JPH0670576A - 直流ブラシレスモ−タの制御装置 - Google Patents
直流ブラシレスモ−タの制御装置Info
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- JPH0670576A JPH0670576A JP4212606A JP21260692A JPH0670576A JP H0670576 A JPH0670576 A JP H0670576A JP 4212606 A JP4212606 A JP 4212606A JP 21260692 A JP21260692 A JP 21260692A JP H0670576 A JPH0670576 A JP H0670576A
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- motor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成が小形化、簡略化され、消費電力を抑制
することができる直流ブラシレスモ−タの制御装置を提
供する 【構成】 交流電源22からの駆動電力は、変圧器23
を介してインバ−タ回路24に入力され、当該インバ−
タ回路24はモ−タ25の回転状態を制御する。変圧器
22一次側の入力電圧が一次電圧検出回路47で検出さ
れる。また、モ−タ25の回転数に対応したモ−タ電流
が、速度制御回路31で検出される。一次電圧検出回路
47が、交流電源22からの駆動電力の停止状態を検出
すると、AND回路46を介する速度制御回路31から
の出力に基づいて、インバ−タ回路24の出力状態が制
御される。
することができる直流ブラシレスモ−タの制御装置を提
供する 【構成】 交流電源22からの駆動電力は、変圧器23
を介してインバ−タ回路24に入力され、当該インバ−
タ回路24はモ−タ25の回転状態を制御する。変圧器
22一次側の入力電圧が一次電圧検出回路47で検出さ
れる。また、モ−タ25の回転数に対応したモ−タ電流
が、速度制御回路31で検出される。一次電圧検出回路
47が、交流電源22からの駆動電力の停止状態を検出
すると、AND回路46を介する速度制御回路31から
の出力に基づいて、インバ−タ回路24の出力状態が制
御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例として自動ドアの開
閉駆動などに用いられる直流ブラシレスモ−タの制御装
置に関する。
閉駆動などに用いられる直流ブラシレスモ−タの制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来例のモ−タ制御装置1の電
気的構成を示すブロック図である。モ−タ制御装置1
は、交流電源2からの電源電力を変圧する変圧器3を備
える。変圧器3の出力は、インバ−タ回路4を介して直
流電圧に変換され、この直流電圧が直流モ−タ5に駆動
電圧として供給される。変圧器3の出力側にはバッテリ
6が接続されて変圧器3によって充電される。このバッ
テリ6は、交流電源2の停電時などに直流モ−タ5を駆
動し、直流モータ5によって駆動される自動ドアの若干
の開閉を行う。
気的構成を示すブロック図である。モ−タ制御装置1
は、交流電源2からの電源電力を変圧する変圧器3を備
える。変圧器3の出力は、インバ−タ回路4を介して直
流電圧に変換され、この直流電圧が直流モ−タ5に駆動
電圧として供給される。変圧器3の出力側にはバッテリ
6が接続されて変圧器3によって充電される。このバッ
テリ6は、交流電源2の停電時などに直流モ−タ5を駆
動し、直流モータ5によって駆動される自動ドアの若干
の開閉を行う。
【0003】前記変圧器3には、交流電源2からの駆動
電力を変圧してインバ−タ回路4に供給するためのパワ
−トランス7が設けられ、また一次側の電流を検出し
て、検出信号を出力するカレントトランス8が設けられ
る。変圧器3の一次側コイルには、パワ−トランジスタ
などのスイッチング素子9が直列に接続され、スイッチ
ング素子9のオン/オフ制御により、変圧器3からの出
力電圧を調整する。
電力を変圧してインバ−タ回路4に供給するためのパワ
−トランス7が設けられ、また一次側の電流を検出し
て、検出信号を出力するカレントトランス8が設けられ
る。変圧器3の一次側コイルには、パワ−トランジスタ
などのスイッチング素子9が直列に接続され、スイッチ
ング素子9のオン/オフ制御により、変圧器3からの出
力電圧を調整する。
【0004】カレントトランス8の検出出力は、カレン
トトランス8の二次側コイルに直列に接続され、かつ相
互に順方向に並列に接続されたダイオ−ド10,12
と、ダイオ−ド12に並列に接続された抵抗11とを介
して電圧に変換され、速度制御回路13に出力される。
速度制御回路13は、前記インバ−タ回路4に接続され
て直流モ−タ5の回転数を電圧レベルとして検出する抵
抗16からの回転数信号と、前記カレントトランス8と
からの出力との偏差を検出して、別途入力される基準速
度信号に基づき、前記PWM回路14への制御信号を発
生する。
トトランス8の二次側コイルに直列に接続され、かつ相
互に順方向に並列に接続されたダイオ−ド10,12
と、ダイオ−ド12に並列に接続された抵抗11とを介
して電圧に変換され、速度制御回路13に出力される。
速度制御回路13は、前記インバ−タ回路4に接続され
て直流モ−タ5の回転数を電圧レベルとして検出する抵
抗16からの回転数信号と、前記カレントトランス8と
からの出力との偏差を検出して、別途入力される基準速
度信号に基づき、前記PWM回路14への制御信号を発
生する。
【0005】速度制御回路13は、当該偏差を解消する
制御信号をPWM(パルス幅変調)回路14に出力す
る。PWM回路14は、パルストランス15を介して、
制御信号を変圧器3の前記スイッチング素子9に出力
し、スイッチング素子9のオン/オフ制御を行う。スイ
ッチング素子9の前記スイッチング動作で、変圧器3の
出力レベルを変化し、直流モ−タ5の回転速度を制御す
る。
制御信号をPWM(パルス幅変調)回路14に出力す
る。PWM回路14は、パルストランス15を介して、
制御信号を変圧器3の前記スイッチング素子9に出力
し、スイッチング素子9のオン/オフ制御を行う。スイ
ッチング素子9の前記スイッチング動作で、変圧器3の
出力レベルを変化し、直流モ−タ5の回転速度を制御す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】直流モ−タ5に関する
上記従来技術の制御装置1は、カレントトランス8やパ
ルストランス15を備えており、制御装置1の構成が大
型化すると共に、消費電力が増大するという課題があ
る。また、構成が大型化する点でコストが増大するとい
う課題を有している。
上記従来技術の制御装置1は、カレントトランス8やパ
ルストランス15を備えており、制御装置1の構成が大
型化すると共に、消費電力が増大するという課題があ
る。また、構成が大型化する点でコストが増大するとい
う課題を有している。
【0007】本発明の目的は、上述の技術的課題を解決
し、構成が小形化、簡略化され、消費電力を抑制するこ
とができる直流ブラシレスモ−タの制御装置を提供する
ことである。
し、構成が小形化、簡略化され、消費電力を抑制するこ
とができる直流ブラシレスモ−タの制御装置を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源から
の駆動電力を、変圧器を介してインバ−タ回路に入力す
ると共に、直流電源からの駆動電力を前記インバ−タ回
路に入力して、当該インバ−タ回路からの出力で直流ブ
ラシレスモ−タの回転状態を制御する直流ブラシレスモ
−タの制御装置において、前記変圧器一次側の入力電圧
を検出する一次電圧検出手段と、モ−タ電流を検出する
モ−タ電流検出手段と、前記一次電圧検出手段が前記交
流電源からの駆動電力の停止状態を検出したときに、モ
−タ電流検出手段からの出力に基づいて、インバ−タ回
路と変圧器一次側の通電状態とを制御する通電制御手段
とを含むことを特徴とする直流ブラシレスモ−タの制御
装置である。
の駆動電力を、変圧器を介してインバ−タ回路に入力す
ると共に、直流電源からの駆動電力を前記インバ−タ回
路に入力して、当該インバ−タ回路からの出力で直流ブ
ラシレスモ−タの回転状態を制御する直流ブラシレスモ
−タの制御装置において、前記変圧器一次側の入力電圧
を検出する一次電圧検出手段と、モ−タ電流を検出する
モ−タ電流検出手段と、前記一次電圧検出手段が前記交
流電源からの駆動電力の停止状態を検出したときに、モ
−タ電流検出手段からの出力に基づいて、インバ−タ回
路と変圧器一次側の通電状態とを制御する通電制御手段
とを含むことを特徴とする直流ブラシレスモ−タの制御
装置である。
【0009】
【作用】本発明に従う制御装置は、交流電源からの駆動
電力を、変圧器を介してインバ−タ回路に入力して直流
ブラシレスモ−タを制御すると共に、直流電源からの駆
動電力を前記インバ−タ回路に入力して、当該インバ−
タ回路からの出力で直流ブラシレスモ−タの回転状態を
制御する。このとき、前記変圧器一次側の入力電圧が一
次電圧検出手段で検出される。また、モ−タの回転数に
対応したモ−タ電流がモ−タ電流検出手段で検出され
る。一次電圧検出手段が、交流電源からの駆動電力の停
止状態を検出すると、通電制御手段が、モ−タ電流検出
手段からの出力に基づいてインバ−タ回路の出力状態を
制御する。一方、通電制御手段は、変圧器一次側の通電
状態をも制御する。これにより、直流ブラシレスモ−タ
の加減速を行う制御を、小型化簡略化した制御装置によ
り実現することができる。
電力を、変圧器を介してインバ−タ回路に入力して直流
ブラシレスモ−タを制御すると共に、直流電源からの駆
動電力を前記インバ−タ回路に入力して、当該インバ−
タ回路からの出力で直流ブラシレスモ−タの回転状態を
制御する。このとき、前記変圧器一次側の入力電圧が一
次電圧検出手段で検出される。また、モ−タの回転数に
対応したモ−タ電流がモ−タ電流検出手段で検出され
る。一次電圧検出手段が、交流電源からの駆動電力の停
止状態を検出すると、通電制御手段が、モ−タ電流検出
手段からの出力に基づいてインバ−タ回路の出力状態を
制御する。一方、通電制御手段は、変圧器一次側の通電
状態をも制御する。これにより、直流ブラシレスモ−タ
の加減速を行う制御を、小型化簡略化した制御装置によ
り実現することができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の直流ブラシレス
モ−タのモ−タ制御装置21の電気的構成を示すブロッ
ク図である。モ−タ制御装置21は、交流電源22から
の電源電力を変圧する変圧器23を備える。変圧器23
の出力は、インバ−タ回路24を介して直流電圧に変換
され、この直流電圧が直流モ−タ25に駆動電圧として
供給される。変圧器23の出力側にはバッテリ26が接
続されて、変圧器23によって充電される。このバッテ
リ26は、交流電源22の停電時などに直流モ−タ25
を駆動し、直流モータ25によって駆動される自動ドア
の若干の開閉を行う。
モ−タのモ−タ制御装置21の電気的構成を示すブロッ
ク図である。モ−タ制御装置21は、交流電源22から
の電源電力を変圧する変圧器23を備える。変圧器23
の出力は、インバ−タ回路24を介して直流電圧に変換
され、この直流電圧が直流モ−タ25に駆動電圧として
供給される。変圧器23の出力側にはバッテリ26が接
続されて、変圧器23によって充電される。このバッテ
リ26は、交流電源22の停電時などに直流モ−タ25
を駆動し、直流モータ25によって駆動される自動ドア
の若干の開閉を行う。
【0011】前記変圧器23には、交流電源22からの
駆動電力を変圧してインバ−タ回路24に供給するため
の一次ライン27および二次ライン28が備えられる。
一次ライン27には、パワ−トランジスタなどのスイッ
チング素子29が直列に接続され、スイッチング素子2
9の後述するようなオン/オフ制御により、変圧器23
からの出力電圧が調整される。
駆動電力を変圧してインバ−タ回路24に供給するため
の一次ライン27および二次ライン28が備えられる。
一次ライン27には、パワ−トランジスタなどのスイッ
チング素子29が直列に接続され、スイッチング素子2
9の後述するようなオン/オフ制御により、変圧器23
からの出力電圧が調整される。
【0012】前記インバ−タ回路24には、直流モ−タ
25に供給される駆動電力の電流が流される抵抗30が
接続される。抵抗30からは、直流モ−タ25の回転数
に対応する回転数信号が電圧レベルで速度制御回路31
に出力される。速度制御回路31は、集積回路素子とし
て実現され、変圧器23に関して二次側のスイッチング
回路である。速度制御回路31には、直流モ−タ25の
基準回転数に対応する基準電圧が、基準電圧発生回路3
2から入力される。この基準電圧発生回路32は、直流
モ−タ25が用いられる自動ドアなどの動作の全体を制
御するマイクロプロセッサなどであってもよく、時々刻
々変化する電圧の場合がある。
25に供給される駆動電力の電流が流される抵抗30が
接続される。抵抗30からは、直流モ−タ25の回転数
に対応する回転数信号が電圧レベルで速度制御回路31
に出力される。速度制御回路31は、集積回路素子とし
て実現され、変圧器23に関して二次側のスイッチング
回路である。速度制御回路31には、直流モ−タ25の
基準回転数に対応する基準電圧が、基準電圧発生回路3
2から入力される。この基準電圧発生回路32は、直流
モ−タ25が用いられる自動ドアなどの動作の全体を制
御するマイクロプロセッサなどであってもよく、時々刻
々変化する電圧の場合がある。
【0013】速度制御回路31は、前記基準電圧発生回
路32からの基準電圧と、抵抗30からの回転数信号と
を比較してこれらの偏差を解消する偏差信号を出力す
る。偏差信号は、前記インバ−タ回路24に出力される
と共に、フォトカプラ33に出力される。フォトカプラ
33からの信号は、変圧器23に関して一次側の速度制
御回路34に出力される。速度制御回路34は、前記速
度制御回路31と同一の構成を用いてもよい。速度制御
回路34には、変圧器23の一次側ライン27からの電
流検出ライン35が接続され、変圧器23の一次側ライ
ン27を流れる電流が検出されて速度制御回路34に入
力される。
路32からの基準電圧と、抵抗30からの回転数信号と
を比較してこれらの偏差を解消する偏差信号を出力す
る。偏差信号は、前記インバ−タ回路24に出力される
と共に、フォトカプラ33に出力される。フォトカプラ
33からの信号は、変圧器23に関して一次側の速度制
御回路34に出力される。速度制御回路34は、前記速
度制御回路31と同一の構成を用いてもよい。速度制御
回路34には、変圧器23の一次側ライン27からの電
流検出ライン35が接続され、変圧器23の一次側ライ
ン27を流れる電流が検出されて速度制御回路34に入
力される。
【0014】速度制御回路34には、直流モ−タ25の
前記基準回転数に対応する基準電圧が、基準電圧発生回
路36から入力される。この基準電圧発生回路36は、
前記マイクロプロセッサなどであってもよい。速度制御
回路34は、前記基準電圧発生回路36からの基準電圧
と、フォトカプラ33からの偏差信号およびと電流検出
ライン35からの変圧器23一次ライン27を流れる電
流とを比較して偏差を、検出し、これらの偏差を解消す
る偏差信号を出力する。偏差信号は、前記スイッチング
素子29にオン/オフ制御信号として出力され、スイッ
チング素子29のオン/オフ制御を行う。スイッチング
素子29の前記スイッチング動作で、変圧器23の出力
レベルを変化し、直流モ−タ25の回転速度を制御す
る。
前記基準回転数に対応する基準電圧が、基準電圧発生回
路36から入力される。この基準電圧発生回路36は、
前記マイクロプロセッサなどであってもよい。速度制御
回路34は、前記基準電圧発生回路36からの基準電圧
と、フォトカプラ33からの偏差信号およびと電流検出
ライン35からの変圧器23一次ライン27を流れる電
流とを比較して偏差を、検出し、これらの偏差を解消す
る偏差信号を出力する。偏差信号は、前記スイッチング
素子29にオン/オフ制御信号として出力され、スイッ
チング素子29のオン/オフ制御を行う。スイッチング
素子29の前記スイッチング動作で、変圧器23の出力
レベルを変化し、直流モ−タ25の回転速度を制御す
る。
【0015】図2は前記制御回路21の構成例を示す回
路図である。交流電源22からの電源電力は、ノイズフ
ィルタ37を介して整流平滑回路38で全波整流されて
平滑化される。整流平滑回路38の出力が変圧器23に
入力される。インバ−タ回路24の出力は、振分回路3
9で、直流3相モ−タ25に時間順次的に振分けられて
供給される。また、インバ−タ回路24および速度制御
回路31には、直流3相モ−タ25が用いられる自動ド
アの動作を全体として制御するマイクロプロセッサなど
の制御装置40からの、クロック信号や正転/逆転制御
信号などの各種制御信号が入力される。また、インバ−
タ回路24には、前記直流3相モ−タ25に設けられ、
回転数に対応する信号を検出するホ−ル素子41からの
信号が入力される。
路図である。交流電源22からの電源電力は、ノイズフ
ィルタ37を介して整流平滑回路38で全波整流されて
平滑化される。整流平滑回路38の出力が変圧器23に
入力される。インバ−タ回路24の出力は、振分回路3
9で、直流3相モ−タ25に時間順次的に振分けられて
供給される。また、インバ−タ回路24および速度制御
回路31には、直流3相モ−タ25が用いられる自動ド
アの動作を全体として制御するマイクロプロセッサなど
の制御装置40からの、クロック信号や正転/逆転制御
信号などの各種制御信号が入力される。また、インバ−
タ回路24には、前記直流3相モ−タ25に設けられ、
回転数に対応する信号を検出するホ−ル素子41からの
信号が入力される。
【0016】前記ノイズフィルタ37の出力側には、他
のトランス44が設けられ、その二次側には2つの整流
平滑回路42,43が接続され、本実施例の制御装置2
1に備えられる前記各種駆動回路素子に駆動電圧を供給
する。前記速度制御回路31は、前記偏差信号をバッフ
ァ45を介してフォトカプラ33に出力する。また、当
該偏差信号はAND回路46の一方入力端子に入力され
る。整流平滑化回路43には、整流平滑化回路43から
出力される二次電圧が例として100Vなどの予め定め
る所定電圧であるかどうかを検出する二次電圧検出回路
47が接続され、二次電圧検出回路47の検出出力は、
AND回路46の他方入力端子に入力される。二次電圧
検出回路47は、交流電源22が停電するなどして前記
変圧器23の二次電圧が降下するとこれを検出し、AN
D回路46にハイレベルの信号を出力して、AND回路
46を導通する。二次電圧検出回路47が正常な二次電
圧を検出している場合、AND回路46にはロ−レベル
の信号が出力され、AND回路46は遮断される。
のトランス44が設けられ、その二次側には2つの整流
平滑回路42,43が接続され、本実施例の制御装置2
1に備えられる前記各種駆動回路素子に駆動電圧を供給
する。前記速度制御回路31は、前記偏差信号をバッフ
ァ45を介してフォトカプラ33に出力する。また、当
該偏差信号はAND回路46の一方入力端子に入力され
る。整流平滑化回路43には、整流平滑化回路43から
出力される二次電圧が例として100Vなどの予め定め
る所定電圧であるかどうかを検出する二次電圧検出回路
47が接続され、二次電圧検出回路47の検出出力は、
AND回路46の他方入力端子に入力される。二次電圧
検出回路47は、交流電源22が停電するなどして前記
変圧器23の二次電圧が降下するとこれを検出し、AN
D回路46にハイレベルの信号を出力して、AND回路
46を導通する。二次電圧検出回路47が正常な二次電
圧を検出している場合、AND回路46にはロ−レベル
の信号が出力され、AND回路46は遮断される。
【0017】上述した本実施例の制御装置21の動作を
図1および図2を参照して、以下に説明する。交流電源
22から所定の電源電力が供給されている場合には、前
述したようにAND回路46は遮断され、直流3相モ−
タ(以下、モ−タと略す)25は、速度制御回路34の
制御によるスイッチング素子29のオン/オフ動作によ
って、加減速などの通常の動作を行うことができる。
図1および図2を参照して、以下に説明する。交流電源
22から所定の電源電力が供給されている場合には、前
述したようにAND回路46は遮断され、直流3相モ−
タ(以下、モ−タと略す)25は、速度制御回路34の
制御によるスイッチング素子29のオン/オフ動作によ
って、加減速などの通常の動作を行うことができる。
【0018】一方、交流電源22が停電するなどして、
変圧器23の二次電圧が降下すると、二次電圧検出回路
47の動作により、AND回路46が導通し、インバ−
タ回路24は直流電源26からの駆動電力に基づいて、
速度制御回路31の制御によるモ−タ25のPWM制御
を行う。
変圧器23の二次電圧が降下すると、二次電圧検出回路
47の動作により、AND回路46が導通し、インバ−
タ回路24は直流電源26からの駆動電力に基づいて、
速度制御回路31の制御によるモ−タ25のPWM制御
を行う。
【0019】このようにして、本実施例の制御装置21
では、モ−タ25の回転速度の制御や過負荷時の保護を
実現することができる。また、このような制御動作を実
現するに際して、交流電源22からの駆動電力の供給の
有無に関わらず、モ−タ25の制御を行うことができ
る。しかもその制御を行う更生において、上記従来技術
におけるカレントトランス8やパルストランス15を備
える必要が解消され、制御装置21の構成を小形化する
ことができると共に、消費電力を抑制することができ
る。また、構成を小形化でき消費電力を抑制できる点
で、コストを抑制することができる。
では、モ−タ25の回転速度の制御や過負荷時の保護を
実現することができる。また、このような制御動作を実
現するに際して、交流電源22からの駆動電力の供給の
有無に関わらず、モ−タ25の制御を行うことができ
る。しかもその制御を行う更生において、上記従来技術
におけるカレントトランス8やパルストランス15を備
える必要が解消され、制御装置21の構成を小形化する
ことができると共に、消費電力を抑制することができ
る。また、構成を小形化でき消費電力を抑制できる点
で、コストを抑制することができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、交流電源
からの駆動電力を、変圧器を介してインバ−タ回路に入
力して直流ブラシレスモ−タを制御すると共に、直流電
源からの駆動電力を前記インバ−タ回路に入力して、当
該インバ−タ回路からの出力で直流ブラシレスモ−タの
回転状態を制御する。このとき、前記変圧器一次側の入
力電圧が一次電圧検出手段で検出される。また、モ−タ
の回転数に対応したモ−タ電流がモ−タ電流検出手段で
検出される。一次電圧検出手段が、交流電源からの駆動
電力の停止状態を検出すると、通電制御手段が、モ−タ
電流検出手段からの出力に基づいてインバ−タ回路の出
力状態を制御する。一方、通電制御手段は、変圧器一次
側の通電状態をも制御する。これにより、直流ブラシレ
スモ−タの加減速を行う制御を、小型化簡略化した制御
装置により実現することができる。
からの駆動電力を、変圧器を介してインバ−タ回路に入
力して直流ブラシレスモ−タを制御すると共に、直流電
源からの駆動電力を前記インバ−タ回路に入力して、当
該インバ−タ回路からの出力で直流ブラシレスモ−タの
回転状態を制御する。このとき、前記変圧器一次側の入
力電圧が一次電圧検出手段で検出される。また、モ−タ
の回転数に対応したモ−タ電流がモ−タ電流検出手段で
検出される。一次電圧検出手段が、交流電源からの駆動
電力の停止状態を検出すると、通電制御手段が、モ−タ
電流検出手段からの出力に基づいてインバ−タ回路の出
力状態を制御する。一方、通電制御手段は、変圧器一次
側の通電状態をも制御する。これにより、直流ブラシレ
スモ−タの加減速を行う制御を、小型化簡略化した制御
装置により実現することができる。
【図1】本発明の一実施例のモ−タ25の制御装置21
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】制御装置21の構成例を示す回路図である。
【図3】従来のモ−タ5の制御装置1のブロック図であ
る。
る。
21 モ−タ制御装置 22 交流電源 23 変圧器 24 インバ−タ回路 25 直流ブラシレスモ−タ 29 スイッチング素子 31,34 速度制御回路 33 フォトカプラ 35 電流検出ライン 46 AND回路 47 電圧検出回路
Claims (1)
- 【請求項1】交流電源からの駆動電力を、変圧器を介し
てインバ−タ回路に入力すると共に、直流電源からの駆
動電力を前記インバ−タ回路に入力して、当該インバ−
タ回路からの出力で直流ブラシレスモ−タの回転状態を
制御する直流ブラシレスモ−タの制御装置において、 前記変圧器一次側の入力電圧を検出する一次電圧検出手
段と、 モ−タ電流を検出するモ−タ電流検出手段と、 前記一次電圧検出手段が前記交流電源からの駆動電力の
停止状態を検出したときに、モ−タ電流検出手段からの
出力に基づいて、インバ−タ回路と変圧器一次側の通電
状態とを制御する通電制御手段とを含むことを特徴とす
る直流ブラシレスモ−タの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21260692A JP3276991B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 直流ブラシレスモータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21260692A JP3276991B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 直流ブラシレスモータの制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0670576A true JPH0670576A (ja) | 1994-03-11 |
JP3276991B2 JP3276991B2 (ja) | 2002-04-22 |
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ID=16625480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP21260692A Expired - Fee Related JP3276991B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 直流ブラシレスモータの制御装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3276991B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP21260692A patent/JP3276991B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP3276991B2 (ja) | 2002-04-22 |
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