JPH0670575A - 直流ブラシレスモ−タの制御装置 - Google Patents
直流ブラシレスモ−タの制御装置Info
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- JPH0670575A JPH0670575A JP4212607A JP21260792A JPH0670575A JP H0670575 A JPH0670575 A JP H0670575A JP 4212607 A JP4212607 A JP 4212607A JP 21260792 A JP21260792 A JP 21260792A JP H0670575 A JPH0670575 A JP H0670575A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構成が小形化、簡略化され、消費電力を抑制
することができる直流ブラシレスモ−タの制御装置を提
供する 【構成】 交流電源22からの駆動電力は、変圧器23
を介してインバ−タ回路24に入力され、当該インバ−
タ回路24はモ−タ25の回転状態を制御する。前記変
圧器23の一次側の電流が一次電流検出ライン35を介
して速度制御回路34で検出される。一方、モ−タ25
のモ−タ電流は、抵抗30を介して電圧として速度制御
回路31で検出される。前記一次電流検出ライン35か
らの検出電流信号と、速度制御回路31のフォトカプラ
33を介する制御信号とに基づいて、スイッチング素子
29のオン/オフ状態が制御される。
することができる直流ブラシレスモ−タの制御装置を提
供する 【構成】 交流電源22からの駆動電力は、変圧器23
を介してインバ−タ回路24に入力され、当該インバ−
タ回路24はモ−タ25の回転状態を制御する。前記変
圧器23の一次側の電流が一次電流検出ライン35を介
して速度制御回路34で検出される。一方、モ−タ25
のモ−タ電流は、抵抗30を介して電圧として速度制御
回路31で検出される。前記一次電流検出ライン35か
らの検出電流信号と、速度制御回路31のフォトカプラ
33を介する制御信号とに基づいて、スイッチング素子
29のオン/オフ状態が制御される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例として自動ドアの開
閉駆動などに用いられる直流ブラシレスモ−タの制御装
置に関する。
閉駆動などに用いられる直流ブラシレスモ−タの制御装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来例のモ−タ制御装置1の電
気的構成を示すブロック図である。モ−タ制御装置1
は、交流電源2からの電源電力を変圧する変圧器3を備
える。変圧器3の出力は、インバ−タ回路4を介して直
流電圧に変換され、この直流電圧が直流モ−タ5に駆動
電圧として供給される。変圧器3の出力側にはバッテリ
6が接続されて変圧器3によって充電される。このバッ
テリ6は、交流電源2の停電時などに直流モ−タ5を駆
動し、直流モータ5によって駆動される自動ドアの若干
の開閉を行う。
気的構成を示すブロック図である。モ−タ制御装置1
は、交流電源2からの電源電力を変圧する変圧器3を備
える。変圧器3の出力は、インバ−タ回路4を介して直
流電圧に変換され、この直流電圧が直流モ−タ5に駆動
電圧として供給される。変圧器3の出力側にはバッテリ
6が接続されて変圧器3によって充電される。このバッ
テリ6は、交流電源2の停電時などに直流モ−タ5を駆
動し、直流モータ5によって駆動される自動ドアの若干
の開閉を行う。
【0003】前記変圧器3には、交流電源2からの駆動
電力を変圧してインバ−タ回路4に供給するためのパワ
−トランス7が設けられ、また一次側の電流を検出し
て、検出信号を出力するカレントトランス8が設けられ
る。変圧器3の一次側コイルには、パワ−トランジスタ
などのスイッチング素子9が直列に接続され、スイッチ
ング素子9のオン/オフ制御により、変圧器3からの出
力電圧を調整する。
電力を変圧してインバ−タ回路4に供給するためのパワ
−トランス7が設けられ、また一次側の電流を検出し
て、検出信号を出力するカレントトランス8が設けられ
る。変圧器3の一次側コイルには、パワ−トランジスタ
などのスイッチング素子9が直列に接続され、スイッチ
ング素子9のオン/オフ制御により、変圧器3からの出
力電圧を調整する。
【0004】カレントトランス8の検出出力は、カレン
トトランス8の二次側コイルに直列に接続され、かつ相
互に順方向に並列に接続されたダイオ−ド10,12
と、ダイオ−ド12に並列に接続された抵抗11とを介
して電圧に変換され、速度制御回路13に出力される。
速度制御回路13は、前記インバ−タ回路4に接続され
て直流モ−タ5の回転数を電圧レベルとして検出する抵
抗16からの回転数信号と、前記カレントトランス8と
からの出力との偏差を検出して、別途入力される基準速
度信号に基づき、前記PWM回路14への制御信号を発
生する。
トトランス8の二次側コイルに直列に接続され、かつ相
互に順方向に並列に接続されたダイオ−ド10,12
と、ダイオ−ド12に並列に接続された抵抗11とを介
して電圧に変換され、速度制御回路13に出力される。
速度制御回路13は、前記インバ−タ回路4に接続され
て直流モ−タ5の回転数を電圧レベルとして検出する抵
抗16からの回転数信号と、前記カレントトランス8と
からの出力との偏差を検出して、別途入力される基準速
度信号に基づき、前記PWM回路14への制御信号を発
生する。
【0005】速度制御回路13は、当該偏差を解消する
制御信号をPWM(パルス幅変調)回路14に出力す
る。PWM回路14は、パルストランス15を介して、
制御信号を変圧器3の前記スイッチング素子9に出力
し、スイッチング素子9のオン/オフ制御を行う。スイ
ッチング素子9の前記スイッチング動作で、変圧器3の
出力レベルを変化し、直流モ−タ5の回転速度を制御す
る。
制御信号をPWM(パルス幅変調)回路14に出力す
る。PWM回路14は、パルストランス15を介して、
制御信号を変圧器3の前記スイッチング素子9に出力
し、スイッチング素子9のオン/オフ制御を行う。スイ
ッチング素子9の前記スイッチング動作で、変圧器3の
出力レベルを変化し、直流モ−タ5の回転速度を制御す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】直流モ−タ5に関する
上記従来技術の制御装置1は、カレントトランス8やパ
ルストランス15を備えており、制御装置1の構成が大
型化すると共に、消費電力が増大するという課題があ
る。また、構成が大型化する点でコストが増大するとい
う課題を有している。
上記従来技術の制御装置1は、カレントトランス8やパ
ルストランス15を備えており、制御装置1の構成が大
型化すると共に、消費電力が増大するという課題があ
る。また、構成が大型化する点でコストが増大するとい
う課題を有している。
【0007】本発明の目的は、上述の技術的課題を解決
し、構成が小形化、簡略化され、消費電力を抑制するこ
とができる直流ブラシレスモ−タの制御装置を提供する
ことである。
し、構成が小形化、簡略化され、消費電力を抑制するこ
とができる直流ブラシレスモ−タの制御装置を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、交流電源から
の駆動電力を、変圧器を介してインバ−タ回路に入力
し、当該インバ−タ回路からの出力で直流ブラシレスモ
−タの回転状態を制御する直流ブラシレスモ−タの制御
装置において、前記変圧器一次側の電流を検出する一次
電流検出手段と、モ−タ電流を検出するモ−タ電流検出
手段と、前記一次電流検出手段とモ−タ電流検出手段と
からの出力に基づいて、変圧器一次側の通電状態を制御
する通電制御手段とを含むことを特徴とする直流ブラシ
レスモ−タの制御装置である。
の駆動電力を、変圧器を介してインバ−タ回路に入力
し、当該インバ−タ回路からの出力で直流ブラシレスモ
−タの回転状態を制御する直流ブラシレスモ−タの制御
装置において、前記変圧器一次側の電流を検出する一次
電流検出手段と、モ−タ電流を検出するモ−タ電流検出
手段と、前記一次電流検出手段とモ−タ電流検出手段と
からの出力に基づいて、変圧器一次側の通電状態を制御
する通電制御手段とを含むことを特徴とする直流ブラシ
レスモ−タの制御装置である。
【0009】
【作用】本発明に従う制御装置は、交流電源からの駆動
電力を、変圧器を介してインバ−タ回路に入力し、当該
インバ−タ回路からの出力で直流ブラシレスモ−タの回
転状態を制御する。このとき、前記変圧器の一次側の電
流が一次電流検出手段で検出される。一方、直流ブラシ
レスモ−タのモ−タ電流は、モ−タ電流検出手段で検出
される。前記一次電流検出手段とモ−タ電流検出手段と
からの各出力に基づいて、通電制御手段が変圧器の一次
側の通電状態を制御する。
電力を、変圧器を介してインバ−タ回路に入力し、当該
インバ−タ回路からの出力で直流ブラシレスモ−タの回
転状態を制御する。このとき、前記変圧器の一次側の電
流が一次電流検出手段で検出される。一方、直流ブラシ
レスモ−タのモ−タ電流は、モ−タ電流検出手段で検出
される。前記一次電流検出手段とモ−タ電流検出手段と
からの各出力に基づいて、通電制御手段が変圧器の一次
側の通電状態を制御する。
【0010】したがって、変圧器の二次側の電流を検出
するカレントトランスや、変圧器一次側の通電状態をパ
ルス幅制御するためのパルストランスなどを用いる必要
が解消され、構成の小形化簡略化、および消費電力の抑
制を図ることができる。
するカレントトランスや、変圧器一次側の通電状態をパ
ルス幅制御するためのパルストランスなどを用いる必要
が解消され、構成の小形化簡略化、および消費電力の抑
制を図ることができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の直流ブラシレス
モ−タのモ−タ制御装置21の電気的構成を示すブロッ
ク図である。モ−タ制御装置21は、交流電源22から
の電源電力を変圧する変圧器23を備える。変圧器23
の出力は、インバ−タ回路24を介して直流電圧に変換
され、この直流電圧が直流モ−タ25に駆動電圧として
供給される。変圧器23の出力側にはバッテリ26が接
続されて、変圧器23によって充電される。このバッテ
リ26は、交流電源22の停電時などに直流モ−タ25
を駆動し、直流モータ25によって駆動される自動ドア
の若干の開閉を行う。
モ−タのモ−タ制御装置21の電気的構成を示すブロッ
ク図である。モ−タ制御装置21は、交流電源22から
の電源電力を変圧する変圧器23を備える。変圧器23
の出力は、インバ−タ回路24を介して直流電圧に変換
され、この直流電圧が直流モ−タ25に駆動電圧として
供給される。変圧器23の出力側にはバッテリ26が接
続されて、変圧器23によって充電される。このバッテ
リ26は、交流電源22の停電時などに直流モ−タ25
を駆動し、直流モータ25によって駆動される自動ドア
の若干の開閉を行う。
【0012】前記変圧器23には、交流電源22からの
駆動電力を変圧してインバ−タ回路24に供給するため
の一次ライン27および二次ライン28が備えられる。
一次ライン27には、パワ−トランジスタなどのスイッ
チング素子29が直列に接続され、スイッチング素子2
9の後述するようなオン/オフ制御により、変圧器23
からの出力電圧が調整される。
駆動電力を変圧してインバ−タ回路24に供給するため
の一次ライン27および二次ライン28が備えられる。
一次ライン27には、パワ−トランジスタなどのスイッ
チング素子29が直列に接続され、スイッチング素子2
9の後述するようなオン/オフ制御により、変圧器23
からの出力電圧が調整される。
【0013】前記インバ−タ回路24には、直流モ−タ
25に供給される駆動電力の電流が流される抵抗30が
接続される。抵抗30からは、直流モ−タ25の回転数
に対応する回転数信号が電圧レベルで速度制御回路31
に出力される。速度制御回路31は、集積回路素子とし
て実現され、変圧器23に関して二次側のスイッチング
回路である。速度制御回路31には、直流モ−タ25の
基準回転数に対応する基準電圧が、基準電圧発生回路3
2から入力される。この基準電圧発生回路32は、直流
モ−タ25が用いられる自動ドアなどの動作の全体を制
御するマイクロプロセッサなどであってもよく、時々刻
々変化する電圧の場合がある。
25に供給される駆動電力の電流が流される抵抗30が
接続される。抵抗30からは、直流モ−タ25の回転数
に対応する回転数信号が電圧レベルで速度制御回路31
に出力される。速度制御回路31は、集積回路素子とし
て実現され、変圧器23に関して二次側のスイッチング
回路である。速度制御回路31には、直流モ−タ25の
基準回転数に対応する基準電圧が、基準電圧発生回路3
2から入力される。この基準電圧発生回路32は、直流
モ−タ25が用いられる自動ドアなどの動作の全体を制
御するマイクロプロセッサなどであってもよく、時々刻
々変化する電圧の場合がある。
【0014】速度制御回路31は、前記基準電圧発生回
路32からの基準電圧と、抵抗30からの回転数信号と
を比較してこれらの偏差を解消する偏差信号を出力す
る。偏差信号は、フォトカプラ33に出力される。フォ
トカプラ33からの信号は、変圧器23に関して一次側
の速度制御回路34に出力される。速度制御回路34
は、前記速度制御回路31と同一の構成を用いるように
してもよい。速度制御回路34には、変圧器23の一次
側ライン27からの電流検出ライン35が接続され、変
圧器23の一次側ライン27を流れる電流が検出されて
速度制御回路34に入力される。
路32からの基準電圧と、抵抗30からの回転数信号と
を比較してこれらの偏差を解消する偏差信号を出力す
る。偏差信号は、フォトカプラ33に出力される。フォ
トカプラ33からの信号は、変圧器23に関して一次側
の速度制御回路34に出力される。速度制御回路34
は、前記速度制御回路31と同一の構成を用いるように
してもよい。速度制御回路34には、変圧器23の一次
側ライン27からの電流検出ライン35が接続され、変
圧器23の一次側ライン27を流れる電流が検出されて
速度制御回路34に入力される。
【0015】速度制御回路34には、直流モ−タ25の
前記基準回転数に対応する基準電圧が、基準電圧発生回
路36から入力される。この基準電圧発生回路36は、
前記マイクロプロセッサなどであってもよい。速度制御
回路34は、前記基準電圧発生回路36からの基準電圧
と、フォトカプラ33からの偏差信号およびと電流検出
ライン35からの変圧器23一次ライン27を流れる電
流とを比較して偏差を、検出し、これらの偏差を解消す
る偏差信号を出力する。偏差信号は、前記スイッチング
素子29にオン/オフ制御信号として出力され、スイッ
チング素子29のオン/オフ制御を行う。スイッチング
素子29の前記スイッチング動作で、変圧器23の出力
レベルを変化し、直流モ−タ25の回転速度を制御す
る。
前記基準回転数に対応する基準電圧が、基準電圧発生回
路36から入力される。この基準電圧発生回路36は、
前記マイクロプロセッサなどであってもよい。速度制御
回路34は、前記基準電圧発生回路36からの基準電圧
と、フォトカプラ33からの偏差信号およびと電流検出
ライン35からの変圧器23一次ライン27を流れる電
流とを比較して偏差を、検出し、これらの偏差を解消す
る偏差信号を出力する。偏差信号は、前記スイッチング
素子29にオン/オフ制御信号として出力され、スイッ
チング素子29のオン/オフ制御を行う。スイッチング
素子29の前記スイッチング動作で、変圧器23の出力
レベルを変化し、直流モ−タ25の回転速度を制御す
る。
【0016】図2は前記制御回路21の構成例を示す回
路図である。交流電源22からの電源電力は、ノイズフ
ィルタ37を介して整流平滑回路38で全波整流されて
平滑化される。整流平滑回路38の出力が変圧器23に
入力される。インバ−タ回路24の出力は、振分回路3
9で、直流3相モ−タ25に時間順次的に振分けられて
供給される。また、インバ−タ回路24および速度制御
回路31には、直流3相モ−タ25が用いられる自動ド
アの動作を全体として制御するマイクロプロセッサなど
の制御装置40からの、クロック信号や正転/逆転制御
信号などの各種制御信号が入力される。また、インバ−
タ回路24には、前記直流3相モ−タ25に設けられ、
回転数に対応する信号を検出するホ−ル素子41からの
信号が入力される。
路図である。交流電源22からの電源電力は、ノイズフ
ィルタ37を介して整流平滑回路38で全波整流されて
平滑化される。整流平滑回路38の出力が変圧器23に
入力される。インバ−タ回路24の出力は、振分回路3
9で、直流3相モ−タ25に時間順次的に振分けられて
供給される。また、インバ−タ回路24および速度制御
回路31には、直流3相モ−タ25が用いられる自動ド
アの動作を全体として制御するマイクロプロセッサなど
の制御装置40からの、クロック信号や正転/逆転制御
信号などの各種制御信号が入力される。また、インバ−
タ回路24には、前記直流3相モ−タ25に設けられ、
回転数に対応する信号を検出するホ−ル素子41からの
信号が入力される。
【0017】前記ノイズフィルタ37の出力側には、他
のトランス44が設けられ、その二次側には2つの整流
平滑回路42,43が接続され、本実施例の制御装置2
1に備えられる前記各種駆動回路素子に駆動電圧を供給
する。
のトランス44が設けられ、その二次側には2つの整流
平滑回路42,43が接続され、本実施例の制御装置2
1に備えられる前記各種駆動回路素子に駆動電圧を供給
する。
【0018】上述した本実施例の制御装置21の動作を
図1および図2を参照して、以下に説明する。直流3相
モ−タ(以下、モ−タと略す)25の通常の動作におけ
る負荷の変動などの際には、前記抵抗30からの回転数
信号を速度制御回路31が検出する。この回転数信号と
前記基準電圧とに基づいて、これらの偏差が検出され
る。さらに当該偏差を解消する制御信号が生成され、前
記フォトカプラ33を介して一次側の速度制御回路34
に出力される。速度制御回路34では、当該制御信号に
基づいてスイッチング素子29のオン/オフ状態、例と
してスイッチング素子29のオンデュ−ティを変化す
る。これにより、変圧器23から出力される二次側駆動
電力が変化し、インバ−タ回路24によってモ−タ25
への印加電圧が変化され、モ−タ25の回転数を前記基
準電圧に対応する基準回転数に一致するような制御が行
われる。
図1および図2を参照して、以下に説明する。直流3相
モ−タ(以下、モ−タと略す)25の通常の動作におけ
る負荷の変動などの際には、前記抵抗30からの回転数
信号を速度制御回路31が検出する。この回転数信号と
前記基準電圧とに基づいて、これらの偏差が検出され
る。さらに当該偏差を解消する制御信号が生成され、前
記フォトカプラ33を介して一次側の速度制御回路34
に出力される。速度制御回路34では、当該制御信号に
基づいてスイッチング素子29のオン/オフ状態、例と
してスイッチング素子29のオンデュ−ティを変化す
る。これにより、変圧器23から出力される二次側駆動
電力が変化し、インバ−タ回路24によってモ−タ25
への印加電圧が変化され、モ−タ25の回転数を前記基
準電圧に対応する基準回転数に一致するような制御が行
われる。
【0019】一方、モ−タ25の運転時における急激な
過負荷などの異常時には、当該過負荷に対応する変圧器
23の一次側電流の急激な増大が、電流検出ライン35
を介して速度制御回路34で検出される。速度制御回路
34は、検出された電流信号と基準電圧発生回路36か
らの基準電圧とに基づいて、スイッチング素子29のオ
ンデュ−ティを急速に減少するなどの制御を行い、イン
バ−タ回路24やモ−タ25の保護を行う。
過負荷などの異常時には、当該過負荷に対応する変圧器
23の一次側電流の急激な増大が、電流検出ライン35
を介して速度制御回路34で検出される。速度制御回路
34は、検出された電流信号と基準電圧発生回路36か
らの基準電圧とに基づいて、スイッチング素子29のオ
ンデュ−ティを急速に減少するなどの制御を行い、イン
バ−タ回路24やモ−タ25の保護を行う。
【0020】このようにして、本実施例の制御装置21
では、モ−タ25の回転速度の制御や過負荷時の保護を
実現することができる。また、このような制御動作を実
現するに際して、上記従来技術におけるカレントトラン
ス8やパルストランス15を備える必要が解消され、制
御装置21の構成を小形化することができると共に、消
費電力を抑制することができる。また、構成を小形化で
き消費電力を抑制できる点で、コストを抑制することが
できる。
では、モ−タ25の回転速度の制御や過負荷時の保護を
実現することができる。また、このような制御動作を実
現するに際して、上記従来技術におけるカレントトラン
ス8やパルストランス15を備える必要が解消され、制
御装置21の構成を小形化することができると共に、消
費電力を抑制することができる。また、構成を小形化で
き消費電力を抑制できる点で、コストを抑制することが
できる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明に従えば、交流電源
からの駆動電力が、変圧器を介してインバ−タ回路に入
力され、当該インバ−タ回路からの出力で直流ブラシレ
スモ−タの回転状態を制御する。このとき、前記変圧器
の一次側の電流が一次電流検出手段で検出される。一
方、直流ブラシレスモ−タのモ−タ電流は、モ−タ電流
検出手段で検出される。前記一次電流検出手段とモ−タ
電流検出手段とからの各出力に基づいて、通電制御手段
が変圧器の一次側の通電状態を制御する。
からの駆動電力が、変圧器を介してインバ−タ回路に入
力され、当該インバ−タ回路からの出力で直流ブラシレ
スモ−タの回転状態を制御する。このとき、前記変圧器
の一次側の電流が一次電流検出手段で検出される。一
方、直流ブラシレスモ−タのモ−タ電流は、モ−タ電流
検出手段で検出される。前記一次電流検出手段とモ−タ
電流検出手段とからの各出力に基づいて、通電制御手段
が変圧器の一次側の通電状態を制御する。
【0022】したがって、変圧器の二次側の電流を検出
するカレントトランスや、変圧器一次側の通電状態をパ
ルス幅制御するためのパルストランスなどを用いる必要
が解消され、構成の小形化簡略化、および消費電力の抑
制を図ることができる。
するカレントトランスや、変圧器一次側の通電状態をパ
ルス幅制御するためのパルストランスなどを用いる必要
が解消され、構成の小形化簡略化、および消費電力の抑
制を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のモ−タ25の制御装置21
のブロック図である。
のブロック図である。
【図2】制御装置21の構成例を示す回路図である。
【図3】従来のモ−タ5の制御装置1のブロック図であ
る。
る。
21 モ−タ制御装置 22 交流電源 23 変圧器 24 インバ−タ回路 25 直流ブラシレスモ−タ 29 スイッチング素子 31,34 速度制御回路 33 フォトカプラ 35 電流検出ライン
Claims (1)
- 【請求項1】交流電源からの駆動電力を、変圧器を介し
てインバ−タ回路に入力し、当該インバ−タ回路からの
出力で直流ブラシレスモ−タの回転状態を制御する直流
ブラシレスモ−タの制御装置において、 前記変圧器一次側の電流を検出する一次電流検出手段
と、 モ−タ電流を検出するモ−タ電流検出手段と、 前記一次電流検出手段とモ−タ電流検出手段とからの出
力に基づいて、変圧器一次側の通電状態を制御する通電
制御手段とを含むことを特徴とする直流ブラシレスモ−
タの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4212607A JPH0670575A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 直流ブラシレスモ−タの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4212607A JPH0670575A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 直流ブラシレスモ−タの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0670575A true JPH0670575A (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=16625495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4212607A Pending JPH0670575A (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 直流ブラシレスモ−タの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0670575A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101354964B1 (ko) * | 2013-06-12 | 2014-01-24 | 주식회사 부-스타 | 입력 전원 주파수에 대해 정격 주파수로 모터를 제어하는 전원 주파수 제어장치 및 제어방법 |
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1992
- 1992-08-10 JP JP4212607A patent/JPH0670575A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101354964B1 (ko) * | 2013-06-12 | 2014-01-24 | 주식회사 부-스타 | 입력 전원 주파수에 대해 정격 주파수로 모터를 제어하는 전원 주파수 제어장치 및 제어방법 |
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