JPH0670667A - 投げ釣り用スピニングリール - Google Patents

投げ釣り用スピニングリール

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JPH0670667A
JPH0670667A JP3356526A JP35652691A JPH0670667A JP H0670667 A JPH0670667 A JP H0670667A JP 3356526 A JP3356526 A JP 3356526A JP 35652691 A JP35652691 A JP 35652691A JP H0670667 A JPH0670667 A JP H0670667A
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JP
Japan
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rotor
spool
drag
housing
plunger
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Pending
Application number
JP3356526A
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English (en)
Inventor
Richard R Councilman
アール カウンシルマン リチャード
Steven L Swisher
エル スワイシャー スチーブン
Robert L Carpenter
エル カーペンター ロバート
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Brunswick Corp
Original Assignee
Brunswick Corp
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Publication date
Application filed by Brunswick Corp filed Critical Brunswick Corp
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Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/02Brake devices for reels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/02Brake devices for reels
    • A01K89/027Brake devices for reels with pick-up, i.e. for reels with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ベイトクリッカモードにおいて別に釣糸張力制
御を行なうベイトクリッカを持つリールを提供する。 【構成】スピニングリールにおいて、後方ベイトクリッ
ク・ドラグ46はドラグ・ボス115のドラグ孔に組み
込んである。ベイトクリッカ・ラチェット・ホイール1
36は歯車ケース23内に延びるドライバ・ボス119
に取付けてあり、ラチェット・ホイール136の内スプ
ライン168がドライバ・ボス119の外スプライン1
38とかみ合っている。等間隔の溝142がラチェット
・ホイール136の周縁に設けてあり、歯123を構
成、これらの溝142および歯123が、ハウジング2
1のパイロット孔151内でプランジャー143と係合
する。ベイトクリックばね157がラチェット・ホイー
ル136の回転の際に間欠的に歯123と係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はベイル式、非ベイル式両方の形
式のスカート付きスピニングリールに関し、一層詳しく
はロータおよびスプールを投げ動作中にリールハウジン
グに対して回転させないように錠止する構造と共にドラ
グ兼選択的クリッカ構造に関する。
【0002】
【従来技術の背景】普通の設計のスピニングリールは長
い投げ距離、たとえば、重い末端タックルを使用しての
投げ釣りや強い流れでの魚釣りには使用できない。もし
使用できたとしても、かなりの技術と準備を必要とす
る。例えば、釣糸の解放前にドラグがスリップし、非常
に張力の大きい釣糸が指をこすったときに釣糸で指がき
れるのを防ぐべく、ドラグを最大限に締付けておく必要
があった。投げ動作終了後、ドラグを所望の設定値にリ
セットしなければならなかった。また、クランクとロー
タの慣性によるロータの回転を阻止する必要もあった。
これを行なうには、ロータおよびハウジングのまわりに
ゴムバンドその他の保持手段を設けていた。ロータの回
転によるベイルの早期引外しも大きな問題であった。
【0003】普通のスピニングリールでは、中心軸上に
単一のドラグが設けてあり、釣糸およびスプールにかか
る抵抗力を制御するようになっている。ドラグはリール
の後部、すなわち、スプール内に位置する場合がある。
自由スプール・ベイト・クリックモードで釣りをするの
を可能とする手段はなく、現在或種の回転スプール式リ
ールで利用できるだけである。
【0004】本発明は、上記問題およびそれに関連した
問題を克服するのに、使用範囲を拡大する改良構造を持
ったスピニングリールを提供する。
【0005】
【発明の概要】本発明はベイトクリックモードにおいて
別に釣糸張力制御を行なうベイト・クリッカを持つリー
ルを提供する。この釣糸張力制御により、釣人が釣糸に
所望の低抗張力を設定し、水流や潮流でスプールから釣
糸が引き剥されるのを防止することができる。ベイトク
リッカの釣糸張力制御器は限られた摩擦張力を持つ後部
装着ドラグである。クリッカ・ドラグと取込みドラグは
互いに独立しているが、共に中心軸上で作動する点では
共通する。各ドラグは他に影響を与えることなく調節や
プリセットをすることができる。通常、釣りのとき、所
望の抵抗接定値を取込みドラグ(スプール装着)にセッ
トし、ベイトクリッカを「オフ」モードにする。取込み
ドラグを一度セットしたならば、ベイトクリッカを「オ
ン」モードに置き、ベイトクリッカ・ドラグを調節する
ことによってベイトクリッカを所望の釣糸張力にセット
することができる。
【0006】ベイトクリッカ・ドラグの摩擦は取り込み
ドラグとして使用するには不充分である。たるんだ釣糸
を使用するようなタイプの釣りには使用される。摩擦抵
抗設定値は水流あるいは潮流が餌に加える影響に基づい
て決定する。スプールをセットしたとき釣人はベイトク
リック抑止機構を係合状態にする(ベイトクリック「オ
フ」モード)。これで中心軸の回転を阻止し、スプール
装着一次ドラグ(取込みドラグ)の使用が可能となる。
【0007】ベイトクリックを使用しているとき、逆転
防止装置が係合状態になり、釣り糸張力によるロータの
回転を阻止しなければならない。ベイトクリック・ドラ
グは中心軸に直接連結してあり、この中心軸はベイトク
リックが「オン」モードにあるときにスプールと共に回
転する。
【0008】さらに、ロータおよびスプールを相互にお
よびハウジングに対して錠止し、投げモード中のスプー
ル、ロータの回転を阻止する錠止機構を設けることによ
って、重い末端タックルを使用しての長距離投げに本発
明による改良リールを使用することができる。この錠止
機構は、ベイル式リールにおいて、投げ動作のために釣
人の指で釣糸を引寄せるのに便利な位置にベイルアーム
を錠止するように割出される。
【0009】
【基本構造およびリールの動作の説明】スピニングリー
ル20(第1、3図)または20a(第2図)はハウジ
ング21を有し、このハウジングは一体の歯車ケース2
3(第3図)を包含する。この歯車ケースにある開口を
覆ってカバー22がねじ41で固着してある。ハウジン
グはステム24を有し、このステムがハウジングをシュ
ー25に連結している。シュー25はリールを釣竿に取
付けるのに使用する。リールはハウジング21に装着し
たクランク組立体26を包含し、このクランク組立体は
回転自在の巻取りハンドル28と一緒にクランク軸ハブ
27のまわりに回転できる。このハンドルは釣糸を取込
む場合に釣人の右手で操作され、このとき、釣竿(図示
せず)は左手で保持されている。この分野で周知のよう
に、ハンドル28は、釣人が左利きの場合にはハウジン
グ21の反対側に配置することもできる。
【0010】特に第3図を参照して、軸線方向装着のロ
ータ30が設けてあり、これはハンドルを釣糸取込みの
方向に回転させたときにスプール31の軸線まわりに回
転するようになっており、釣糸32は図示するように釣
糸ガイド36上を通過するベイル34によって捕足され
る。ベイル34及び釣糸ガイド36はベイル軸アーム4
2及びベイルヒンジ・アーム43上に装着してあり、こ
れらのアーム42、43はそれぞれねじ37、38によ
ってベイル耳39に枢着してある。ベイル耳39、40
はロータ30と一体である。
【0011】ねじ37、38はベイル・アーム42、4
3を通り、ベイル耳39、40に螺合し、ベイル・アー
ム42、43のピポットとして作用する。ベイル・アー
ム42、43に連結したベイル34は、ねじ37、38
の軸線まわりに開放投げ位置と閉鎖取込み位置との間で
ベイル・アーム42、43と一緒に回動する。ロータ3
0が回転してスプール31のまわりに釣糸32を巻付け
るとき、内部機構がスプール31を軸線方向の前後に往
復動させるが、スピニングリールで普通のように、調節
自在の前ドラグ機構44および後ドラグ機構46によっ
て制御されるときを除いて中心コア軸線まわりにスプー
ル31が回転することはない。スプールの制御された回
転は、釣糸取込み中に、釣糸32の末端にかかった対象
物がドラグの摩擦設定値を超える力を加え、スリップを
生じさせ、釣糸32への制御を妨げるときに生じる。ベ
イル34が閉鎖取込み位置から開放投げ位置に回動した
とき、釣糸32はリップ45を超えてスプール31から
自由に繰出され得る。第1図において、ベイル34は
「閉位置」、「取込位置」あるいは「巻戻し位置」で示
してある。釣糸ガイドローラ36は回転自在であること
が好ましい。すなわち、釣糸の摩耗を生じさせる可能性
のあるすべり摩擦を減ずる小型プーリであると好まし
い。
【0012】投げ動作中にスプール31の前方フランジ
のリップ45を超えて釣糸32を繰出す際、オープンフ
ェース式スピニングリールを使用している場合、釣人は
指を使って釣糸を抑え、その繰出しを阻止しなければな
らない。リールが巻取りモードあるいは釣糸取込みモー
ドにない限り通常の釣糸ドラグ装置が作動するのは望ま
しくないからである。
【0013】リールの全体構造において、カバープレー
ト22がねじ41によって歯車ケース23に取付けてあ
る。歯車ケース23内には歯車組立体50はハブ27の
まわりにハンドル28を回転させることによって回転す
る。歯車組立体50は、クランク歯車69および管状軸
62に一体に形成あるいは取付けたオシレータ・ピニオ
ン歯車68を包含し、さらに、ピニオン歯車68とかみ
合うオシレータ歯車52を包含し、スタブ軸54に回転
自在に装着してある。このスタブ軸54は歯車ケース2
3の内部の一部であってもよいし、そこに別に取付けた
ものであってもよい。歯車52は突出ラグ56を有し、
このラグはオシレータ・スライダ58に設けた溝(図示
せず)に嵌合している。歯車52が回転すると、スライ
ダ58が前後にしゅう動する。クランク軸歯車組立体5
0が管状軸62を有し、この軸は歯車ケース23に設け
た孔(図示せず)とカバープレート22の内面にあるフ
ランジ65に設けた孔(図示せず)内に装着した軸受け
64に軸支されている。軸62は、クランク組立体26
の軸66の片側にある右ねじ66aとかみ合う一体の右
ねじと、軸をリールの反対側に設置したときに左ねじ6
6bとかみ合う左ねじとを有する。この二重ねじ構造に
より、ハンドル28を右手あるいは左手の、釣人のきき
てに合わせてクランク操作できるようにリールに装着す
ることができる。軸62の開口端(軸66を挿入してな
い端)を閉じるべく、カバープレート22の外端あるい
は歯車ケース23の閉じ側の外端でねじキャップ67を
この端に挿入する。
【0014】ピニオン歯車組立体80が軸受81に回転
自在に軸支されており、この軸受けはハウジング21の
フランジ76にあるカラー29内に装着され、軸受けリ
テナ82によってそこに固着されている。この軸受けリ
テナ82はカラー29の溝47に嵌合している。ピニオ
ン歯車組立体80は、反対側方向に隔たった平坦部84
を設けた前方軸部83と、中央ボス85と、前方ねじ部
86と、反対端部にあるピニオン歯車87とを有する。
軸62にあるクランク歯車69がピニオン歯車87とか
み合っており、クランク・ハンドルが回転させられたと
きにピニオン歯車組立体80を回転させる。
【0015】中心軸70が後方スプライン部71と、ア
ンダカット溝72と、中間フランジ(または、止め)7
3と、前方ねじ部75とを有する。軸70は軸83の中
心孔85にすべり嵌合しており、歯車ケース23内に延
びている。軸70はオシレータ・スライダ58の平行プ
レート78にある整合した孔77にも嵌合している。特
別のクリップ79がプレート70間に嵌合し、軸70の
溝72にスナップ嵌合してこの軸70をスライダ58に
対して錠止している。こうして、スライダ58が前後に
振動するとき、軸70もハウジング20の前方フランジ
76に関して前後に移動する。
【0016】ロータ30は組立対80の前方ねじ部86
に装着してある。ロータ30の孔88が軸83を受け、
その平坦部84が孔88の平坦部と係合している。ねじ
部86にはナット90が螺合してあって組立体80をロ
ータ30に固着している。スプール31が軸70の端に
嵌合しており、止め73を押圧し、スプール・リテ
ナ、、前ドラグ組立体44およびドラグ・ノブ48を中
心軸70のねじ山75に留めている。こうして、ハンド
ル28がクランク軸66を回転させると、歯車組立体5
0がピニオン歯車組立体80を回転させ、これが順次ロ
ータ30を回転させる。同時に、歯車組立体50上の歯
車68により歯車52が回転すると、スライダ58が前
後に往復動し、これが中心軸70を前後に振動させ、取
込みモード中に釣糸32をスプール31上に順序良く均
一に巻取ることができる。前ドラグ組立体44はドラグ
・ノブ48とスプール31の間で作動してスプール31
に抵抗力を与える。
【0017】前ドラグ組立体44は第11図に示すよう
な普通の形式のものであり、ノブ48が軸70に螺合し
ており、ばね91を圧縮している。このばねは金属の固
定ワッシャ92(中心軸70にキー止めしてある)、自
由浮動摩擦ワッシャ95a、スプール31にキー94で
キー止めされたワッシャ93、摩擦ワッシャ95b、中
心軸にキー止めされた第2の固定ワッシャ96およびス
プールの摩擦面を押圧する摩擦ワッシャ97と押圧して
いる。ばね91はノブ48をスプールから離れる方向に
押圧し、これは中心軸70を介して作用してフランジま
たは止め73をスプールの背面に向かって引張る。中心
軸上でのノブ48の回転はスプール31にかかる抵抗力
を調整する。釣糸32がドラグ44の設定抵抗力を超え
た量だけスプール31上で引張られると、スプールが中
心軸70に対して回転することになる。
【0018】逆転防止自動心出し構造51歯車ケース2
3内に設けてあり、これは歯車ケース23内のポスト5
5に枢着した爪52を包含し、この爪の一端には作動カ
ム57が設けてあり、この作動カムがカバープレート2
2上のスライド・アクチュエータ・ボタン59と整合
し、係合する。爪53がラチェット63上の一方向歯車
61と選択的に係合しており、このラチェットはピニオ
ン歯車組立体80の平坦部84にキー止めしてある。カ
バープレート22のボタン59が「オン」位置にあると
き、爪53はラチェット63の歯61と接触するように
回動してロータ30の逆回転を防ぐと共にロータをハウ
ジングに対して自動心出しする。ボタン59が「オフ」
位置にあると、ロータは左右いずれの方向にも回転でき
る。ラチェット63の歯61は、爪53がそれに係合し
たときに、ベイル耳39、40およびベイルアーム4
2、43をステム24の軸線と平行な軸腺に沿って整列
させるように向きとなっている。
【0019】
【好ましい実施例の説明】ベイトクリッカ100に釣糸
張力制御部、すなわち、後方ベイトクリック・ドラグ組
立体46が組合わせてあり、この後方ベイトクリック・
ドラグ組立体はベイトクリッカが「オン」モードにある
ときに作動状態となる。第3図は第1図のリールの展開
図であり、本発明の好ましい実施例で使用する部品を示
している。第8図はベイトクリッカの作動あるいは制御
方法が異なる第2の好ましい実施例を示す展開図であ
る。
【0020】第3〜7図に示すように、ドラグ・ボス1
15がハウジング21の後端に設けてあり、これはハウ
ジング21の後壁を貫く孔117と同心に整合する同心
ドラグ孔116を有する。孔117のまわりで後壁にカ
ラー114が形成してあり、このカラーは歯車ケース2
3内に延びている。中心軸70はカラー114および孔
117を貫いてボス115の孔116内に延びるスプラ
イン付き後部71を有する。後方ベイトクリック・ドラ
グ46はドラグ・ボス115のドラグ孔116内に組み
込んである。カラー114の表面および孔117はベイ
トクリック・ドラグ・ドライバ118を半径方向に支持
する軸受面となる。ドラグ・ドライバ118はドライバ
・ボス119と、フランジ120と、パイロット・ボス
121とからなる。ドライバ・ボス119は一対の平坦
部叉はスプライン122(第3図)を有し、この平坦部
は中心軸70の平坦部又はスプライン71とかみ合って
いる。フランジ120とハウジング壁ドラグ面125の
間に摩擦ワッシャ124(第3、第4図)が設置してあ
り、ドライバ・ボス119が孔117およびカラー11
4を貫いて突出し、歯車ケース23内に延びる外端部を
有する。第2の摩擦ワッシャ126がフランジ120の
外側でパイロット・ボス121上に半径方向に設置して
ある。固定ドラグ・ワッシャ127がパイロットボス1
21を囲み、ドラグ・ボス115の内孔159に設けた
半径方向に対向するキー溝137に半径方向に対向する
ラグ159を係合させることによって回転しないように
保持されている。ばねワッシャ128がパイロット・ボ
ス121を囲み、摩擦ワッシャ124、126に圧力を
加えている。この圧力はボス115の内ねじ130とか
み合っているねじ式調節スリーブ129を回転させて変
えることができる。多角形またはスプライン付きボス1
32が調節スリーブ129上に設けてあり、これはドラ
グ・ノブ131上の内部多角形部またはスプライン14
1とかみ合っている。ドラグ・ノブ131のスリーブ1
29への取付けはドラグ・ノブ・リテナねじ133によ
る。ドラグ・ノブ131の回転は一回転に制限され、意
図せずに外れるのを防いでいる。この制限された回転は
ボス115の周囲に設けた舌片134によって行われ、
この舌片はドラグ・ノブ131上のフランジの内面にあ
るキー135と干渉することによって回転を阻止する。
【0021】ベイトクリッカ・ラチェット・ホイール1
36が歯車ケース23内に延びるドライバ・ボス119
の部分に取付けてあり、ラチェット・ホイール136の
内スプライン168がドライバ・ボス119の外スプラ
イン138とかみ合っている。リテナ・リング139が
ドライバ・ボス119のリテナ溝140に着座してお
り、ベイトクリッカ・ラチェット・ホイール136をド
ライバ・ボス119上に保持している。ハウジングの孔
117を囲む内壁面にあるカラー114はラチェットホ
イール136をドライバ・ボス119上の所定位置にラ
チェット・ホイール136を保持している。
【0022】第1、3、4、5、6、7図には、ベイト
クリッカ・ドラグ46を制御したり、開放したりする装
置の一形感が示してある。ベイトクリッカ・ドラグ46
の回転の制御は、ベイトクリッカが「オフ」位置にある
ときに行われる。簡単に言えば、ベイトクリッカを抑制
するために、等間隔の溝142がラチェット136の周
縁に設けてあり、間隔を置いた歯123を構成してお
り、これらの溝および歯がハウジング21の直立円形ボ
ス150にあるパイロット孔151内でラチェット・ホ
イール136の半径方向に延びるプランジャ143と係
合する。これがラチェット・ホイール136、ドライバ
118および中心軸70の回転を阻止する。
【0023】第4図は「オフ」位置にあるベイトクリッ
カを示している。第5、6図は「オン」位置にあるベイ
トクリッカを示している。溝142内でプランジャ14
3を歯123と係合させるには、ベイトクリッカ・制御
ノブ144を「オフ」位置と「オン」位置の間で回転さ
せる。ベイトクリッカ・制御ノブ144はそのスプライ
ン145がプランジャ143の外スプライン146とか
み合うことによってプランジャ143に取付けてあり、
これらは相互にねじ147によって保持される。カム従
動子びん148がベイトクリッカ制御器の作動の重要な
部分となっている。
【0024】一層詳しく言えば、第7図に最も良く示す
カム面149がハウジング21の上面においてボス15
0内に形成してある。ボス150はパイロット孔151
と同心であり、この孔が中心軸70およびラチェット・
ホイール136の中心線と一致している。ばね152は
ボス150を囲む肩部154とクリップ155によって
プランジャ上に保持されたリテナ・ワッシャ153の間
に圧力を加えることによってプランジャ143に力を与
える。ばね152はプランジャ143の端をラチェット
・ホイール136の溝142の一つに押圧しており、そ
れによって、ラチェット・ホイール136および中心軸
70が回転しないように保持される。プランジャ143
をラチェット・ホイール136から外すには、アクチュ
エータ・ノブ144を時計方向に第6図の破線位置から
実践位置に回転させ、これがプランジャ143上のカム
従動子ピン148をボス150のカム面149に乗り上
げさせ、プランジャ143をカム従動子ピンと一緒に直
線経路に沿って移動させる。カム従動子ピン148はカ
ム面149の上部にあるもどり止めまたはドエル156
内に着座する。ピン148がドエル156内にあると
き、プランジャ143はラチェット・ホイール136か
ら引込んだ状態に保持され、それによって、充分な引張
力が釣糸に加えられて前ドラグ組立体44および後ドラ
グ組立体46によって設定された抵抗力を克服したなら
ば、中心軸70が自由に回転することになる。プランジ
ャ143がラチェット・ホイール136の溝142内に
着座しているとき、カム従動子ピン148はカム面14
9からやや離れており、プランジャのラチェット・ホイ
ールへの適切で充分な着座を可能とする。ノブ144の
回転移動範囲は、中心線の片側で約30度の角度にノブ
が位置する状態から中心線の反対側での同様の位置まで
約60度となっている。ハウジングに対するノブ144
の初期位置と最終位置が設計上の選択事項であることは
了解されたい。
【0025】ベイトクリックばね157がサイド・プレ
ート22の内面に固着してある。プレート22がハウジ
ングにねじ41によって取付けられたとき、ばね157
の自由端158はラチェット・ホイール136の溝14
2と常時係合する。ベイトクリッカが「オン」モードに
あるとき、逆転防止ボタン59は「オン」位置にあっ
て、逆転防止爪51を逆転防止ラチェット・ホイール6
3と係合させ、ロータ30の逆回転を阻止しなければな
らない。ベイトクリック「オン」モードでは、プランジ
ャ143は引込み位置にあり、充分な釣糸張力がスプー
ルおよび中心軸に加えられて後ドラグ組立体46の摩擦
抵抗を克服したときにベイトクリック・ラチェット・ホ
イール136の回転を許し、次に、ベイトクリックばね
157がラチェット・ホイール136の回転の際に間欠
的に歯123と係合し、スプール31が回転しており、
釣糸がスプールから引出されつつあることを示す可聴信
号を発生する。
【0026】第2、8、9、10図に示す別の形態にお
いては、ベイトクリッカ・ドラグ46は、ラチェット・
ホイール136を含むすべての構成要素と共に、先の形
態と同一である。異なっているのは、クリッカ・プラン
ジャ243(第1、3ー7図では143で示した)の係
脱を行なう構造が異なっている点である。
【0027】第9図は「オフ」モードにあるベイトクリ
ッカを示し、第10図は「オン」モードにあるベイトク
リッカを示している。ベイトクリッカ制御ノブ244が
管状ロッド245を介してカム249と連結してあり、
このカムはプランジャ243上のカム面248と係合し
ており、このプランジャはラチェット・ホイール136
の周面にある溝142と係合している。ロッド245は
カム249と共に中心軸70に平行な軸線に沿って位置
している。制御ノブ244はロッド245に平行であり
かつそれに連結してあり、制御ノブ244をロッド24
5の軸線まわりに円弧を描いて揺動させ、ロッド245
を後壁251からハウジング22内へ延びる開口250
内に着座させることができる。ロッド245はそれの溝
253に係合する保持クリップ252によって開口25
0内に保持されている。クリップ252はボス255の
スロット254内にしゅう動し、そのひげぜんまい形部
256がロッド245の溝253内の平坦部257と係
合してノブ244をハウジング21上で心出し状態に保
持する。この位置は第9図に示す位置であり、ベイトク
リッカの「オフ」位置である。溝253は2つの余分な
平坦部257a、257bを有し、これらの平坦部は後
に説明する目的で平坦部257から90度のところに各
々位置する。
【0028】プランジャ243はオフセット部258を
有し、このオフセット部はカム面248を構成し、ロッ
ド245のカム面249と係合する。プランジャ243
はボス246、255を貫いて開口259内に移動す
る。この開口はハウジングの後壁にある開口250に対
して横方向であり、それと交差する。ばね261が開口
259内に着座させてあり、これはプランジャ243の
端を押圧する。ボス246の端にはリテナ・キャップ2
60がスナップ嵌合させてあり、このリテナ・キャップ
はばね261を開口259内に保持し、ばねをプランジ
ャ243の端に向かって押し下げている。ロッド245
の溝にある平坦部257は、クリップ252の部分25
6と係合したときに、ノブ244をハウジング上で心出
し状態に保持し、プランジャ243をラチェット・ホイ
ール136の溝142の1つと係合させ、その結果、中
心軸70が回転できなくなり、ベイトクリッカが「オ
フ」位置になる。
【0029】逆転防止ボタン59を「オン」位置に置い
てロータ30の回転を阻止し、ノブ244をその心出し
「オフ」位置から時計方向あるいは反時計方向のいずれ
かに回転させた場合、ロッド245が回転し、カム24
9でプランジャ243を上昇させ、ばね261を押し下
げることになる。ノブがその制限もどり止めに向かって
完全に時計方向あるいは反時計方向に回転すると、クリ
ップ252の部分256が溝253の平坦部257aか
257bのいずれかに係合し、ノブおよびプランジャを
「オン」位置に保持し、プランジャ243がラチェット
・ホイール136の溝から上昇することになる。ラチェ
ット・ホイール136および中心軸70は、こうして、
充分な引張力が釣糸にかかって後ドラグ46の設定抵抗
量を克服したときにスプール31と一緒に自由に回転す
ることになる。ラチェット・ホイールと接触しているベ
イトクリッカばね157は、ラチェット・ホイールが回
転し続けるにつれてそれの歯123がばね157を通過
するたびにカチカチ音を発生し、釣糸がスプールから引
出されつつあることを知らせる。ノブ244を時計方向
あるいは半時計方向に回動させ得るということは、釣人
がその好みの方向にノブを回転させ得るという独特の便
利さを与える。また、これにより、特殊な装置なしに左
きき、右ききいずれの使用者にも順応できる。
【0030】本発明の別の特徴はスプール31とロータ
・ロックにある。この特徴は先に述べた投げ釣りの場合
のように投げ距離が長い場合に生じる問題を解決する。
【0031】2つの変形例が図示してある。第1、3、
11、12図は手動べいる式釣糸ピックアップで使用す
る本発明を示しており、第2、13、14、15図はべ
いる無し手動式ピックアップ構造での本発明を示してい
る。
【0032】前ドラグ組立体44はドラグを収容した従
来スプールの標準の状態である。スプール31はドラグ
調節ノブ48あるいは押しボタン(ポップオフ)式スプ
ール・リテナ(図示せず)によって軸70上に保持して
もよい。スプール31はスカート式であり、スカート3
3がロータ30と重なっており、これはその外周に長手
方向周方向に隔たったスロット35を有する。
【0033】第11、14図は釣り中の通常の取込みモ
ード(閉鎖)における状態を示している。第12、15
図は投げモード(開放)における状態を示している。
【0034】第3、11図において、ベイル配置(通常
はベイル・ヒンジまたはベイル・アーム43と呼ぶ)は
ロータ30のロータ・アーム40に取付けてあり、ベイ
ル・ヒンジねじ38のまわりに回動する。カムばね49
がねじ203によってベイル・ヒンジ43の面204に
取付けてある。カムばね49はベイル・ヒンジ43の空
所205内に収容されている。ロック・ブランジャ20
6がロータ・アーム40のパイロット孔200内で案内
され、このプランジャ206の軸線はロータ30に対し
て半径方向となっている。プランジャばね207がプラ
ンジャ206を囲み、ロータ・アーム40とプランジャ
上の係合部との間で作用してプランジャをロータ30に
対して半径方向外方に押圧し、カムばね49と接触させ
る。第11図の取込み状態では、スプール・ロック・プ
ランジャ206はそれにプランジャばね207が加える
力によってスプール31から離脱する。プランジャ20
6の反対端はカムばねのベイル・ヒンジ43への取付部
付近でカムばね49の下方部に向って押圧される。ロー
タ・アーム40のガイド内にラッチ・レバー208が着
座しており、このガイドはパイロット孔200に対して
横方向に延びている。ラッチ・レバー208の一端はふ
たまたとなっており、ロック・プランジャ206をまた
ぎ、その一方の脚はベイル・ヒンジ43から上方に延び
るトリップ・カム面209と係合してロータ・アーム4
0の内面と重なった状態となっている。ラッチ・レバー
208はラッチ・レバーばね210の加える力によって
トリップ・カム面209に押圧されている。ラッチ・レ
バー208は直立隆起214を有し、これはロータ・ア
ーム40を超えて半径方向内方に延び、ハウジング21
のフランジ76の面と軸線方向に重なった状態となって
いる。ばね210がラッチ・レバー208をトリップ・
カム面209に押圧し、ベイルが第11図の取込み状態
にあるとき、隆起214はフランジ76との接触から外
れている。
【0035】第12図は投げ操作のためにベイル34が
開いている投げモードにおける状態を示している。ベイ
ル・ヒンジ43は回転し、ベイル34をベイル軸アーム
42およびベイル・ヒンジ43の両方に取付けてあるこ
とによってベイル・トリップばね211の加える力によ
って所定位置に保持される。投げモードにおいて、カム
ばね49はばね207に向かってスプール・ロック・プ
ランジャ206を押し、このプランジャ206をスプー
ル・スカート33のスロット35と係合させる。プラン
ジャ206はスプールをロータ30に対して錠止し、そ
れらの相対回転を阻止する。さらに、ベイル・ヒンジ4
3が開放投げ位置に回転すると、ヒンジ・カム面209
がラッチ・レバー208の端と係合し、ラッチ・レバー
208上の隆起214を押して本体21のフランジ76
と係合させる。ロータ30および掛止されたスプール3
1は、ラッチ・レバー208の隆起214がフランジ7
6の周面にあるインデックス・スロット215に押し込
まれるまでフランジ76に対して回転させられる。フラ
ンジ76のインデックス・スロット215は、ラッチ・
レバー208の隆起214がインデックス・スロット2
15内に係合したときに、ベイル軸212および釣糸ロ
ーラ36をねじ213で固定したベイル軸アーム42は
根げ動作のために指で釣糸をピックアップするのに便利
な位置にある。ラッチ・レバー208の隆起214がフ
ランジ76のスロット215に係合すると、投げ動作中
にロータ30およびスプール31が回転するのを阻止す
る。釣糸のピックアップのためにベイル34を手動で引
外すと、ラッチ・レバー208をフランジ76のスロッ
ト215から離脱させ、スプールからスプール・ロック
・プランジャ206を離脱させ、それによって、所望の
ときにクランク28を使って釣糸をスプール上に巻取る
ことができる。
【0036】第13図に示すベイル無しリールが第14
図において取込みモードで示してある。この形態におい
ては、釣糸ローラ36はピックアップ・ピン219上に
装着してあり、ねじ221によってピックアップ・アー
ム220に固着してある。このピック・アーム220は
ねじ237によってロータ30のロータ・アーム39に
固定してある。ロータ・アーム39は平坦部223を持
つボスを有し、これらの平坦部はピックアップ・アーム
220の取付孔224と係合してピックアップ・アーム
220がロータ・アーム39に対して回転するのを阻止
する。ロータの第2のアーム40上には錠止ノブ225
が装着してあり、この錠止ノブはヒンジねじ238のま
わりに回動する。スプール・ロック・プランジャ206
がロータ・アーム40上に装着してあり、プランジャ2
06をカムばね49に向かって押圧するばね207によ
ってスプール・スカート33から引込められている。同
時に、ラッチ・レバー208の隆起214がラッチ・レ
バー208をトリップ・カム209に向かって押圧する
ばね210によって本体フランジ76およびインデック
ス・スロット215から離脱させる。ヘアピン形のオー
バーセンタばね227の端がアンカー孔230、231
内に着座しており、錠止ノブ225に加えられることに
なっている力で偶発的に一方のモードから他方のモード
に引外しが行なわれるのを防止する。リールを第15図
に示す投げモードに移動させるには、錠止ノブ225を
手動で回転させ、オーバーセンタばね227によって力
を加えてノブ225を掛止位置に保持する。ねじ229
によってカバー・プレート228が所定位置に保持され
ており、このカバー・プレート228はラッチ・レバー
208およびオーバーセンタばね227をロータ・アー
ム40における所定位置に保持する。ノブ225が投げ
モードにあるとき、ロータ30はハウジング21のフラ
ンジ76に対して自由に回転し、一方、スプールはドラ
グ組立体44によって中心軸70に対して回転しないよ
うに拘束される。
【図面の簡単な説明】
第1図は手動式ベイル式釣糸ピックアップ装置を有し、
本発明を具体化したスカート式スピニングリールの側面
図である。 第2図はベイル無し手動ピックアップ装置を有し、本発
明の変形例を具体化したスカート式スピニングリールの
正面図である。 第3図は第1図のスカート式スピニングリールで、本発
明を具体化したスピニングリールの展開斜視図である。 第4図はスカート式スピニングリールの部分破断側面図
であり、ベイトクリック・アクチュエータの一形態およ
び後装着ドラグ組立体を共に断面で示す図である。 第5図はベイトクリック・アクチュエータを離脱位置で
示し、ベイトクリッカが「オン」モードにあることを示
す破断側面図である。 第6図はスピニングリール上に装着したベイトクリック
制御ノブの頂面図である。 第7図はベイトクリック・アクチュエータの対応動作部
分から展開したベイトクリック制御ノブの部分破断頂面
図である。 第8図はベイトクリック組立体の変形例を示す、スピニ
ングリールの一部の展開斜視図である。 第8A図はロッドの細部をより良く示すべく拡大した、
第8図のロッドの破断斜視図である。 第8B図は第8A図の8Bー8B線に沿った横断図であ
る。 第9図は第8図に示すスピニングリールの部分破断断面
図であり、ベイトクリック組立体の変形例を示す図であ
る。 第10図は第8図のベイトクリック組立体を離脱位置す
なわち「オン」モードで示す判断断面図である。 第11図は第1図のスカート付ベイル式スピニングリー
ルを通る部分断面図であり、第3図の左側部分に示す形
式のスプール・ロータ・ロック配置を示す図である。 第12図は第11図のスプール・ロータ・ロックを投げ
モードで示す部分断面図である。 第13図はベイル無し手動式釣糸ピックアップ装置の変
形例を示す部分展開斜視図であり、スプール・ロータ・
ロック配置の変形例を示す図である。 第14図は第13図のスカート式スプールを通る部分断
面図であり、ロータ・スプール・ロックを通常の投げモ
ードのための位置で示す図である。 第15図は第14図と同様の部分断面図であり、スプー
ル・ロータ・ロックを投げモードで示す図である。 図面において、20・・・スピニングリール、21・・
・ハウジング、23・・・歯車ケース、26・・・クラ
ンク組立体、28・・・ハンドル、30・・・ロータ、
31・・・スプール、32・・・釣糸、34・・・ベイ
ル、36・・・釣糸ガイド、42・・・ベイル軸アー
ム、43・・・ベイルヒンジ・アーム、44・・・前ド
ラグ機構、46・・・後ドラグ機構、50・・・歯車組
立体、58・・・スライダ、62・・・軸、70・・・
中心軸、80・・・ピニオン歯車組立体、84・・・平
坦部、85・・・中央ボス、86・・・前方ねじ部、8
7・・・ピニオン歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スチーブン エル スワイシャー アメリカ合衆国 オクラホマ州 74108、 タルサ、サウス 169 イースト アベニ ュー、128 (72)発明者 ロバート エル カーペンター アメリカ合衆国 オクラホマ州 74145、 タルサ、イースト 31 プレイス、12660

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前端と後端とを持ったハウジングと、こ
    のハウジングを貫通し、前端の前方に突出すると共に後
    端にある後向きボス内に突出している中心軸とを有し、
    この中心軸に後向きボス内に延びるキー止め部が設けて
    あるスピニングリールであって、 ハウジングによって回転自在に支持されたロータと、 このロータに近接して中心軸の前方突出部によって支持
    されたスプールと、 スプールと中心軸の間で作用して それらの相対回転に
    抵抗を与える前ドラグと、 ハウジングによって支持されており、選択的に作動させ
    られてロータの逆回転を阻止するようになっている逆転
    防止組立体とを包含するスピニングリールにおいて、 リールの背面にあるボス内に装着してあり、中心軸と作
    動係合する後ドラグを包含し、この後ドラグが、 a)ボス内に回転自在に装着してあり、中心軸のキー止
    め部にキー止めしてあるドラグドライバ手段と、 b)ドラグドライバ手段とボスとの間で作用して中心軸
    に抵抗力を加える手段と、 c)ドラグドライバ手段のキー止め部にキー止めしたラ
    チェットホイールと、 d)ラチェットホイールと係合した状態でハウジングに
    支持されており、スプールからの釣糸の引出力が後ドラ
    グの抵抗力を越えたときにラチェットホイールの回転を
    知らせる可聴信号を発生するクリック手段とを包含し、
    さらに、 錠止手段を作動させてラチェットホイールを選択的に係
    脱させる手段と、 ハウジングに対して回転しないようにスプールおよびロ
    ータを錠止する手段であって、ロータ上に設けたプラン
    ジャ手段を包含する錠止手段と、 プランジャ手段をスプールから離れる方向に押圧する手
    段と、 ロータ上に設けてあってプランジャ手段に対して横方向
    に延びるラッチ手段と、このラッチ手段をリールハウジ
    ングから離れる方向に押圧する手段と、 プランジャ手段をスプールと錠止係合するように移動さ
    せ、ロータに対するスプールの回転を阻止する手段と、 ラッチ手段をリールハウジングと錠止係合するように移
    動させ、リールハウジングに対するロータの回転を阻止
    する手段と、 プランジャ手段およびラッチ手段をを解放して、ロータ
    がスプールおよびリールハウジングに対して自由に回転
    できるようにする手段とを包含することを特徴とするス
    ピニングリール。
  2. 【請求項2】 前端および後端を持つハウジングと、こ
    のハウジングを貫通しており、その前端から前方に突出
    すると共に後端にある後向きの空所内に突出している中
    心軸とを有し、この中心軸上に後向き空所内に延びるキ
    ー止め部が設けてあるスピニングリールであって、 中心軸の前方突出部によって支持されたスプールと、 スプールと中心軸との間で作用してそれらの相対回転に
    抵抗を与える前ドラグと、 ハンドクランクと、 伝達手段によってハンドクランクに連結され、このハン
    ドクランクによって回転させられる回転可能装着のロー
    タであって、少なくとも1つのロータアームを有するロ
    ータと、 ハウジングによって支持されており、選択的に作動して
    ロータの逆回転を阻止する逆回転防止組立体とを包含す
    るスピニングリールにおいて、 ハウジングの背面において前記空所内に装着してあり、
    中心軸と作動係合する後ドラグを包含し、この後ドラグ
    が空所内に回転自在に装着してあり、中心軸のキー止め
    部にキー止めされるドラグドライバ手段と、 このドラグドライバ手段と空所の壁面との間で作用して
    中心軸に抵抗力を加える手段と、 ドラグドライバ手段のキー止め部にキー止めされたラチ
    ェットホイールと、 ラチェットホイールと係合するようにハウジングによっ
    て支持され、スプールからの釣糸の引出力が後ドラグの
    抵抗力を越えたときにラチェットホイールの回転を視さ
    せる可聴信号を発生するクリック手段とを包含し、さら
    に、 ラチェットホイール、ドラグドライバ手段および中心軸
    を回転しないように錠止する手段と、 プランジャ手段を作動させてラチェットホイールを選択
    的に係脱させる手段と、 スプールおおびロータを相対
    回転しないように錠止する手段であって、ロータの半径
    方向外方に押圧されるようにロータアーム上に設けたプ
    ランジャ手段を包含する手段と、 プランジャ手段に対して横方向に延び、ロータの内方に
    押圧されている、ロータアーム上に設けたラッチ手段
    と、 プランジャ手段をスプールと錠止係合するようにロータ
    の半径方向内方に移動させ、ロータに対するスプールの
    回転を阻止する手段と、 ラッチ手段をリールハウジングと錠止係合するように移
    動させ、リールハウジングに対するロータの回転を阻止
    する手段と、 プランジャ手段およびラッチ手段を解放し、ロータがス
    プールおよびリールハウジングに相対的に自由に回転で
    きるようにする手段とを包含することを特徴とするスピ
    ニングリール。
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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960820