JP2554244B2 - 投げ釣り用スピニングリ−ル - Google Patents

投げ釣り用スピニングリ−ル

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JP2554244B2
JP2554244B2 JP59281941A JP28194184A JP2554244B2 JP 2554244 B2 JP2554244 B2 JP 2554244B2 JP 59281941 A JP59281941 A JP 59281941A JP 28194184 A JP28194184 A JP 28194184A JP 2554244 B2 JP2554244 B2 JP 2554244B2
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spinning reel
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    • A01K89/027Brake devices for reels with pick-up, i.e. for reels with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
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  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はベイル式、非ベイル式両方の形式のスカート
付きスピニングリールに関し、一層詳しくはロータおよ
びスプールを投げ動作中にリールハウジングに対して回
転させないように錠止する構造と共にドラグ兼選択的ク
リッカ構造に関する。
従来技術の背景 普通の設計のスピニングリールは長い投げ距離、たと
えば、重い末端タックルを使用しての投げ釣りや強い流
れでの魚釣りには使用できない。もし使用できたとして
も、かなりの技術と準備を必要とする。例えば、釣糸の
解放前にドラグがスリップし、非常に張力の大きい釣糸
が指をこすったときに釣糸で指がきれるのを防ぐべく、
ドラグを最大限に締付けておく必要があった。また投げ
動作終了後、ドラグを所望の設定値にリセットしなけれ
ばならなかった。さらに、クランクとロータの慣性によ
るロータの回転を阻止する必要もあった。これを行なう
には、ロータおよびハウジングのまわりにゴムバンドそ
の他の保持手段を設けていた。ロータの回転によるベイ
ルの早期引外しも大きな問題であった。
普通のスピニングリールでは、中心軸上に単一のドラ
グが設けてあり、釣糸およびスプールにかかる抵抗力を
制御するようになっている。ドラグはリールの後部、す
なわち、スプール内に位置する場合がある。自由スプー
ル・ベイト・クリックモードで釣りをするのを可能とす
る手段はなく、現在或種の回転スプール式リールで利用
できるだけである。
要するに、従来のスピニングリールでは、重い釣糸、
釣糸に着けた重いおもり、強い水流などでスプールから
釣糸が余分に引き出され、しかもそれを制御することが
できないのである。本発明は、リールの前後両方で中央
軸およびスプールにかかる抵抗力を調節できる装置を提
供する。さらに、投げ動作中に、後部ノブを用いて中央
軸およびスプールを錠止し、ベイトクリッカがクリック
音(カチカチ音)を発するのを防ぐ機構を提供する。さ
らにまた、スプールおよびロータをハウジングに対して
錠止してスプール、ロータのいずれもがハウジングに対
して回転できないようにする錠止機構も提供する。これ
により、投げ動作中の釣糸の引き出し量を確実に制御で
きるようになる。
ここで、ベイトクリックまたはベイトクリッカなる用
語を説明する。これらの用語は、ばね部材(通常はハウ
ジングに固定してある)がラチェット式ホイール(等間
隔の半径方向の突起を持つラチェット)と係合し、この
ラチェットが軸(一般的には中央軸)にキー止めしてあ
り、軸が回転するときに、ラチェットガばね部材を擦り
ながら回転してクリック音(カチカチ音)を発生し、釣
り人に釣糸が軸上のスプールから引き出されつつあるこ
とを知らせる動作または機構を意味するものである。
発明の概要 本発明はベイトクリックモードにおいて別に釣糸張力
制御を行なうベイト・クリッカを持つリールを提供す
る。この釣糸張力制御により、釣人が釣糸に所望の抵抗
張力を設定し、水流や潮流でスプールから釣糸が引き剥
されるのを防止することができる。ベイトクリッカの釣
糸張力制御器は限られた摩擦張力を持つ後部装着ドラグ
である。クリッカ・ドラグと取込みドラグは互いに独立
しているが、共に中心軸上で作動する点では共通する。
各ドラグは他に影響を与えることなく調節やプリセット
をすることができる。通常、釣りのとき、所望の抵抗設
定値を取込みドラグ(スプール装着)にセットし、ベイ
トクリッカを「オフ」モードにする。取込みドラグを一
度セットしたならば、ベイトクリッカを「オン」モード
に置き、ベイトクリッカ・ドラグを調節することによっ
てベイトクリッカを所望の釣糸張力にセットすることが
できる。
ベイトクリッカ・ドラグの摩擦は取り込みドラグとし
て使用するには不充分である。たるんだ釣糸を使用する
ようなタイプの釣りには使用される。摩擦抵抗設定値は
水流あるいは潮流が餌に加える影響に基づいて決定す
る。スプールをセトしたとき釣人はベイトクリック抑止
機構を係合状態にする(ベイトクリック「オフ」モー
ド)。これで中心軸の回転を阻止し、スプール装着一次
ドラグ(取込みドラグ)の使用が可能となる。
ベイトクリックを使用しているとき、逆転防止装置が
係合状態になり、釣り糸張力によるロータの回転を阻止
しなければならない。ベイトクリック・ドラグは中心軸
に直接連結してあり、この中心軸はベイトクリックが
「オン」モードにあるときにスプールと共に回転する。
さらに、ロータおよびスプールを相互におよびハウジ
ングに対して錠止し、投げモード中のスプール、ロータ
の回転を阻止する錠止機構を設けることによって、重い
末端タックルを使用しての長距離投げに本発明による改
良リールを使用することができる。この錠止機構は、ベ
イル式リールにおいて、投げ動作のために釣人の指で釣
糸を引寄せるのに便利な位置にベイルアームを錠止する
ように割出される。
基本構造およびリールの動作の説明 スピニングリール20(第1、3図)または20a(第2
図)はハウジング21を有し、このハウジングは一体の歯
車ケース23(第3図)を包含する。この歯車ケースにあ
る開口を覆ってカバープレート22がねじ41で固着してあ
る。ハウジングはステム24を有し、このステムがハウジ
ングをシュー25に連結している。シュー25はリールを釣
竿に取付けるのに使用する。リールはハウジング21に装
着したクランク組立体26を包含し、このクランク組立体
は回転自在の巻取りハンドクランク28と一緒にクランク
軸ハブ27のまわりに回転できる。このハンドル(ハンド
クランク)は釣糸を取込む場合に釣人の右手で操作さ
れ、このとき、釣竿(図示せず)は左手で保持されてい
る。この分野で周知のように、ハンドクランク28は、釣
人が左利きの場合にはハウジング21の反対側に配置する
こともできる。
特に第3図を参照して、直線方向装着のロータ30が設
けてあり、これはハンドルを釣糸取込みの方向に回転さ
せたときにスプール31の直線まわりに回転するようにな
っており、釣糸32は図示するように釣糸ガイドローラ36
上を通過するベイル34によって捕足される。ベイル34及
び釣糸ガイドローラ36はベイル軸アーム42及びベイルヒ
ンジアーム43上に装着してあり、これらベイル軸アーム
42、ベイルヒンジアーム43はそれぞれねじ37、38によっ
てロータアーム39、40に枢着してある。ロータアーム3
9、40はロータ30と一体である。
ねじ37、38はベイル軸アーム42、ベイルヒンジアーム
43を通り、ロータアーム39、40に螺合し、ベイル軸アー
ム42、ベイルヒンジアーム43のピポットとして作用す
る。ベイル軸アーム42、ベイルヒンジアーム43に連結し
たベイル34は、ねじ37、38の軸線まわりに開放投げ位置
と閉鎖取込み位置との間でベイル軸アーム42、ベイルヒ
ンジアーム43と一緒に回動する。ロータ30が回転してス
プール31のまわりに釣糸32を巻付けるとき、内部機構が
スプール31を軸線方向の前後に往復動させるが、スピニ
ングリールで普通のように、調節自在の前ドラグ機構44
および後ドラグ機構46によって制御されるときを除いて
中心軸線まわりにスプール31が回転することはない。ス
プールの制御された回転は、釣糸取込み中に、釣糸32の
末端にかかった対象物がドラグの摩擦設定値を超える力
を加え、スリップを生じさせ、釣糸32への制御を妨げる
ときに生じる。ベイル34が閉止取込み位置から開放投げ
位置に回動したとき、釣糸32はリップ45を超えてスプー
ル31から自由に繰出され得る。第1図において、ベイル
34は「閉位置」、「取込位置」あるいは「巻戻し位置」
で示してある。釣糸ガイドローラ36は回転自在であるこ
とが好ましい。すなわち、釣糸の摩耗を生じさせる可能
性のあるすべり摩擦を減ずる小型プーリであると好まし
い。
投げ動作中にスプール31の前方フランジのリップ45を
超えて釣糸32を繰出す際、オープンフェース式スピニン
グリールを使用している場合、釣人は指を使って釣糸を
抑え、その繰出しを阻止しなければならない。リールが
巻取りモードあるいは釣糸取り込みモードにない限り通
常の釣糸ドラグ装置が作動するのは望ましくないからで
ある。
リールの全体構造において、カバープレート22がねじ
41によって歯車ケース23に取付けてある。歯車ケース23
内にはハブ27のまわりにハンドクランク28を回転させる
ことによって回転する歯車組立体50がある。歯車組立体
50は、クランク歯車69および管状軸62に一体に形成ある
いは取付けたオシレータ・ピニオン歯車68を包含し、さ
らに、オシレータ・ピニオン歯車68とかみ合うオシレー
タ歯車52を包含し、スタブ軸54に回転自在に装着してあ
る。このスタブ軸54は歯車ケース23の内部の一部であっ
てもよいし、そこに別に取付けたものであってもよい。
オシレータ歯車52は突出ラグ56を有し、このラグはオシ
レータスライダ58に設けた溝(図示せず)に嵌合してい
る。オシレータ歯車52が回転すると、オシレータスライ
ダ58が前後にしゅう動する。クランク軸の歯車組立体50
が管状軸62を有し、この軸は歯車ケース23に設けた孔
(図示せず)とカバープレート22の内面にあるフランジ
65に設けた孔(図示せず)内に装着した軸受け64に軸支
されている。管状軸62は、クランク組立体26のクランク
軸66の片側にある右ねじ66aとかみ合う一体の右ねじ
と、軸をリールの反対側に設置したときに左ねじ66bと
かみ合う左ねじとを有する。この二重ねじ構造により、
ハンドクランク28を右手あるいは左手の、釣人のききて
に合わせてクランク操作できるようにリールを装着する
ことができる。管状軸62の開口端(クランク軸66を挿入
してない端)を閉じるべく、カバープレート22の外端あ
るいは歯車ケース23の閉じ側の外端でねじキャップ67を
この端に挿入する。
ピニオン歯車組立体80が軸受81に回転自在に軸支され
ており、この軸受けはハウジング21の前方フランジ76に
あるフランジカラー29内に装着され、軸受リテナ82によ
ってそこに固着されている。この軸受けリテナ82はフラ
ンジカラー29の溝47に嵌合している。ピニオン歯車組立
体80は、反対側方向に隔たった平坦部84を設けた前方軸
部83と、中央ボス85と、ねじ部86と、反対端部にあるピ
ニオン歯車87とを有する。管状軸62にあるクランク歯車
69がピニオン歯車87とかみ合っており、クランク・ハン
ドルが回転させられたときにピニオン歯車組立体80を回
転させる。
中心軸70が後方スプライン部71と、アンダカット溝72
と、中間フランジ(または、止め)73と、前方ねじ部75
とを有する。中心軸70は前方軸部83の中央ボス85にすべ
り嵌合しており、歯車ケース23内に延びている。中心軸
70はオシレータスライダ58の平行プレート78にある整合
した孔77にも嵌合している。特別のクリップ79が平行プ
レート78間に嵌合し、中心軸70のアンダカット溝72にス
ナップ嵌合してこの中心軸70をオシレータスライダ58に
対して錠止している。こうして、オシレータスライダ58
が前後に振動するとき、中心軸70もハウジング21の前方
フランジ76に関して前後に移動する。
ロータ30はピニオン歯車組立体80のねじ部86に装着し
てある。ロータ30の孔88が前方軸部83を受け、その平坦
部84が孔88の平坦部と係合している。ねじ部86にはナッ
ト90が螺合してあってピニオン歯車組立体80をロータ30
に固着している。スプール31が中心軸70の端に嵌合して
おり、止め73を押圧し、スプール・リテナ、前ドラグ機
構44およびドラグノブ48を中心軸70の前方ねじ部75に留
めている。こうして、ハンドクランク28がクランク軸66
を回転させると、歯車組立体50がピニオン歯車組立体80
を回転させ、これが順次ロータ30を回転させる。同時
に、歯車組立体50上のオシレータ・ピニオン歯車68によ
りオシレータ歯車52が回転すると、オシレータスライダ
58が前後に往復動し、これが中心軸70を前後に振動さ
せ、取込みモード中に釣糸32をスプール31上に順序良く
均一に巻取ることができる。前ドラグ機構44はドラグノ
ブ48とスプール31の間で作動してスプール31に抵抗力を
与える。
前ドラグ機構44は第11図に示すような普通の形式のも
のであり、ドラグノブ48が中心軸70に螺合しており、ば
ね91を圧縮している。このばねは金属の固定ワッシャ92
(中心軸70にキー止めしてある)、自由浮動摩擦ワッシ
ャ95a、スプール31にキー94でキー止めされたワッシャ9
3、摩擦ワッシャ95b、中心軸70にキー止めされた第2の
固定ワッシャ96およびスプールの摩擦面を押圧する摩擦
ワッシャ97と押圧している。ばね91はドラグノブ48をス
プールから離れる方向に押圧し、これは中心軸70を介し
て作用してフランジまたは止め73をスプールの背面に向
かって引張る。中心軸上でのドラグノブ48の回転はスプ
ール31にかかる抵抗力を調整する。釣糸32が前ドラグ機
構44の設定抵抗力を超えた量だけスプール31上で引張ら
れると、スプールが中心軸70に対して回転することにな
る。
逆転防止兼自動位置ぎめ機構51が歯車ケース23内に設
けてある。これはベイルを取り付けたロータが常に同じ
位置で停止し、ベイルが垂直方向に向くようにする構造
である。すなわち、ベイルの一端がロータの釣り竿に最
も近い位置で常に停止し、釣り人がベイルまたは釣糸あ
るいはこれら両方に容易に触れることができるようにす
る構造である。この逆転防止兼自動位置ぎめ機構51は歯
車ケース23内のポスト55に枢着した爪53を包含し、この
爪の一端には作動カム57が設けてあり、この作動カムが
カバープレート22上のスライド・アクチュエータ・ボタ
ン59と整合し、係合する。爪53がラチェット63上の歯61
と選択的に係合しており、このラチェット63はピニオン
歯車組立体80の平坦部84にキー止めしてある。カバープ
レート22のスライダ・アクチュエータ・ボタン59が「オ
ン」位置にあるとき、爪53はラチェット63の歯61と接触
するように回動してロータ30の逆回転を防ぐと共にロー
タをハウジングに対して自動的に同じ位置に位置ぎめす
る。スライダ・アクチュエータ・ボタン59が「オフ」位
置にあると、ロータは左右いずれの方向にも回転でき
る。ラチェット63の歯61は、爪53がそれに係合したとき
に、ロータアーム39、40およびベイル軸アーム42、ベイ
ルヒンジアーム43をステム24の軸線と平行な軸線に沿っ
て整列させるように向きとなっている。スライダ・アク
チュエータ・ボタン59、逆転防止兼自動位置決め機構5
1、ラチェット63等により、逆転防止組立体を構成す
る。
好ましい実施例の説明 ベイトクリック100に釣糸張力制御部、すなわち、後
ドラグ機構46が組合わせてあり、この後ドラグ機構はベ
イトクリッカが「オン」モードにあるときに作動状態と
なる。第3図は第1図のリールの展開図であり、本発明
の好ましい実施例で使用する部品を示している。第8図
はベイトクリッカの作動あるいは制御方法が異なる第2
の好ましい実施例を示す展開図である。
第3〜7図に示すように、ドラグ・ボス115がハウジ
ング21の後端に設けてあり、これはハウジング21の後壁
を貫く孔117と同心に整合するドラグ孔116を有する。孔
117のまわりで後壁にカラー114が形成してあり、このカ
ラーは歯車ケース23内に延びている。中心軸70はカラー
114および孔117を貫いてドラグ・ボス115のドラグ孔116
内に延びる後方スプライン部71を有する。後ドラグ機構
46はドラグ・ボス115のドラグ孔116内に組み込んであ
る。カラー114の表面および孔117はベイトクリック・ド
ラグ・ドライバ118を半径方向に支持する軸受面とな
る。ベイトクリック・ドラグ・ドライバ118はドライバ
・ボス119と、フランジ120と、パイロット・ボス121と
からなる。ドライバ・ボス119は一対の平坦部叉はスプ
ライン122(第3図)を有し、この平坦部は中心軸70の
平坦部又は後方スプライン部71とかみ合っている。フラ
ンジ120とハウジング壁ドラグ面125の間に摩擦ワッシャ
124(第3、第4図)が設置してあり、ドライバ・ボス1
19が孔117およびカラー114を貫いて突出し、歯車ケース
23内に延びる外端部を有する。第2の摩擦ワッシャ126
がフランジ120の外側でパイロット・ボス121上に半径方
向に設置してある。固定ドラグ・ワッシャ127がパイロ
ット・ボス121を囲み、ドラグ・ボス115の内孔に設けた
半径方向に対向するキー溝137に半径方向に対向するラ
グ159を係合させることによって回転しないように保持
されている。ばねワッシャ128がパイロット・ボス121を
囲み、摩擦ワッシャ124、126に圧力を加えている。この
圧力はドラグ・ボス115の内ねじ130とかみ合っているね
じ式調節スリーブ129を回転させて変えることができ
る。多角形またはスプライン付きボス132がねじ式調節
スリーブ129上に設けてあり、これは後ドラグ・ノブ131
上の内部多角形部またはスプライン141とかみ合ってい
る。後ドラグ・ノブ131のねじ式調節スリーブ129への取
付けはドラグ・ノブ・リテナねじ133による。後ドラグ
・ノブ131の回転は一回転に制限され、意図せずに外れ
るのを防いでいる。この制限された回転はドラグ・ボス
115の周囲に設けた舌片134によって行われ、この舌片は
後ドラグ・ノブ131上のフランジの内面にあるキー135と
干渉することによって回転を阻止する。
ベイトクリッカ・ラチェット・ホイール136が歯車ケ
ース23内に延びるドライバ・ボス119の部分に取付けて
あり、ベイトクリッカ・ラチェット・ホイール136の内
スプライン168がドライバ・ボス119の外スプライン138
とかみ合っている。リテナ・リング139がドライバ・ボ
ス119のリテナ溝140に着座しており、ベイトクリッカ・
ラチェット・ホイール136をドライバ・ボス119上に保持
している。ハウジングの孔117を囲む内壁面にあるカラ
ー114はベイトクリッカ・ラチェット・ホイール136をド
ライバ・ボス119上の所定位置に保持している。
第1、3、4、5、6、7図には、後ドラグ機構46を
制御したり、開放したりする装置の一形感が示してあ
る。後ドラグ機構46の回転の制御は、ベイトクリッカが
「オフ」位置にあるときに行われる。簡単に言えば、ベ
イトクリッカを抑制するために、等間隔の溝142がベイ
トクリッカ・ラチェット・ホイール136の周縁に設けて
あり、間隔を置いた歯123を構成しており、これらの溝
および歯がハウジング21の直立円形のボス150にあるパ
イロット孔151内でベイトクリッカ・ラチェット・ホイ
ール136の半径方向に延びるクリッカ・プランジャ143と
係合する。これがベイトクリッカ・ラチェット・ホイー
ル136、ベイトクリック・ドラグ・ドライバ118および中
心軸70の回転を阻止する。
第4図は「オフ」位置にあるベイトクリッカを示して
いる。第5、6図は「オン」位置にあるベイトクリッカ
を示している。溝142内でクリッカ・プランジャ143を歯
123と係合させるには、ベイトクリッカ・制御ノブ144を
「オフ」位置と「オン」位置の間で回転させる。ベイト
クリッカ・制御ノブ144はそのスプライン145がクリッカ
・プランジャ143の外スプライン146とかみ合うことによ
ってクリッカ・プランジャ143に取付けてあり、これら
は相互にねじ147によって保持される。カム従動子ピン1
48がベイトクリッカ制御器の作動の重要な部分となって
いる。
一層詳しく言えば、第7図に最も良く示すカム面149
がハウジング21の上面においてボス150内に形成してあ
る。ボス150はパイロット孔151と同心であり、この孔が
中心軸70およびベイトクリッカ・ラチェット・ホイール
136の中心線と一致している。ばね152はボス150を囲む
肩部154とクリップ155によってプランジャ上に保持され
たリテナ・ワッシャ153の間に圧力を加えることによっ
てクリッカ・プランジャ143に力を与える。ばね152はク
リッカ・プランジャ143の端をベイトクリッカ・ラチェ
ット・ホイール136の溝142の一つに押圧しており、それ
によって、ベイトクリッカ・ラチェット・ホイール136
および中心軸70が回転しないように保持される。クリッ
カ・プランジャ143をベイトクリッカ・ラチェット・ホ
イール136から外すには、ベイトクリッカ・制御ノブ144
を時計方向に第6図の破線位置から実践位置に回転さ
せ、これがクリッカ・プランジャ143上のカム従動子ピ
ン148をボス150のカム面149に乗り上げさせ、クリッカ
・プランジャ143をカム従動子ピンと一緒に直線経路に
沿って移動させる。カム従動子ピン148はカム面149の上
部にあるもどり止めまたはドエル156内に直座する。カ
ム従動子ピン148がドエル156内にあるとき、クリッカ・
プランジャ143はベイトクリッカ・ラチェット・ホイー
ル136から引込んだ状態に保持され、それによって、充
分な引張力が釣糸に加えられて前ドラグ機構44および後
ドラグ機構46によって設定された抵抗力を克服したなら
ば、中心軸70が自由に回転することになる。クリッカ・
プランジャ143がベイトクリッカ・ラチェット・ホイー
ル136の溝142内に着座しているとき、カム従動子ピン14
8はカム面149からやや離れており、プランジャのラチェ
ット・ホイールへの適切で充分な着座を可能とする。ベ
イトクリッカ・制御ノブ144の回転移動範囲は、中心線
の片側で約30度の角度にノブが位置する状態から中心線
の反対側での同様の位置まで約60度となっている。ハウ
ジングに対するベイトクリッカ・制御ノブ144の初期位
置と最終位置が設計上の選択事項であることは了解され
たい。
ベイトクリックばね157がカバープレート22の内面に
固着してある。カバープレート22がハウジングにねじ41
によって取付けられたとき、ベイトクリックばね157の
自由端158はベイトクリッカ・ラチェット・ホイール136
の溝142と常時係合する。ベイトクリッカが「オン」モ
ードにあるとき、スライダ・アクチュエータ・ボタン59
は「オン」位置にあって、逆転防止兼自動位置ぎめ機構
51をラチェット63と係合させ、ロータ30の逆回転を阻止
しなればならない。ベイトクリック「オン」モードで
は、クリッカ・プランジャ143は引込み位置にあり、充
分な釣糸張力がスプールおよび中心軸に加えられて後ド
ラグ機構46の摩擦抵抗を克服したときにベイトクリック
・ラチェット・ホイール136の回転を許し、次に、ベイ
トクリックばね157がベイトクリッカ・ラチェット・ホ
イール136の回転の際に間欠的に歯123と係合し、スプー
ル31が回転しており、釣糸がスプールから引出されつつ
あることを示す可聴信号を発生する。
第2、8、9、10図に示す別の形態においては、後ド
ラグ機構46は、ベイトクリッカ・ラチェット・ホイール
136を含むすべての構成要素と共に、先の形態と同一で
ある。異なっているのは、クリッカ・プランジャ243
(第1、3、7図では143で示した)の係脱を行なう構
造が異なっている点である。
第9図は「オフ」モードにあるベイトクリッカを示
し、第10図は「オン」モードにあるベイトクリッカを示
している。ベイトクリッカ制御ノブ244が管状のロッド2
45を介してカム249と連結してあり、このカムはクリッ
カ・プランジャ243上のカム面248と係合しており、この
クリッカ・プランジャ243はベイトクリッカ・ラチェッ
ト・ホイール136の周面にある溝142と係合している。ロ
ッド245はカム249と共に中心軸70に平行な軸線に沿って
位置している。ベイトクリッカ制御ノブ244はロッド245
に平行でありかつそれに連結してあり、ベイトクリッカ
制御ノブ244をロッド245の軸線まわりに円弧を描いて揺
動させ、ロッド245を後壁251からハウジング21内へ延び
る開口250内に着座させることができる。ロッド245はそ
れの溝253に係合する保持クリップ252によって開口250
内に保持されている。保持クリップ252はボス255のスロ
ット254内にしゅう動し、そのひげぜんまい形部256がロ
ッド245の溝253内の平坦部257と係合してベイトクリッ
カ制御ノブ244をハウジング21上で心出し状態に保持す
る。この位置は第9図に示す位置であり、ベイトクリッ
カの「オフ」位置である。溝253は2つの余分な平坦部2
57a、257bを有し、これらの平坦部は後に説明する目的
で平坦部257から90度のところに各々位置する。
クリッカ・プランジャ243はオフセット部258を有し、
このオフセット部はカム面248を構成し、ロッド245のカ
ム249と係合する。クリッカ・プランジャ243はボス24
6、255を貫いて開口259内に移動する。この開口はハウ
ジングの後壁にある開口250に対して横方向であり、そ
れと交差する。ばね261が開口259内に着座させてあり、
これはクリッカ・プランジャ243の端を押圧する。ボス2
46の端にはリテナ・キャップ260がスナップ嵌合させて
あり、このリテナ・キャップはばね261を開口259内に保
持し、ばねをクリッカ・プランジャ243の端に向かって
押し下げている。ロッド245の溝にある平坦部257は、保
持クリップ252のひげぜんまい形部256と係合したとき
に、ベイトクリッカ制御ノブ244をハウジング上で心出
し状態に保持し、クリッカ・プランジャ243をベイトク
リッカ・ラチェット・ホイール136の溝142の1つと係合
させ、その結果、中心軸70が回転できなくなり、ベイト
クリッカが「オフ」位置になる。
スライダ・アクチュエータ・ボタン59を「オン」位置
に置いてロータ30の回転を阻止し、ベイトクリッカ制御
ノブ244をその心出し「オフ」位置から時計方向あるい
は反時計方向のいずれかに回転させた場合、ロッド245
が回転し、カム249でクリッカ・プランジャ243を上昇さ
せ、ばね261を押し下げることになる。ノブがその制限
もどり止めに向かって完全に時計方向あるいは反時計方
向に回転すると、保持クリップ252のひげぜんまい形部2
56が溝253の平坦部257aが257bのいずれかに係合し、ノ
ブおよびプランジャを「オン」位置に保持し、クリッカ
・プランジャ243がベイトクリッカ・ラチェット・ホイ
ール136の溝から上昇することになる。ベイトクリッカ
・ラチェット・ホイール136および中心軸70は、こうし
て、充分な引張力が釣糸にかかって後ドラグ機構46の設
定抵抗量を克服したときにスプール31と一緒に自由に回
転することになる。ベイトクリッカ・ラチェット・ホイ
ールと接触しているベイトクリッカばね157は、ベイト
クリッカ・ラチェット・ホイールが回転し続けるにつれ
てそれの歯123がベイトクリックばね157を通過するたび
にカチカチ音を発生し、釣糸がスプールから引出されつ
つあることを知らせる。ベイトクリッカ制御ノブ244を
時計方向あるいは半時計方向に回動させ得るということ
は、釣人がその好みの方向にノブを回転させ得るという
独特の便利さを与える。また、これにより、特殊な装置
なしに左きき、右ききいずれの使用者にも順応できる。
本発明の別の特徴はスプール31とロータ・ロックにあ
る。この特徴は先に延べた投げ釣りの場合のように投げ
距離が長い場合に生じる問題を解決する。
2つの変形例が図示してある。第1、3、11、12図は
手動ベイル式釣糸ピックアップで使用する本発明を示し
ており、第2、13、14、15図はベイル無し手動式ピック
アップ構造での本発明を示している。
前ドラグ機構44はドラグを収容した従来スプールの標
準の状態である。スプール31はドラグノブ48あるいは押
しボタン(ポップオフ)式スプール・リテナ(図示せ
ず)によって中心軸70上に保持してもよい。スプール31
はスカート式であり、スカート33がロータ30と重なって
おり、これはその外周に長手方向周方向に隔たったスロ
ット35を有する。
第11、14図は釣り中の通常の取込みモード(閉鎖)に
おける状態を示している。第12、15図は投げモード(開
放)における状態を示している。
第3、11図において、ベイル配置(通常はベイル・ヒ
ンジまたはベイル・アーム43と呼ぶ)はロータ30のロー
タアーム40に取付けてあり、ベイル・ヒンジねじ38のま
わりに回動する。カムばね49がねじ203によってベイル
ヒンジアーム43の面204に取付けてある。カムばね49は
ベイルヒンジアーム43の空所205内に収容されている。
ロック・ブランジャ206がロータアーム40のパイロット
孔200内で案内され、このロック・プランジャ206の軸線
はロータ30に対して半径方向となっている。プランジャ
ばね207がロック・プランジャ206を囲み、ロータアーム
40とプランジャ上の係合部との間で作用してプランジャ
をロータ30に対して半径方向外方に押圧し、カムばね49
と接触させる。第11図の取込み状態では、ロック・プラ
ンジャ206はそれにプランジャばね207を加える力によっ
てスプール31から離脱する。ロック・プランジャ206の
反対端はカムばねのベイルヒンジアーム43への取付部付
近でカムばね49の下方部に向って押圧される。ロータア
ーム40のガイド内にラッチ・レバーが着座しており、こ
のガイドはパイロット孔200に対して横方向に延びてい
る。ラッチ・レバー208の一端はふたまたとなってお
り、ロック・プランジャ206をまたぎ、その一方の脚は
ベイルヒンジアーム43から上方に延びるトリップ・カム
面209と係合してロータアーム40の内面と重なった状態
となっている。ラッチ・レバー208はラッチ・レバーば
ね210の加える力によってトリップ・カム面209に押圧さ
れている。ラッチ・レバー208は直立した突起214を有
し、これはロータアーム40を超えて半径方向内方に延
び、ハウジング21の前方フランジ76の面と軸線方向に重
なった状態となっている。ラッチレバーばね210がラッ
チ・レバー208をトリップ・カム面209に押圧し、ベイル
が第11図の取込み状態にあるとき、突起214は前方フラ
ンジ76との接触から外れている。
第12図は投げ操作のためにベイル34が開いている投げ
モードにおける状態を示している。ベイル・ヒンジ43は
回転し、ベイル34をベイル軸アーム42およびベイルヒン
ジアーム43の両方に取付けてあることによってベイル・
トリップばね211の加える力によって所定位置に保持さ
れる。投げモードにおいて、カムばね49はプランジャば
ね207に向かってロック・プランジャ206を押し、このロ
ック・プランジャ206をスカート33のスロット35と係合
させる。ロック・プランジャ206はスプールをロータ30
に対して錠止し、それらの相対回転を阻止する。さら
に、ベイル・ヒンジ43が開放投げ位置に回転すると、ト
リップ・カム面209がラッチ・レバー208の端と係合し、
ラッチ・レバー208上の突起214を押して本体21の前方フ
ランジ76と係合させる。ロータ30および掛止されたスプ
ール31は、ラッチ・レバー208の突起214が前方フランジ
76の周面にあるインデックス・スロット215に押し込ま
れるまで前方フランジ76に対して回転させられる。前方
フランジ76のインデックス・スロット215は、ラッチ・
レバー208の突起214がインデックス・スロット215内に
係合したときに、ベイル軸212および釣糸ガイドローラ3
6をねじ213で固定したベイル軸アーム42は根げ動作のた
めに指で釣糸をピックアップするのに便利な位置にあ
る。ラッチ・レバー208の突起214が前方フランジ76のイ
ンデックス・スロット215に係合すると、投げ動作中に
ロータ30およびスプール31が回転するのを阻止する。釣
糸のピックアップのためにベイル34を手動で引外すと、
ラッチ・レバー208を前方フランジ76のインデックス・
スロット215から離脱させ、スプールからロック・プラ
ンジャ206を離脱させ、それによって、所望のときにハ
ンドクランク28を使って釣糸をスプール上に巻取ること
ができる。
第13図に示すベイル無しリールが第14図において取込
みモードで示してある。この形態においては、釣糸ガイ
ドローラ36はピックアップ・ピン219上に装着してあ
り、ねじ221によってピックアップ・アーム220に固着し
てある。このピックアップ・アーム220はねじ237によっ
てロータ30のロータアーム39に固定してある。ロータア
ーム39は平坦部223を持つボスを有し、これらの平坦部
はピックアップ・アーム220の取付孔224と係合してピッ
クアップ・アーム220がロータアーム39に対して回転す
るのを阻止する。ロータの第2のロータアーム40上には
錠止ノブ225が装着してあり、この錠止ノブはヒンジね
じ238のまわりに回動する。ロック・プランジャ206がロ
ータアーム40上に装着してあり、ロック・プランジャ20
6をカムばね49に向かって押圧するプランジャばね207に
よってスカート33から引込められている。同時に、ラッ
チ・レバー208の突起214がラッチ・レバー208をトリッ
プ・カム面209に向かって押圧するラッチレバーばね210
によって前方フランジ76およびインデックス・スロット
215から離脱させる。ヘアピン形のオーバーセンタばね2
27の端がアンカー孔230、231内に着座しており、錠止ノ
ブ225に加えられることになっている力で偶発的に一方
のモードから他方のモードに引外しが行なわれるのを防
止する。リールを第15図に示す投げモードに移動させる
には、錠止ノブ225を手動で回転させ、オーバーセンタ
ばね227によって力を加えて錠止ノブ225を掛止位置に保
持する。ねじ229によってカバー・プレート228が所定位
置に保持されており、このカバー・プレート228はラッ
チ・レバー208およびオーバーセンタばね227をロータア
ーム40における所定位置に保持する。錠止ノブ225が投
げモードにあるとき、ロータ30はハウジング21の前方フ
ランジ76に対して自由に回転し、一方、スプールは前ド
ラグ機構44によって中心軸70に対して回転しないように
拘束される。
符号の説明 20……スピニングリール 21……ハウジング 22……カバープレート 23……歯車ケース 24……ステム 25……シュー 26……クランク組立体 28……ハンドクランク 29……フランジカラー 30……ロータ 31……スプール 32……釣糸 33……スカート 34……ベイル 35……スロット 36……釣糸ガイドローラ 37,38……ねじ 39,40……ロータアーム 41……ねじ 42……ベイル軸アーム 43……ベイルヒンジアーム 44……前ドラグ機構 45……リップ 46……後ドラグ機構 47……溝 48……ドラグノブ 49……カムばね 50……歯車組立体 51……逆転防止兼自動位置ぎめ機構 52……オシレータ歯車 53……爪 54……スタブ軸 55……ポスト 56……突出ラグ 57……作動カム 58……オシレータスライダ 59……スライダ・アクチュエータ・ボタン 61……歯 62……管状軸 63……ラチェット 64……軸受け 65……フランジ 66……クランク軸 67……ねじキャップ 68……オシレータ・ピニオン歯車 69……クランク歯車 70……中心軸 71……後方スプライン部 72……アンダカット溝 73……中間フランジ(止め) 75……前方ねじ部 76……前方フランジ 77……孔 78……平行プレート 79……クリップ 80……ピニオン歯車組立体 81……軸受 82……軸受リテナ 83……前方軸部 84……平坦部 85……中央ボス 86……ねじ部 87……ピニオン歯車 88……孔 90……ナット 91……ばね 92……固定ワッシャ 93……ワッシャ 94……キー 95a……自由浮動摩擦ワッシャ 95b……摩擦ワッシャ 96……第2の固定ワッシャ 97……摩擦ワッシャ 100……ベイトクリッカ 114……カラー 115……ドラグ・ボス 116……ドラグ孔 117……孔 118……ベイトクリック・ドラグ・ドライバ 119……ドライバ・ボス 120……フランジ 121……パイロット・ボス 122……スプライン 123……歯 124,126……摩擦ワッシャ 125……ハウジング壁ドラグ面 127……固定ドラグ・ワッシャ 128……ばねワッシャ 129……ねじ式調節スリーブ 130……内ねじ 131……後ドラグ・ノブ 132……スプライン付きボス 133……ドラグ・ノブ・リテナねじ 134……舌片 135……キー 136……ベイトクリッカ・ラチェット・ホイール 137……キー溝 168……外スプライン 139……リテナ・リング 140……リテナ溝 141……スプライン 142……溝 143……クリッカ・プランジャ 144……ベイトクリッカ・制御ノブ 145……スプライン 146……外スプライン 147……ねじ 148……カム従動子ピン 149……カム面 150……ボス 151……パイロット孔 152……ばね 153……リテナ・ワッシャ 154……肩部 155……クリップ 156……ドエル 157……ベイトクリックばね 158……自由端 159……ラグ 168……内スプライン 200……パイロット孔 203……ねじ 204……ベイルヒンジアームの面 205……ベイルヒンジアームの空所 206……ロック・プランジャ 207……プランジャばね 208……ラッチ・レバー 209……トリップ・カム面 210……ラッチレバーばね 211……ベイル・トリップばね 212……ベイル軸 213……ねじ 214……突起 215……インデックス・スロット 219……ピックアップ・ピン 220……ピックアップ・アーム 221……ねじ 223……平坦部 224……取付孔 225……錠止ノブ 227……オーバーセンタばね 228……カバー・プレート 229……ねじ 230,231……アンカー孔 237……ねじ 238……ヒンジねじ 243……クリッカ・プランジャ 244……ベイトクリッカ制御ノブ 245……ロッド 246,255……ボス 248……カム面 249……カム 250……開口 251……後壁 252……保持クリップ 253……溝 244……スロット 256……ひげぜんまい形部 257,257a,257b……平坦部 258……オフセット部 259……開口 260……リテナキャップ 261……ばね
【図面の簡単な説明】
第1図は手動式ベイル式釣糸ピックアップ装置を有し、
本発明を具体化したスカート式スピニングリールの側面
図である。 第2図はベイル無し手動ピックアップ装置を有し、本発
明の変形例を具体化したスカート式スピニングリールの
正面図である。 第3図は第1図のスカート式スピニングリールで、本発
明を具体化したスピニングリールの展開斜視図である。 第4図はスカート式スピニングリールの部分破断側面図
であり、ベイトクリック・アクチュエータの一形態およ
び後装着ドラグ組立体を共に断面で示す図である。 第5図はベイトクリック・アクチュエータを離脱位置で
示し、ベイトクリッカが「オン」モードにあることを示
す破断側面図である。 第6図はスピニングリール上に装着したベイトクリック
制御ノブの頂面図である。 第7図はベイトクリック・アクチュエータの対応動作部
分から展開したベイトクリック制御ノブの部分破断頂面
図である。 第8図はベイトクリック組立体の変形例を示す、スピニ
ングリールの一部の展開斜視図である。 第8A図はロッドの細部をより良く示すべく拡大した、第
8図のロッドの破断斜視図である。 第8B図は第8A図の8B−8B線に沿った横断図である。 第9図は第8図に示すスピニングリールの部分破断断面
図であり、ベイトクリック組立体の変形例を示す図であ
る。 第10図は第8図のベイトクリック組立体を離脱位置すな
わち「オン」モードで示す判断断面図である。 第11図は第1図のスカート付ベイル式スピニングリール
を通る部分断面図であり、第3図の左側部 ある。 第12図は第11図のスプール・ロータ・ロックを投げモー
ドで示す部分断面図である。 第13図はベイル無し手動式釣糸ピックアップ装置の変形
例を示す部分展開斜視図であり、スプール・ロータ・ロ
ック配置の変形例を示す図である。 第14図は第13図のスカート式スプールを通る部分断面図
であり、ロータ・スプール・ロックを通常の投げモード
のための位置で示す図である。 第15図は第14図と同様の部分断面図であり、スプール・
ロータ・ロックを投げモードで示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート エル カーペンター アメリカ合衆国 オクラホマ州 74145、 タルサ、イースト 31 プレイス、 12660

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、このハウジングによって支
    持されたロータと、このローラを回転させる手段と、ハ
    ウジングからロータを貫いて延びる中央軸と、この中央
    軸の外端に設けたスプールと、ロータの回転に対して中
    央軸およびスプールを往復動させる手段と、スプールと
    中央軸との間に設けてあり、中央軸に対するスプールの
    回転に抵抗を与えるドラグ部材とを有するスピニングリ
    ールにおいて、 A.ロータをスプールおよびハウジングに対して錠止して
    それらの相対回転を阻止する錠止部材を包含し、この錠
    止部材が、 (a)ロータによって支持されたプランジャ、このプラ
    ンジャをロータの半径方向外方に押圧する手段、 (b)ロータによって支持されており、プランジャに対
    して横方向に延びているラッチ、このラッチをハウジン
    グから離れる方向に押圧する手段、 (c)プランジャをスプールと錠止係合するように移動
    させてロータに対するスプールの回転を阻止する手段、 (d)ラッチをハウジングと錠止係合するように移動さ
    せてハウジングに対するロータの回転を阻止する手段を
    包含し、前記錠止部材が、前記プランジャ手段及びラッ
    チ手段を解放することによって解放できるようになって
    おり、それによって、ロータがスプール及びハウジング
    に対して自由に回転するようにしたことを特徴とするス
    ピニングリール。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載のスピニングリ
    ールにおいて、前記錠止部材が、2つの固定位置の間で
    回動できるようにロータ上に取り付けられた手段を包含
    し、前記プランジャを移動させる前記手段および前記ラ
    ッチを移動させる前記手段が、ロータ上に取り付けられ
    た前記手段と接触しており、ロータ上に取り付けられた
    前記手段の一方の位置でロータおよびスプールが錠止状
    態となり、ロータ上に取り付けられた前記手段の他方の
    位置でロータおよびスプールが回転状態となることを特
    徴とするスピニングリール。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第2項記載のスピニングリ
    ールにおいて、ロータ上に取り付けられた前記手段がロ
    ータによって支持されるベイルの一端部を支持するベイ
    ルアームであり、ロータ上に取り付けられた前記手段の
    ベイルの前記一方の位置がベイルの開放投げ位置であ
    り、ロータ上に取り付けられた前記手段のベイルの他方
    の位置がベイルの閉鎖取り込み位置であることを特徴と
    するスピニングリール。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第2項記載のスピニングリ
    ールにおいて、ロータ上に取り付けられた前記手段が、
    ロータおよびスプールの錠止状態と回転可能状態の間で
    ロータ上に枢着された錠止ノブであることを特徴とする
    スピニングリール。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第2項記載のスピニングリ
    ールにおいて、ロータ上に取り付けられた前記手段上に
    ある、前記プランジャを移動させる前記手段が、前記プ
    ランジャと整合しているカム形部材であり、ロータ上に
    取り付けられた前記手段が回動したときに前記カム形部
    材が前記プランジャと整合するように移動させられ、カ
    ム形部材が一方向にプランジャを移動させてスプールと
    接触させ、スプールをロータに対して錠止し、また、反
    対方向においてカム形部材の回転の下にプランジャがス
    プールから離れるように動かされることを特徴とするス
    ピニングリール。
  6. 【請求項6】特許請求の範囲第2項記載のスピニングリ
    ールにおいて、ロータ上に取り付けられた前記手段上に
    ある、ラッチをリールハウジングと錠止係合させるよう
    に移動させる前記手段が、トリップカム面であり、これ
    がラッチと接触し、ラッチをリールハウジングと接触さ
    せるように移動させてロータをハウジングに対して錠止
    することを特徴とするスピニングリール。
  7. 【請求項7】特許請求の範囲第6項記載のスピニングリ
    ールにおいて、リールハウジング上に軸線方向に向いた
    面を有するフランジが固定してあり、このフランジにイ
    ンデックス・スロットが形成してあり、ロータ上のガイ
    ドローラがリールハウジングに対して位置決めされるよ
    うにロータがハウジングに対して方向付けられたときに
    ラッチがインデックス・スロットに係合して投げ動作中
    に釣糸の指案内を容易にすることを特徴とするスピニン
    グリール。
  8. 【請求項8】特許請求の範囲第7項記載のスピニングリ
    ールにおいて、ロータ上に取り付けられた前記手段がロ
    ータによって支持されたベイルの一端を支持するベイル
    ヒンジであり、ラッチがインデックス・スロットと係合
    したとき、前記ベイルが、ガイドローラと共に、所定位
    置に向き、投げ動作中に釣糸の指案内を容易にするよう
    にしたことを特徴とするスピニングリール。
  9. 【請求項9】特許請求の範囲第7項記載のスピニングリ
    ールにおいて、ロータ上に取り付けられた前記手段が錠
    止ノブであり、別のベイルアーム上にあるガイドローラ
    が釣糸の取り込みを容易にするような向きとなっている
    ことを特徴とするスピニングリール。
  10. 【請求項10】特許請求の範囲第1項記載のスピニング
    リールにおいて、スプールが長手方向に互いに平行に延
    びる複数のスロットを持つスカートを有し、プランジャ
    が前記スロットのうちの1つに係合してスプールをロー
    タに対して錠止することを特徴とするスピニングリー
    ル。
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