JPH0670171U - コネクタハウジング - Google Patents

コネクタハウジング

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JPH0670171U
JPH0670171U JP1695093U JP1695093U JPH0670171U JP H0670171 U JPH0670171 U JP H0670171U JP 1695093 U JP1695093 U JP 1695093U JP 1695093 U JP1695093 U JP 1695093U JP H0670171 U JPH0670171 U JP H0670171U
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JP
Japan
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locking lance
terminal
locking
connection terminal
connector housing
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JP1695093U
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博久 渡辺
義一 佐藤
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Union Machinery Co Ltd
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Union Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 係止ランスの過剰変形を防止する。 【構成】 ハウジング11内の端子収容室12から外部
に通じる空間13内に係止ランス14をハウジング11
から一体に片持梁状に突設し、係止ランス14の腕部1
5の側面15a、15bと空間13を形成する側壁13
a、13bを係止ランス14の撓み方向に対し斜設し、
接続端子を端子収容室12に収容する際に側面15aが
側壁13aに当接するように隙間Cを設ける。係止ラン
ス14は14’のように撓むが、その側面15aが側壁
13aに当接して係止ランス14の撓み量が制限され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、収容した接続端子を係止する係止ランスを備えたコネクタハウジン グに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のコネクタハウジングに収容される接続端子は、コネクタを挿脱 する際に相手側の挿込接続端子からの力を受けてハウジング内で移動してしまう ため、ハウジング内に確実に固定する必要がある。例えば、図5の断面図に示す ように、ハウジング1には接続端子を収容するための端子収容室2が設けられ、 端子収容室2には外部に通じる空間3が設けられている。この空間3内には、接 続端子の動きを固定するための可撓性を有する係止ランス4が、常時その一部が 端子収容室2内にあるように設けられており、接続端子が挿入されると係止ラン ス4は撓み、接続端子が通過すると元の位置に復元して、接続端子を係止するよ うになっている。
【0003】 一方、収容した接続端子を取り出す際には、係止ランス4を図示しない抜き治 具を用いて撓ませてから、接続端子を抜き出す必要がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上述した従来例において、接続端子を取り出す際に図5の4’に 示すように係止ランス4を過剰に変形させて永久変形を与えてしまう場合が多く 、その場合に再使用すると信頼性が低下することになる。
【0005】 本考案の目的は、上述した問題点を解消し、係止ランスを過剰に変形させるこ とのないコネクタハウジングを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成するための本考案に係るコネクタハウジングは、接続端子を 収容する端子収容室に設けた外部に通ずる空間内に、前記接続端子を係止するた めの可撓性を有する係止ランスを備えたコネクタハウジングにおいて、前記空間 を形成する両側壁を前記係止ランスの撓み方向に対し斜設し、前記接続端子を前 記端子収容室に収容する際に、前記係止ランスが撓むとその一部が前記側壁に当 接するようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上述の構成を有するコネクタハウジングは、係止ランスの両側面と空間を形成 する両側壁を係止ランスの撓み方向に対し斜設しており、係止ランスが撓む際に 係止ランスは側壁に当接してその撓み量が制限される。
【0008】
【実施例】
本考案を図1〜図4に図示の実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は縦断面図であり、合成樹脂材等の絶縁材料から成るハウジング11の内 部には、図示しない接続端子を収容するための端子収容室12が設けられ、各端 子収容室12から外部に通じる空間13内には、収容された接続端子を係止する ための係止ランス14、14が設けられている。係止ランス14はハウジング1 1に一体に片持梁状に支持され、端子収容室12の上下壁に平行に空間13内に 突出する腕部15、端子収容室12内に突出して接続端子を係止する爪部16、 収容した接続端子を解放する際に抜き治具を係止する治具係止部17から構成さ れている。
【0009】 一方、図2に示すように係止ランス14の腕部15の側面15a、15bは、 係止ランス14の撓み方向Dに対して例えば30°程度斜設され、空間13を形 成する側壁13a、13bも、斜設された側面15a、15bにほぼ平行に斜設 されている。また、側面15aと側壁13aの隙間Cは、接続端子を端子収容室 12に収容する際に係止ランス14が撓んだとき、側面15aが側壁13aに当 接する量とされている。
【0010】 このような構成により、接続端子を端子収容室12に収容する前の係止ランス 14は、接続端子を端子収容室12に収容する際、或いは図3に示すように抜き 治具Tで接続端子を解放する際には係止ランス14’で示すように撓み、その側 面15aが側壁13aに当接してそれ以上の変形が規制される。
【0011】 なお、図3に示すような抜き治具Tに代え、図4に示すような抜き治具T’を 使用すれば、テコの作用を必要としないため、ハウジング11を傷付けることも なく係止ランス14の撓ませ、接続端子を解放することができる。
【0012】 なお、係止ランス14の設計によっては、係止ランス14の側面15a、15 bは傾斜させなくともよい。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るコネクタハウジングは、係止ランスの側面と 空間を形成する側壁とを係止ランスの撓み方向に対し斜設し、接続端子を端子収 容室に収容する際に係止ランスが側壁に当接するようにしたため、接続端子を端 子収容室から取り出す際に、治具により係止ランスを撓ませても、その撓み量は 側壁により制限され、その過剰な変形が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断面図である。
【図2】係止ランスの撓みを説明する横断面図である。
【図3】抜き治具の使用を説明する縦断面図である。
【図4】抜き治具の使用を説明する縦断面図である。
【図5】係止ランスの撓みを説明するための縦断面図で
ある。
【符号の説明】
11 ハウジング 12 端子収容室 13 空間 13a、13b 側壁 14 係止ランス 15 腕部 15a、15b 側面 16 爪部 17 治具係止部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続端子を収容する端子収容室に設けた
    外部に通ずる空間内に、前記接続端子を係止するための
    可撓性を有する係止ランスを備えたコネクタハウジング
    において、前記空間を形成する両側壁を前記係止ランス
    の撓み方向に対し斜設し、前記接続端子を前記端子収容
    室に収容する際に、前記係止ランスが撓むとその一部が
    前記側壁に当接するようにしたことを特徴とするコネク
    タハウジング。
  2. 【請求項2】 前記係止ランスの両側面を前記係止ラン
    スの撓み方向に対し傾斜させた請求項1に記載のコネク
    タハウジング。
JP1993016950U 1993-03-12 1993-03-12 コネクタハウジング Expired - Fee Related JP2589401Y2 (ja)

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JPH0670171U true JPH0670171U (ja) 1994-09-30
JP2589401Y2 JP2589401Y2 (ja) 1999-01-27

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH071575U (ja) * 1993-06-10 1995-01-10 モレックス インコーポレーテッド 電気コネクタ及び端子引き抜き用治具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH071575U (ja) * 1993-06-10 1995-01-10 モレックス インコーポレーテッド 電気コネクタ及び端子引き抜き用治具

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JP2589401Y2 (ja) 1999-01-27

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