JPH0670591A - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置

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JPH0670591A
JPH0670591A JP4211666A JP21166692A JPH0670591A JP H0670591 A JPH0670591 A JP H0670591A JP 4211666 A JP4211666 A JP 4211666A JP 21166692 A JP21166692 A JP 21166692A JP H0670591 A JPH0670591 A JP H0670591A
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Toshihito Nonaka
稔仁 野中
Koichi Toyama
耕一 外山
Hironao Yamaguchi
宏尚 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロコンピュータから出力されるデュー
ティ制御された低周波のPWM信号を一旦アナログ電圧
信号に変換してモータ駆動用の高周波のPWM信号を生
成する装置において、モータ駆動の応答性を低下させる
ことなく、アナログ電圧信号のリップルによるモータ駆
動用PWM信号の周期的変動を防止する。 【構成】 D/A変換回路30において、コンデンサC
2を定電流で充電することにより、ECU1からの駆動
信号SG1を、そのデューティ比に比例したピーク値を
持つアナログ電圧信号に変換すると共に、ピークホール
ド回路40で、このアナログ電圧信号をピークホールド
し、パルス幅変調回路70において、そのピーク電圧と
鋸歯状波発生回路20にて生成された鋸歯状波VSAW と
に基づきモータ駆動用のPWM信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロコンピュータ
から出力されるモータの目標回転速度に応じてデューテ
ィ制御された駆動信号を、モータを駆動可能な高周波の
パルス幅変調信号に変換し、その変換したパルス幅変調
信号によりモータを通電駆動するモータ駆動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両用内燃機関の燃料
噴射装置に燃料供給を行なう燃料ポンプにおいては、燃
料ポンプの駆動電力の低減,アイドル運転時の騒音低減
等を図るために、内燃機関の運転状態に応じて燃料ポン
プ駆動モータの目標回転速度を求め、この目標回転速度
に応じた所定デューティ比のパルス幅変調信号(以下、
単にPWM信号という。)を生成し、その生成したPW
M信号により燃料ポンプ駆動用のモータを通電駆動する
ことにより、燃料ポンプ駆動用のモータの回転速度を制
御するようにしている(例えば特開昭58−11735
1号)。
【0003】またこの種の装置では、モータの目標回転
速度を演算するのにマイクロコンピュータが使用される
が、マイクロコンピュータにより生成可能なPWM信号
は演算速度の関係上100Hz前後であるため、マイク
ロコンピュータではモータの速度制御可能な高周波(数
10kHz)のPWM信号を生成することができない。
このため、従来では、マイクロコンピュータから出力さ
れる低周波(100Hz前後)のPWM信号(駆動信
号)を、D/A変換回路を用いて一旦アナログの電圧信
号に変換し、その変換したアナログ電圧信号を高周波
(数10kHz)のPWM信号に変換して、モータを通
電駆動することが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしD/A変換回路
は、マイクロコンピュータからの駆動信号によりコンデ
ンサを所定の時定数で充放電することにより駆動信号を
アナログの電圧信号に変換するため、上記従来装置で
は、D/A変換回路からのアナログ電圧信号に駆動信号
に対応した100Hz前後のリップル成分が重畳され、
モータの駆動に使用するPWM信号のデューティ比がそ
のリップル成分により周期的に変動してしまい、その変
動により、目標回転速度が一定であってもモータ回転が
変動し、モータからうねり音が発生するといった問題が
あった。
【0005】また、上記従来装置においては、D/A変
換回路のコンデンサが満充電状態に近づくと充電電圧の
上昇率が低下するために、マイクロコンピュータからの
駆動信号のデューティ比に忠実なアナログ電圧信号、延
いてはPWM信号を生成することができなかった。
【0006】一方こうした問題は、D/A変換回路にお
いて、駆動信号により充放電を行なうためのコンデンサ
の容量を大きくすれば解決できる。しかしこのようにコ
ンデンサの容量を大きくした場合(即ち充放電回路の時
定数を大きくした場合)には、モータの目標回転速度を
変化させるためにマイクロコンピュータからの駆動信号
のデューティ比が変化しても、D/A変換回路から出力
されるアナログ電圧信号がなかなか変化しないことか
ら、モータ回転速度の応答性が悪くなってしまい、例え
ば、アイドル回転数から急加速するような場合に燃料供
給量が不足してしまうといった大きな問題があった。
【0007】このため燃料ポンプ用のモータ駆動装置
等、応答性を要求されるモータ駆動装置においては、こ
うした対策を適用できず、現状では、モータ回転速度の
安定化と応答性の向上といった両者の要求を充分満足さ
せる回路は得られず、その両者の要求のバランスをとり
つつ適宜設計するしかなかった。
【0008】本発明はこうした問題に鑑みなされたもの
で、上記のようにマイクロコンピュータから出力される
デューティ制御された駆動信号を一旦アナログ電圧信号
に変換して高周波のPWM信号を生成し、このPWM信
号によりモータを通電駆動する装置において、モータ駆
動の応答性を低下させることなく、PWM信号の周期的
変動を抑制すると共に、マイクロコンピュータから出力
される駆動信号に忠実にモータを通電駆動できるように
することを目的としてなされた。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち上記目的を達成する
ためになされた請求項1に記載の発明は、モータの目標
回転速度に応じてデューティ制御されたマイクロコンピ
ュータからの駆動信号によりコンデンサを充放電して、
該駆動信号のデューティ比に応じたアナログ電圧信号を
生成するD/A変換回路と、該D/A変換回路が上記コ
ンデンサを充電する際に、この充電電流を一定にする定
電流充電回路と、上記D/A変換回路から出力されたア
ナログ電圧信号のピーク電圧を保持するピークホールド
回路と、該ピークホールド回路にて保持されたピーク電
圧を、少なくとも上記マイクロコンピュータから出力さ
れる駆動信号より短い周期でパルス幅変調するパルス幅
変調回路と、該パルス幅変調回路から出力されるパルス
幅変調信号によりモータを通電駆動する駆動回路と、を
備えたことを特徴とするモータ駆動装置を要旨としてい
る。
【0010】また請求項2に記載の発明は、請求項1に
記載のモータ駆動装置において、上記マイクロコンピュ
ータからの駆動信号の周期を検出する周期検出回路と、
該周期検出回路が検出した駆動信号の周期の変化に反比
例して、上記定電流充電回路が制御する充電電流を変化
させる電流値調整回路と、を設けたことを特徴とするモ
ータ駆動装置を要旨としている。
【0011】
【作用】上記のように構成された請求項1に記載のモー
タ駆動装置においては、D/A変換回路が、マイクロコ
ンピュータから出力されるデューティ制御された駆動信
号によりコンデンサを充放電することにより、駆動信号
のデューティ比に応じたアナログ電圧信号を生成する。
ここで、D/A変換回路が上記コンデンサを充電する際
に、定電流充電回路が、その充電電流を一定にするた
め、D/A変換回路が生成するこのアナログ電圧信号の
ピーク値は、駆動信号のデューティ比に比例したものと
なる。すると、ピークホールド回路が、D/A変換回路
から出力されたアナログ電圧信号のピーク電圧を保持す
る。そして、パルス幅変調回路が、ピークホールド回路
にて保持されたピーク電圧を、少なくともマイクロコン
ピュータから出力される駆動信号より短い周期でパルス
幅変調し、駆動回路が、そのパルス幅変調信号によりモ
ータを通電駆動する。
【0012】このため請求項1に記載のモータ駆動装置
では、リップル成分を全く含まず、マイクロコンピュー
タから出力される駆動信号のデューティ比に比例した電
圧信号により、モータを通電駆動するパルス幅変調信号
が生成される。よって、マイクロコンピュータからの駆
動信号の変化に対して応答性よく、かつ、そのデューテ
ィ比に忠実にモータ装置を駆動することができる。
【0013】また、請求項2に記載のモータ駆動装置に
おいては、周期検出回路が、マイクロコンピュータから
の駆動信号の周期を検出し、電流値調整回路が、この周
期検出回路が検出した駆動信号の周期の変化に反比例し
て、上記定電流充電回路が制御する充電電流を変化させ
る。
【0014】これは、マイクロコンピュータからの駆動
信号の周期が、電源電圧や温度の変化、または、マイク
ロコンピュータ自身のバラツキや仕様変更等により変化
した場合にでも、D/A変換回路から出力されるアナロ
グ電圧信号のピーク電圧を駆動信号のデューティ比に応
じた値に制御するためである。
【0015】即ち、請求項1に記載のモータ駆動装置に
おいては、例えば、マイクロコンピュータからの駆動信
号のデューティ比は変わらず、その周期だけが半分にな
った場合に、D/A変換回路のコンデンサを充電する定
電流値は変化しないので、D/A変換回路から出力され
るアナログ電圧信号のピーク電圧が半分になってしま
う。そこで、請求項2に記載のモータ駆動装置において
は、更に周期検出回路と、電流値調整回路とを設け、駆
動信号の周期の変化に反比例して、上記定電流充電回路
が制御するD/A変換回路のコンデンサの充電電流を変
化させている。よって、上記例の場合には、駆動信号の
周期が半分になってもD/A変換回路のコンデンサを充
電する定電流値が倍になるため、D/A変換回路から出
力されるアナログ電圧信号のピーク電圧は依然変化しな
くなる。
【0016】このため請求項2に記載のモータ駆動装置
は、請求項1に記載のモータ駆動装置と同様に、マイク
ロコンピュータからの駆動信号の変化に対して応答性よ
く、かつ、そのデューティ比に忠実にモータ装置を駆動
することができるだけでなく、この駆動信号の周期に影
響を受けず、そのデューティ比にのみ依存したD/A変
換、延いては、モータ駆動出力を行なうことができ、マ
イクロコンピュータ自身のバラツキや仕様変更等にも特
別の配慮をすることなく使用することができる。
【0017】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図2は本発明が適用された第1実施例の燃料ポ
ンプ駆動用のモータ装置Mを制御する制御装置の構成を
表すブロック図である。
【0018】図2に示す如く、マイクロコンピュータか
らなる電子制御装置(以下、単にECUという。)1の
入力側には、図示しないスロットルバルブの開度を検出
するスロットルセンサ2、内燃機関の冷却水温を検出す
る水温センサ3、内燃機関の回転数を検出する回転数セ
ンサ4等の内燃機関の運転状態を検出する各種センサが
接続され、出力側には、モータ装置Mを駆動するための
モータ駆動装置5が接続されている。
【0019】ECU1は、スロットルセンサ2の検出信
号に基づいてエンジン必要燃料に応じた回転速度にてモ
ータ装置Mを駆動させるべく、その目標回転速度に応じ
てデューティ比を制御した図3(a)に示す低周波(1
00Hz)の駆動信号SG1を出力するように構成され
ている。またECU1は、水温センサ3、回転数センサ
4等からの検出信号に基づき、内燃機関の運転状態に応
じた燃料噴射量,点火時期等を演算し、その演算結果に
応じて、図示しない燃料噴射弁やイグナイタを駆動制御
する。尚図3は、ECU1からの駆動信号SG1のデュ
ーティ比が、25%から75%へ途中で変化した場合の
モータ駆動装置5の動作を表すタイムチャートである。
【0020】モータ駆動装置5は、ECU1から出力さ
れたモータ装置Mの駆動信号SG1を、モータ装置Mの
回転速度制御を実行可能な図3(d)に例示する高周波
(20kHz)のPWM信号に変換し、そのPWM信号
によりモータ装置Mの平均駆動電圧をバッテリBの出力
電圧VB 以下の所定電圧に制御するものである。
【0021】即ち、本実施例のモータ駆動装置5は、図
1に示す如く、ECU1からの駆動信号SG1を波形成
形する入力回路10と、所定周波数(20kHz)の鋸
歯状波(本実施例では三角波)を発生する鋸歯状波発生
回路20と、入力回路10の出力をアナログの電圧に変
換するD/A変換回路30と、このD/A変換回路30
からのアナログ電圧信号をピークホールドをするピーク
ホールド回路40と、ピークホールド回路40からの電
圧出力信号レベルとD/A変換回路30の中の後述する
第2の所定電圧レベルとを大小比較し、ピークホールド
回路40からの電圧出力信号のレベルが大きい時にHig
h レベル出力を発生するHigh レベル検出回路50と、
ピークホールド回路40からの電圧出力信号レベルとD
/A変換回路30の中の後述する第3の所定電圧レベル
とを大小比較し、ピークホールド回路40からの電圧出
力信号のレベルが小さい時にLowレベル出力を発生する
Lowレベル検出回路60と、ピークホールド回路40か
らの電圧出力信号レベルとモータ装置Mへの出力電圧レ
ベルが等しくなるような制御出力を生成し、この制御出
力と鋸歯状波発生回路20からの鋸歯状波のレベルとを
大小比較して、制御出力のレベルが小さいときにHigh
レベルとなるPWM信号を出力するパルス幅変調回路7
0と、バッテリBの出力電圧VB から所定の定電圧VD
を生成して上記各部へ電源供給を行う定電圧回路80
と、モータ装置MにバッテリBを接続してモータ装置M
を通電駆動するためのスイッチング用のMOSパワート
ランジスタFETと、MOSパワートランジスタFET
のON時にエネルギーを蓄積するためのインダクタンス
Lと、平滑用の電解コンデンサC5と、MOSパワート
ランジスタFETのON・OFFに伴う平均電圧を検出
するための分割抵抗器RA,RB と、MOSパワートラ
ンジスタFETのOFF時にモータ装置Mに電流を流し
続けるためのフライホイールダイオードD2と、パルス
幅変調回路70から出力されるPWM信号によりMOS
パワートランジスタFETをON,OFFさせる駆動回
路90と、から構成されている。
【0022】ここでまず入力回路10は、抵抗器R1〜
R9と、NPN型のトランジスタTR1〜TR4とによ
り構成されいる。そして、ECU1からの駆動信号SG
1がHigh レベルのとき、トランジスタTR1がON
し、続いてトランジスタTR3がOFFし、トランジス
タTR4がONする。また、ECU1からの駆動信号S
G1がLowレベルのとき、トランジスタTR1がOFF
し、続いてトランジスタTR3がONし、トランジスタ
TR4がOFFする。ここで、トランジスタTR1がO
Nすると、トランジスタTR2はOFFするため、トラ
ンジスタTR1がよりONしやすくなる。同様に、トラ
ンジスタTR1がOFFすると、トランジスタTR2は
ONするため、トランジスタTR1がよりOFFしやす
くなる。このようにして入力回路10は、トランジスタ
TR4のコレクタに駆動信号SG1を反転して波形成形
した信号を発生させる。
【0023】次に鋸歯状波発生回路20は、PNP型の
トランジスタTR5〜TR7と、NPN型のトランジス
タTR8〜TR13と、抵抗器R10〜R18と、コン
デンサC1と、演算増幅器からなる比較器OP1とから
構成されている。そしてトランジスタTR5〜TR7と
抵抗器R10とにより第1のカレントミラー回路が、ま
たトランジスタTR8,TR9により第2のカレントミ
ラー回路が構成されている。
【0024】このように構成された鋸歯状波発生回路2
0において、はじめトランジスタTR12がOFFされ
ており、抵抗器R12とR13により電源電圧VD を分
圧した第1の基準電圧V1に対してコンデンサC1の充
電電圧が低い場合には、比較器OP1の出力がHigh レ
ベルとなり、トランジスタTR13がON状態となっ
て、トランジスタTR11がOFFし、トランジスタT
R10がONする。このため、第2のカレントミラー回
路は動作せず、トランジスタTR8はOFFしたままで
あるため、コンデンサC1へは第1のカレントミラー回
路のトランジスタTR6より充電が行われて、電圧が上
昇する。
【0025】そしてこのコンデンサC1の充電電圧が抵
抗器R12とR13とによって決まる第1の基準電圧V
1に到達すると、比較器OP1の出力が反転し、トラン
ジスタTR13がOFF状態となり、トランジスタTR
12がONし、比較器OP1の比較電圧(第1の基準電
圧)を下げる(第2の基準電圧となる)と共に、トラン
ジスタTR11がON、トランジスタTR10がOFF
して、第2のカレントミラー回路が動作し、コンデンサ
C1の充電電荷を放電する。尚第2のカレントミラー回
路において、トランジスタTR8のコレクタには第1の
カレントミラー回路のトランジスタTR6のコレクタに
流れる電流の2倍の電流が流れるため、結果的にコンデ
ンサC1の充電電荷は、充電時の電流と同じ電流にて放
電させることとなる。
【0026】またこの放電は、コンデンサC1の電圧が
トランジスタTR12がONすることで抵抗器R12と
抵抗器R13,R14によって決まる比較器OP1の第
2の基準電圧になるまで続き、この放電が第2の基準電
圧に到達した時点で、比較器OP1の出力が反転して、
比較器OP1の比較電圧(第2の基準電圧)が上昇する
(第1の基準電圧となる)と共に、コンデンサC1への
充電が再び開始される。このため、コンデンサC1の端
子電圧は、第1の基準電圧V1を最大値として作動し、
図3において(c)に示すような所定の周波数(本実施
例では20kHz)の三角波VSAW となる。
【0027】次にD/A変換回路30は、抵抗器R19
〜R28,R41と、PNP型のトランジスタTR1
4,TR16,TR18,TR19と,NPN型のトラ
ンジスタTR15,TR17,TR20と、コンデンサ
C2とから構成されている。このD/A変換回路30に
おいては、抵抗器R19と抵抗器R20〜R23とによ
り電源電圧VD を分圧した第1の所定電圧VD/A が、ト
ランジスタTR14,TR17と抵抗器R41,R26
とにより構成されたエミッタフォロア回路により、トラ
ンジスタTR17のエミッタに現れ、トランジスタTR
18,TR19と抵抗器R27とにより構成されたカレ
ントミラー回路の電源となる。
【0028】ここで、カレントミラー回路は、入力回路
10からの出力(ここではトランジスタTR4のコレク
タに発生した信号)によりON・OFFされるトランジ
スタTR20がOFFすることにより、トランジスタT
R19より一定電流でコンデンサC2を充電する。即
ち、トランジスタTR14,TR17と抵抗器R41,
R26とにより構成されたエミッタフォロア回路と、ト
ランジスタTR18,TR19と抵抗器R27とにより
構成されたカレントミラー回路とが、定電流充電回路3
0aとして機能している。
【0029】尚、コンデンサC2に充電する電流は、抵
抗器R27により決まる定電流Icである為、コンデン
サC2の充電電圧VC2は、VC2=(Ic/C2)X T
(T:時間)となり、この充電電圧VC2は時間T(本実
施例では駆動信号SG1のHigh 時間)に比例した電圧
となる。またトランジスタTR20がON状態になる
と、コンデンサC2の充電電荷は抵抗器R28を介して
瞬時に放電される。
【0030】また、D/A変換回路30においては、抵
抗器R19〜R22と抵抗器R23とにより電源電圧V
D を分圧した第4の所定電圧VS が、トランジスタTR
15,TR16と抵抗器R24とR25とにより構成さ
れたエミッタフォロア回路により、トランジスタTR2
0のエミッタに現れる。このため、コンデンサC2の放
電が行われても、その端子電圧は、第4の所定電圧VS
を下回ることはない。
【0031】従って、コンデンサC2の端子電圧、即ち
D/A変換回路30の出力電圧VLPは、トランジスタT
R17のエミッタ電圧、つまり第1の所定電圧VD/A か
ら、この第4の所定電圧VS を差し引いた電圧(VD/A
−VS )をダイナミックレンジとする、駆動信号SG1
のデューティ比に比例した電圧レベルとなる。
【0032】そしてECU1からの駆動信号SG1のデ
ューティ比が、例えば25%から75%に変わった場合
には、D/A変換回路30の出力電圧VLPのピーク値
は、図3(b)の実線に示す如く、駆動信号SG1のデ
ューティ比に比例した(VD/A−VS )X 25%の電圧
レベルから、(VD/A −VS )X 75%の電圧レベルへ
変化する波形となる。
【0033】次に、ピークホールド回路40は、演算増
幅器OP7と、抵抗器R29と、コンデンサC3と、ダ
イオードD1とから構成されている。このピークホール
ド回路40においては、D/A変換回路の出力電圧VLP
を、演算増幅器OP7でインピーダンス変換して、その
出力によりダイオードD1を介してコンデンサC3を充
電することにより、図3(b)の鎖線に示すように、D
/A変換回路の出力電圧VLPのピーク電圧をホールドし
たピークホールド電圧VP を出力する。
【0034】次に、パルス幅変調回路70は、抵抗器R
31〜R34と、コンデンサC4と、演算増幅器OP
4,OP5と、演算増幅器からなる比較器OP6とから
構成されており、駆動回路90は、抵抗器R36〜R4
0と、バッテリBの出力電圧VB をMOSパワートラン
ジスタFETを駆動可能な電圧に昇圧する昇圧回路91
と、NPN型のトランジスタTR22〜TR24,TR
26〜TR28と、PNP型のトランジスタTR25と
から構成されている。
【0035】以下に、このパルス幅変調回路70及び駆
動回路90と、上述のMOSパワートランジスタFE
T,インダクタンスL,電解コンデンサC5,出力電圧
検出用の分割抵抗器RA ,RB ,及びフライホイールダ
イオードD2からなる当該モータ駆動装置の出力段の動
作についてまとめて説明する。
【0036】まず、MOSパワートランジスタFET
は、後述するパルス幅変調回路70の出力に基づきパル
ス幅変調制御されて高周波(20kHz)でON・OF
Fされる。このMOSパワートランジスタFETのソー
ス電圧は、分割抵抗器RA ,RB により分圧され、この
電圧により、パルス幅変調回路70内のコンデンサC4
が抵抗器33を介して充電される。このため、パルス幅
変調回路70のコンデンサC4の端子電圧VC は、MO
SパワートランジスタFETのソース電圧をインダクタ
ンスLと電解コンデンサC5とにより平滑したモータ装
置Mへの出力電圧VO を抵抗器RA ,RB で分圧した電
圧に等しくなる。つまり、コンデンサC4の端子電圧V
C は、[VO X RB /(RA +RB )]となる。
【0037】パルス幅変調回路70においては、このコ
ンデンサC4の端子電圧VC を演算増幅器OP5でイン
ピーダンス変換し、更に抵抗器R31を介して、別の演
算増幅器OP4の非反転入力とする。また、先に説明し
たピークホールド回路40の出力電圧VP を、同じ演算
増幅器OP4の反転入力とする。このため演算増幅器O
P4の出力には、コンデンサC4の端子電圧VC からピ
ークホールド回路40の出力電圧VP を差し引いた電圧
を増幅した制御電圧Vref が出力される。そして、この
制御電圧Vref と鋸歯状波発生回路20にて生成された
高周波の三角波VSAW とを比較器OP6で大小比較する
ことにより、比較器OP6からパルス幅変調されたPW
M信号を出力させる。
【0038】次に、駆動回路90においては、このパル
ス幅変調回路70から出力されるPWM信号がHigh レ
ベルであるか、または後述するHigh レベル検出回路5
0の出力がHigh レベルであると、トランジスタTR2
4がOFFし、トランジスタTR27,TR28がON
してMOSパワートランジスタFETのゲートに電圧を
印可し、MOSパワートランジスタFETをONさせ
る。
【0039】ここで、バッテリBの電源電圧VB が上昇
すると、MOSパワートランジスタFETのソース電圧
が上昇し、出力電圧VO も上昇する。すると、コンデン
サC4の端子電圧VC が上昇し、演算増幅器OP5の出
力も上昇する。このため、演算増幅器OP4の出力Vre
f が上昇し、比較器OP6が出力するPWM信号のHig
h レベルのデューティ比が減少するため出力電圧VO が
減少する。つまり本実施例では、出力電圧VO を分割抵
抗器RA ,RB により検出し、パルス幅変調回路70に
て、この出力電圧VO がピークホールド回路40からの
出力電圧VP に対応した値となるようにフィードバック
制御していることになる。
【0040】従って図3に示すように、駆動信号SG1
のデューティ比が25%から75%に変化した場合に
は、図3(b)の実線に示すようにD/A変換回路30
の出力電圧VLPは、駆動信号SG1のデューティ比の比
例して上昇し、図3(b)の鎖線に示すようにピークホ
ールド回路40の出力電圧VP もそれに応じて上昇す
る。すると、図3(c)の鎖線に示すように、演算増幅
回路OP4の出力Vref は減少するためパルス幅変調回
路70の比較器OP6の出力(即ちPWM信号)のデュ
ーティ比は、図3(d)に示すように増加し、この結
果、出力電圧VO が増加する。尚、駆動信号SG1のデ
ューティ比が変化した場合における、PWM信号の応答
性は、駆動信号SG1の1周期分となる。
【0041】次に、High レベル検出回路50とLowレ
ベル検出回路60について説明する。High レベル検出
回路50は、演算増幅器よりなる比較器OP2と、抵抗
器R30とにより構成され、Lowレベル検出回路60は
演算増幅器よりなる比較器OP3により構成されてい
る。
【0042】High レベル検出回路50は、駆動信号S
G1のデューティ比が100%に近づくと、ピークホー
ルド回路40の出力電圧VP が、D/A変換回路30の
抵抗器R19と抵抗器R20〜R23とにより分圧され
た第1の所定電圧VD/A に近づくため、比較器OP2に
より、この第1の所定電圧VD/A よりもわずかに低い、
D/A変換回路30の抵抗器R19,R20と抵抗器R
21〜R23とにより分圧された第2の所定電圧と、ピ
ークホールド回路40の出力電圧VPとを比較し、出力
電圧VP がこの第2の所定電圧を越えると、比較器OP
2からHigh レベルの信号を出力することにより、駆動
回路90のトランジスタTR23をONして、MOSパ
ワートランジスタFETをONしっぱなしにする。
【0043】また、Lowレベル検出回路60は、駆動信
号SG1のデューティ比が0%に近づくと、ピークホー
ルド回路40の出力電圧VP が、D/A変換回路30の
抵抗器R19〜R22と抵抗器R23とにより分圧され
た第4の所定電圧VS に近づくため、比較器OP3によ
り、この第4の所定電圧VS よりもわずかに高い、D/
A変換回路30の抵抗器R19〜R21と抵抗器R2
2,R23とにより分圧された第3の所定電圧と、ピー
クホールド回路40の出力電圧VP とを比較し、出力電
圧VP がこの第3の所定電圧を下回ると、比較器OP3
からLowレベルの信号を出力することにより、駆動回路
90のトランジスタTR22をOFFして、MOSパワ
ートランジスタFETをOFFしっぱなしにする。
【0044】この結果、本実施例のモータ駆動装置5に
おいては、図4に示す如く、駆動信号SG1のデューテ
ィ比が100%に近づくと、バッテリ電圧VB に応じた
最大の出力電圧VOmaxがモータ装置Mに供給され、逆
に、駆動信号SG1のデューティ比が0%に近づくと、
出力電圧VO がゼロになって、モータ装置Mへの電源供
給が阻止されることになる。
【0045】尚、定電圧回路80は、抵抗器R35と、
NPN型のトランジスタTR21と、ツェナーダイオー
ドZDとから構成された周知の定電圧回路であり、ツェ
ナーダイオードZDの降伏電圧とトランジスタTR21
のベース〜エミッタ間電圧にて決定される定電圧VD
を、入力回路10、鋸歯状波発生回路20、D/A変換
回路30等の電源電圧として供給する。
【0046】以上説明したように、本実施例では、D/
A変換回路30内のトランジスタTR14,TR17〜
TR19と抵抗器R26,R27,R41とにより構成
された定電流充電回路30aにより、D/A変換回路3
0がコンデンサC2を充電する際の充電電流を一定にす
るので、D/A変換回路30から出力されるアナログ電
圧信号VLPのピーク値が、ECU1から出力される駆動
信号SG1のデューティ比に比例したものとなる。そし
て、ピークホールド回路40により,このアナログ電圧
信号VLPのピーク電圧をホールドし、パルス幅変調回路
70により、このピークホールドした電圧VP に基づき
モータ装置Mを駆動するためのPWM信号を生成するよ
うにしている。
【0047】このため、パルス幅変調回路70に入力さ
れるピークホールドされた電圧VPには、リップル成分
が全く存在しないため、従来装置のようにリップル成分
に影響されることなく、モータ装置Mを駆動することが
できる。また、D/A変換回路30から出力されるアナ
ログ電圧信号VLPのピーク値が、ECU1から出力され
る駆動信号SG1のデューティ比に比例したものとなる
ことから、この駆動信号SG1のデューティ比に忠実
に、PWM信号を生成してモータ装置Mを駆動すること
ができる。
【0048】従って、本実施例のモータ駆動装置5によ
れば、従来装置のように、モータ装置Mの回転の変動や
うねり音の原因となるリップル成分を抑えるためにEC
U1から出力される駆動信号SG1に対する応答性を犠
牲にするようなことはなく、この駆動信号SG1の変化
に対して応答性よく、かつ忠実にモータ装置Mを駆動す
ることが可能となる。
【0049】ここで、電源電圧や温度の変化等によって
ECU1側の駆動信号SG1の周期が変化してしまうよ
うな特殊な場合について考えると、上記第1実施例にお
いては、図1に示すD/A変換回路30のコンデンサC
2に充電する定電流Icは抵抗器R27で決まる固定値
であるため、ECU1からの駆動信号SG1の周期が変
化した場合には、そのデューティ比が同じであってもD
/A変換された電圧VLPのピーク値が変化する。その結
果、モータ駆動装置5が出力するPWM信号が変化する
ことになる。
【0050】そこで次に、第2実施例として、駆動信号
SG1の周期を検出し、この周期に応じた一定電流でD
/A変換回路のコンデンサC2に充電する機能を持たせ
ることにより、駆動信号SG1の周期に関係なく、その
デューティ比のみに依存するD/A変換が可能なモータ
駆動装置5について図5〜図7を用いて説明する。
【0051】尚、図5に示す第2実施例のモータ駆動装
置5において、入力回路10及び2点鎖線で示す回路部
分Aは、図1に示した第1実施例の入力回路10及び2
点鎖線で示した回路部分A(鋸歯状波発生回路20,ピ
ークホールド回路40,High レベル検出回路50,L
owレベル検出回路 60,パルス幅変調回路70,定電
圧回路80,及び,駆動回路90)と全く同じ回路構成
及び接続を表わす。
【0052】そして、図1に示した上記第1実施例のモ
ータ駆動装置5と構成上異なる主な点は、下記の(1)
〜(3)の点である。 (1)ECU1からの駆動信号SG1の周期を検出する
周期検出回路110と、駆動信号SG1の1周期経過毎
のコンデンサC10の充電電圧が目標値となっているか
否かを判定するためのタイミングを作る判定区間作成回
路120と、駆動信号SG1の周期を電圧に変換するF
/V変換回路130と、F/V変換回路130の出力電
圧に応じた定電流でコンデンサC2,C10を充電する
定電流充電回路140と、コンデンサC10充電電圧が
目標値となるようにF/V変換回路130及び定電流充
電回路140を判定区間作成回路120が出力するタイ
ミング信号に従って制御する目標値制御回路150と、
を追加させていること。
【0053】尚、本実施例のモータ駆動装置5では、こ
のように追加した判定区間作成回路120、F/V変換
回路130、及び、目標値制御回路150が、請求項2
に記載のモータ駆動装置における電流値調整回路として
機能する。 (2)定電流充電回路140を独立で設けたことから、
D/A変換回路100においては、コンデンサC2に充
電する定電流源がこの回路内からではなく、定電流充電
回路140から供給される。よって、D/A変換回路1
00は、第1実施例のD/A変換回路30に対して、ト
ランジスタTR14,TR17〜TR19、抵抗器R2
6,R27,R41に相当する部品を削除すると共に、
抵抗器R19,R20に相当する抵抗器を一つにまとめ
た(R62)構成となっていること。
【0054】(3)入力回路10において、トランジス
タTR3のコレクタから、ECU1からの駆動信号SG
1の非反転信号を取り出していること。 そこで、上記以外の部分については上記第1実施例と略
同様であるので、詳細な説明は省略し、動作の上で第1
実施例と異なる点についてのみ詳しく説明する。
【0055】まず、判定区間作成回路120は、抵抗器
R50〜R54,R59〜R61と、NPN型のトラン
ジスタTR30,TR33,TR34と、コンデンサC
6と、演算増幅器からなる比較器OP8とにより構成さ
れている。この判定区間作成回路120においては、抵
抗器R50〜R53と、コンデンサC6と、比較器OP
8と、トランジスタTR30と、により遅延回路が構成
され、入力回路10のトランジスタTR3から出力され
る駆動信号SG1の非反転信号をこの遅延回路(比較器
OP8の反転入力端子)に入力することにより、トラン
ジスタTR30のコレクタから、駆動信号SG1を数1
00μsec.だけ遅延させた非反転遅延信号を出力させ
る。そして、この非反転遅延信号と入力回路10のトラ
ンジスタTR4が出力する駆動信号SG1の反転信号と
をトランジスタTR33とTR34とからなるNOR回
路に入力することにより、トランジスタTR33,TR
34のコレクタから駆動信号SG1の立ち上がりに同期
した、数100μsec.のパルス幅を持つ判定区間信号S
jを出力し、判定許可のタイミングを目標値制御回路1
50に与える。
【0056】次に、周期検出回路110は、抵抗器R5
5〜R58と、コンデンサC7と、NPN型のトランジ
スタTR31,TR32と、により構成されている。こ
の周期検出回路110においては、判定区間作成回路1
20のトランジスタTR30のコレクタから出力される
駆動信号SG1の非反転遅延信号を、コンデンサC7と
抵抗器R55からなる微分回路により微分し、この微分
した信号をトランジスタTR31,TR32からなるバ
ッファへ出力する。そして、トランジスタTR32のコ
レクタから、トランジスタTR30のコレクタから出力
される駆動信号SG1の非反転遅延信号の立ち上がり時
に数100μsec.のパルス幅を持つ1周期検出信号VT
を出力する。
【0057】即ち、図6(a)〜(c)に示すように、
駆動信号SG1が立ち上がると、まず、判定区間作成回
路120から数100μsec.のパルス幅を持つ判定区間
信号Sjが出力され、この判定区間信号Sjが立ち下が
ると同時に、この周期検出回路110から数100μse
c.のパルス幅を持つ1周期検出信号VT が出力される。
【0058】次に、F/V変換回路130は、抵抗器R
70〜R73と、コンデンサC9と、NPN型のトラン
ジスタTR38〜TR41,TR44,TR47と、P
NP型のトランジスタTR42,TR43,TR45,
TR46,TR48,TR49と、ダイオードD3と、
により構成されている。
【0059】このF/V変換回路130においては、ト
ランジスタTR38,TR39によりカレントミラー回
路が構成され、後述する目標値制御回路150からの第
2の制御信号によりトランジスタTR40がOFFした
とき、コンデンサC9の充電電荷を定電流で放電させ
る。そして、コンデンサC9は、後述する目標値制御回
路150からの第1の制御信号によりトランジスタTR
41がOFFすると、ダイオードD3を介して、後述す
る定電流充電回路140から供給される定電流で充電さ
れる。尚、図6に示す通常動作時には、目標値制御回路
150からの各制御信号は出力されないためにトランジ
スタTR40,TR41はONしている。
【0060】また、トランジスタTR42〜TR49
と、抵抗器R73とによりコンパレータが構成されてお
り、トランジスタTR42のベースが非反転入力、トラ
ンジスタTR46のベースが反転入力となっている。そ
して、この非反転入力側にコンデンサC9が接続されて
おり、後述する定電流充電回路140が、このコンデン
サC9の端子電圧VF/V に応じた定電流を出力できるよ
うになっている。
【0061】次に、定電流充電回路140は、抵抗器R
74〜R79と、コンデンサC10と、NPN型のトラ
ンジスタTR50,TR53〜TR57と、PNP型の
トランジスタTR51,TR52,TR58,TR59
と、ダイオードD4,D5と、により構成されている。
【0062】この定電流充電回路140においては、ト
ランジスタTR51,TR52によりカレントミラー回
路が構成されており、この回路のカレントミラー電流I
CMが抵抗器R74を流れたときに発生する電位VR が、
上述のF/V変換回路130のトランジスタTR42〜
TR49と、抵抗器R73とにより構成されたコンパレ
ータによって、コンデンサC9の端子電位VF/V と比較
される。そして、抵抗器R74の電位VR がコンデンサ
C9の電位VF/V に等しくなるようにトランジスタTR
50のベース電流が制御され、カレントミラー電流ICM
が制御されている。つまり、このカレントミラー電流I
CMは、コンデンサC9の電位VF/V に応じた定電流とな
るように制御され、トランジスタTR52のコレクタか
ら出力される。
【0063】そして、このトランジスタTR52のコレ
クタの一つは、ダイオードD4を介して、抵抗器R75
と、トランジスタTR53と、コンデンサC10とから
なる充放電回路に接続され、更に、他のコレクタの一つ
は、D/A変換回路100の抵抗器R28と、トランジ
スタTR20と、コンデンサC2とからなる充放電回路
に接続されている。よって、コンデンサC10とコンデ
ンサC2とは、トランジスタTR52により同一の定電
流ICMで充電されることになり、更に、コンデンサC1
0,C2の静電容量は、ほぼ同一に設定されているた
め、これらがトランジスタTR52により充電されると
きには、図6(d),(e)に示すように、コンデンサ
C10の電位VF/I とコンデンサC2の電位VLPとは、
時間に対してほぼ同一の傾きになる。ここで、トランジ
スタTR53のベースは、周期検出回路110の出力
(トランジスタTR32のコレクタ)に接続されてお
り、トランジスタTR53は、図6(c),(d)に示
すように1周期検出信号VT がLowのときにOFFする
ため、コンデンサC10は一定電流ICMで充電される。
よって、コンデンサC10の電位VF/I は、VF/I =
(ICM/C10)X T(T:時間)となる。そして、1
周期検出信号VT がHigh の時には、トランジスタTR
53はONするため、コンデンサC10の充電電荷は抵
抗器R75を介して瞬時に放電される。
【0064】また、コンデンサC10の充電電荷は、後
述する目標値制御回路150からの第2の制御信号によ
りトランジスタTR56がOFFすると、トランジスタ
TR54,TR55からなるカレントミラー回路によっ
て定電流で放電され、また更に、このコンデンサC10
は、後述する目標値制御回路150からの第1の制御信
号によりトランジスタTR57がOFFすると、トラン
ジスタTR58,TR59と、抵抗器R79からなるカ
レントミラー回路からダイオードD5を介して、定電流
で充電される。ここで、図6に示す通常動作時には、目
標値制御回路150からの各制御信号は出力されないた
めにトランジスタTR56,TR57はONしている。
【0065】次に、目標値制御回路150は抵抗器R8
0〜R89と、NPN型のトランジスタTR60〜TR
64と、演算増幅器からなる比較器OP9,OP10と
により構成されている。この目標値制御回路150にお
いては、電源電圧VD を抵抗器R83,R84と抵抗器
R85とで分圧した目標値下限電圧VTRL と、これより
僅かに高い抵抗器R83と抵抗器R84,R85とで電
源電圧VD を分圧した目標値上限電圧VTRH とが設定さ
れている。
【0066】ここで、目標値下限電圧VTRL は、比較器
OP9の非反転入力端子に入力され、比較器OP9の反
転入力端子に接続されている定電流充電回路140のコ
ンデンサC10の電位VF/I と比較される。そして、比
較器OP9は、コンデンサC10の電位VF/I が目標値
下限電圧VTRL より低い場合はHigh を、コンデンサC
10の電位VF/I が目標値下限電圧VTRL より高い場合
はLowを、夫々出力する。 そして、抵抗器R80とト
ランジスタTR60,TR61とから構成される第1の
NAND回路により、比較器OP9の出力と判定区間作
成回路120の出力(トランジスタTR33,TR34
のコレクタ)との論理をとって第1の制御信号を出力す
る。
【0067】即ち、目標値制御回路150においては、
判定区間信号SjがHigh で、かつ、OP9の出力がH
igh の時、つまり判定区間作成回路120が行なう判定
許可時に、コンデンサC10の電位VF/I が目標値下限
電圧VTRL より低い場合に、トランジスタTR60のコ
レクタがLowになり(第1の制御信号)、F/V変換回
路130のトランジスタTR41及び定電流充電回路1
40のトランジスタTR57をOFFさせ、コンデンサ
C9とコンデンサC10とを強制的に定電流で充電す
る。
【0068】また、目標値上限電圧VTRH は、比較器O
P10の非反転入力端子に入力され、比較器OP10の
反転入力端子に接続されている定電流充電回路140の
コンデンサC10の電位VF/I と比較される。そして、
比較器OP10は、コンデンサC10の電位VF/I が目
標値上限電圧VTRH より低い場合はHigh を、コンデン
サC10の電位VF/I が目標値上限電圧VTRH より高い
場合はLowを、夫々出力する。
【0069】そして、抵抗器R86とトランジスタTR
62,TR63とから構成される第2のNAND回路に
より、比較器OP10の出力をトランジスタTR64に
より反転した信号と、判定区間作成回路120の出力
(トランジスタTR33,TR34のコレクタ)との論
理をとって、第2の制御信号を出力する。
【0070】即ち、目標値制御回路150においては、
判定区間信号SjがHigh で、かつ、OP10の出力が
Lowの時、つまり判定区間作成回路120が行なう判定
許可時に、コンデンサC10の電位VF/I が目標値上限
電圧VTRH より高い場合に、トランジスタTR62のコ
レクタがLowになり(第2の制御信号)、F/V変換回
路130のトランジスタTR40及び定電流充電回路1
40のトランジスタTR56をOFFさせ、コンデンサ
C9とコンデンサC10の充電電荷を定電流で放電させ
る。
【0071】ここでまず、以上説明したモータ駆動装置
5の、通常動作について説明する。図6に示す如く、駆
動信号SG1の周期が一定で、そのデューティ比だけが
25%から75%に変化した場合には、(d)の実線に
示すように定電流充電回路140のコンデンサC10の
電位VF/I は、判定区間作成回路120が出力する判定
区間信号SjがHigh のタイミングで、常に、目標値制
御回路150の目標値下限電圧VTRL と、目標値上限電
圧VTRH との間の値となるため、F/V変換回路130
のトランジスタTR40,TR41及び定電流充電回路
140のトランジスタTR56,TR57はONのまま
である。つまり、目標値制御回路150の各制御信号が
出力されず、F/V変換回路130のコンデンサC9の
電位VF/V が一定となり、定電流充電回路140が出力
する定電流ICMも一定となる。そして、この定電流ICM
で、D/A変換回路100のコンデンサC2が充電され
ることから、図6(e)〜(g)に示すように、第1実
施例のモータ駆動装置5の場合と同様のPWM変調制御
が行われる。尚、定電流充電回路140のコンデンサC
10は、周期検出回路110が出力する1周期検出信号
VT がHigh のときに、トランジスタTR53によって
瞬時に放電される。
【0072】次に、ECU1からの駆動信号SG1の周
期がTから1/2Tに変化した場合の制御について、図
7を用いて説明する。(実際の回路では駆動信号SG1
の周期が制御中に極端に変化することはないが、本実施
例のモータ駆動装置5の特徴を明確にするために、この
場合を例に挙げて説明する。)図7に示す如く、駆動信
号SG1の周期がTから1/2Tに変化した場合、駆動
信号SG1の1周期目では(d)に示すように、F/V
変換回路130のコンデンサC9の電位VF/V が変化し
ないため、定電流充電回路140のコンデンサC10及
びD/A変換回路100のコンデンサC2を充電する定
電流ICMも変化せず、充電時間だけが1/2になる。こ
のため、駆動信号SG1の1周期経過後におけるコンデ
ンサC10の電位VF/I は、駆動信号SG1の周期がT
のときの1/2になる。
【0073】よって、コンデンサC10の電位VF/I
が、(b)に示す判定区間信号SjのHigh のタイミン
グ(駆動信号SG1の1周期の終わり)において、目標
値下限電圧VTRL より低くなってしまうため、目標値制
御回路150の比較器OP9がHigh を出力する。この
結果、定電流充電回路140のトランジスタTR57及
びF/V変換回路130のトランジスタTR41がOF
Fし、コンデンサC10及びコンデンサC9が強制的に
充電されるため、コンデンサC10の電位VF/I及びコ
ンデンサC9の電位VF/V が上昇する。
【0074】このように、コンデンサC9の電位VF/V
が上昇すると、駆動信号SG1の次の周期では、これに
応じて増加した定電流ICMでコンデンサC10が充電さ
れるため、コンデンサC10の電位VF/I の電圧上昇の
傾きが大きくなる。そして、この制御は、判定区間信号
SjがHigh のタイミングにおいて、コンデンサC10
の電位VF/I が目標値下限電圧VTRL を越えるまで繰り
返される。
【0075】次に、コンデンサC9の電位VF/V が上昇
し過ぎた場合、つまり、判定区間信号SjがHigh のタ
イミングで、コンデンサC10の電位VF/I が目標値上
限電圧VTRH を越えるたときには、目標値制御回路15
0の比較器OP10の出力がLowになり、その結果、定
電流充電回路140のトランジスタTR56及びF/V
変換回路130のトランジスタTR40がOFFして、
コンデンサC10及びコンデンサC9の充電電荷を放電
する。すると、コンデンサC9の電圧VF/V が下がるた
め、駆動信号SG1の次の周期からコンデンサC10を
充電する定電流ICMが減少される。
【0076】このように、判定区間信号SjがHigh の
タイミングにおける、コンデンサC10の電圧VF/I
が、常に目標値電圧VTRL とVTRH の間になるようにコ
ンデンサC10、延いてはD/A変換回路100のコン
デンサC2を充電する定電流ICMが制御される。即ち、
コンデンサC2の充電電流ICMは、駆動信号SG1の周
期の変化に反比例して増減される。
【0077】よって、コンデンサC2の端子電圧、つま
り、D/A変換回路100の出力電圧VLPは、図7
(e)に示すようになり、駆動信号SG1の周期がTか
ら1/2Tに変化した数周期後には、この出力電圧VLP
のピーク電圧は、駆動信号SG1の周期が変化する前の
値に戻ることになる。そして、このピーク電圧をピーク
ホールド回路40によってホールドし、このホールドし
た電圧をPWM変調することで、駆動信号SG1の周期
に影響されず、そのデューティ比のみに依存したD/A
変換、延いてはモータ装置Mの駆動が可能となり、マイ
クロコンピュータ自身のバラツキや仕様変更等にも特別
の配慮をすることなく使用することができるようにな
る。
【0078】このように、本実施例のモータ駆動装置5
によれば、ECU1からの駆動信号SG1の周期が変化
しても、常にそのデューティ比に応じたPWM信号を出
力することができる。また、コンデンサC10の電位V
F/I を監視している為、コンデンサC10のバラツキの
影響も受けなくなる。
【0079】尚、以上説明した第1及び第2実施例にお
けるモータ駆動装置5では、出力電圧VO を分割抵抗器
RA ,RB により検出してパルス幅変調回路70にフィ
ードバックすることにより、パルス幅変調回路70にお
いて、モータ装置Mへの出力電圧VO がピークホールド
回路40からの出力電圧VP に対応した値となるように
制御されたPWM信号を生成できるようにしたが、モー
タ駆動装置5において、こうしたフィードバック制御を
行なう機能は必ずしも必要はない。また、出力段にエネ
ルギー蓄積用のインダクタンスLおよび平滑用の電解コ
ンデンサCを用いたが、モータ装置Mとして、直流モー
タを用いる場合には、これらは必要ない。
【0080】また、上記各実施例では、ピークホールド
電圧VP の立上がり応答性についてのみ説明したが、立
下がりについてはあまり問題視されないため、若干遅れ
ても何等問題ない。つまり、上記各実施例のように燃料
ポンプ用のモータ装置Mを駆動する装置では、例えばエ
ンジンが加速状態からアイドル回転状態に変わることに
伴い、ECU1からの駆動信号SG1のデューティ比が
90%程度から10%程度に下がった場合、ピークホー
ルド電圧VP の低下が若干遅れても燃料供給量の低下が
若干遅れるのみであり、何等問題はないからである。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
モータ駆動装置においては、定電流充電回路により、D
/A変換回路がコンデンサを充電する際の充電電流を一
定にし、ピークホールド回路により、このD/A変換回
路から出力されるアナログ電圧信号のピーク電圧をホー
ルドする。そして、パルス幅変調回路により、このピー
クホールドした電圧に基づきモータ駆動用のパルス幅変
調信号を生成するようにしている。
【0082】このため請求項1に記載のモータ駆動装置
によれば、パルス幅変調回路に入力されるピークホール
ドされた電圧にリップル成分が全く存在しないため、従
来のようにリップル成分に影響されることなくモータを
駆動することができる。また、D/A変換回路から出力
されるアナログ電圧信号のピーク値が、マイクロコンピ
ュータから出力される駆動信号のデューティ比に比例し
たものとなることから、この駆動信号のデューティ比に
忠実に、パルス幅変調信号を生成してモータ装置を駆動
することができる。
【0083】つまり、従来のように、リップル成分を抑
えるためにD/A変換回路内の充放電回路の時定数を大
きくする必要はなく、マイクロコンピュータから出力さ
れる駆動信号の変化に対して応答性よく、かつ忠実にモ
ータを駆動することが可能となる。
【0084】また、請求項2に記載のモータ駆動装置に
おいては、周期検出回路により、マイクロコンピュータ
からの駆動信号の周期を検出し、電流値調整回路によ
り、この周期検出回路が検出した駆動信号の周期の変化
に反比例して、D/A変換回路のコンデンサの充電電流
を増減させるようにしている。
【0085】このため請求項2に記載のモータ駆動装置
によれば、請求項1に記載のモータ駆動装置における効
果が得られることは勿論のこと、マイクロコンピュータ
からの駆動信号の周期に変化があっても、この変化に影
響されず、駆動信号のデューティ比のみに依存してモー
タを駆動することが可能となる。従って、マイクロコン
ピュータ自身のバラツキや仕様変更等にも特別の配慮を
することなく使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のモータ駆動装置の回路構成を表
す電気回路図である。
【図2】 実施例の燃料ポンプ駆動用モータ装置の制御
装置全体の構成を表すブロック図である。
【図3】 駆動信号SG1のデューティ比が25%から
75%に変化した場合の第1実施例のモータ駆動装置の
動作を表すタイムチャートである。
【図4】 実施例のモータ駆動装置における駆動信号S
G1とモータ装置Mへの出力電圧VO との関係を表す説
明図である。
【図5】 第2実施例のモータ駆動装置の回路構成を表
す電気回路図である。
【図6】 駆動信号SG1のデューティ比が25%から
75%に変化した場合の第2実施例のモータ駆動装置の
動作を表すタイムチャートである。
【図7】 駆動信号SG1の周期が1/2に変化した場
合の第2実施例のモータ駆動装置の動作を表すタイムチ
ャートである。
【符号の説明】
1…ECU 5…モータ駆動装置
M…モータ装置 10…入力回路 20…鋸歯状波発生回
路 30,100…D/A変換回路 40…ピークホールド
回路 50…High レベル検出回路 60…Lowレベル検出
回路 70…パルス幅変調回路 80…定電圧回路 90…駆動回路 110…周期検出回路 120…判定区間作成回路 130…F/V変換回
路 30a,140…定電流充電回路150…目標値制御回

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの目標回転速度に応じてデューテ
    ィ制御されたマイクロコンピュータからの駆動信号によ
    りコンデンサを充放電して、該駆動信号のデューティ比
    に応じたアナログ電圧信号を生成するD/A変換回路
    と、 該D/A変換回路が上記コンデンサを充電する際に、こ
    の充電電流を一定にする定電流充電回路と、 上記D/A変換回路から出力されたアナログ電圧信号の
    ピーク電圧を保持するピークホールド回路と、 該ピークホールド回路にて保持されたピーク電圧を、少
    なくとも上記マイクロコンピュータから出力される駆動
    信号より短い周期でパルス幅変調するパルス幅変調回路
    と、 該パルス幅変調回路から出力されるパルス幅変調信号に
    よりモータを通電駆動する駆動回路と、 を備えたことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のモータ駆動装置におい
    て、 上記マイクロコンピュータからの駆動信号の周期を検出
    する周期検出回路と、 該周期検出回路が検出した駆動信号の周期の変化に反比
    例して、上記定電流充電回路が制御する充電電流を変化
    させる電流値調整回路と、 を設けたことを特徴とするモータ駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007263090A (ja) * 2006-03-30 2007-10-11 Denso Corp 内燃機関の燃料噴射量制御装置
JP2010121485A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Mitsubishi Electric Corp 燃料供給装置

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