JPH0668704B2 - 電気暖房器 - Google Patents

電気暖房器

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JPH0668704B2
JPH0668704B2 JP63202230A JP20223088A JPH0668704B2 JP H0668704 B2 JPH0668704 B2 JP H0668704B2 JP 63202230 A JP63202230 A JP 63202230A JP 20223088 A JP20223088 A JP 20223088A JP H0668704 B2 JPH0668704 B2 JP H0668704B2
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JP
Japan
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temperature
timer
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heating means
time
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勲 栗原
睦雄 西村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は例えば電気毛布、電気カーペツト等の電気暖房
器に関する。
(ロ)従来の技術 従来、使用開始時に毛布などの器具本体を最高温度に自
動設定して急速に暖め、充分に暖まった後自動的に温度
設定を通常使用時の温度に戻すものは、例えば実開昭55
−159412号公報、特開昭56−168384号公報に開示されて
いる。前者は、スイッチの閉成によりタイマーが一定時
間作動し、このタイマーの作動中は通常の温度設定とは
関係なくヒーターにフル通電するものであり、後者は、
使用初期に器具本体の温度が最高温度に達するまでの時
間に応じてフル通電の時間を自動的に設定するものであ
る。
ところが、前者は、前記スイッチの閉成の都度一定時間
フル通電される構成であるため、器具本体温度が設定温
度に達して安定している状態で前記スイッチを閉成する
と、器具本体の温度が充分暖まっているにも係わらず、
器具本体が暖まっていない初期状態と同じ時間フル通電
されるため、長時間高温状態が保持され、使用者に暑苦
しさを与えてしまう。
また、後者は、前者のような操作手段を備えていないの
で、使用初期に限り器具本体を最高温度まで加熱するこ
とができるのみであり、設定温度に達した後は、使用初
期と同じような状態とすることはできない。仮に、設定
温度に達した後も使用初期と同じような状態とすること
ができるとしても、フル通電の時間は最高温度に達する
までの時間に応じて設定されるので、器具本体の温度を
多少上昇させればよい場合であっても、器具本体は最高
温度まで必ず加熱されると共に、周囲温度が低く器具本
体の温度が最高温度に上昇しない、あるいは最高温度に
上昇するまでに長時間要する場合は、器具本体が使用者
の希望しない温度に長時間保持されてしまい、前者の場
合と同じく使用者に暑苦しさを与えてしまう。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は上記の問題点を解決し、使い勝手のよい電気暖
房器を提供することを課題とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、器具本体を設定温度に係わらず所定の高温度
まで加熱するように加熱手段を制御する速熱手段と、こ
の速熱手段の作動時間を設定する第1タイマーを備える
電気暖房器において、前記第1タイマーよりも短時間に
設定された第2タイマーを設けるとともに、前記速熱手
段は、器具本体の温度が設定温度に到達するまでに作動
操作されると前記第1タイマーによって設定された時間
作動し、器具本体の温度が設定温度に到達後に作動操作
されると前記第2タイマーによって設定された時間作動
する構成としたものである。
(ホ)作用 設定温度に達するまでの比較的低い時に速熱手段が操作
されたときは第1タイマーを作動して器具本体を長時間
高温度で加熱して急速に暖かくし、設定温度に到達後の
器具本体が比較的暖かく保持されているときに速熱手段
が操作されたときは第2タイマーを作動して短時間高温
度で加熱する。
(ヘ)実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。(1)は器具
本体(図示せず)を加熱するヒーター等の加熱手段、
(2)はサーミスタ(3)を接続した器具本体の温度を検出す
る温度検出手段、(4)は前記器具本体を所望温度に設定
する温度設定手段、(5)は前記温度検出手段(2)の温度デ
ータと前記温度設定手段(4)の設定データとを比較する
第1判定手段で、器具本体の温度が温度設定手段(4)に
よる設定温度以下の場合に出力を「H」とする。(6)は
前記温度検出手段(2)の温度データと前記温度設定手段
(4)の設定データとを比較する第2判定手段で、設定温
度以上の場合に出力を「H」とする。(7)は選択スイツ
チ(8)と速熱回路(9)とよりなる速熱手段で、選択スイツ
チ(8)の操作により後述する制御手段(13)を介して加熱
手段(1)を作動し器具本体を高温度で加熱する。この場
合の高温度は温度設定手段(4)により設定される「強」
の状態で加熱される様に設定されている。前記選択スイ
ツチ(8)は押圧操作毎に速熱回路(9)の出力(S1)と出力(S
2)が交互に「H」となる。(10)はセツト端子(S)を前記
第1判定手段(5)の出力側に接続しリセツト端子(R)を前
記速熱回路(9)の出力(S2)側に接続した40分計の第1
タイマー、(11)はセツト端子(S)を前記第2判定手段(6)
の出力側に接続しリセツト端子(R)を前記速熱回路(9)の
出力(S2)側に接続した15分計の第2タイマー、(12)は
速熱回路(9)の出力(S1)と第2判定手段(6)の出力(S5)の
夫々を入力側に接続し出力を第2タイマー(11)に接続し
たANDゲートである。
(13)は入力側に速熱回路(9)の出力(S1)と第1及び第2
タイマー(10),(11)の出力と前記第1及び第2判定手段
(5),(6)の出力を接続したマイクロコンピユータよりな
る制御手段、(14)は該制御手段の出力側に接続した表示
器で、例えば速熱手段(7)の作動状態や温度設定手段(4)
による設定温度を表示する。
次に動作について第1図及び第2図に基づき述べる。先
ず、使用開始前に速熱手段(7)を操作し急激に器具本体
を暖める場合について説明する。始めに、温度設定手段
(4)により設定温度を例えば「中」とし選択スイツチ(8)
を一度だけ押圧操作すると速熱回路(9)の出力(S1)が
「H」となり制御手段(13)に入力されると共に出力(S2)
は「L」となつている。一方、器具本体の温度はサーミ
スタ(3)により抵抗値変化に変換しこの抵抗値を温度検
出手段(2)が電圧レベルとして出力し、この時の温度デ
ータは温度設定手段(4)の「中」の設定データと比較さ
れるが、器具本体が設定温度に達していないために第1
判定手段(5)の出力(S3)が「H」となり制御手段(13)に
入力されると共に第1タイマー(10)のセツト端子(S)に
入力され第1タイマー(10)がカウントスタートし出力(S
4)が「H」となり該第1タイマーは40分間のカウント
を行うが、この間は第2図に示す様に制御手段(13)に予
め入力されたプログラムの内容に基づき設定温度が
「強」の場合と同様に加熱手段(1)を作動し器具本体を
急速に暖める。
もし、第1タイマー(10)のカウント中において速熱動作
を中止する場合は、選択スイツチ(8)を一度だけ押圧操
作することにより速熱回路(9)の出力(S1)が「L」とな
り制御手段(13)への入力がなくなると共に出力(S2)が
「H」となり第1タイマー(10)がリセツトされ出力(S4)
の出力が「L」となり出力(S1)と(S4)が「L」となつた
ことを判定した制御手段(13)は加熱手段(1)の加熱動作
を停止すると共に出力(S6)によつて速熱回路(9)の出力
(S1)を「L」に出力(S2)を「H」にする。
速熱動作中において、やがて器具本体の温度が上昇する
と共に第1タイマー(10)がカウントアツプしてその出力
(S4)が「L」になると、制御手段(13)は速熱動作を停止
する。このため、器具本体の温度が低下し設定温度
「中」のレベルまで達すると、第1判定手段(5)の出力
(S3)は速熱手段動作中の(P)点ですでに「L」となつて
おり、また第2判定手段(6)の出力(S5)は「H」となつ
ているため、この出力状態を検出した制御手段(13)は温
度設定手段(4)で設定された「中」の温度を維持するよ
うに加熱手段(1)を制御する。
斯して、器具本体は設定温度「中」で維持されている
が、就寝中に外気温が低下し或は使用者が小用後に器具
本体に入つた場合は器具本体の温度が低下しているた
め、速熱手段(7)を作動して高温度にする場合について
述べる。この場合は選択スイツチ(8)を第2図の(Q)点で
一度だけ操作して速熱回路(9)の出力(S1)を「H」にす
ると第2判定手段(6)の出力(S5)はすでに「H」となつ
ているためANDゲート(12)を介して第2タイマー(11)
のセツト端子(S)に入力され第2タイマー(11)がカウン
トスタートし出力(S7)によつて15分間制御手段(13)を
介して加熱手段(1)を作動する。この時、加熱手段(1)は
設定温度「強」のレベルで器具本体を暖めるが、前述の
第1タイマー(10)に較べて加熱手段(1)の作動時間が短
いために器具本体の温度は約6℃程度(器具本体が20
℃の時)しか上昇しない。第2タイマー(11)がカウント
アツプし制御手段(13)の出力(S6)によつて速熱回路(9)
の出力(S1)を「L」にすると共に再び温度設定手段(4)
で設定された「中」の温度を維持する。
使用開始前に速熱手段(7)を作動しない場合は、速熱回
路(9)の出力(S1)が「L」であり、第2図破線の様に器
具本体の温度が上昇し、以後設定温度「中」で安定して
制御されるが、この安定制御中において選択スイツチ
(8)が一度だけ押圧操作された場合は前述と同様に第2
タイマー(11)によつて15分間加熱手段を作動する。
(ト)発明の効果 以上の様に本発明によれば、設定温度に達するまでに速
熱手段が作動操作されると、速熱手段は第1タイマーに
よって設定された比較的長い時間作動して器具本体を急
速に暖めることができると共に、設定温度に達した後に
速熱手段が作動操作されると、速熱手段は第2タイマー
によって設定された比較的短い時間作動して器具本体を
ある程度暖めることができ、器具本体の温度の高低に応
じた器具本体の加熱制御を行うことができる。
特に、器具本体の温度が設定温度に達した後に速熱手段
が作動操作された場合は、その作動時間を使用初期の場
合に比べて短くしているので、器具本体の温度が使用者
の意に反して高温に長時間保持されるという不都合を解
消することができ、使い勝手を良好とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気暖房器の概略ブロツク図、第2図
は器具本体の温度変化を示す特性図である。 (1)……加熱手段、(2)……温度検出手段、(4)……温度
設定手段、(7)……速熱手段、(10)……第1タイマー、
(11)……第2タイマー、(13)……制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−168384(JP,A) 特開 昭54−138981(JP,A) 実開 昭55−159414(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】器具本体を加熱する加熱手段と、前記器具
    本体の温度を検出する温度検出手段と、前記器具本体の
    温度を所望の温度に設定する温度設定手段と、前記温度
    検出手段の検出温度と前記温度設定手段の設定温度との
    比較結果に基づき前記加熱手段を制御し、前記器具本体
    の温度を設定温度に保持する制御手段と、所定の操作に
    よって作動し、前記器具本体を前記設定温度に係わらず
    所定の高温度まで加熱するように前記加熱手段を制御す
    る速熱手段と、該速熱手段の作動時間を設定する第1タ
    イマーを備える電気暖房器において、 前記第1タイマーよりも短時間に設定された第2タイマ
    ーを設けるとともに、前記速熱手段は、前記器具本体の
    温度が設定温度に到達するまでに作動操作されると前記
    第1タイマーによって設定された時間作動し、前記器具
    本体の温度が設定温度に到達後に作動操作されると前記
    第2タイマーによって設定された時間作動する構成とし
    たことを特徴とする電気暖房器。
JP63202230A 1988-08-12 1988-08-12 電気暖房器 Expired - Fee Related JPH0668704B2 (ja)

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