそして次に露光のた
めに同じ縁部が再び中心配置されるように反転された場
合には、ディジタル化区域の位置は判型入力を必要とし
ないで知られる。
操作員は次に適当な装置、例えば符号化入力又はそれ
故、特別のボタンにより三色処理又は四色処理の何れが
望まれるかを指示する。他色連続色調の写真E及びFに
対して四色露光及び処理が望まれているという仮定が行
われる。
プリントボタンの操作により、装置は前述のように動作
する。しかしながら、第4図に示されたように、各色フ
レームは露光に続いて、光導電性ウェブ12の幅を横切っ
てウェブの移動方向を横断して延びている二つの線形照
明素子の間を通される。駆動器48に接続された第1照明
素子80にはLED(発光ダイオード)があって、これの照
明は光ファイバ82によりその一端部において拾い上げら
れて線形バンク又はホルダに運ばれるが、ここではファ
イバは整列され且つグラジエントインデックス・レンズ
配列体、例えばセルフォック(Selfoc)(日本板硝子株
式会社(Nippon Sheet Glass Co.,Ltd.)の商標)配列
体から配置されている。この配列体はファイバを出てウ
ェブ12の光導電面に至る照明を集束させる。別の方法と
ては、ウェブの近傍にLEDの線形配列体を配置してウェ
ブを直接又は光ファイバを使用しないでセルフォックレ
ンズを通して露光させるようにしてもよい。
今度は第3図に言及すると、注目されることであるが、
光導電性ウェブ12は透明支持体90、ハーフトーンスクリ
ーン91、導電層92、及び光導電層93からなっている。こ
の一体的スクリーン光導電体は、モアレパターンを避け
るために隣り合ったフレームにおいて回転させて印刷さ
れたドットパターンを持つことができる。
今度は第5図及び第6図をも参照して、注目されること
であろうが、原物書類Dと関連した基本点又は座標は
(X′軸、Y′軸によって示された)各画像フレーム87
と関連した対応する座標を有していて、これは原物の座
標に関係しており、且つ線形露光素子8(Y″軸)上の
それぞれの部分からの照明を対応するX′横座標によっ
て確立されたそれぞれの時点において可能化するために
使用される。
第2の線形露光素子85は、やはり駆動器48に接続されて
いる電界発光パネルである。駆動器48によって制御され
るようなパネルからの照明はこの実施例ではスクリーン
パターン各画像フレームの光導電面上へ結像させるよう
になっている。スクリー91は複数行のドットで形成する
ことが望ましい。ドットは、ウェブの後面から光導電面
上にスクリーンパターンの露光を与える電界発光パネル
85の補色(緑)スクリーン露光光源と共に動作するよう
に、例えばマゼンタに着色してもよい。スクリーンは、
「ハード」若しくは「ソフト」ドットでもよく、又は線
もしくはその他の形状からなるものでもよい。装置が線
形式情報を複写するために主として使用される場合に
は、スクリーンは、電界発光パネルがその長さにわたっ
て非一様な出力を与えることがあるような場合には画像
フレームについて一層一様なドット又は線を形成するよ
うに「ハード」ドット又は線で形成することが望まし
い。パネル85は駆動器からの信号に応答してその線形の
長さ全体にわたって二つのレベルの光を概して一様に出
力することができる。第1のレベルは、スクリーンパタ
ーンを光導電体の画像フレーム上に結像させてそれの全
ての画像区域を遮るように適合させられている比較的低
いレベルである。しかしながら、スクリーン露光のレベ
ルは比較的低く、一次電圧レベルV0を約500ボルトのそ
の正常レベルから僅か約60ボルトかそこらの新しいレベ
ルに低減させる。このV0の新しいレベルは大区域につい
て測定されたようなものであって、この区域における電
荷レベルの平均を構成している。これの効果は連続色調
区域を網かげし、且つ網がけしなければ現像剤のまだら
化を示すかもしれないような大きいべた塗り区域を破断
することである。第2レベルの照明レベルは比較的高い
レベルであって、スクリーンパターンを画像フレーム上
に結像させるだけでなく、画像フレームの平均電荷レベ
ルをV0の2分の1に減少させるように適合させられてい
る。
黒フレームは書類シートDからの照明に露光させられる
べき最初のものであり、ニュートラルフィルタ32Nを通
して露光させられる。このフレームが線形露光素子の間
を通過するときに、y0,y1及びy4,y5に対応する縦座標間
の上方(第4図で見たとき、第2図に見たときは下方)
線形露光素子に照明を与えるそれらのLED81はすべてオ
ンにされて、それぞれx0,x1,及びx4,x5に対応する横座
標線間にあるこの画像フレームの部分上のすべての電荷
を実質上消去して、それぞれ長方形A及びCにおける情
報も再現するこのフレームにおける電荷区域を消去す
る。電界発光パネル85はその低レベルへオンにされて、
この画像フレーム全体にわたってスクリーンパターンを
照明する。
シアンフレームは書類シートDからの照明に露光させら
れるべき次のものであり、赤フィルタ32Rを通して露光
させられる。このフレームが線形露光素子間を通過する
ときに、選択されたLEDはy0,y1,y2,y3,及びy4,y5に対応
する縦座標線対間の照明を与えるが、これはそれぞれ
x0,x2及びx4に対応する横座標線で始まって、それぞれx
1,x3及びx5で終わる。これは、長方形A,B及びCにおけ
る情報を再現するこのフレーム上の区域におけるすべて
の電荷情報を消去するために行われる。電界発光パネル
はこのフレームのためにやはりその低レベルでオンにさ
れてスクリーンパターンを電荷が残っているこの画像フ
レーム上に結像させる。
第1のマゼンタフレームは書類シートDからの照明に露
光させられるべき次のものであり、緑フィルタ32Gを通
して露光させられる。このフレームが線形照明素子間を
通過するとき、選択されたLEDはy2,y3及びy4,y5に対応
する縦座標線対間の照明を与えるが、これはそれぞれ横
座標線x2,x4で始まって、それぞれ横座標線x3,x5で終わ
る。これは長方形B及びCにおける情報を再現するこの
フレームの区域におけるすべての電荷情報を消去するた
めに行われる。電界発光パネル85はやはりこのフレーム
のためにその低レベルでオンにされる。
黄フレームは書類シートDからの照明に露光させられる
べき次のものである。このフレームが線形照明素子間を
通過するとき、選択されたLEDはy2,y3に対応する縦座標
線対間の照明を与えるが、これはx2に対応する横座標線
で始まって、x3に対応する横座標線で終わる。これは長
方形Bにおける情報を再現するこのフレームの区域にお
けるすべての電荷情報を消去するために行われる。電界
発光パネル85はやはりこの画像フレームのためにその低
レベルで照明される。
マゼンタトナーで現像されるべき第5の画像フレームは
やはり一次電荷を与えられており、やはりせん光電球32
によって書類Dに露光させられる。このフレームが前掲
照明素子の間を通過するとき、選択されたLEDが照明さ
れて、長方形Cにおける情報を再現するこのフレームの
区域における情報を除いてすべての電荷情報を消去す
る。電界発光パネル85はこのフレームのためにその高レ
ベルでオンにされて、長方形Cにおけるこのフレームの
未露光区域の電荷レベルをV0の2分の1のレベルに減少
させる。
これら5つの画像フレームはそれぞれの着色トナーで順
次現像され(第5画像フレームはこの例ではマゼンタト
ナーで現像され)、そして各フレーム上の現像された画
像は見当合せされて受容体シートSに転写される。第2
図に示された装置では、最初の4画像フレームは転写ロ
ーラ68を用いて転写され、そして第5画像フレームは転
写荷電器25を用いて転写される。又は、転写ローラ68を
用いてすべての画像フレームを転写してもよい。現像さ
れた画像は定着されてホッパ64又は付属の仕上げ装置69
に供給される。
結果として生じた複写シートは、4色で再現され且つコ
ントラストを低減するためにハーフトーンスクリーンさ
れた写真E及びFの複写部を含んでいる。元来黒の区域
Aの複写部はマゼンタ及び黄色のトナーの組合せ又は重
合せにより赤で再現されている。区域Bの複写部は黒ト
ナーだけを用いて黒になっている。区域Cの複写部は黄
現像フレームにおける実質上V0の電荷レベル及びマゼン
タ現像フレームのものに対するV0の2分の1の電荷レベ
ルの組合せからなるオレンジになっている。全ての情報
の網がけは、このような網がけなしで現像されたときに
まだらになり且つ非一様な色になって現れる傾向のある
大きいべた塗り区域に対して特に有益である。
ここに説明されたような装置は、四つは平均で約V0であ
る電荷レベルを持った画像に振り向けられ且つ三つは平
均して約V0の2分の1の電荷レベルを持った画像に振り
向けられた、七つまでの画像フレームの転写を与えるよ
うに構成されている。25を越えて付加的な色が望まれる
場合には、更に別の電圧レベルにおける付加的フレーム
を準備すればよい。
この発明は又所望された色強調に基づいて画像フレーム
の選択された区域における電荷レベルを正確に減少させ
ることのできる光源の使用をも考慮している。例えば書
類ディジタイザからの入力に応答して、第1マゼンタフ
レームの選択された区域にV0の2分の1のレベルを確立
すると共に同じフレームのその他の区域を実質上V0のま
まにすることができる場合には、三つ及び四つを越えた
付加的フレームの使用は不要にすることができる。例え
ば、機械的に移動可能なマスクのような可変開口配列体
又はPLZTのような交互に電気的に動作させられるマスク
を備えた可変出力光源を用いてスクリーン照明を制御す
ることができる。PLZTは光学的性質を電界によって変化
させることのできるチタン酸ジルコン酸ランタン鉛(le
ad lanthanum zirconate titanate)電気光学的物質に
対する略語である。照明パネル又は開口配列又は線形で
ある必要はないが、面積を持っていてフレームの区域を
覆うことができて、光導電性ウェブのそれぞれのフレー
ムが下にあるときにパネル配列体照明を選択的に与える
ことができるものであればよい。
緑色の光を放出する種のLEDの興味のある特徴は、これ
らのLEDが、異なったレベルの駆動電流を受けたとき
に、スペクトル内容を例えば赤へ変更することが知られ
ていることである(1985年9月3日発行の、ルータス
(Lutus)外への米国特許第4538900号を参照せよ)。ハ
ーフトーンスクリーンのためにマゼンタ色のインクを使
用した場合には、LEDの緑色の光内容を使用して、選択
的スクリーニング(網がけ)及び平均電荷レベルの、例
えばV0の2分の1の減少を必要とする区域の要件に従っ
て静電荷のスクリーンパターを光導電体上に結像させる
ことができる。他方、選択的に消去されるべき画像フレ
ームの区域又たは光導電体のフレーム間及び縁部区域の
ような、光導電体の区域が電荷を実質上消去されること
が要求される場合には、LEDへの電流レベルを調整して
赤色の光出力を与えるようにすることができる。赤色の
光は縁色の光に比較してマゼンタのドットによって実質
上少ししか吸収されないので、マゼンタ色のスクリーン
は赤色の光に対して実質上透明である。例えば、フレー
ム間区域が光源からの露光させられるように配置された
ときに、光源を照明するためのタイミングを決定するLC
Uへの符号化信号に従ってフレーム間及び縁部区域から
の電荷の選択的消去を与えるために光導電体の移動方向
を横切っている線形光源を照明するための制御プログラ
ムは知られている。それ故、選択されたLEDに適当なレ
ベルの電流を与えて、スクリーンに対して透明である色
の光を発生し、選択的消去を与えるようにし、且つ又そ
れらのLEDに異なった電流を与えて、スクリーンに対し
て透明でない色の光を発生し、選択的スクリーニングを
与えるようにする装置は、消去機能を与云えるための付
加的光源に対する必要性の除去を可能にする。
この発明は一体的スクリーンを備えた光導電体の使用に
限定されない。スクリーンは、光導電体から分離しても
よく、その場合には現像されるべく光導電体の面に近接
して配置すればよい。
この発明は書類のせん光露光に関して説明されたが、そ
の他の形式の露光も又考慮されている。例えば、画像
は、静電荷電形光伝導体上で走査されてもよく、又原物
の走査式反射もしくは透過露光を用いて又は例えばビッ
ト流から電子的に発生された光を用いてその光導電体上
に結像させてもよい。前者においては原物の区分が光源
によって走査され、そして書類によって変調された光が
光導電体上に結像させられる。後者においては書類の情
報内容が適当な電子画像「読取り」装置によって電気信
号へとディジタル化され、そしてこの信号はレーザ又は
LED配列のような光源を変調するのに使用され、そして
これは光導電体上に結像させられる。スクリーン自体の
ための画像はここに記載された技術又はその等価物によ
って結像用源とは独立に光導電体上に結像させられるこ
とになろうが、しかし、LEDによって与えられる選択的
消去機能は電子結合装置に組み込むことができるであろ
う。これの利点は電子結像用源が黒専用のビット発生器
によって供給されることを可能にすることであろうが、
しかしそれでも25以上の色が強調のために利用可能であ
る。
光導電体内に多色スクリーンを組み込み且つ多色照明を
用いて画像フレーム上にスクリーンパターンを照明する
ようにすることによって付加的な色レベルを準備しても
よい。ここで使用されたように、スクリーンパターンだ
けで変調された光はやはり「非画像情報保持光」と考え
られる。例えば、60%ドットのマゼンタスクリーンと30
%ドットのシアンスクリーンからなっていてこれら二つ
の色のスクリーンのドットが重なり合わないように配置
されているスクリーンを使用することができる。画像フ
レームが非画像情報保持の赤の光で照明されたときに
は、フレームにおける電荷レベルはV0の30%、すなわち
70%放電レベルに低減される。画像フレームが非画像情
報保持の緑の光で照明されたときには、フレームにおけ
る電荷レベルはV0の60%、すなわち40%放電レベル、に
低減される。両方の光が当たれば画像フレームにおける
電荷は、それより下では現像が行われ得ないレベルすな
わち100%放電レベルに低減されることになろう。光が
当たらなければ、放電がないので、画像フレームにおけ
る電荷はV0にとどまる。それ故、四つの放電レベルも可
能であり、シアン、マゼンタ及び黄のような三つの異な
った色トナーを用いて43すなわち64の色が可能である。
三色場所装置においては全64色を持った複写物を作成す
るために僅か九つの画像フレームが必要とされるにすぎ
ないであろう。
その他の変更には、非画像保持光源についての高比率ド
ットスクリーンの使用、及び光源によるスクリーンを通
しての光導電体層の繰返し露光が含まれ得る。スクリー
ン周波数は、ドットスクリーンの下の光導電体層を露光
させる光パルスの周波数を変えることによってフィルム
の移動方向において変更することができる。有効比率ド
ット露光は周波数に正比例する。90%不透明ドットパタ
ーンに対しては、10%の増分による零から100%(0〜1
00%)の露光により103すなわち1000の可能な色を発生
することができ、80%不透明ドットパターンに対して
は、20%の増分による零から百パーセント(0〜100
%)の露光により53すなわち125の可能のな色を発生す
ることができる。
この発明は、その採択実施例においてはフレームの電荷
レベルに変化を及ぼすスクリーンへの露光の使用に関し
て説明されたが、その一層広範な態様においては三色装
置において23より多い色(二色装置において22より多い
色)を完成するためにこの明細書によって示唆されるよ
うなその他の装置をも考慮している。例えば、スクリー
ンの使用なしで正確に制御され得る照明源または荷電装
置さえをも使用して電荷を所望のフレームにおいてV0
所定の率に低減させ、強調またはスポットカラー効果を
得るようにすることができる。しかしながら、スクリー
ンの使用に対する利点は結果として生じる複写物が一層
興味をそそるように見え且つ光出力の非一様性に関して
一層寛大であるように見えることである。スクリーンを
使用する代りに高解像度アドレス可能光源を用いてスク
リーン状のパターンを合成するようにしてもよい。
ここではベルトまたはウェブ又はシートを用いて異なっ
た画像区分の露光が既述の光導電体の空間的に異なった
部分に関係するようにした複写装置に関して説明が与え
られた。しかしながら、察知されることであろうが、比
較的小さい光導電体が使用された場合には、画像区分は
時間的意味において異なっていると考えることができ
る。例えば、光導電体は、原物の画像に対して露光させ
られ、現像されて複写シートに転写され、清浄化され、
そして原物の次の露光は同じ光導電体部分に行われれば
よい。
察知されることであろうが、選択されたメニュー色に基
づいたLCUからの信号は原物書類に対し露光させられる
べき画像フレームの数を決定する。プログラム記憶式制
御器46は、選択された各色に関して、その色を発生する
のに必要とされる画像フレームの数、このようなフレー
ムのどれだけのものがほぼ平均V0レベルにあるべきであ
るかということ、及びどれだけのものが平均V0の2分の
1レベルにあるべきであるかということ(25色レベルプ
ラス黒及び白を有する装置の場合)に関する情報を記憶
する。選択的消去光源及びスクリーン光源の位置はそれ
ぞれが一次荷電場所と現像場所との間に配置可能である
ことの外は重要ではない。
この発明は特にその採択実施例に関して詳細に説明され
たがしかし、この発明の精神及び範囲内において種々の
変形及び変更を行い得ることは理解されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ストウト,マイケル・デービッド アメリカ合衆国ニュ−ヨ−ク州14580,ウ ェブスター,コヴェントリー・ドライブ 781 (72)発明者 ゼイス,エリック・ケイ アメリカ合衆国ニュ−ヨ−ク州14534,ピ ッツフォード,クリークウッド・レーン 7 (56)参考文献 特開 昭60−166969(JP,A) 特開 昭57−185767(JP,A)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なった情報部分を含み、これら情報部分
    の少なくとも一つが原物の色とは異なる選択された色で
    再現されるべきである書類の複写方式であって、前記選
    択された色と該選択された色で再現されるべき部分の基
    準に対する位置とに関する信号を記憶すること、静電荷
    支持部材上の複数の画像フレームに、再現されるべき情
    報を表す別々に現像可能な複数の静電潜像を形成するこ
    と、前記複数の画像フレームを異なった色のトナーで現
    像すること、現像された画像を見当合せして複写シート
    に転写して複写物を形成すること、を含む前記複写方法
    において、 前記選択された色で再現されるべき部分は、二つ以上の
    画像フレームに存在する、その部分に対応する複数の静
    電潜像を有すること、 前記対応する複数の静電潜像は、異なった色のトナーで
    現像されること、及び現像された対応する複数の画像は
    見当合せされて複写シートに転写されて複写物を生成す
    ること、を含み、 該複写物において、前記再現されるべき部分は前記選択
    された色で再現されるが、該選択された色は、前記原物
    の色とは異なった色であり、且つ前記複写物の生成に使
    用れたトナーのそれぞれの色とも異なった色であること
    を特徴とする複写方法。
  2. 【請求項2】前記二つ以上の画像フレームにおける対応
    する静電潜像の電荷レベルが、前記選択された色に関係
    した信号に応答して設定されることを特徴とする請求の
    範囲第1項に記載の複写方法。
  3. 【請求項3】書類を複写する際に、前記複数の画像フレ
    ームが同じ色のトナーで現像されることを特徴とする請
    求の範囲第2項に記載の複写方法。
  4. 【請求項4】同じ色のトナーで現像される前記複数の画
    像フレームのうちの一つの画像フレームにおける静電潜
    像の電荷レベルが、同じ色のトナーで現像される前記複
    数の画像のフレームのうちのもう一つの画像フレームに
    おける静電潜像の電荷レベルとは異なっており、且つ前
    記一つの画像フレーム及び前記もう一つの画像フレーム
    が、前記書類の異なった情報部分の再現のために選択さ
    れたそれぞれの色に関係していることを特徴とする請求
    の範囲第3項に記載の複写方法。
  5. 【請求項5】前記静電潜像を形成する際に、前記複写物
    が形成するために使用される各画像フレームに対して一
    次静電荷レベルが与えられ、且つ画像情報を保持してい
    ない光源が、前記選択された色に関係した信号に応答し
    て前記一次静電荷レベルを低減することを特徴とする請
    求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の複写方
    法。
  6. 【請求項6】前記光源からの照明が、ハーフトーンスク
    リーンパターンによって変調されることを特徴とする請
    求の範囲第5項に記載の複写方法。
  7. 【請求項7】前記書類に多色部分が与えられ、前記多色
    部分は、この多色部分のそれぞれの色分解静電潜像をそ
    れぞれの画像フレームに形成することによって前記書類
    に現われる多色部分とほぼ同じ色で再現され、且つ前記
    対応する静電潜像の少なくとも一つの静電潜像がまた、
    前記色分解静電潜像の一つを含む前記複数の画像フレー
    ムの少なくとも一つに形成されることを特徴とする請求
    の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載の複写方法。
  8. 【請求項8】異なった情報部分を含み、これら情報部分
    の少なくとも一つが原物の色とは異なる選択された色で
    再現されるべきである書類の複写装置であって、前記選
    択された色に関連する信号と、異なる色で再現されるべ
    き情報部分の基準に関する位置とを記憶する手段と、静
    電荷支持部材上の複数の画像フレームに、再現されるべ
    き情報を表す別々に現像可能な複数の静電潜像を形成す
    る手段と、前記複数の画像フレームを異なった色のトナ
    ーで現像する手段と、現像された画像を見当合せして複
    写シートに転写して複写物を形成する手段と、を備えた
    前記複写装置において、 前記選択された色で再現されるべき部分に対して、二つ
    以上の画像フレームに存在する、その部分の対応する複
    数の静電潜像を形成し、且つ前記対応する複数の静電潜
    像を異なった色のトナーで現像して、複写物を形成する
    ための見当合せされて複写シートに転写するためを手段
    を備え、 前記再現されるべき部分は前記選択された色で再現され
    るが、該選択された色は、前記原物の色とは異なった色
    であり、且つ前記複写物の生成に使用されたトナーのそ
    れぞれの色とも異なった色であることを特徴とする複写
    装置。
  9. 【請求項9】前記静電潜像を形成する手段は、前記選択
    された色に関連する信号に応答して前記二つ以上の画像
    フレームにおける前記対応する複数の静電潜像の電荷レ
    ベルを形成することを特徴とする請求の範囲第8項に記
    載の複写装置。
  10. 【請求項10】一群の選択可能な色から選択された色で
    複写物を作成する複写方法であって、 前記選択された色に関連する信号を記憶すること、 前記複写物を作成するために使用された静電荷支持部材
    上の二つ以上の画像フレームのそれぞれに、一次静電荷
    を与えること、 情報を示す複数の静電潜像を形成するために、前記二つ
    以上の画像フレーム上の電荷レベルを変更すること、 前記複数の静電潜像を異なった色のトナーで現像するこ
    と、 複数の現像された画像をそれらが重なり合うように複写
    シートに転写し、前記複数の現像された画像のいずれの
    色とも異なった色で前記複写物を作成すること、よりな
    る前記複写方法において、 前記画像フレームに形成される静電潜像の電荷レベル
    が、前記複写物の色の選択に関係する信号に応答して設
    定されることを特徴とする複写方法。
  11. 【請求項11】一群の選択可能な色から選択された色で
    複写物を作成する複写装置であって、 前記選択された色に関係する信号を記憶する手段、 前記複写物を作成するために使用された静電荷支持部材
    上の二つ以上の画像フレームのそれぞれに、一次静電荷
    を与える手段、 情報を示す複数の静電潜像を形成するために、前記二つ
    以上の画像フレーム上の電荷レベルを変更する手段、 前記複数の静電潜像を異なった色のトナーで現像する手
    段、及び 複数の現像された画像をそれらが重なり合うように複写
    シートに転写し、前記複数の現像された画像のいずれの
    色とも異なった色で前記複写物を形成する手段、 を備えた前記複写装置において、 前記画像フレームに形成される静電潜像の電荷レベル
    を、前記複写物の色の選択に関係する信号に応答して設
    定する手段を含むことを特徴とする複写装置。
JP62500088A 1985-12-16 1986-12-15 色強調複写物を作成するための多色電子写真複写装置及び方法 Expired - Lifetime JPH0670725B2 (ja)

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