JPH0697933B2 - スピニングリ−ル - Google Patents

スピニングリ−ル

Info

Publication number
JPH0697933B2
JPH0697933B2 JP60117177A JP11717785A JPH0697933B2 JP H0697933 B2 JPH0697933 B2 JP H0697933B2 JP 60117177 A JP60117177 A JP 60117177A JP 11717785 A JP11717785 A JP 11717785A JP H0697933 B2 JPH0697933 B2 JP H0697933B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
lock
spool shaft
drag mechanism
reel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60117177A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61274638A (ja
Inventor
順一 戸田
Original Assignee
島野工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 島野工業株式会社 filed Critical 島野工業株式会社
Priority to JP60117177A priority Critical patent/JPH0697933B2/ja
Priority to US06/867,017 priority patent/US4746077A/en
Priority to KR1019860004272A priority patent/KR900005728B1/ko
Publication of JPS61274638A publication Critical patent/JPS61274638A/ja
Publication of JPH0697933B2 publication Critical patent/JPH0697933B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスピニングリール、詳しくは、リール本体に回
転枠を回転自由に支持すると共にスプール軸を軸方向移
動可能に支持し、このスプール軸にスプールを支持する
一方、スプール側摩擦板とリール本体側摩擦板とをも
ち、前記スプールの回転に抵抗を与えるドラッグ機構を
設けて成るスピニングリールに関する。
(従来の技術) 従来、此種スピニングリールとして、実公昭51−10151
号公報に記載されている通り、前記スプール軸にスプー
ルを固定すると共に、前記スプール軸のリール本体との
間に、摩擦板をもち、前記スプール軸の回転に所定の抵
抗を与えるドラッグ機構と、ストッパーギヤ及び該スト
ッパーギヤに噛合するストッパーを備え、前記スプール
軸の回転をロックするロック機構とを設けて、このロッ
ク機構により、前記スプール軸、延いてはスプールの回
転をロックし、このスプールに巻装した釣糸の引出しを
防いで、針掛かりした魚をゴボウ抜状に釣上げる如く成
す一方、前記ドラック機構により前記スプール軸、延い
てはスプールの回転に抵抗を与え、この回転抵抗の基で
針掛かりした魚を釣上げる如く成したものが知られてい
る。
所で、この従来のスピニングリールは、一般に、前記ロ
ック機構によるスプール軸の回転ロックを解除し、ドラ
ッグ機構が動作する体制で魚が掛かるのを待ち、針掛か
りした魚の引き力に応じてドラッグ体制の状態で釣上げ
るか、又は、ドラッグ機構の動作体制からロック体制に
切換えて釣上げるのである。
(発明が解決しようとする問題点) 所が、この従来のリールにあっては、魚が掛かるのを待
つ場合、スプールから引出された釣糸には、ドラッグ機
構により予じめ設定された大きな引出抵抗が作用してい
るため、魚が釣餌を咥えるとき、前記釣糸に魚の引き力
が作用しても、この釣糸が引出されることはないのであ
る。従って、魚の食い込みが悪く、折角魚が釣餌を咥え
ても、すぐに釣餌を吐出してしまうことになり、釣果が
悪かったのである。
本発明は以上の如き従来の問題点に鑑み発明したもの
で、目的は、魚が掛かるのを待つとき、スプールをフリ
ー回転可能にできて、魚の食込みを良好に行わせること
ができ、しかも、魚が釣餌を咥えて針掛かりしたとき、
釣糸を巻取る回転枠を回転操作するのみで前記スプール
の回転にドラッグ機構による抵抗を作用させることがで
きて、針掛かりした魚を直ちに釣上げ方向に引き寄せる
ことができるようにする点にある。
(問題点を解決するための手段) しかして、本発明は、リール本体(1)に回転枠(3)
を回転自由に支持すると共にスプール軸(4)を軸方向
移動可能に支持し、このスプール軸(4)にスプール
(5)を支持する一方、スプール側摩擦板とリール本体
側摩擦板とをもち、前記スプール(5)の回転に抵抗を
与えるドラッグ機構(6)を設けて成るスピニングリー
ルにおいて、前記ドラッグ機構(6)をリール本体
(1)に対し回転自由に支持する一方、前記スプール軸
(4)の半径方向に往復動可能なロック体(71)と、前
記ドラッグ機構(6)におけるリール本体側摩擦板の回
転部に固定され、前記ロック体(71)の復動による該ロ
ック体(71)との係合で前記ドラッグ機構(6)を作動
状態とし、かつ、前記ロック体(71)の往動による前記
ロック体(71)との係合離脱で前記作動状態を解除して
前記スプール(5)の回転をフリー回転とする係合体
(72)とを備えたロック機構(7)と、前記ドラッグ機
構(6)の作動時、前記ロック体(71)を前記ドラッグ
機構(6)が作動状態となる復動位置から作動解除状態
となる往動位置に動作させる操作体(83)と、前記ドラ
ッグ機構(6)の作動解除時、前記回転枠(3)のハン
ドル操作による回転に伴い前記ロック体(71)を前記ド
ラッグ機構(6)が作動解除状態となる往動位置から作
動状態となる復動位置に自動的に復帰させる復帰機構と
を設けたものである。
尚、本発明において、「フリー回転」とは、スプール
(5)の回転に抵抗を与えない状態でのフリー回転は勿
論、スプール(5)の回転に、該スプール(5)が軽く
回転する程度の小さな抵抗を与えて、魚が釣餌を咥える
ときの魚の引き力によりスプール(5)がスムーズに回
転する如く成した場合における回転をも含むものであ
る。
(作用) 魚が針掛かりするのを待つ場合は、操作体(83)の操作
によりロック体(71)を往動させて、該ロック体(71)
の係合体(72)との係合を離脱するのであって、この係
合離脱により、ドラッグ機構(6)が作動解除状態に切
換えられ、前記スプール(5)はフリー回転可能になる
のである。このため、魚が釣餌を咥えるときの魚の引き
力によりスプール(5)がフリー回転して、このスプー
ル(5)から釣糸がスムーズに引出されることになり、
魚の食い込みを良好に行なわせることができるのであ
る。また、魚が釣餌を咥えて針掛かりした場合、釣糸を
巻取る回転枠(3)を回転操作すると、この回転枠
(3)の回転に伴い前記ロック体(71)が自動的に復帰
して前記係合体(72)と係合し、この係合によりドラッ
グ機構(6)が、前記スプール(5)に対し回転抵抗を
与える作動状態に切換えられ、スプール(5)の回転に
抵抗を与えることができるのであり、それだけ針掛かり
してから釣糸巻取までの時間ロスを少なくでき、針掛か
りした魚を直ちに釣上げ方向に引き寄せることができ
て、針掛かりが外れるのを防止できるのである。
また、前記ロック体(71)は、係合体(72)に対しスプ
ール軸(4)の半径方向に往復動可能にしているから、
このロック体(71)を往動させて係合体(72)との係合
を離脱するとき、該ロック体(71)には、係合体(72)
との係合抵抗が作用するだけであり、また、ロック体
(71)を復動させて係合体(72)と係合させるとき、該
ロック体(71)には、前記係合体(72)と係合するまで
の間に抵抗が作用しないのである。従って、ロック体
(71)を小さな操作力で容易に往動及び復動させること
ができ、それだけドラッグ機構(6)を作動状態及び作
動解除状態に容易に切換えることができるから、釣上げ
時における魚とのやりとりを容易にでき、魚を取り逃が
すことなく有効に釣り上げることができるのである。
(実施例) 図示したリールは、上面に釣竿への取付脚をもち、前面
に貫通孔をもつ中空のリール本体(1)の前記貫通孔部
分に、軸受を介してピニオンギヤ(21)をもった筒状の
駆動軸(22)を回転自由に支持し、この駆動軸(22)の
前端外周部に、ベールアームをもった回転枠(3)を取
付けると共に、前記駆動軸(22)の軸孔に、スプール軸
(4)を軸方向移動可能に支持し、このスプール軸
(4)の前端部にスプール(5)を支持する一方、前記
リール本体(1)の側面に、前記駆動軸(22)の軸心と
直交する方向に延びるハンドル軸(23)を回転自由に支
持して、該ハンドル軸(23)のリール本体(1)内部へ
の突入部に、前記ピニオンギヤ(21)と共に伝動機構
(2)を構成するマスターギヤ(24)を設けて、該マス
ターギヤ(24)を前記ピニオンギヤ(21)に噛合させ、
また、前記ハンドル軸(23)のリール本体(1)外部へ
の突出部にハンドル(25)を設け、このハンドル(25)
の回転操作により、前記駆動軸(22)を駆動し、前記回
転枠(3)を回転させると共に、前記スプール軸(4)
を、往復動機構(10)を介して軸方向に移動させ、前記
スプール(5)に釣糸を巻取る如く成している。尚、前
記リール本体(1)は、第2図の如く一側面が開口する
箱形のボディと、該ボディの開口部を閉鎖する蓋とによ
り構成されている。
しかして、第1〜6図に示した実施例では、前記スプー
ル(5)を、前記駆動軸(22)を介してリール本体
(1)に支持する前記スプール軸(4)に対し回転自由
に支持して、これらスプール(5)とスプール軸(4)
との間に、前記スプール(5)の回転に抵抗を与えるド
ラッグ機構(6)を設けると共に、前記スプール軸
(4)を前記駆動軸(22)、ひいては前記リール本体
(1)に対し回転可能に支持して、該スプール軸(4)
と前記スプール(5)との間に設けた前記ドラッグ機構
(6)を前記リール本体(1)に対し回転自由とし、前
記スプール軸(4)の後端部と前記リール本体(1)と
の間に、前記スプール軸(4)の回転をロックするロッ
ク体(71)をもったロック機構(7)と、該ロック機構
(7)を操作する操作機構(8)及び前記ロック体(7
1)を、前記スプール軸(4)のロック解除位置からロ
ック位置に復帰させる復帰機構(9)とを設けて、前記
ドラッグ機構(6)を、前記スプール(5)に対し回転
抵抗を与える作動状態と、この作動状態を解除し、前記
スプール(5)の回転をフリー回転とする作動解除状態
とに切換えることができるようにしている。
以上の構成において、前記ドラッグ機構(6)は、前記
スプール(5)の軸方向一端面に圧接するスプール側摩
擦板及びリール本体側摩擦板(何れも図示せず)と、こ
れら摩擦板の圧接力を調整する調整体(61)とから成
り、この調整体(61)は前記スプール軸(4)に支持し
ている。
又、前記ロック機構(7)は、外周面に複数個の係止部
(72a)をもった係合体(72)と、前記係止部(72a)に
係脱自由に係合する係合部(71a)をもった前記ロック
体(71)とから成り、前記係合体(72)を、前記スプー
ル軸(4)の後端部に相対回転不能で、かつ軸方向移動
可能に支持する回転部材(73)の外周に、相対回転不能
に支持するのである。
又、この係合体(72)は、非円形孔をもった円板から成
り、その外周面に凹凸条の前記係止部(72a)を周方向
に所定間隔を置いて設けている。
又、前記ロック体(71)は、一端に前記係止部(72a)
に係合する係合部(71a)をもった大略半円形に形成し
て、前記係合体(72)に対し前記スプール軸(4)の半
径方向に移動可能に配置し、このロック体(71)と前記
リール本体(1)の底壁内面との間に、前記ロック体
(71)を常時スプール軸のロック位置方向、即ち、前記
係合体(72)と近接する方向に付勢するばね(74)を設
けている。
又、前記回転部材(73)は、前記リール本体(1)の側
壁内面から内方に向って突出する支持片(11)に回転自
由に支持している。
又、前記操作機構(8)は、前記ロック体(71)の他端
と接触するカム体(81)をもったレバー軸(82)と、こ
のレバー軸(82)に支持するレバー形状の操作体(83)
とから成り、前記レバー軸(82)を、前記リール本体
(1)の側壁間に回転自由に支持して、該レバー軸(8
2)の両端に前記操作体(83)を取付けている。
又、前記カム体(81)は、前記レバー軸(82)と別に形
成して相対回転不能に取付けているが、一体に形成して
もよい。
又、前記復帰機構(9)は、前記マスターギヤ(24)の
側面に設けるキックピン(91)と、このキックピン(9
1)に当接して作動する接触体(92)と、この接触体(9
2)と前記レバー軸(82)との間に設ける作動体(93)
及び連動体(94)とから成り、前記キックピン(91)
は、180度の位相差を置いて2個設けている。
又、前記接触体(92)及び作動体(93)は、前記リール
本体(1)の内部に固定する固定部材(12)に一本の支
持軸(13)を介してそれぞれ作動可能に支持するのであ
って、前記接触体(92)には、前記支持軸(13)に嵌合
する長孔(92a)と、前記キックピン(91)に当接する
第1当接部(92b)と、前記作動体(93)に設ける突上
片(93b)に当接する第3当接部(92c)と、ばね受部
(92d)とを設けており、このばね受部(92d)と前記固
定部材(12)に設けるばね受片(12a)との間に、前記
接触体(92)を往動位置方向に付勢するリターンばね
(95)を介装している。又、前記接触体(92)は、往動
位置と復帰位置との一方に停止するようになっていて、
往動位置では、第1図の如く前記支持軸(13)と、前記
固定部材(12)に設ける規制ピン(14)とにより接触体
(92)の前記リターンばね(95)による作動が阻止さ
れ、前記第1当接部(92b)が前記キックピン(91)の
回転軌跡内に突入するようになっており、又、復帰位置
では、第5図の如く前記支持軸(13)と、前記作動体
(93)に設ける規制片(93c)とにより、前記接触体(9
2)のリターンばね(95)による作動が阻止され、前記
第1当接部(92b)は、前記キックピン(91)の回転軌
跡の外側に出るようになっている。
又、前記作動体(93)は、前記支持軸(13)に嵌合する
長孔(93a)と、前記突上片(93b)と前記規制片(93
c)とを設けており、この作動体(93)の前記突上片(9
3b)側端部を前記連動体(94)の先端に固定している。
又、前記作動体(93)が往動位置にある場合、第1図の
如く前記第2当接部(92c)が前記突上片(93b)に当接
している。
又、前記連動体(94)は、前記作動体(93)との連結側
端部にばね受片(94a)を設けて、このばね受片(94a)
と前記リール本体(1)の上壁内面に突設するばね受片
(15)との間にトーションばね(96)を介装し、又、連
動体(94)の基端部を前記レバー軸(82)に相対回転不
能に支持して、前記操作体(83)の動きと連動させるよ
うにしている。
又、前記トーションばね(96)は、前記連動体(94)を
揺動方向一方側に付勢し、このトーションばね(96)に
よる前記連動体(94)の付勢方向を、連動体(94)の揺
動途中で反転させて、前記作動体(93)を往動位置と復
帰位置との一方に停止させるようにしている。
尚、第1〜6図に示したリールには、前記スプール軸
(4)、延いてはスプール(5)の回転に、該スプール
(5)が軽く回転する程度の小さな抵抗を与える副ドラ
ッグ機構(40)を設けている。この副ドラッグ機構(4
0)は、1対の摩擦板(41)と、これら摩擦板(41)間
に介装する間座(42)とスプリング(43)と、このスプ
リング(43)と前記摩擦板(41)との一つとの間に介装
する回り止め板(45)及び調整体(44)とから成り、前
記間座(42)を前記回転部材(73)に相対回転不能に支
持し、又前記摩擦板(41)の一つを前記支持片(11)に
対向させ、又、他方の摩擦板(41)と前記調整体(44)
との間に、前記回り止め板(45)及びスプリング(43)
を介装すると共に、前記調整体(44)をリール本体
(1)の後壁に回転自由に支持し、この調整体(44)の
回転操作により前記摩擦板(41)の圧接力を調整する如
く成している。尚、前記回り止め板(45)は、前記回転
部材(73)に相対回転自由で、かつ軸方向移動自由に支
持するのであって、その外周部に半径方向外方に延びて
前記リール本体(1)に係止する係止片と、軸方向に延
びる1対の回り止め片とを設けている。又、前記調整体
(44)は、前記リール本体(1)に対し回転のみ可能に
支持する調整つまみ(44a)と、該調整つまみ(44a)に
螺着するねじ体(44b)とから成り、前記調整つまみ(4
4a)の回転で、前記ねじ体(44b)が螺進、螺退するよ
うになっている。尚、前記ねじ体(44b)には、元気回
り止め板(45)の回り止め片に係合する軸方向の凹条を
設けて、前記調整つまみ(44a)に対し回転しないよう
にしている。
又、前記間座(42)の外周には多数の歯(42a)を設け
ると共に、前記固定部材(12)に、前記歯(42a)に係
合する音鳴爪(20)を枢支し、前記間座(42)と共に回
転する前記回転部材(73)及びスプール軸(4)の回転
により、前記音鳴爪(20)がばね(20a)に抗して動
き、前記歯(42a)に対し係合・離脱し、音鳴りするよ
うにしている。
又、以上の如く構成するリールには、図示していない
が、前記回転枠(3)の逆転を阻止する逆転防止機構を
逆転阻止体制と解除体制とに切換える切換機構とを備え
ており、又、前記回転枠(3)にベールアーム(31)を
設けている。
本発明は以上の如く構成するもので、第1〜3図に示し
た状態は、操作機構(8)の操作体(83)を、復動位置
から往動位置に操作し、ロック体(71)の係合部(71
a)を係合体(72)の係止部(72a)に対し係合離脱させ
て、ロック機構(7)をロック解除体制に切換えた状態
であって、前記スプール軸(4)は、フリー回転可能に
なっており、又、ドラッグ機構(6)は作動解除状態に
なっていて、前記スプール(5)は、前記スプール軸
(4)と共にフリー回転可能になっている。又、前記接
触体(92)の第1当接部(92b)は、キックピン(91)
の回転軌跡内に突入している。
しかして、スプール(5)に巻装した釣糸のキャスティ
ング時は、第5図の如く前記操作体(83)を往動位置か
ら復動位置に切換操作して、ロック機構(7)をロック
体制に切換え、前記スプール軸(4)の回転をロックす
ると共に、回転枠(3)に設けたベールアーム(31)を
開放側位置に反転して、キャスティングするのである。
そして、前記ベールアーム(31)を閉鎖側位置に反転す
るとともに、前記操作体(83)を往動位置に切換えて魚
が釣餌を咥えるのを待つのである。
この場合、通常は、前記副ドラッグ機構(40)により前
記スプール軸(4)延いては、スプール(5)の回転に
小さな抵抗を与えて、釣糸が釣仕掛けなどの重さで引出
されないようにするのであるが、前記スプール軸(4)
の回転に抵抗を与えることなく、該スプール軸(4)と
共に前記スプール(5)が、抵抗を付与されない状態で
フリー回転するようにしてもよい。斯くした場合、キャ
スティング後における前記釣糸の繰出しを、前記ベール
アーム(31)を殊更開放側位置に反転しなくても容易に
行なうことができるのである。
次に魚が釣餌を咥えて、釣糸に魚の引き力が作用する
と、この引き力により前記釣糸がスムーズに引出される
のである。従って、魚の食込みを良好に行なわせ得るの
である。
しかして、この魚の食込みにより針掛かりすると、ハン
ドル(25)を回転操作するのであって、このハンドル
(25)の回転により、回転枠(3)が回転すると共に、
マスターギヤ(24)が回転し、該マスターギヤ(24)に
設けたキックピン(91)が接触体(92)の第1当接部
(92b)に当接し、該接触体(92)は、リターンばね(9
5)に抗して第1図矢印X方向に移動し、この接触体(9
2)の移動に伴ない作動体(93)が前記矢印X方向に移
動する。そして、第4図の如く前記キックピン(91)の
前記第1当接部(92b)との接触が解除になるとき、ト
ーションばね(96)の連動体(94)への掛止部が反転位
置(O)を越えて、トーションばね(96)の付勢方向が
反転し、このトーションばね(96)により前記作動体
(93)は独自に前記矢印X方向に更に移動して、第5図
の如く復動位置に停止し、更に、この作動体(93)に連
動して操作体(83)が復動位置に切換わり、ロック体
(71)はスプリング(74)の力により係合体(72)と近
接する方向に移動し、係合部(71a)が係止部(72a)に
係合し、ロック機構(7)は、ロック体制になるのであ
る。
このロック機構(7)のロック体制により、スプール軸
(4)の回転がロックされ、ドラッグ機構(6)が作動
状態になるのであり、この作動状態で釣糸を前記スプー
ル(5)に巻取り、魚を釣上げるのである。
以上のように針掛かりした魚を釣り上げるとき、回転枠
(3)を回転操作するのみで、ドラッグ機構(6)を、
スプール(5)の回転に抵抗を与える作動状態に自動的
に復帰でき、スプール(5)の回転に抵抗を与えること
ができるから、針掛かりしてから釣糸巻取までの時間ロ
スを少なくでき、針掛かりして魚を直ちに釣上げ方向に
引き寄せることができて、針掛かりが外れるのを防止で
きるのである。
また、前記切換制御機構のロック体(71)は、係合体
(72)に対しスプール軸(4)の半径方向に往復動可能
にしているから、このロック体(71)を往動させて係合
体(72)との係合を離脱するとき、該ロック体(71)に
は、係合体(72)との係合抵抗が作用するのであり、ま
た、ロック体(71)を復動させて係合体(72)と係合さ
せるとき、該ロック体(71)には、前記係合体(72)と
係合するまでの間に抵抗が作用しないのである。従っ
て、ロック体(71)を小さな操作力で容易に往動及び復
動させることができ、それだけドラッグ機構(6)を作
動状態及び作動解除状態に容易に切換えることができる
から、釣上げ時における魚とのやりとりを容易にでき、
魚を取り逃がすことなく有効に釣り上げることができる
のである。また、前記係合体(72)は、前記回転部材
(73)を介してスプール軸(4)に支持しているから、
この係合体(72)を小径に形成でき、これら係合体(7
2)及びロック体(71)を内装する前記リール本体
(1)を小形化できるのである。
尚、以上説明した実施例では、スプール(5)とスプー
ル軸(4)との間にドラッグ機構(6)を設けたが、こ
のドラッグ機構(6)は、第7〜10図の如くスプール軸
(4)と、このスプール軸(4)に套嵌する筒状部材
(50)との間に設けてもよいのである。
第7〜10図に示したものは、一端部に内向きフランジを
もった前記筒状部材(50)の前記フランジ部分を前記回
転部材(73)の外周に回転自由に支持して、これら筒状
部材(50)と回転部材(73)との間に前記ドラッグ機構
(6)を設けて、前記ドラッグ機構(6)を前記リール
本体(1)に対し回転自由とし、前記筒状部材(50)と
前記リール本体(1)との間に、前記ロック機構(7)
と操作機構(8)とを設けたものである。
以上の構成において、前記筒状部材(50)は、その外周
を前記支持片(11)に回転自由に支持して、該筒状部材
(50)の一端部外周に前記係合体(72)を相対回転不能
に設けている。
又、前記ドラッグ機構(6)は、複数枚のスプール側摩
擦板(62)と複数枚のリール本体側摩擦板(63)と、ス
プリング(64)及び前記調整体(61)とから成り、前記
スプール側摩擦板(62)を前記回転部材(73)の外周面
に、回転不能で、かつ軸方向摺動可能に支持し、また、
前記リール本体側摩擦板(63)を前記筒状部材(50)の
内周面に回転不能で、かつ軸方向摺動可能に支持すると
共に、前記調整体(61)を前記筒状部材(50)の内周面
に螺着して、該調整体(61)と前記リール本体側摩擦板
(63)との間に前記スプリング(64)を介装し、前記調
整体(61)の回転操作により前記スプール側及びリール
本体側摩擦板(62)(63)を圧接する如く成している。
又、前記ロック機構(7)、操作機構(8)と、復帰機
構(9)及び副ドラッグ機構(40)の構造は、第1〜6
図に示したものと基本的に同じであるため、その詳細な
説明は省略する。
尚、第7〜10図において、(75)は逆転防止ギヤであっ
て、前記リール本体(1)に設ける逆転防止爪(図示せ
ず)に係合して、前記筒状部材(50)の逆回転を阻止す
るようにしている。又、(20b)は可撓性の音鳴爪であ
る。
しかして、第7〜9図に示した状態は、操作体(83)を
復動位置から往動位置に操作し、ロック体(71)の係合
部(71a)を係合体(72)の係止部(72a)に対し係合離
脱させて、ロック機構(7)をロック解除体制に切換え
た状態であって、筒状部材(50)はフリー回転可能にな
っており、又、前記ドラッグ機構(6)は作動解除状態
になっており、又、接触体(92)の第1当接部(92b)
は、キックピン(91)の回転軌跡内に突入している。
この第7〜9図の状態で、ハンドル(25)を回転操作す
ると、キックピン(91)が接触体(92)と接触し、該接
触体(92)が移動するのである。そして、第1〜6図の
場合と同様、作動体(93)は第10図の如く復動位置に停
止、操作体(83)は復動位置に切換わり、又、ロック機
構(7)は、ロック体(71)が係合体(72)に係合して
ロック体制になるのである。
このロック機構(7)のロック体制により、筒状部材
(50)の回転がロックされ、ドラッグ機構(6)が作動
状態になるのであり、このドラッグ作動状態で釣糸をス
プール(5)に巻取り、魚を釣り上げるのである。
又、以上説明した実施例では、復帰機構(9)の接触体
(92)と作動体(93)とを、リール本体(1)に固定す
る固定部材(12)に独立して作動可能に支持したが、そ
の他第11,12図の如く作動体(93)をリール本体(1)
に作動可能に支持し、この作動体(93)に前記接触体
(92)を枢支している。
第11,12図に示したものは、第1〜6図に示したものと
同様、スプール(5)とスプール軸(4)との間にドラ
ッグ機構(6)を設けると共に、スプール軸(4)を回
転可能にしたリールにおいて、前記リール本体(1)の
一側壁内面に支持片(16)を突設して、この支持片(1
6)に、前記作動体(93)を前記スプール軸(4)と同
方向に移動自由に支持し、該作動体(93)の先端に、枢
支ピン(97)を介して前記接触体(92)を揺動可能に枢
支し、これら接触体(92)と作動体(93)との間に、前
記接触体(92)を一方向に付勢するスプリング(98)を
介装すると共に、前記作動体(93)に、前記接触体(9
2)の揺動範囲を規制する規制片(93d)を設ける一方、
前記作動体(93)の後端部を、リール本体(1)の側壁
に支持する操作体(83)に支持し、この操作体(83)に
設けるカム体(81)を、ロック体(71)に係合させたも
のである。
尚、前記作動体(93)の後端部には軸体(93e)を設け
ると共に、この軸体(93e)を受入れる長孔(83a)を前
記操作体(83)に設けている。又、前記カム体(81)
は、高位カム面(81a)と低位カム面(81b)とをもった
板体から成り、このカム体(81)の一端に軸体(81c)
を設けると共に、該軸体(81c)を受入れる長孔(83a)
を前記操作体(83)に設けている。又、前記ロック体
(71)は、前記リール本体(1)の後壁内面に設ける支
持部(17)に支持するのであって、先端に係合部(71
a)をもち、かつ中間にばね受鍔(71b)をもった軸部材
から成り、その基端部に、軸方向に延びるガイド孔(71
c)を設け、このガイド孔(71c)に前記カム体(81)を
差込んでいる。
しかして、第11図に示した状態は、操作体(83)を復帰
位置から往動位置に切換え、ロック機構(7)をロック
解除体制に切換えた状態であって、前記スプール軸
(4)はフリー回転可能になっており、又、ドラッグ機
構(6)は作動解除状態になっていて、前記スプール
(5)は、前記スプール軸(4)と共にフリー回転可能
になっている。又、前記接触体(92)の当接部は、前記
キックピン(91)の回転軌跡内に突入している。
この第11図の状態で、ハンドル(25)を回転操作し、マ
スターギヤ(24)を回転すると、該マスターギヤ(24)
を設けたキックピン(91)が前記接触体(92)に当接し
て、該接触体(92)は、作動体(93)と一体化した状態
で該作動体(93)と共に矢印Y方向に移動する。そし
て、前記キックピン(91)の回転に伴ない、該キックピ
ン(91)の接触体(92)との係合が離脱すると、前記作
動体(93)は復帰位置に停止し、又、この作動体(93)
に連動して操作体(83)が往動位置から復動位置に切換
わり、ロック体(71)は、スプリング(74)の力により
係合体(72)と近接する方向に移動し、係合部(71a)
が係止部(72a)に係合し、ロック機構(7)はロック
体制になるのである。
このロック機構(7)のロック体制により、スプール軸
(4)の回転がロックされ、ドラッグ機構(6)が作動
状態になるのであり、この作動状態で釣糸を前記スプー
ル(5)に巻取り、魚を釣上げるのである。
尚、以上説明した実施例では、復帰機構(9)の接触体
(92)を作動体(93)に対し作動可能に設けたが、その
他、接触体(92)と作動体(93)とを一体に形成しても
よい。しかし、接触体(92)を作動体(93)に対し作動
可能にすることにより、操作体(83)を復帰位置から往
動位置に切換操作する場合、前記キックピン(91)が、
前記接触体(92)と当接する位置にある場合でも、前記
操作体(83)を往動位置に切換操作することができるの
である。
又、前記ロック機構(7)、操作機構(8)、復帰機構
(9)の構造は特に限定されるものでない。
又、ドラック機構(6)の作動解除状態時、スプール
(5)の回転に小さな抵抗を与えて、この抵抗付与状態
でスプール(5)をフリー回転させるための副ドラッグ
機構(40)を設けたが、この副ドラッグ機構(40)は必
らずしも必要でない。
(発明の効果) 以上の如く本発明によれば、魚が掛かるのを待つとき、
操作体(83)の操作でスプール(5)をフリー回転可能
にできるから、魚の食い込みを良好に行なわせることが
できながら、針掛かりした魚を釣り上げるとき、釣糸を
巻取る回転枠(3)を回転操作するのみで、ドラッグ機
構(6)を、スプール(5)の回転に抵抗を与える作動
状態に自動的に復帰でき、スプール(5)の回転に抵抗
を与えることができるのであり、それだけ針掛かりして
から釣糸巻取までの時間ロスを少なくでき、針掛かりし
た魚を直ちに釣上げ方向に引き寄せることができて、針
掛かりが外れるのを防止できるのである。
しかも、前記ロック体(71)は、係合体(72)に対しス
プール軸(4)の半径方向に往復動可能にしているか
ら、このロック体(71)の往動及び復動時の動作抵抗を
小さくできるのである。即ち、ロック体(71)を往動さ
せて係合体(72)との係合を離脱するとき、該ロック体
(71)には、係合体(72)との係合抵抗が作用するだけ
であり、また、ロック体(71)を復動させて係合体(7
2)と係合させるとき、該ロック体(71)には、前記係
合体(72)と係合するまでの間に抵抗が作用しないので
あるから、ロック体(71)を小さな操作力で容易に往動
及び復動させることができ、それだけドラッグ機構
(6)を作動状態及び作動解除状態に容易に切換えるこ
とができ、自動復帰も有効に行えるのである。従って、
釣上げ時における魚とのやりとりを容易にでき、魚を取
り逃がすことなく有効に釣り上げることができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明リールの一実施例を示す一部省略縦断側
面図、第2図は同縦断背面図、第3図は同横断底面図、
第4図及び第5図は作動状態を示す説明図、第6図はリ
ール全体の側面図、第7図〜第10図は別の実施例を示す
もので、第7図は一部省略縦断側面図、第8図は同縦断
背面図、第9図は同横断底面図、第10図は作動状態を示
す説明図、第11図及び第12図は更に別の実施例を示すも
ので、第11図は一部省略縦断側面図、第12図は作動状態
を示す説明図である。 (1)……リール本体 (2)……伝動機構 (25)……ハンドル (3)……回転枠 (4)……スプール軸 (5)……スプール (6)……ドラッグ機構 (7)……ロック機構 (71)……ロック体 (72)……係合体 (83)……操作体 (9)……復帰機構 (50)……筒状部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リール本体(1)に回転枠(3)を回転自
    由に支持すると共にスプール軸(4)を軸方向移動可能
    に支持し、このスプール軸(4)にスプール(5)を支
    持する一方、スプール側摩擦板とリール本体側摩擦板と
    をもち、前記スプール(5)の回転に抵抗を与えるドラ
    ッグ機構(6)を設けて成るスピニングリールにおい
    て、前記ドラッグ機構(6)をリール本体(1)に対し
    回転自由に支持する一方、前記スプール軸(4)の半径
    方向に往復動可能なロック体(71)と、前記ドラッグ機
    構(6)におけるリール本体側摩擦板の回転部に固定さ
    れ、前記ロック体(71)の復動による該ロック体(71)
    との係合で前記ドラッグ機構(6)を作動状態とし、か
    つ、前記ロック体(71)の往動による前記ロック体(7
    1)との係合離脱で前記作動状態を解除して前記スプー
    ル(5)の回転をフリー回転とする係合体(72)とを備
    えたロック機構(7)と、前記ドラッグ機構(6)の作
    動時、前記ロック体(71)を前記ドラッグ機構(6)が
    作動状態となる復動位置から作動解除状態となる往動位
    置に動作させる操作体(83)と、前記ドラッグ機構
    (6)の作動解除時、前記回転枠(3)のハンドル操作
    による回転に伴い前記ロック体(71)を前記ドラッグ機
    構(6)が作動解除状態となる往動位置から作動状態と
    なる復動位置に自動的に復帰させる復帰機構とを設けて
    いることを特徴とするスピニングリール。
  2. 【請求項2】前記ドラッグ機構(6)が、スピール
    (5)とスプール軸(4)との間に設けられ、前記スプ
    ール軸(4)が回転可能に支持されていて、このスプー
    ル軸(4)に前記係合体(72)が相対回転不能に支持さ
    れ、前記ロック体(71)が前記係合体(72)に対し前記
    スプール軸(4)の半径方向に往復動可能に支持されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスピ
    ニングリール。
  3. 【請求項3】前記ドラッグ機構(6)が、回転可能に支
    持されるスプール軸(4)と、このスプール軸(4)に
    回転可能に套嵌する筒状部材(50)との間に設けられ、
    前記筒状部材(50)に前記係合体(72)が設けられ、前
    記ロック体(71)が前記係合体(72)に対し前記スプー
    ル軸(4)の半径方向に往復動可能に支持されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスピニング
    リール。
JP60117177A 1985-05-30 1985-05-30 スピニングリ−ル Expired - Fee Related JPH0697933B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60117177A JPH0697933B2 (ja) 1985-05-30 1985-05-30 スピニングリ−ル
US06/867,017 US4746077A (en) 1985-05-30 1986-05-27 Control device for a drag mechanism in a spinning type fishing reel
KR1019860004272A KR900005728B1 (ko) 1985-05-30 1986-05-30 낚시용 스피닝 리일

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60117177A JPH0697933B2 (ja) 1985-05-30 1985-05-30 スピニングリ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61274638A JPS61274638A (ja) 1986-12-04
JPH0697933B2 true JPH0697933B2 (ja) 1994-12-07

Family

ID=14705331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60117177A Expired - Fee Related JPH0697933B2 (ja) 1985-05-30 1985-05-30 スピニングリ−ル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0697933B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1961298A2 (en) 2007-02-23 2008-08-27 Daiwa Seiko Inc. Fishing spinning reel

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR890008643Y1 (en) * 1987-04-07 1989-11-30 Eungsong Sa Co Ltd Apparatus of fishing reel
US5346157A (en) * 1992-03-24 1994-09-13 Daiwa Seiko, Inc. Spinning reel for fishing
JP2779580B2 (ja) * 1993-04-16 1998-07-23 ダイワ精工株式会社 魚釣用スピニングリール
KR100304065B1 (ko) * 1993-10-21 2001-11-22 마쯔이 요시유끼 낚시용스피닝릴의드래그장치
JP2886060B2 (ja) * 1993-10-21 1999-04-26 ダイワ精工株式会社 魚釣用スピニングリールにおけるドラグ装置
GB2287165B (en) * 1994-02-24 1997-10-15 Daiwa Seiko Inc Spinning reel for fishing
KR100193649B1 (ko) * 1997-05-19 1999-06-15 정대인 낚시용릴의 스풀제동력 절환장치
KR100380028B1 (ko) * 2001-05-09 2003-04-18 주식회사 바낙스 스풀 제동력 순간 절환장치를 구비한 스피닝 릴
JP4966744B2 (ja) * 2007-05-30 2012-07-04 グローブライド株式会社 魚釣用リール
JP6336073B2 (ja) * 2014-07-14 2018-06-06 グローブライド株式会社 魚釣用リール

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6075222A (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 株式会社シマノ スピニングリ−ル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1961298A2 (en) 2007-02-23 2008-08-27 Daiwa Seiko Inc. Fishing spinning reel
US7721986B2 (en) 2007-02-23 2010-05-25 Daiwa Seiko, Inc. Fishing spinning reel

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61274638A (ja) 1986-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0697933B2 (ja) スピニングリ−ル
US4746077A (en) Control device for a drag mechanism in a spinning type fishing reel
US5120001A (en) Fishing reel with drag mechanism
US4614314A (en) Spinning reel
JPS60237930A (ja) 投げ釣り用スピニングリ−ル
US4881699A (en) Rotor-locking mechanism for a fishing reel
US5318243A (en) Spinning reel having a device for preventing backward rotation of a rotor
JPS6232833A (ja) スピニングリ−ル用逆転防止・自動位置決め二重機構
US5593102A (en) Spinning reel for fishing having a mechanism for linking the spool reverse preventive and the drag device
US6843439B1 (en) Anti-reverse bail control
JP3325188B2 (ja) 魚釣り用両軸受型リール
JPH086463Y2 (ja) 両軸受リール
US5301898A (en) Outer spool type spinning reel having improved bail arm control mechanism
JPH0347507Y2 (ja)
US4962900A (en) Fishing line reel selectively operated in the right-hand or left-hand mode
US5188312A (en) Fishing reel with rear positioned thumb rest and clutch control member
US6131839A (en) Fishing reel and base support therefor
JP2000350537A (ja) 両軸受リールのクラッチ操作装置
JP2594920Y2 (ja) スピニングリール
JPH0316462Y2 (ja)
JPH0240787Y2 (ja)
JPH0642465Y2 (ja) スピニングリールの制動装置
JP3240107B2 (ja) 魚釣用スピニングリール
JP2537952Y2 (ja) 魚釣用リール
JPH0317662Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees