JPH066911A - 軌条移動機の微速走行制御装置 - Google Patents

軌条移動機の微速走行制御装置

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JPH066911A
JPH066911A JP4156489A JP15648992A JPH066911A JP H066911 A JPH066911 A JP H066911A JP 4156489 A JP4156489 A JP 4156489A JP 15648992 A JP15648992 A JP 15648992A JP H066911 A JPH066911 A JP H066911A
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JP
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control
current
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circuit
brake
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JP4156489A
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Kokichi Koyashiki
光吉 古屋敷
Hiroshi Kurokawa
拓 黒川
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Toshiba Engineering Corp
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 微速走行時の速度制御を安定化する。 【構成】 この発明の軌条移動機の微速走行制御装置
は、軌条移動車が所定の停止位置近くの微速開始位置に
到達した時点以降、周期的に走行制御回路の制御電流を
監視し、得られる制御電流に基づき、電流−制御パラメ
ータ関連グラフまたはテーブルを参照して段階的な制御
パラメータを求め、さらにこの制御パラメータに基づ
き、制御パラメータ−制御電流パラメータ関連グラフま
たはテーブルを参照して走行制御回路と電磁吸着式ブレ
ーキ制御回路とが全体として所定のブレーキ力が得られ
る制御電流パターンを割りだしてそれぞれの制御回路に
与え、走行制御系と電磁吸着式ブレーキ制御系とで補完
し合いながら微速制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばコークス炉の
炉操業に使用される軌条移動機のように、一定の軌条を
走行する軌条移動機を所定の停止位置で正確に停止させ
るための微速走行制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コークス炉に石炭を供給するため
に石炭塔で石炭を積みこみ、軌条を走行してコークス炉
まで移動し、所定の位置で停止してコークス炉に石炭を
落とし込み、その後再び石炭塔まで引き返して石炭を積
みこむという作業を繰り返す石炭装入車と、コークス炉
の各窯前で赤熱コークスを受骸し、赤熱コークスを冷却
する設備迄搬送し、搬送後再びコークス炉の各窯前迄引
き返し赤熱コークスを受骸する作業を繰り返す消火電車
などの軌条移動機では、重量物を積みこんだ状態でも所
定の停止位置に安定して停止させる目的で、通常の軌条
を走行する駆動輪の回転速度を制御することにより走行
速度を制御する走行駆動系とは別に、軌条に電磁吸着力
を利用して吸着させて停止し、軌条移動機の操作時に発
生する揺動などで生じる停止位置ずれを防止する電磁吸
着式ブレーキ(以下、電磁軌条ブレーキという)を備え
たものが知られている。
【0003】図4はこのような従来の電磁軌条ブレーキ
の構成を示しており、電磁軌条ブレーキ1が軌条移動機
2の下部に配置されていて、吊り金具3により軌条移動
機2から吊り下げられ、常時は吊り金具ばね4によって
軌条5から少し上に離れた位置に保つように保持されて
いる。そして、この電磁軌条ブレーキ1に内蔵されてい
る磁束発生用コイル6に電源装置7から電源を供給する
ことにより磁束を発生させ、電磁軌条ブレーキ1を軌条
5に電磁力によって吸着させて軌条移動機2を固定し、
その停止位置ずれを防止するようにしている。なお、図
中8は電磁軌条ブレーキの制御回路であり、軌条移動機
2の停止信号を受けてこの制御回路8が電源装置7から
電線9を通して磁束発生用コイル6に電流を供給するよ
うに制御する。
【0004】このような従来の軌条移動機では、軌条上
の移動はすべて走行駆動系により行い、軌条移動機が完
全に停止してから電磁軌条ブレーキを働かせて停止状態
を保つようにしていたために、軌条移動機を所定の停止
位置に停止させるには、走行駆動系により停止位置近く
になると速度を減速し、さらに進むと微速にまで速度を
落とし、その後、停止指令位置に到達すれば停止させる
方式をとっていた。このような停止制御方式では、停止
精度を左右する軌条移動機の減速にもっぱら走行駆動系
の制動装置が使用され、停止精度を確保すべく、速度安
定性を向上させる目的で電気的回生制動によって制御す
るのが一般的であった。
【0005】図5はこのような従来の軌条移動機の停止
制御手順を示すフローチャートであり、軌条移動機が軌
条上を走行して停止位置の近くまで来ると、停止に備え
て減速開始位置に到達したことを検出して(ステップS
1)、走行駆動系が減速処理を開始する(ステップS
2)。
【0006】減速しながらさらに進むと、次に微速開始
位置に到達し、微速開始位置に到達したことが検出され
ると(ステップS3)、走行駆動系は停止目的位置での
停止精度を確保するために最終段速度を極力低下させ、
かつ安定化させる目的で軌条移動機を微速走行させる
(ステップS4)。
【0007】この微速走行の結果、停止位置直前の停止
指令位置に到達すれば、目的位置に停止すべく、走行制
御系を解放し(ステップS5)、軌条移動機を停止、固
定するために電磁軌条ブレーキを作動させる停止処理を
行う(ステップS6)。ここで、所定の停止位置に達せ
ずに停止した場合には、再度微速処理を繰り返すことに
なり、目的の停止位置で停止したときに減速制御を完了
する(ステップS7)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の軌条移動機の微速走行制御装置では、微速処理に
よる停止位置までの減速距離は走行駆動系の制動装置自
体の減速度にもっぱら左右されるために、軌条の状態や
軌条移動機の機械的な駆動系より発生するギアのがたつ
きによって発生する微速度の速度誤差が目的位置におけ
る停止誤差となって出てしまう問題点があった。特に回
生制動では、微速度時の回生電流が小さいためにその制
動力も小さくなり、重量物を運搬しているときに停止精
度が悪くなる問題点があった。
【0009】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みなされたもので、微速走行時の走行速度を安定させ、
目的位置における停止精度を向上させることができる軌
条移動機の微速走行制御装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、軌条上を駆
動輪によって走行駆動し、所定の停止位置近くの微速開
始位置で微速に減速して徐々に停止点まで移動させ、停
止点に到達したときに電磁吸着式ブレーキにより軌条に
吸着して停止させる軌条移動機の微速走行制御装置にお
いて、駆動輪に対する駆動電流をフィードバック制御す
る走行制御回路と、電磁吸着式ブレーキに対する電磁吸
着力を制御するための制御電流を制御する電磁吸着式ブ
レーキ制御回路と、軌条移動機の微速開始位置到達以
降、周期的に前記走行制御回路の制御電流を検出する制
御電流検出器と、この制御電流検出器の検出する電流の
大きさとの対応で段階的な制御パラメータを与える電流
−制御パラメータ関連グラフまたはテーブルを記憶する
電流−制御パラメータ対応データ記憶部と、前記制御電
流検出器の検出電流に対して、電流−制御パラメータ対
応データ記憶部の電流−制御パラメータ関連グラフまた
はテーブルに基づき段階的な制御パラメータを求める制
御パラメータ演算回路と、この制御パラメータ演算回路
が求める制御パラメータに対して、前記走行制御回路と
電磁吸着式ブレーキ制御回路との各々に全体として所定
のブレーキ力が得られる制御電流パターンを与える制御
パラメータ−制御電流パラメータ関連グラフまたはテー
ブルを記憶する制御パラメータ−制御電流パラメータ対
応データ記憶部と、前記制御パラメータ演算回路が求め
た制御パラメータに対して、前記制御パラメータ−制御
電流パラメータ対応データ記憶部の制御パラメータ−制
御電流パラメータ関連グラフまたはテーブルに基づき、
前記走行制御回路と電磁吸着式ブレーキ制御回路とが全
体として所定のブレーキ力が得られる制御電流パターン
を割りだしてそれぞれの制御回路に与える制御電流パタ
ーン発生回路とを備えたものである。
【0011】
【作用】この発明の軌条移動機の微速走行制御装置で
は、軌条移動機を軌条上に走行させて目的の停止位置近
くで微速に減速させ、目的位置に停止させる場合に、軌
条移動車が所定の停止位置近くの微速開始位置に到達し
た時点以降、制御電流検出器によって周期的に走行制御
回路の制御電流を監視し、得られる制御電流に基づき、
制御パラメータ演算回路により電流−制御パラメータ対
応データ記憶部の電流−制御パラメータ関連グラフまた
はテーブルを参照して段階的な制御パラメータを求め、
この制御パラメータに基づき、制御電流パターン発生回
路によって、制御パラメータ−制御電流パラメータ対応
データ記憶部の制御パラメータ−制御電流パラメータ関
連グラフまたはテーブルを参照して走行制御回路と電磁
吸着式ブレーキ制御回路とが全体として所定のブレーキ
力が得られる制御電流パターンを割りだしてそれぞれの
制御回路に与え、走行制御系と電磁吸着式ブレーキ制御
系とで補完し合いながら微速制御を行う。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。
【0013】図1はこの発明の一実施例の機能を示すブ
ロック図である。軌条移動機2は、軌条5を走行駆動す
る駆動輪10をフィードバック制御する走行制御回路1
1と、図4の従来例にも示したように電磁軌条ブレーキ
1に備えられた磁束発生用コイル6に制御電流を供給す
るための電磁軌条ブレーキ制御回路8とを備えている。
【0014】また、電磁軌条ブレーキ制御回路8から電
磁軌条ブレーキ1に供給する電流を検出するための電流
検出素子12、走行制御回路11から駆動輪10に供給
する電流を検出するための電流検出素子13、これらの
電流検出素子12,13の電流検出信号を入力し、後述
する電流−制御パラメータ対応データ記憶部14に記憶
されている電流−制御パラメータ関連グラフに基づい
て、制御パラメータを求めて出力する電流検出回路1
5、この電流検出回路15からの制御パラメータ16に
対して、制御パラメータ−制御電流パラメータ対応デー
タ記憶部17に記憶されている制御パラメータ−制御電
流パラメータ関連グラフに基づいて、電磁軌条ブレーキ
制御回路8、走行制御回路11それぞれの制御電流パタ
ーンを求めてそれぞれの制御回路8,11に与える制御
電流パターン発生回路18を備えている。
【0015】この制御電流パターン発生回路18には、
図に示されていないが、軌条移動機2が軌条5を走行し
て所定の停止位置近くまで移動する際に、通常速度から
減速を開始する減速開始位置に軌条移動機2が到達した
ことを検出する減速開始位置検出スイッチからの減速開
始位置検出信号、減速速度で移動する際に、目的停止位
置にさらに近づき、微速に減速する微速開始位置に軌条
移動機2が到達したことを検出する微速開始位置検出ス
イッチからの微速開始位置検出信号、さらに目標停止位
置の直前で停止指令を与える位置を示す停止指令位置検
出スイッチから停止指令位置検出信号が入力されるよう
になっている。
【0016】次に、上記の構成の軌条移動機の微速走行
制御装置の動作について説明する。
【0017】電流検出回路15が備えている電流−制御
パラメータ対応データ記憶部14に登録されている電流
−制御パラメータ関連グラフ19は、図2に示すよう
に、走行制御回路11が駆動輪10に供給する駆動電流
を電流検出素子13が検出した検出電流値と制御パラメ
ータとの対応を示すもので、検出電流値aがa1以下で
あれば制御パラメータ16として第1段階信号を出力
し、以下順次、a2までであれば第2段階、a3までで
あれば第3段階というように、第6段階まで制御パラメ
ータ16が出力されるようになっている。なお、この電
流−制御パラメータ関連グラフ19に代えて、同様の制
御パラメータを与えるデータテーブルを備えておくこと
もできる。
【0018】また制御電流パターン発生回路18が備え
ている制御パラメータ−制御電流パラメータ対応データ
記憶部17に登録されている制御パラメータ−制御電流
パラメータ関連グラフ20は、図3に示すように、微速
走行中に駆動輪10に与える制御電流により得られる回
生ブレーキ力と、電磁軌条ブレーキ1に与える制御電流
により得られる電磁吸着力により得られるブレーキ力と
の合計ブレーキ力を1(この合計ブレーキ力は微速走行
中の軌条移動機2を停止させるのに十分な力とする)と
し、走行制御用の制御電流が少なくなってくるほどのそ
の回生ブレーキ力が悪くなるのを電磁軌条ブレーキ力で
補うような関係となる曲線である。なお、この制御パラ
メータ−制御電流パラメータ関連グラフ19に代えて、
同様の制御パラメータ−制御電流パラメータ対応を示す
データテーブルを備えておくこともできる。
【0019】そこで、実際に軌条移動機2が走行する際
の動作について説明すると、減速位置検出信号が制御電
流パターン発生回路18に入力されるまでは、軌条移動
機1は駆動輪10の高速回転駆動により軌条5上を通常
速度で走行する。
【0020】そして、図5のフローチャートに示したよ
うに、減速開始位置検出信号が入力されれば減速処理が
行なわれ、制御電流パターン発生回路18は走行制御回
路11に対してあらかじめ設定されている減速速度で走
行する指令を与え、これに対応して走行制御回路11は
駆動輪10に対して所定減速走行に必要な駆動電流を流
すフィードバック制御を行なう(ステップS1,S
2)。
【0021】軌条移動機2が減速走行していくことによ
り、制御電流パターン発生回路18に微速開始位置検出
信号が入力されれば微速処理が開始され、次のような制
御が周期的になされる(ステップS3,S4)。
【0022】まず、電流検出素子13で検出された走行
制御回路11から駆動輪10に供給される制御電流に対
して、電流検出回路15が図2に示した電流−制御パラ
メータ関連グラフ19に基づいて制御パラメータ16を
求めて、制御電流パターン発生回路18に出力する。例
示すれば、微速処理の初期には駆動輪10に対する制御
電流は比較的大きいので検出電流値がa5であったとす
れば、電流−制御パラメータ関連グラフ19から制御パ
ラメータとして第5段階を得て、この制御パラメータを
出力16として制御電流パターン発生回路18に与え
る。
【0023】制御電流パターン発生回路18では、図3
に示す制御パラメータ−制御電流パラメータ関連グラフ
20に基づき、第5段階に対応する制御電流パラメータ
としてそれぞれ、in5、im5を得、これらを走行制
御回路11と電磁軌条ブレーキ制御回路8に与える。そ
して、電磁軌条ブレーキ制御回路8、走行制御回路11
それぞれは、この制御電流パラメータim5、in5に
基づく制御電流を電磁軌条ブレーキ1、駆動輪10に与
え、電磁軌条ブレーキ1によって緩くブレーキをかけな
がら微速駆動する。
【0024】同じようにして、電流検出素子13の検出
する電流値がa1のように小さくなると、電流検出回路
15の出力する制御パラメータ16は図2のグラフ19
から第1段階となり、これに対応して、制御電流パター
ン発生回路18は図3のグラフ20から比較的大きな電
磁軌条ブレーキ制御電流パラメータim1と、小さな走
行制御電流パラメータin1を出力することになる。こ
の電磁軌条ブレーキ制御電流パラメータim1に基づい
て電磁軌条ブレーキ制御回路8が電磁軌条ブレーキ1を
制御すれば、軌条移動機2の走行抵抗が大きくなり、フ
ィードバック制御する走行制御回路11は大きな制御電
流を駆動輪10に指示するようになり、この結果とし
て、微小電流に対する制御よりも走行制御範囲を広げる
ことができ、微速制御の速度制御を安定化することがで
きるようになる。
【0025】微速処理の継続中に、停止指令位置検出信
号が入力され停止位置に到達すれば、図5のフローチャ
ートのステップS5,S6に示すように停止処理に入
り、従来例と同じように制御電流パターン発生回路18
が電磁軌条ブレーキ制御回路8に停止指令を与え、電磁
軌条ブレーキ制御回路8は電磁軌条ブレーキ1に対して
定格の電流を供給して電磁吸着力により所定位置に停止
させる。そして、目的位置に停止できなければ、目的位
置に停止するまで微速処理を繰り返す(ステップS
7)。
【0026】こうして、微速処理においては、駆動電流
が僅少となるためにその回生ブレーキ力もほとんど利か
なくなる走行駆動系のブレーキ力を補完するために電磁
軌条ブレーキ系を利用して、電磁軌条ブレーキのブレー
キ力を制御し緩いブレーキ力をかけながら走行させ、所
定の停止位置で正確に停止できるように微速制御するの
である。
【0027】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、軌条移
動機を軌条上に走行させて目的の停止位置近くで微速に
減速させ、目的位置に停止させる場合に、軌条移動車が
所定の停止位置近くの微速開始位置に到達した時点以
降、周期的に走行制御回路の制御電流を監視し、得られ
る制御電流に基づき、電流−制御パラメータ関連グラフ
またはテーブルを参照して段階的な制御パラメータを求
め、さらにこの制御パラメータに基づき、制御パラメー
タ−制御電流パラメータ関連グラフまたはテーブルを参
照して走行制御回路と電磁吸着式ブレーキ制御回路とが
全体として所定のブレーキ力が得られる制御電流パター
ンを割りだし、それぞれの制御回路に与えるようにして
いるため、走行制御系と電磁吸着式ブレーキ制御系とで
補完し合いながら微速制御を行うことができ、電磁軌条
ブレーキを緩くかけることにより走行抵抗を模擬的に大
きくしてフィードバック制御する走行制御回路の制御電
流範囲を広げ、微速の速度制御を安定化させることがで
き、結果として停止精度も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の機能ブロック図。
【図2】上記実施例で使用する電流−制御パラメータ関
連グラフの一例を示す説明図。
【図3】上記実施例で使用する制御パラメータ−制御電
流パラメータ関連グラフの一例を示す説明図。
【図4】従来例の回路ブロック図。
【図5】軌条移動機の一般的な減速制御手順を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
1 電磁吸着式ブレーキ(電磁軌条ブレーキ) 2 軌条移動機 5 軌条 8 電磁軌条ブレーキ制御回路 10 駆動輪 11 走行制御回路 12 電流検出素子 13 電流検出素子 14 電流−制御パラメータ対応データ記憶部 15 電流検出回路 17 制御パラメータ−制御電流パラメータ対応データ
記憶部 18 制御電流パターン発生回路 19 電流−制御パラメータ関連グラフ 20 制御パラメータ−制御電流パラメータ関連グラフ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌条上を駆動輪によって走行駆動し、所
    定の停止位置近くの微速開始位置で微速に減速して徐々
    に停止点まで移動させ、停止点に到達したときに電磁吸
    着式ブレーキにより軌条に吸着して停止させる軌条移動
    機の微速走行制御装置において、 前記駆動輪に対する駆動電流をフィードバック制御する
    走行制御回路と、 前記電磁吸着式ブレーキに対する電磁吸着力を制御する
    ための制御電流を制御する電磁吸着式ブレーキ制御回路
    と、 前記軌条移動機の微速開始位置到達以降、周期的に前記
    走行制御回路の制御電流を検出する制御電流検出器と、 前記制御電流検出器の検出する電流の大きさとの対応で
    段階的な制御パラメータを与える電流−制御パラメータ
    関連グラフまたはテーブルを記憶する電流−制御パラメ
    ータ対応データ記憶部と、 前記制御電流検出器の検出電流に対して、電流−制御パ
    ラメータ対応データ記憶部の電流−制御パラメータ関連
    グラフまたはテーブルに基づき段階的な制御パラメータ
    を求める制御パラメータ演算回路と、 前記制御パラメータ演算回路が求める制御パラメータに
    対して、前記走行制御回路と電磁吸着式ブレーキ制御回
    路との各々に全体として所定のブレーキ力が得られる制
    御電流パターンを与える制御パラメータ−制御電流パラ
    メータ関連グラフまたはテーブルを記憶する制御パラメ
    ータ−制御電流パラメータ対応データ記憶部と、 前記制御パラメータ演算回路が求めた制御パラメータに
    対して、前記制御パラメータ−制御電流パラメータ対応
    データ記憶部の制御パラメータ−制御電流パラメータ関
    連グラフまたはテーブルに基づき、前記走行制御回路と
    電磁吸着式ブレーキ制御回路とが全体として所定のブレ
    ーキ力が得られる制御電流パターンを割りだしてそれぞ
    れの制御回路に与える制御電流パターン発生回路とを備
    えて成る軌条移動機の停止制御装置。
JP4156489A 1992-06-16 1992-06-16 軌条移動機の微速走行制御装置 Pending JPH066911A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105934363A (zh) * 2014-01-23 2016-09-07 三菱重工业株式会社 行驶控制装置、车辆、交通系统、控制方法、以及程序
JP2021525674A (ja) * 2018-06-01 2021-09-27 フェヴレ・トランスポール・イタリア・ソチエタ・ペル・アツィオーニFAIVELEY TRANSPORT ITALIA S.p.A. 列車に対する劣化した粘着状態のブレーキを管理するための方法

Cited By (2)

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CN105934363A (zh) * 2014-01-23 2016-09-07 三菱重工业株式会社 行驶控制装置、车辆、交通系统、控制方法、以及程序
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