JPH0669711U - 表面形状測定機 - Google Patents

表面形状測定機

Info

Publication number
JPH0669711U
JPH0669711U JP1110893U JP1110893U JPH0669711U JP H0669711 U JPH0669711 U JP H0669711U JP 1110893 U JP1110893 U JP 1110893U JP 1110893 U JP1110893 U JP 1110893U JP H0669711 U JPH0669711 U JP H0669711U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scale
read head
arm
stylus
surface shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1110893U
Other languages
English (en)
Inventor
正宏 小堀
正敏 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP1110893U priority Critical patent/JPH0669711U/ja
Publication of JPH0669711U publication Critical patent/JPH0669711U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】触針の応答性がよく、広範囲の測定が可能で、
さらに、構造の簡略化を図ることができる輪郭形状測定
機を提供する。 【構成】表面形状測定機10のアーム12は支点14を
介して揺動自在に支持されている。アーム12の先端部
には触針18が設けられ、他端部には読取りヘッド20
が設けられている。読取りヘッド20の近傍の片側には
スケール22が配置され、スケール22には等間隔にス
リット24、24…が形成されている。また、反対側に
は光源26が設けられていて、読取りヘッド20、スケ
ール22及び光源26は傾きを許容することができる光
学式パルススケールを構成する。光源26から投光され
た光はスリット24、24…を経て反対側に出射され、
読取りヘッド20は出射された帯状の光をカウントする
ことにより読取りヘッド20の移動量を測定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は表面形状測定機に係り、特に触針をワークの表面に沿って移動させて ワークの表面形状等を測定する表面形状測定機に関する。
【0002】
【従来の技術】
表面形状等を高精度に測定する場合、例えば特開昭52−26249号公報に 見られるように、揺動可能に支持されたアームの先端に設けられた触針をワーク の表面に沿って移動させてアームを上下動させ、この上下動量を差動変圧器で検 出する方式のものが主である。この差動変圧器は、高精度にワークの表面形状を 測定することができるが、アームの揺動運動により差動変圧器アーム側ボビンが 円弧運動するので狭い測定範囲でしか使用できないといという問題がある。
【0003】 一方、差動変圧器に代えてリニアスケールを使用して測定範囲を広くする方法 が知られている(実開昭63−187006号公報)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、リニアスケールを使用する場合、例えばアームに設けられてい るスケールを読取りヘッドに対して平行移動させるために平行リンク機構が必要 になる。従って、構造が複雑になるという問題があり、また、アーム側の可動部 の重量が大きくなるので触針の応答性が悪いという問題がある。
【0005】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、触針の応答性がよく、広 範囲の測定が可能で、さらに、構造の簡略化を図ることのできる表面形状測定機 用検出機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成する為に、揺動自在に支持されたアームの一端に配 設された触針を被測定物の表面に沿って移動させて被測定物の表面形状等を測定 する表面形状測定機において、前記アームの他端側にスケール部材及び読取りヘ ッド部材を配設し、該スケール部材又は該読取りヘッド部材のいずれか一方が前 記アームに設けられると共に、他方の部材が前記一方の部材に対向して測定器本 体に設けられ、前記触針の移動量を読み取るスケール型測長器を備えた特徴とす る。
【0007】
【作用】
本考案によれば、表面形状測定機のアームに取付られた触針をワークの表面に 沿って移動させてワークの表面形状等を測定する場合において、スケール部材及 び読取りヘッド部材を有するスケール型測長器を備え、スケール部材及び読取り ヘッド部材のいずれか一方をアームに設けた。また、スケール型測長器はスケー ル部材と読取りヘッド部材の傾きを許容する方式のものを使用する。これにより 、従来必要であった平行リンク機構を使用せずにリニアスケールを使用すること ができる。
【0008】
【実施例】
以下添付図面に従って本考案に係る表面形状測定機の好ましい実施例を詳述す る。 図1は本考案の実施例に係る表面形状測定機10の説明図である。同図に示す ように表面形状測定機10のアーム12は支点14を介して揺動自在に支持され ていて、支点14は本体16に固定されている。アーム12の先端部には触針1 8が設けられていて、他端部には読取りヘッド20が設けられている。読取りヘ ッド20の近傍には、読取りヘッド20に対向してスケール22が配置されてい る。スケール22は本体16に固定されていて、スケール22には等間隔にスリ ット24、24…が形成されている。
【0009】 このスリット24、24は、X軸と平行に形成されている。この場合、X軸は 、スケール22のゼロ点と支点14とを通る直線と同軸上に位置している。これ により、スケール22に対する読取りヘッド20の円弧誤差を最小に抑えること ができる。また、読取りヘッド20の反対側には光源26が設けられていて、読 取りヘッド20、スケール22及び光源26は光学式パルススケールを構成する 。この光学式パルススケールは傾きを許容することができる。すなわち、読取り ヘッド20に対してスケール22が傾いている場合でも、リニアスケールとして 使用することができる。
【0010】 そして、光源26から投光された光はスリット24、24…を経て読取りヘッ ド20側に出射される。従って、読取りヘッド20がスリット24、24…から 出射された帯状の光をカウントすることにより読取りヘッド20の移動量が測定 される。 前記の如く構成された表面形状測定機10の作用を説明する。まずワーク28 に触針18を接触させる。次いでワーク28を所定方向に移動させて触針18で ワーク28の表面をトレースする。これにより、触針18はワーク28に形成さ れている凹凸形状に応じて上下方向に円弧運動する。この場合、アーム12は支 点14を中心にして揺動運動するので読取りヘッド20は上下方向に円弧運動す る。そして、読み取りヘッド20は、スケール22のスリット24、24…を介 して読み取りヘッド20側に出射されたスリット光の数をカウントして、アーム 12の右端の上下移動量Zs を測定する。
【0011】 この時、触針18のZ軸方向座標Zp は次式で表される。 Zp = L1 /L2 × Zs ここで、L1 は、支点から触針18までの長さ L2 は、支点から読み取りヘッド20までの長さ Zs は、スケール上の読み取り値 X軸方向座標Xp は次式で表される。
【0012】 Xp = L1 (1−cos(sin-1p /L1 )) これにより、触針18先端の座標が求められ、ワーク28の表面形状が測定さ れる。 尚、前記実施例では、スケール型測長器として光学式パルススケール使用した が、これに限定されるものではなく、傾きを許容できるその他のスケール型測長 器を使用してもよい。
【0013】 また、前記実施例では、触針を測定方向に移動させずにワークを移動させワー クの表面形状を測定したが、これに限定されるものではなく、触針を測定方向に 移動させ固定されたワークの表面形状を測定してもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係る表面形状測定機によれば、スケール部材及び 読取りヘッド部材を有するスケール型測長器を備え、スケール型測長器はスケー ル部材と読取りヘッド部材の傾きを許容する。これにより、従来必要であった平 行リンク機構を使用せずにリニアスケールを使用することができる。従って、ア ームに取り付けられた可動部の軽量化を図ることができるので、触針の応答性が よく、広範囲の測定が可能で、さらに、構造の簡略化を図ることができる。尚、 アーム側に読取りヘッドを取り付けるとアームの可動部が更に軽量になるので、 触針の応答性が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る表面形状測定機の全体図
【図2】図1のA−A矢視図
【符号の説明】
10…表面形状測定機 12…アーム 14…支点 18…触針 20…読取りヘッド 22…スケール 28…ワーク

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】揺動自在に支持されたアームの一端に配設
    された触針を被測定物の表面に沿って移動させて被測定
    物の表面形状等を測定する表面形状測定機において、 前記アームの他端側にスケール部材及び読取りヘッド部
    材を配設し、該スケール部材又は該読取りヘッド部材の
    いずれか一方が前記アームに設けられると共に、他方の
    部材が前記一方の部材に対向して測定器本体に設けら
    れ、前記触針の移動量を読み取るスケール型測長器を備
    えたことを特徴とする表面形状測定機。
  2. 【請求項2】前記読取りヘッド部材はアームに取り付け
    られていることを特徴とする請求項1の表面形状測定
    機。
  3. 【請求項3】前記スケール型測長器はスケール部材と読
    取りヘッド部材とが互いに傾いた状態で使用することが
    できることを特徴とする請求項1の表面形状測定機。
JP1110893U 1993-03-15 1993-03-15 表面形状測定機 Pending JPH0669711U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1110893U JPH0669711U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 表面形状測定機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1110893U JPH0669711U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 表面形状測定機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0669711U true JPH0669711U (ja) 1994-09-30

Family

ID=11768821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1110893U Pending JPH0669711U (ja) 1993-03-15 1993-03-15 表面形状測定機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0669711U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014032177A (ja) * 2012-01-04 2014-02-20 Tokyo Seimitsu Co Ltd 輪郭形状表面粗さ測定装置および輪郭形状表面粗さ測定方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014032177A (ja) * 2012-01-04 2014-02-20 Tokyo Seimitsu Co Ltd 輪郭形状表面粗さ測定装置および輪郭形状表面粗さ測定方法
JP2017161548A (ja) * 2012-01-04 2017-09-14 株式会社東京精密 輪郭形状表面粗さ測定装置および輪郭形状表面粗さ測定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE45211E1 (en) Surface sensing device with optical sensor
US5917181A (en) Profile measuring apparatus
JPH0789045B2 (ja) 三次元変位量測定器
JP4051040B2 (ja) 座標軸上を移動可能なスライドの三次元位置検出装置
JP3400393B2 (ja) レーザ干渉装置
JP2000136923A (ja) 接触式管内径測定装置
US5616917A (en) Device for measuring an angle between pivotally-connected members
US6351313B1 (en) Device for detecting the position of two bodies
JPH0669711U (ja) 表面形状測定機
JPH08338708A (ja) 測定手段
JP2000146564A (ja) 接触式管内径測定装置の精度確認装置
JPH0123041B2 (ja)
JP2579726B2 (ja) 接触式プローブ
JP2549802Y2 (ja) 自動寸法測定装置
SU1670345A1 (ru) Координатна измерительна машина
JP2553352Y2 (ja) 自動寸法測定装置
JPH052805Y2 (ja)
JP2024515758A (ja) マルチセクションシャフト製品測定装置およびその使用方法
JPH083410B2 (ja) 三次元座標測定機
JP2586633Y2 (ja) 平面度測定機
JP2005181023A (ja) 平面間の高低差と傾斜角度の測定装置及び方法
JP2584630B2 (ja) 側面形状計測用光触針の構成
JPH01193605A (ja) 物体表面検査装置
JPH0783662A (ja) 軸の座標位置計測用ターゲット
SU347566A1 (ru) УСТРОЙСТВО дл ИЗМЕРЕНИЯ ПРОФИЛЯ ДЕТАЛЕЙ ТИПА ТЕЛ ВРАЩЕНИЯ