JPH0669068B2 - 多層配線の製造方法 - Google Patents

多層配線の製造方法

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JPH0669068B2
JPH0669068B2 JP60189918A JP18991885A JPH0669068B2 JP H0669068 B2 JPH0669068 B2 JP H0669068B2 JP 60189918 A JP60189918 A JP 60189918A JP 18991885 A JP18991885 A JP 18991885A JP H0669068 B2 JPH0669068 B2 JP H0669068B2
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JP
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polyimide film
wiring
insulating film
film
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俊次 白水
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、集積回路等においてポリイミド膜を層間絶縁
膜として多層配線を製造する方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
LSIにおいては、特性の向上、チップサイズの縮小のた
めに配線の多層化が必須となっている。多層配線の層間
絶縁膜としては最近、CVD酸化膜に代ってポリイミド膜
がしばしば用いられる。ポリイミド膜は厚く、しかもピ
ンホールがない状態で形成することができ、また表面の
平坦化が容易にできるからである。
第2図(a)〜(c)は、ポリイミド膜を層間絶縁膜と
して用いた従来の多層配線製造工程例を示す。第2図
(a)に示すように、素子形成されたSiなどの半導体基
板21に熱酸化膜等の絶縁膜22が形成され、この絶縁膜22
にコンタクト孔を開けて例えばAlからなる第1の配線層
23(231,232)が形成される。この後スピンナにより全
面にポリイミド膜24が形成される。ポリイミド膜は加熱
処理しないと十分な耐熱性,耐薬品性,機械強度が得ら
れない。加熱処理は通常、プリキュア(100〜150℃,30
分+200〜300℃,30分)とフルキュア(350〜450℃,30
分)というように2〜3回に分けて処理温度を上げてい
く。次に第2図(b)に示すようにポリイミド膜24にコ
ンタクト孔を形成する。コンタクト孔の形成は、フルキ
ュア後に酸素プラズマなどでドライエッチングするか、
またはプリキュア後にヒドラジンなどでケミカルエッチ
ングする。ケミカルエッチングの場合はエッチング後に
フルキュアされる。図の25(251,252)は第1の配線層2
3表面に形成された絶縁膜である。次に第2図(c)に
示すように、例えばAlを蒸着、パターニングして第2の
配線層26を形成する。続いて第1の配線層23と第2の配
線層26の低抵抗接触を実現するため、400℃〜450℃でシ
ンターする。
この様な従来法においては、ポリイミド膜24を熱処理す
る時に出る水分と溶剤等により第1の配線層23表面にで
きる絶縁膜25が非常に強固なものとなる。このため、40
0℃〜450℃でシンターしているにも拘らず、第1の配線
層23と第2の配線層26の接触抵抗を十分に小さくするこ
とができない。この点を改善するため、第2の配線層26
を形成する前に、ポリイミド膜24にコンタクト孔を形成
した状態でこのコンタクト孔に露出した第1の配線層23
表面を例えばリン酸の50%水溶液で表面処理することが
行われる。しかしこれでも十分な低抵抗接触が得られな
い。これは、層間絶縁膜としてポリイミド膜を用いた場
合、第1の配線層23の表面に形成される絶縁膜25が単な
る酸化膜ではなく、何らかの有機物質を含む強固な付着
強度の絶縁膜になっているためと思われる。
〔発明の目的〕
本発明は上記した点に鑑みなされたもので、層間絶縁膜
としてポリイミド膜を用いた場合に多層配線相互間で十
分な低抵抗接触を実現するようにした多層配線の製造方
法を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、層間絶縁膜としてポリイミド膜を形成し、こ
れにコンタクト孔を形成した後、ポリイミド膜を加熱硬
化し、次いでコンタクト孔に露出した下部配線層表面を
無水クロム酸、リン酸及び水の混合液で表面処理するこ
とを特徴とする。
〔発明の効果〕
本発明によれば、コンタクト孔を形成した後に、ポリイ
ミド膜を加熱効果しているため、コンタクト孔内の下部
配線層の表面に上記加熱硬化の際に形成される絶縁膜は
少なく、更に、この絶縁膜は本願発明の特別の混合溶液
により容易に除去できるので、下部配線層と上部配線層
の接触抵抗を十分に小さくすることができる。またその
結果としてその後の熱処理温度を従来よりも低くするこ
とができる。従って本発明によれば、優れた特性の多層
配線を備えた信頼性の高い集積回路等を実現することが
できる。
〔発明の実施例〕
以下本発明の実施例を説明する。
第1図(a)〜(f)は一実施例の集積回路の多層配線
形成工程を示す。先ず第1図(a)に示すようにトラン
ジスタ等の素子が形成されたSiなどの半導体基板11の表
面に形成された酸化膜等の絶縁膜12にコンタクト孔を形
成し、下部配線層として第1のAl配線層13(131,132
を形成し、この上にスピンナによりポリイミド膜14を形
成する。この後第1図(b)に示すようにポリイミド膜
14にコンタクト孔を形成する。次に350〜450℃でフルキ
ュアする。これにより第1のAl配線層13の表面には強固
な絶縁膜15(151,152)が形成される。次いで無水クロ
ム酸、リン酸及び水の混合液により表面処理を行なうこ
とにより、第1図(c)に示すようにコンタクト孔に露
出する第1のAl配線層13の表面の絶縁膜15を除去する。
この後第1図(d)に示すように上部配線層として、第
2のAl配線層16(161,162)を形成する。そして350〜40
0℃でシンター処理を行なうと、第1のAl配線層表面に
形成された自然酸化膜の影響がなくなり、第1のAl配線
層13と第2のAl配線層16の接触抵抗は十分に小さいもの
となる。この加熱処理により、第1図(e)に示すよう
に第2のAl配線層16の表面には酸化膜17(171,172)が
形成される。この実施例ではこの第2の配線層16上に重
ねて第3のAl配線層を形成するために、再び無水クロム
酸、リン酸及び水の混合液により表面処理を行ない、第
2のAl配線層16表面の酸化膜17を除去して、第1図
(f)に示すように第3のAl配線18を形成する。そして
再度350〜400℃のシンター処理を行なって配線形成工程
を完了する。
この実施例によれば、ポリイミド膜を層間絶縁膜とする
多層配線相互間の接触抵抗を十分に小さいものとするこ
とができる。また多層配線形成工程後の熱処理温度が低
くてすむため、信頼性の高い集積回路が実現する。
本発明は上記実施例に限られるものではない。例えば基
板は半導体基板の他、ガラス、石英等の無機材料、プラ
スチックなどの有機材料、金属材料等を基板として用い
る場合にも本発明を適用することができる。また配線層
はAlに限らず、Au,Pt,Ni,Ti,V,W,Moなどの金属あるいは
これらの金属の組合わせを用いることができる。また実
施例では2層配線の上に直接第3層配線を形成する場合
を説明したが、第2層配線の上を更にポリイミド膜で覆
って第3層配線を形成する場合にも同様の処理を繰返せ
ばよい。また本発明の方法は配線層間のコンタクトのみ
に限らず、ポリイミド膜下の配線層にワイヤボンディン
グを行なう場合にも有効である。ワイヤボンディングの
接触特性という点に関して見れば、本発明の方法は必ず
しも多層配線の場合に限らず、一層の配線をポリイミド
膜で覆ってこれにボンディングパッド用孔を開けてワイ
ヤボンディングを行なう際に応用しても効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(f)は本発明の一実施例の多層配線形
成工程を示す図、第2図(a)〜(c)は従来の多層配
線形成工程を示す図である。 11……半導体基板、12……酸化膜、13……第1のAl配線
層、14……ポリイミド膜、15……絶縁膜、16……第2の
Al配線層、17……絶縁膜、18……第3のAl配線層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上にポリイミド膜を層間絶縁膜として
    配線層を積層するに際して、下部配線層上にポリイミド
    膜を形成してこれに下部配線層に対するコンタクト孔を
    形成した後、ポリイミド膜を加熱硬化し、次いでコンタ
    クト孔に露出する下部配線層を無水クロム酸、リン酸及
    び水の混合液により表面処理した後、上部配線層を形成
    し、その後熱処理を行なうことを特徴とする多層配線の
    製造方法。
  2. 【請求項2】基板は素子形成された半導体基板である特
    許請求の範囲第1項記載の多層配線の製造方法。
JP60189918A 1985-08-30 1985-08-30 多層配線の製造方法 Expired - Lifetime JPH0669068B2 (ja)

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JPS6251242A JPS6251242A (ja) 1987-03-05
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JP2663662B2 (ja) * 1990-01-31 1997-10-15 日本電気株式会社 半導体装置の製造方法
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