JPH0668823U - 加圧機構を有するライナープレヒーター装置 - Google Patents

加圧機構を有するライナープレヒーター装置

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JPH0668823U
JPH0668823U JP1753493U JP1753493U JPH0668823U JP H0668823 U JPH0668823 U JP H0668823U JP 1753493 U JP1753493 U JP 1753493U JP 1753493 U JP1753493 U JP 1753493U JP H0668823 U JPH0668823 U JP H0668823U
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繁男 内田
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株式会社内田製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 段ボールを製造するコルゲートマシンのライ
ナープレヒーター装置において、ライナーへの加熱が均
一に効率良く行え、含まれる水分が一定となり、運転ス
ピードを上げた時にもライナーにタルミや反りが発生せ
ず安定し、ブレーキ調整の必要が無く、製品にネジレや
反りが無くなることを目的とする。 【構成】 実施例に係る加圧機構を有するライナープレ
ヒーター装置は、ライナーをヒートローラーの曲面へ巻
回して、その略円形の断面形状の接線方向に垂直に加圧
するように形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、段ボールを製造するコルゲートマシンにおいて、加圧機構を有する ライナープレヒーター装置に係り、ライナーと芯紙の貼合の際に省力化出来、製 品にネジレや反り、貼合不良等が無くなるように形成した加圧機構を有するライ ナープレヒーター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、段ボールを製造する装置では、芯紙とライナーを加熱・加圧された状態 で貼合するが、貼合の前に、ライナーを加熱しつつ搬送するライナープレヒータ ー装置部を連設したコルゲートマシンが提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のライナープレヒーター装置では、運転スピードを上げた 時にライナーへの加熱が充分に出来ずに、ライナーに含まれる水分が不均一にな り、ライナーにタルミや反りが発生して変形してしまったり、ブレーキ調整も必 要であり、製品にもネジレや反り、貼合不良等を発生するという問題点があった 。
【0004】 そこで、この考案は上述した問題点等に鑑み、ライナーへの加熱を均一に効率 良く行いつつ、且つ簡素な構成で生産効率を上げて、均一で高品質な段ボールの 製造が、面倒なブレーキ調整等を最小限にしてオペレーターが安心して連続生産 可能な、加圧機構を有するライナープレヒーター装置の提供を課題として案出さ れたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、コルゲートマシンのライナープレヒーター装置にお いて、ライナーを加熱しつつ搬送する略円柱形状のヒートローラーと、ライナー を前記ヒートローラーの曲面へ巻回して、その略円形の断面形状の接線方向に垂 直に適宜圧力で加圧する加圧機構と、前記加圧機構の圧力を前記ヒートローラー の曲面上でライナーに直接加圧する帯体と、ライナーの搬送路中、前記ヒートロ ーラーと平行にその前後に配されて、ライナーをヒートローラーに巻回させる略 円柱形状の2本のガイドローラーと、前記加圧機構にて圧力の調整をする加圧調 整機構とにより形成され、前記加圧機構は、粉体或いは粒体を袋内につめた加圧 体を、帯体を介して、ヒートローラーの曲面へ巻回されたライナーの上に載置す る、又は機械的に押圧することを特徴とした。
【0006】
【作用】
上記のようにしたので、ライナーへの加熱が均一に効率良く行え、ライナーに 含まれる水分が一定となり、運転スピードを上げた時にもライナーにタルミや反 りが発生せず安定し、製品のネジレや反り、貼合不良等を無くすことが可能で、 簡単な構成で生産効率を上げて、均一で高品質な段ボールの製造が、面倒なブレ ーキ調整等を最小限にしてオペレーターが安心して連続生産を行うことが出来る 。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1は本考案に係る従来例の装置周辺の側面図、図2は実施例1の場合の要部 斜視図、図3は実施例1の場合の要部側面図、図4は実施例2の場合の要部側面 図である。
【0009】 図1では、ライナー1が原紙ロール3から引き出された後に、ヒートローラー 4に一旦巻回されて加熱されつつ搬送され、糊槽5に併設された糊付ローラー6 にて糊着された芯紙2との貼合の工程を示している。
【0010】 図2、3において、実施例1に係る加圧機構を有するライナープレヒーター装 置は、大略的には略円柱形状のヒートローラー4と、加圧機構部と、帯体10と 、2本の略円柱形状のガイドローラー7・8とから構成される。
【0011】 入口ガイドローラー7によりヒートローラー4へと巻回されたライナー1は、 搬送されて出口ガイドローラー8を経て芯紙2との貼合の工程へと進むが、ライ ナー1はヒートローラー4の曲面上で帯体10の上に載置された砂袋9にて加圧 され、ヒートローラー4によりライナー1への加熱が均一に効率良く行え、含ま れる水分が一定となり、又砂袋9が適宜ブレーキ成分としても機能するので、運 転スピードを上げた時にも、ライナー1にタルミや反りが発生せず安定するので 、製品のネジレや反り、貼合不良等を格段に減少させることが可能で、面倒なブ レーキ調整等を最小限にしてオペレーターが安心して連続生産を行うことが出来 るのである。
【0012】 実施例1では、砂袋9は1袋5Kgの物を3袋、ライナー1の紙幅に対して均 等に、ヒートローラー4の軸方向1列に帯体10を介して並列状態に載置されて いる。加圧調整の方法は、載置される砂袋9の大きさ、重さ、個数等を、ライナ ーの幅、ヒートローラーの径、運転スピード等の条件により適宜調整して行う。 帯体10の材質はフェルトベルトが適当である。
【0013】 図4の実施例2の装置は、実施例1の砂袋9の代わりに、機械的に圧力の調整 をする加圧調整機構を備えたライナープレヒーター装置である。
【0014】 実施例2の加圧調整機構は、耐熱製のスポンジ或いはゴムの材質の加圧部10 を、断面が円弧形状の鉄製加圧部基部12の円弧部内側に沿わせて重合させ、実 施例1と同様に、前記帯体10を介してライナー1を加圧する。加圧調整ハンド ル15を回動させると、ラックギヤ16、ピニオンギヤ17を介して加圧アーム 14が連動することにより、加圧部基部12より立設された加圧軸13が上下動 して加圧調整を行うことが出来る。
【0015】 尚、本考案は、片面用、両面用のコルゲートマシン、前述した実施例に限定さ れることが無いことは言うまでも無い。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように構成されているので、コルゲートマシンのライナ ープレヒーター装置において、ライナーを加熱しつつ搬送する略円柱形状のヒー トローラーと、ライナーを前記ヒートローラーの曲面へ巻回して、その略円形の 断面形状の接線方向に垂直に適宜圧力で加圧する加圧機構と、前記加圧機構の圧 力を前記ヒートローラーの曲面上でライナーに直接加圧する帯体と、ライナーの 搬送路中、前記ヒートローラーと平行にその前後に配されて、ライナーをヒート ローラーに巻回させる略円柱形状の2本のガイドローラーと、前記加圧機構にて 圧力の調整をする加圧調整機構とにより形成され、前記加圧機構は、粉体或いは 粒体を袋内につめた加圧体を、帯体を介して、ヒートローラーの曲面へ巻回され たライナーの上に載置する、又は機械的に押圧することにより、ライナーへの加 熱が均一に効率良く行え、ライナーに含まれる水分が一定となり、運転スピード を上げた時にもライナーにタルミや反りが発生せず安定し、ブレーキ調整の必要 が無く、製品にネジレや反り、貼合不良が無くなり、簡単な構成で生産効率が高 く、均一の高品質な段ボールの製造が、面倒なメンテナンスを最小限にしてオペ レーターが安心して大量生産を行うことにより省力化が計れる等、優れた効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る従来例の装置周辺の側面図であ
る。
【図2】本考案の実施例1の場合の要部斜視図である。
【図3】本考案の実施例1の場合の要部側面図である。
【図4】本考案の実施例2の場合の要部側面図である。
【符号の説明】
1 ライナー 2 芯紙 3 原紙ロール 4 ヒートロー
ラー 5 糊槽 6 糊付ローラ
ー 7 入口ガイドローラー 8 出口ガイド
ローラー 9 砂袋 10 帯体 11 加圧部 12 加圧部基
部 13 加圧軸 14 加圧アー
ム 15 加圧調整ハンドル 16 ラックギ
ヤ 17 ピニオンギヤ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コルゲートマシンのライナープレヒータ
    ー装置部において、ライナーを加熱しつつ搬送する略円
    柱形状のヒートローラーと、ライナーを前記ヒートロー
    ラーの曲面へ巻回して、その略円形の断面形状の接線方
    向に垂直に適宜圧力で加圧する加圧機構と、前記加圧機
    構の圧力を前記ヒートローラーの曲面上でライナーに直
    接加圧する帯体と、ライナーの搬送路中、前記ヒートロ
    ーラーと平行にその前後に配されて、ライナーをヒート
    ローラーに巻回させる略円柱形状の2本のガイドローラ
    ーと、前記加圧機構にて圧力の調整をする加圧調整機構
    とにより形成され、前記加圧機構は、粉体或いは粒体を
    袋内につめた加圧体を、帯体を介して、ヒートローラー
    の曲面へ巻回されたライナーの上に載置する、又は機械
    的に押圧する、ことを特徴とする加圧機構を有するライ
    ナープレヒーター装置。
JP1993017534U 1993-03-16 1993-03-16 加圧機構を有するライナープレヒーター装置 Expired - Lifetime JP2565183Y2 (ja)

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JPH0668823U true JPH0668823U (ja) 1994-09-27
JP2565183Y2 JP2565183Y2 (ja) 1998-03-11

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61173923A (ja) * 1985-01-30 1986-08-05 三菱重工業株式会社 シングルフエ−サ
JPS6350115U (ja) * 1986-09-19 1988-04-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61173923A (ja) * 1985-01-30 1986-08-05 三菱重工業株式会社 シングルフエ−サ
JPS6350115U (ja) * 1986-09-19 1988-04-05

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